JP5358545B2 - エンジンの伝動ケースの密封装置 - Google Patents
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Description
この種の密封装置によれば、伝動ケース内のオイルが伝動軸挿通孔から伝動ケース外に漏れ出すのを防止することができる利点がある。
しかし、従来、この種の密封装置では、オイルシールが伝動ケースの外側に露出しているため、問題がある。
オイルシールが伝動ケースの外側に露出しているため、伝動ケース外の塵埃がオイルシールに接近しやすく、オイルシールに噛み込んだ塵埃でオイルシールが磨耗しやすい。
図1〜図3の各(A)〜(C)に例示するように、伝動ケース(1)内に回転伝動軸(2)を挿通し、伝動ケース(1)内で回転伝動軸(2)に内部伝動輪(4)を固定し、伝動ケース(1)のケース壁(3)に伝動軸挿通孔(5)をあけ、伝動軸挿通孔(5)を介して伝動ケース(1)外に回転伝動軸(2)に突出させ、伝動ケース(1)外で回転伝動軸(2)の突出部(6)に外部伝動輪(7)を嵌め、伝動軸挿通孔(5)内で回転伝動軸(2)にカラー(8)を嵌め、伝動軸挿通孔(5)内にオイルシール(9)を嵌め、オイルシール(9)をカラー(8)の外周面(8a)に接当させた、エンジンの伝動ケースの密封装置において、
図1〜図3の各(A)(B)に例示するように、回転伝動軸(2)の軸長方向を前後方向、回転伝動軸(2)の突出方向を前として、
外部伝動輪(7)とカラー(8)との間に環状の防塵カバー(25)を挟み付け、この防塵カバー(25)でオイルシール(9)をその前側から覆った、ことを特徴とするエンジンの伝動ケースの密封装置。
請求項1に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》 塵埃の噛み込みによるオイルシールの磨耗を抑制することができる。
図1〜図3の各(A)(B)に例示するように、回転伝動軸(2)の軸長方向を前後方向、回転伝動軸(2)の突出方向を前として、外部伝動輪(7)とカラー(8)との間に環状の防塵カバー(25)を挟み付け、この防塵カバー(25)でオイルシール(9)をその前側から覆ったので、伝動ケース(1)外の塵埃がオイルシール(9)に接近しにくく、塵埃の噛み込みによるオイルシール(9)の磨耗を抑制することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 塵埃の噛み込みによるオイルシールの磨耗を抑制することができる。
図1〜3の各(A)(B)に例示するように、伝動ケース(1)のケース壁(3)から前側に伝動軸挿通孔(5)のボス(26)を突出させ、このボス(26)内にオイルシール(9)を嵌め、防塵カバー(25)の外周縁部(27)をボス(26)の外周面(28)に沿って後向きに導出したので、伝動ケース(1)外の塵埃が防塵カバー(25)とボス(26)の間に進入しにくく、塵埃の噛み込みによるオイルシール(9)の磨耗を抑制することができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 塵埃の噛み込みによるオイルシールの磨耗を抑制することができる。
図1〜図2の各(A)(B)に例示するように、防塵カバー(25)の後面(29)に突部(30)または凹部を設け、防塵カバー(25)の回転により、オイルシール(9)の前方で突部(30)または凹部による風が起こるようにしたので、風によってオイルシール(9)への塵埃の進入が妨げられ、塵埃の噛み込みによるオイルシール(9)の磨耗を抑制することができる。
また、風によるオイルシール(9)付近の空気の流動でオイルシール(9)が冷却される効果もある。
請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 塵埃の噛み込みによるオイルシールの磨耗を抑制することができる。
図4の(A)(E)に例示するように、外部伝動輪(7)の外周面(31)に突部(32)または凹部を設け、この突部(32)または凹部をオイルシール(9)の前方に位置させ、外部伝動輪(7)の回転により、オイルシール(9)の前方で突部(32)または凹部による風が起こるようにしたので、風によってオイルシール(9)への塵埃の進入が妨げられ、塵埃の噛み込みによるオイルシール(9)の磨耗を抑制することができる。
また、風によるオイルシール(9)付近の空気の流動でオイルシール(9)が冷却される効果もある。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4のいずれかの発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 カラーの交換が不要になる。
カラー(8)の外周面(8a)に窒化処理層を形成したので、カラー(8)の耐摩耗性が優れ、エンジンの耐用年数を越える耐久性を得ることができ、カラー(8)の交換が不要になる。
請求項2に係る発明は、請求項5に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 カラーの潤滑性が高い。
窒化処理層の最表面に浸硫処理層を設けたので、カラーの潤滑性が高い。
請求項7に係る発明は、請求項1から請求項6のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 カラーからのオイル漏れを防止することができる。
図1〜図4の各(A)(B)に例示するように、回転伝動軸(2)の軸長方向を前後方向として、カラー(8)を前後対称形状としたので、回転伝動軸(2)にカラー(8)を両端部のどちらから嵌め込んでも、カラー(8)の組み間違いが起こらず、これに起因するカラー(8)からのオイル漏れを防止することができる。
図1〜図4の各(A)(B)に例示するように、回転伝動軸(2)の軸長方向を前後方向として、カラー(8)を前後対称形状としたので、回転伝動軸(2)にカラー(8)を両端部のどちらから嵌め込んでも、カラー(8)の組み間違いが起こらず、カラー(8)の組み付け作業が簡単になる。
請求項8に係る発明は、請求項1から請求項6のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 カラーからのオイル漏れを防止することができる。
図1、図3、図4の各(A)〜(D)に例示するように、回転伝動軸(2)に内部伝動輪(4)をキー(10)とキー溝(11)で廻り止めし、外部伝動輪(7)と内部伝動輪(4)との間にカラー(8)を挟み付けるに当たり、カラー(8)と内部伝動輪(4)との間にガスケット(12)を挟み、このガスケット(12)を内部伝動輪(4)の端面(13)のキー溝開口(14)よりも径方向外側で内部伝動輪(4)の端面(13)とカラー(8)との間に挟み付けたので、封止面積が小さいキー溝開口(14)よりも径方向外側の部分をガスケット(12)で強力に封止することができ、伝動ケース(1)内のエンジンオイルが回転伝動軸(2)とカラー(8)との隙間に進入しにくく、カラー(8)からのオイル漏れを防止することができる。
請求項9に係る発明は、請求項1から請求項6のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 カラーからのオイル漏れを防止することができる。
図2の(A)〜(D)に例示するように、回転伝動軸(2)に内部伝動輪(4)をキー(10)とキー溝(11)で廻り止めし、外部伝動輪(7)と内部伝動輪(4)との間にカラー(8)を挟み付けるに当たり、カラー(8)の端面(15)の外周に沿ってOリング嵌合部(16)を設け、このOリング嵌合部(16)にOリング(17)を嵌合させ、このOリング(17)を内部伝動輪(4)の端面(13)のキー溝開口(14)よりも径方向外側で内部伝動輪(4)の端面(13)とカラー(8)との間に挟み付けたので、封止面積が小さいキー溝開口(14)よりも径方向外側の部分をOリング(17)で強力に封止することができ、伝動ケース(1)内のエンジンオイルが回転伝動軸(2)とカラー(8)との隙間に進入しにくく、カラー(8)からのオイル漏れを防止することができる。
図1の(A)〜(C)に示すように、伝動ケース(1)内に回転伝動軸(2)を挿通し、伝動ケース(1)内で回転伝動軸(2)に内部伝動輪(4)を固定し、伝動ケース(1)のケース壁(3)に伝動軸挿通孔(5)をあけ、伝動軸挿通孔(5)を介して伝動ケース(1)外に回転伝動軸(2)に突出させ、伝動ケース(1)外で回転伝動軸(2)の突出部(6)に外部伝動輪(7)を嵌め、伝動軸挿通孔(5)内で回転伝動軸(2)にカラー(8)を嵌め、伝動軸挿通孔(5)内にオイルシール(9)を嵌め、オイルシール(9)をカラー(8)の外周面(8a)に接当させている。
カラー(8)の外周面(8a)に窒化処理層を形成している。このため、カラー(8)の耐摩耗性が優れ、エンジンの耐用年数を越える耐久性を得ることができ、カラー(8)の交換が不要になる。
窒化処理層の最表面に浸硫処理層を設けている。このため、カラー(8)の潤滑性が高い。
回転伝動軸(2)はクランク軸(34)である。
内部伝動輪(4)はクランクギヤ(35)であり、調時伝動ギヤトレインの構成要素の1つである。
外部伝動輪(7)はプーリ(36)であり、伝動ベルトを介してエンジン冷却ファンや冷却水ポンプに動力を伝達する。プーリ(36)はキー(37)とキー溝(38)で回転伝動軸(2)に廻り止めされている。
回転伝動軸(2)の受座(39)に内部伝動輪(4)の後側の端面を接当させ、内部伝動輪(4)の前側にカラー(8)を配置し、カラー(8)の前側に外部伝動輪(7)を配置し、外部伝動輪(7)を回転伝動軸(2)に取り付けた締結具(40)の締結力で後向きに圧をかけ、回転伝動軸(2)の受座(39)と外部伝動輪(7)との間に、カラー(8)や内部伝動輪(4)等を挟み付けている。締結具(40)は締結ナットである。
窒化処理層は、円筒形鋼材の外周面に形成されるとともに、内周面にも形成されている。
円筒形鋼材の表面に窒化処理層を形成するには、次のようにする。
アルミニウム、クロム、モリブデン等の窒化物形成元素を含む円筒形鋼材を、アンモニアまたは窒素を含んだ雰囲気中に暴露し、オーステナイト化温度以下の温度域で過熱することにより、円筒形鋼材の表面近傍(1mm以下)に窒素を浸透させて硬化させる。カラー(8)の表面硬度は、ビッカース硬さで900HV以上である。
浸硫処理層は、ガス浸硫窒化等により、窒化化合物層の上に形成される数ミクロンの硫化物層である。
カラー(8)と内部伝動輪(4)との間にガスケット(12)を挟み、このガスケット(12)を内部伝動輪(4)の端面(13)のキー溝開口(14)よりも径方向外側で内部伝動輪(4)の端面(13)とカラー(8)の端面(15)との間に挟み付けている。
このため、封止面積が小さいキー溝開口(14)よりも径方向外側の部分をガスケット(12)で強力に封止することができ、伝動ケース(1)内のエンジンオイルが回転伝動軸(2)とカラー(8)との隙間に進入しにくく、カラー(8)からのオイル漏れを防止することができる。
このため、伝動ケース(1)外の塵埃がオイルシール(9)に接近しにくく、塵埃の噛み込みによるオイルシール(9)の磨耗を抑制することができる。
このため、伝動ケース(1)外の塵埃が防塵カバー(25)とボス(26)の間に進入しにくく、塵埃によるオイルシール(9)の磨耗を抑制することができる。
このため、風によってオイルシール(9)への塵埃の進入が妨げられ、塵埃の噛み込みによるオイルシール(9)の磨耗を抑制することができる。
また、風によるオイルシール(9)付近の空気の流動でオイルシール(9)が冷却される効果もある。
突部(30)は防塵カバー(25)の径方向に伸びる突条である。凹部も防塵カバー(25)の径方向に伸びる凹条として形成する。
図2(A)〜(D)に例示するように、回転伝動軸(2)に内部伝動輪(4)をキー(10)とキー溝(11)で廻り止めし、外部伝動輪(7)と内部伝動輪(4)との間にカラー(8)を挟み付けるに当たり、カラー(8)の端面(15)の外周に沿ってOリング嵌合部(16)を設け、このOリング嵌合部(16)にOリング(17)を嵌合させ、このOリング(17)を内部伝動輪(4)の端面(13)のキー溝開口(14)よりも径方向外側で内部伝動輪(4)の端面(13)とカラー(8)との間に挟み付けている。
他の構成や機能は第1実施形態と同じであり、図2中、第1実施形態と同一の要素には図1と同一の符号を付しておく。
他の構成や機能は第1実施形態と同じであり、図3中、第1実施形態と同一の要素には図1と同一の符号を付しておく。
すなわち、図1(A)(B)に示すように、外部伝動輪(7)とカラー(8)との間に環状の防塵カバー(25)を挟み付け、この防塵カバー(25)でオイルシール(9)をその前側から覆ったことに代えて、図4(A)(E)に示すように、外部伝動輪(7)の外周面(31)に突部(32)を設け、この突部(32)をオイルシール(9)の前方に位置させ、外部伝動輪(7)の回転により、オイルシール(9)の前方で突部(32)による風が起こるようにしている。突部(32)に代えて、外部伝動輪(7)の外周面(31)に凹部を設け、この凹部をオイルシール(9)の前方に位置させ、外部伝動輪(7)の回転により、オイルシール(9)の前方で凹部による風が起こるようにしてもよい。
このため、風によってオイルシール(9)への塵埃の進入が妨げられ、塵埃の噛み込みによるオイルシール(9)の磨耗を抑制することができる。
また、風によるオイルシール(9)付近の空気の流動でオイルシール(9)が冷却される効果もある。
突部(30)は外部伝動輪(7)の外周面(31)に沿って前後方向に伸びる突条である。凹部も外部伝動輪(7)の外周面(31)に沿って前後方向に伸びる凹条として形成する。
(2) 回転伝動軸
(3) ケース壁
(4) 内部伝動輪
(5) 伝動軸挿通孔
(6) 突出部
(7) 外部伝動輪
(8) カラー
(8a) 外周面
(8b) 内周面
(9) オイルシール
(10) キー
(11) キー溝
(12) ガスケット
(13) 内部伝動輪の端面
(14) キー溝開口
(15) カラーの端面
(16) Oリング嵌合部
(17) Oリング
(25) 防塵カバー
(26) 伝動軸挿通孔のボス
(27) 防塵カバーの外周縁部
(28) ボスの外周面
(29) 防塵カバーの後面
(30) 防塵カバーの突部
(31) 外部伝動輪の外周面
(32) 外部伝動輪の突部
Claims (9)
- 伝動ケース(1)内に回転伝動軸(2)を挿通し、伝動ケース(1)内で回転伝動軸(2)の外周に内部伝動輪(4)を嵌め、伝動ケース(1)のケース壁(3)に伝動軸挿通孔(5)をあけ、伝動軸挿通孔(5)を介して伝動ケース(1)外に回転伝動軸(2)に突出させ、伝動ケース(1)外で回転伝動軸(2)の突出部(6)の外周に外部伝動輪(7)を嵌め、伝動軸挿通孔(5)内で回転伝動軸(2)の外周にカラー(8)を嵌め、伝動軸挿通孔(5)の内周にオイルシール(9)を嵌め、オイルシール(9)をカラー(8)の外周面(8a)に接当させた、エンジンの伝動ケースの密封装置において、
回転伝動軸(2)の軸長方向を前後方向、回転伝動軸(2)の突出方向を前として、
外部伝動輪(7)とカラー(8)との間に環状の防塵カバー(25)を挟み付け、この防塵カバー(25)でオイルシール(9)をその前側から覆った、ことを特徴とするエンジンの伝動ケースの密封装置。 - 請求項1に記載したエンジンの伝動ケースの密封装置において、
伝動ケース(1)のケース壁(3)から前側に伝動軸挿通孔(5)のボス(26)を突出させ、このボス(26)内にオイルシール(9)を嵌め、防塵カバー(25)の外周縁部(27)をボス(26)の外周面(28)に沿って後向きに導出した、ことを特徴とするエンジンの伝動ケースの密封装置。 - 請求項1または請求項2に記載したエンジンの伝動ケースの密封装置において、
防塵カバー(25)の後面(29)に突部(30)または凹部を設け、防塵カバー(25)の回転により、オイルシール(9)の前方で突部(30)または凹部による風が起こるようにした、ことを特徴とするエンジンの伝動ケースの密封装置。 - 請求項1に記載したエンジンの伝動ケースの密封装置において、
外部伝動輪(7)とカラー(8)との間に環状の防塵カバー(25)を挟み付け、この防塵カバー(25)でオイルシール(9)をその前側から覆ったことに代えて、
外部伝動輪(7)の外周面(31)に突部(32)または凹部を設け、この突部(32)または凹部をオイルシール(9)の前方に位置させ、外部伝動輪(7)の回転により、オイルシール(9)の前方で突部(32)または凹部による風が起こるようにした、ことを特徴とするエンジンの伝動ケースの密封装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載したエンジンの伝動ケースの密封装置において、
カラー(8)の外周面(8a)に窒化処理層を形成した、ことを特徴とするエンジンの伝動ケースの密封装置。 - 請求項5に記載したエンジンの伝動ケースの密封装置において、
窒化処理層の最表面に浸硫処理層を設けた、ことを特徴とするエンジンの伝動ケースの密封装置。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載したエンジンの伝動ケースの密封装置において、
回転伝動軸(2)の軸長方向を前後方向として、カラー(8)を前後対称形状とした、ことを特徴とするエンジンの伝動ケースの密封装置。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載したエンジンの伝動ケースの密封装置において、
回転伝動軸(2)に内部伝動輪(4)をキー(10)とキー溝(11)で廻り止めし、外部伝動輪(7)と内部伝動輪(4)との間にカラー(8)を挟み付けるに当たり、
カラー(8)と内部伝動輪(4)との間にガスケット(12)を挟み、このガスケット(12)を内部伝動輪(4)の端面(13)のキー溝開口(14)よりも径方向外側で内部伝動輪(4)の端面(13)とカラー(8)の端面(15)との間に挟み付けた、ことを特徴とするエンジンの伝動ケースの密封装置。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載したエンジンの伝動ケースの密封装置において、
回転伝動軸(2)に内部伝動輪(4)をキー(10)とキー溝(11)で廻り止めし、外部伝動輪(7)と内部伝動輪(4)との間にカラー(8)を挟み付けるに当たり、
カラー(8)の端面(15)の外周に沿ってOリング嵌合部(16)を設け、このOリング嵌合部(16)にOリング(17)を嵌合させ、このOリング(17)を内部伝動輪(4)の端面(13)のキー溝開口(14)よりも径方向外側で内部伝動輪(4)の端面(13)とカラー(8)との間に挟み付けた、ことを特徴とするエンジンの伝動ケースの密封装置。
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