JP5353760B2 - 変形特性に優れる電縫鋼管およびその製造方法 - Google Patents
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このような要望に対し、例えば特許文献1には、C:0.03〜0.20%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.50〜1.5%、Al:0.005〜0.060%を含有し、さらにNb、V、Ti含有量を合計で0.040%以下に限定し、さらに炭素当量Ceqを0.20〜0.36、溶接割れ感受性Pcmを0.25以下に制限した、リールバージ敷設性に優れた高靭性電縫鋼管が提案されている。特許文献1に記載された技術によれば、Nb、V、Ti含有量を合計で0.040%以下に限定することにより、降伏比が85%以下で、かつ溶接軟化部の少ない鋼管が得られ、リールバージ敷設に際しパイプの局部座屈を抑制し、局部座屈起因の破壊を防止できるとしている。
管長手方向の降伏比に及ぼす管軸方向(管長手方向)に付与する圧縮歪の影響について調査した。3種の帯鋼I〜IIIを素材とし、成形工程、電縫溶接工程、サイジング工程を経て得られた鋼管について、管軸方向(管長手方向)に0〜1.1%の範囲の各種圧縮歪を付与したのち、引張試験片を採取し、管長手方向の引張特性を求めた。得られた引張特性から、降伏比を算出し、図1に示す。
(1)帯鋼を連続的に成形し、略円筒状のオープン管とする成形工程と、該オープン管の円周方向端部同士を突き合せ、電縫溶接して電縫管とする溶接工程と、該電縫管に、外形寸法形状を整えるサイジング処理を施すサイジング工程と、を順次施す電縫鋼管の製造方法において、前記成形工程、前記溶接工程、前記サイジング工程のうちのいずれかあるいは複数の工程を、合計で少なくとも2%の管軸方向の引張歪を付与する工程とし、前記サイジング工程終了後に、さらに管軸方向の圧縮歪を付与する圧縮工程を施すことを特徴とする変形特性に優れる電縫鋼管の製造方法。
(3)帯鋼を連続的に成形し、略円筒状のオープン管とする成形工程と、該オープン管の円周方向端部同士を突き合せ、電縫溶接して電縫管とする溶接工程と、該電縫管に、外形寸法形状を整えるサイジング処理を施すサイジング工程と、を順次施す電縫鋼管の製造方法において、前記帯鋼を、質量%で、C:0.02〜0.20%、Si:0.01〜0.70%、Mn:0.6〜2.3%、P:0.025%以下、S:0.005%以下、Al:0.005〜0.1%を、次(1)式
Ceq=C+Mn/6+(Cr+Mo+V)/5+(Ni+Cu)/15 ‥‥(1)
(ここで、C、Mn、Cr、Mo、V、Ni、Cu:各合金元素の含有量(質量%))
で定義される炭素当量Ceqが0.44%未満となるように含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する帯鋼とし、前記成形工程、前記溶接工程、前記サイジング工程のうちのいずれかあるいは複数の工程を、合計で少なくとも2%の管軸方向の引張歪を付与する工程とし、前記サイジング工程終了後に、さらに管軸方向の圧縮歪を付与する圧縮工程を施すことを特徴とする、高強度、高靭性で、かつ変形特性に優れる電縫鋼管の製造方法。
(5)(3)または(4)において、前記組成に加えてさらに、質量%で、下記A群〜D群
A群:Cu:0.5%以下、Ni:0.5%以下、B:0.0050%以下のうちから選ばれた1種または2種以上、
B群:Cr:0.5%以下、Mo:0.5%以下のうちから選ばれた1種または2種、
C群:Nb:0.1%以下、V:0.1%以下、Ti:0.05%以下のうちから選ばれた1種または2種以上、
D群:Ca:0.005%以下
のうちから選ばれた1群または2群以上を含有する組成とすることを特徴とする電縫鋼管の製造方法。
成形工程では、コイル状に巻かれた帯鋼を連続的に払い出し、該帯鋼を、ブレークダウンロール、ケージロール、フィンパスロール等を連続的に複数直列に配置したロール成形手段により、連続的に略円筒状のオープン管に成形する。本発明では、ロール成形手段の詳細についてはとくに限定する必要はなく、公知のロール成形手段がいずれも適用可能である。
本発明では、上記した成形工程、溶接工程、サイジング工程のうちのいずれかあるいは複数の工程で、オープン管または電縫管に、少なくとも合計で2%の管軸方向の引張歪を付与する。成形工程ではフィンパスロールで、溶接工程ではスクイズロールで、サイジング工程ではサイザーロールで、それぞれオープン管または電縫管を絞る(縮径する)ことにより、管軸方向の引張歪を付与できる。また、本発明では、フィンパスロール、スクイズロール、またはサイザーロールの出側送り速度を入側送り速度より速くするロール送り速度の調整により、管軸方向の引張歪の付与を行なってもよい。また、絞り(縮径)とロール送り速度の調整とを組合せて、管軸方向の引張歪の付与を行なってもよい。
本発明では、上記したサイジング工程を終了した後に、電縫管に、さらに管軸方向の圧縮歪を付与する圧縮工程を施す。これにより、バウシンガー効果が顕著に発現し、管長手方向の降伏強さが著しく低下し、所望の管長手方向の降伏比(85%以下)を、安定して確保することができるようになる。なお、圧縮工程で、管軸方向に付加する圧縮歪は、0.1%以上とすることが好ましい。付加する圧縮歪が0.1%未満では、たとえ、造管工程で所望の引張歪が付加されていても、バウシンガー効果の発現が少なく、所望の管長手方向の降伏比(85%以下)を安定して確保することができなくなる。さらに好ましくは、0.3%以上である。なお、圧縮歪が1.0%を超えて大きくなると、例えば母材と溶接部との変形能の違いに起因する、円周方向の変形能の違いなどにより、真円度の低下及び局部座屈を生じる懸念がある。このため、圧縮工程で付加する圧縮歪は1.0%以下とすることがより好ましい。
Ceq=C+Mn/6+(Cr+Mo+V)/5+(Ni+Cu)/15 ‥‥(1)
(ここで、C、Mn、Cr、Mo、V、Ni、Cu:各元素の含有量(質量%))
で定義される炭素当量Ceqが0.44%未満となるように含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を、基本組成とする帯鋼を使用することが好ましい。使用する帯鋼は、上記した基本組成を有する鋼素材を使用すること以外は、熱間圧延条件等をとくに限定する必要はなく、高強度・高靭性鋼板を製造する際に通常用いられる熱間圧延条件がいずれも適用可能である。なお、好ましくは、鋼素材の加熱温度を、1100〜1250℃、オーステナイトの未再結晶域での圧下率が30〜70%とし、熱間圧延終了温度が760℃以上とし、熱間圧延終了後は10〜50c/sで冷却し、350〜600で巻取り、熱延板(帯鋼)とすることが好ましい。
C:0.02〜0.20%
Cは、焼入れ性の向上を介し変態強化により、さらには炭化物として析出し析出強化により、強度の増加に寄与する元素である。このような効果を得て、所望の強度を確保するために、Cは0.02%以上の含有を必要とする。一方、0.20%を超える含有は、パーライト相、ベイナイト相、マルテンサイト相等の硬質相の組織分率が増加し、靭性の低下をもたらす。このため、Cは0.02〜0.20%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは0.02〜0.10%である。
Siは、固溶強化と変態強化により強度の増加に寄与する元素であり、このような効果を確保するためには0.01%以上の含有を必要とする。一方、0.70%を超える含有は、電縫溶接性を低下させる。このため、Siは0.01〜0.70%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは0.01〜0.50%である。
Mnは、強度および靭性を向上させる元素であり、このような効果を確保するためには0.6%以上の含有を必要とする。一方、2.3%を超える含有は、マルテンサイト相等の硬質相の組織分率が増加し、靭性の低下をもたらす。このため、Mnは0.6〜2.3%の範囲の限定することが好ましい。なお、より好ましくは0.8〜2.0%である。
Pは、電縫溶接性を低下させる元素であり、本発明では不可避的不純物としてできるかぎり低減することが好ましいが、0.025%までは許容できる。このため、Pは0.025%以下に限定することが好ましい。なお、より好ましくは0.01%以下である。
S:0.005%以下
Sは、鋼中では硫化物として存在する。とくにMnSを形成し、熱間圧延により圧延方向に延伸し、靭性を低下させるため、本発明ではできるかぎり低減することが好ましいが、0.005%までは許容できる。このようなことから、Sは0.005%以下に限定することが好ましい。
Alは、脱酸剤として作用する元素であり、このような効果を得るためには0.005%以上の含有を必要とする。一方、0.1%を超えて含有すると、鋼の清浄度が低下し、靭性を低下させる。このため、Alは0.005〜0.1%の範囲に限定することが好ましい。なお、より好ましくは、0.010〜0.050%である。
Ceq=C+Mn/6+(Cr+Mo+V)/5+(Ni+Cu)/15 ‥‥(1)
(ここで、C、Mn、Cr、Mo、V、Ni、Cu:各元素の含有量(質量%))
で定義される炭素当量Ceqが0.44%未満となるように、各元素の含有量を調整して含むことが好ましい。なお、(1)式に定義される炭素当量Ceqを計算するに際しては、選択元素を含め、含有しない元素は、零として計算するものとする。(1)式で定義される炭素当量Ceqは、構造材料の溶接熱影響部の最高硬さに対する成分元素の影響を示す一つの指標として求められたものであり、鋼材の溶接性を表す指標としてよく用いられている。炭素当量Ceqが0.44%以上の場合、焼入性が高くなり硬質相が生成しやすくなるため、溶接部靭性が劣化し、高靭性ラインパイプとしての靭性を確保できない。このため、本発明では(1)式で定義される炭素当量Ceqを0.44%未満に限定した。
A群:Cu:0.5%以下、Ni:0.5%以下、B:0.0050%以下のうちから選ばれた1種または2種以上、
B群:Cr:0.5%以下、Mo:0.5%以下のうちから選ばれた1種または2種、
C群:Nb:0.1%以下、V:0.1%以下、Ti:0.05%以下のうちから選ばれた1種または2種以上、
D群:Ca:0.005%以下
のうちから選ばれた1群または2群以上を含有する組成としてもよい。
A群:Cu、Ni、Bはいずれも、強度の増加および靭性の向上に有効に寄与する元素であり、必要に応じ選択して、1種または2種以上を含有できる。このような効果を確保するためには、Cu:0.01%以上、Ni:0.01%以上、B:0.0001%以上、それぞれ、含有することが望ましいが、Cu:0.5%、Ni:0.5%、B:0.0050%を超えて多量に含有すると、硬質な相が生成しやすくなり、溶接部靭性を低下させる。このため、含有する場合には、Cu:0.5%以下、Ni:0.5%以下、B:0.0050%以下に限定することが好ましい。
B群:Cr、Moはいずれも、固溶してまたは炭化物を形成して、強度の増加に有効に寄与する元素であり、必要に応じ選択して1種または2種含有できる。このような効果を得るためには、Cr:0.005%以上、Mo:0.005%以上、それぞれ含有することが望ましいが、Cr:0.5%、Mo:0.5%を超えて多量に含有すると、硬質な相が生成しやすくなり、靭性が低下する。このため、含有する場合には、Cr:0.5%以下、Mo:0.5%以下に、それぞれ限定することが好ましい。
C群:Nb、V、Tiはいずれも、炭窒化物の微細析出と組織の微細化を介して、強度と靭性の向上に寄与する元素であり、必要に応じて、選択して1種または2種以上含有できる。このような効果を得るためには、Nb:0.005%以上、V:0.005%以上、Ti:0.001%以上、それぞれ含有することが望ましいが、Nb:0.1%、V:0.1%、Ti:0.05%を超えて多量に含有しても、さらなる強度の向上は得られず、かえって靭性が低下する。このため、含有する場合には、Nb:0.1%以下、V:0.1%以下、Ti:0.05%以下にそれぞれ限定することが好ましい。
D群:Caは、伸長した介在物(MnS)を、球状の介在物に形態制御する作用を有する元素であり、必要に応じて含有できる。このような効果を確保するためには、0.0005%以上含有することが望ましいが、0.005%を超える含有は、Ca酸化物、Ca硫化物が過剰に生成し、靭性低下の原因となる。このため、含有する場合には、Caは0.005%以下に限定することが好ましい。
また、得られた電縫鋼管のシーム溶接部から90度の位置から、母材部をノッチ位置とし、試片長さ方向を管円周方向とするシャルピー衝撃試験片を採取し、試験温度:−60℃における吸収エネルギーvE−60を求め、電縫鋼管母材部の靭性を評価した。
一方、本発明の範囲を外れる比較例は、強度、靭性、変形特性、溶接部靭性のいずれか、あるいはそれらのいくつかが低下している。
また、C含有量が本発明の好適範囲を外れる鋼管(No.15、No.16、No.17)、Mn含有量が本発明の好適範囲を外れる鋼管(No.18、No.19)は、溶接部靭性、母材靭性が低下している。Cr含有量が本発明の好適範囲を外れる鋼管(No.20、No.21)は、溶接部靭性が低下している。なお、鋼管No.15、鋼管No.16、鋼管No.20は、素材(帯鋼)の降伏比が低かったため、管軸方向の引張歪が2.0%未満と本発明の範囲を低く外れていても、変形特性が良い場合がある。また、Siが本発明の好適範囲を外れる鋼管(No.22)は、所望の高強度が得られていない。
一方、本発明の範囲を外れる比較例はΔYRが2.0ポイントを超えて、変形特性の管周方向の均一性が低下している。また、鋼No.20(比較例)は管周方向各位置のYRは85%未満であるが、ΔYRが2.0ポイントを超えて、管周方向の変形特性の均一性が低下している。
Claims (6)
- 帯鋼を連続的に成形し、略円筒状のオープン管とする成形工程と、該オープン管の円周方向端部同士を突き合せ、電縫溶接して電縫管とする溶接工程と、該電縫管に、外形寸法形状を整えるサイジング処理を施すサイジング工程と、を順次施す電縫鋼管の製造方法において、前記成形工程、前記溶接工程、前記サイジング工程のうちのいずれかあるいは複数の工程を、合計で少なくとも2%の管軸方向の引張歪を付与する工程とし、前記サイジング工程終了後に、さらに管軸方向の圧縮歪を付与する圧縮工程を施すことを特徴とする変形特性に優れる電縫鋼管の製造方法。
- 前記管軸方向の圧縮歪が、0.1%以上であることを特徴とする請求項1に記載の電縫鋼管の製造方法。
- 帯鋼を連続的に成形し、略円筒状のオープン管とする成形工程と、該オープン管の円周方向端部同士を突き合せ、電縫溶接して電縫管とする溶接工程と、該電縫管に、外形寸法形状を整えるサイジング処理を施すサイジング工程と、を順次施す電縫鋼管の製造方法において、
前記帯鋼を、質量%で、
C:0.02〜0.20%、 Si:0.01〜0.70%、
Mn:0.6〜2.3%、 P:0.025%以下、
S:0.005%以下、 Al:0.005〜0.1%
を、下記(1)式で定義される炭素当量Ceqが0.44%未満となるように含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する帯鋼とし、
前記成形工程、前記溶接工程、前記サイジング工程のうちのいずれかあるいは複数の工程を、合計で少なくとも2%の管軸方向の引張歪を付与する工程とし、前記サイジング工程終了後に、さらに管軸方向の圧縮歪を付与する圧縮工程を施すことを特徴とする、高強度、高靭性で、かつ変形特性に優れる電縫鋼管の製造方法。
記
Ceq=C+Mn/6+(Cr+Mo+V)/5+(Ni+Cu)/15 ‥‥(1)
ここで、C、Mn、Cr、Mo、V、Ni、Cu:各合金元素の含有量(質量%) - 前記管長手方向の圧縮歪が、0.1%以上であることを特徴とする請求項3に記載の電縫鋼管の製造方法。
- 前記組成に加えてさらに、質量%で、下記A群〜D群のうちから選ばれた1群または2群以上を含有する組成とすることを特徴とする請求項3または4に記載の電縫鋼管の製造方法。
記
A群:Cu:0.5%以下、Ni:0.5%以下、B:0.0050%以下のうちから選ばれた1種または2種以上、
B群:Cr:0.5%以下、Mo:0.5%以下のうちから選ばれた1種または2種、
C群:Nb:0.1%以下、V:0.1%以下、Ti:0.05%以下のうちから選ばれた1種または2種以上、
D群:Ca:0.005%以下 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の製造方法により製造された電縫鋼管であって、管長手方向の降伏比が85%以下であり、かつ管周方向各位置における管長手方向の降伏比(%)の最大値と最小値の差が2ポイント未満で、管周方向に均一な変形特性を有することを特徴とする変形特性に優れる電縫鋼管。
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