JP5369270B2 - 磁場センサ - Google Patents
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蓮見孝雄、電気工学必携 第3版、三省堂、pp.244-245 須山正敏、改版 電気磁気測定、コロナ社、pp.267-272 Yue Kuo, Thin film transistors, Material and processes Vol.2: Polycrystalline silicon thin film transistors, Kluwer Academic Publishers, pp.487-490
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、平面的・空間的に分布し且つ動的な磁場の測定を実現可能とする磁気センサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる他のひとつの磁場センサは、マトリクス状に配置された複数の要素回路と、前記マトリクス状の行方向に配置された複数の前記要素回路に接続された検出制御配線と、前記マトリクス状の列方向に配置された複数の前記要素回路に接続された、第1検出出力配線および第2検出出力配線と、前記マトリクス状に配置された前記要素回路の周辺領域において、前記マトリクス状の列方向に配置され、前記列方向の複数の要素回路の薄膜ホール効果素子を同時に電流駆動する駆動回路と、前記周辺領域に配置され、前記駆動回路と接続された電流供給配線と、駆動電位配線と、前記電流供給配線に駆動用の電流を供給する電流源と、各駆動回路毎に設けられた駆動制御配線と、共通電位配線と、を備え、前記要素回路の各々は、第1ホール電圧読出端子及び第2ホール電圧読出端子を有する前記薄膜ホール効果素子と、前記薄膜ホール効果素子のホール電圧を読み出す読出回路と、を含み、前記読出回路の各々は、第1読出用薄膜トランジスタと、第2読出用薄膜トランジスタと、を含み、前記第1読出用薄膜トランジスタのゲート端子は前記検出制御配線に接続され、前記第1読出用薄膜トランジスタのソース端子は前記第1検出出力配線と接続され、前記第1読出用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記第1ホール読出端子と接続され、前記第2読出用薄膜トランジスタのゲート端子は前記検出制御配線に接続され、前記第2読出用薄膜トランジスタのソース端子は前記第2検出出力配線と接続され、前記第2読出用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記第2ホール読出端子と接続され、前記駆動回路の各々は、第6駆動用薄膜トランジスタと、第7駆動用薄膜トランジスタと、第8駆動用薄膜トランジスタと、第9駆動用薄膜トランジスタと、第2電圧記憶用キャパシタと、から成る定電流回路を含み、前記第6駆動用薄膜トランジスタのゲート端子は前記駆動制御配線と接続され、前記第6駆動用薄膜トランジスタのソース端子は前記電流供給配線と接続され、前記第6駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記第7駆動用薄膜トランジスタのソース端子と接続され、前記第7駆動用薄膜トランジスタのゲート端子は前記駆動制御配線と接続され、前記第7駆動用薄膜トランジスタのソース端子は前記第6駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子と接続され、前記第7駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記第9駆動用薄膜トランジスタのゲート端子と接続され、前記第8駆動用薄膜トランジスタのゲート端子は前記駆動制御配線と接続され、前記第8駆動用薄膜トランジスタのソース端子は前記第6駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子と接続され、前記第8駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子は同列の先頭行の要素回路における前記薄膜ホール効果素子の第1電圧電流供給端子と接続され、前記第9駆動用薄膜トランジスタのゲート端子は前記第7駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子と接続され、前記第9駆動用薄膜トランジスタのソース端子は前記第2電圧記憶用キャパシタの第1端子と接続され、前記第9駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記第7駆動用薄膜トランジスタのソース端子と接続され、前記第2電圧記憶用キャパシタの第1端子は前記駆動電位配線と接続され、前記第2電圧記憶用キャパシタの第2端子は前記第9駆動用薄膜トランジスタのゲート端子と接続され、各要素回路において同列の要素回路の薄膜ホール効果素子は直列接続されており、最終行の要素回路の薄膜ホール効果素子の第2電圧電流供給端子は前記共通電位配線と接続されている。
上記目的を達成するために、本発明に係る磁場センサは、薄膜ホール効果素子が、マトリクス状に複数配置されたことを特徴とする。
このような特徴を有する磁場センサによれば、マトリクス状に配置された薄膜ホール効果素子の各々には、その配置箇所における測定対象の磁場に応じたホール電圧が発生するため、それら各薄膜ホール効果素子のホール電圧を測定して磁場(磁束密度)に換算することにより、従来のように局所的な磁場の測定ではなく、平面的・空間的に分布し且つ動的な磁場の測定を行うことが可能となる。
このようにマトリクスを構成する最小単位である要素回路に、薄膜ホール効果素子と読出回路とを備えることにより、確実且つ容易に個々の薄膜ホール効果素子にて発生するホール電圧の読み出しを行うことができる。
このようにホール電圧を直接読み出す方式を採用することにより、読出回路の回路構成を簡略化することができる。
このような構成によると、各行に対応する検出制御配線に読出タイミング制御信号を順次供給することで、各行毎に読出回路における第1読出用薄膜トランジスタ及び第2読出用薄膜トランジスタをオン状態にさせ、その際に各列に対応する第1検出出力配線と第2検出出力配線との間に生じる電位差を、読出タイミング制御信号が供給された行に属する各要素回路の薄膜ホール効果素子にて発生するホール電圧として測定することができる。
ホール電圧の応答速度はそれほど速くないので、直接ホール電圧を読み出す構成では、短い読み出し期間においてホール電圧を十分に読み出すことが困難な場合もあるが、この充電電圧をホール電圧として読み出す構成によると、ホール電圧を十分に時間をかけて充電するため、短い読み出し期間で十分にホール電圧を読み出すことができる。
このような構成とすることにより、薄膜ホール効果素子の第1ホール電圧読出端子と第2ホール電圧読出端子との端子間にホール電圧が発生すると、そのホール電圧によってキャパシタが充電され、満充電時の充電電圧はホール電圧と一致することになる。そして、各行に対応する検出制御配線に読出タイミング制御信号を順次供給して、各行毎に読出回路における第1読出用薄膜トランジスタ及び第2読出用薄膜トランジスタをオン状態にさせることにより、キャパシタの充電電圧をホール電圧として測定することができる。
先に説明した充電電圧をホール電圧として読み出す構成では、キャパシタに充電されたホール電圧の読み出し期間において、薄膜ホール効果素子からの再充電に起因するノイズが発生する虞がある。そこで、上記のように、第1読出用薄膜トランジスタ及び第2読出用薄膜トランジスタに対して相補型の第3読出用薄膜トランジスタ及び第4読出用薄膜トランジスタを追加することにより、このようなキャパシタの再充電に起因するノイズをカットすることができる。
先に説明した薄膜ホール効果素子のホール電圧を直接、または充電して読み出す構成では、微小なホール電圧を読み出すことが困難な場合がある。そこで、上記のようにホール電圧を電流に変換して読み出すことによって、微小なホール電圧であっても精度良く読み出すことができる。
このような構成とすると、各行に対応する検出制御配線に読出タイミング制御信号を順次供給して、各行毎に読出回路における第6読出用薄膜トランジスタをオン状態にさせることにより、第5読出用薄膜トランジスタのゲート電圧(第1ホール電圧読出端子Po1の電圧)−電流変換作用によって生じた電流、つまりホール電圧に応じた電流が検出出力配線を介して流れることになる。このように検出出力配線に流れる電流を測定することにより、薄膜ホール効果素子にて発生するホール電圧を間接的に測定することができる。
このように各要素回路に、薄膜ホール効果素子及び読出回路に加えて駆動回路を設けることにより、個々の薄膜ホール効果素子を正確に駆動することができる。
このように薄膜ホール効果素子を電圧駆動する方式を採用することにより、駆動回路の回路構成を簡略化することができる。
また、磁束密度は、Bz=(L/d)・(1/μ)・(VH/Vx)で表されるため、薄膜ホール効果素子の半導体層の設計寸法d(幅)、L(長さ)と、材料定数(キャリア移動度)μと、印加電圧Vxと、ホール電圧の測定値VHとから磁束密度Bzを求めることができる。
このような構成とすることで、薄膜ホール効果素子の第1電圧電流供給端子と第2電圧電流供給端子との端子間に、駆動電位配線と共通電位配線との電位差に相当する電圧を印加することができる。
磁束密度は、Bz=q・t・n・(VH/Ix)で表されるため、薄膜ホール効果素子の半導体層の設計寸法t(厚さ)と、物理定数qと、材料定数(キャリア密度)nと、印加電流Ixと、ホール電圧の測定値VHとから磁束密度Bzを求めることができる。
上記の電圧駆動を採用した場合は、材料定数(キャリア移動度)μが必要であるが、このキャリア移動度μはプロセス条件やデバイス(薄膜ホール効果素子)間でばらつきが大きいため、磁束密度Bzを精度良く求めることができない虞がある。これに対して、電流駆動を採用した場合は、比較的プロセス条件やデバイス間のばらつきが小さい材料定数(キャリア密度)nを用いるため、磁束密度Bzを精度良く求めることができる。
前記第2接続配線の他端は前記共通電位配線と接続されていることが好ましい。
このような構成とすると、各行に対応する検出制御配線に読出タイミング制御信号を順次供給して、各行毎に駆動回路における第1駆動用薄膜トランジスタをオン状態にさせることにより、この第1駆動用薄膜トランジスタを介して電流供給配線から薄膜ホール効果素子に電流を供給することができる。
このように駆動回路に定電流回路を設けることで、より正確に薄膜ホール効果素子を電流駆動することができる。
このような構成において、各行に対応する駆動制御配線に駆動タイミング制御信号を順次供給して、各行毎に駆動回路における第2駆動用薄膜トランジスタ及び第3駆動用薄膜トランジスタをオン状態とすると(第4駆動用薄膜トランジスタ及び第5駆動用薄膜トランジスタはオフ状態となる)、駆動電位配線→第1電圧記憶用キャパシタ→第3駆動用薄膜トランジスタ→第2駆動用薄膜トランジスタ→電流供給配線の経路で電流が流れ、第5駆動用薄膜トランジスタによって一定電流を流すために必要なゲート電圧が第1電圧記憶用キャパシタに記憶(充電)される。
そして、駆動制御配線の電位がローレベルになると、第2駆動用薄膜トランジスタ及び第3駆動用薄膜トランジスタがオフ状態となる一方、第4駆動用薄膜トランジスタはオン状態となり、第5駆動用薄膜トランジスタも第1電圧記憶用キャパシタに記憶されたゲート電圧によってオン状態となる。これにより、第4駆動用薄膜トランジスタ及び第5駆動用薄膜トランジスタを介して定電流を薄膜ホール効果素子に供給することができる。
このように駆動回路を要素回路内ではなく、その周辺領域に設けることにより、駆動用のICチップを別途用いる必要がなくなり、コストの削減を図ることができる。
このように駆動回路に定電流回路を設けることで、より正確に薄膜ホール効果素子を電流駆動することができる。
このような構成において、各駆動回路に対応する駆動制御配線に駆動タイミング制御信号を順次供給して、各列毎に駆動回路における第6駆動用薄膜トランジスタ及び第7駆動用薄膜トランジスタをオン状態とすると(第8駆動用薄膜トランジスタ及び第9駆動用薄膜トランジスタはオフ状態となる)、駆動電位配線→第2電圧記憶用キャパシタ→第7駆動用薄膜トランジスタ→第6駆動用薄膜トランジスタ→電流供給配線の経路で電流が流れ、第9駆動用薄膜トランジスタによって一定電流を流すために必要なゲート電圧が第2電圧記憶用キャパシタに記憶(充電)される。
そして、駆動制御配線の電位がローレベルになると、第6駆動用薄膜トランジスタ及び第7駆動用薄膜トランジスタがオフ状態となる一方、第8駆動用薄膜トランジスタはオン状態となり、第9駆動用薄膜トランジスタも第2電圧記憶用キャパシタに記憶されたゲート電圧によってオン状態となる。これにより、第8駆動用薄膜トランジスタ及び第9駆動用薄膜トランジスタを介して定電流を、1列に属する全ての薄膜ホール効果素子に供給することができる。
〔第1実施形態:基本構成〕
まず、本発明に係る磁場センサの基本構成となる第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る磁場センサ1の回路構成図である。この図1に示すように、本実施形態に係る磁場センサ1は、m行×n列のマトリクス状に配置された要素回路PX11〜PXmnと、m本の検出制御配線SL1〜SLmと、n本の検出出力配線RL1〜RLnとから構成されている。
次に、第2実施形態に係る磁場センサ2について説明する。本第2実施形態は、薄膜ホール効果素子THDに設けられた第1ホール電圧読出端子Po1と第2ホール電圧読出端子Po2との端子間電圧をホール電圧VHとして直接読み出す読出回路RDの具体例に関するものである。
なお、図5では図示していないが、他の列にも第1検出出力配線及び第2検出出力配線が設けられているので、例えば1行2列目の要素回路PX12の薄膜ホール効果素子THDにて発生するホール電圧VHを測定するには、2列目に設けられた第1検出出力配線と第2検出出力配線との電位差を測定すれば良い。
次に、第3実施形態に係る磁場センサ3について説明する。第3実施形態は、薄膜ホール効果素子THDに設けられた第1ホール電圧読出端子Po1と第2ホール電圧読出端子Po2との端子間電圧を充電して得られる充電電圧をホール電圧VHとして読み出す読出回路RDの具体例に関するものである。
次に、第4実施形態に係る磁場センサ4について説明する。第4実施形態は、薄膜ホール効果素子THDのホール電圧VHを電流に変換して読み出す読出回路RDの具体例に関するものである。
なお、図9では、共通電位配線CL1のみを図示しており、共通電位配線CL1〜CLmはグランド(GND)と接続されている。
なお、薄膜ホール効果素子THDの第2ホール電圧読出端子Po2は、オープン状態となっている。
なお、図9では図示していないが、他の列にも検出出力配線が設けられているので、例えば1行2列目の要素回路PX12の薄膜ホール効果素子THDにて発生するホール電圧VHを測定するには、2列目に設けられた検出出力配線RL2に流れる電流IHを測定すれば良い。
以上のような読出動作をm行目まで繰り返し、それらの測定結果を基に磁束密度Bzを算出することにより、図4に示すような全ての要素回路PX11〜PXmnによる磁場の測定結果が得られる。
次に、第5実施形態に係る磁場センサ5について説明する。第5実施形態は、薄膜ホール効果素子THDを電圧駆動する駆動回路DVの具体例に関するものである。
なお、図11では、1列目の駆動電位配線DL1及び共通電位配線CL1のみを図示しており、駆動電位配線DL1〜DLnは電源(VDD)と接続され、共通電位配線CL1〜CLmはグランド(GND)と接続されている。
次に、第6実施形態に係る磁場センサ6について説明する。第6実施形態は、薄膜ホール効果素子THDを電流駆動する駆動回路DVの具体例に関するものである。
なお、図12では、1列目の電流供給配線IL1、共通電位配線CL1及び電流源CS1のみを図示しており、共通電位配線CL1〜CLmはグランド(GND)と接続されている。
次に、第7実施形態に係る磁場センサ7について説明する。第7実施形態は、薄膜ホール効果素子THDを電流駆動する駆動回路DVの具体例(薄膜ホール効果素子THDに定電流を供給する定電流回路を備えた駆動回路DV)に関するものである。
なお、図13では、1列目の電流供給配線IL1、駆動電位配線DL1共通電位配線CL1及び電流源CS1と、1行目の駆動制御配線SDL1のみを図示しており、駆動電位配線DL1〜DLnは電源(VDD)と接続され、共通電位配線CL1〜CLmはグランド(GND)と接続されている。
このように駆動回路DVcに定電流回路を設けることで、より正確に薄膜ホール効果素子THDを電流駆動することができる。
次に、第8実施形態に係る磁場センサ8について説明する。第8実施形態は、薄膜ホール効果素子THDを駆動する駆動回路DVを、マトリクス状に配置された要素回路PX11〜PXmnの周辺領域に設けた場合の具体例に関するものである。
なお、駆動電位配線DLは電源(VDD)と接続され、共通電位配線CLはグランド(GND)と接続されている。
Claims (4)
- マトリクス状に配置された複数の要素回路と、
前記マトリクス状の行方向に配置された複数の前記要素回路に接続された検出制御配線と、
前記マトリクス状の列方向に配置された複数の前記要素回路に接続された、第1検出出力配線および第2検出出力配線と、
前記マトリクス状の列方向に配置された複数の前記要素回路に接続された電流供給配線と、駆動電位配線と、共通電位配線と、前記電流供給配線に駆動用の電流を供給する電流源と、
前記マトリクス状の行方向に配置された複数の前記要素回路に接続された駆動制御配線と、
を備え、
前記要素回路の各々は、第1ホール電圧読出端子及び第2ホール電圧読出端子を有する薄膜ホール効果素子と、前記薄膜ホール効果素子のホール電圧を読み出す読出回路と、前記薄膜ホール効果素子を駆動する駆動回路と、を含み、
前記読出回路の各々は、第1読出用薄膜トランジスタと、第2読出用薄膜トランジスタと、を含み、
前記第1読出用薄膜トランジスタのゲート端子は前記検出制御配線に接続され、
前記第1読出用薄膜トランジスタのソース端子は前記第1検出出力配線と接続され、
前記第1読出用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記第1ホール読出端子と接続され、
前記第2読出用薄膜トランジスタのゲート端子は前記検出制御配線に接続され、
前記第2読出用薄膜トランジスタのソース端子は前記第2検出出力配線と接続され、
前記第2読出用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記第2ホール読出端子と接続され、
前記駆動回路の各々は、第2駆動用薄膜トランジスタと、第3駆動用薄膜トランジスタと、第4駆動用薄膜トランジスタと、第5駆動用薄膜トランジスタと、第1電圧記憶用キャパシタと、から成る定電流回路と、第2接続配線と、を含み、
前記第2駆動用薄膜トランジスタのゲート端子は前記駆動制御配線と接続され、
前記第2駆動用薄膜トランジスタのソース端子は前記電流供給配線と接続され、
前記第2駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記第3駆動用薄膜トランジスタのソース端子と接続され、
前記第3駆動用薄膜トランジスタのゲート端子は前記駆動制御配線と接続され、
前記第3駆動用薄膜トランジスタのソース端子は前記第2駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子と接続され、
前記第3駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記第5駆動用薄膜トランジスタのゲート端子と接続され、
前記第4駆動用薄膜トランジスタのゲート端子は前記駆動制御配線と接続され、
前記第4駆動用薄膜トランジスタのソース端子は前記第2駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子と接続され、
前記第4駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記薄膜ホール効果素子の第1電圧電流供給端子と接続され、
前記第5駆動用薄膜トランジスタのゲート端子は前記第3駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子と接続され、
前記第5駆動用薄膜トランジスタのソース端子は前記第1電圧記憶用キャパシタの第1端子と接続され、
前記第5駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記第3駆動用薄膜トランジスタのソース端子と接続され、
前記第1電圧記憶用キャパシタの第1端子は前記駆動電位配線と接続され、
前記第1電圧記憶用キャパシタの第2端子は前記第5駆動用薄膜トランジスタのゲート端子と接続され、
前記第2接続配線の一端は前記薄膜ホール効果素子の第2電圧電流供給端子と接続され、
前記第2接続配線の他端は前記共通電位配線と接続されている、
磁場センサ。 - マトリクス状に配置された複数の要素回路と、
前記マトリクス状の行方向に配置された複数の前記要素回路に接続された検出制御配線と、
前記マトリクス状の列方向に配置された複数の前記要素回路に接続された、第1検出出力配線および第2検出出力配線と、
前記マトリクス状に配置された前記要素回路の周辺領域において、前記マトリクス状の列方向に配置され、前記列方向の複数の要素回路の薄膜ホール効果素子を同時に電流駆動する駆動回路と、
前記周辺領域に配置され、前記駆動回路と接続された電流供給配線と、駆動電位配線と、前記電流供給配線に駆動用の電流を供給する電流源と、各駆動回路毎に設けられた駆動制御配線と、共通電位配線と、
を備え、
前記要素回路の各々は、第1ホール電圧読出端子及び第2ホール電圧読出端子を有する前記薄膜ホール効果素子と、前記薄膜ホール効果素子のホール電圧を読み出す読出回路と、を含み、
前記読出回路の各々は、第1読出用薄膜トランジスタと、第2読出用薄膜トランジスタと、を含み、
前記第1読出用薄膜トランジスタのゲート端子は前記検出制御配線に接続され、
前記第1読出用薄膜トランジスタのソース端子は前記第1検出出力配線と接続され、
前記第1読出用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記第1ホール読出端子と接続され、
前記第2読出用薄膜トランジスタのゲート端子は前記検出制御配線に接続され、
前記第2読出用薄膜トランジスタのソース端子は前記第2検出出力配線と接続され、
前記第2読出用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記第2ホール読出端子と接続され、
前記駆動回路の各々は、第6駆動用薄膜トランジスタと、第7駆動用薄膜トランジスタと、第8駆動用薄膜トランジスタと、第9駆動用薄膜トランジスタと、第2電圧記憶用キャパシタと、から成る定電流回路を含み、
前記第6駆動用薄膜トランジスタのゲート端子は前記駆動制御配線と接続され、
前記第6駆動用薄膜トランジスタのソース端子は前記電流供給配線と接続され、
前記第6駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記第7駆動用薄膜トランジスタのソース端子と接続され、
前記第7駆動用薄膜トランジスタのゲート端子は前記駆動制御配線と接続され、
前記第7駆動用薄膜トランジスタのソース端子は前記第6駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子と接続され、
前記第7駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記第9駆動用薄膜トランジスタのゲート端子と接続され、
前記第8駆動用薄膜トランジスタのゲート端子は前記駆動制御配線と接続され、
前記第8駆動用薄膜トランジスタのソース端子は前記第6駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子と接続され、
前記第8駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子は同列の先頭行の要素回路における前記薄膜ホール効果素子の第1電圧電流供給端子と接続され、
前記第9駆動用薄膜トランジスタのゲート端子は前記第7駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子と接続され、
前記第9駆動用薄膜トランジスタのソース端子は前記第2電圧記憶用キャパシタの第1端子と接続され、
前記第9駆動用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記第7駆動用薄膜トランジスタのソース端子と接続され、
前記第2電圧記憶用キャパシタの第1端子は前記駆動電位配線と接続され、
前記第2電圧記憶用キャパシタの第2端子は前記第9駆動用薄膜トランジスタのゲート端子と接続され、
各要素回路において同列の要素回路の薄膜ホール効果素子は直列接続されており、最終行の要素回路の薄膜ホール効果素子の第2電圧電流供給端子は前記共通電位配線と接続されている、
磁場センサ。 - 前記読出回路は、キャパシタをさらに含み、
前記キャパシタの第1端子は前記第1ホール読出端子と接続され、
前記キャパシタの第2端子は前記第2ホール読出端子と接続されている請求項1または2に記載の磁場センサ。 - 前記読出回路は、第3読出用薄膜トランジスタと、第4読出用薄膜トランジスタと、をさらに含み、
前記第3読出用薄膜トランジスタのゲート端子は前記検出制御配線と接続され、
前記第3読出用薄膜トランジスタのソース端子は前記薄膜ホール効果素子の前記第1ホール電圧読出端子と接続され、
前記第3読出用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記キャパシタの前記第1端子と接続され、
前記第4読出用薄膜トランジスタのゲート端子は前記検出制御配線と接続され、
前記第4読出用薄膜トランジスタのソース端子は前記薄膜ホール効果素子の前記第2ホール電圧読出端子と接続され、
前記第4読出用薄膜トランジスタのドレイン端子は前記キャパシタの前記第2端子と接続されている請求項3記載の磁場センサ。
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