JP5326642B2 - 回転電機及び回転電機の製造方法 - Google Patents
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Description
このような固定子を一体で形成すると、固定子に対する巻線を容易に行うことができないことや、スロットの巻線占積率が低くなることや、固定子の歩留まりが悪くなること等から、これらの不都合を解消したい場合には分割型固定子が用いられる。
そこで、特許文献1では、分割型固定子の各固定子片の連結面(分割面)の相対的に外周側の領域を、相対的に内周側の領域よりも突出させるようにし、各固定子片の外周側端部の中央部分に張力付加スリットを形成するようにしている。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ケースに分割型固定子を固定する際に当該分割型固定子に発生する、周方向の圧縮応力を従来よりも低減して、分割型固定子の鉄損を従来よりも低減できるようにすることを目的とする。
本発明の回転電機の製造方法は、前記回転電機の製造方法であって、相互に対向する2つの前記最外周対向面のうち、外周側の端部のみを相互に接触させた状態で、前記複数の固定子片を前記周方向に組み合わせる第1の工程と、前記第1の工程によって前記周方向に組み合わせられた前記複数の固定子片を前記ケースに固定する第2の工程と、を有することを特徴とする。
以下、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は、回転電機の適用例である電動機の構成の一例を示す図である。
図1において、電動機10は、分割型固定子(ステータ)11と、回転子(ロータ)12と、ケース13とを有している。
ケース13は、焼き嵌め、冷やし嵌め、又は圧入等を行うことにより、その内周面を、環状に組み合わせられた複数の固定子片11a〜11lの外周側に密接し、複数の固定子片11a〜11lを固定する。ケース13は、例えば、鉄等の磁性体あるいはアルミニウム等の非磁性体により構成される。
尚、以下の説明では、焼き嵌め、冷やし嵌め、圧入等を行って、ケース13を分割型固定子11(固定子片11a、11b)に密着させ、分割型固定子11をケース13に固定することを、必要に応じて嵌め合い加工と称する。
回転子12は、その外周面が、各固定子片11a〜11lのティース部22(図2を参照)の先端面(すなわち分割型固定子11の内周面)と所定の間隔を有して相互に対向し、且つ、その軸心(回転軸)が分割型固定子11の軸心と一致する位置に配置される。
図2において、固定子片11aは、同一形状の複数枚の電磁鋼板が積層されることにより形成される。固定子片11aは、周方向に延在するヨーク部21と、ヨーク部21から径方向に延在するティース部22とを有している。尚、図1、図2では図示を省略しているが、各固定子片11a〜11lのティース部22には、分布巻きまるいは集中巻きによる巻線が施されている。
本実施形態では、ヨーク部21の周方向の一端面を4つの面(端面21a〜21d)で構成している。そして、これら4つの面(端面21a〜21d)のうち、最も外周側の面(固定子片11aの外周面に繋がっている面、端面21a)は、ヨーク部21の外周側よりも内周側の方が突出するように、ヨーク部21の周方向に対して傾斜している。すなわち、最も外周側の面(端面21a)の、ヨーク部21の周方向に対する傾斜角度θ1が、0°を上回り、且つ90°を下回るようにしている(0°<θ1<90°)。ここで、面の周方向に対する角度とは、当該周方向を向く曲線の、当該面との交点における接線と、当該面の面方向との角度をいう。
また、端面21bの内周側の端部に繋がっている面(端面21c)は、端面21bよりも周方向の内側で、分割型固定子11の周方向に延在している(すなわち、分割型固定子11の径方向と略90°の角度を有している)。
さらに、端面21cの周方向の内側の端部に繋がっている面(端面21d)は、端面21cよりも内周側で、分割型固定子11の径方向に延在している(すなわち、分割型固定子11の周方向と略90°の角度を有している)。
本実施形態では、ヨーク部21の周方向の他端面も一端面と同様に、4つの面(端面21e〜21h)で構成している。そして、これら4つの面(端面21e〜21h)のうち、最も外周側の面(固定子片11aの外周面に繋がっている面、端面21e)は、ヨーク部21の内周側よりも外周側の方が突出するように、ヨーク部21の周方向に対して傾斜している。すなわち、最も外周側の面(端面21e)の、ヨーク部21の周方向に対する傾斜角度θ2が、0°を上回り、且つ90°を下回るようにしている(0°<θ2<90°)。
また、端面21fの内周側の端部に繋がっている面(端面21g)は、端面21fよりも周方向の外側で、分割型固定子11の周方向に延在している(すなわち、分割型固定子11の径方向と略90°の角度を有している)。尚、端面21gの大きさは、端面21cの大きさと同じである。
この隙間31a、31bは、ケース13と分割型固定子11との締め代(嵌め合い加工を行う前のケース13の内周に対応する半径と分割型固定子11の外周に対応する半径との差の絶対値、焼き嵌めを行った場合には焼き嵌め代)に2πを乗算した値を、分割型固定子11を構成する固定子片の数(図1に示す例では「12」)で割った値(基準値)により定まる。ただし、隙間31aのうち、周方向に対して傾斜している面の間の隙間は一定ではない。そこで、例えば、この周方向に対して傾斜している面の径方向における中心部に生じている隙間を、前記基準値にすることができる。同様に、この周方向に対して傾斜している面の径方向における隙間の周方向の最大値を、前記基準値にすることができる。そして、本実施形態では、このようにして得られた隙間31a、31bが形成されるように、周方向に対して傾斜している面(端面21a、21e)の傾斜している辺の長さと傾斜角度θ1、θ2が設定される。
したがって、嵌め合い加工によって分割型固定子11の周方向に発生する圧縮応力を、固定子片の突出部23の外周側の端部32において外周方向に逃がすことができる(図3の下図の矢印の方向)。よって、嵌め合い加工によって分割型固定子11の周方向に発生する圧縮応力を従来よりも低減することができ、嵌め合い加工による鉄損の増加を従来よりも低減することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。前述した第1の実施形態では、各固定子片の周方向の端面の一部の領域(最も外周側の面)を、周方向に対して傾斜させた場合を例に挙げて説明した。これに対し、本実施形態では、各固定子片の周方向の端面の全ての領域を、周方向に対して傾斜させるようにする。このように、本実施形態と前述した第1の実施形態とは、各固定子片の周方向の端面に係る部分が主として異なる。したがって、本実施形態の説明において、前述した第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図3に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図4において、電動機40は、分割型固定子(ステータ)41と、回転子(ロータ)12と、ケース13とを有している。
分割型固定子41は、複数の固定子片41a〜41lを有している。複数の固定子片41a〜41lは、その周方向の端面同士が隣接するように、環状に(周方向に)組み合わせられる。このようにして複数の固定子片41a〜41lを組み合わせることにより分割型固定子41が形成される。尚、固定子片の数は12に限定されるものではない。
図5において、固定子片41aは、同一形状の複数枚の電磁鋼板が積層されることによる形成される。固定子片41aは、周方向に延在するヨーク部51と、ヨーク部51から径方向に延在するティース部52とを有している。尚、図4、図5では図示を省略しているが、各固定子片41a〜41lのティース部52には、分布巻きあるいは集中巻きによる巻線が施されている。
本実施形態では、ヨーク部51の周方向の一端面を2つの面(端面51a、51b)で構成している。そして、これら2つの面(端面51a、51b)のうち、相対的に外周側の面(端面51a)は、ヨーク部51の外周側よりも内周側の方が突出するように、ヨーク部51の周方向に対して傾斜している。すなわち、相対的に外周側の面(端面51a)の、ヨーク部51の周方向に対する傾斜角度θ3が、0°を上回り、且つ90°を下回るようにしている(0°<θ3<90°)。
以上のようにしてヨーク部51の周方向の一端面には突出部53が形成される。
本実施形態では、ヨーク部51の周方向の他端面も、一端面と同様に2つの面(端面51c、51d)で構成している。そして、これら2つの面(端面51c、51d)のうち、相対的に外周側の面(端面51c)は、ヨーク部51の内周側よりも外周側の方が突出するように、ヨーク部51の周方向に対して傾斜している。すなわち、相対的に外周側の面(端面51c)の、ヨーク部51の周方向に対する傾斜角度θ5が、0°を上回り、且つ90°を下回るようにしている(0°<θ5<90°)。
以上のようにしてヨーク部51の周方向の他端面には陥没部54が形成される。
したがって、嵌め合い加工によって分割型固定子41の周方向に発生する圧縮応力を、固定子片の突出部53の外周側の端部62・内周側の端部63において、外周方向・内周方向に逃がすことができる(図6の下図の矢印の方向)。よって、嵌め合い加工によって分割型固定子41の周方向に発生する圧縮応力を従来よりも低減することができ、嵌め合い加工による鉄損の増加を従来よりも低減することができる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。前述した第1、第2の実施形態では、相互に隣接する固定子片の周方向の端面(対向面)が相互にオーバラップしないようにした場合を例に挙げて説明した。これに対し、本実施形態では、相互に隣接する固定子片の周方向の端面(対向面)が相互にオーバラップするようにする。このように、本実施形態と前述した第1、第2の実施形態とは、各固定子片の周方向の端面に係る部分が主として異なる。したがって、本実施形態の説明において、前述した第1、第2の実施形態と同一の部分については、図1〜図6に付した符号と同一の符号を付す等して詳細な説明を省略する。
図7において、電動機70は、分割型固定子(ステータ)71と、回転子(ロータ)12と、ケース13とを有している。
分割型固定子71は、複数の固定子片71a〜71lを有している。複数の固定子片71a〜71lは、その周方向の端面同士が隣接するように、環状に(周方向に)組み合わせられる。このようにして複数の固定子片71a〜71lを組み合わせることにより分割型固定子71が形成される。尚、固定子片の数は12に限定されるものではない。
一方、図9(b)に示すように、第2の電磁鋼板91のヨーク部81に対応する領域の周方向における両端面は、当該ヨーク部81に対応する領域の内周側よりも外周側の方が突出するように、当該ヨーク部81に対応する領域の周方向に対して傾斜している。すなわち、第2の電磁鋼板92のヨーク部81に対応する領域の周方向における両端面の、当該ヨーク部81に対応する領域の周方向に対する傾斜角度θ8が、0°を上回り、且つ90°を下回るようにしている(0°<θ8<90°)。
このように第1の電磁鋼板91と、第2の電磁鋼板92とを積み重ねることにより、固定子片71aのヨーク部81の周方向における端面83、84には、図7の手前側から、内周側が外周側よりも突出する傾斜、外周側が内周側よりも突出する傾斜の順序で、これらの傾斜が、電磁鋼板91、92の厚みに相当する厚み毎に交互に存在するようになる。 一方、固定子片71aと相互に隣接する固定子片71b、71lのヨーク部81の周方向における端面には、図7の手前側から、外周側が内周側よりも突出する傾斜、内周側が外周側よりも突出する傾斜の順序で、これらの傾斜が、電磁鋼板91、92の厚みに相当する厚み毎に交互に存在するようになる。
この隙間101、102は、ケース13と分割型固定子71との締め代に2πを乗算した値を、分割型固定子71を構成する固定子片の数(図7に示す例では「12」)で割った値(基準値)を用いて定めることができる。例えば、固定子片71a、71bのヨーク部81の周方向における端面の径方向における中心部に生じている隙間を前記基準値とすることができる。同様に、固定子片71a、71bのヨーク部81の周方向における端面に生じている隙間の最大値を前記基準値とすることができる。そして、本実施形態では、このようにして得られた隙間101、102が形成されるように、第1の電磁鋼板91及び第2の電磁鋼板92のヨーク部81に対応する領域の周方向における両端面に形成される傾斜の長さと傾斜角度θ7、θ8が設定される。
ここで、傾斜角度θ7の範囲は、10°以上、80°以下の範囲が好ましく、30°以上、60°以下の範囲がより好ましい。また、傾斜角度θ8の範囲は、前述のように傾斜角度θ7と設定した隙間に依存して決まる。傾斜角度θ7が小さい場合には、固定子片71a〜71lを組み合わせた後に、焼き嵌め、冷やし嵌め、又は圧入等を行う際に隣接する固定子片の端面の間に作用する摩擦力が小さく、傾斜角度θ8を挟む端面と外周部との間の突起部分が変形し易いが、傾斜角度θ7が小さすぎると傾斜角度θ8を挟む端面と外周部との間の突起部分の剛性が弱く、固定子片71a〜71lを組み合わせたときに安定して分割型固定子71を環状に保つことが難しい。また、傾斜角度θ7が大きい場合には、傾斜角度θ8を挟む端面と外周部との間の突起部分の剛性は強く、固定子片71a〜71lを組み合わせたときに安定して分割型固定子71を環状に保つことが容易となるが、固定子片71a〜71lを組み合わせた後に、焼き嵌め、冷やし嵌め、又は圧入等を行う際に隣接する固定子片の端面の間に作用する摩擦力が大きく、傾斜角度θ8を挟む端面と外周部との間の突起部分が変形し難い。
したがって、嵌め合い加工によって分割型固定子71の周方向に発生する圧縮応力を、第2の電磁鋼板92におけるヨーク部81に対応する領域の周方向における両端面の外周側の部分103、104において、外周方向に逃がすことができる(図10(a)及び図10(b)の下図の矢印の方向)。よって、嵌め合い加工によって分割型固定子71の周方向に発生する圧縮応力を従来よりも低減することができ、嵌め合い加工による鉄損の増加を従来よりも低減することができる。更に、本実施形態では、相互に隣接する固定子片の周方向の端面(対向面)が相互にオーバラップするようにしたので、相互に隣接する固定子片の間に生じる磁気抵抗を、より一層低減することができ、嵌め合い加工による鉄損の増加をより一層低減することができる。
また、前述した各実施形態では、各固定子片にティース部がそれぞれ1つずつ形成されているものを例に挙げて説明した。しかしながら、各固定子片に形成されるティース部は、2つ以上(複数)であってもよい。
11、41、71 分割型固定子
12 回転子
13 ケース
21、51、81 ヨーク部
21a〜21e 端面
22、52、82 ティース部
31a、31b 隙間
51a〜51d 端面
61 隙間
83、84 端面
91 第1の電磁鋼板
92 第2の電磁鋼板
101、102 隙間
Claims (6)
- 周方向に延在するヨーク部と、当該ヨーク部から径方向に延在するティース部とを夫々が備える複数の固定子片を前記周方向に組み合わせることにより形成される分割型固定子と、
前記分割型固定子の内周側に配置された回転子と、
前記周方向に組み合わされた前記複数の固定子片の外周から当該複数の固定子片に密接し当該複数の固定子片を固定するケースと、を有する回転電機であって、
相互に隣接する2つの前記固定子片のヨーク部の相互に対向する2つの対向面のそれぞれは、当該固定子片の外周に繋がり、且つ、前記周方向に対して傾斜している最外周対向面を含み、
相互に対向する2つの前記最外周対向面のうち、当該最外周対向面が属する固定子片の外周面とのなす角度が相対的に小さい一方の最外周対向面の外周側の端部に応力が集中するように、当該端部が、他方の最外周対向面の外周側の端部よりも、前記ケース側に迫り出していることを特徴とする回転電機。 - 前記対向面には、前記最外周対向面と、前記最外周対向面よりも内周側で前記周方向に延在する内周対向面とが含まれることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 前記固定子片は、内周側が外周側よりも突出する傾斜が前記周方向の端部に形成されている磁性体製の薄板と、外周側が内周側よりも突出する傾斜が前記周方向の端部に形成されている磁性体製の薄板とが、それらの厚み方向に1枚又は複数枚ずつ交互に積み重ねられることにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
- 請求項1に記載の回転電機の製造方法であって、
相互に対向する2つの前記最外周対向面のうち、外周側の端部のみを相互に接触させた状態で、前記複数の固定子片を前記周方向に組み合わせる第1の工程と、
前記第1の工程によって前記周方向に組み合わせられた前記複数の固定子片を前記ケースに固定する第2の工程と、を有することを特徴とする回転電機の製造方法。 - 前記対向面には、前記最外周対向面と、前記最外周対向面よりも内周側で前記周方向に延在する内周対向面とが含まれており、
前記第1の工程は、相互に対向する2つの前記最外周対向面のうち、外周側の端部のみを相互に接触させると共に、相互に対向する前記内周対向面の一部を相互に接触させ、且つ、前記対向面のその他の領域を相互に接触させない状態で、前記複数の固定子片を前記周方向に組み合わせることを特徴とする請求項4に記載の回転電機の製造方法。 - 内周側が外周側よりも突出する傾斜が前記周方向の端部に形成されている磁性体製の薄板と、外周側が内周側よりも突出する傾斜が前記周方向の端部に形成されている磁性体製の薄板とを、それらの厚み方向に1枚又は複数枚ずつ交互に積み重ねることにより前記固定子片を形成する第3の工程を更に有し、
前記第1の工程は、相互に対向する2つの前記最外周対向面のうち、外周側の端部のみを相互に接触させた状態で、前記第3の工程により形成された前記複数の固定子片を前記周方向に組み合わせることを特徴とする請求項4に記載の回転電機の製造方法。
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