JP5348218B2 - 無線通信システム - Google Patents
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Description
ccess)の実用化が現在進められている(非特許文献1参照)。HSDPAは、下り方向
(Downlink)の高速パケット伝送を可能とする方式であり、最大約14Mbpsの伝送速
度が可能とされている。
用しており、例えば、QPSK変調方式と16値QAM方式とを基地局、移動局間の無線
環境に応じて適応的に切りかえることを特徴としている。
ている。H−ARQでは、移動局は基地局からの受信データについて誤りを検出した場合
に、当該基地局に対して再送要求を行う。この再送要求を受信した基地局は、データの再
送を行うので、移動局は、既に受信済みのデータと、再送された受信データとの双方を用
いて誤り訂正復号化を行う。このようにH−ARQでは、誤りがあっても、既に受信した
データを有効に利用することで、再送回数を抑えている。
ntrol Channel)、HS−PDSCH(High Speed-Physical Downlink Shared Channel)
、HS−DPCCH(High Speed-Dedicated Physical Control Channel)がある。
から移動局への方向)の共有チャネルであり、HS−SCCHは、HS−PDSCHにて
送信するデータに関する各種パラメータを送信する制御チャネルである。各種パラメータ
としては、例えば、どの変調方式を用いるかを示す変調タイプ(Modulation Scheme)情
報、割当てる拡散符号(spreading code)の数(コード数)、送信前に施されるレートマ
ッチング処理のパターン等の情報が挙げられる。
の個別の制御チャネルである。例えば、HS−PDSCHを介して基地局から受信したデ
ータの受信可、否の結果をそれぞれACK信号、NACK信号(応答信号)として基地局
に対して送信する際に移動局によって用いられる。尚、移動局がデータの受信に失敗した
場合(受信データがCRCエラーである場合等)は、再送要求としてのNACK信号が移
動局から送信されるので、基地局は再送制御を実行することとなる。また、無線基地局は
、ACK信号もNACK信号も受信できない場合(DTXの場合)は、やはり再送制御を
行うため、移動局がACK信号もNACK信号も送信しないDTX状態となることも再送
要求の1つとして挙げられる。
(例えばSIR)をCQI情報(Channel Quality Indicator)として基地局に送信する
ためにも用いられる。そして、基地局は、受信したCQI情報により下り方向の送信形式
を変更する。即ち、CQI情報が下り方向の無線環境が良好であることを示す場合は、よ
り高速にデータを送信可能な変調方式に送信形式を切り替え、逆にCQI情報が下り方向
の無線環境が良好でないことを示す場合は、より低速にデータを送信する変調方式に送信
形式を切りかえる(即ち、適応変調を行う)。
・「チャネル構造」
次に、HSDPAにおけるチャネル構成について説明する。
図1は、HSDPAにおけるチャネル構成を示すための図である。尚、W−CDMAは、
符号分割多重方式を採用するため、各チャネルは符号により分離されている。
CPICH(Common Pilot Channel)は、下り方向の共通チャネルであり、無線ゾーン(
セル)内の全ての移動局に対して送信される。
り物理チャネルのタイミング基準として利用されるチャネルであり、いわゆるパイロット
信号を送信するためのチャネルである。
図のように、各チャネルは、3×5=15個のスロット(各スロットは、2560チップ
長相当)により1フレーム(10ms)を構成している。先に説明したように、CPIC
Hは他のチャネルの基準として用いられるため、P−CCPCH(図示を省略)及びHS
−SCCHのフレームの先頭はCPICHのフレームの先頭と一致している。ここで、H
S−PDSCHのフレームの先頭は、HS−SCCH等に対して2スロット遅延している
が、移動局がHS−SCCHを介して変調タイプ情報を受信してから、受信した変調タイ
プに対応する復調方式でHS−PDSCHの復調を行うことを可能にするためである。ま
た、HS−SCCH、HS−PDSCHは、3スロットで1サブフレームを構成している
。
5スロット経過後に、受信確認のための応答信号であるACK/NACK信号を移動局か
ら基地局に送信するための用いるスロット(1スロット長)を含む。
ードバック送信するためにも用いられる。ここで、送信するCQI情報は、例えば、CQ
I送信の4スロット前から1スロット前までの期間に測定した受信環境(例えば、CPI
CHのSIR測定結果)に基づいて算出される。
3G TS 25.212(3rd Generation Partnership Project: TechnicalSpecification Group Radio Access Network ; Multiplexing and channel coding (FDD))V6.2.0 (2004年6月)
移動局は、測定区間(A1の部分)で測定したCPICHの受信品質(CPICHの受信
SIR)を適応変調制御のためのパラメータ(CQI)として送信する(A2の部分)。
そして、無線基地局は、そのパラメータに基づいて送信するデータの送信予告を送信(A
3の部分)し、その後、適応変調制御されたのデータを送信(A4の部分)し、移動局は
、このデータの受信結果(ACK信号又はNACK信号)を送信(A5の部分)する。
よりデータが送信され、更には、送信データの受信結果の送信が行われるため、適応変調
制御に基づくデータ送信が着実に実行されることとなる。
サイクル)に要する時間が非常に長いという問題がある。
。
線ゾーン(セル)を1から2に切り替える処理を行うものとする。
ったことを想定すると、図中点線枠としたデータ部分についてデータ送信の1サイクルが
完結せず、データ伝送に支障を来たしていることがわかる。
HS−PDSCHのサブフレーム)についての受信結果を示すACK信号の送信は、セル
2に対して送信されるため、セル1では、受信確認ができない。
S−PDSCHのサブフレーム)は、セル1で送信されたCPICHについてのCQIに
基づく適応変調制御に関連するものとなっており、受信環境に応じた適応変調制御となっ
ていない。
ーム)は、対応するHS−PDSCHのサブフレームの途中で移動局がHS−PDSCH
の受信用の送信元セルを1から2に切り替えてしまい、エラーとなり、結果的にこの第6
サブフレームによる送信予告が無駄になっている。
が含まれる場合は、対応するHS−SCCH、HS−PDSCH、CQI、ACK信号に
ついても同様に支障をきたしているということができる。
囲に問題を有するデータ部分を含んでしまっている。
ある。
うにすることである。
導かれる効果であって、従来の技術によっては得られない効果を奏することも本発明の目
的の1つとして位置付けることができる。
する移動局において、ハンドオーバを行うことを検出する検出部と、該検出が行われた場
合に、該第1のデータの受信チャネルの切り替えタイミングに比べて、該第2のデータの
送信先の切り替えタイミングを後に制御する制御部、を備えたことを特徴とする移動局を
用いる。
(2)また、前記第2のデータの送信先の切り替えは、少なくとも前記第1のデータの受
信チャネルの切り替え後に最初に送信する第1のデータに応じて第2データを送信するタ
イミングの前である、ことを特徴とする請求項1記載の移動局を用いる。
(3)また、前記第1のデータは、HS−PDSCHであり、前記第2のデータは、AC
K信号又はNACK信号である、ことを特徴とする請求項1記載の移動局を用いる。
(4)また、前記第2のデータの送信先の切り替えは、順に行われるCPICHの受信チ
ャネルの切り替え、CQIの送信先の切り替え、HS−SCCHの受信チャネルの切り替
え、HS−PDSCHの受信チャネルの切り替えの後である、ことを特徴とする請求項1
記載の移動局を用いる。
(5)また、前記制御部は、前記ハンドオーバにより前記第2データについての送信先を
切り替える際に、該ハンドオーバの前と該ハンドオーバの後で、送信に用いる周波数又は
拡散コードを異なるように制御する、ことを特徴とする(1)記載の移動局を用いる。
(6)また、前記制御部は、前記ハンドオーバにより前記第2データについての送信先を
切り替える際に、該ハンドオーバの前と該ハンドオーバの後で、送信に用いる周波数及び
拡散コードを同じとなるように制御する、ことを特徴とする(1)記載の移動局を用いる
。
(7)本発明においては、第1のデータを送信し、該第1のデータに応じて第2のデータ
を移動局から受信する無線基地局において、 該移動局がハンドオーバを行うことを検出
する検出部と、該検出が行われた場合に、該移動局が該第1のデータの受信チャネルの切
り替えを行う前に送信した第1のデータに応じた第2のデータであって、該切り替え後に
該移動局から送信された第2のデータを取得する取得部と、を備えたことを特徴とする無
線基地局を用いる。
(8)また、前記取得部は、該移動局のハンドオーバ先の無線ゾーンを形成する他の無線
基地局から取得するか又は、他の無線基地局を介さずに、自身が取得するかのいずれか
であることを特徴とする(7)記載の無線基地局を用いる。
(9)前記取得部が取得した前記第2のデータが、受信エラーを示すものである場合に、
ハンドオーバ先の無線基地局に対して該受信エラーに係る第1のデータを転送する転送処
理部、を備えたことを特徴とする(7)記載の無線基地局を用いる。
。
〔a〕第1実施形態の説明
この実施形態では、ハンドオーバを行う際に切り替えるチャネルの順を工夫することと
する。
るHS−PDSCHを介して送信されるデータ)の受信に応じて、第2のデータ(例えば
、第2のチャネルであるHS−DPCCHを介して送信される応答信号(ACK信号、N
ACK信号))を送信するが、移動局の検出部により、ハンドオーバを行うことを検出す
ると、移動局の制御部は、第1のデータについての受信チャネルの切り替えタイミングに
比べて、第2のデータの送信先の切り替えタイミングを後になるように制御するのである
。
局に対して送信され易くなる。
、その第2データの内容に応じて無線基地局が再送制御を行う場合には、不要な再送制御
が発生する可能性が低くなる。
に説明する。
ることができる。その際、HSDPAと同様に、再送制御(更には、適応変調制御等)を
行うシステムに適用することが最も好ましい。
・「移動通信システムの構成」
図3は、本発明に係る移動通信システムの構成の1例を示す。移動通信システムとして
は、種々のものが考えられるが、ここでは、背景技術の説明と同様、W−CDMA(UM
TS)をベースとした、HSDPAに対応した移動通信システムであるものとする。
twork Controller)、4、5は多重分離装置、61〜65は無線基地局(BS:Base Sta
tion)、7は移動局(UE:User equipment)をそれぞれ示す。
ワークであり、例えば、ATM交換網、パケット交換網、ルーター網等によりコアネット
ワークを構成することができる。
の公衆網(PSTN)等とも接続され、移動局7が固定電話等との間で通信を行うことも
可能としている。
〜65の上位装置として位置付けられ、これらの無線基地局61〜65の制御(使用する
無線リソースの管理等)を行う機能を備えている。また、移動局7との間の通信をハンド
オーバ元の無線基地局との間の通信からハンドオーバ先の無線基地局との間の通信に切り
替えるハンドオーバ処理に係わる制御を行う機能(後述するハンドオーバ処理機能部13
が有する機能)も備えている。
・「サービングRNC、ドリフトRNC」
ここで、サービングRNC(S−RNC)、ドリフトRNC(D−RNC)の概念につ
いて説明する。
ビングRNC(図1では、RNC2とする)と称される。
配下の無線基地局63が形成する無線エリア(セル)からRNC3の配下の無線線基地局
64が形成する無線エリア(セル)に移ることとなる。
わゆるハンドオーバ処理(ハードハンドオーバ処理)が実行される。
送信するように切り替える。また、無線基地局63から受信していた受信状態を無線基地
局64から受信する受信状態に切り替える(データの受信チャネルをハンドオーバ先に切
り替える)のである。
64から移動局7へのデータ送信状態に切り替えるとともに、移動局7からデータを受信
するチャネルを無線基地局63についてのものから無線基地局64についてのものに切り
替えるのである。
となるRNCは、1つのRNC(サービングRNC)とされる。
信号をサービングRNC2へ転送する(コアネットワーク1を介して転送してもよいし、
RNC2、3間で直接の接続回線が設けられている場合は、コアネットワーク1を介さず
、この直接の接続回線を介して転送する)。
バ処理の前は、配下の無線基地局を介して移動局7から受信したデータ、ハンドオーバ処
理後は、RNC3から転送された移動局7からの受信データをコアネットワーク1側に引
き渡すのである。
も同様であり、まず、コアネットワーク1からサービングRNC2に信号が送信され、ハ
ンドオーバ処理前であれば、サービングRNC2は配下の無線基地局を介して移動局7で
データを送信し、ハンドオーバ処理後であれば、サービングRNC2は、ドリフトRNC
3にデータを転送し、ドリフトRNC3配下の無線基地局6を介して移動局7にデータを
送信するのである。
NCを省略することもできる。例えば、ハンドオーバ処理機能部をコアネットワーク1側
に設け、無線チャネルの割当て制御機能等を無線基地局6に与えるのである。
RNCの配下の無線基地局間(例えば、61〜63間)でも実行される。尚、この場合は
、RNCは、サービングRNCである場合は、他のRNCへ転送することなく配下の無線
基地局で受信した移動局7からのデータをコアネットワーク1へ送信し、逆に、コアネッ
トワーク1から受信したデータは、他のRNCへ転送することなく、配下の無線基地局か
ら移動局7へ送信することができる。
リア(セクタ(セル))を形成している場合は、セクタ(セル)間でハンドオーバ処理を
行うこともできる。
3から受信した各無線基地局宛ての信号を分離し、各無線基地局宛てに出力するとともに
、各無線基地局からの信号を多重して対応するRNCに引き渡す制御を行う。
離装置も省略することができる。
スを管理されつつ、移動局7との間の無線通信を行う。
の間で無線回線を確立し、コアネットワーク1を介して他の通信装置との間で通信を行う
ことができ、また、移動をした場合であっても、ハンドオーバ処理により通信相手の無線
基地局を切り替えることで他の通信装置との間の通信を継続することができる。
下、各ノードの構成及び動作を詳細に説明する。
・「無線基地局制御装置2(3)」
図4は、無線基地局制御装置(RNC:Radio Network Controller)を示す図である。
作を制御する制御部、12はコアネットワーク側との通信用の第2インタフェース部をそ
れぞれ示す。
フェース部を採用することができる。もちろん、他の方式に従った伝送を行うこともでき
る。
する処理(転送処理、無線チャネル割当て等)を行うハンドオーバ処理機能部13、3G
PP移動通信システムに規定されるRLC(RLC:Radio Link Control)レイヤのよう
な上位レイヤの処理機部14も含む。
作について説明する。
で終端処理して得られたデータ(例えば、可変長のパケットデータとする)を所定長毎に
分割し、例えば、RLC PDU(Packet Data Unit))を複数生成する。
ーケンスナンバ領域にその連番を書き込む。このシーケンスナンバは、移動局7で、PD
Uの順番抜けを発見するために用いられ、順番抜けが発生した場合は、RLCレイヤにお
ける再送制御を行うために、移動局から正しく受信できなかったPDUシーケンスナンバ
が送信され、このシーケンスナンバを受信した制御部11(上位レイヤ処理機能部14)
は、送信したRLC PDUを移動局7へ向けて再送信する(送信したRLC PDUは
メモリ等に控えとして記憶しておく)。
−PDSCH FP(フレームプロトコル)に従ったフォーマットの信号を生成して、第
1インタフェース部20に与え、例えば、ATMセル化してから多重分離装置4(5)側
へ送出する。
・「無線基地局61〜65」
図5は、無線基地局6(BS:Base Station)を示す図である。
信号の終端処理をする第1インタフェース部を示し、16は移動局7との間で無線信号の
送受信を行なうための無線送受信部を示す。
納しておいたり、共用チャネルであるHS−PDSCHで送信するデータであって、送信
順番待ちのデータを格納しておくための記憶部を示す。
理部21、適応変調管理部22、取得部23、転送処理部24、検出部25を含む制御部
を示す。
SCH等のデータ)として送信するデータを生成し、上り信号処理部20は、上り信号(
HS−DPCCH)等からCQI情報、ACK信号、NACK信号等を抽出する。
述するが、他の無線基地局から転送された、移動局7が送信したCQI情報、応答信号を
取得し、逆に、転送処理部24は、他の無線基地局に、移動局7から受信したCQI情報
、応答信号を転送する機能を有するものである。
7から送信された受信品質情報、ハンドオーバ要求情報等に基づいて、無線基地局制御装
置2(3)のハンドオーバ処理機能部13から通知されることで移動局がハンドオーバす
うことを検出することができる。もちろん、移動局7からの受信信号に基づいて自身が検
出することもできる。
御部18に入力される。
C−d PDUを記憶部17に記憶させておく。
が可能となったことを検出すると、記憶部17からその移動局宛てのMAC−d PDU
を順に複数取り出し、MAC−d PDUを複数含むMAC−hs PDUを生成する。
尚、取り出すMAC−d PDUの数は、CQI情報等により定まるトランスポートブロ
ックサイズ内に収まるように選択される。
、HS−PDSCHを介して送信されるデータの元となる。
であるTSN(Transmission Sequence Number)を含み、複数のプロセスに分けて移動局
7宛てにHS−PDSCHの送信を行っても、このシーケンスナンバーに従って、トラン
スポートブロックの並び替えが可能となるようにしている。
制御を実行するために、記憶部17へ格納されるとともに、下り信号生成部19に入力さ
れ誤り訂正符号化、誤り検出符号化等の処理が施されて、HS−PDSCHの1サブフレ
ームを形成し、他の信号とともに無線送受信部16に与えられることで、HS−PDSC
Hを介して移動局7宛てに送信される。
て移動局7に向けた送信予告が行われる。
データを下り信号生成部19へ与え、下り信号生成部19は、与えられたデータに基づい
てHS−SCCHの1サブフレームを生成して無線送受信部16へ与える。
S−DPCCHを介してHS−PDSCHの受信結果(ACK信号又はNACK信号)を
送信する。
)の受信処理を行い、受信結果がNACK信号であることを検出すると、再送管理部21
に通知する。
再び、下り信号処理部19に与えて、無線送受信部16に再送信を実行させる。
とが検出された場合は、再送制御は不要であるから、制御部18は、次の新規トランスポ
ートブロックを送信すべく、記憶部17に記憶している、未送信(送信順番待ち)のMA
C−d PDUを読み出し、新たなMAC−hs PDUを生成して下り信号生成部19
に与えることで、無線送受信部16に送信させる制御を行う。
たように、HSDPAでは、無線基地局6において、適応変調制御を実行するため、移動
局7から定期的にCQI情報を受信する。
のCQI情報を適応変調管理部22に与える。
ばCPICH)の受信品質(例えば受信SIR)に対応したものである。
応するCQI情報を選択して送信し、適応変調管理部22は、移動局7から受信したCQ
I情報に対応する送信形式を無線送受信部16、下り信号生成部19に指定し、その形式
に従った適応変変調制御を実行させる。
ock Size)ビット数、送信の際に利用する拡散コードの数を示す、コード数、QPSK、
QAM等の変調方式を示す変調タイプが挙げられる。
るようにし、CQIが大きくなるほど、対応するTBSビット数、拡散コード数も多くな
るように定義しておくことで、下り信号の受信品質が良好なほど、伝送速度が速くなる方
向に制御される(逆に受信品質が劣悪なほど伝送速度が遅くなる方向に制御される)。
、先に説明したように、適応変調制御により送信を行うHS−PDSCHの送信の前に予
告として送信するHS−SCCH用のデータとして、下り信号生成部19に送信形式情報
を与え、無線送受信部16を介して送信形式情報を移動局7に送信するのである。
線基地局6が複数の無線エリア(セル)を形成する場合もある。
る。
エリア(セル)対応に複数(この場合は3つ)設けられており、第1インタフェース部1
5から受信したデータは、対応する制御部181〜183に振り分けられ、制御部181
〜183は担当無線エリアについて、それぞれ別個に先に説明した制御部18相当の処理
(適応変調制御、再送制御等)を実行するのである。
・「移動局7」
次に、移動局の構成及び動作について説明する。
の間で無線通信を行うための無線送受信部を示し、31は音声、データ等の入力及び受信
音声、データの出力を行う入出力部を示す。
信エラーとなったデータを一時的に格納するためにも用いられる。
35、HS−PDSCH処理部36、HS−DPCCH処理部37、上位レイヤ処理部3
8、検出部39を備える。
を測定区間等で行い、受信品質(受信SIR)の測定結果をHS−DPCCH処理部37
に与える。また、CPICHの受信処理により得られたパイロット信号のIQ平面上の位
相情報をHS−SCCH処理部35、HS−PDSCH処理部36等に与えて同期検波(
チャネル補償)を可能としている。
、適応変調制御のためのCQI情報を定期的に基地局にフィードバック送信する。ここで
、送信するCQI情報は、例えば、CQI送信の3スロット前から1スロット前までの期
間で測定した結果に対応するCQI情報とする。
受信品質に対応するCQI情報を選択することで送信するCQI情報を決定することがで
きる。
を毎サブフレームについて行い、自局宛てにHS−PDSCHを介したデータの送信が行
われることの送信予告がされているかどうかをチェックする。
た結果(例えば尤度情報)に基づいて自局宛てに送信されたかどうかを検出するのである
。
せ、第1、第2パートの全体に対して付加された誤り検出ビットに基づいて受信エラー検
出を行う。尚、HS−SCCH処理部35がエラーを検出した場合は、予告の検出は誤り
であったとして、以下のHS−PDSCH処理部36における処理を中断することもでき
る。
ット後のHS−PDSCHの1サブフレームを受信するように、HS−PDSCH処理部
36に通知する。
イプ情報も通知する。
ことができ、残りの第2パートに含まれる他の受信処理に必要な情報を、その後HS−S
CCH処理部35から取得することで、HS−PDSCHの受信処理(デレートマッチン
グ、誤り訂正復号等)を完了し、復号結果のエラー検出を行うのである。
エラーの有無をHS−DPCCH処理部37に通知する。また、復号して得られたMAC
−hs PDUに含まれるTSNに基づいて並び替え処理(リオーダリング)を行い、上
位レイヤ処理機能部38へリオーダリング後のデータを引き渡す。
抜けがあるかどうか判定し、順番抜けを検出し、無線基地局制御装置2(3)に対して別
途設けた個別チャネルを介して通知し、RLCレイヤにおける再送制御を実行するのであ
る。
(音声出力、画像出力等)されることとなる。
するパラメータ(無線基地局6における適応変調制御に用いられるパラメータCQI)を
記憶部32に記憶した対応関係(CQIテーブル)に基づいて選択し、HS−DPCCH
を介して無線基地局6に向けて送信する。また、HS−PDSCH処理部36からのエラ
ー有無通知に応じて、HS−DPCCH処理部37は、HS−DPCCHを介して受信結
果を応答信号(ACK信号、NACK信号)として送信する。
であればNACK信号を無線送受信部30に与えて送信させる。
受信品質情報を無線基地局に送信することで、無線基地局や無線基地局制御装置からハン
ドオーバ指示を通知されることで検出することができる。
、自局宛てにHS−PDSCHを介したデータの送信が行われることを通知されると、2
スロット後のHS−PDSCHの1サブフレームを受信し、復調、復号(ターボ復号)す
ることで、復号結果を得、CRCビットを用いたCRC演算により受信可否を判定し、否
であれば、受信データを記憶部32に記憶させるとともに、NACK信号をHS−DPC
CHを介して無線基地局6に送信する。
再送信されたデータとを合成してから、復号(ターボ復号)を行い、復号後のデータにつ
いて、再びCRCチェックを行う。
PCCHを介してACK信号を無線基地局6に送信させる制御を行なう。
び替え処理(リオーダリング)を行い、並び替え後のトランスポートブロックに含まれる
MAC−d PDU(RLC PDU)を上位レイヤ処理機能部38に引き渡す。
び替え(リオーダリング)を行い、順番抜けの検出及び、ポーリングビットのチェックを
行なう。
る個別物理チャネル(DPCH)を介して、RLCレイヤにおける再送制御のための正し
く受信できなかったPDUのシーケンスナンバを無線基地局制御装置2(3)に向けて送
信する。
きなかったPDUのシーケンスナンバは、無線基地局6、多重分離装置4(5)を介して
無線基地局制御装置2(3)に送信される。
しく受信できなかったシーケンスナンバの受信をすると、再送制御処理により、再送すべ
きデータ(HS−PDSCHフレーム)を不図示の記憶部から読み出して、再送信を行な
う。
細に説明する。
・「ハンドオーバの際の動作」
・「応答信号(ACK信号、NACK信号)の送信先の切り替えタイミング」
図8は、ハンドオーバの際のチャネルの切り替え手順について説明するための上り、下
り双方のフレームフォーマットを示している。
、かつHSDPAのサービスを受けている状態であるとする。尚、ここでは、移動局7は
無線基地局61の無線ゾーン内に在圏するとする。
PDSCHを介して受信するデータ)をHS−PDSCH処理部36で受信(図8のHS
−PDSCHの黒塗り部分を参照)し、HS−DPCCH処理部37により、その応答信
号(例えば、ACK信号、NACK信号等の受信結果を示す信号)を第2のデータとして
無線基地局61に対して送信(図8のHS−DPCCHの黒塗り部分を参照)する。
して送信したデータを再送信するか又は新規データを送信するかの再送制御を実行する。
タ部分が発生する(図2の点線枠で囲んでデータ参照)。
ブフレーム内)でHS−PDSCHを受信するチャネルの切り替え(無線基地局61から
62への切り替え)を行うが、少なくともそれより後のタイミング(例えば、タイミング
D1、D2又はこれらの間のいずれかのタイミング(好ましくはスロットの先頭))で、
応答信号又はHS−DPCCH全体の送信先の切り替え(無線基地局61から62への切
り替え)を行うように、HS−DPCCH処理部34を制御する。
ル切り替えを行うこととすると、少なくともタイミングC1の後である、タイミングD3
からは、ハンドオーバ先の無線基地局62の形成する無線ゾーン(セル2)に向けて応答
信号(ACK信号、NACK信号)を送信することとなる。
されたHS−PDSCHについての受信結果を示し、タイミングC1後に送信される応答
信号(図のF7参照)がハンドオーバ元の無線ゾーンに対して送信されるようにするため
である。もちろん、その後のタイミングである、D1やD2において応答信号の送信先(
又はHS−DPCCH全体の送信先)をハンドオーバ先に切り替えることもできる。
えを行うことで切り替え前に送信した応答信号がハンドオーバ元の無線ゾーンに送信され
ることが保証されることとなる。
り替えを完了させることで、F7〜F10の全ての応答信号の送信先をハンドオーバ元と
することができる。
初に送信を開始されるHS−PDSCHに対する応答信号は、図では、第11サブフレー
ム内で送信されるが、この送信タイミングより前のタイミングであるD2以前に応答信号
の送信先の切り替えを行うことは有意義である。
ため、応答信号もそれにあわせてハンドオーバ先の無線基地局に向けて送信するように切
り替え、再送制御のサイクルを維持することができるからである。
C2後のタイミングであるD3、D1、D2等を検出する必要があるが、タイミングC1
、C2は、例えば、無線基地局制御装置2のハンドオーバ処理機能部13から通知される
ことで、容易に認識できるため、このC1を基準として1.5スロット後〜12.5スロ
ット後のいずれかのタイミングである切り替えタイミングを検出したり、C2を基準とし
て1.5スロット後〜10.5スロット後のいずれかのタイミングである切り替えタイミ
ングを検出すればよい。
ミングC1、C2を通知されることで、移動局と同様にこれを基準として応答信号の受信
タイミングを特定して、応答信号を的確に取得することができることとなる。
セクタを有する1つの無線基地局内におけるハンドオーバにも適用することができ、この
場合は、異なる無線基地局間ではなく、異なる制御部(181、182、183)におけ
る処理に置き換えればよい。
・「転送処理」
また、図8において、F7〜F10で示した応答信号のいずれかの送信前に応答信号の
送信先を移動局7が切り替えてしまう場合であっても、無線基地局6側で対応することで
再送制御の円滑化を図ることもできる。
7〜10))は、ハンドオーバ元の無線基地局61からHS−PDSCHを介して受信し
たデータに応じたものでありながらハンドオーバ先の無線基地局62宛ての送信されてし
まうこととなるが、無線基地局62の検出部25は、移動局7がハンドオーバを行ったこ
とを検出し、転送処理部24は、このような送信先の異なる応答信号をハンドオーバ元の
無線ゾーンを形成する無線基地局61に回線Iurを介して転送するように制御するので
ある。
ら転送された応答信号を取得部23により取得することができ、再送管理部21に与える
ことができ、再送制御を円滑に行うことができる。
処理部20が直接、移動局7から応答信号を直接取得することができるので、この場合は
、上り信号処理部が、取得部として動作することとなる。
、NACK信号))の送信先の切り替えタイミングについての工夫の説明であるが、更に
、CPICHの受信チャネルの切り替えタイミング等を工夫すると更に望ましい。
・「CPICHの受信チャネルの切り替えタイミング」
例えば、移動局7の制御部33(ハンドオーバ処理機能部39)は、図8中タイミング
C1(第7サブフレームの先頭)でHS−SCCHを受信するチャネルの切り替え(無線
基地局61から62への切り替え)を行うが、少なくともそれより前(タイミングA1、
A2又はこれらの間のいずれかのスロットの先頭)で、CPICHの受信チャネルの切り
替え(無線基地局61から62への切り替え)を行うように、CPICH処理部34を制
御する。
Hの受信チャネル切り替えを行うこととすると、第3サブフレームの0.5スロット目か
ら3スロットの期間にわたって、ハンドオーバ先の無線基地局62の形成する無線ゾーン
(セル2)からCPICHを受信することとなる。
)するCQI情報は、ハンドオーバ先の無線基地局62から受信したCPICHの受信品
質に対応したものとなる。
に到達することで、このCQI情報の送信から約5.5スロット遅れのタイミングC1で
無線基地局62が送信するHS−SCCH(第7サブフレーム参照)で送信予告する際の
送信形式情報が、このCQI情報を反映させたものとすることができる。もちろん、2ス
ロット遅れで送信するHS−PDSCHを送信する際も同様にこの送信形式で送信するこ
とができることとなる。
管理部22は、自局が送信したCPICHに基づいて移動局7が選択したCQI情報を取
得することができることとなる。
のタイミングA1で、受信品質測定用のチャネル(CPICH)のハンドオーバ先への切
り替えを行うことで、HS−SCCH(HS−PDSCH)の受信チャネルのハンドオー
バ先への切り替え後において支障のある(例えば、適応変調制御が適性に働いていない)
データが減少することとなる。
CK信号)も結果的に支障のないものとなり、1つ以上のデータ伝送サイクルが改善され
ることとなる。
合であっても、図中タイミングB2で送信するCQI情報及び第10サブフレームで送信
される対応するHS−SCCH、2スロット遅れのHS−PDSCH、第14サブフレー
ム内のタイミングで送信されるACK信号について、同様に支障がないものとなるため、
少なくとも1つのデータ伝送サイクルが改善されることとなる。
あるタイミングA1、A2等を検出する必要があるが、タイミングC1は、無線基地局制
御装置2のハンドオーバ処理機能部13から通知されることで、容易に認識できるため、
このC1を基準として、11.5スロット前(A1)、2.5スロット前(A2)等をC
PICHを受信するための送信元無線基地局の切り替えタイミングとして利用することが
できる。他のタイミングもC1を基準とすればよい。
ミングC1を通知されることで、移動局と同様にこれを基準としていずれの無線基地局で
あっても、移動局からタイミングC1より前に送信が開始されるCQI情報の受信タイミ
ングを特定して、CQI情報を的確に取得することができることとなる。
セクタを有する1つの無線基地局内におけるハンドオーバにも適用することができ、この
場合は、異なる無線基地局間ではなく、異なる制御部(181、182、183)におけ
る
処理に置き換えればよい。
・「CQIの送信先の切り替えタイミング」
また、更に、タイミングA1でCPICHの受信チャネルの(ハンドオーバ先への)切
り替えをした移動局7のハンドオーバ処理機能部39は、切り替えた先の無線基地局62
から受信したCPICHの受信品質(受信SIR)に応じて選択したCQI情報を送信す
るが、その送信先として、好ましくは、タイミングA1から開始される測定期間で測定し
た受信品質の送信タイミングであるタイミングB1(タイミングA1の後で、タイミング
C1、C2より前のタイミング)で切り替えることが好ましい。
)に切り替えて最初に受信することとなるHS−SCCHの生成に必要なCQI情報を直
接無線基地局62に対して送信することができるからである。
を切り替えることもできる。
61に対して送信したCQI情報(但し、このCQI情報は、無線基地局62から受信し
たCPICHの受信品質に基づくものである)については、無線基地局61から無線基地
局62に対して転送することが望ましい。
線基地局制御装置2から、移動局7をサブフレーム7から無線基地局62に引き渡すよう
に指示される)することができ、図5に示したように、転送処理部24を有しているため
、移動局7から受信したCQI情報を転送処理部24により、ハンドオーバ先の無線基地
局62に転送するのである。
基地局61から無線基地局制御装置2を介して受信したCQI情報を取得部23で取得し
て適応変調管理部22に与えることができる。
信号処理部20は、移動局7から直接CQI情報を受信するが、この場合は、上り信号処
理部20が取得部として機能することとなる。
制御及びこれらの複合制御が円滑に行われるが、好ましくは、CPICHの受信チャネル
の(ハンドオーバ先への)切り替えタイミング、CQI情報の送信先の(ハンドオーバ先
への)切り替えタイミング、HS−SCCHの受信チャネルの(ハンドオーバ先への)切
り替えタイミング、応答信号の送信先の切り替えタイミングの順に切り替えを行うことが
望ましい。
QI情報の送信先の切り替えを実施、C1でHS−SCCHの受信チャネルの切り替えを
実施、C2でHS−PDSCHの受信チャネルの切り替えを実施、D1ないしD2で応答
信号の送信タイミングの切り替えを実施することが望ましい。
に割当てられている例を示したが、共有チャネルであるため、他の移動局に割当てる場合
もあり得るが、この実施形態により改善されることとなるデータの宛先となる移動局にと
っては、この改善の恩恵を受けることができる。
に、サービングRNCが主導的に処理することとなるが、ハンドオーバ先の無線基地局の
転送処理部24からのCQI情報と受信したサービングRNC等(ドリフトRNCという
こともありうる)は、ドリフトRNCにそのCQI情報を送信し、ドリフトRNCから配
下の無線基地局であってハンドオーバ先の無線基地局送信することでCQI情報の転送を
実行すればよい。
〔b〕第2実施形態の説明
第1実施形態では、ハンドオーバ元とハンドオーバ先の無線ゾーン(セル)間のフレー
ムタイミングのずれがないか又は無視できる場合の動作として説明している。
あるから第1実施形態のような状況になりがちと考えられる。
でフレームタイミングのずれが存在する場合について説明する。
るRNC配下の無線基地局へのハンドオーバ(特に異周波のハンドオーバ)はこの第2の
実施形態のような状況になりがちと考えられる。
グのずれ(図中のG)が存在する場合のフレーム構成を示す図である。
収)する為の処理が必要となる。
ーバ先の無線基地局6から最初に受信することとなるHS−PDSCHの送信開始タイミ
ングC2が、サブフレーム7の先頭から2スロットだけでなく、更に、G遅延している点
を考慮する。
PDSCHについては、応答信号をハンドオーバ元の無線基地局のフレームタイミングに
合わせて送信することとし、タイミングC2より後にハンドオーバ元の無線基地局から送
信されるHS−PDSCHについては、応答信号をハンドオーバ先の無線基地局のフレー
ムタイミングに合わせて送信するため、図9のD1、D2間でこのずれを補償する。
答信号の送信タイミングD2の送信間隔は、2スロットのずれ時間Gを加えた間隔になっ
ており、この間でずれを補償している。
ャネルの切り替えタイミングC1より前(例えば図のタイミングB)で行う場合は、CQ
I情報は、ハンドオーバ先の無線基地局に送信し、応答信号は、ハンドオーバ前の無線基
地局に送信する期間(B〜D1)が生ずることとなる。
号を時間的に重複して送信する部分を含むが、例えば、ハンドオーバ元の無線基地局向け
は周波数f1で送信し、ハンドオーバ先の無線基地局向けは周波数f2(f1とf2は別
の周波数)で送信することで重複した送信を行うことができる。
無線基地局向けは拡散コードC2(C1とC2は拡散コードのパターンが異なる)で送信
することで重複した送信を行うことができる。
受信チャネルの切り替え後、最初に送信されるHS−SCCH(図の約第7サブフレーム
)に用いられるCQI情報(図の第4サブフレーム内)を特定するために行うCPICH
の受信品質の測定期間の開始タイミングA2(A1〜A2の範囲内でもよい)とし、A1
、A2間によりずれを補償することが望ましい。尚、A1〜A2間において、受信チャネ
ルの切り替えに必要な処理を行うことができる。
〔c〕第3実施形態の説明
図10は、ハンドオーバ元とハンドオーバ先の無線ゾーン(セル)間でフレームタイミ
ングのずれ(図中のG)が存在する場合のフレーム構成を示す図である。
収)する為の処理が必要となる。
ーバ先の無線基地局6から最初に受信することとなるHS−PDSCHの送信開始タイミ
ングC2が、サブフレーム7の先頭から2スロットだけでなく、更に、G遅延している点
を考慮する。
の切り替え前に送信されたHS−PDSCHついての応答信号を送信し終えたタイミング
D1から、HS−PDSCHの受信チャネルの切り替え後に送信されたHS−PDSCH
の応答信号を送信するタイミングD2までの間の期間のいずれかにおいて応答信号及びC
QI情報を送信するチャネルであるHS−DPCCH全体のチャネル切り替えを行うこと
とする。
に合わせてHS−DPCCH全体(CQI情報、応答信号の双方)の送信を行い、少なく
ともタイミングD2からは、ハンドオーバ先の無線基地局の送信フレームに合わせてHS
−DPCCH全体(CQI情報、応答信号の双方)の送信を行うようにすることで、ずれ
時間Gの補償を他ミングD1、B間を形成することで補償するのである。
と使用しつつ、単純に通信相手の無線基地局を切り替えることができるので、移動局の負
荷が少なくて済むことになる。
〔d〕第4実施形態の説明
先に実施形態では、HS−PDSCHについての受信チャネルの切り替え前に、ハンド
オーバ元の無線基地局から送信されたHS−PDSCHについての応答信号をハンドオー
バ元の無線基地局に送信又は転送することとしたが、ハンドオーバ元の無線基地局に最後
に送信又は転送された応答信号がNACK信号(受信エラー)である場合について、この
実施形態では対策を講ずるこおとする。
ACK信号である場合は、転送処理部24に対して、このNACK信号に関連するデータ
を記憶部17から読み出して、ハンドオーバ先の無線基地局に転送することとする。
移動局7に送信する再送データとして記憶させるとともに、再送管理部21に対して移動
局7に対して再送が必要な旨通知する。
あわせて転送することが望ましい。例えば、再送制御を行う際のXnd等の情報を転送す
ることで、移動局7に再送信であることを認識させることができることとなる。
2、3 RNC
4、5 多重分離装置
6 無線基地局
7 移動局
10 第1インタフェース部
11 制御部
12 第2インタフェース部
13 ハンドオーバ処理機能部
14 上位レイヤ処理機能部
15 第1インタフェース部
16 無線送受信部
17 記憶部
18 制御部
19 下り信号生成部
20 上り信号処理部
21 再送管理部
22 適応変調管理部
23 取得部
24 転送処理部
25 検出部
30 無線送受信部
31 入出力部
32 記憶部
33 制御部
34 CPICH処理部
35 HS−SCCH処理部
36 HS−PDSCH処理部
37 HS−DPCCH処理部
38 上位レイヤ処理機能部
39 検出部
Claims (2)
- 基地局と、
前記基地局から送信される第一の信号を共有チャネルを介して受信し、前記第一の信号に応じた前記基地局から送信される第二の信号を受信し、第二の信号に応じて基地局へ第三の信号を送信する移動局とを備え、
前記移動局は、ハンドオーバする際、ハンドオーバ元の前記基地局へ前記第三の信号を送信するチャネルを介した送信処理を停止する前に、ハンドオーバ先の基地局からの前記第一の信号の受信処理を開始することを特徴とする無線通信システム。 - 前記移動局は、ハンドオーバする際、ハンドオーバ元の前記基地局から送信された第二の信号を受信する処理を停止する前、且つ前記ハンドオーバ元の前記基地局へ前記第三の信号を送信するチャネルを介した送信処理を停止する前に、ハンドオーバ先の基地局からの前記第一の信号の受信処理を開始することを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
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---|---|---|---|
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JP2004140876A (ja) * | 2004-01-23 | 2004-05-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通信端末装置、基地局装置、および送信電力制御方法 |
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