JP5347295B2 - 亜鉛系めっき鋼板およびその製造方法 - Google Patents
亜鉛系めっき鋼板およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5347295B2 JP5347295B2 JP2008079390A JP2008079390A JP5347295B2 JP 5347295 B2 JP5347295 B2 JP 5347295B2 JP 2008079390 A JP2008079390 A JP 2008079390A JP 2008079390 A JP2008079390 A JP 2008079390A JP 5347295 B2 JP5347295 B2 JP 5347295B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel sheet
- acidic solution
- zinc
- galvanized steel
- oxide layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Chemical Treatment Of Metals (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Description
合金化溶融亜鉛めっき鋼板は、鋼板に亜鉛めっきを施した後、加熱処理を行い、鋼板中のFeとめっき層中のZnが拡散する合金化反応が生じることにより、Fe−Zn合金相を形成させたものである。このFe−Zn合金相は、通常、Γ相、δ1相、ζ相からなる皮膜であり、Fe濃度が低くなるに従い、すなわち、Γ相→δ1相→ζ相の順で、硬度ならびに融点が低下する傾向がある。このため、摺動性の観点からは、高硬度で、融点が高く凝着の起こりにくい高Fe濃度の皮膜が有効であり、プレス成形性を重視する合金化溶融亜鉛めっき鋼板は皮膜中のFe濃度が高めに製造されている。
[1] 亜鉛系めっき鋼板を酸性溶液に接触させ、接触処理終了後1〜60秒間保持した後、水洗・乾燥を行うことにより、亜鉛系めっき鋼板表面に酸化物層を形成する亜鉛系めっき鋼板の製造方法において、前記酸性溶液中にCuイオンを含有することを特徴とする亜鉛系めっき鋼板の製造方法。
[2]前記[1]において、前記酸性溶液中に、Cuの硫酸塩、硝酸塩、塩化物、リン酸塩のうち、少なくとも1種類以上をCuイオン濃度として0.01〜5Mの範囲で含有することを特徴とする亜鉛系めっき鋼板の製造方法。
[3]前記[1]または[2]において、前記酸性溶液は、pH緩衝作用を有し、かつ、1リットルの酸性溶液のpHを2.0から5.0まで上昇させるのに必要な1.0mol/l水酸化ナトリウム溶液の量(l)で定義するpH上昇度が0.05〜0.5の範囲であることを特徴とする亜鉛系めっき鋼板の製造方法。
[4]前記[1]〜[3]のいずれかにおいて、前記酸性溶液は、酢酸塩、フタル酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、ホウ酸塩、リン酸塩のうち、少なくとも1種類以上を成分含有量5〜50g/lの範囲で含有し、かつ、pHが0.5〜2.0、液温が20〜70℃であることを特徴とする亜鉛系めっき鋼板の製造方法。
[5]前記[1]〜[4]のいずれかにおいて、前記酸性溶液に接触させた後の鋼板表面に形成する酸性溶液膜が15g/m2以下であり、かつ、該酸性溶液膜が形成された状態での保持時間が1〜60秒であることを特徴とする亜鉛系めっき鋼板の製造方法。
[6]前記[1]〜[5]のいずれかに記載の亜鉛めっき鋼板の製造方法により生産される、ZnおよびCuを必須成分として含む酸化物層の平均厚さが10nm以上であることを特徴とする亜鉛系めっき鋼板。
そこで、本発明では、Cuイオンを含有する酸性溶液を使用する。酸性溶液中にCuイオンを含有することで、Znを主体とする酸化皮膜中又は表層にCuが分散又は付着する。Cuは軟質の物質であることから、金型と鋼板の間に存在し、摺動時にせん断変形することにより、表面せん断応力を吸収する。その結果、摩擦係数を十分に低下させることができ、伸び、r値等の機械特性値の低い高強度鋼板においても、プレス成形性向上の効果を得ることができる。これは本発明の技術的な特徴であり、酸性溶液中にCuイオンを含有することは、本発明において最も重要な要件である。
板厚1.2mmの高強度冷延鋼板(TS:590MPa)上に、常法により合金化溶融亜鉛めっき皮膜を形成し、更に調質圧延を行った。また、常法により溶融亜鉛めっき、電気亜鉛めっきを形成した。引き続き、上記合金化溶融亜鉛めっき鋼板、溶融亜鉛めっき鋼板および電気亜鉛めっきに対して、酸化物形成処理として、酢酸ナトリウム30g/lの酸性水溶液に硫酸銅・5水和物を表1に示す各種濃度で添加しpHを硫酸にて調整した酸性溶液に3秒浸漬した。その後、ロール絞りを行い、液量を調整した後、1〜30秒間大気中、室温にて放置し、十分水洗を行った後、乾燥を実施した。
膜厚が96nmの熱酸化SiO2膜が形成されたSiウエハを参照物質として用い、蛍光X線分析装置でO・Kα X線を測定することで、SiO2換算の酸化層の平均厚さを求めた。分析面積は30mmφである。
摩擦係数の測定方法(動摩擦係数測定試験:絞り・流入部を想定)
プレス成形性(特に絞り・流入部における成形性)を評価するために、各供試材の動摩擦係数を以下のようにして測定した。図1は摩擦係数測定装置を示す概略正面図である。図1に示すように、供試材から採取した摩擦係数測定用試料1が試料台2に固定され、試料台2は、水平移動可能なスライドテーブル3の上面に固定されている。スライドテーブル3の下面には、これに接したローラ4を有する上下動可能なスライドテーブル支持台5が設けられ、これを押し上げることによりビード6による摩擦係数測定用試料1への押し付け荷重Nを測定するための第1ロードセル7がスライドテーブル支持台5に取り付けられている。上記押し付け力を作用させた状態でスライドテーブル3を水平方向へ移動させるための摺動抵抗力Fを測定するために第2ロードセル8が、スライドテーブル3の一方の端部に取り付けられている。なお、潤滑油としてスギムラ化学社製のプレス用洗浄油プレトンR352Lを摩擦係数測定用試料1の表面に塗布して試験を行った。
プレス成形シュミレーションを行った結果、面圧が7Mpa以下で摺動速度が50mm/min以下の部位(張り出し成形部位など)においては、動摩擦係数より、静止摩擦係数のほうが、実際のプレス成形性との相関性が高いことが明らかになった。そこで、プレス成形性(特に張り出し部における成形性)を評価するために、各供試材の静止摩擦係数を以下のようにして測定した。図4は、試験装置10を用いた静止摩擦係数測定装置を示す概略図である。同図に示すように、供試材から採取した摩擦係数測定用試料100を一定荷重P=370kgfで金型11、12を押し付けてから10mm/minの速度で金型11、12で侠持されている摩擦係数測定用試料100を引き抜く。これにより、一定荷重Pと摩擦係数測定用試料100の引き抜きに必要な荷重Fを0.005Hzの間隔で測定した。静止摩擦係数μは、式:μ=F’/Pで算出し図5に示す、摺動開始後のピーク値の摩擦係数を静止摩擦係数として取得した。なお、金型11の形状は幅35mm、試料の摺動方向長さ14mm、摺動方向両端の下部は曲率2mmRの曲面で構成され、試料が押し付けられるビード下面は幅35mm、摺動方向長さ10mmの平面を有する。金型12の形状は幅35mm、試料の摺動方向長さ24mm、摺動方向両端の下部は曲率2mmRの曲面で構成され、試料が押し付けられるビード下面は幅35mm、摺動方向長さ20mmの平面を有する(以下条件3)。
潤滑油として、スギムラ化学社製のプレス用洗浄油プレトン(登録商標)R352Lを試料100の表面に塗布して試験を行った。
No.1は合金化溶融亜鉛めっき鋼板に酸性溶液による処理を行っていない比較例であるが、動摩擦係数、静止摩擦係数共に高くプレス成形性は充分ではない。
No.2〜4は、合金化溶融亜鉛めっき鋼板に酸性溶液での処理を行っているもののCuイオンを含まない浴を用いた比較例である。この場合、Znを主体とする酸化物層が主であり酸性溶液による処理を行っていないNo.1に比べて動摩擦係数、張り出し成形性の改善効果は見られるが、張り出し成形性の改善効果は充分ではない。
一方、No.5〜16は、合金化溶融亜鉛めっき鋼板にCuイオンを含む酸性溶液での処理を行った本発明例である。動摩擦係数はNo.2〜4と同等であるが、静止摩擦係数はZnとCuを主体とする酸化物層が形成されるためNo.2〜4と比較すると低く、張り出し成形性が良好となっている。また、張り出し成形性はCu添加量が0.1〜5Mの範囲で安定して良好となっている。
No.17は溶融亜鉛めっき鋼板に酸性溶液による処理を行っていない比較例であるが、動摩擦係数、静止摩擦係数共に高くプレス成形性は充分ではない。
No.18は溶融亜鉛めっき鋼板に酸性溶液による処理を行った比較例である。Cuイオンが添加されていないため、動摩擦係数、静止摩擦係数は、共にNo17と比較すると低下しているがプレス成形性は充分ではない。
No.19〜21は、溶融亜鉛めっき鋼板に0.1MのCuを含有した酸性溶液での処理を行った本発明例であり、動摩擦係数が低下し、張り出し成形性が良好になっている。
No.22は電気亜鉛めっき鋼板に酸性溶液による処理を行っていない比較例であるが、動摩擦係数、静止摩擦係数共に高くプレス成形性は充分ではない。
No.23は電気亜鉛めっき鋼板に酸性溶液による処理を行った比較例である。Cuイオンが添加されていないため動摩擦係数、静止摩擦係数は、共にNo22と比較すると低下しているがプレス成形性は充分ではない。
No.24〜26は、電気亜鉛めっき鋼板に0.1MのCuを含有した酸性溶液での処理を行った本発明例であり、動摩擦係数が低下し、張り出し成形性が良好になっている。
2 試料台
3 スライドテーブル
4 ローラ
5 スライドテーブル支持台
6 ビード
7 第1ロードセル
8 第2ロードセル
9 レール
N 押付荷重
F 摺動抵抗力
10 静止摩擦係数測定装置
11 金型
12 金型
100 摩擦係数測定用試料
P 押付荷重
F’ 引き抜き荷重
Claims (5)
- 亜鉛系めっき鋼板を酸性溶液に接触させ、接触処理終了後1〜60秒間保持した後、水洗・乾燥を行うことにより、亜鉛系めっき鋼板表面に酸化物層を形成する亜鉛系めっき鋼板の製造方法において、
前記酸性溶液中にCuイオンとして、Cuの硫酸塩、硝酸塩、塩化物、リン酸塩のうち、少なくとも1種類以上をCuイオン濃度:0.01〜5Mの範囲で含有することを特徴とする亜鉛系めっき鋼板の製造方法。 - 前記酸性溶液は、pH緩衝作用を有し、かつ、1リットルの酸性溶液のpHを2.0から5.0まで上昇させるのに必要な1.0mol/l水酸化ナトリウム溶液の量(l)で定義するpH上昇度が0.05〜0.5の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の亜鉛系めっき鋼板の製造方法。
- 前記酸性溶液は、酢酸塩、フタル酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、ホウ酸塩、リン酸塩のうち、少なくとも1種類以上を成分含有量5〜50g/lの範囲で含有し、かつ、pHが0.5〜2.0、液温が20〜70℃であることを特徴とする請求項1又は2に記載の亜鉛系めっき鋼板の製造方法。
- 前記酸性溶液に接触させた後の鋼板表面に形成する酸性溶液膜が15g/m2以下であり、かつ、該酸性溶液膜が形成された状態での保持時間が1〜60秒であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の亜鉛系めっき鋼板の製造方法。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の亜鉛系めっき鋼板の製造方法により生産され、ZnおよびCuを必須成分として含む酸化物層の平均厚さが10nm以上であることを特徴とする亜鉛系めっき鋼板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008079390A JP5347295B2 (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 亜鉛系めっき鋼板およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008079390A JP5347295B2 (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 亜鉛系めっき鋼板およびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009235430A JP2009235430A (ja) | 2009-10-15 |
JP5347295B2 true JP5347295B2 (ja) | 2013-11-20 |
Family
ID=41249750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008079390A Expired - Fee Related JP5347295B2 (ja) | 2008-03-26 | 2008-03-26 | 亜鉛系めっき鋼板およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5347295B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011080452A (ja) | 2009-10-09 | 2011-04-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タービン |
JP6079079B2 (ja) * | 2012-09-18 | 2017-02-15 | Jfeスチール株式会社 | 冷延鋼板およびその製造方法 |
JP6490498B2 (ja) | 2015-06-03 | 2019-03-27 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | シール装置および回転機械 |
WO2020049832A1 (ja) * | 2018-09-07 | 2020-03-12 | Jfeスチール株式会社 | 熱間プレス用鋼板 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3636390A1 (de) * | 1986-10-25 | 1988-04-28 | Metallgesellschaft Ag | Verfahren zur erzeugung von phosphatueberzuegen auf metallen |
JPH05214558A (ja) * | 1991-12-10 | 1993-08-24 | Nkk Corp | プレス成形性及びスポット溶接性に優れた亜鉛系メッキ鋼板 |
JPH0953187A (ja) * | 1995-08-15 | 1997-02-25 | Nippon Steel Corp | 優れた加工性・耐食性を有する溶融アルミ系めっき鋼板 |
JP3807341B2 (ja) * | 2002-04-18 | 2006-08-09 | Jfeスチール株式会社 | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
-
2008
- 2008-03-26 JP JP2008079390A patent/JP5347295B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009235430A (ja) | 2009-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5044976B2 (ja) | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法および合金化溶融亜鉛めっき鋼板 | |
JP3807341B2 (ja) | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
KR101138042B1 (ko) | 합금화 용융아연도금강판의 제조방법 및 합금화 용융아연도금강판 | |
JP5354165B2 (ja) | 亜鉛系めっき鋼板の製造方法 | |
JP2010077456A (ja) | 溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP5347295B2 (ja) | 亜鉛系めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP2002012958A (ja) | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
TWI516638B (zh) | Galvanized steel sheet and manufacturing method thereof | |
JP4529592B2 (ja) | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法および合金化溶融亜鉛めっき鋼板。 | |
JP5593601B2 (ja) | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP6172122B2 (ja) | 亜鉛系めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP4525252B2 (ja) | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
JP5386842B2 (ja) | 亜鉛系めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP4826486B2 (ja) | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
JP5434036B2 (ja) | Zn−Al系めっき鋼板およびその製造方法 | |
TWI447263B (zh) | 鍍鋅鋼板及其製造方法 | |
JP4998658B2 (ja) | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
JP5648309B2 (ja) | 溶融亜鉛系めっき鋼板の製造方法 | |
JP4604712B2 (ja) | 溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法および溶融亜鉛めっき鋼板 | |
JP5044924B2 (ja) | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法および合金化溶融亜鉛めっき鋼板 | |
JP4517887B2 (ja) | 溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法および溶融亜鉛めっき鋼板 | |
JP4655788B2 (ja) | 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法および合金化溶融亜鉛めっき鋼板 | |
JP5354166B2 (ja) | 亜鉛系めっき鋼板の製造方法 | |
JP5119734B2 (ja) | 亜鉛系めっき鋼板 | |
JP2016104895A (ja) | 溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110128 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20120321 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20120327 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120816 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120828 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121026 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130723 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130805 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5347295 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |