JP5325982B2 - 参照信号送信スケジューリング装置及び参照信号送信スケジューリング方法 - Google Patents
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Description
本発明は、無線通信システムにおいて複数の移動端末の通信を司る無線基地局に適用されるものであり、所定のスケジューリングに従って参照信号送信に使用する無線リソースを移動端末に割り当てる参照信号送信スケジューリング装置及び参照信号送信スケジューリング方法に関する。
本願は、2009年6月19日に、日本国に出願された特願2009−146925号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
本願は、2009年6月19日に、日本国に出願された特願2009−146925号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
近年、3GPP(3rd Generation Partnership Project)、3GPP2(3rd Generation Partnership 2)及びIEEE802.16などの標準化団体により新しい無線通信システムの標準規格が検討されている。例えば、第3世代(3rd Generation)セルラシステムの後継システムとしてLTE(Long Term Evolution:正式名称「Evolved Universal Terrestrial Radio Access(E−UTRA)」)やUMB(Ultra Mobile Broadband)などの次世代セルラシステム(或いは、3.9Gセルラシステム)が検討されている。更に、3.9Gセルラシステムの進化系であるIMT−Advancedシステム(或いは、4Gセルラシステム)も検討されている。
上記の無線通信システムには、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access:OFDMA)方式を採用するものがある。例えば、LTE、UMB及びWiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)はOFDMA方式を採用している。更に、現在4Gセルラシステム向けに検討されているLTE−AdvancedやIEEE802.16mもOFDMA方式を採用している。
OFDMA方式を採用する無線通信システム(以下、「OFDMAシステム」と称する)では、利用可能な周波数帯域内の複数のサブキャリアを移動端末に割り当てることができ、また、その割当内容を時間とともに変更することができる。従って、OFDMAシステムでは周波数成分と時間成分よりなる二次元的な無線リソースを移動端末に対して柔軟に割り当てることができる。
周波数選択性フェージング環境下では、移動端末によって品質のよい周波数リソースが異なるため、周波数スケジューリングによって移動端末毎に品質のよい周波数リソースを割り当てる。この周波数スケジューリングにより、移動端末のスループットが改善し、以って、OFDMAシステム全体のスループット向上が期待される。
周波数スケジューリングでは、利用可能周波数帯域内の周波数リソースの品質に基づいて移動端末に割り当てる周波数リソースを決定する。一般的に、周波数リソースの品質を確保するためには、その周波数リソースに含まれる参照信号を用いる。下りリンク(即ち、無線基地局から移動端末への方向の通信リンク)では、無線基地局で利用可能な周波数帯域内の全ての周波数リソースを用いて参照信号を送信することができるので、移動端末が全ての周波数リソースに含まれる参照信号を復調することにより、利用可能周波数帯域内の全ての周波数リソースについて品質を確認することができる。
一方、上りリンク(即ち、移動端末から無線基地局への方向の通信リンク)では、例えば、非特許文献1で規定するサウンディング・リファレンス信号(Sounding Reference Signal:SRS)と呼ばれる参照信号を利用することができる。このSRSは、利用可能周波数帯域の全域に亘って送信することが可能であるため、上りリンクの周波数特性(即ち、周波数リソース毎の品質)を確認することができる。また、非特許文献2は移動端末数を一定と仮定し、移動端末毎にSRS送信に使用する無線リソースを固定する技術を開示している。
3GPP TS 36.211、"Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E−UTRA);Physical Channels and Modulation (Release 8)"
沖野健太、草野吉雅、「E−UTRAアップリンクにおけるチャンネル推定誤差を考慮したSRSパラメータ設定の検討」、信学技報、Vol.108、No.445、RCS2008−245、pp.197−202、2009年3月
上記の従来技術では、移動端末の置かれた状況を考慮せず、SRS送信に使用する無線リソースを固定的に移動端末に割り当てていた。このため、移動端末の通信環境の変化に追従してSRS送信に使用する無線リソースを適切に移動端末に割り当てることができなかった。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、無線通信システムにおいて移動端末の置かれた状況を考慮してSRS送信に使用する無線リソースを適切に割り当てることを可能とする参照信号送信スケジューリング装置及び参照信号送信スケジューリング方法を提供することを目的とする。
本発明は、無線通信システムにおいて移動端末から上りリンクで基地局に参照信号(SRS)を送信する際のスケジューリングを行う参照信号送信スケジューリング装置に関するものである。この参照信号送信スケジューリング装置は、移動端末の最大送信可能電力に基づいてSRS帯域幅の最大値を求める最大SRS帯域幅判定部、移動端末の移動速度に基づいてSRS帯域幅の最小値を求める最小SRS帯域幅判定部、及びSRS帯域幅の最大値及び最小値の範囲内でSRS送信リソース割当対象の移動端末が実際に使用するSRS帯域幅を決定するSRS送信リソース割当部を具備する。
前記SRS送信リソース割当部は、SRS送信リソース割当対象の移動端末についてSRS帯域幅の最大値及び最小値で範囲が確定される場合においてのみ前記移動端末にSRS送信リソースを割り当てる。また、前記SRS送信リソース割当部はSRS帯域幅の最大値及び最小値で確定される範囲内で昇順にSRS帯域幅を選択する。更に、前記SRS送信リソース割当手段はSRS帯域幅の最大値及び最小値で確定される範囲内において使用可能なSRS送信リソースの中から、同一SRS送信リソースの残余が最小となるよう所望のSRS送信リソースを選択する。
参照信号送信スケジューリング装置は、SRS送信間隔とSRS帯域幅の組に対する許容移動速度を判定するための許容移動速度判定テーブルを更に具備する。
また、参照信号送信スケジューリング装置は移動速度が所定の移動速度閾値以下である移動端末の数に基づいてSRS送信間隔を判定するSRS送信間隔判定部を更に具備する。このSRS送信間隔判定部は、移動速度が所定の移動速度閾値以下の移動端末の数及び割合に基づいてSRS送信間隔を判定するようにしてもよい。
本発明は、無線通信システムにおいて移動端末から上りリンクで基地局に参照信号(SRS)を送信する際のスケジューリングを行う参照信号送信スケジューリング方法に関するものである。この参照信号送信スケジューリング方法では、移動端末の最大送信可能電力に基づいてSRS帯域幅の最大値を求め、移動端末の移動速度に基づいてSRS帯域幅の最小値を求め、SRS帯域幅の最大値及び最小値の範囲内でSRS送信リソース割当対象の移動端末が実際に使用するSRS帯域幅を決定する手順を実施するものである。
また、上記の参照信号送信スケジューリング方法を実現するコンピュータプログラムを作成するようにしてもよい。
本発明により、無線通信システムにおいて移動体通信の置かれた状況を考慮してSRS送信リソースを適切に移動端末に割り当てることができる。また、未使用のSRS送信リソースを出来るだけ残すことにより、無線リソースの有効利用を図ることができる。更に、移動端末の状況を考慮してSRS送信間隔を自動的に調整することにより、基地局のオペレータの負担を軽減することができる。
図1は、本発明の好適な実施例に係るOFDMAシステムの全体構成を示すブロック図である。基地局1は、SRS送信スケジューリング部2とSRS送信リソース通知部3を具備する。また、複数の移動端末4は基地局1を経由して無線通信を行っている。SRS送信スケジューリング部2は、移動端末4が上りリンクでSRS送信を行なうときに使用する無線リソースの割り当てを行なう。SRS送信リソース通知部3は、SRS送信に使用する無線リソース(以下、「SRS送信リソース」と称する)を移動端末4に通知する。
図2は、OFDMAシステムの上りリンク通信に使用する無線リソースの一部を示す。ここで、時間方向には1つのSRS送信分を示し、周波数方向にはOFDMAシステムの利用可能周波数帯域(以下、「OFDMA周波数帯域」と称する)を示す。1つのSRS送信分の無線リソースには、一定の周波数帯域(サブキャリア数:N_SC個)と一定の時間長(OFDMAシンボル数:N_OFDM個)よりなるリソースブロック(RB)が周波数方向にN_RB個連結されている。N_RB個のリソースブロック(RB)の全周波数帯域はOFDMA周波数帯域に相当する。SRS送信対象のリソースブロック(RB)において、サウンディング・リファレンス信号(SRS)は各リソースブロック(RB)の時間方向に最後のOFDMAシンボルで送信される。
本実施例に係るSRS送信リソースについて説明する。SRS送信リソースは、SRS帯域幅、SRS送信間隔、SRS帯域オフセット、SRS送信タイミングオフセット、サイクリックシフト(Cyclic Shift)及びトランスミッションカム(Transmission Comb)より構成される。
SRS帯域幅は、1つのサウンディング・リファレンス信号(SRS)が有する周波数帯域幅であり、リソースブロック(RB)単位で表される。本実施例では、OFDMA周波数帯域を10MHz(即ち、48RB)としており、SRS帯域幅の候補として4RB、8RB、12RB、16RB、24RB及び48RBの6種類が設定可能である。また、SRS帯域幅の選択可能な候補の組み合わせに制限をかけることができる。例えば、SRS帯域幅の選択可能な候補の組合せとして、「4RB、12RB、24RB、48R」や「4RB、8RB、16RB、48RB」が挙げられる。尚、SRS帯域幅の選択可能な候補の組合せは、オペレータから指定される。
SRS送信間隔は、1台の移動端末4がSRS送信を行なう時間間隔を示す。本実施例では、SRS送信間隔の単位(即ち、OFDMAシンボルのN_OFDM個分の時間長)を1ミリ秒としており、SRS送信間隔の候補として2ms、5ms、10ms、20ms、40ms、80ms、160ms及び320msの8種類が設定可能である。但し、実際のSRS送信間隔は1つに固定する必要がある。このため、SRS送信間隔はオペレータから指定されるか、或いは、自動設定される。
SRS帯域オフセットは、SRS送信開始時刻におけるSRS帯域幅を指定するものであり、同一のSRS帯域幅を有する移動端末4に対して当該SRS帯域幅の単位で設定される。SRS帯域オフセットにより、同時にSRS送信を行なう移動端末4がSRS帯域をずらしてSRS送信を行なうことが可能となる。
SRS送信タイミングオフセットは、SRS送信開始時刻におけるSRSの時間位置を指定する。本実施例では、SRS送信タイミングオフセットとして0msから「SRS送信間隔−1」(単位は、ミリ秒)を設定することができる。SRS送信タイミングオフセットにより、同一のSRS帯域幅でSRS送信を行なう移動端末4がSRS送信時刻をずらしてSRS送信を行なうことが可能となる。
サウンディング・リファレンス信号(SRS)は時間方向と周波数方向で一定の振幅を有しており、サイクリックシフトさせた符号系列が互いに直交するZadoff−Chu系列を利用する。本実施例では、セクタ当り2種類のサイクリックシフトを利用する。サイクリックシフトにより、同一のSRS送信時刻及び同一のSRS帯域幅でSRS送信を行なう移動端末4について電磁干渉を防止することができる。但し、SRS帯域幅が異なる移動端末4ではサイクリックシフトによる電磁干渉防止効果を得ることができないので、トランスミッションカムを使用する必要がある。
トランスミッションカムは、SRS送信で使用するサブキャリアを指定する。本実施例では、各移動端末4がSRS送信に使用するサブキャリアを1つおきに設定している。例えば、偶数番目のサブキャリアのみをしようしてSRS送信するか、或いは、奇数番目のサブキャリアのみを使用してSRS送信を行なう。即ち、2種類のトランスミッションカムが用意されており、一方は偶数番目のサブキャリアでSRS送信を行なわせ、他方は奇数番目のサブキャリアでSRS送信を行なわせる。トランスミッションカムにより、同一のSRS送信時刻及び同一のSRS帯域幅でSRS送信を行なう移動端末4における電磁干渉を防止することができる。このトランスミッションカムは、SRS帯域幅が異なる移動端末4同士が同一のSRS送信時刻及び同一のSRS帯域幅でSRS送信する場合に優先的に利用される。
次に、本実施例に係るSRS送信スケジューリング部2の構成及び動作について詳細に説明する。
図3は、SRS送信スケジューリング部2の構成を示すブロック図である。SRS送信スケジューリング部2は、入力情報取得部11、最小SRS帯域幅判定部12、最大SRS帯域幅判定部13、使用可能SRS帯域幅判定部14、SRS送信リソース割当部15、許容移動速度判定テーブル100及びSRS送信スケジューリングテーブル200を具備する。
図3は、SRS送信スケジューリング部2の構成を示すブロック図である。SRS送信スケジューリング部2は、入力情報取得部11、最小SRS帯域幅判定部12、最大SRS帯域幅判定部13、使用可能SRS帯域幅判定部14、SRS送信リソース割当部15、許容移動速度判定テーブル100及びSRS送信スケジューリングテーブル200を具備する。
入力情報取得部11は、各種の入力情報を取得する。入力情報として、SRS送信スケジューリング処理の開始契機、SRS送信リソース割当対象の全ての移動端末4の端末番号、SRS送信リソース割当対象の移動端末4に対するSRS送信リソース割当の優先順位、SRS帯域幅の選択可能な候補の組合せ、SRS送信間隔、移動端末4の最大送信可能電力及び移動端末4の移動速度などがある。
最小SRS帯域幅判定部12は、移動端末4の移動速度に基づいて最小SRS帯域幅を求める。最大SRS帯域幅判定部13は、移動端末4の最大送信可能電力に基づいて最大SRS帯域幅を求める。使用可能SRS帯域幅判定部14は、最小SRS帯域幅判定部12で求めた最小SRS帯域幅と、最大SRS帯域幅判定部13で求めた最大SRS帯域幅に基づいて、移動端末4のSRS帯域幅の範囲を定める。SRS送信リソース割当部15は、使用可能SRS帯域幅判定部14で定めたSRS帯域幅の範囲に基づいて移動端末4のSRS帯域幅を決定し、SRS送信リソース割当を行なう。
許容移動速度判定テーブル100は、SRS送信間隔とSRS帯域幅の組に対する許容移動速度を判定するためのデータを格納する。図4は、許容移動速度判定テーブル100の構成の一例を示す。許容移動速度判定テーブル100は、SRS送信間隔T_SRS(ミリ秒単位)とSRS帯域幅M_SRS(RB単位)の組毎に許容移動速度を記憶している。許容移動速度判定テーブル100により、SRS送信間隔とSRS帯域幅の組を適用可能な移動端末4の最大移動速度を判定することができる。例えば、「T_SRS=2、M_SRS=4」の組は移動速度「v_24」までの移動端末4に適用可能となる。
本実施例では、SRS送信間隔を固定としているので、許容移動速度判定テーブル100を使用すれば、ある移動速度の移動端末4に対して適用可能な最小SRS帯域幅を判定することができる。最小SRS帯域幅判定部12は、許容移動速度判定テーブル100を参照して、ある移動速度の移動端末4に対して適用可能な最小SRS帯域幅を判定する。
次に、許容移動速度判定テーブル100の作成方法について説明する。
SRS送信は、OFDMA周波数帯域の全帯域に亘って周波数特性を取得することを目的としているため、その周波数特性を取得するのに要する時間(以下、「OFDMA周波数特性取得時間」と称する)は移動端末4の移動速度に応じた制約が発生する。つまり、移動端末4の移動速度が速くなると、その分、移動端末4の無線環境の変化が激しくなるので、無線環境の変化に追従できるようにOFDMA周波数特性取得時間を短くする必要がある。このため、OFDMA周波数特性取得時間は、コヒーレンス時間以内にする必要がある。尚、コヒーレンス時間は、移動端末4の移動速度で決まるドップラー周期よりも十分に小さい値とする。
SRS送信は、OFDMA周波数帯域の全帯域に亘って周波数特性を取得することを目的としているため、その周波数特性を取得するのに要する時間(以下、「OFDMA周波数特性取得時間」と称する)は移動端末4の移動速度に応じた制約が発生する。つまり、移動端末4の移動速度が速くなると、その分、移動端末4の無線環境の変化が激しくなるので、無線環境の変化に追従できるようにOFDMA周波数特性取得時間を短くする必要がある。このため、OFDMA周波数特性取得時間は、コヒーレンス時間以内にする必要がある。尚、コヒーレンス時間は、移動端末4の移動速度で決まるドップラー周期よりも十分に小さい値とする。
また、SRS帯域幅毎にOFDMA周波数帯域の全帯域に亘って周波数特性を取得するために要するSRS送信回数が決定される。例えば、SRS帯域幅「M_SRS=4」の場合、OFDMA周波数帯域(48RB分)の全帯域に亘って周波数特性を取得するためには、SRS送信回数を「48/4=12」とする必要がある。このSRS送信回数に必要な時間は、SRS送信間隔毎に決まる。例えば、SRS送信間隔「T_SRS=2」及びSRS帯域幅「M_SRS=4」の場合、初回のSRS送信時刻から最終のSRS送信時刻までに「2×12−1=23(ms)」かかる。このようにして、SRS送信間隔とSRS帯域幅の組毎に、OFDMA周波数特性取得時間を決定することができる。
移動端末4の移動速度によるOFDMA周波数特性取得時間の制約と、SRS送信間隔とSRS帯域幅の組によるOFDMA周波数特性取得時間の制約との関係に基づいて、SRS送信間隔とSRS帯域幅の組に対する許容移動速度が決定される。
一般的に、SRS送信リソースの割当時刻から実際のSRS送信時刻までの間に時間的ズレが生じる。この時間的ズレを加味して、OFDMA周波数特性時間の制約を定めることが望ましい。
本実施例では、許容移動速度判定テーブル100を事前に作成してSRS送信スケジューリング部2に具備するようにしたが、これに限定する必要はない。即ち、移動端末4の移動速度から適宜コヒーレンス時間を求めて、所定のSRS送信間隔についてOFDMA周波数特性取得時間が当該コヒーレンス時間内となるような最小SRS帯域幅を求めるようにしてもよい。
図3において、SRS送信スケジューリングテーブル200は、SRS送信リソースの割当結果を格納する。図5及び図6は、SRS送信スケジューリングテーブル200の構成の一例を示す。図5はSRS送信スケジューリングテーブル200の全体構成を示し、図6はSRS送信スケジューリングテーブル200に含まれる部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)の構成を示す。
図5において、SRS送信スケジューリングテーブル200はSRS送信タイミングオフセット番号(i_SRS)とトランスミッションカム番号(k_c)の組毎に、部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)とSRS帯域幅設定情報W_SRS(i_SRS,k_c)を格納する。
SRS送信タイミングオフセット番号(i_SRS)は、SRS送信タイミングオフセットを識別する番号であり、本実施例では、SRS送信タイミングオフセット(「0」から「SRS送信間隔(T_SRS)−1」(ミリ秒単位))の各々に対応した、「0」から「T_SRS−1」までの数値で表現する。
トランスミッションカム番号(k_c)は、トランスミッションカムの種類を識別する番号であり、本実施例では、偶数番目のサブキャリアでのSRS送信を示す「k_c=0」と、奇数番目のサブキャリアでのSRS送信を示す「k_c=1」としている。
SRS帯域幅設定情報W_SRS(i_SRS,k_c)は、SRS送信タイミングオフセット番号(i_SRS)とトランスミッションカム番号(k_c)の組(i_SRS,k_c)に対して設定されたSRS帯域幅を示す情報である。従って、SRS送信タイミングオフセット番号とトランスミッションカム番号の組(i_SRS,k_c)に対応する部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)は、そのSRS帯域幅設定情報W_SRS(i_SRS,k_c)で指定されるSRS帯域幅について使用される。
図6において、部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)は、SRS帯域オフセット番号(j_SRS)とサイクリックシフト番号(k_s)の組毎に割当端末番号210を格納する。
SRS帯域オフセット番号(j_SRS)は、SRS帯域オフセットを識別する番号であり、本実施例では、同一のSRS帯域幅毎にSRS帯域幅単位で設定されるSRS帯域オフセットに対応した番号とする。図7は、SRS帯域オフセット番号(j_SRS)を示す。例えば、SRS帯域幅「M_SRS=4」の欄では、4RB毎にSRS帯域オフセット番号(j_SRS)が「0」及至「11」の範囲で設定される。SRS帯域幅「M_SRS=8」の欄では、8RB毎にSRS帯域オフセット番号(j_SRS)が「0」及至「5」の範囲で設定される。SRS帯域幅「M_SRS=12」の欄では、12RB毎にSRS帯域オフセット番号(j_SRS)が「0」及至「3」の範囲で設定される。SRS帯域幅「M_SRS=16」の欄では、16RB毎にSRS帯域オフセット番号(j_SRS)が「0」及至「2」の範囲で設定される。SRS帯域幅「M_SRS=24」の欄では、24RB毎にSRS帯域オフセット番号(j_SRS)が「0」又は「1」に設定される。SRS帯域幅「M_SRS=48」の欄では、SRS帯域オフセット番号(j_SRS)として「0」のみが設定される。
サイクリックシフト番号(k_s)は、サイクリックシフトの種類を識別する番号であり、本実施例では、2種類のサイクリックシフトに対応して「0」、「1」に設定される。
割当端末番号210は、SRS送信リソースの組(即ち、SRS帯域幅、SRS送信タイミングオフセット、SRS帯域オフセット、サイクリックシフト及びトランスミッションカム)を割り当てる移動端末4の端末番号である。
SRS送信リソース割当部15は、SRS送信リソースの割当結果をSRS送信スケジューリングテーブル200に格納する。また、SRS送信リソース割当部15は、SRS送信スケジューリングテーブル200に格納されたSRS送信リソースの割当結果(又は、SRS送信リソース割当データ)をSRS送信リソース通知部3へ出力する。SRS送信リソース割当データは、SRS送信間隔(全移動端末4に共通である)と、移動端末4毎に割り当てたSRS送信リソースの組(即ち、SRS帯域幅、SRS送信タイミングオフセット、SRS帯域オフセット、サイクリックシフト及びトランスミッションカム)に係る情報を有する。尚、SRS送信リソースの組は「M_SRS,i_SRS,j_SRS,k_s、k_c」で特定される。
次に、図8、図9及び図10に示すフローチャートを参照してSRS送信スケジューリング部2により実行されるSRS送信スケジューリング処理について説明する。
SRS送信スケジューリング部2は、所定の契機でSRS送信スケジューリング処理を開始する。SRS送信スケジューリング処理を開始する契機は、SRS送信リソース割当の実行周期になった時点、及び基地局1が新たに移動端末4と通信を行った時点である。
SRS送信スケジューリング部2は、所定の契機でSRS送信スケジューリング処理を開始する。SRS送信スケジューリング処理を開始する契機は、SRS送信リソース割当の実行周期になった時点、及び基地局1が新たに移動端末4と通信を行った時点である。
SRS送信スケジューリング処理が開始されると、入力情報取得部11は入力情報を取得する(図8のステップS1)。入力情報取得部11は、SRS送信スケジューリング処理の開始契機がSRS送信リソース割当の実行周期であるか否かを判定する(ステップS2)。SRS送信スケジューリング処理の開始契機がSRS送信リソース割当の実行周期であると判定された場合、入力情報取得部11はSRS送信リソース割当部15に対してSRS送信スケジューリングテーブル200のリセットを指示する。これにより、SRS送信リソース割当部15はSRS送信スケジューリングテーブルの記憶内容を全てリセットする(ステップS3)。その後、ステップS4に進む。一方、SRS送信スケジューリング処理の開始契機がSRS送信リソース割当の実行周期ではない場合(換言すれば、基地局1が新たに移動端末4との通信を開始した場合)、SRS送信リソース割当部15はSRS送信スケジューリングテーブル200の記憶内容をリセットせず、ステップS2から直接ステップS4進む。
ステップS4では、入力情報取得部11はSRS送信リソース割当対象の移動端末4が存在するか否かを判定する。SRS送信リソース割当対象の移動端末4が存在する場合、ステップS6に進む。一方、SRS送信リソース割当対象の移動端末4が存在しない場合、入力情報取得部11はSRS送信リソース割当部15に対してSRS送信リソース割当データを出力するよう指示する。これにより、SRS送信リソース割当部15はSRS送信スケジューリングテーブル200の記憶内容に従ってSRS送信リソース割当データを作成して、SRS送信リソース通知部3に出力する(ステップS5)。
ステップS6では、入力情報取得部11はSRS送信リソース割当の優先順位に従ってSRS送信リソース割当対象である複数の移動端末4から、1つの移動端末4を選択する。
ステップS7において、入力情報取得部11は最大SRS帯域幅判定部13に対して選択された移動端末4の最大送信可能電力を通知し、当該移動端末4に係るSRS帯域幅(M_SRS)の最大値を求めるよう指示する。最大SRS帯域幅判定部13は、選択された移動端末4の最大送信可能電力に基づいて当該移動端末4に係るSRS帯域幅の最大値を求める。移動端末4の送信電力には制限があるので、最大送信可能電力に基づいて移動端末4のSRS帯域幅(M_SRS)の最大値を判定することができる。最大SRS帯域幅判定部13は、選択された移動端末4に係るSRS帯域幅の最大値を使用可能SRS帯域幅判定部14に通知する。
ステップS8において、入力情報取得部11は最小SRS帯域幅判定部12に対してSRS送信間隔(T_SRS)及び選択された移動端末4の移動速度を通知し、当該移動端末4に係るSRS帯域幅(M_SRS)の最小値を求めるよう指示する。最小SRS帯域幅判定部12は、SRS送信間隔及び選択された移動端末4の移動速度に基づいて当該移動端末4に係るSRS帯域幅の最小値を求める。このとき、最小SRS帯域幅判定部12は許容移動速度判定テーブル100を参照し、SRS送信間隔において移動速度が許容されるSRS帯域幅の最小値を求める。最小SRS帯域幅判定部12は、選択された移動端末4に係るSRS帯域幅の最小値を使用可能SRS帯域幅判定部14に通知する。
ステップS9において、入力情報取得部11は使用可能SRS帯域幅判定部14に対して選択可能なSRS帯域幅(M_SRS)の候補の組合せを通知し、選択された移動端末4にて使用可能なSRS帯域幅の範囲を設定するよう指示する。使用可能SRS帯域幅判定部14は、選択可能なSRS帯域幅の候補の組合せを勘案し、選択された移動端末4のSRS帯域幅の最小値及び最大値に基づいてSRS帯域幅の範囲を設定する。このSRS帯域幅の範囲を設定するためには以下の条件が成立する必要がある。
(A)SRS帯域幅の最小値≦最大値。
(B)SRS帯域幅の最小値から最大値までの範囲内に選択可能なSRS帯域幅の候補が存在すること。
尚、SRS帯域幅の最小値>最大値の場合には、SRS帯域幅の最大値を用いて割り当てるものとする。
(A)SRS帯域幅の最小値≦最大値。
(B)SRS帯域幅の最小値から最大値までの範囲内に選択可能なSRS帯域幅の候補が存在すること。
尚、SRS帯域幅の最小値>最大値の場合には、SRS帯域幅の最大値を用いて割り当てるものとする。
ステップS10において、使用可能SRS帯域幅判定部14が選択された移動端末4の使用可能なSRS帯域幅(M_SRS)の範囲を設定することができるか否かを判定する。使用可能なSRS帯域幅の範囲を設定することができる場合には、使用可能SRS帯域幅判定部14は選択された移動端末4に係るSRS帯域幅の最小値から最大値までの範囲に存在する使用可能なSRS帯域幅の候補の全てをSRS送信リソース割当部15に通知する。このようにして通知された使用可能なSRS帯域幅の候補は、選択された移動端末4において使用可能であると見做される。また、使用可能SRS帯域幅判定部14は入力情報取得部11に対して選択された移動端末4のSRS帯域幅の範囲を設定できる旨の通知を行なう。これにより、入力情報取得部11はSRS送信リソース割当部15に対して選択された移動端末4の端末番号を通知し、当該移動端末4に対するSRS送信リソース割当を指示する。その後、図9に示すステップS12に進む。
一方、使用可能なSRS帯域幅(M_SRS)の範囲を設定できない場合、使用可能SRS帯域幅判定部14はその旨を入力情報取得部11に通知する。これにより、入力情報取得部11は選択された移動端末4をSRS送信リソース割当対象から除外する。その後、ステップS4に戻る。
図9のステップS12において、SRS送信リソース割当部15は選択された移動端末4に係る使用可能なSRS帯域幅(M_SRS)を小さい方から大きい方に昇順で選択する。このように、使用可能なSRS帯域幅を昇順で選択することにより、出来るだけ小さいSRS帯域幅を選択することができ、以って、基地局1がSRS送信を実行する移動端末4の数を増やすことができる。
ステップS13において、SRS送信リソース割当部15はステップS12にて選択されたSRS帯域幅(M_SRS)に係る部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)がSRS送信スケジューリングテーブル200に登録されているか否かを検索する。具体的には、SRS送信リソース割当部15は選択されたSRS帯域幅を示すSRS送信設定情報W_SRS(i_SRS,k_c)に関連するSRS送信タイミングオフセット番号(i_SRS)とトランスミッションカム番号(k_c)の組(i_SRS,k_c)がSRS送信スケジューリングテーブル200に登録されているか否かを調べる。このようにして、選択されたSRS帯域幅を示すSRS送信設定情報並びにSRS送信タイミングオフセット番号及びトランスミッションカム番号の組に関連する部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)が選択される。
ステップS14において、SRS送信リソース割当部15は選択されたSRS帯域幅(M_SRS)に係る部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)がSRS送信スケジューリングテーブル200に登録されているか否かを判定する。上記の部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)がSRS送信スケジューリングテーブル200に登録されている場合、ステップS15に進む。一方、上記の部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)がSRS送信スケジューリングテーブル200に登録されていない場合には、ステップS14から直接ステップS17に進む。
ステップS15において、SRS送信リソース割当部15は選択されたSRS帯域幅(M_SRS)に係る部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)においてSRS送信リソース(j_SRS,k_s)(即ち、SRS帯域オフセット番号j_SRSとサイクリックシフト番号k_sの組合せ:図6参照)の空きを検索する。ステップS16では、SRS送信リソース割当部15は選択されたSRS帯域幅に係る部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)においてSRS送信リソースの空きがあるか否かを判定する。選択された全てのSRS帯域幅に係る部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)においてSRS送信リソースの空きが無い場合には、ステップS17に進む。一方、少なくとも1つの選択SRS帯域幅に係る部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)においてSRS送信リソースの空きが存在する場合には、ステップS18に進む。
ステップS17において、SRS送信リソース割当部15が選択された移動端末4の使用可能なSRS帯域幅(M_SRS)の全てについて選択したか否かを判定する。SRS送信リソース割当部15が全ての使用可能なSRS帯域幅を選択していた場合、図10に示すステップS20に進む。一方、使用可能なSRS帯域幅の中に未選択のものが存在する場合、ステップS12に戻る。
ステップS18において、SRS送信リソース割当部15はSRS送信リソース(j_SRS,k_s)の空き残数が最小である部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)において、SRS帯域オフセット番号(j_SRS)が最小、かつ、サイクリックシフト番号(k_s)が最小であるSRS送信リソース(j_SRS,k_s)を選択する。これにより、未使用の部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)や使用数(k_s)がゼロのSRS帯域オフセット番号(j_SRS)を増やすことにより、広い帯域幅のSRS送信リソースを新たに割り当てやすくなる。また、サイクリックシフト間の干渉を軽減するために、ステップS18においてSRS送信リソース割当部15はSRS送信リソース(j_SRS,k_s)の空き残数が最大である部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)において、SRS帯域オフセット番号(j_SRS)が最小、かつ、サイクリックシフト番号(k_s)が最小であるSRS送信リソース(j_SRS,k_s)を選択するようにしてもよい。
ステップS19において、SRS送信リソース割当部15はステップS18で選択した部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)におけるSRS送信リソース(j_SRS,k_s)の欄に選択された移動端末4の端末番号を割当端末番号210として格納する。このようにして、SRS送信リソース割当部15はSRS送信リソース割当データ(即ち、選択M_SRS、i_SRS、j_SRS、k_s及びk_c)を選択された移動端末4に対して割り当てる。その後、図8に示すステップS4に戻る。
選択された移動端末4に係る使用可能なSRS帯域幅(M_SRS)のいずれに対しても部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)が割り当てられていない場合、図10に示すステップS20に進む。この場合、選択された移動端末4に対して使用可能な最小のSRS帯域幅に係る部分テーブルTBLを設ける必要がある。ステップS20において、SRS送信リソース割当部15は選択された移動端末4に対して使用可能な最小のSRS帯域幅(M_SRS)を選択する。
ステップS21において、SRS送信リソース割当部15はSRS送信スケジューリングテーブル200に未使用の部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)が存在するか否か検索する。具体的には、SRS送信リソース割当部15はSRS送信スケジューリングテーブル200を検索して、SRS帯域幅設定情報W_SWS(i_SRS,k_c)が空であるようなSRS送信タイミングオフセット番号(i_SRS)とトランスミッションカム番号(k_c)の組(i_SRS,k_c)が存在するか否か調べる。上記のようなSRS帯域幅設定情報が空であるようなSRS送信タイミングオフセット番号とトランスミッションカム番号の組に係る部分テーブルは未使用の部分テーブルと見做される。
ステップS22において、SRS送信リソース割当部15は未使用の部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)が存在するか否か判定する。未使用の部分テーブルが存在する場合、ステップS23に進む。一方、未使用の部分テーブルが存在しない場合には、図8に示すステップS11に進む。
ステップS23において、SRS送信リソース割当部15はトランスミッションカム番号(k_c)が最小であり、かつ、SRS送信タイミングオフセット番号(i_SRS)が最小である未使用の部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)において、SRS送信リソース(j_SRS,k_s)=(0,0)(即ち、SRS帯域オフセット番号j_SRSとサイクリックシフト番号k_sの組み合わせにおいて、両者がゼロとなるもの)を選択する。これにより、出来る限り多くの未使用のトランスミッションカムを残すようにする。未使用のトランスミッションカムは、SRS以外のデータ転送に使用する可能性があるため、未使用のトランスミッションカムを残すことにより無線リソースを有効利用することができる。
ステップS24において、SRS送信リソース割当部15はステップS23で選択した未使用の部分テーブルTBL(i_SRS,k_c)内のSRS送信リソース(j_SRS,k_s)=(0,0)の欄に選択された移動端末4の端末番号を割当端末番号210として格納する。また、SRS送信リソース割当部15は、未使用の部分テーブルTBLに係るSRS帯域幅設定情報W_SRS(i_SRS,k_c)について最小SRS帯域幅M_SRSを設定する。これにより、未使用の部分テーブルは選択された移動端末4の最小SRS帯域幅とリンクされる。最小SRS帯域幅に係る部分テーブル内のSRS送信リソース(j_SRS,k_s)=(0,0)に基づき、SRS送信リソース割当部15はSRS送信リソース割当データ(即ち、最小M_SRS、i_SRS、j_SRS=0、k_s=0、k_c)を選択された移動端末4に対して割り当てる。その後、ステップS4に戻る。
上述したように、本実施例は移動端末4の最大送信可能電力に基づいたSRS帯域幅の最大値と、移動端末4の移動速度に基づいたSRS帯域幅の最小値に基づいてSRS帯域幅の範囲を確定する。これにより、移動端末4の置かれた状況を考慮したSRS送信リソースの割当が可能となる。
本実施例では、SRS帯域幅の最小値及び最大値に基づいてSRS帯域幅の範囲を確定できる場合にのみ、移動端末4にSRS送信リソースを割り当てるため、SRS送信リソースの有効利用を図ることができる。
また、本実施例ではSRS帯域幅の最小値及び最大値に基づいて確定されるSRS帯域幅の範囲の中から、昇順で移動端末4のSRS帯域幅を選択しているため、出来る限り小さいSRS帯域幅を採用することが可能となる。これにより、SRS送信対象の移動端末4の数を増やすことができる。
更に、本実施例では同一SRS送信リソースの残余が最小となる組み合わせを選択することにより、出来る限り多くの未使用SRS送信リソース(即ち、サイクリックシフト及びトランスミッションカム)を残すことが可能となる。未使用のSRS送信リソースを増やすことにより、広い帯域幅のSRS送信リソースを新たに割り当てやすくなる。
図11は、図3に示すSRS送信スケジューリング部2の変形例を示すブロック図である。図3の構成に比べて、図11の構成ではSRS送信間隔判定部20を追加し、SRS送信間隔を自動設定することができるようにした。図12は、SRS送信間隔判定処理を示すフローチャートである。
入力情報取得部11は、所定の契機でSRS送信スケジューリング処理が開始されると、SRS送信間隔判定部20に対してSRS送信間隔を求めるよう指示する。図12のステップS51において、SRS送信間隔判定部20はSRS送信間隔T_SRSの8種類の候補「2ms、5ms、10ms、20ms、40ms、80ms、160ms、320ms」の中で小さい方から大きい方に昇順で選択する。
ステップS52において、SRS送信間隔判定部20は選択したSRS送信間隔T_SRSについて移動速度閾値と端末数閾値を取得する。即ち、SRS送信間隔判定部20はSRS送信間隔T_SRSの8種類の候補に対応する8種類の移動速度閾値及び端末数閾値を有することとなる。
ステップS53において、SRS送信間隔判定部20は入力情報取得部11から移動速度が移動速度閾値未満の移動端末4の数(即ち、「端末数」)を取得する。ステップS54において、SRS送信間隔判定部20は「端末数>端末数閾値」であるか否かを判定する。この判定式が成立する場合、ステップS55に進み、判定式不成立の場合には、ステップS56に進む。
ステップS55において、SRS送信間隔判定部20が全てのSRS送信間隔T_SRSを選択したか否か判定する。SRS送信間隔判定部20が全てのSRS送信間隔を選択した場合、ステップS56に進み、未選択のSRS送信間隔が存在する場合には、ステップS51に戻る。ステップS56において、SRS送信間隔判定部20は選択したSRS送信間隔T_SRSを入力情報取得部11に通知する。
図13は、図12に示すSRS送信間隔判定処理の変形例を示すフローチャートである。
図13のステップS61において、SRS送信間隔判定部20はSRS送信間隔T_SRSの8種類の候補「2ms、5ms、10ms、20ms、40ms、80ms、160ms、320ms」の中で小さい方から大きい方に昇順で選択する。
図13のステップS61において、SRS送信間隔判定部20はSRS送信間隔T_SRSの8種類の候補「2ms、5ms、10ms、20ms、40ms、80ms、160ms、320ms」の中で小さい方から大きい方に昇順で選択する。
ステップS62において、SRS送信間隔判定部20は選択したSRS送信間隔T_SRSについて移動速度閾値と端末数閾値を取得する。即ち、SRS送信間隔判定部20はSRS送信間隔T_SRSの8種類の候補に対応する8種類の移動速度閾値及び端末数閾値を有することとなる。
ステップS63において、SRS送信間隔判定部20は入力情報取得部11から移動速度が移動速度閾値未満の移動端末4の数(即ち、「端末数」)とその割合(即ち、「端末割合」)を取得する。ステップS64において、SRS送信間隔判定部20は「端末数>端末数閾値」且つ「端末割合≧端末割合閾値」であるか否かを判定する。この判定式が成立する場合、ステップS65に進み、判定式不成立の場合には、ステップS66に進む。
ステップS65において、SRS送信間隔判定部20が全てのSRS送信間隔T_SRSを選択したか否か判定する。SRS送信間隔判定部20が全てのSRS送信間隔を選択した場合、ステップS66に進み、未選択のSRS送信間隔が存在する場合には、ステップS61に戻る。ステップS66において、SRS送信間隔判定部20は選択したSRS送信間隔T_SRSを入力情報取得部11に通知する。
上記のようにSRS送信スケジューリング部2にSRS送信間隔判定部20を組み込んでSRS送信間隔判定処理を実行するようにした場合、SRS送信リソース割当の際、移動端末4の置かれた状況を考慮してSRS送信間隔を自動的に決定することができる。これにより、基地局1のオペレータの負担を軽減することができる。
図8、図9、図10、図12及び図13に示すフローチャートの処理内容を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録するようにしてもよい。即ち、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませて実行することにより、本実施例に係るSRS送信スケジューリング処理及びSRS送信間隔判定処理を実行するようにしてもよい。尚、「コンピュータシステム」とはオペレーティングシステム(OS)等のソフトウェア、周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」として、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬記録媒体、並びにコンピュータに内臓されるハードディスク等の記憶装置が挙げられる。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」として、インターネット等のネットワーク、電話回線及び通信回線を介してプログラムが送信されたサーバやクライアントとなるコンピュータシステムの揮発性メモリ(例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory))のように一定時間プログラムを保持するものも含まれる。
また、上記のプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒体や伝送波を介して他のコンピュータシステムに送信するようにしてもよい。尚、プログラムを伝送する「伝送媒体」とはインターネット等のネットワーク、電話回線及び通信回線のように情報伝送機能を有する媒体のことをいう。
上記のプログラムはSRS送信スケジューリング処理やSRS送信間隔判定処理を完全に再現する必要はなく、その一部の機能を実現するものであってもよい。また、コンピュータシステムに既に記録されているプログラムと組み合わせて本実施例の処理内容を実現するような差分ファイル(或いは、差分プログラム)を記録媒体に記録したり伝送媒体を介して送信するようにしてもよい。
尚、本発明は上記の実施例及び変形例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲で定義される発明の範囲に包含されるような各種の変更も含まれる。
本発明は、OFDMA方式の無線通信システムにおいて移動端末の置かれた状況を考慮して動的にSRS送信リソースを移動端末に割り当てることができるものであり、基地局におけるSRS送信スケジューリング機能として最適に適用しうるものである。
1 基地局
2 SRS送信スケジューリング部
3 SRS送信リソース通知部
4 移動端末
11 入力情報取得部
12 最小SRS帯域幅判定部
13 最大SRS帯域幅判定部
14 使用可能SRS帯域幅判定部
15 SRS送信リソース割当部
20 SRS送信間隔判定部
100 許容移動速度判定テーブル
200 SRS送信スケジューリングテーブル
2 SRS送信スケジューリング部
3 SRS送信リソース通知部
4 移動端末
11 入力情報取得部
12 最小SRS帯域幅判定部
13 最大SRS帯域幅判定部
14 使用可能SRS帯域幅判定部
15 SRS送信リソース割当部
20 SRS送信間隔判定部
100 許容移動速度判定テーブル
200 SRS送信スケジューリングテーブル
Claims (10)
- 無線通信システムにおいて、移動端末から上りリンクで基地局に参照信号(SRS)を送信する際のスケジューリングを行う参照信号送信スケジューリング装置であって、
移動端末の最大送信可能電力に基づいてSRS帯域幅の最大値を求める最大SRS帯域幅判定部と、
移動端末の移動速度に基づいてSRS帯域幅の最小値を求める最小SRS帯域幅判定部と、
SRS帯域幅の最大値及び最小値の範囲内で、SRS送信リソース割当対象の移動端末が実際に使用するSRS帯域幅を決定するSRS送信リソース割当部を具備した参照信号送信スケジューリング装置。 - 前記SRS送信リソース割当部は、SRS送信リソース割当対象の移動端末についてSRS帯域幅の最大値及び最小値で範囲が確定される場合においてのみ前記移動端末にSRS送信リソースを割り当てるようにした請求項1記載の参照信号送信スケジューリング装置。
- SRS帯域幅の最大値が最小値以下となった場合、当該SRS帯域幅の最大値を用いて前記移動端末にSRS送信リソースを割り当てるようにした請求項1記載の参照信号スケジューリング装置。
- 前記SRS送信リソース割当部は、SRS帯域幅の最大値及び最小値で確定される範囲内で昇順又は降順にSRS帯域幅を選択するようにした請求項1記載の参照信号送信スケジューリング装置。
- 前記SRS送信リソース割当手段は、SRS帯域幅の最大値及び最小値で確定される範囲内において使用可能なSRS送信リソースの中から、同一SRS送信リソースの残余が最小又は最大となるよう所望のSRS送信リソースを選択するようにした請求項1記載の参照信号送信スケジューリング装置。
- SRS送信間隔とSRS帯域幅の組に対する許容移動速度を判定するための許容移動速度判定テーブルを更に具備した請求項1記載の参照信号送信スケジューリング装置。
- 移動速度が所定の移動速度閾値以下である移動端末の数に基づいてSRS送信間隔を判定するSRS送信間隔判定部を更に具備した請求項1記載の参照信号送信スケジューリング装置。
- 前記SRS送信間隔判定部は、移動速度が所定の移動速度閾値以下の移動端末の数及び割合に基づいてSRS送信間隔を判定するようにした請求項6記載の参照信号送信スケジューリング装置。
- 無線通信システムにおいて、移動端末から上りリンクで基地局に参照信号(SRS)を送信する際のスケジューリングを行う参照信号送信スケジューリング方法であって、
移動端末の最大送信可能電力に基づいてSRS帯域幅の最大値を求め、
移動端末の移動速度に基づいてSRS帯域幅の最小値を求め、
SRS帯域幅の最大値及び最小値の範囲内で、SRS送信リソース割当対象の移動端末が実際に使用するSRS帯域幅を決定するようにした参照信号送信スケジューリング方法。 - 無線通信システムにおいて、移動端末から上りリンクで基地局に参照信号(SRS)を送信する際のスケジューリングを行う参照信号送信スケジューリング処理を実行するコンピュータプログラムであって、
移動端末の最大送信可能電力に基づいてSRS帯域幅の最大値を求め、
移動端末の移動速度に基づいてSRS帯域幅の最小値を求め、
SRS帯域幅の最大値及び最小値の範囲内で、SRS送信リソース割当対象の移動端末が実際に使用するSRS帯域幅を決定するようにしたコンピュータプログラム。
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