JP5363423B2 - Cmosアナログスイッチ回路、負電圧サンプリング回路 - Google Patents
Cmosアナログスイッチ回路、負電圧サンプリング回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5363423B2 JP5363423B2 JP2010126923A JP2010126923A JP5363423B2 JP 5363423 B2 JP5363423 B2 JP 5363423B2 JP 2010126923 A JP2010126923 A JP 2010126923A JP 2010126923 A JP2010126923 A JP 2010126923A JP 5363423 B2 JP5363423 B2 JP 5363423B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- negative
- voltage
- clock
- power supply
- clock signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
Description
図11に示したサンプリング回路は、図10で説明したCMOSアナログスイッチ回路3と、NMOSトランジスタで構成されるSW1、SW2、SW3と、キャパシタ4、5と、オペアンプ6によって構成されている。
第1制御信号に電源電圧VDDが、第2制御信号にグランド電圧VSSが印加されるとき、SW1とSW2とは導通状態となり、CMOSアナログスイッチ回路3とSW3とが非導通状態となる。このとき、キャパシタ4に蓄積されていた電荷は、キャパシタ5に転送される。
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであって、正電源電圧VDD〜グランド電圧VSSの電源下において、低いオン抵抗の導通状態で、グランド電圧に対して正電圧側と負電圧側に振幅する大信号入力を可能とするCMOSアナログスイッチ回路と、これを備えた信号レベル・シフト回路を不要とするスイッチトキャパシタ構成の負電圧サンプリング回路と、を提供することを目的とする。
また、本発明は、上記した発明において、前記ウェル・バイアス電圧発生器によって発生されたウェル・バイアス電圧が、前記負電源電圧として供給されることが望ましい。
また、本発明は、上記した発明において、前記負電源電圧は、CMOSアナログスイッチ回路内部に設けられた集積回路(例えば図1に示した負電圧生成回路104)によって生成されることが望ましい。
また、本発明は、上記した発明において、スイッチトキャパシタ構成の負電圧サンプリング回路が、請求項1から5のいずれか1項に記載されたCMOSアナログスイッチ回路を備えることが望ましい。
また、負電圧を内部のLSI回路によって発生することにより、CMOSアナログスイッチを含む回路を小型化し、その実装面積を小さくすることができる。
また、安定したウェル・バイアス電圧を負電圧としてCMOSアナログスイッチ回路に出力することができる。
さらに、このようなCMOSアナログスイッチをスイッチトキャパシタ構成の負電圧サンプリング回路に適用することにより、CMOSアナログスイッチが低いオン抵抗の導通状態で、大信号入力が可能な負電圧サンプリング回路を提供することができる。
(実施形態1)
(1) CMOSアナログスイッチ回路
図1は、実施形態1のCMOSアナログスイッチ回路103及び、その周辺回路を説明するための図である。CMOSアナログスイッチ回路103は、PMOSトランジスタ101、NMOSトランジスタ102を有している。PMOSトランジスタ101、NMOSトランジスタ102は、それぞれソース同士、ドレイン同士が接続され、ソースは共通の入力端子106に接続されている。また、ドレインは、共通の出力端子107に接続されている。このような構成は、相補構成とも呼ばれている。
実施形態1のCMOSアナログスイッチ回路103は、PMOSトランジスタ101のゲートに入力される負電圧制御信号S1と、NMOSトランジスタ102のゲートに入力される負電圧制御信号S2とによって制御される。負電圧制御信号S1、S2は、制御信号レベル・シフト回路から出力される逆極性の制御信号である。負電圧制御信号S1、S2の極性は、正電源電圧VDDをハイ、負電圧生成回路104から出力される負電圧をローとして定められる。
CMOSアナログスイッチ回路103が導通状態のとき、負電圧生成回路104で生成された負電圧が負電圧制御信号S1としてPMOSトランジスタ101のゲートに印加される。負電圧制御信号S2は電源電圧VDDとなり、NMOSトランジスタ102のゲートに印加される。
次に、上記したCMOSアナログスイッチ回路103を備えた負電圧サンプリング回路について説明する。実施形態1の負電圧サンプリング回路は、スイッチトキャパシタ構成の負電圧サンプリング回路である。
図2は、実施形態1の負電圧サンプリング回路を説明するための図である。この負電圧サンプリング回路は、図1で説明したCMOSアナログスイッチ回路103及び負電圧生成回路104、レベル・シフト回路105と、NMOSトランジスタによって構成されるスイッチ204、205、206と、キャパシタ202、203と、オペアンプ207と、によって構成されている。
レベル・シフト回路105は、図1に示したように、制御端子105a、105bを備えている。制御端子105a、105bにはそれぞれ制御信号S1’、S2’が入力される。制御信号S1’、S2’は、レベル・シフト回路105によって負電圧制御信号S1、S2にレベル・シフトされる。負電圧制御信号S1、負電圧制御信号S2は矩形波であるため、レベル・シフト回路105は、面積の小さい簡単なインバータ構成によって実現することができる。
負電圧制御信号S1がグランド電圧VSS、負電圧制御信号S2が正電源電圧VDDである場合、スイッチ204とスイッチ205は非導通状態となり、CMOSアナログスイッチ103とスイッチ206とが導通状態となることで、キャパシタ202には入力信号電圧と接地電圧の電位差分の電荷が蓄積されることにより信号サンプリングが行われる。負電圧制御信号S1に電源電圧VDD、負電圧制御信号S2にグランド電圧VSSが印加されるとき、スイッチ204とスイッチ205とが導通状態となり、CMOSアナログスイッチ回路103とスイッチ206とが非導通状態となる。このとき、キャパシタ202に蓄積されていた電荷は、キャパシタ203に転送される。
なお、実施形態1の負電圧サンプリング回路では、図11に示したレベル・シフト回路7に代えて信号レベル・シフト回路105を備えている。しかし、図11に示したレベル・シフト回路7はオペアンプで構成する必要があり、図1、2に示した信号レベル・シフト回路105のように小型のインバータ構成によって実現することはできない。このため、実施形態1によれば、図11に示した従来の負電圧サンプリング回路よりも回路の面積と消費電流が小さい負電圧サンプリング回路を実現することができる。
以上のことから、入力信号振幅を大きくとれる実施形態1の負電圧サンプリング回路は、対ノイズ、及び対高調波歪みが優位になる。また、実施形態1の負電圧サンプリング回路は、サンプリングスイッチのオン抵抗が小さいことにより、信号振幅誤差による歪み劣化を抑えることができる。
(1) 負電圧サンプリング回路の構成
図3は、実施形態2の負電圧サンプリング回路を説明するための図である。なお、実施形態2では、実施形態1で説明した構成と同様の構成には同様の符号を付し、その説明を一部略すものとする。実施形態2の負電圧サンプリング回路も、実施形態1の負電圧サンプリング回路と同様に、図1、2に示したCMOSアナログスイッチ回路103を備えたスイッチトキャパシタ構成の負電圧サンプリング回路である。
実施形態2の負電圧サンプリング回路は、このようなクロック負昇圧回路301と、図1に示したCMOSアナログスイッチ回路103と、スイッチ204〜206、キャパシタ202、203、オペアンプ207によって構成されている。
実施形態2の負電圧サンプリング回路は、実施形態1の負電圧サンプリング回路と同様に動作する。すなわち、実施形態2の負電圧サンプリング回路は、負電圧制御信号S3がグランド電圧VSS、負電圧制御信号S4が正電源電圧VDDであるとき、スイッチ204、205が非導通状態となり、CMOSアナログスイッチ回路103とスイッチ206とが導通状態となる。このとき、キャパシタ202に入力信号の電圧と接地電圧の電位差分の電荷が蓄積されて信号サンプリングが行われる。
実施形態2の負電圧サンプリング回路は、図2に示した実施形態1の負電圧サンプリング回路が負電圧生成回路104及びレベル・シフト回路105を備えているのに対し、これに代えてクロック負昇圧回路301を備えている。このため、実施形態2の負電圧サンプリング回路は、実施形態1の負電圧サンプリング回路よりも回路素子数を低減でき、回路面積と消費電流をさらに低減することができる。
図4は、図3に示したクロック負昇圧回路301を説明するための図である。クロック負昇圧回路301は、2つのクロック負昇圧回路を備えている。2つのクロック昇圧回路は、クロック負昇圧回路301を構成することから、実施形態2ではクロック負昇圧回路部401、403と記す。クロック負昇圧回路部401、403は、電圧ライン402によって接続されていて、電圧ライン402は、クロック負昇圧回路部401、403内のウェル・バイアス電圧発生器に含まれる。つまり、電圧ライン402は、クロック負昇圧回路部401、403のウェル・バイアス電圧発生器が発生する電圧が互いに接続されていることを示している。
クロック負昇圧回路部401には、クロックCK1が入力され、クロック負昇圧回路部403にはクロックCK2が入力される。クロックCK1、CK2は、互いに位相が反転したクロック信号である。
すなわち、図4に示した電圧ライン402には、基本的に、全期間に渡って電圧が生成されることになる。ただし、実際には、クロックCK1、CK2の位相差や立ち上がり/立ち下がり時間が存在する。その間の電圧を維持するためには、図4に示した電圧ライン402にキャパシタを設ければよい。
クロック負昇圧回路部401からは、クロックCK1を負昇圧したクロック出力信号DCK1が出力される。クロック負昇圧回路部403からは、クロックCK2を負昇圧したクロック出力信号DCK2が出力される。クロック負昇圧回路部401、403は電圧ライン402によって接続され、電圧ライン402にはキャパシタ510が接続されている。
クロック負昇圧回路部401、403は、いずれもクロックCK1、CK2の位相反転クロックCKN1、CKN2を作るインバータ509、キャパシタ501、501、PMOSトランジスタ505、506、508、NMOSトランジスタ504、507によって構成されている。
クロック負昇圧回路部401、403において、キャパシタ510、NMOSトランジスタ504、電圧ライン402は、ウェル・バイアス電圧発生器を構成している。ウェル・バイアス電圧発生器は、クロック出力信号DCK1、DCK2を出力するNMOSトランジスタ507の、ウェル(P−well)に電圧を供給している。
以下、図6のタイミング・チャートを使って実施形態2のクロック負昇圧回路の動作を説明する。なお、この説明において、クロック負昇圧回路にクロックCK1あるいはクロックCK2が入力される以前(クロック入力前の初期状態)では、キャパシタ501、502の充電電圧は0Vとする。
キャパシタ501の充電により、ノードN18の電圧がVDDから徐々に下降する。この下降分を−V18とする。このとき、PMOSトランジスタ506はゲートが逆バイアスされており、オフされている。
以上の動作は、クロックCK1、CK2が位相反転するごとに繰り返され、キャパシタ501、502に充電される電圧が上昇する。充電電圧は最終的に−VDDとなり、ノードN17、ノードN18には、逆の位相で、かつ、−VDD〜VSSの電圧範囲で周期的に変動(スイング)するクロックが発生する。
このとき、電源電圧VDDからノードN17へ流れる電流をカットするため、NMOSトランジスタ507はオフされている。ただし、NMOSトランジスタ507が−VDDの電圧を出力するためには、NMOSトランジスタ507のP-well電圧を−VDDに下げる必要がある。
また、クロック負昇圧回路部403は、クロックCK1の位相反転クロックであるクロックCK2を入力し、上記したクロック負昇圧回路部401と同様に動作する。
さらに、基本的には、クロック負昇圧回路がウェル・バイアス電圧VBを負電圧として出力するときに、その負電圧を供給するNMOSトランジスタ507のソース電位からウェル・バイアス電圧VBを生成するので、ウェル・バイアス電圧VBとNMOSトランジスタ507のソース電位との間に電位差は生じないことになる。
実施形態3は、実施形態2と同様に、クロック負昇圧回路を用いる負電圧サンプリング回路の実施形態である。ただし、実施形態3は、用いられるクロック負昇圧回路の具体的な構成が実施形態2と相違する。そのため、実施形態3では、負電圧サンプリング回路に用いられるクロック負昇圧回路についてのみ説明する。
図7は、実施形態2の負電圧サンプリング回路のクロック負昇圧回路の構成を示した図である。図7に示したクロック負昇圧回路は、図6に示したクロック負昇圧回路の信号ラインを共通にして整理し、全体の素子数を低減したものである。したがって、実施形態3によれば、実施形態2の負電圧サンプリング回路と同様の機能(作用、効果)を有しながらも、素子数を低減し、回路規模を小さくすることができる。
クロック負昇圧回路部702、704のそれぞれのウェル・バイアス電圧発生器は、ウェル・バイアス電圧VBの出力部である電圧ライン703によって接続されている。
クロックCK1、CK2の入力開始直後の区間(1)では、クロックCK1の電圧がVSS、クロックCK2の電圧がVDDとなる。このとき、シフト・クロックCKS1はVSS、シフト・クロックCKS2はVDDとなる。PMOSトランジスタ805は、そのソースがVDD、ゲートがVSSとなるためオンされる。PMOSトランジスタ805のオンにより、キャパシタ801が充電される。キャパシタ801が充電されることにより、シフト・クロックCKS2が供給されるノード(ノードCKS2とも記す)の電圧がVDDから徐々に下降する。ここでは、この下降分を−V8とする。このとき、PMOSトランジスタ806はゲートが逆バイアスされているため、オフしている。
キャパシタ801、802に充電される電圧は次第に上昇し、最終的に−VDDとなる。この結果、シフト・クロックCKS1、CKS2は逆相で−VDD〜VSSの電圧範囲でスイングするクロックになる。
また、実施形態3では、クロック負昇圧回路部704において、クロック出力信号DCK2を−VDD〜VDDでスイングさせるため、クロック出力信号DCK2の出力端子とノードCKS2とを、NMOSトランジスタ817をはさんで接続する。区間(1)においては、PMOSトランジスタ818がオンしてクロック出力信号DCK2がVDDにフォースされる。
ただし、NMOSトランジスタ817が−VDDの電圧を通すためには、NMOSトランジスタ817のP-well電圧を−VDDにまで上げる必要がある。このために、実施形態3では、NMOSトランジスタ814が用いられる。NMOSトランジスタ814は区間(1)でオン、区間(2)でオフする。NMOSトランジスタ814がオンしたとき、シフト・クロックCKS1の電圧が電圧ライン703にウェル・バイアス電圧VBとして供給される。
また、実施形態1ないし実施形態3では、CMOSアナログスイッチ回路を構成するトランジスタ素子にMOSトランジスタを使用している。しかし、本発明の実施形態は、このような構成に限定されるものでなく、回路の一部分がMOSトランジスタ以外の回路要素、たとえばバイポーラ・トランジスタ等の素子を使って実現することもできる。
102、504、507、804、807、814、817 NMOSトランジスタ
103 CMOSアナログスイッチ回路
104 負電圧生成回路
105 レベル・シフト回路
106 入力端子
107 出力端子
202、203、501、502、510、801、802、811 キャパシタ
204〜206 スイッチ
207 オペアンプ
301 クロック負昇圧回路
401、403、702、704 クロック負昇圧回路部
402、703 電圧ライン
509 インバータ
701 クロック・レベル・シフト回路
Claims (6)
- PMOSトランジスタと、NMOSトランジスタとを含み、前記PMOSトランジスタのソースと前記NMOSトランジスタのソースとを、前記PMOSトランジスタ、前記NMOSトランジスタに共通の入力端子に接続し、前記PMOSトランジスタのドレインと前記NMOSトランジスタのドレインとを、前記PMOSトランジスタ、前記NMOSトランジスタに共通の出力端子に接続して構成される、相補構成のCMOSアナログスイッチ回路であって、
第1クロック信号を入力して負昇圧することにより第1負昇圧クロック信号を出力する第1クロック負昇圧回路部、前記第1クロック信号と位相が反転した第2クロック信号を入力して負昇圧することにより第2負昇圧クロック信号を出力する第2クロック負昇圧回路部を含むクロック負昇圧回路を有し、
前記第1クロック負昇圧回路部は前記第1クロック負昇圧回路部に含まれる第1トランジスタ素子のウェルに電圧を供給する第1ウェル・バイアス電圧発生器を含み、前記第2クロック負昇圧回路部は前記第2クロック負昇圧回路部に含まれる第1トランジスタ素子のウェルに電圧を供給する第2ウェル・バイアス電圧発生器を含み、前記第1ウェル・バイアス電圧発生器の出力部と前記第2ウェル・バイアス電圧発生器の出力部とが接続され、前記第1負昇圧クロック信号が第1制御信号として前記PMOSトランジスタのゲートに供給され、前記第2負昇圧クロック信号が前記NMOSトランジスタのゲートに供給され、前記第1ウェル・バイアス電圧発生器出力と前記第2ウェル・バイアス電圧発生器出力が負電源電圧として供給され、
前記PMOSトランジスタのバックゲートに正電源電圧が供給され、前記NMOSトランジスタのバックゲートに負電源電圧が供給され、前記正電源電圧と前記負電源電圧との間で周期的に変動する第1制御信号が前記PMOSトランジスタのゲートに供給され、前記正電源電圧と前記負電源電圧との間で周期的に変動し、前記第1制御信号と位相が逆の第2制御信号が前記NMOSトランジスタのゲートに供給されることを特徴とするCMOSアナログスイッチ回路。 - PMOSトランジスタと、NMOSトランジスタとを含み、前記PMOSトランジスタのソースと前記NMOSトランジスタのソースとを、前記PMOSトランジスタ、前記NMOSトランジスタに共通の入力端子に接続し、前記PMOSトランジスタのドレインと前記NMOSトランジスタのドレインとを、前記PMOSトランジスタ、前記NMOSトランジスタに共通の出力端子に接続して構成される、相補構成のCMOSアナログスイッチ回路であって、
第1クロック信号と、当該第1クロック信号と位相が反転した第2クロック信号を入力し、負昇圧側にレベル・シフトして第1レベル・シフト・クロック信号と第2レベル・シフト・クロック信号とを出力するクロック・レベル・シフト回路と、
前記第1レベル・シフト・クロック信号及び前記第2レベル・シフト・クロック信号を入力し、負昇圧された前記第1レベル・シフト・クロック信号の電圧から電源電圧の範囲で周期的に変動する第1負昇圧クロック信号を出力する第1クロック負昇圧回路部と、
前記第1レベル・シフト・クロック信号及び前記第2レベル・シフト・クロック信号を入力し、負昇圧された前記第2レベル・シフト・クロック信号の電圧から電源電圧の範囲で周期的に変動する第2負昇圧クロック信号を出力する第2クロック負昇圧回路部と、を含むクロック負昇圧回路をさらに有し、
前記第1クロック負昇圧回路部及び前記第2クロック負昇圧回路部は、前記第1レベル・シフト・クロック信号及び前記第2レベル・シフト・クロック信号の負昇圧された電圧を全波整流する第2トランジスタ素子を有するウェル・バイアス電圧発生器を備え、
前記第1負昇圧クロック信号が第1制御信号として前記PMOSトランジスタのゲートに供給され、前記第2負昇圧クロック信号が前記NMOSトランジスタのゲートに供給され、前記ウェル・バイアス電圧発生器出力が負電源電圧として供給され、
前記PMOSトランジスタのバックゲートに正電源電圧が供給され、前記NMOSトランジスタのバックゲートに負電源電圧が供給され、前記正電源電圧と前記負電源電圧との間で周期的に変動する第1制御信号が前記PMOSトランジスタのゲートに供給され、前記正電源電圧と前記負電源電圧との間で周期的に変動し、前記第1制御信号と位相が逆の第2制御信号が前記NMOSトランジスタのゲートに供給されることを特徴とするCMOSアナログスイッチ回路。 - 前記ウェル・バイアス電圧発生器は、前記第2トランジスタ素子と、前記第2トランジスタ素子と基準電圧源とを接続する電圧ラインと、前記電圧ラインに接続されたキャパシタ素子と、を含むことを特徴とする請求項2に記載のCMOSアナログスイッチ回路。
- 前記ウェル・バイアス電圧発生器によって発生されたウェル・バイアス電圧が、前記負電源電圧として供給されることを特徴とする請求項2または3に記載のCMOSアナログスイッチ回路。
- 前記負電源電圧は、CMOSアナログスイッチ回路内部に設けられた集積回路によって生成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のCMOSアナログスイッチ回路。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載されたCMOSアナログスイッチ回路を備えたことを特徴とするスイッチトキャパシタ構成の負電圧サンプリング回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010126923A JP5363423B2 (ja) | 2010-06-02 | 2010-06-02 | Cmosアナログスイッチ回路、負電圧サンプリング回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010126923A JP5363423B2 (ja) | 2010-06-02 | 2010-06-02 | Cmosアナログスイッチ回路、負電圧サンプリング回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011254304A JP2011254304A (ja) | 2011-12-15 |
JP5363423B2 true JP5363423B2 (ja) | 2013-12-11 |
Family
ID=45417867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010126923A Expired - Fee Related JP5363423B2 (ja) | 2010-06-02 | 2010-06-02 | Cmosアナログスイッチ回路、負電圧サンプリング回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5363423B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103312309B (zh) * | 2013-05-14 | 2016-01-13 | 无锡华润矽科微电子有限公司 | 模拟开关控制电路结构 |
JP6658112B2 (ja) * | 2016-03-04 | 2020-03-04 | セイコーエプソン株式会社 | 温度補償機能付き時計 |
KR102026929B1 (ko) * | 2018-05-17 | 2019-10-01 | 한국전기연구원 | 전력 스위치용 게이트 구동회로 |
JP7329411B2 (ja) * | 2019-10-18 | 2023-08-18 | エイブリック株式会社 | アナログスイッチ |
CN117614432B (zh) * | 2023-10-30 | 2024-05-28 | 南京邮电大学 | 提升体硅ldmos性能的动态背栅控制系统及体硅ldmos的制造方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02126426U (ja) * | 1989-03-28 | 1990-10-18 | ||
JPH0595266A (ja) * | 1991-09-30 | 1993-04-16 | Rohm Co Ltd | 伝送ゲート |
US5666082A (en) * | 1995-12-29 | 1997-09-09 | Maxin Integrated Products, Inc. | Fault protection using parallel output CMOS devices for integrated circuit analog switches |
JP2006115422A (ja) * | 2004-10-18 | 2006-04-27 | Toshiba Corp | 半導体装置及び電圧発生回路 |
-
2010
- 2010-06-02 JP JP2010126923A patent/JP5363423B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011254304A (ja) | 2011-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100900965B1 (ko) | 고전압용 씨모스 전하 펌프 | |
JP4849907B2 (ja) | チャージポンプ回路 | |
US8575986B2 (en) | Level shift circuit and switching regulator using the same | |
US7564297B2 (en) | Power supply circuit and electronic device equipped with same | |
JP5225876B2 (ja) | パワーオンリセット回路 | |
JP4193462B2 (ja) | 昇圧回路 | |
JP5363423B2 (ja) | Cmosアナログスイッチ回路、負電圧サンプリング回路 | |
CN102640405B (zh) | 电荷泵电路及其控制方法、半导体集成电路 | |
CN112688678B (zh) | 模拟开关 | |
JP2008211317A (ja) | レベルシフト回路 | |
JP5211355B2 (ja) | 電源回路及び携帯機器 | |
US9391600B2 (en) | Voltage level shift with charge pump assist | |
JP4787671B2 (ja) | クロック昇圧回路 | |
JP2005304126A (ja) | 昇圧回路及び半導体集積回路 | |
JP4087229B2 (ja) | 振幅変換回路およびそれを用いた半導体装置 | |
JP2013021817A (ja) | チャージポンプ回路 | |
JP2011090364A (ja) | 定電圧発生回路及びそれを内蔵した半導体集積回路 | |
JP2004007744A (ja) | 演算増幅器 | |
JP2005044203A (ja) | 電源回路 | |
JP2011254305A (ja) | クロック負昇圧回路 | |
JP4281358B2 (ja) | パルス昇圧回路 | |
JP4281359B2 (ja) | チャージポンプ回路 | |
JP2009136112A (ja) | 半導体集積装置 | |
JP2004007831A (ja) | レベルシフト回路 | |
JP4581415B2 (ja) | パルス昇圧回路、昇圧回路、及びチャージポンプ回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120628 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130618 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130814 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130903 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130905 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5363423 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |