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JP5368731B2 - タッチパネル - Google Patents

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Description

本発明はタッチパネルに関し、更に詳しくは光学式タッチパネルに関する。
ディスプレイ上に投影したインターフェース画像にタッチすることで装置に指示を与えることのできるタッチパネルが現在用いられている。具体的なタッチパネルの動作原理は様々あるが、機械的な強度が十分で、透過率の高いタッチパネルが求められている。そのような要求に対して、機械的な強度を持たせるために、光学的な検知機構を用いた様々な光学式タッチパネルが提案されている。また、光学式タッチパネルにおいて、検知機構の汚れの影響を低減するために、検知に用いられる発光面及び検知センサ受光面を表面に露出しない構造が提案されている。
図12は、特許文献1に開示された、発光面および受光面が表面に露出していない光学式タッチパネルを示す図である。特許文献1によれば、走査型ディスプレイ装置であるCRTの前面に導光板で構成される検知面701を配置し、検知のための光を走査して導光板に入射する。そして、その反射光を受光素子702で検知し、光が返ってきた時刻から、そのとき光が走査線上のどこに位置していたかを逆算し、物体が接触していた場所を検知する。
図13は、特許文献2に開示された、発光面および受光面が表面に露出していない光学式タッチパネルを示す図である。液晶ディスプレイパネルなど、フィールドシーケンシャルの表示装置の上に導光板を設け、導光板の側面に光源と検知用ラインセンサを配置する。そして、光801を導光体の側面の光源から供給し、検知対象の物体に光を吸収、もしくは物体側へ光が導光されるような物質で構成される被検知体802をタッチパネルの指示デバイスとして用いる。その指示デバイスが導光板表面に接触した際に側面から照射された光が吸収されることで変化する光信号を、検知用ラインセンサ803で検知する。
米国特許4868551号 特開2000−259347号公報
しかしながら、特許文献1のタッチパネルでは、原理的に、パネル内を伝わっていく光すべての総和が検知用のフォトディテクターに集光する。従って、外来光が存在する環境下でそのようなタッチパネルを使うと、受光素子には、外来光が面全体にわたって合計された量の光が一点の受光素子に到達する。
つまり、タッチパネルを構成する面の幅と長さの積に比例した信号のバックグラウンド成分が現れ、検知すべき本信号とバックグラウンド成分の比(以降この指標を「コントラスト」と呼ぶ。)が著しく減少し、指示された位置の検知が困難となる。
また、それ以前の本質的な課題として、パネル下に配置されるディスプレイが必ず走査式の動作をしなくてはならず、非走査型動作のディスプレイでは動作原理が成り立たず、動作しない。
また、特許文献2のタッチパネルは、専用の指示デバイスではない、例えば指のような指示デバイスを用いることができない。指は理想的な光吸収体ではないため、表皮、真皮において大半の光を拡散反射してしまい、タッチパネルの導光板中へほとんどの光を戻してしまう。そのために原理的にコントラストが低くなってしまう。更に、外来光の存在によりその本質的に弱いコントラストがさらに弱まるので、指示された位置の検知は更に困難になる。
しかし、屋外などの不特定な環境下で、かつ、指や手袋をした指などの不特定な指示デバイスで操作することが想定されるような、デジタルカメラや携帯電話などのモバイル機器向けのタッチパネルには、外来光に対する影響を軽減することが強く望まれている。また、指や手袋などの指示デバイスを用いても正確に動作することが強く望まれている。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、本発明のタッチパネルは、表示素子が配列されたディスプレイパネルの表示に用いられる可視光を照射する第1の光源と、接触した対象物の位置を検知するための第1の面と、前記第1の面に対向する第2の面とを有し、前記第2の面が、前記ディスプレイパネルに隣接するように配置された導光手段と、前記第2の面の側から前記第1の面に向けて、前記第1の光源と異なる波長の非可視光を照射する第2の光源と、前記導光手段の側面から射出する光を受光する、前記導光手段の側面に配されたラインセンサと、前記ラインセンサの受光面と前記導光手段の側面との間にそれぞれ設けられた、可視光をカットする可視光カットフィルタとを有し、前記導光手段は、前記第2の面の側から照射される光の内、前記対象物により反射される光の一部を、前記側面に向けて導光する。
本発明によれば、タッチパネルにおいて、外来光による感度及び精度への影響を低減することができる。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は本発明の第1の実施形態におけるタッチパネルの構成の一例を示す図であり、図1の(a)は上面図、(b)はa−a’に沿った概略断面図(X断面)、(c)はb−b’に沿った概略断面図(Y断面)である。図1において、101は検知のために配置された検知用導光板である。形状としては、平行平板形状のものが好適に用いられる。この導光板は接触した対象物の位置を検知するための第1の面と、前記第1の面に対向する第2の面とを有する導光手段として機能する。
102は二次元状に表示素子が配列されたディスプレイパネルである。検知用導光板101は、ディスプレイパネル102に検知用導光板101の裏面(第2の面)が隣接するように配置することにより、ディスプレイパネル102のカバーを兼ねることができる。103、104はそれぞれY方向、X方向の一辺(第1の側面及び第2の側面)に配置された、光を検知して信号を得るためのラインセンサである。ディスプレイパネル102上には、任意の背景の中に、電子釦105がある程度の明るさで表示されている。
検知用導光板101の材質としては、たとえばガラス、もしくはアクリルやプラスチックなど、様々な材質を採りうる。検知用導光板101は、その表面(第1の面)、裏面に(第2の面)配置される物質(本実施の形態の場合は空気)に比べてある程度大きな屈折率を有し、かつ透明度がある程度高い物質であれば、どのような物質でも良い。
次に、図1に示すタッチパネルの動作について詳しく説明する。まず図1(b)のX断面について説明する。106で示したような、指などの指示デバイスで電子釦105上に触れると、電子釦105から射出した光が指示デバイス106に当たり、その光が反射、もしくは散乱されることで検知用導光板101に返ってくる。その中のある光線107は検知用導光板101内で全反射し、ラインセンサ104上のある画素に於いて光信号として検知される。
図1(c)のY断面についても同様の原理で動作し、指示デバイス106からの反射もしくは散乱によって、光線108に代表されるような光が検知用導光板101内を全反射し、ラインセンサ103上のある画素において光信号として検知される。
図2(a)及び(b)はそれぞれ、図1のような動作状況にあるタッチパネルのラインセンサ103及び104により検知され、出力される光信号の強度を示す図である。横軸がラインセンサ103または104の画素位置を示し、タッチパネルのX座標もしくはY座標に対応する。縦軸はラインセンサで検知され、出力された光信号値である。信号の強度は本来はX軸に対して離散的な値を取り得るが、ここでは模式的に連続的な曲線でデータを例示している。
指示デバイス106で拡散、反射された光が検知用導光板101内を全反射していき、ラインセンサ103、104で検知されると、指示デバイス106が当たった位置が射影像として201、202のようなピークをもった波形を示す。このピークを画像処理で座標に変換することで、タッチされたX座標、Y座標を認識し、タッチパネル上で指示デバイス106が触れた位置を特定することができる。なお、ラインセンサ103、104からの信号から指示デバイスが触れた位置を特定する構成(不図示)は、タッチパネルと一体的に構成しても、コンピュータなどによりソフトウエアで実現するようにしても構わない。
上記の通り本第1の実施形態によれば、検知用の導光体の裏面側、つまり導光手段の検知面と対向する面から入射した光の反射光を複数のラインセンサで検知する。これにより、指示デバイス(例えば、指)が触れた所にピークを有するX射影データ、Y射影データとして検知される。その一方で、指示デバイスが触れていないところの光信号、つまりバックグラウンド成分がほぼゼロになる。その結果、信号のコントラストが非常に大きくなる。
また、外来光が入射した場合でも、その外来光は、特許文献1のようにパネル全面で合計されることがない。ラインセンサへは、パネルの幅と長さの積ではなく、幅、もしくは長さそのもののみに比例した信号がバックグラウンド成分として現れるため、外来光の影響は本質的に特許文献1に示される構成よりも少ない。かつ、元々のコントラストが特許文献2に示す構成のタッチパネルと比べて非常に大きく、多少の外来光では影響を受けない。
このように、外来光による感度及び精度への影響を低減したタッチパネルを提供することが可能になる。
なお、本第1の実施形態ではラインセンサを長方形のパネルの直する2辺に2つもうけたが、本発明のこの構成に限定されるものではない。例えばパネルの形状が長方形以外の多角形の時には、少なくとも対向しない2辺に配置すればよい。また、2辺よりも多い辺にラインセンサを配置することで得られるデータ数を増やし、感度や精度を向上させることも可能である。更には、導光板の側面に一対一で等倍で配置されたものを用いることができるが、これ以外に、レンズやピンホールなどを介して対象物によって反射され、側面に向けて導光された光の一部を検知するラインセンサでもよい。また用途によっては一軸上の位置のみ判別できればよい場合も考えられ、この場合にはラインセンサは、少なくとも1つの側面に配されていればよい。
<第2の実施形態>
図3は本発明の第2の実施形態におけるタッチパネルの構成の一例を示す図であり、図3の(a)は上面図、(b)はa−a’に沿った概略断面図(X断面)、(c)はb−b’に沿った概略断面図(Y断面)である。なお、図1と同様の構成には同じ参照番号を付し、説明を省略する。
図3において、301は本第2の実施形態における液晶ディスプレイパネルであり、偏光板302と液晶部303、及び偏光板304から構成されている。液晶ディスプレイパネル301はその裏面側に、可視光を発光する複数の発光素子を、液晶ディスプレイパネル301の全域に一定間隔で配置した表示用光源305(第1の光源)をバックライトとして備えている。液晶ディスプレイパネル301と表示用光源305とでディスプレイとして機能する。また、表示用光源305とは別に、非可視光である赤外領域の波長λ0の光を主に発光する複数の発光素子を液晶ディスプレイパネル301の全域に一定間隔で配置した検知用光源306(第2の光源)を持つ。検知用光源306の発光波長は、表示用光源305の発光波長以外であることが好ましく、表示用光源305の発光波長の上限より長波長であることがより好ましい。
このように、本第2の実施形態では、検知用光源306を表示用光源305とは別に設けたことを特徴とする。
また、ラインセンサ103、104の前面には、検知用光源306の発光波長λ0を主に選択的に透過し、可視光を透過しない可視光カットフィルタ307、308がそれぞれ備えられている。また、本第2の実施形態のタッチパネルでは、偏光板302と304は波長λ0の非可視光に対して偏光能力をほとんど有さないように設計されている。また、液晶部303は表示中に取り得る液晶の状態すべてにおいて波長λ0の非可視光をほとんど偏光しないように設計されている。
次に、図3に示すタッチパネルの動作について詳しく説明する。
液晶ディスプレイパネル301は、表示用光源305と組み合わせることで、可視光に対しては通常のディスプレイ用のパネルとして機能する。その一方、検知用光源306により波長λ0の非可視光が常に照射されているため、指示デバイス106が検知用導光板101に触れると、非可視光のうち一部が指示デバイス106により反射される。そしてその反射光が、光線107、108として示すように、検知用導光板101内を全反射して伝わり、可視光カットフィルタ307、308を通過してラインセンサ103、104に到達する。ラインセンサ103、104到達した光は、第1の実施形態と同様に、指示デバイス106が触れたパネル上の位置のX座標、Y座標を示すため、接触位置の検出が可能になる。
なお、表示用光源305から照射された表示用の光も同様の原理で可視光カットフィルタ307、308の直前までは伝搬するが、可視光カットフィルタ307、308によってラインセンサ103、104までは到達しない。このために表示用の光は、接触位置の検出に影響を及ぼさない。
上記の通り本第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、外来光による感度及び精度への影響が低減されたタッチパネルを提供することが可能になる。更に、ほぼ一定量の赤外光を導光板に供給し、その赤外光のみをラインセンサで検知するようにしことにより、表示に関係無く、正確な位置検出が可能なタッチパネルを提供することが可能になる。
また、画面表示用の光とは違う波長の光を位置検知に用いるので、表示用の波長の光をラインセンサの前で選択的にカットすることができるため、表示用の光が位置検知の誤作動の原因になることを防ぐことが可能となった。
なお、本第2の実施形態では、液晶ディスプレイパネル301を用いたが、たとえば有機ELディスプレイパネルなど、自発光式の画素を基に構成したディスプレイパネルを用いることもできる。その場合、表示用光源は不要になり、また、ディスプレイパネルが検知に用いる赤外光に対して十分な透過特性を有するように、基板、および素子部の材料や構造を設計すればよい。
<第3の実施形態>
図4は本発明の第3の実施形態におけるタッチパネルの構成の一例を示す図であり、図4の(a)は上面図、(b)はa−a’に沿った概略断面図(X断面)、(c)はb−b’に沿った概略断面図(Y断面)である。なお、図1及び図3と同様の構成には同じ参照番号を付し、説明を省略する。本第3の実施形態は、上述した第2の実施形態と比較して表示用光源と検知用光源の構成が異なる。以下、表示用光源と検知用光源の構成について詳しく説明する。
401はディスプレイの表示に用いる表示用発光素子(第1の発光素子)であり、近接して、非可視光である赤外領域の波長λ0の光を主に発光する検知用発光素子402(第2の発光素子)を配置している。403は表示用発光素子401及び検知用発光素子402からの光をパネル全面へ供給するための面光源に変換する光源用導光板であり、404は光源用導光板403からの光を液晶ディスプレイパネル301へ向けて均等にする目的で設けられる拡散板である。本第3の実施形態によれば、表示用発光素子401と、光源用導光板403と、拡散板404により表示用光源(第1の光源)としての機能を達成している。また、検知用発光素子402と、光源用導光板403と、拡散板404により、検知用光源(第2の光源)としての機能を達成している。このように、光源用導光板403と拡散板404は、第1の光源及び第2の光源の一部として、共用される。なお、拡散板を用いずに導光板に直接、光を拡散するパターンを形成して用いても良い。
なお、本第3の実施形態におけるタッチパネルの動作は、上述した第2の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
上記の通り本第3の実施形態によれば、上述した第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。更に、従来の液晶ディスプレイパネルで用いられている、光源用導光板と拡散板を共通利用して、局所的に配置された赤外線光源からの光をパネル全面に供給するため、検知用の赤外光光源の個数を減らすことができる。これにより、検知用光源のコストを低減することができる。
<第4の実施形態>
図5は本発明の第4の実施形態におけるタッチパネルの構成の一例を示す図であり、図5の(a)は上面図、(b)はa−a’に沿った概略断面図(X断面)、(c)はb−b’に沿った概略断面図(Y断面)である。なお、図4と同様の構成には同じ参照番号を付し、説明を省略する。第4の実施形態におけるタッチパネルの構成は、ディスプレイパネルの前面に配置される、検知用導光板501の構造が上述した第1〜第3の実施形態と異なる。以下、検知用導光板501について説明する。
タッチ面の検知用導光板501は、図5に示すように一定間隔で配置された複数の検知用主導光体502(第1導光体)と、検知用主導光体502の間を網目状に埋める検知用副導光体503(第2導光体)とから構成されている。なお、検知用主導光体502は検知用副導光体503の屈折率(第2の屈折率)に対して、相対的に大きい屈折率(第1の屈折率)を有している。
指示デバイス106に反射した光線504は、従来の実施例同様、Z方向に全反射してラインセンサ103、104に向けて伝搬していく。更に、検知用主導光体502と検知用副導光体503との屈折率の大小関係により、光線504及び505に示すように、検知用導光板501のXY平面でも検知用主導光体502と検知用副導光体503との界面で全反射する。そして、ラインセンサ103、104に到達する。
このように、本第4の実施形態では、検知用導光板501自身がXY平面上で指向性を持っており、指示デバイス106から反射した光がX方向およびY方向でも全反射しながらラインセンサに到達する。従って、ラインセンサ103、104上に信号のピークが明確に現れるようになり、検知感度を向上することができる。
<第5の実施形態>
図6は本発明の第5の実施形態におけるタッチパネルの構成の一例を示す図であり、図6の(a)は上面図、(b)はa−a’に沿った概略断面図(X断面)、(c)はb−b’に沿った概略断面図(Y断面)である。なお、図4と同様の構成には同じ参照番号を付し、説明を省略する。第3の実施形態との大きな違いは、ラインセンサ103、104と対向する検知用導光板101の端面に、鏡のような反射板601、602(反射部材)を設けた点である。以下、反射板601、602について説明する。
指示デバイス106で触れたことによって、図6(c)のY断面の図では光線603、604で示すように反射光線が生じる。光線603(破線)は、上述した実施形態と同様に、ラインセンサ103へ向かっていく。一方、本第5の実施形態の特徴として、ラインセンサ103と逆の方向へ導光板を伝わって行く光線604(実線)が、反射板601にて反射され、ラインセンサ103の方へ伝えられる。
X断面でも、Y断面と同様に光線が伝搬される。
上記の通り本第5の実施形態によれば、指示デバイスに反射した光線がラインセンサの反対側へ伝搬して行ったとしても、その光は失われることなく反射板601、602で反射されてラインセンサ側へ戻すことができ、無駄なく信号を検出することができる。そのための信号の光強度が第1〜第4の実施形態に比べてさらに増加し、SN比の高い信号をラインセンサ上にて得ることができるようになる。
<第6の実施形態>
図7は本発明の第6の実施形態におけるタッチパネルの構成の一例を示す図である。
本第6の実施形態は、上述した第1乃至第5の実施形態と比較して導光体の形状が異なる。具体的には、導光体の形状が曲面を有する点に特徴を有する。例えば、CRTのディスプレイ表面へのタッチパネル搭載の要望や、他製品との差別化が重要項目である機器のデザインの自由度を確保するために、機器のあらゆる面へのタッチパネル搭載の要望がある。従って、デザインを制約しないタッチパネルの開発が課題となっている。
本第6の実施形態は様々な曲面にタッチパネルを搭載することができ、デザインの自由度を高くすることが可能となるタッチパネルを提供する。以下、曲面を有する導光体及び導光体によって導光される光を受光するラインセンサの構成について詳しく説明する。
図7は、本第6の実施形態におけるタッチパネルの構成の一例を示す図であり、図7の(a)は上面図、(b)はX−X’に沿った概略断面図(X断面)、(c)はY−Y’に沿った断面から、図7(a)の右方向を見た図である。図7において、901は検知のために配置された検知用導光体である。図に示されるように、検知用導光体901の一部である角部が湾曲しており、表面に曲面を有する。形状としては、平行平板形状の導光体を曲げて曲面を形成したものや、予め曲面に成形した導光体が好適に用いられる。この検知用導光体901は接触した対象物の位置を検知するための第1の面と、前記第1の面に対向する第2の面とを有する導光手段として機能する。
902は二次元状に表示素子が配列されたディスプレイパネルである。検知用導光体901は、ディスプレイパネル902に検知用導光体901の裏面(第2の面)が隣接するように配置することにより、ディスプレイパネル902のカバーを兼ねることができる。ディスプレイパネル902上には、任意の背景の中に、電子釦705がある程度の明るさで表示されている。装置側面には釦アイコン709が印刷されており、釦アイコン709の検知用導光体901とは反対側に光源707が配置されている。703、704、703’、704’は電子釦705又は釦アイコン709が配置された面の対向する辺のそれぞれ(第1の側面及び第2の側面)に配置された、光を検知して信号を得るためのラインセンサである。
検知用導光体901の材質としては、たとえばガラス、もしくはアクリルやプラスチックなど、様々な材質を採りうる。検知用導光体901は、その表面(第1の面)、裏面に(第2の面)配置される物質(本実施の形態の場合は空気)に比べてある程度大きな屈折率を有し、かつ透明度がある程度高い物質であれば、どのような物質でも良い。また上記のような物質が光学的に密着して構成してあれば、導光板は単一の物質でなくともよい。
次に、図7に示すタッチパネルの動作について詳しく説明する。まず図7(b)のX断面について説明する。706で示したような、指などの指示デバイスで電子釦705上に触れると、電子釦705から射出した光が指示デバイス706に当たり、その光が反射、もしくは散乱されることで検知用導光体901に返ってくる。その中のある光線708は検知用導光体901内で全反射し、ラインセンサ704上のある画素に於いて光信号として検知される。
図7(c)のY断面についても同様の原理で動作し、指示デバイス706からの反射もしくは散乱によって、光線708に代表されるような光が検知用導光体901内を全反射し、ラインセンサ703上のある画素において光信号として検知される。
図8(a)及び(b)はそれぞれ、図7のような動作状況にあるタッチパネルのラインセンサ703及び704により検知され、出力される光信号の強度を示す図である。横軸がラインセンサ703または704の画素位置を示し、タッチパネルのX座標もしくはY座標に対応する。縦軸はラインセンサで検知され、出力された光信号値である。信号の強度は本来はX軸に対して離散的な値を取り得るが、ここでは模式的に連続的な曲線でデータを例示している。
指示デバイス706で拡散、反射された光が検知用導光体901内を全反射していき、ラインセンサ703、704で検知されると、指示デバイス706が当たった位置が射影像として811、812のようなピークをもった波形を示す。このピークを画像処理で座標に変換することで、タッチされたX座標、Y座標を認識し、タッチパネル上で指示デバイス706が触れた位置を特定することができる。なお、ラインセンサ703、704からの信号から指示デバイスが触れた位置を特定する構成(不図示)は、タッチパネルと一体的に構成しても、コンピュータなどによりソフトウエアで実現するようにしても構わない。そして、ラインセンサ703’、704’も同様な原理で指示デバイスが当たった位置を検出することができる。
上記の通り本第6の実施形態によれば、曲面を有する検知用の導光体の裏面側、つまり導光手段の検知面と対向する面から入射した光の反射光を複数のラインセンサで検知する。これにより、指示デバイス(例えば、指)が触れた所にピークを有するX射影データ、Y射影データとして検知される。その一方で、指示デバイスが触れていないところの光信号、つまりバックグラウンド成分がほぼゼロになる。その結果、信号のコントラストが非常に大きくなる。
また、外来光が入射した場合でも、その外来光は、特許文献1のようにパネル全面で合計されることがない。ラインセンサへは、パネルの幅と長さの積ではなく、幅、もしくは長さそのもののみに比例した信号がバックグラウンド成分として現れるため、外来光の影響は本質的に特許文献1に示される構成よりも少ない。かつ、元々のコントラストが特許文献2に示す構成のタッチパネルと比べて非常に大きく、多少の外来光では影響を受けない。
このように、外来光による感度及び精度への影響を低減した曲面を有するタッチパネルを提供することが可能になる。
<第7の実施形態>
図9は本発明の第7の実施形態におけるタッチパネルの構成の一例を示す図である。
本第7の実施形態は、上述した第6の実施形態と比較してラインセンサの配置が異なる。具体的には、検知用導光体901の端部に、検知領域の中心とラインセンサ903、904のそれぞれの中心を結んだ直線に対してラインセンサの受光面がほぼ垂直になる角度で取り付けられている。
次に、図9に示すタッチパネルの動作について、図9(a)及び図9のX断面である図9(b)を用いて詳しく説明する。706で示したような、指などの指示デバイスで釦アイコン709に対応する検知用導光体901の第1面に触れると、釦アイコン709から射出した光が指示デバイス706に当たり、その光が反射、もしくは散乱されることで検知用導光体901に返ってくる。その中のある光線908は検知用導光体901内で全反射し、ラインセンサ903、904上のある画素に於いて光信号として検知される。
図10(a)及び(b)はそれぞれ、図9のような動作状況にあるタッチパネルのラインセンサ903及び904により検知され、出力される光信号の強度を示す図である。横軸がラインセンサ903または904の画素位置を示す。縦軸はラインセンサで検知され、出力された光信号値である。信号の強度は本来はラインセンサの画素の長手方向に対して離散的な値を取り得るが、ここでは模式的に連続的な曲線でデータを例示している。
指示デバイスで拡散、反射された光が導光板内を全反射していき、ラインセンサ903、904で検知されると、指示デバイス706が当たった位置が射影像として1001、1002のようなピークをもった波形を示す。このピークを画像処理で座標に変換することで、タッチされた座標を認識し、三角測量法によってタッチパネル上で指示デバイスが触れた位置を特定することができる。なお、ラインセンサ903、904からの信号から指示デバイス706が触れた位置を特定する構成(不図示)は、タッチパネルと一体的に構成しても、コンピュータなどによりソフトウエアで実現するようにしても構わない。
同様に電子釦705に指示デバイス706で触れると、その光が反射、もしくは散乱されることで光が検知用導光体901に返ってき、検知用導光体901中を全反射しラインセンサ903及び904で検知される。そして、釦アイコン709に触れたときと同様な考え方により、配置したラインセンサ703、704において光信号として検知され、電子釦705に対応する機能が発現される。このように、曲面を有するタッチパネルを提供することが可能になる。
<第8の実施形態>
図11は本発明の第8の実施形態におけるタッチパネルの構成の一例を示す図である。
上述した第7の実施形態と異なる点は、検知用光源1107が、常に専用の光源として検知用導光体1101の表面を照射していることである。また、可展面以外も専用光源を設けることでタッチパネル化できることが第7の実施形態と異なる。
検知用導光体1101は半球状で端部2箇所にラインセンサ1103と1104が設けられている。
検知用導光体1101の表面を、706で示したような、指などの指示デバイスで触れると、検知用光源1107からの光が指示デバイス706に当たり、その光が反射、もしくは散乱されることで光が検知用導光体901に返ってくる。その中のある光線708は検知用導光体901中を全反射し、ラインセンサ1103及び1104に於いて光信号として検知される。
検知用導光体1101をタッチした位置の検出の仕方は第7の実施形態で説明したものと同様である。
このように、曲面を有するタッチパネルを提供することが可能になる。
本発明の第1の実施形態におけるタッチセンサの構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における、ラインセンサで得られる光信号の波形の一例を示す図面である。 本発明の第2の実施形態におけるタッチセンサの構成の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるタッチセンサの構成の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態におけるタッチセンサの構成の一例を示す図である。 本発明の第5の実施形態におけるタッチセンサの構成の一例を示す図である。 本発明の第6の実施形態におけるタッチセンサの構成の一例を示す図である。 本発明の第6の実施形態における、ラインセンサで得られる光信号の波形の一例を示す図面である。 本発明の第7の実施形態におけるタッチセンサの構成の一例を示す図である。 本発明の第7の実施形態における、ラインセンサで得られる光信号の波形の一例を示す図面である。 本発明の第8の実施形態におけるタッチセンサの構成の一例を示す図である。 従来のタッチセンサの一例を示す図である。 従来のタッチセンサの別の例を示す図である。
符号の説明
101 検知用導光板
102 ディスプレイパネル
103、104 ラインセンサ
105 電子釦

Claims (9)

  1. 表示素子が配列されたディスプレイパネルの表示に用いられる可視光を照射する第1の光源と、
    接触した対象物の位置を検知するための第1の面と、前記第1の面に対向する第2の面とを有し、前記第2の面が、前記ディスプレイパネルに隣接するように配置された導光手段と、
    前記第2の面の側から前記第1の面に向けて、前記第1の光源と異なる波長の非可視光を照射する第2の光源と、
    前記導光手段の側面から射出する光を受光する、前記導光手段の側面に配されたラインセンサと
    前記ラインセンサの受光面と前記導光手段の側面との間にそれぞれ設けられた、可視光をカットする可視光カットフィルタとを有し、
    前記導光手段は、前記第2の面の側から照射される光の内、前記対象物により反射される光の一部を、前記側面に向けて導光することを特徴とするタッチパネル。
  2. 前記側面は、対向していない第1の側面及び第2の側面を有し、それぞれの側面に対応したラインセンサを有することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル。
  3. 前記第1の光源及び第2の光源は、それぞれ前記ディスプレイパネルの全域に一定間隔で配置された複数の発光素子からなることを特徴とする請求項1または2に記載のタッチパネル。
  4. 前記第1の光源は、前記可視光を発光する少なくとも1つの第1の発光素子と、光源用導光手段とを含み、
    前記第2の光源は、前記非可視光を発光する少なくとも1つの第2の発光素子と、前記光源用導光手段とを含み、
    前記光源用導光手段は、前記第1及び第2の光源により共用され、前記第1及び第2の発光素子からの可視光及び非可視光を前記ディスプレイパネルの全域に導光することを特徴とする請求項1または2に記載のタッチパネル。
  5. 前記非可視光は、赤外線であることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のタッチパネル。
  6. 前記導光手段は、
    第1の屈折率を有し、一定間隔で配置された複数の第1導光体と、
    前記第1の屈折率よりも低い第2の屈折率を有し、前記第1導光体の間を埋める第2導光体と
    から構成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のタッチパネル。
  7. 前記導光手段の、前記ラインセンサが配された側面に対向する側に設けられた反射部材を更に有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のタッチパネル。
  8. 前記ラインセンサからそれぞれ出力される信号の内、信号値がピークとなる各ラインセンサの位置から、前記導光手段に接触した物体の前記導光手段における位置を特定する特定手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のタッチパネル。
  9. 前記導光手段は、少なくとも一部が曲面を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のタッチパネル。
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