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JP5374048B2 - ウォームのシミュレーション研削方法及びウォーム研削システム - Google Patents

ウォームのシミュレーション研削方法及びウォーム研削システム Download PDF

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JP5374048B2 JP2008003065A JP2008003065A JP5374048B2 JP 5374048 B2 JP5374048 B2 JP 5374048B2 JP 2008003065 A JP2008003065 A JP 2008003065A JP 2008003065 A JP2008003065 A JP 2008003065A JP 5374048 B2 JP5374048 B2 JP 5374048B2
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Description

本発明は、ウォーム歯車ユニットとなるウォームの仕上げ研削方法に関し、特に、仮想のウォームホイールと仮想のウォームとの噛み合い回転動作中の歯当りを図上シミュレーションによって表示し、ウォーム研削条件を設定し、ウォームを研削するウォームのシミュレーション研削方法及びウォーム研削システムに関する。
従来のウォームの歯の研削を行うとき、ウォームとウォームホイールの最適歯当りを得るためには、図10のウォーム研削工程に示すように、ホブ盤によるウォームホイールの歯を切削し(ステップE1)、加工者の経験や勘に基づき最適加工条件を設定してウォームを研削(ステップE2)後、ウォームとウォームホイールをセットで歯当り検査(ステップE3)を実施するようにしているが、最適な歯当りを得るまでには、ウォームの歯の研削と歯当り検査を数回実施することが必要であった。
このようなウォーム歯車に限らず研削加工を要する歯車の研削加工には、多くの手数と時間がかかり、生産コストも高くなるので、歯車や切削工具の形状・寸法から歯車の噛み合い状態をCAD(Computer Aided Design)のモニターにシミュレーション図示して加工条件を設定し、歯車加工する方法が提案されてきた。特許文献1に示す従来例は、5軸制御マシニングセンターを用いて歯車を加工するときに、歯車の加工のための基本諸元と、その基本諸元を修正する歯面形状ファクターとから、5軸の各作動の相関関係式を求め、その相関関係式から噛み合い状態の歯面形状をモニターにシミュレーション図示して最適の切削条件を見つけてNC(Numerical Control)プログラムを作成し、所要の歯車を得ようとするものである(特許文献1の図7参照)。
また、特許文献2に示す従来例は、差動歯車のピニオンとギアのセットを例に挙げて、1対の歯車からなる歯車セットの解析と、歯車セットの諸元と、歯面の測定データとにより歯車の噛み合い状態をモニターにシミュレーション図示して歯面のデータを解析し所要の切削条件を見つけようとするものである(特許文献2の図4または図5参照)。
特開平6−31532号公報 特許第3132920号公報
しかしながら、従来のウォーム歯車の研削加工方法は、多くの手数と時間がかかり、生産コストも高くなるという問題がある。また、特許文献1で提案された従来例の5軸制御マシニングセンターの各作動の相関関係式から噛み合い状態の歯面形状をシミュレーションして、NCプログラムを作成し所要の歯車を加工する方法、また、特許文献2で提案された差動歯車のピニオンとギアのセットの歯車の噛み合い状態をシミュレーションして歯面のデータを解析し所要の切削条件を見つける方法は、ホブ盤によるウォームホイール切削加工とウォーム歯車の研削加工の場合の良好な歯当りを得るための作業には直接は適用できないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ホブ盤により加工されたウォームホイールに噛み合うウォーム歯車を研削加工する場合、数回の歯当り検査を行う必要がなく、良好な歯当りを得ることができるウォーム歯車の歯当りをシミュレーション解析し、最適な研削加工方法が得られるウォームのシミュレーション研削方法及びウォーム研削システムを提供することを目的とする。
上記の問題点に対し、本発明は以下の各手段により課題の解決を図る。
(1)第1の手段のウォームのシミュレーション研削方法は、ホブ盤のホブの形状寸法を測定し、コンピュータが、該ホブにより切削された仮想のウォームホイールの形状寸法と、基本諸元通りに形成されたウォーム研削砥石により研削された仮想のウォームの形状寸法とを組み合わせた状態で前記コンピュータの表示装置に2次元又は3次元図示し、前記コンピュータが、同図において前記仮想のウォームと前記仮想のウォームホイールとをそれぞれの回転軸上で回転し、前記コンピュータが、前記仮想のウォームホイールの1点の座標X、Yと、相対する前記仮想のウォームの接触線上の座標(X、Yが等しい前記仮想のウォームの歯面座標)とを前記仮想のウォームの母線より算出し、前記コンピュータが、前記仮想のウォームと前記仮想のウォームホイールとを相対的に回転して前記仮想のウォームの歯面と前記仮想のウォームホイールの歯面とが前記母線上でZ軸方向の位置差即ち歯面間のギャップ(又は食い込み寸法)がゼロになるように近づけ、前記コンピュータが、この当り面(点)位置を前記仮想のウォームホイール又は前記仮想のウォームの回転角での前記仮想のウォームホイール歯面全域に対して繰り返し、前記コンピュータが、前記図上で歯面上に歯当り点(線)を連続表示し、前記仮想のウォームと前記仮想のウォームホイールとの歯当りが最適となる前記ウォーム研削砥石による前記仮想のウォームの研削条件を見つけ出し、ねじ切り旋盤により切削形成されたウォームを前記見つけ出した研削条件に従って前記ウォーム研削砥石により研削仕上げをすることを特徴とする。
(2)第2の手段のウォームのシミュレーション研削方法は、上記(1)のウォームのシミュレーション研削方法において、前記表示装置の画面を記録、印刷し、当り面の解析と砥石の形状、研削深さ、角度を修正することを特徴とする。
(3)第3の手段のウォームのシミュレーション研削方法は、上記(1)または(2)の手段のウォームのシミュレーション研削方法において、前記図上で前記仮想のウォームの歯と前記仮想のウォームホイールの歯との間に潤滑油膜導入隙間を設けるため前記仮想のウォームの歯のクラウニングの条件を設定し、ウォーム粗仕上げ材を前記の設定された研削条件及びクラウニングの条件に従って研削仕上げすることを特徴とする。
(4)第4の手段のウォーム研削システムは、ウォームホイール用ホブの形状寸法を測定する形状寸法測定手段と、形状寸法測定手段によって測定されたホブの切れ刃部の寸法諸元と、該ホブにより切削されたウォームホイールの歯形状の諸元と、前記ウォームの仕上がりの寸法諸元と、ウォームとウォームホイールが組み合わされるときの各基準線位置と、ウォーム研削条件とを記憶する記憶部と、前記ウォーム研削条件をコンピュータへ入力する入力手段と、該入力手段より入力された諸元により前記仮想のウォームホイールと前記仮想のウォームを組み合わされた状態で2次元又は3次元シミュレーション図示できる表示装置と、シミュレーション画面を記録、印刷する手段とを備えた前記コンピュータと、ウォーム研削装置とにより構成され、上記(1)〜(3)の方法によりウォームの研削を行うことを特徴とする。
(5)第5の手段のウォーム研削システムは、上記(4)に記載のウォーム研削システムにおいて、前記記憶部が、前記形状寸法測定手段によって測定されたホブの切れ刃部の寸法諸元が記憶されているホブ寸法諸元記憶部と、前記ホブにより切削されたウォームホイールの歯形状の諸元が記憶されているウォームホイール歯形状諸元記憶部と、前記ウォーム研削条件が記憶されているウォーム研削条件記憶部と、を少なくとも有し、前記コンピュータが、前記ウォームホイール歯形状諸元記憶部から読み出したウォームホイールの歯形状の諸元と、前記ウォーム研削条件記憶部から読み出したウォーム研削条件とに基づいて、前記仮想のウォームを生成する仮想ウォーム生成部と、前記ホブ寸法諸元記憶部から読み出したホブの切れ刃部の寸法諸元に基づいて、前記仮想のウォームホイールを生成する仮想ウォームホイール生成部と、前記仮想ウォーム生成部が生成した仮想のウォームと、前記仮想ウォームホイール生成部が生成した仮想のウォームホイールとを、前記表示装置に表示する仮想表示制御部と、前記表示装置に表示した画像情報のチェックにより入力された更新情報に基づいて、前記ウォーム研削条件記憶部に記憶されているウォーム研削条件を更新するウォーム研削条件更新部と、を有することを特徴とする。
(6)第6の手段のウォーム研削システムは、上記(5)に記載のウォーム研削システムにおいて、前記記憶部が、前記ウォームと前記ウォームホイールが組み合わされるときの各基準線位置が記憶されている各基準線位置記憶部、を有し、前記仮想表示制御部が、前記各基準線位置記憶部から読み出した各基準線位置に基づいて、前記仮想のウォームと前記仮想のウォームホイールとを組み合わせた状態で、前記表示装置に表示することを特徴とする。
この発明によれば、ウォームホイールを切削するホブの切削歯の形状寸法を詳細に把握し、該カッターにより切削された仮想のウォームホイールの形状寸法とウォームを組み合わされ噛み合い回転する状態をコンピュータの表示装置に2次元又は3次元シミュレーション図示し、同図によってウォームとウォームホイールの歯当りが最適となるウォームの研削砥石の研削条件を見つけ出して設定し、前記ホブ盤でウォームホイール切削し、ウォームを前記の研削条件に従って研削仕上げするようにしたので、ウォームとウォームホイールの実機における歯当り検査は、最終工程における確認が必要な場合以外は必要なく、ウォームの仕上げ研削は一度で済み、生産工程が短くなって低コストで、再現性がある正確なウォームの仕上げが可能となるという効果を奏する。
(第1の実施の形態)
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。まず、第1の実施の形態のウォームのシミュレーション研削方法を、図1から図6に基づいて説明する。図1は第1の実施の形態に係わるウォームとウォームホイールの加工設備1と、加工設備1を制御するコンピュータシステム2等とを示すブロック図である。なお、このコンピュータシステム2は、ウォームとウォームホイールの諸元を3次元図示し、図上でウォームとウォームホイールを回転軸上で回転して噛み合わせ、歯当りを表示し、最適研削条件を設定する。
図2は、ウォームとウォームホイールの加工工程と、ウォームとウォームホイールの噛み合い状態と歯当りを表示し、最適研削条件を設定する工程ブロック図である。図3は、ウォームホイールの歯を切削するホブ20の側面図(1部断面図)である。図4は、図3のホブ20をA方向から見た正面図である。図5は、図3のホブ20の斜視図である。図6は、図5のホブ20の切れ刃25の詳細な形状寸法(寸法諸元)を計測するプローブ26と寸法計測方法とを示す斜視図である。図7は、一例としてのコンピュータシステム2の構成を示すブロック図である。
次に、図1により、ウォームとウォームホイールの加工設備1と、ウォームとウォームホイールの歯当りを3次元表示するコンピュータシステム2等との組み合わせ構成について説明する。
ウォームとウォームホイールの加工設備1は、ホブ研削砥石18とウォームホイール歯切り用ホブ20を取り付けたホブ盤12と、ホブ20の切れ刃25(図3参照)の形状寸法を測定する高精度のプローブ26等からなるホブ形状寸法測定器13と、ウォーム研削砥石諸元又は測定器31と、ウォーム研削砥石16aを取り付けたウォーム研削盤16とで構成される。
コンピュータシステム2は、ウォームホイール完成品14とウォーム完成品17とを噛み合わせた状態での歯当りをシミュレーションする。このコンピュータシステム2は、コンピュータ21と、コンピュータ21を操作するための操作パネル23と、ウォームホイール14とウォーム17を噛み合わされた状態で3次元シミュレーション図示できる3次元表示装置(3次元図形表示装置)などであるモニター22と、モニター22の表示図を記録する記録媒体19とを備えた構成である。
なお、操作パネル23とは、たとえば、キーボード、マウス等の入力装置である。また、記録媒体19とは、記憶部であり、ホブ形状寸法測定器13によって測定されたホブ20の切れ刃部の寸法諸元と、該ホブカッターにより切削されたウォームホイールの歯形状の諸元と、前記ウォームの仕上がりの寸法諸元と、ウォームとウォームホイールが組み合わされるときの各基準線位置と、ウォーム研削条件(回転、移動、砥石の移動速度と方向等)とを記憶する。なお、モニター22として、3次元表示装置に代えて2次元表示装置を採用してもよい。
ホブ20は、図3の側面断面図、図4の正面図、図5の斜視図で示したように、ウォーム17と同じ断面形状の切れ刃25を、同切れ刃25の捩れ角と同じ角度の溝により等分に切り分け(図3から図5では8等分)、切断面が切れ刃25となるように側面に逃げ面が加工されたものである。このホブ20は、ホブ盤12の回転軸にワークであるウォームホイール粗仕上げ材11に対し、ウォームホイール14の歯のピッチ角に合わせてホブ20の回転軸を斜めに取り付け、ウォームホイール粗仕上げ材11と相対的な噛み合い回転をしながら、同時に軸方向にも進みながら切削を行う。
ホブ20の切れ刃25を測定するホブ形状寸法測定器13には、図6に示すようなプローブ26が取り付けられている。このプローブ26により、ホブ形状寸法測定器13は、切れ刃25の高さを図中の符号a1〜a6等で示されるような、予め定められた等分割で、細かく等分割して測定する。また、このプローブ26により、ホブ形状寸法測定器13は、切れ刃25の刃巾寸法を、図中の符号b1〜b7の様に高精度に測定する。
次に、図2の工程ブロック図により、ウォームとウォームホイールの加工工程と、ウォームとウォームホイールの歯当りシミュレーションする場合のコンピュータシステム2の動作について説明する。
ステップC1:ウォーム研削砥石16aの形状寸法を測定する。
ステップC2:ウォーム研削砥石16aにより研削された仮想ウォーム170の完成品をモニター22に3次元直交座標表示する。
ステップC3:仮想ウォーム170の歯形に潤滑油用油膜入口隙間用クラウニング修正する。
ステップC4:ホブ形状寸法測定器13によってホブ20の切れ刃25の形状寸法を測定する。
ステップC5:ホブ20により切削された仮想ウォームホイール140をモニター22に3次元直交座標表示する。
ステップC6:モニター22に表示された前記仮想ウォームホイール140と前記仮想ウォーム170とを、共通の(噛み合い)接触線位置に座標移動し、相対的に噛み合い回転して歯当りをチェックし、最適の歯当りが得られる同仮想ウォーム170の研削条件を見出し確定する。
ステップC7:ステップC6において確定した研削条件に従って、ねじ切り旋盤により粗く切削形成されたウォーム粗仕上げ材15に対して、ウォーム研削盤16により、歯の仕上げ研削を行い、ウォーム完成品17とする。
ステップC8:ウォームホイール粗仕上げ材11に対して、ホブ盤12により、歯の切削を仕上げ、ウォームホイール完成品14とする。
ステップC9:ウォームホイール完成品14とウォーム完成品17とを組み合わせて、歯当り検査を行う。但し、この検査は念のため或いは抜き取り検査とし、全数について実施する必要はない。
ステップC10:ウォームギヤ(ウォーム完成品17とウォームホイール完成品14とのセット)が完成する。
以上のように、仮想ウォームホイール140と仮想ウォーム170とを組み合わせ、噛み合い回転する状態をコンピュータシステム2のモニター22に3次元図示し、同図によって仮想ウォームホイール140と前記仮想ウォーム170との歯当りが良いことを確認することによりウォーム完成品17とウォームホイール完成品14との歯当りが良いことを確認し、最適となるウォームの研削砥石の研削条件によりウォーム完成品17を研削仕上げするようにしたので、ウォーム完成品17とウォームホイール完成品14との実機における歯当り検査は、最終工程における確認が必要な場合以外は必要なく、ウォームの仕上げ研削は一度で済み、生産工程が短くなり、そのため低コストとなり、再現性がある正確なウォームの仕上げが可能となる。
上記ステップC1からステップC6を実行するために、コンピュータシステム2のコンピュータ21は、たとえば、図7に示すように、ウォーム研削砥石形状寸法測定部211、ウォーム研削砥石形状寸法記憶部(ウォームホイール歯形状諸元記憶部)212、研削条件記憶部(ウォーム研削条件記憶部)213、仮想ウォーム生成部214、仮想表示制御部215、ホブ形状寸法測定部216、ホブ形状寸法記憶部(ホブ寸法諸元記憶部)217、仮想ウォームホイール生成部218という構成を有する。なお、この図7では、図1の構成において、コンピュータシステム2のコンピュータ21に関する構成のみが記載してある。また、図7において、図1と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
ウォーム研削砥石形状寸法記憶部212には、ウォーム研削砥石16aの形状寸法、つまり、ホブカッターにより切削されたウォームホイールの歯形状の諸元が記憶されている。研削条件記憶部213には、ウォームの研削砥石の研削条件(回転、移動、砥石の移動速度と方向等)が、予め記憶されている。なお、この研削条件記憶部213に記憶されている研削条件は、たとえば、初期値としての研削条件であり、その後、仮想表示制御部215により更新される。
ウォーム研削砥石形状寸法測定部211は、ウォーム研削砥石16aの形状寸法を、ウォーム研削砥石形状寸法記憶部212に記憶させる。たとえば、ウォーム研削砥石形状寸法測定部211は、測定器により測定したウォーム研削砥石16aの形状寸法を、ウォーム研削砥石形状寸法記憶部212に記憶させる。
仮想ウォーム生成部214は、ウォーム研削砥石形状寸法記憶部212から読み出したウォーム研削砥石16aの形状寸法と、研削条件記憶部213から読み出したウォームの研削砥石の研削条件とに基づいて、仮想ウォーム170を生成する。
ホブ形状寸法記憶部217には、ホブ20の切れ刃25の形状寸法が記憶されている。ホブ形状寸法測定部216は、ホブ形状寸法測定器13によって測定されたホブ20の切れ刃25の形状寸法を、ホブ形状寸法記憶部217に記憶させる。仮想ウォームホイール生成部218は、ホブ形状寸法記憶部217から読み出したホブ20の切れ刃25の形状寸法に基づいて、仮想ウォームホイール140を生成する。
仮想表示制御部215は、仮想ウォーム生成部214が生成した仮想ウォーム170をモニター22に表示するとともに、仮想ウォームホイール生成部218が生成した仮想ウォームホイール140をモニター22に表示する。また、仮想表示制御部215は、モニター22に表示された仮想ウォーム170と仮想ウォームホイール140とに対して、操作パネル23から入力された制御情報に基づいて、共通の(噛み合い)接触線位置に座標移動し、相対的な噛み合い回転などを、モニター22に表示する。
なお、コンピュータ21が、ウォームとウォームホイールが組み合わされるときの各基準線位置が記憶されている各基準線位置記憶部を有していてもよい。この場合、仮想表示制御部215は、各基準線位置記憶部から読み出した各基準線位置に基づいて、仮想ウォーム170と仮想ウォームホイール140とを、共通の(噛み合い)接触線位置に座標移動し、相対的な噛み合い回転などを、モニター22に表示する。また、操作パネル23からの入力に基づいて、仮想表示制御部215が、各基準線位置記憶部に記憶されている各基準線位置の値を更新するようにしてもよい。
ここでは、モニター22に表示された画像情報に基づいて、コンピュータシステム2の操作者が、相対的な噛み合い回転などのチェックを行う。なお、仮想表示制御部215が、モニター22に表示された画像情報に基づいて、相対的な噛み合い回転などをチェックするようにしてもよい(後述する第2の実施の形態を参照)。
また、仮想表示制御部215は、研削条件記憶部213に記憶されているウォームの研削砥石の研削条件を、仮想ウォーム170と仮想ウォームホイール140とについて、最適の歯当りが得られるように更新する。例えば、上記チェックについて、操作者が操作パネル23を介して仮想表示制御部215にウォームの研削砥石の研削条件の更新情報を入力し、仮想表示制御部215が、入力された更新情報に基づいて、研削条件記憶部213に記憶されているウォームの研削砥石の研削条件を更新する。この更新情報とは、たとえば、当り面の解析と必要に応じて砥石の形状、研削深さ、角度等を修正する情報である。なお、この研削条件記憶部213に記憶されているウォームの研削砥石の研削条件の更新は、仮想表示制御部215が有するウォーム研削条件更新部が実行してもよい。
また、仮想ウォーム生成部214は、研削条件記憶部213に記憶されているウォームの研削砥石の研削条件を更新されたことに応じて、ウォーム研削砥石形状寸法記憶部212から読み出したウォーム研削砥石16aの形状寸法と、研削条件記憶部213から読み出したウォームの研削砥石の研削条件であって、更新されたウォームの研削砥石の研削条件とに基づいて、仮想ウォーム170を生成する。
また、仮想表示制御部215は、更新されたウォームの研削砥石の研削条件に基づいて仮想ウォーム生成部214が生成した仮想ウォーム170を、モニター22に表示し、再度、仮想ウォーム170と仮想ウォームホイール140とについて、相対的な噛み合い回転などをチェックする。
以上のように、仮想表示制御部215が、研削条件記憶部213に記憶されているウォームの研削砥石の研削条件を更新するとともに、該更新されたウォームの研削砥石の研削条件に基づいて、仮想ウォーム170と仮想ウォームホイール140との相対的な噛み合い回転などをチェックする。このように、仮想表示制御部215により、ウォームの研削砥石の研削条件の更新と、相対的な噛み合い回転などのチェックとが、繰り返されることにより、最適の歯当りが得られるウォームの研削砥石の研削条件が得られる。また、繰り返しの結果として得られた最適の歯当りが得られるウォームの研削砥石の研削条件が、仮想表示制御部215により、研削条件記憶部213に記憶される。
その後、上記に説明したステップC7において、研削条件記憶部213に記憶されているウォームの研削砥石の研削条件に従って、ねじ切り旋盤により粗く切削形成されたウォーム粗仕上げ材15に対して、ウォーム研削盤16により、歯の仕上げ研削を行うことにより、ウォーム完成品17が生成される。
なお、上記で説明したウォーム研削砥石形状寸法記憶部212、研削条件記憶部213、および、ホブ形状寸法記憶部217は、記録媒体19が有するようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態のウォームのシミュレーション研削方法は、ウォームとウォームホイールの設計諸元とホブの形状、ホブ研削砥石の形状、研削方式等から計算して求められる仮想のウォームとウォームホイールの歯面、接触線、当り面等を数式で表し、座標でコンピュータの表示装置に3次元図示し、シミュレーションによりウォームとウォームホイールの噛み合い当り面を調べてホブ研削砥石、ウォーム研削砥石の形状研削方法を得る方法である。
図8は、第2の実施の形態に係わるモニター22に表示されるウォームとウォームホイールの歯当り解析手順を説明する各側面図(図8−1〜図8−5)である。図9は、モニター22に表示されるウォームの歯面とウォームホイールの歯面のギャップ計算手順を示す側面図(図9−1〜図9−4)である。
図8(図8−1〜図8−5)において、図8の冒頭の図(図8において、左上の図)は、仮想ホブ200と仮想ホブ研削用砥石180を示す図である。なお、この図において、仮想ホブ200を仮想ウォーム170とし、仮想ホブ研削用砥石180を仮想ウォーム研削砥石160aとすると、仮想ウォーム170と仮想ウォーム研削砥石160aの仕上げ研削時の図となる。
図8−1:仮想ホブ研削用砥石180と仮想ホブ200とが接触し、仮想ホブ研削用砥石180が仮想ホブ200を研削している図である。図中の符号126は、仮想ホブ200のピッチ径と仮想ホブ研削用砥石180のピッチ径とが接する点を通る接触線を示している。
図8−2:仮想ホブ200と仮想ウォームホイール140との接触面(切削線の経過)を示す図である。仮想ウォームホイール粗仕上げ材110が仮想ウォームホイール完成品141となる。
図8−3:仮想ウォーム研削砥石160aと仮想ウォーム粗仕上げ材150とが接触し、仮想ウォーム研削砥石160aが仮想ウォーム粗仕上げ材150を研削している図である。図中の符号127は、仮想ウォーム170のピッチ径と仮想ウォーム研削砥石160aのピッチ径とが接する点を通る接触線を示している。なお、この研削により、仮想ウォーム粗仕上げ材150が仮想ウォーム完成品171となる。
図8−4:図8−3をX座標方向から見た図である。
図8−5:仮想ウォーム完成品171と仮想ウォームホイール完成品141とをセット位置に組み合わせて、回転して、接触線を連続表示して接触面141bとして表示した図である。
以上説明したように、ウォームホイール完成品14の設計諸元と、仮想ホブ200を研削する仮想ホブ研削砥石180と仮想ホブ200との任意の角度位置における接触線126とから、仮想ホブ200の切れ刃25の形状(歯面形状)が得られる(図8−1参照)。
また、仮想ホブ200の歯面形状と、仮想ホブ200と仮想ウォームホイール140との接触線126とから、仮想ウォームホイール完成品141の歯面形状が求められる。(図8−2参照)
また、ホブ研削砥石18と略同じ砥面形状を有する仮想ウォーム研削砥石160aにより研削された仮想ウォーム170と、仮想ウォーム研削砥石160aとの接触線127とから、仮想ウォーム完成品171の歯面形状が求められる(図8−3、図8−4参照)。
仮想ウォーム完成品171の歯面形状と仮想ウォームホイール完成品141の歯面形状とにより求められる接触線を、コンピュータ21のモニター22に3次元図示し、仮想ウォーム完成品171と仮想ウォームホイール完成品141とを回転軸で回転して、両者の当り面(接触面141b)を表示し、ウォームの研削条件を判定し、同条件に従って研削仕上げをする(図8−5参照)。
なお、前記モニター22の画面を記録、印刷し、当り面の解析と、必要に応じて砥石の形状、研削深さ、角度等を修正するようにして、ウォームとウォームホイールの歯当りを最適とする。
次に、図9(図9−1〜図9−4)により、ウォーム17の歯面と、ウォームホイール14の歯面との、ギャップ計算手順を説明する。
ホブ20とウォームホイール14の接触線より求められたウォームホイール14の歯面座標X、Yと相対するウォーム17歯面座標(X、Yが等しいウォーム17の歯面座標)をウォーム17の母線より算出し、その結果得られた互いのZ軸方向の相違が歯面間のギャップ、又は食い込み寸法となる。
図9−1:ウォームホイール14の歯面から任意の点PのXY座標を選ぶ。
図9−2:任意の点PのXY座標に対する母線の半径方向位置u(半径方向位置)、回転傾き角度φ(中心線からの回転傾き角度)を算出する。
図9−3:算出された半径方向位置uと、回転傾き角度φとから、ウォーム17の歯面のZ座標を得る。
図9−4:ウォーム17の歯面のZ座標と、ウォームホイール14の歯面のZ座標との、ギャップGZを算出する。
図9−4の処理の後、図9−1からの処理を繰り返し、各ウォーム回転角でのホイール歯面全域に対して計算を繰り返す。
算出したギャップGZが0となるようにウォーム17を回転すれば、ウォームホイール14との歯と当ることができる。
なお、以上に図9を用いて説明したギャップ計算手順は、第1の実施の形態と同様に、コンピュータシステム2内で、シュムレーションとして実行される。たとえば、図9においては、ウォームホイール14、ウォーム17などを用いて説明しているが、コンピュータシステム2内では、ウォームホイール14に対応する仮想のウォームホイール、ウォーム17に対応する仮想のウォームなどを用いて、上記ギャップ計算手順を実行している。
以上説明した第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、ウォーム17とウォームホイール14の歯当りが良いことを確認し、最適となるウォームの研削砥石の研削条件によりウォーム17を研削仕上げするようにできるので、ウォーム17とウォームホイール14の実機における歯当り検査は、最終工程における確認が必要な場合以外は必要なく、ウォームの仕上げ研削は一度で済み、生産工程が短くなって低コストで、再現性がある正確なウォームの仕上げが可能となる。
なお、図1における記録媒体19は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−ROM等の読み出しのみが可能な記憶媒体、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせにより構成されるものとする。
また、図1におけるコンピュータ21は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、メモリおよびマイクロプロセッサにより実現させるものであってもよい。
なお、このコンピュータ21は専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、このコンピュータ21はメモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、コンピュータ21の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明の実施の形態に係わるウォームとウォームホイールの加工設備と、加工設備を制御するコンピュータシステムを示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係わるウォームとウォームホイールの加工工程と、ウォームとウォームホイールの噛み合い状態と歯当りを表示し、最適研削条件を設定する工程ブロック図である。 ウォームホイールの歯を切削するホブの側面(1部断面)図である。 図3のホブをA方向から見た側面図である。 図3のホブの斜視図である。 図4のホブの切り歯の詳細形状寸法を計測するプローブと寸法計測方法を示す斜視図である。 一例としてのコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係わるウォームとウォームホイールの歯当り解析手順を説明する各側面図(図8−1〜図8−5)である。 ウォームの歯面とウォームホイールの歯面のギャップ計算手順を示す側面図(図9−1〜図9−4)である。 従来のウォームの歯の研削工程図である。
符号の説明
11 ウォームホイール粗仕上げ材
12 ホブ盤
13 ホブ形状寸法測定器
14 ウォームホイール、ウォームホイール完成品
15 ウォーム粗仕上げ材
16 ウォーム研削盤
16a ウォーム研削砥石
17 ウォーム、ウォーム完成品
18 ホブ研削砥石
19 記録媒体
20 ホブ
21 コンピュータ
22 モニター
23 操作パネル
25 切れ刃
26 プローブ
126、127 接触線
140 仮想ウォームホイール
141 仮想ウォームホイール完成品
150 仮想ウォーム粗仕上げ材
160a 仮想ウォーム研削砥石
170 仮想ウォーム
171 仮想ウォーム完成品
200 仮想ホブ
211 ウォーム研削砥石形状寸法測定部
212 ウォーム研削砥石形状寸法記憶部
213 研削条件記憶部
214 仮想ウォーム生成部
215 仮想表示制御部
216 ホブ形状寸法測定部
217 ホブ形状寸法記憶部
218 仮想ウォームホイール生成部

Claims (6)

  1. ホブ盤のホブの形状寸法を測定し、
    コンピュータが、該ホブにより切削された仮想のウォームホイールの形状寸法と、基本諸元通りに形成されたウォーム研削砥石により研削された仮想のウォームの形状寸法とを組み合わせた状態で前記コンピュータの表示装置に2次元又は3次元図示し、
    前記コンピュータが、同図において前記仮想のウォームと前記仮想のウォームホイールとをそれぞれの回転軸上で回転し、
    前記コンピュータが、前記仮想のウォームホイールの1点の座標X、Yと、相対する前記仮想のウォームの接触線上の座標(X、Yが等しい前記仮想のウォームの歯面座標)とを前記仮想のウォームの母線より算出し、
    前記コンピュータが、前記仮想のウォームと前記仮想のウォームホイールとを相対的に回転して前記仮想のウォームの歯面と前記仮想のウォームホイールの歯面とが前記母線上でZ軸方向の位置差即ち歯面間のギャップ(又は食い込み寸法)がゼロになるように近づけ、
    前記コンピュータが、この当り面(点)位置を前記仮想のウォームホイール又は前記仮想のウォームの回転角での前記仮想のウォームホイール歯面全域に対して繰り返し、
    前記コンピュータが、前記図上で歯面上に歯当り点(線)を連続表示し、
    前記仮想のウォームと前記仮想のウォームホイールとの歯当りが最適となる前記ウォーム研削砥石による前記仮想のウォームの研削条件を見つけ出し、
    ねじ切り旋盤により切削形成されたウォームを前記見つけ出した研削条件に従って前記ウォーム研削砥石により研削仕上げをする
    ことを特徴とするウォームのシミュレーション研削方法。
  2. 請求項1に記載するウォームのシミュレーション研削方法において、
    前記表示装置の画面を記録、印刷し、
    当り面の解析と砥石の形状、研削深さ、角度を修正する
    ことを特徴とするウォームのシミュレーション研削方法。
  3. 請求項1または2に記載するウォームのシミュレーション研削方法において、
    記図上で前記仮想のウォームの歯と前記仮想のウォームホイールの歯との間に潤滑油膜導入隙間を設けるため前記仮想のウォームの歯のクラウニングの条件を設定し、
    ウォーム粗仕上げ材を前記の設定された研削条件及びクラウニングの条件に従って研削仕上げする
    ことを特徴とするウォームのシミュレーション研削方法。
  4. ウォームホイール用ホブの形状寸法を測定する形状寸法測定手段と、
    形状寸法測定手段によって測定されたホブの切れ刃部の寸法諸元と、該ホブにより切削されたウォームホイールの歯形状の諸元と、前記ウォームの仕上がりの寸法諸元と、ウォームとウォームホイールが組み合わされるときの各基準線位置と、ウォーム研削条件とを記憶する記憶部と、
    前記ウォーム研削条件をコンピュータへ入力する入力手段と、
    該入力手段より入力された諸元により前記仮想のウォームホイールと前記仮想のウォームを組み合わされた状態で2次元又は3次元シミュレーション図示できる表示装置と、
    シミュレーション画面を記録、印刷する手段と
    を備えた前記コンピュータと、
    ウォーム研削装置と
    により構成され、請求項1〜3の何れか1項に記載の方法によりウォームの研削を行うことを特徴とするウォーム研削システム。
  5. 前記記憶部が、
    前記形状寸法測定手段によって測定されたホブの切れ刃部の寸法諸元が記憶されているホブ寸法諸元記憶部と、
    前記ホブにより切削されたウォームホイールの歯形状の諸元が記憶されているウォームホイール歯形状諸元記憶部と、
    前記ウォーム研削条件が記憶されているウォーム研削条件記憶部と、
    を少なくとも有し、
    前記コンピュータが、
    前記ウォームホイール歯形状諸元記憶部から読み出したウォームホイールの歯形状の諸元と、前記ウォーム研削条件記憶部から読み出したウォーム研削条件とに基づいて、前記仮想のウォームを生成する仮想ウォーム生成部と、
    前記ホブ寸法諸元記憶部から読み出したホブの切れ刃部の寸法諸元に基づいて、前記仮想のウォームホイールを生成する仮想ウォームホイール生成部と、
    前記仮想ウォーム生成部が生成した仮想のウォームと、前記仮想ウォームホイール生成部が生成した仮想のウォームホイールとを、前記表示装置に表示する仮想表示制御部と、
    前記表示装置に表示した画像情報のチェックにより入力された更新情報に基づいて、前記ウォーム研削条件記憶部に記憶されているウォーム研削条件を更新するウォーム研削条件更新部と、
    を有することを特徴とする請求項4に記載のウォーム研削システム。
  6. 前記記憶部が、
    前記ウォームと前記ウォームホイールが組み合わされるときの各基準線位置が記憶されている各基準線位置記憶部、
    を有し、
    前記仮想表示制御部が、
    前記各基準線位置記憶部から読み出した各基準線位置に基づいて、前記仮想のウォームと前記仮想のウォームホイールとを組み合わせた状態で、前記表示装置に表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載のウォーム研削システム。
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