JP5364565B2 - エンジンの蒸発燃料処理装置 - Google Patents
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Description
この種のエンジンの蒸発燃料処理装置によれば、燃料タンクの蒸発燃料を吸気通路に吸い込んで、燃焼室で燃焼させ、大気中に蒸発燃料が放出される不具合を防止することができる利点がある。
しかし、この従来技術では、スロットル弁の吸気下流側にパージガス吸込口が配置されているため、問題がある。
スロットル弁の吸気下流側にパージガス吸込口が配置されているため、スロットル弁が全閉になる、或いは全閉近くになるアイドル運転時には、スロットル弁の吸気下流側に発生する大きな吸気負圧でパージガス吸込口から吸気通路に多くのパージガスが吸い込まれ、パージガスによって空燃混合比が大きく変動し、アイドル運転が不安定になりやすい。
図1(A)(B)、図4(A)(B)または図6(A)(B)に例示するように、キャニスタ(1)に蒸発燃料入口(2)と空気入口(3)とパージガス出口(4)とを設け、蒸発燃料入口(2)を燃料タンク(5)の蒸発燃料出口(6)に連通させ、空気入口(3)を大気に連通させ、パージガス出口(4)を吸気通路(7)のパージガス吸込口(8)に連通させ、燃料タンク(5)の蒸発燃料(9)をキャニスタ(1)の吸着体に吸着させ、エンジン運転中、吸気通路(7)で発生する吸気負圧で空気入口(3)からキャニスタ(1)に空気(10)を吸入し、この空気(10)でキャニスタ(1)の吸着体に吸着させた蒸発燃料(9)を離脱させ、空気(10)に蒸発燃料(9)を混入させたパージガス(11)をパージガス吸込口(8)から吸気通路(7)に吸い込ませるようにしたエンジンの蒸発燃料処理装置において、
吸気通路(7)にスロットルボディ(12)を配置し、このスロットルボディ(12)のスロットル吸気通路(13)にスロットル弁(14)を設け、
スロットルボディ(12)の吸気上流側に吸気管(15)を配置し、この吸気管(15)をスロットル吸気通路(13)と連通させ、この吸気管(15)の周壁(16)にパージガス吸込管(17)を取り外し自在に取り付け、このパージガス吸込管(17)内にパージガス吸込口(8)を設け、
エンジン運転中、吸気通路(7)で発生する吸気負圧で、ブリーザ室(19)から吸気管(15)にブローバイガス(20)を吸い込ませるに当たり、
吸気管(15)の周壁(16)にブローバイガス吸込管(18)を取り付け、このブローバイガス吸込管(18)をブリーザ室(19)に連通させ、
吸気管(15)の軸線と平行な向きに見て、吸気管(15)にブローバイガス吸込管(18)とパージガス吸込管(17)とを左右に振り分けて配置し、
ブローバイガス吸込管(18)のブローバイガス出口通路(18a)の出口開口(18c)とパージガス吸込管(17)の出口開口(17a)とを左右に離した、ことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。
請求項1に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》 アイドル運転を安定化させることができる。
図1(A)(B) 、図4(A)(B)または図6(A)(B)に例示するように、スロットル弁(14)の吸気上流側にパージガス吸込口(8)が配置されているので、スロットル弁(14)が全閉になる、或いは全閉近くになるアイドル運転時、スロットル弁(14)の吸気上流側には、スロットル弁(14)の吸気下流側のような大きな吸気負圧は発生せず、パージガス吸込口(8)から多くのパージガス(11)が吸引されることがなく、パージガス(11)による空燃混合比の変動は小さく、アイドル運転を安定化させることができる。
図1(A)(B) 、図4(A)(B)または図6(A)(B)に例示するように、スロットルボディ(12)の吸気上流側に吸気管(15)を配置し、この吸気管(15)をスロットル吸気通路(13)と連通させ、この吸気管(15)の周壁(16)にパージガス吸込管(17)を取り外し自在に取り付け、このパージガス吸込管(17)内にパージガス吸込口(8)を設けたので、スロットルボディ(12)のスロットル吸気通路(13)にパージガス吸込口(8)を設ける場合とは異なり、スロットルボディ(12)の吸気特性を狂わせることがない。
図1(A)(B) 、図4(A)(B)または図6(A)(B)に例示するように、スロットルボディ(12)の吸気上流側に吸気管(15)を配置し、この吸気管(15)をスロットル吸気通路(13)と連通させ、この吸気管(15)の周壁(16)にパージガス吸込管(17)を取り外し自在に取り付け、このパージガス吸込管(17)内にパージガス吸込口(8)を設けたので、パージガス吸込口(8)のない既存のスロットルボディ(12)をそのまま用いることができる。
図1(A)(B) 、図4(A)(B)または図6(A)(B)に例示するように、吸気管(15)の周壁(16)にパージガス吸込管(17)を取り外し自在に取り付け、このパージガス吸込管(17)内にパージガス吸込口(8)を設けたので、燃料タンク(5)の大きさ等に合わせてパージガス(11)の吸込量を設定する必要がある汎用エンジンでは、口径の異なるパージガス吸込口(8)を備えた複数種のパージガス吸込管(17)を用意しておき、最適のパージガス吸込管(17)を吸気管(15)に取り付けて使用すればよく、この蒸発燃料処理装置は汎用エンジンに好適に用いることができる。
図1(A)(B) 、図4(A)(B)または図6(A)(B)に例示するように、吸気管(15)の周壁(16)にブローバイガス吸込管(18)を取り付け、このブローバイガス吸込管(18)をブリーザ室(19)に連通させたので、スロットル弁(14)が全閉になる、或いは全閉近くになるアイドル運転時、スロットル弁(14)の吸気上流側には、スロットル弁(14)の吸気下流側のような大きな吸気負圧は発生せず、ブローバイガス吸込管(18)から多くのブローバイガス(20)が吸引されることがなく、ブローバイガス(20)による空燃混合比の変動は小さく、アイドル運転を安定化させることができる。
《効果》 ブローバイガス吸込管とパージガス吸込管とを相互に干渉することなく配置することができる。
図1(A) 、図4(A)または図6(A)に例示するように、吸気管(15)にブローバイガス吸込管(18)とパージガス吸込管(17)とを左右に振り分けて配置したので、ブローバイガス吸込管(18)とパージガス吸込管(17)とを相互に干渉することなく配置することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 パージガス吸込管の腐食を抑制することができる。
図1(A) 、図4(A)または図6(A)に例示するように、吸気管(15)の水平管部分(15a)の上周壁(15b)にパージガス吸込管(17)を下向きにして取り付けたので、ブローバイガス(20)中の水分の凝縮水がパージガス吸込管(17)に進入しても、この凝縮水はパージガス吸込管(17)から自重で流出する。このため、凝縮水に含まれる硫酸成分によるパージガス吸込管(17)の腐食を抑制することができる。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 装置の全高を低くすることができる。
図1(A) 、図4(A)または図6(A)に例示するように、パージガス吸込管(17)を斜め下向きとしたので、パージガス吸込管(17)を垂直下向きとした場合よりもパージガス吸込管(17)の高さを低くすることができ、装置の全高を低くすることができる。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 ブローバイガス吸込管の腐食を抑制することができる。
図1(A) 、図4(A)または図6(A)に例示するように、吸気管(15)の水平管部分(15a)の上周壁(15b)にブローバイガス吸込管(18)のブローバイガス出口通路(18a)を下向きにして取り付けたので、ブローバイガス(20)中の水分がブローバイガス吸込管(18)内で凝縮しても、この凝縮水はブローバイガス吸込管(18)内から自重で流出する。このため、凝縮水に含まれる硫酸成分によるブローバイガス吸込管(18)の腐食を抑制することができる。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 装置の全高を低くすることができる。
図1(A) 、図4(A)または図6(A)に例示するように、ブローバイガス吸込管(18)のブローバイガス出口通路(18a)を斜め下向きとしたので、ブローバイガス吸込管(18)を垂直下向きとした場合よりもブローバイガス吸込管(18)の高さを低くすることができ、装置の全高を低くすることができる。
請求項6に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、請求項2〜5に係る発明の効果を相する。
請求項7に係る発明は、請求項1から請求項6のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 パージガス吸込管の腐食を抑制することができる。
図1(A) 、図4(A)または図6(A)に例示するように、パージガス吸込管(17)は、ブローバイガス吸込管(18)の吸気下流側にならない位置に配置したので、ブローバイガス(20)中の水分の凝縮水がパージガス吸込管(17)に進入しにくく、凝縮水に含まれる硫酸成分によるパージガス吸込管(17)の腐食を抑制することができる。
請求項8に係る発明は、請求項1から請求項7のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 吸気管の形状に拘わらず、アイドル運転安定化等に関し、同等の機能を得ることができる。
図1(A) 、図4(A)または図6(A)に例示するように、スロットルボディ(12)の吸気入口部(12a)に吸気管(15)の吸気出口部(15c)を接続し、この吸気管(15)の吸気出口部(15c)にパージガス吸込管(17)を取り付けると、異なる形状の吸気管(15)であっても、パージガス吸込管(17)からのパージガス(11)の吸込み量をほぼ同じにできることが分かった。このため、吸気管(15)の形状に拘わらず、アイドル運転安定化等に関し、同等の機能を得ることができる。
請求項9に係る発明は、請求項8に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 アイドル運転を安定化させることができる。
図1(A) 、図4(A)または図6(A)に例示するように、吸気管(15)の吸気出口部(15c)は内径が変化しない管部分で構成したので、吸気管(15)の吸気出口部(15c)にベンチュリ部を設けた場合に比べ、スロットル弁(14)が全閉になる、或いは全閉近くになるアイドル運転時に、吸気出口部(15c)に大きな吸気負圧は発生せず、パージガス吸込口(8)から多くのパージガス(11)が吸引されることがなく、パージガス(11)による空燃混合比の変動は小さく、アイドル運転を安定化させることができる。
(請求項10に係る発明)
請求項10に係る発明は、請求項1から請求項9のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 冷間始動の失敗を抑制することができる。
図1(A) 、図4(A)または図6(A)に例示するように、スロットル弁(14)の上流側で、スロットルボディ(12)のスロットル吸気通路(13)にチョーク弁(26)を配置したので、チョーク弁(26)が全閉になる、或いは全閉近くになる冷間始動時、チョーク弁(26)の吸気上流側には、チョーク弁(26)の吸気下流側のような大きな吸気負圧は発生せず、パージガス吸込口(8)から多くのパージガス(11)や空気(10)が吸引されることがなく、パージガス(11)や空気(10)による空燃混合比の変動は小さく、冷間始動の失敗を抑制することができる。
図3に示すように、シリンダヘッドの横側に吸気マニホルド(21)を取り付け、この吸気マニホルド(21)の吸気入口(22)にキャブレータ(23)のスロットルボディ(12)がを取り付け、このスロットルボディ(12)に吸気管(15)を取り付けている。このスロットルボディ(12)と吸気管(15)とキャニスタ(1)等により蒸発燃料処理装置が構成されている。
図1(A)に示すように、キャニスタ(1)に蒸発燃料入口(2)と空気入口(3)とパージガス出口(4)とを設け、蒸発燃料入口(2)を燃料タンク(5)の蒸発燃料出口(6)に連通させ、空気入口(3)を大気に連通させ、パージガス出口(4)を吸気通路(7)のパージガス吸込口(8)に連通させ、燃料タンク(5)の蒸発燃料(9)をキャニスタ(1)の吸着体に吸着させ、エンジン運転中、吸気通路(7)で発生する吸気負圧で空気入口(3)からキャニスタ(1)に空気(10)を吸入し、この空気(10)でキャニスタ(1)の吸着体に吸着させた蒸発燃料(9)を離脱させ、空気(10)に蒸発燃料(9)を混入させたパージガス(11)をパージガス吸込口(8)から吸気通路(7)に吸い込ませるようにしている。キャニスタ(1)の吸着体には、活性炭が用いられている。
エンジン運転中、燃料タンク(5)の周囲温度が高く、蒸発燃料(9)の発生量が多い場合には、蒸発燃料弁(25)が開弁し、蒸発燃料(9)がキャニスタ(1)の吸着体に吸着されるとともに、吸気通路(7)で発生する吸気負圧で空気入口(3)からキャニスタ(1)に空気(10)が吸入され、この空気(10)でキャニスタ(1)の吸着体に吸着された蒸発燃料(9)が離脱され、空気(10)に蒸発燃料(9)を混入させたパージガス(11)がパージガス吸込口(8)から吸気通路(7)に吸い込まれる。
夏場にはエンジン停止中でも燃料タンク(5)の周囲温度が高く、蒸発燃料(9)の発生量が多いため、蒸発燃料弁(25)が開弁し、蒸発燃料(9)がキャニスタ(1)の吸着体に吸着される。そして、エンジン運転中、燃料タンク(5)の周囲の冷却等により、燃料タンク(5)の周囲温度が低くなり、蒸発燃料(9)の発生量が少なくなると、蒸発燃料弁(25)が閉弁し、キャニスタ(1)の吸着体への蒸発燃料(9)の吸着は停止され、空気入口(3)からキャニスタ(1)に吸入された空気(10)でキャニスタ(1)の吸着体に吸着された蒸発燃料(9)が離脱され、空気(10)に蒸発燃料(9)を混入させたパージガス(11)がパージガス吸込口(8)から吸気通路(7)に吸い込まれる。
図1(A)に示すように、吸気通路(7)にスロットルボディ(12)を配置し、このスロットルボディ(12)のスロットル吸気通路(13)にスロットル弁(14)を設けている。
図1(A)(B)に示すように、スロットルボディ(12)の吸気上流側に吸気管(15)を配置し、この吸気管(15)をスロットル吸気通路(13)と連通させ、この吸気管(15)の周壁(16)にパージガス吸込管(17)を取り外し自在に取り付け、このパージガス吸込管(17)内にパージガス吸込口(8)を設けている。
図2(A)(B)に示すように、吸気管(15)はエルボ管であり、基端側の水平管部分(15a)と先端側の垂直管部分(15e)とを備え、基端部にはフランジ(35)を設け、図1(A)に示すように、フランジ(35)でスロットルボディ(12)に組み付け、吸気管(15)の先端部にはエアクリーナ連通パイプ(29)の先端部を嵌合させ、エアクリーナ連通パイプ(29)の基端部はエアクリーナ(30)に接続し、吸気管(15)の内部通路を下流のスロットル吸気通路(13)に連通させるとともに、上流のエアクリーナ連通パイプ(29)を介してエアクリーナ(30)に連通させている。
図1(B)に示すように、吸気管(15)の軸線と平行な向きに見て、吸気管(15)にブローバイガス吸込管(18)とパージガス吸込管(17)とを左右に振り分けて配置し、ブローバイガス吸込管(18)のブローバイガス出口通路(18a)の出口開口(18c)とパージガス吸込管(17)の出口開口(17a)とを左右に離している。
図1(B)に示すように、ブローバイガス吸込管(18)の基端側のブローバイガス出口通路(18a)は、吸気管(15)の周壁の取付孔(36)に嵌入し、先端側のブローバイガス入口通路(18b)にはブリーザ室連通パイプ(34)の先端部を外嵌させ、ブリーザ室連通パイプ(34)の基端部はブリーザ室(19)に接続し、ブローバイガス吸込管(18)をブリーザ室連通パイプ(34)を介してブリーザ室(19)と連通させている。
ブリーザ室(19)はクランクケース(図外)と連通させ、シリンダ(図外)から漏れたブローバイガス(20)が流入する。
図1(A)に示すように、吸気管(15)の水平管部分(15a)の上周壁(15b)にパージガス吸込管(17)を斜め下向きにして取り付けている。
吸気管(15)の水平管部分(15a)の上周壁(15b)にブローバイガス吸込管(18)のブローバイガス出口通路(18a)を斜め下向きにして取り付けている。ブローバイガス吸込管(18)のブローバイガス入口通路(18b)は垂直下向きになっている。
図1(B)に示すように、ブローバイガス吸込管(18)のブローバイガス出口通路(18a)とパージガス吸込管(17)とを相互に近づく向きに下り傾斜させている。
吸気管(15)の水平管部分(15a)の上周壁(15b)にブローバイガス吸込管(18)とパージガス吸込管(17)とを左右に振り分けて配置している。
吸気管(15)の水平管部分(15a)を真上から見て、その幅方向を左右横方向として、パージガス吸込管(17)は、ブローバイガス吸込管(18)の真横の位置に配置している。パージガス吸込管(17)は、ブローバイガス吸込管(18)の吸気上流側に配置してもよい。
すなわち、パージガス吸込管(17)は、ブローバイガス吸込管(18)の吸気下流側にならない位置に配置する。
吸気管(15)の吸気出口部(15c)は内径が変化しない管部分で構成している。
図6(A)(B)、図7(A)(B)に示す第3実施形態では、吸気管(15)は横曲がりのベント管で、前後方向に真っ直ぐに延びる水平管部分(15a)と横曲がり管部分(15f)とを備え、水平管部分(15a)の基端部にフランジ(35)を備えている。
第2実施形態と第3実施形態のいずれの場合にも、ブローバイガス吸込管(18)は真っ直ぐな直管で、基端側のブローバイガス出口通路(18a)の外周にオネジ部を設け、これを取付孔(36)のメネジ部にネジ嵌合させ、先端側のブローバイガス入口通路(18b)は基端側のブローバイガス出口通路(18a)と同様に斜め下向きとなっている。
他の構成と機能は第1実施形態と同じであり、図4(A)(B)〜図7(A)(B)中、第1実施形態と同一の要素には、図1(A)(B)、図2(A)(B)と同一の符号を付しておく。
(2) 蒸発燃料入口
(3) 空気入口
(4) パージガス出口
(5) 燃料タンク
(6) 蒸発燃料出口
(7) 吸気通路
(8) パージガス吸込口
(9) 蒸発燃料
(10) 空気
(11) パージガス
(12) スロットルボディ
(12a) 吸気入口部
(13) スロットル吸気通路
(14) スロットル弁
(15) 吸気管
(15a) 水平管部分
(15b) 上周壁
(15c) 吸気出口部
(15d) 内部通路
(16) 周壁
(17) パージガス吸込管
(18) ブローバイガス吸込管
(18a) ブローバイガス出口通路
(19) ブリーザ室
(20) ブローバイガス
(26) チョーク弁
Claims (10)
- キャニスタ(1)に蒸発燃料入口(2)と空気入口(3)とパージガス出口(4)とを設け、蒸発燃料入口(2)を燃料タンク(5)の蒸発燃料出口(6)に連通させ、空気入口(3)を大気に連通させ、パージガス出口(4)を吸気通路(7)のパージガス吸込口(8)に連通させ、燃料タンク(5)の蒸発燃料(9)をキャニスタ(1)の吸着体に吸着させ、エンジン運転中、吸気通路(7)で発生する吸気負圧で空気入口(3)からキャニスタ(1)に空気(10)を吸入し、この空気(10)でキャニスタ(1) の吸着体に吸着させた蒸発燃料(9)を離脱させ、空気(10)に蒸発燃料(9)を混入させたパージガス(11)をパージガス吸込口(8)から吸気通路(7)に吸い込ませるようにしたエンジンの蒸発燃料処理装置において、
吸気通路(7)にスロットルボディ(12)を配置し、このスロットルボディ(12)のスロットル吸気通路(13)にスロットル弁(14)を設け、
スロットルボディ(12)の吸気上流側に吸気管(15)を配置し、この吸気管(15)をスロットル吸気通路(13)と連通させ、この吸気管(15)の周壁(16)にパージガス吸込管(17)を取り外し自在に取り付け、このパージガス吸込管(17)内にパージガス吸込口(8)を設け、
エンジン運転中、吸気通路(7)で発生する吸気負圧で、ブリーザ室(19)から吸気管(15)にブローバイガス(20)を吸い込ませるに当たり、
吸気管(15)の周壁(16)にブローバイガス吸込管(18)を取り付け、このブローバイガス吸込管(18)をブリーザ室(19)に連通させ、
吸気管(15)の軸線と平行な向きに見て、吸気管(15)にブローバイガス吸込管(18)とパージガス吸込管(17)とを左右に振り分けて配置し、
ブローバイガス吸込管(18)のブローバイガス出口通路(18a)の出口開口(18c)とパージガス吸込管(17)の出口開口(17a)とを左右に離した、ことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。 - 請求項1に記載したエンジンの蒸発燃料処理装置において、
吸気管(15)の水平管部分(15a)の上周壁(15b)にパージガス吸込管(17)を下向きにして取り付けた、ことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。 - 請求項2に記載したエンジンの蒸発燃料処理装置において、
パージガス吸込管(17)を斜め下向きとした、ことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載したエンジンの蒸発燃料処理装置において、
吸気管(15)の水平管部分(15a)の上周壁(15b)にブローバイガス吸込管(18)のブローバイガス出口通路(18a)を下向きにして取り付けた、ことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。 - 請求項4に記載したエンジンの蒸発燃料処理装置において、
ブローバイガス吸込管(18)のブローバイガス出口通路(18a)を斜め下向きとした、ことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。 - 請求項1に記載したエンジンの蒸発燃料処理装置において、
吸気管(15)の水平管部分(15a)の上周壁(15b)にパージガス吸込管(17)を斜め下向きにして取り付け、
吸気管(15)の水平管部分(15a)の上周壁(15b)にブローバイガス吸込管(18)のブローバイガス出口通路(18a)を斜め下向きにして取り付け、
ブローバイガス吸込管(18)のブローバイガス出口通路(18a)とパージガス吸込管(17)とを相互に近づく向きに下り傾斜させた、ことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載したエンジンの蒸発燃料処理装置において、
パージガス吸込管(17)は、ブローバイガス吸込管(18)の吸気下流側にならない位置に配置した、ことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。 - 請求項1から請求項7のいずれかに記載したエンジンの蒸発燃料処理装置において、
スロットルボディ(12)の吸気入口部(12a)に吸気管(15)の吸気出口部(15c)を接続し、この吸気管(15)の吸気出口部(15c)にパージガス吸込管(17)を取り付けた、ことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。 - 請求項8に記載したエンジンの蒸発燃料処理装置において、
吸気管(15)の吸気出口部(15c)は内径が変化しない管部分で構成した、ことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。 - 請求項1から請求項9のいずれかに記載したエンジンの蒸発燃料処理装置において、
スロットル弁(14)の上流側で、スロットルボディ(12)のスロットル吸気通路(13)にチョーク弁(26)を配置した、ことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置。
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