JP5351400B2 - 再剥離性粘着シート - Google Patents
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Description
特に、再剥離性粘着剤組成物においても、近年の環境衛生上の観点より、溶剤を用いない水分散型粘着剤への志向が強く、種々検討されている。
例えば、特許文献1には、特定のモノマー組成、分子量、ガラス転移温度、粒子径の水系共重合エマルションにポリグリシジル化合物を配合したことを特徴とする水系感圧接着剤が開示されている。
特許文献2には、特定のアクリル系エマルション型粘着剤に多官能アジリジン化合物及び多官能カルボジイミド化合物から選ばれる1種以上の架橋剤が添加されたアクリル系エマルション型粘着剤が開示されている。
特許文献3には、特定のアクリル系エマルション型粘着剤にオキサゾリン基を含有する水溶性架橋剤を、上記アクリル系エマルション型粘着剤に含まれるカルボキシル基1当量あたり、オキサゾリン基が0.1〜5当量となるように配合してなり、かつ溶剤可溶分が40質量%以下、弾性率が2〜50kg/cm2で、再剥離力が500g/20mm(幅)以下である再剥離性感圧接着剤が提案されている。
特許文献4には、特定のアクリル系エマルション型粘着剤に、カルボジイミド基を含有する架橋剤を、上記アクリル系エマルション型粘着剤に含まれるカルボキシル基に対するカルボジイミド基の比率(カルボジイミド基/カルボキシル基)が0.1〜5.0となるように配合してなり、再剥離性が500g/20mm(幅)以下である水分散型再剥離用感圧接着剤が提案されている。
さらに、特許文献5には、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とし、官能性モノマーとしてアクリル酸およびメタクリル酸を含んだ水分散型粘着剤組成物に対し、水溶性架橋剤と油溶性架橋剤を用いる粘着剤が開示されている。
しかしながら、いずれの再剥離性粘着剤も凝集力が高く、適度な粘着力を有するが、近年の要求性能に対してまだまだ満足するものではなくさらなる過酷な雰囲気下で、しかも長時間経過時における優れた再剥離性(剥離安定性)が求められている。又、耐汚染性についてもこれらの技術ではまだまだ不充分でありさらなる改良が求められている。
ところで、アクリル系エマルションの一つとして、アルカリ可溶性またはアルカリ膨潤性(メタ)アクリル酸共重合体エマルションが知られており、主として粘性改良剤のような添加剤として用いられている(例えば、特許文献6〜8等)。
しかしながら、アルカリ可溶性またはアルカリ膨潤性(メタ)アクリル酸共重合体を粘着剤中の被架橋成分の一つとして用いた粘着剤層を有する再剥離性粘着シートは従来知られていなかった。
本発明の再剥離性粘着シートは微粘着にも拘わらず優れた基材密着性を有している。
(1)表面基材に粘着剤層を形成してなる再剥離性粘着シートにおいて、粘着剤層が、アルキル基の炭素数4〜12の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単位を主成分として含むと共にカルボキシル基含有不飽和単量体単位を0.1〜2.0質量%含む、乳化重合で得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体のエマルション[A]、カルボキシル基含有不飽和単量体単位を含むアルカリ可溶性またはアルカリ膨潤性(メタ)アクリル酸共重合体のエマルション[B]および架橋剤[C]を必須成分として含む水分散型粘着剤組成物から形成され、かつ、該粘着剤層のテトラヒドロフランを溶媒にした際のゲル分率が65〜95質量%であり、粘着剤層のテトラヒドロフラン可溶成分のGPC測定において、重量平均分子量(Mw)が20,000〜200,000であり、且つ分子量分布(Mw/Mn、但し、Mnは数平均分子量)が2.0〜5.0であることを特徴とする再剥離性粘着シート、
(2)前記アルキル基の炭素数4〜12の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単位が2−エチルヘキシルアクリレート単位である上記(1)に記載の再剥離性粘着シート、
(3)前記アルカリ可溶性またはアルカリ膨潤性(メタ)アクリル酸共重合体がアルキル基の炭素数3以下の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単位を含むものである上記(1)または(2)に記載の再剥離性粘着シート、
(4)前記アルカリ可溶性またはアルカリ膨潤性(メタ)アクリル酸共重合体が内部架橋剤単位を含む上記(1)〜(3)のいずれかに記載の再剥離性粘着シート、
(5)架橋剤[C]が、分子中に2個以上のグリシジル基を有するポリグリシジル化合物、分子中に2個以上のオキサゾリン基を有するオキサゾリン系化合物、分子中に2個以上のカルボジイミド基を有するカルボジイミド系化合物から選ばれる1種以上である上記(1)〜(4)のいずれかに記載の再剥離性粘着シート、
(6)前記[A]、[B]および[C]の配合割合が下記、
[A]成分:96.0〜99.6質量%
[B]成分:0.1〜1.0質量%
[C]成分:0.3〜3.0質量%
である上記(1)〜(5)のいずれかに記載の再剥離性粘着シート
および
(7)前記[B]を前記[A]とともに被架橋の成分として用いる上記(1)〜(6)のいずれかに記載の再剥離性粘着シートを提供する。
本発明の再剥離性粘着シートにおける粘着剤層を形成するための水分散型粘着剤組成物中の[A]成分である(メタ)アクリル酸エステル共重合体エマルションは、アルキル基の炭素数が4〜12の(メタ)アクリル酸アルキルエステル(a1)を主成分とし、カルボキシル基含有不飽和単量体(a2)を0.1〜2質量%、さらに必要に応じて使用されるその他の不飽和単量体(a3)ならびに多官能性単量体(a4)を含む単量体混合物を水中に分散させて乳化重合させてなるものである。乳化重合の方法は特に制限されず、従来から公知の方法を採用することができる。
a1としては、再剥離性粘着シートに形成される粘着剤層に求められる粘着物性、特に再剥離性の観点から2−エチルヘキシルアクリレート(2−EHA)が好ましく用いられる。
a2の具体例としては、1分子中にカルボキシル基と炭素−炭素不飽和結合を有する単量体、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、マレイン酸、クロトン酸等が挙げられ、これらの群より選ばれる1種以上使用することができる。a2由来の単位の含有量は、全単量体由来の単位中0.1〜2.0質量%、好ましくは0.5〜1.2質量%である。その含有量が0.1質量%より少ない場合には、後で述べる[C]成分である架橋剤との架橋結合が少ないので凝集力が向上せず糊残り等剥離安定性低下の原因になる。また、a2由来の単位の含有量が2.0質量%より多い場合は、架橋剤を添加した後のポットライフが短くなり塗工作業性に問題が生じる。
[A]成分を乳化重合法で調製する際、重合安定性を確保するため、アニオン系やノニオン系乳化剤が適量用いられる。アニオン系乳化剤としては、具体的にラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アンモニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエ―テル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルフエニルエ―テル硫酸ナトリウム等が挙げられる。ノニオン系乳化剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエ―テル、ポリオキシエチレンアルキルフエニルエ―テル等が挙げられる。また、プロペニル基、アクリロイル基等を導入したラジカル重合性の反応性乳化剤も使用することができる。これらの乳化剤を単独又は併用して使用することもできる。
乳化重合の条件としては、特に限定されず、通常の乳化重合で適用される条件をそのまま適用することができる。一般的には、反応器内を不活性ガスで置換した後、還流下撹拌しながら昇温を開始し40〜100℃程度の温度範囲、昇温開始後1〜8時間程度重合を行う。
[B]成分は、カルボキシル基等の親水性基を多く有するポリマーを含有するエマルションで、水に分散されているポリマー粒子が、アンモニア水のようなアルカリの添加により溶解または膨潤して著しく増粘するため、水系の塗料、紙の塗工液、水性インク等の用途に粘性改良剤、ゲル化剤、チクソトロピー添加剤等として利用されている。
本発明では、これを従来のような粘性改良剤のような単なる添加剤として用いるのではなく、後で述べる[C]成分である架橋剤による被架橋性の成分として前記[A]成分とともに用いる。
この[B]成分であるアルカリ可溶性またはアルカリ膨潤性(メタ)アクリル酸共重合体のエマルションは、一般に(メタ)アクリル酸エチルのような炭素数3以下の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とし、これに(メタ)アクリル酸のような親水性基を有する単量体を通常10質量%以上、好ましくは20質量%以上加え、さらに、前記多官能性単量体(a4)のようなモノマーを少量(例えば、約0.01〜約10質量%程度)加えて乳化重合により製造することができる。
また、アルコキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート等の会合性モノマーを乳化共重合する場合もある。(メタ)アクリル酸のような親水性基を有する単量体と(メタ)アクリル酸エチルのような(メタ)アクリル酸アルキルエステルを主成分とすることは、乳化重合時の安定性とエマルションポリマーのアルカリ可溶性またはアルカリ膨潤性とが優れるためで、乳化重合の工程としては、重合性単量体滴下やプレエマルション滴下法により、有効成分20〜40質量%程度のものが製造され販売されている。また、(メタ)アクリル酸のような親水性基を有する単量体の使用量は10〜90質量%、好ましくは20〜80質量%、さらに好ましくは20〜60質量%である。10質量%未満であると、重合安定性は向上するが、得られるカルボキシル基等の親水性基を多く持つポリマーのアルカリ可溶性が低下するおそれがある。90質量%を超えると、重合安定性が著しく低下すると共に、同ポリマーの水への溶解度が10質量%以上となりエマルションとして安定な状態で存在できなくなるおそれがある。
このアルカリ可溶性またはアルカリ膨潤性(メタ)アクリル酸共重合体のエマルションは、多官能性単量体の量や種類、得られるポリマーの分子量、会合性モノマーの種類によって、架橋性を調整することができ、それによって目的とする剥離安定性を調製することができる。
[B]成分を製造するための乳化重合の条件としては、特に限定されず、[A]成分の場合と同様である。
[B]成分であるアルカリ可溶性またはアルカリ膨潤性(メタ)アクリル酸共重合体のエマルションは市販されており、例えば、東亜合成(株)製「アロンB−300K」、同「アロンA−7075」、ローム・アンド・ハース(株)製「プライマルTT−615」等が挙げられる。
本発明に用いる架橋剤である[C]成分は、前記水分散型アクリル酸エステル共重合体[A]およびアルカリ膨潤型アクリルエマルション[B]のカルボキシル基を架橋させるもので、表面基材に対する粘着剤層の密着性、被着体に貼付後の経時粘着力の上昇が少ないこと、すなわち、被着体からの再剥離性、耐汚染性に優れる点でエポキシ系、オキサゾリン系、カルボジイミド系化合物が主として用いられる。
なお、これらの架橋剤は単独でも2種以上を併用しても良く、必要に応じてアジリジン系化合物、ポリイソシアネート化合物、メラミン系化合物、金属錯体系化合物、アミン系化合物、アジピン酸ジヒドラジド、セバシン酸ジヒドラジドなどのヒドラジン誘導体等の他の架橋剤を併用してもよい。
エポキシ系化合物としては、分子中に2個以上のエポキシ基又はグリシジル基を有するものであればよく、例えば、ビスフェノールA・エピクロルヒドリン型のエポキシ樹脂、ソルビトールポリグリシジルエーテル(例えば、ナガセケムテックス社製の「デナコールEX−611」、「デナコールEX−612」、「デナコールEX−614」、「デナコールEX−614B」、「デナコールEX−622」等)、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル(例えば、ナガセケムテックス社製の「デナコールEX−512」、「デナコールEX−521」等)、ペンタエリスリトールポリグリシジルエーテル(例えば、ナガセケムテックス社製の「デナコールEX−411」等)、ジグリセロールポリグリシジルエーテル(例えば、ナガセケムテックス社製の「デナコールEX−421」等)、グリセロールポリグリシジルエーテル(例えば、ナガセケムテックス社製の「デナコールEX−313」、「デナコールEX−314」等)、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル(例えば、ナガセケムテックス社製の「デナコールEX−321」等)、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル(例えば、ナガセケムテックス社製の「デナコールEX−211」等)、1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル(例えば、ナガセケムテックス社製の「デナコールEX−212」等)、エチレングリコールジグリシジルエーテル(例えば、ナガセケムテックス社製の「デナコールEX−810」、「デナコールEX−811」等)、ジエチレングリコールジグリシジルエーテル(例えば、ナガセケムテックス社製の「デナコールEX−850」、「デナコールEX−851」等)、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル(例えば、ナガセケムテックス社製の「デナコールEX−821」、「デナコールEX−830」、「デナコールEX−832」、「デナコールEX−841」、「デナコールEX−861」等)、プロピレングリコールジグリシジルエーテル(例えば、ナガセケムテックス社製の「デナコールEX−911」等)、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル(例えば、ナガセケムテックス社製の「デナコールEX−941」、「デナコールEX−920」、「デナコールEX−931」等)、ジグリシジルアニリン、N,N,N′,N′−テトラグリシジル−m−キシレンジアミン、1,3−ビス(N,N′−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサン等が挙げられる。なかでも、水性タイプの架橋剤が好適である。
オキサゾリン系化合物としては、2位の炭素位置に不飽和炭素−炭素結合をもつ置換基を有する付加重合性2−オキサゾリン(例えば2−イソプロペニル−2−オキサゾリン)と他の不飽和単量体との共重合体等が挙げられ、市販品として、日本触媒社製の「エポクロスWS−500」、「エポクロスWS−700」、「エポクロスK−2010E」、「エポクロスK−2020E」、「エポクロスK−2030E」等が挙げられる。
カルボジイミド系化合物としては、カルボジイミド基を少なくとも2個以上含有するものであればよく、例えば日清紡社製の「カルボジライトV−02」、「カルボジライトV−02−L2」、「カルボジライトV−04」、「カルボジライトV−06」、「カルボジライトE−01」、「カルボジライトE−02」、「カルボジライトE−04」等が挙げられる。
[A]成分:96.0〜99.6質量%
[B]成分:0.1〜1.0質量%
[C]成分:0.3〜3.0質量%
〔3成分の合計量は100質量%である〕
本発明では[B]成分であるアルカリ可溶性またはアルカリ膨潤性(メタ)アクリル酸共重合体のエマルションを用いるが、その添加量は塗布方式や塗布条件に見合った粘度設定に調整するのに適量、かつ、再剥離性粘着シートに形成される粘着剤層が、ゲル分率が65〜95質量%の範囲に入るように調整すれば良い。
本発明の再剥離性粘着シートに形成される粘着剤層は、ゲル分率が65〜95質量%の範囲であれば、使用する[B]成分であるアルカリ可溶性またはアルカリ膨潤性(メタ)アクリル酸共重合体のエマルションおよび[C]成分である架橋剤は、どのような組み合わせでもよい。
前記ゲル分率を65質量%以上とすることにより、粘着剤層の凝集力不足により再剥離時に被着体に糊残りの汚染が発生したり、粘着剤層のはみ出しなどで粘着ラベル等の裁断または抜き打ち等の二次加工性が低下するのを防止する。一方、ゲル分を95質量%以下とすることにより、例えば、粘着ラベルの場合、段ボールのような被着体の粗面へ軽い圧力で粘着したときは被着体への接着性に乏しくなって自然に脱落するなどの問題が生じるのを防止する。
前記[A]成分、[B]成分および[C]成分を前記のような比率で配合することにより、ゲル分率を65〜95質量%の範囲とすることができる。
前記[A]成分、[B]成分および[C]成分を前記のような比率で配合することにより、上記重量平均分子量(Mw)を20,000〜200,000とすることができ、Mw/Mnを2.0〜5.0とすることができる。
本発明の再剥離性粘着シートにおいて、その水分散型粘着剤組成物中に、必要に応じて本発明の効果に影響しない範囲で、各種の添加剤、例えば、粘着付与樹脂、その他架橋剤、可塑剤、軟化剤、充填剤、顔料、染料、老化防止剤、増粘剤、消泡剤、防腐剤等を配合することができる。
また、粘度は50〜12,000mPa・s、好ましくは100〜10,000mPa・s(BM型粘度計、60回転、25℃)である。さらに、pHは7〜9の範囲にある。
粘着剤組成物における有効成分濃度、粘度及びpHが上記範囲内であるのが乾燥性、塗工性、及び取り扱い性の面から好ましい。
表面基材としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリアラミド、ポリエーテルケトン、ポリエーテル・エーテルケトン、ポリフェニレンダルファイド、ポリ(4−メチルペンテン−1)等の樹脂製のシートやフィルム、上質紙、コート紙、グラシン紙、ラミネート紙等の紙基材等が用いられる。
表面基材の厚さは、使用する材料によって多少異なるが、通常は、5〜300μm程度であり、好ましくは、10〜100μm程度である。
表面基材上に形成された粘着剤層の保護用の剥離シートとしては、フッ素系樹脂、シリコーン系樹脂、長鎖アルキル基含有カルバメート等の剥離剤をコーティングしたポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂フィルムや上質紙、グラシン紙、ラミネート紙等の紙基材に上記剥離剤をコーティングした剥離シートを用いることができる。剥離シートの厚さは使用する材料によって多少異なるが、通常は、10〜250μm、好ましくは、20〜200μmである。剥離剤層の厚さは、通常は、0.1〜5μm、好ましくは、0.5〜2μm程度である。
温度計、攪拌機、滴下装置、還流冷却管及び窒素導入管を備えた反応装置に、イオン交換水28部を秤量し、窒素を封入して内温を80℃まで昇温させ、その温度に保ちながら、10%濃度の過硫酸アンモニウム水溶液2部を添加し直ちに、別に準備した2−エチルヘキシルアクリレート99部、アクリル酸1部の単量体混合物に、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム塩(花王株式会社製、商品名:ラテムルE−118B)4部とイオン交換水56部を混合し乳化した単量体乳化物を、連続的に4時間滴下して乳化重合した。並行して5%濃度の過硫酸アンモニウム水溶液4部を滴下した。滴下終了後、80℃で4時間熟成し、その後室温まで冷却した。アンモニア水で中和し、水を加えて有効成分50%、粘度50mPa・s、pH8.0のアクリル酸エステル共重合体エマルション([A]成分)を得た。該エマルション200部に、[B]成分であるアルカリ膨潤型アクリル酸共重合体エマルション(東亞合成製、商品名:アロンB―300K)を1.0部添加して粘度10,000mPa・s(BM型粘度計)に増粘させ、粘着剤組成物を得た。さらに、上記粘着剤組成物100部に対して、[C]成分として、ナガセケムテックス株式会社製の架橋剤「デナコールEX−313」を0.5部添加し、よく混合して、水分散型粘着剤組成物を調製した。得られた粘着剤組成物を剥離シート(リンテック製、シリコーン樹脂で剥離処理したグラシン紙、商品名:SP−8Kアオ)の剥離処理面上に、ロールナイフコーターを用いて、乾燥後の粘着剤層の厚みが20μmになるように塗工し、90℃にて2分間乾燥し、粘着剤層を形成した。次いで、上質紙(64g/m2)(日本製紙製、商品名:ニューNPi上質)と貼り合わせて23℃、相対湿度50%の雰囲気で7日間放置後、再剥離性粘着シートを作製した。
同再剥離性粘着シートをSUS板、ポリスチレン板、Kライナー紙にそれぞれ貼り付け、初期粘着力、経時粘着力、再剥離性を測定した。
別途、粘着剤層のゲル分率、分子量(テトラヒドロフラン可溶成分)を測定した。各成分比および測定結果を表1に示す。
表1に示すように、[C]成分である架橋剤の種類と量を変える以外は、実施例1と全く同様に水分散型粘着剤組成物を調製して、再剥離性粘着シートを得て実施例1と全く同様に初期粘着力等を測定した。結果を表1に示す。
表1に示すように、[B]成分であるアルカリ可溶性またはアルカリ膨潤型アクリルエマルションの種類と量を変える以外は、実施例1と全く同様に水分散型粘着剤組成物を調製して、再剥離性粘着シートを得て実施例1と全く同様に初期粘着力等を測定した。結果を表1に示す。
[A]成分中のカルボキシル基含有不飽和単量体単位の含有量を表1に示すように変える以外は、実施例1と全く同様に水分散型粘着剤組成物を調製して、再剥離性粘着シートを得て実施例1と全く同様に初期粘着力等を測定した。結果を表1に示す。
[A]成分中の主成分である(メタ)アクリル酸アルキルエステル単位の含有量を表1に示すように変える以外は、実施例1と全く同様に水分散型粘着剤組成物を調製して、再剥離性粘着シートを得て実施例1と全く同様に初期粘着力等を測定した。結果を表1に示す。
実施例1〜3のアルカリ膨潤型アクリルエマルションの量をそれぞれ少なくした以外は、実施例1と全く同様に水分散型粘着剤組成物を調製して、再剥離性粘着シートを得て実施例1と全く同様に初期粘着力等を測定した。結果を表1に示す。
[A]成分中のカルボキシル基含有不飽和単量体単位の含有量を表1に示すように変える以外は、実施例1と全く同様に水分散型粘着剤組成物を調製して、再剥離性粘着シートを得て実施例1と全く同様に初期粘着力等を測定した。結果を表1に示す。
(1)粘度:JIS K−6833に準じて25℃環境下BM型粘度計(東京計器製)を用い、No.4ローターを用いて12回転/分で測定(単位:mPa・s)した。
(2)ゲル分率:粘着剤層約500mgを#300のSUS製メッシュに包み、テトラヒドロフラン中に72時間浸漬後、SUSメッシュごと取り出し120℃で3時間乾燥後、浸漬前との質量比より算出した(単位:%)。
重量平均分子量(Mw)および分子量分布(Mw/Mn):ゲル分率測定時のテトラヒドロフラン可溶成分をGPC(東ソー製:CCP8000、溶媒:テトラヒドロフラン、送液速度:1.0ミリリットル/分)で測定した(標準試料:ポリスチレン)。
(1)初期粘着力および経時粘着力
JIS Z−0237の180°引き剥がし粘着力測定法に準じて測定した。再剥離性粘着シートを幅25mmに切断し、SUS板、ポリスチレン板、Kライナー紙にそれぞれ貼り付け、質量2kgのロ―ラーで1往復圧着したのち、直後に測定する初期粘着力と23℃、相対湿度50%で24時間放置した後に測定する経時粘着力を引き剥がし速度300mm/分で測定した。測定値の単位はN/25mm(幅)である。
(2)再剥離性
再剥離性粘着シートを幅25mmに切断してSUS板、ポリスチレン板、Kライナー紙に貼付し、40℃の雰囲気に7日間放置後、10m/分の速度で120°方向に手で剥離して剥離状態を目視にて観察し、下記の基準で評価した。
◎:糊残りや紙破れなくきれいに剥離できる。
○:端部に紙破れが若干あるが、実用上問題ないレベル。
△:糊残りや紙破れが部分的にある。
×:全面に糊残りや紙破れがある。
使用した[A]成分における略号は下記の通りである。
2EHA:2−エチルヘキシルアクリレート
BA:n−ブチルアクリレート
AA:アクリル酸
MMA:メタクリル酸
B−300K:東亞合成製「アロンB−300K」、有効成分45%
A−7075:東亞合成製「アロンA−7075」、有効成分20%
TT―615:ローム・アンド・ハース製「プライマルTT−61
5」、有効成分30%
EX−313:ナガセケムテックス社製、「デナコールEX−313(グリセロールポ
リグリシジルエーテル)」、有効成分100%
WS−700:日本触媒社製、「エポクロスWS−700」、有効成分25%
V−04:日清紡社製の「カルボジライトV−04」、有効成分含有率40%
Claims (7)
- 表面基材に粘着剤層を形成してなる再剥離性粘着シートにおいて、粘着剤層が、アルキル基の炭素数4〜12の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単位を主成分として含むと共にカルボキシル基含有不飽和単量体単位を0.1〜2.0質量%含む、乳化重合で得られた(メタ)アクリル酸エステル共重合体のエマルション[A]、カルボキシル基含有不飽和単量体単位を含むアルカリ可溶性またはアルカリ膨潤性(メタ)アクリル酸共重合体のエマルション[B]および架橋剤[C]を必須成分として含む水分散型粘着剤組成物から形成され、かつ、該粘着剤層のテトラヒドロフランを溶媒にした際のゲル分率が65〜95質量%であり、粘着剤層のテトラヒドロフラン可溶成分のGPC測定において、重量平均分子量(Mw)が20,000〜200,000であり、且つ分子量分布(Mw/Mn、但し、Mnは数平均分子量)が2.0〜5.0であることを特徴とする再剥離性粘着シート。
- 前記アルキル基の炭素数4〜12の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単位が2−エチルヘキシルアクリレート単位である請求項1に記載の再剥離性粘着シート。
- 前記アルカリ可溶性またはアルカリ膨潤性(メタ)アクリル酸共重合体がアルキル基の炭素数3以下の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単位を含むものである請求項1または2に記載の再剥離性粘着シート。
- 前記アルカリ可溶性またはアルカリ膨潤性(メタ)アクリル酸共重合体が内部架橋剤単位を含む請求項1〜3のいずれかに記載の再剥離性粘着シート。
- 架橋剤[C]が、分子中に2個以上のグリシジル基を有するポリグリシジル化合物、分子中に2個以上のオキサゾリン基を有するオキサゾリン系化合物、分子中に2個以上のカルボジイミド基を有するカルボジイミド系化合物から選ばれる1種以上である請求項1〜4のいずれかに記載の再剥離性粘着シート。
- 前記[A]、[B]および[C]の配合割合が下記、
[A]成分:96.0〜99.6質量%
[B]成分:0.1〜1.0質量%
[C]成分:0.3〜3.0質量%
である請求項1〜5のいずれかに記載の再剥離性粘着シート。 - 前記[B]を前記[A]とともに被架橋性の成分として用いる請求項1〜6のいずれかに記載の再剥離性粘着シート。
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