JP5331973B2 - 中綴じ冊子の自動包装方法および装置 - Google Patents
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Description
図11は、通常の書籍を積み重ねたものの自動包装作業の手順を示す斜視図である。(a)は積み重ねられた書籍などの被包装物Pである。これに(b)に示すように上面から包装材Cをかぶせる。いま、横移動の進行方向を仮定して左を前、右を後とする。かぶせられた包装材Cは前後とも被包装物Pよりも長く、被包装物Pの底面よりも下まで垂れ下がっている。また両脇も被包装物Pの側面よりも外側に張り出している。
続いて前方の垂れ下がり部分の先端をくわえておいて被包装物Pを矢印方向に移動させることにより、(e)に示すように前方の垂れ下がり部分を折り返して、さきに折り返してあった後方の折り返しの下に重ね、この図では見えないが底面テープBを貼って固定する。
装置については図示は省略するが、被包装物Pは下降した状態のリフトテーブル上に置かれ、被包装物Pの上面に包装材Cを送り出した後、上面を押えたままリフトテーブルを上昇させると前記の図11における(b)の状態となるが、このとき前方の垂れ下がり部分の先端が上昇したリフトテーブルによって固定される。後方の垂れ下がり部分の折り返しと、後側の両脇の張り出し部分の折り返しは、この状態で右側からプッシャを押し出して行う。続いての前方の垂れ下がり部分の折り返しは、前記の先端を固定したまま、被包装物Pを左方向に移動させることで行う。
ところが、中綴じ冊子を積み重ねたものは前記したように両脇が高く、中央がくぼんだ状態となるため積み重ねても崩れやすく、また中綴じ冊子に多いカタログ等では、表紙に樹脂フィルムや上質紙を使用するためすべりやすいので、包装の途中でリフトテーブルにより上昇させるような従来の包装方法を採用することができない。すなわち中綴じ冊子専用に、上下移動のない包装方法を検討しなければならない。
前記上枠を横方向に移動させる横送り機構と、被包装物の底面にテープを貼って包装材を固定する底面テープ貼り手段と包装された被包装物を搬出する搬出テーブルと、からなることを特徴とする中綴じ冊子の自動包装装置である。
請求項5に記載の本発明は、前記ローラテーブルが複数の部分に分割されており、前記の包装材の垂れ下がり部分を係止する機能がこれらの複数の部分の接近や重なりによるものである請求項3または4に記載の中綴じ冊子の自動包装装置である。
図10(a)は本発明において包装しようとする中綴じ冊子を積み重ねた被包装物Pを示す斜視図である。荷崩れを抑制するため、綴じ代部分を適当な冊数毎に逆向きにして積み重ねており、これを「千鳥包装」という。冊子の小口寸法aは、A5判相当の148mmからA4判を千鳥包装した場合のずらし代を加えた240mmの範囲、天地寸法bは210mmからA4判の297mmとし、積み重ねの最大高さhは220mmとする。
図10(b)に示す包装体Wに対しては、図手前および奥の両脇小口側の包装紙の重ね合わせ部分に脇面テープ、図では見えないが底面の包装紙の重ね合わせ部分に底面テープを貼って固定してある。使用するテープは例えば前記のものと同じ市販のクラフト粘着テープである。
図5は下枠4の斜視図である。下枠4はベースプレート41の両側の部分に1対のガイド板42が向かい合って取り付けられており、基部には昇降機構44と係合する係合部43が設けられている。
続いてワーク(被包装物)Pの横移動が開始される。図1、図2に示した横送り機構53により、上枠5全体が右方向に横移動し、この中に囲まれているワークPもローラテーブル上をすべりながら移動する。しかしローラテーブル自体の位置は変わらないから、(h)に示すように包装材Cの先端を下部のローラテーブル63、64にはさまれたままワークPのみが移動するので先端部はワークの下部に巻き込まれ、(i)に示すように底部の包装材Cは互いに重なり合った状態となる。この状態で第5のローラテーブル65、あるいはそれに続く部分に設けた底面テープ貼り手段67により底面テープを貼って、全周の包装が完了する。
以上の説明から明らかなように、「搬入位置」に送り込まれたワークは当初は下枠4のガイド板42に両側面をはさまれており、ついで上枠5の上折フレーム51が下降してこれに代わって両側面を拘束し、底面の折り返しが固定されるまで拘束が継続する。また包装の途中でワークを上下方向に移動させることもないから、本発明において中綴じ冊子の積み重ねが崩れることがない。
2 包装材供給部
3 搬入テーブル
4 下枠
5 上枠
6 ローラテーブル
7 横折り機構
8 搬出テーブル
11 操作盤
21 紙送りロール
22 シャッタ
31、81 ガイドウエイ
32、82 プッシャ
41 ベースプレート
42 ガイド板
43 係合部
44 昇降機構
45 ストッパ
51 上折フレーム
52 プレス板
53 横送り機構
61〜64 ローラテーブル
65 テーブル
66 移動フレーム
67 底面テープ貼り手段
71 脇面テープ貼り手段
421 樹脂材
511、521、611、631、641、661 シリンダ
B 底面テープ
C 包装材
P 被包装物(ワーク)
S 脇面テープ
W 包装体
Claims (5)
- 中綴じ冊子を積み重ねてなる被包装物の両脇面を除く四面を覆うように包装材を折り畳んで自動包装する中綴じ冊子の自動包装方法において、被包装物を両側面で拘束して被包装物の上面から包装材をかぶせ、両側面とも被包装物の底面よりも下まで垂れ下がらせ、被包装物を引き続き両側面で拘束するとともに被包装物を停止させたまま支持部材を横移動させて一方の垂れ下がり部分を底面に巻き込み、ついで他方の垂れ下がり部分を支持部材に係止しておいて被包装物を両側面で拘束したまま横移動させることにより他方の垂れ下がり部分も被包装物の底面に巻き込み、被包装物の両脇面を除く四面を包装材で覆った後、底面テープを貼って固定することを特徴とする中綴じ冊子の自動包装方法。
- 中綴じ冊子を積み重ねてなる被包装物の六面を覆うように包装材を折り畳んで自動包装する中綴じ冊子の自動包装方法において、被包装物の幅よりも所定の包み代だけ幅の広い包装材を使用し、被包装物を両側面で拘束して被包装物の上面から包装材をかぶせ、両側面とも被包装物の底面よりも下まで垂れ下がらせ、被包装物を引き続き両側面で拘束するとともに被包装物を停止させたまま支持部材を横移動させて一方の垂れ下がり部分を底面に巻き込み、ついで他方の垂れ下がり部分を支持部材に係止しておいて、被包装物を両側面で拘束したまま横移動させることにより他方の垂れ下がり部分も被包装物の底面に巻き込み、被包装物の両脇面を除く四面を包装材で覆った後、底面テープを貼って固定し、ついで両脇の張り出した包装材を被包装物の脇面に対して折り返し、脇面テープを貼って固定することを特徴とする中綴じ冊子の自動包装方法。
- 中綴じ冊子を積み重ねてなる被包装物の少なくとも両脇面を除く四面を覆うように包装材を折り畳んで自動包装する中綴じ冊子の自動包装装置において、
積み重ねた中綴じ冊子である被包装物を搬入位置まで送り込むプッシャを備えた搬入テーブルと、
被包装物の積み重ね幅に合わせた間隔に開いたガイド板を有し、搬入位置で被包装物を待機する下枠と、
前記ガイド板で側面を拘束された被包装物の上面に包装材を供給する包装材供給部と、
前記ガイド板で側面を拘束された被包装物の上方からこの被包装物の上面を押し下げつつ下降するプレス板と、前記ガイド板に代わって被包装物の側面を拘束する上折フレームとからなる上枠と、
被包装物を支持し、被包装物の横方向の移動を許すとともに包装材の垂れ下がり部分を係止することのできるローラテーブルと、
前記上枠を横方向に移動させる横送り機構と、
被包装物の底面にテープを貼って包装材を固定する底面テープ貼り手段と、
包装された被包装物を搬出する搬出テーブルと、
からなることを特徴とする中綴じ冊子の自動包装装置。 - 請求項3に記載の構成に加えて、
両脇の張り出した包装材を被包装物の脇面に対して折り返す横折り機構と、
この折り返し部分を脇面テープを貼って固定する脇面テープ貼り手段とを有する
ことを特徴とする中綴じ冊子の自動包装装置。 - 前記ローラテーブルが複数の部分に分割されており、前記の包装材の垂れ下がり部分を係止する機能がこれらの複数の部分の接近や重なりによるものである請求項3または4に記載の中綴じ冊子の自動包装装置。
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JP2009238137A JP5331973B2 (ja) | 2009-10-15 | 2009-10-15 | 中綴じ冊子の自動包装方法および装置 |
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