JP5360636B2 - 安全防護装置 - Google Patents
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Description
上記に鑑み、本発明は、簡易かつ安価に設置できて圧死を免れるだけでなく通常時には衣服の収納用として機能し得るようにした安全防護装置を提供することを目的とする。
上連結材51、下連結材52はx点やy点で耐震フレーム50に脱着自在に連結するようにしてもよい。
矢印INの1面も簡易に開くように覆いを付けても良い。
上連結材51の上に耐震板を付したり、上連結材51に代えてこの耐震板のみで構成してもよい。
上面の耐震板と仮想線で示す3面の上周り板Sとにより上部耐震枠を構成するようにしてもよい。
上下の連結材51,52間には、耐震突っ張り材である中心軸53が設けられ、その上部には丸形の回転サークル54が単一本設けられてハンガーなどを介して多数の衣服55…が掛けられるようになっている。
そして、床板56や周ガード板57によりこの災害避難装置が倒れることがあっても手や腕が挟まれないようにすることができる。
この装置は、通常は衣服収納に使える一方、地震が発生した際にはその内部空間に避難して安全を確保することができるようになっている。避難の際には内部が衣服類であるので、飛び込んでも非常に安全であるだけでなくこれら衣服類は外部からの害から避難者を有効に護る。
同図右下欄は、十字形とした下連結材52′の端部に耐震フレーム50の基部を溶接固定したもので、その他、耐震フレーム50は、内倒れ式に5°程度傾斜してあるため、フレーム全体の耐震強度がアップするものになっている。
尚、2本が平行になった縦フレーム50a周りには、飛び込んだ際の安全のためウレタンやゴムなどのクッション58を外包装備することがある。図示では短くされているが、実際には上下に長いものが適当である。
また、装置の中には、収納ケース59を設置しておくことがある。この場合、同ケース59は、内部に非常用食料や飲料水、報知品などを常備しておくと地震発生時などに有用である。また、同ケース59はそのまま椅子としても機能するが、避難で飛び込んだ際に避難者の脚に当らないように外面をソフトなもので仕上げるとよい。
尚、前記家具203は、大型の額であったり、前記実施形態のような耐震ベッドガードのこともある。額の場合は収納部付きでもよい。
また、例えば、ボックスAについては、図5の左下のものに仮想線で示すように、左右分割型で合体可能なものにし、その1つを小ボックスaとし、それを2個組み合わせたものがボックスAと同様の幅をもつようにすれば縦桟214に止め付けることができるようになる。
さらに、前記抵抗扉212は地震発生時に本体211が変形してもその際に抵抗部材として機能するが、省略することもある。
また、前記本体211および扉212は、木材・プラスチック・鉄材・アルミ材などを使用することができ、特に強固なプラスチックで一体成形すると軽く施工に有利である。
さらに、図6の右上欄に示すように、収納ボックスに代えて額を構成することがあり、その場合、その裏板217を縦桟214側に固定したあと額縁218を取り付けるようにする。この額には収納部を一体あるいは別体で付属させることができる。
尚、最上部には、ワイヤ(メッシュ状を含む)を張ったり、覆い部材310を設置して上方からの落下物がある場合に対処する。覆い部材310は緩衝部材であってもよい。
尚、前記センターテーブル311・ソファー313・アームチェア314などの応接セットは、それらに人が当たって怪我などをしないように外層を軟質な構成とする。このことは以下においても同様にいえる。
また、前記デスクテーブル316は辺の長いものでもよいが、図示のようにコーナー支柱302から間柱306間程度の辺長のものとし、あとは背の高い収納ラック324などにしてもよい。この場合、収納ラック(あるいは飾り棚)324は耐震構造としてルームの柱などに連結しその補強役を兼ねるようにしてもよい。
さらに、ルームの出入り口には、防災機能をもつカーテンや扉などを付してもよい。
尚、脱衣室351にも図10の仮想線のように柱などの耐震構造にすることもある。352は脱衣かごである。
356はコーナー支柱、357は間柱であり、これらは、特別ルームの支柱を構成するとともに、図12の左下角部の支柱358を追加するだけでサウナの4本支柱を構成することができる。支柱358は、特別ルームの中央支柱を兼用することもある。
尚、ドア367は、図12に仮想線で示すように、横脇側にも併設してもよい。
また、装置の中には、奥収納ケース609を設置しておくことがある。この場合、同ケース609は、内部に非常用食料や飲料水、報知品などを常備しておくと地震発生時などに有用である。また、同ケース609はそのまま椅子としても機能するが、避難で飛び込んだ際に避難者の脚に当らないように外面をソフトなもので仕上げるとよい。
この装置は、通常はクローゼットとして衣服収納に使える一方、地震が発生した際には図15の下側で図16の手前側からその内部空間に避難して安全を確保することができるようになっている。避難する際には内部が衣服類であるので、飛び込んでも非常に安全であるだけでなくこれら衣服類は外部からの害から避難者を有効に護る。
また、612は上収納ケースで、安全クローゼットの上に横収納ケース610上にわたるように載置され、そのさらに上側には、弾性質の緩衝板613と上伝達板614とが載置されている。上収納ケース612と横収納ケース610間には、中間緩衝材615が介装されている。
さらに、上収納ケース612が設けられる場合、横収納ケース610の前面に登降用のステップ616…を備え付けておいて上収納ケース612内への収納・取出しを簡易化する。
また、安全クローゼットの周りには、図1にも示すように周ガード手段を設けると外部からの防護機能が向上する。
さらに、前記横収納ケース610は、図15において下向きにオーバーハングしてもよく、この場合、装置全体が安定化するとともに収納量も増える。
尚、中央の支柱パイプ623は、細いパイプ(50〜100mm径)の複数本のパイプ の寄せ合わせにより1本化したものとしてもよい。
また、上連結板619上には、緩衝材630とその上の伝達緩衝板631を備えれば衝撃を有効に緩和させる。
さらに、安全クローゼット周りには、前記のような周ガード板を備えて外部からの防護を図るようにしてもよい。
また、図15,16に示すような、横収納ケースや上収納ケースなどを付加することができる。
尚、前記回転サークル641は、それぞれ上板635と下板636から突設した上軸646と下軸647で固定されたポール648の外周に回転自在としてある。
また、嵌め込みブロック642は、支柱640…への位置合わせが確実に行えるように上板635(あるいは下板636)に対して水平方向に移動調節可能とする。さらに、同ブロック642の先端部は先細状にして支柱640に嵌め込み易くする。
また、図19および図20に仮想線で示すように、同じく支柱640間に嵌め込むような収納体651を装備してもよい。同収納体651は、木製でも金属製でも発泡スチロール製でもよく、取付片652により支柱640に脱着自在に嵌め込まれるようにされるとともに引き出し653…などの収納部を備える。この収納体651は、避難空間の左右および奥側のうちその全てあるいは選ばれた個所に設けることができる。
前記中央の上軸646・下軸647およびポール648は、図18に示す太径パイプ方式にしてもよい。
前記実施形態によれば、組み立てが簡単でしかも強度も充分であるとともに収納機能を備えたものになる。仮想線のように補強ブロック650や収納体651などを支柱640間に嵌め込めば強度アップになるだけでなく遮蔽構造になって倒壊時に避難空間内の避難者を防護することができる。
さらに、前記補強ブロック650は、図19において下向きにオーバーハングしてもよく、この場合、装置全体が安定化するとともに収納量も増える。
Claims (1)
- 左右一対の縦フレーム50aとその上端間を結ぶ上フレーム50bとを曲げパイプ製として門形に形成するとともに底フレーム50cを連結して全体として縦長矩形枠とした耐震フレームが立体4面を形成するように連結具により組み合わされてそれら立体4面のうち少なくとも1つの面が開放状に残って出入り可能とされているとともに、これら耐震フレームの上フレーム50b間を、十字状をなしその各端部が上フレーム50bに対し脱着自在にして上連結材51で連結し、かつ、底フレーム50c間も、十字状をなしその各端部が底フレーム50cに対し脱着自在にして下連結材52で連結し、上連結材51と下連結材52との各中央位置間には、耐震突っ張り材である中心軸53が設けられ、その中心軸53の上部には、ハンガーを介して多数の衣服55が掛けられる丸形回転サークル54が単一本設けられている安全防護装置。
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