JP5316669B2 - 移動端末 - Google Patents
移動端末 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5316669B2 JP5316669B2 JP2012093656A JP2012093656A JP5316669B2 JP 5316669 B2 JP5316669 B2 JP 5316669B2 JP 2012093656 A JP2012093656 A JP 2012093656A JP 2012093656 A JP2012093656 A JP 2012093656A JP 5316669 B2 JP5316669 B2 JP 5316669B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- subcarrier
- data
- subcarriers
- base station
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
FDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式のようなマルチキャリアを用いてデータ送信を行う移動通信システムに適用されるのが好適な技術に関する。
るOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式において、更に拡散符号による符号分割多重を行う方式である。これによって、同一周波数におけるユーザ多重を図ることができる。
(1) 狭帯域干渉に強い
(2) 周波数選択性フェージングに強い
(3) 高い周波数利用効率(サブキャリア間の周波数共有が可能なため)
(4) 周波数ドメイン処理が可能
OFCDMの送信方法の概略は、次の通りである(例えば、特許文献1参照)。
〈1〉最初に、送信対象の情報シンボルが用意される。
〈2〉情報シンボルに対し、ターボ符号化のような誤り訂正符号化が行われる。
〈3〉誤り訂正符号化された情報シンボルに対し、所定のデータ変調処理(例えばQPS
K変調)が行われる。
〈4〉変調された情報シンボルが、直並列変換される。
〈5〉直並列変換された情報シンボルが、所定の拡散率(SF:Spreading Factor)に従って、拡散符号の拡散周期(拡散率)と等しい数だけ複製される。
〈6〉複製された情報シンボルのそれぞれに、拡散符号の1チップが乗算される。
〈7〉拡散符号が乗算された情報シンボルが多重化される。
〈8〉多重化された情報シンボルに対して、周波数・時間変換(IFFT:逆高速フーリ
エ変換)処理が行われる。これによって、OFCDM送信信号(直交マルチキャリア信号)
が生成される。
〈9〉OFCDM送信信号の情報シンボル毎に、ガードインターバル(GI)が挿入される。
〈10〉拡散された並列シンボルを含むOFCDM送信信号が、様々な周波数のキャリア(マルチキャリア)を用いた無線通信によって送信される。
増加すれば、この周波数選択性フェージングによる問題を回避することができる。
体に影響が及ぶ。このため、送信データ全体に影響が発生する。この影響は、送信電力制御(TPC)によって改善することは困難であった。即ち、シングルキャリアでは、周波数
選択性フェージングの影響を改善してビット誤り率の向上を図ることが困難であった。
で送信される。受信側では、各ブランチからのデータを合成してデータの再生を行う。この場合、各ブランチで周波数選択性フェージングの影響を受けると、受信側での合成の際に、各ブランチから受信されたデータをどのように選択しても、周波数選択性フェージングの影響を受けたものになってしまうという問題があった。
第1のデータと第2データとを生成するデータ生成部と、
前記第1のデータについては第1サブキャリア群を用い、前記第2のデータについては第2サブキャリア群を用いて、OFDM方式に従って無線送信する無線送信部と、を備える。
該測定結果に基づいて、前記第1サブキャリア群と、前記第2サブキャリア群とを設定するサブキャリア設定部と、をさらに備え、
前記第1サブキャリア群を用いて送信したデータは、前記第1のアンテナを備えた受信ユニットにより受信処理され、該第2サブキャリア群を用いて送信したデータは、該第2のアンテナを備えた受信ユニットにより受信処理されるのが好ましい。
該第1のアンテナから該移動局に対して信号を送信する基地局に対して、該基地局からの受信信号に基づいて、該基地局が該移動局への送信に用いるサブキャリア群を指定する情報を送信する送信処理部、
を備える移動端末である。
マルチキャリア信号を送受信するための複数の無線伝送路がある場合に、各無線伝送路での無線環境を取得する取得手段と、
前記取得手段で得られた無線環境に基づいて、マルチキャリア信号の送信,及び/又は受信に使用するサブキャリアを、各無線伝送路に割り当てる割当手段とを含む。
該第2のアンテナから第2のサブキャリア群を用いて第2のデータを該移動局宛に送信する送信処理部と、
を備えた基地局装置である。
本発明は、OFDM方式(例えば、OFCDM方式)のようなマルチキャリア通信方式において、サブキャリア単位でのサブキャリアの使用の可否判断を行う。この可否判断は、例えば、マルチキャリア信号の送信側における送信電力レベル,及び/又は、マルチキャリア信号の受信側における信号の受信レベルを用いた、サブキャリア毎の周波数選択性フェージングの発生状況に基づいて行われる。
キャリア信号の送信側と受信側との間に複数のブランチ(無線伝送路)が接続されている場合には、各ブランチで使用すべきサブキャリアの割当を行う。このサブキャリアの割当は、例えば、周波数選択性フェージングの発生状況に基づいて行われる。このとき、ブランチと基地局との対応関係は、1対1であっても良く、n対1(nは2以上の自然数)であっても良い。即ち、1つのブランチに対して1つの基地局があっても良く、複数のブランチに対して1つの基地局があっても良い。
号)の送受信を行うことができる。
願番号PCT/JP2005/04133,国際出願日2005年3月9日:国際公開番号WO 2006/095423:以下、この特許出願を“先願”といい、この先願に係る発明を“先願発明”と称する)に開示
された通信方式に適用することができる。この通信方式では、複数の基地局(ブランチ)がある場合において、各基地局(ブランチ)に同一のデータを送信せず、ブランチ数に応じた数でデータを分割し(例えば、ブランチ数がN本であればN分割し)、各基地局が分割データ(セグメント)を、各ブランチを通じて送信する。この通信方式によれば、1つのブランチで送信されるデータ量の減少によって、或るブランチに対し、他のブランチがノイズとなる度合いを低減できる。
次に、本発明に係るサブキャリアのブランチへの割当方法の実施形態について説明する。
本実施形態では、サブキャリアに対する周波数選択性フェージングの発生の判定方法として、以下の方法を適用することができる。
送信側と受信側とが無線伝送路を用いて通信を行う場合には、通常、送信電力制御(T
PC)が行われる。このTPCは、マルチキャリア通信方式では、サブキャリア毎に行う
ことができる(STPC)。
マルチキャリア信号の受信側は、所定の測定期間において、マルチキャリア信号の複数のサブキャリアに対する平均受信レベルを算出し、この平均受信レベルと、判定対象のサブキャリアの受信レベルとを比較して、フェージング発生有無を判定することができる。平均受信レベルの算出には、判定対象のサブキャリアの受信レベルが含まれていても良く、除かれていても良い。
:受信レベルの基準値)を読み出し、差分と比較する。このとき、受信側は、差分が基準
値より大きい場合(受信レベル差分>基準値)には、フェージングが発生していると判定する。これに対し、差分が基準値以下の場合(受信レベル差分≦基準値)には、フェージングが発生していないと判定する。
上述した第1の方法と第2の方法とを組み合わせて、第3の方法とすることができる。即ち、第1の方法で得た判定結果(フェージング情報(例えば、0(発生)/1(未発生)))と、第2の方法で得た判定結果(フェージング情報(例えば、0(発生)/1(未発生)))とに基づいて、フェージングの有無を判定することができる。
上述した第1〜第3の方法による判定結果(フェージング情報)は、相手側でフェージング情報に基づくサブキャリアの割当が行われる場合に、フィードバック情報として、相手側に送ることができる。
上述したように、送信側と受信側との一方で得られるサブキャリア毎のフェージング情報は、フィードバック情報として、他方に送るこことができる。
フィードバック情報を格納するフィードバック情報領域(Feedback Information Subframe)とが定義される。
えば、OFCDM信号)を模式的に示す図である。図4では、サブキャリア数が16であ
る場合が示されている。
ドバック情報領域に使用されるブロック数)も任意である。
図5は、アップリンクとダウンリンクとを用いたフィードバックループの例を示す図である。図5に示す例では、移動機(UE:移動端末)が、複数のノードB(基地局:#0及
び#1)と、Uu(移動機−基地局間インタフェース)を介したアップリンク(移動機→基地局)及びダウンリンク(基地局→移動機)で接続されている。
地局#0及び#1)がそれぞれ異なるサブキャリア(サブキャリア群)を使用する場合に、
各ブランチが使用するサブキャリア(サブキャリア群)を決定することができる。このように、複数のブランチが異なるサブキャリアを使用するダウンリンク通信を、ここでは、「ダウンリンクサブキャリア指定送信」と呼ぶ。
ンチ)がデータ送受信に使用するサブキャリア(サブキャリア群)を決定することができる
。移動機は、ダウンリンクフィードバック情報の生成(ST7)において、各基地局#0及び#1からのアップリンクフェージング情報に基づき、各基地局#0及び#1がアップリンク通信で受信すべきサブキャリア番号を決定し、指定情報としてダウンリンクフィードバック情報に含める。
信号)が示されている。
図9は、アップリンクフィードバック情報の構成例を示す図である。アップリンクフィードバック情報は、ダウンリンク送信時に、送信対象データに付与される。
図10は、ダウンリンクフィードバック情報の構成例を示す図である。ダウンリンクフィードバック情報は、アップリンク送信時に、送信対象データに付与される。
情報中のサブキャリア分割情報)として、各基地局に対するアップリンクの受信対象サブ
キャリアを示すビットマップ(アップリンク受信対象サブキャリア情報)と、移動機(UE)の各基地局からの受信対象サブキャリアを示すビットマップ(ダウンリンク受信対象サブ
キャリア情報)とを含んでいる。
移動機は、自装置内での判定処理や、フィードバック情報として得られるフェージング情報に基づいて、複数のブランチ(基地局)のそれぞれに割り当てるサブキャリアを決定する。
ャリア#1〜#12)を分割して、第1サブキャリア群(#6〜#12)と、第2サブキャ
リア群(#1〜#5)とに分割可能となっている。
している。このとき、全てのサブキャリアをブランチ#0及び#1に割り当てなければならない場合には、フェージングの生じたサブキャリア数とブランチに割り当てられたサブキャリア数との比(ブランチに割り当てられたサブキャリア中におけるフェージング発生
サブキャリアの割合)が、ブランチ間で均一となるように、割当が行われる(Fading 発生 Sub Carriers/割り当てられたSub Carriers (Branch #0) ≒ Fading 発生 Sub Carriers/割り当てられたSub Carriers (Branch #1))。
#1を形成し、サブキャリア#9〜#12がグループ#2を形成している。フェージング発生状況は、図12と同じである。そして、グループ#0及び#1がブランチ#1に割り当てられ、グループ#2がブランチ#0に割り当てられている。
上述した各ブランチへのサブキャリアの割当処理は、例えば、アップリンク/ダウンリンク通信の開始時に実行される。その後、必要に応じて、割当状況が変更されるように構成することができる。この場合、(1)リアルタイム処理で、サブキャリアの割当状況が適正になるように変更する方法と、(2)一定周期でサブキャリアの割当状況を変更する(見
直す)方法との一方を適用することができる。
次に、これまでに説明した処理や機能を実現するための無線通信装置としての移動機及び基地局の構成例を説明する。図15は、移動機及び基地局(ノードB)の構成例を示す図である。図15には、複数の基地局#0及び#1と、各基地局#0及び#1との間に形成される二つのブランチ#0及び#1を通じて各基地局#0及び#1と無線通信を行う移動機(移動端末)が示されている。
移動機は、無線受信部としての受信処理部11と、受信データ処理部12と、サブキャリア測定部13と、受信キャリア決定部14と、フィードバック情報処理部15と、フィードバック情報生成部16と、サブキャリア設定部,制御部としての送信キャリア決定部17と、データ生成部としての送信データ処理部18と、フィードバック情報付与部19と、情報送信部としての送信処理部20とを備えている。
A1,A2)と接続されている。第1のアンテナA1は、基地局#0から送信されるダウンリンクのOFCDM信号を受信し、第2のアンテナA2は、基地局#1から送信されるダウンリンクのOFCDM信号を受信する。但し、受信アンテナは1つであっても良い。
。受信処理として、受信処理部11は、各OFCDM信号の復調処理を行う。受信処理部11は、各OFCDM信号の復調処理として、ガードインターバル(GI)除去,フーリエ変換(FFT),拡散符号の乗算,シンボル合成,並直列変換,データ復調(例えばQPS
K復調)を行う。
ドバック情報に誤り訂正符号化やインタリーブが行われていない場合を想定)。
例えば、受信レベルの良い方)を選択して受信データ処理部12に送る。このとき、二つ
のデータを合成して品質を高めたものを受信データ処理部12に送ることもできる。
送る。
キャリア)を決定する(各ブランチに対するサブキャリアの割当を行う)。決定(割当)結果
はフィードバック情報生成部16に送られる。
良い)又は判定結果を送信キャリア決定部17に通知する。また、フィードバック情報処
理部15は、アップリンクフィードバック情報に含まれたアップリンク受信対象サブキャリアの指定情報を認識する。
発生状況)に基づいて、各基地局#0及び#1がアップリンク通信で受信すべきサブキャ
リア(アップリンク受信対象サブキャリア)を決定する。即ち、送信キャリア決定部17は、各基地局に対し、受信処理を行うべきサブキャリア番号の割当を行う。決定(割当)結果は、フィードバック情報生成部16及び送信データ処理部18に通知される。
基地局#0及び#1は、同じ構成を有する。基地局#0を例として説明する。図15に示すように、基地局#0は、受信処理部21と、受信データ処理部22と、無線環境測定
部としてのサブキャリア測定部23と、フィードバック情報処理部24と、フィードバック情報生成部25と、送信データ処理部26と、フィードバック情報付与部27と、送信処理部28とを有している。
ャリアのフェージング発生状況及びフェージング発生の判定結果)は、フィードバック情
報生成部25に送られる。
:指定情報)を参照し、指定された番号のサブキャリアに対する受信処理を行うべきこと
を認識する。この認識に従って、フィードバック情報処理部24は、受信処理部21に対し、指定されたサブキャリア番号のみの受信処理を行うことを指示する。この指示は、例えば、指定情報の通知によって行われる。
ブが行われている)をフィードバック情報付与部27に送る。フィードバック情報付与部
27は、送信対象データにアップリンクフィードバック情報を付与して送信処理部28に
送る。
次に、適用例として、本発明が3GPPの移動通信システムに適用された実施形態について説明する。
図16は、適用例における移動通信システムの例を示す図である。図16には、移動通信システムとして、無線アクセス網における基地局制御装置(無線ネットワーク制御装置
:Radio Network Controller (RNC))50と、基地局制御装置50とインタフェースIu
bを介して接続される複数の基地局(基地局装置:Node B)60及び70と、各基地局60及び70と無線インタフェースUuを介して接続される無線移動機(User Equipment (UE))80とが示されている。
1)を通じて各基地局60及び70と通信可能な状態となる。
タが各基地局へ送信される。これに対し、本実施形態では、各基地局60及び70と移動機80との間の無線環境(無線伝送路品質)に応じて、各基地局60及び70へ送信されるデータが分割される。
インタリーブ部(Interleave/De-interleave)92と、分割/組み立て部(Segmentation/Reassemble)93とを有している。
リア群の番号)から、全サブキャリア数に対する使用対象サブキャリアの占有率(サブキャ
リアの使用率)を、基地局(ブランチ)毎に算出する。データ分割率判定部52は、使用率
の比に基づいて、データの分割率を決定する。
とほぼ同様の構成を有している。但し、基地局60及び70において、送信データ処理部26は、基地局制御装置50から送信されるデータを受け取るようになっている。
図20は、適用例におけるアップリンク送信の例を示す説明図である。最初に、通信の開始前に、各基地局60(#0)及び70(#1)にて受信対象となるサブキャリア群が、フィードバック情報を元に移動機80と各基地局60及び70との間で決定される。決定結果(各基地局のアップリンク受信対象サブキャリア群の番号)は、必要に応じて、各基地局60及び70から基地局制御装置50(DHO処理部90)に通知される。このとき、基地局制御装置50でデインタリーブや誤り訂正復号化を行うための情報が移動機80から基地局制御装置50に通知されるようにしても良い。
15)を使用してデータを送信する。
ントの組み立て処理,デインタリーブ及び誤り訂正復号化を行う。これによって、移動機80から送信されたデータが再生される。
図21は、適用例におけるダウンリンク送信の例を示す説明図である。図21には、ダウンリンクサブキャリア指定送信が実行される場合が示されている。
グメント)の送信に使用するサブキャリア数を必要に応じて増加(例えば、自然数N個からM個へ増加)するサブキャリア数変更部(サブキャリア制御部)と、サブキャリア数の変更
に応じて拡散率(SF)を変更する(サブキャリア数が増加(減少)したときに拡散率を小さ
く(大きく)する)制御を行う拡散率制御部とを含むように構成することができる。
以上説明した実施形態によると、基地局と移動機との間に複数の無線伝送路(ブランチ)がある場合において、これらのブランチを用いたアップリンク送信及びダウンリンク送信に関し、サブキャリア毎の周波数選択性フェージング発生判定処理が実行される。この判定結果に基づき、各ブランチ(基地局)に対し、受信対象又は送信対象のサブキャリア(サ
ブキャリア群)が割り当てられる。
(付記1)
第1のデータと第2データとを生成するデータ生成部と、
前記第1のデータについては第1サブキャリア群を用い、前記第2のデータについては第2サブキャリア群を用いて、OFDM方式に従って無線送信する無線送信部と、
を備えた移動端末。
(付記2)
前記第1データ及び前記第2データは、誤り訂正符号化されたデータの一部である、
付記1記載の移動端末。
(付記3)
複数のサブキャリアのうち、前記第1サブキャリア群に含まれるサブキャリアと、前記第2サブキャリア群に含まれるサブキャリアとを特定する情報を送信する情報送信部をさらに備えた
付記1記載の移動端末。
(付記4)
前記情報送信部は、該第1サブキャリア群と該第2サブキャリア群とのうちのいずれか一方、又は双方を用いて送信する
付記3記載の移動端末。
(付記5)
前記情報は、前記第1のデータ及び前記第2のデータのそれぞれに関する再生処理を行うべき基地局を識別可能な情報を含む
付記3記載の移動端末。
(付記6)
前記第1及び第2サブキャリア群は、複数のサブキャリアを含むサブキャリア候補群を無線環境に基づいて分割して得られたサブキャリア群である
付記1記載の移動端末。
(付記7)
基地局が備える第1のアンテナと移動局との間の複数のサブキャリアについての無線環境と、基地局が備える第2のアンテナと移動局との間の複数のサブキャリアについての無線環境と、を測定する無線環境測定部と、
該測定結果に基づいて、前記第1サブキャリア群と、前記第2サブキャリア群とを設定するサブキャリア設定部と、をさらに備え、
前記第1サブキャリア群を用いて送信したデータは、前記第1のアンテナを備えた受信ユニットにより受信処理され、該第2サブキャリア群を用いて送信したデータは、該第2のアンテナを備えた受信ユニットにより受信処理される
付記1記載の移動端末。
(付記8)
第1及び第2のアンテナからそれぞれ異なる信号がOFDM方式に従って送信される状況下で、該異なる信号を受信する受信処理部と、
該第1のアンテナから該移動局に対して信号を送信する基地局に対して、該基地局からの受信信号に基づいて、該基地局が該移動局への送信に用いるサブキャリア群を指定する情報を送信する送信処理部と、を備える移動端末。
(付記9)
前記ODFM方式は、符号分割を利用したOFCDM方式であり、前記第1及び第2サブキャリアを用いて送信される情報の最小単位は、拡散符号のチップ長に等しい、
付記1記載の移動端末。
(付記10)
前記OFDM方式は、符号分割を利用したOFCDM方式であり、前記サブキャリア群は、拡散率以上の数のサブキャリアを含む、
付記1記載の移動端末。
(付記11)
前記OFDM方式は、符号分割を利用したOFCDM方式であり、拡散符号のチップ数を一つの群とする複数のサブキャリア群を使用することで構成される
付記1記載の移動端末。
(付記12)
前記無線送信された信号を受信する第1及び第2のアンテナのそれぞれに係る受信品質評価によって生成されたサブキャリア毎の送信電力制御のための制御信号を受信する受信処理部と、
複数のサブキャリアを前記第1のアンテナ側と前記第2のアンテナ側とに割り当てる場合に、送信電力の上昇を要求しない制御信号を送信するアンテナ側を、送信電力の上昇を要求する制御信号を送信するアンテナ側よりもサブキャリアの割当先として優先する制御部と、
をさらに備えた付記1記載の移動端末。
(付記13)
複数のサブキャリアを用いたマルチキャリア信号を送受信する無線通信装置であって、
マルチキャリア信号を送受信するための複数の無線伝送路がある場合に、各無線伝送路での無線環境を取得する取得手段と、
前記取得手段で得られた無線環境に基づいて、マルチキャリア信号の送信,及び/又は受信に使用するサブキャリアを、各無線伝送路に割り当てる割当手段と
を含む無線通信装置。
(付記14)
第1のサブキャリア群を用いて第1のデータを移動局宛に送信する第1のアンテナと異なる第2のアンテナと、
該第2のアンテナから第2のサブキャリア群を用いて第2のデータを該移動局宛に送信する送信処理部と、
を備えた基地局装置。
(付記15)
前記第1のアンテナは、前記基地局装置が備えるか又は他の基地局装置が備える、
付記14記載の基地局装置。
(付記16)
前記第1及び第2のデータは、誤り訂正符号化されたデータの一部である
付記14記載の基地局装置。
(付記17)
前記第2のサブキャリア群を、該移動局からの情報に基づいて複数のサブキャリアの中から選択するサブキャリア選択部
をさらに備えた付記14記載の基地局装置。
(付記18)
前記情報は、前記第2アンテナと該移動局との間の無線環境に応じて生成される
付記17記載の基地局装置。
(付記19)
前記送信処理部は、前記第2のアンテナで受信された該基地局からの受信信号の受信品質情報を該移動局に送信する
付記14記載の基地局装置。
(付記20)
自然数N個のサブキャリアを含むサブキャリアを用いてOFDM方式に従って無線送信可能な無線通信装置において、
前記無線通信に使用するサブキャリアをN個のサブキャリアからM個(N<M)のサブキャリアに変更可能なサブキャリア制御部と、
該サブキャリア数の変更に応じて拡散率を変更する制御を行う拡散率制御部と
を備えた無線通信装置。
A2,82・・・アンテナ(第2のアンテナ)
A5,62・・・アンテナ(第1のアンテナ)
A7,72・・・アンテナ(第2のアンテナ)
11,21・・・受信処理部
12,22・・・受信データ処理部
13,23・・・サブキャリア測定部
14・・・受信キャリア決定部
15,24・・・フィードバック情報処理部(取得手段)
16,25・・・フィードバック情報生成部
17・・・送信キャリア決定部(割当手段)
18,26・・・送信データ処理部
19,27・・・フィードバック情報付与部
20,28・・・送信処理部
50・・・基地局制御装置(RNC)
51・・・データ受信部
52・・・データ分割率判定部
53・・・データ分割/送信部
60,70・・・基地局(ノードB)
80・・・移動機(移動端末)
90・・・DHO処理部
Claims (3)
- 信号を受信する受信処理部と、
前記受信した信号に基づいて、割当サブキャリアとフェージング発生サブキャリアとの比がブランチ間で均一となるように、各ブランチに割り当てる複数のサブキャリアを決定し、前記決定した複数のサブキャリアを、前記受信した信号の送信元に通知する送信処理部と、
を備えたことを特徴とする移動端末。 - 前記受信処理部は、複数のサブキャリアで信号を受信し、
前記送信処理部は、前記受信した信号のサブキャリア毎の受信状況に基づいて、割当サブキャリアとフェージング発生サブキャリアとの比がブランチ間で均一となるように、各ブランチに割り当てる複数のサブキャリアを決定し、前記決定した複数のサブキャリアを、前記受信した信号の送信元に通知する、
ことを特徴とする請求項1記載の移動端末。 - 信号を受信し、受信した信号に基づいて、割当サブキャリアとフェージング発生サブキャリアとの比がブランチ間で均一となるように、各ブランチに割り当てる複数のサブキャリアを決定し、前記決定した複数のサブキャリアで、前記受信した信号の送信元から、信号を受信する受信処理部
を備えたことを特徴とする移動端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012093656A JP5316669B2 (ja) | 2012-04-17 | 2012-04-17 | 移動端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012093656A JP5316669B2 (ja) | 2012-04-17 | 2012-04-17 | 移動端末 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010261093A Division JP2011078120A (ja) | 2010-11-24 | 2010-11-24 | 移動端末 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012178849A JP2012178849A (ja) | 2012-09-13 |
JP5316669B2 true JP5316669B2 (ja) | 2013-10-16 |
Family
ID=46980354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012093656A Expired - Fee Related JP5316669B2 (ja) | 2012-04-17 | 2012-04-17 | 移動端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5316669B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5894105B2 (ja) * | 2013-04-04 | 2016-03-23 | 株式会社Nttドコモ | 無線基地局、ユーザ端末及び無線通信方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3662321B2 (ja) * | 1995-12-19 | 2005-06-22 | 松下電器産業株式会社 | 移動通信装置 |
JP3678944B2 (ja) * | 1999-07-02 | 2005-08-03 | 松下電器産業株式会社 | 無線通信装置および無線通信方法 |
JP3875079B2 (ja) * | 2001-11-16 | 2007-01-31 | ソフトバンクテレコム株式会社 | 直交周波数分割多重システムおよび送受信装置 |
JP3996781B2 (ja) * | 2002-02-01 | 2007-10-24 | 株式会社日立国際電気 | 直交周波数分割多重変調方式伝送信号のダイバーシティ受信装置 |
JP4067873B2 (ja) * | 2002-05-24 | 2008-03-26 | 三菱電機株式会社 | 無線伝送装置 |
JP2006191533A (ja) * | 2004-12-09 | 2006-07-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 通信端末装置、制御局及びマルチキャリア通信方法 |
-
2012
- 2012-04-17 JP JP2012093656A patent/JP5316669B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012178849A (ja) | 2012-09-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102057702B (zh) | 在无线通信网络中提供上行链路结构和最小化导频信号开销的方法与系统 | |
US9853796B2 (en) | Terminal apparatus and method for controlling channel quality indicator transmission | |
US8649333B2 (en) | Radio communication system, radio transmission apparatus, and resource allocation method | |
JP5061095B2 (ja) | 無線通信システム、無線送信装置、および再送方法 | |
JP5080330B2 (ja) | ユーザ装置及び基地局装置並びに通信制御方法 | |
JP5213586B2 (ja) | ユーザ装置及び基地局装置並びに通信制御方法 | |
JP5285629B2 (ja) | 基地局装置、移動局装置及び制御情報送信方法 | |
US8588342B2 (en) | Mobile terminal for performing a communication by using sub carriers | |
JP2006211651A (ja) | マルチキャリア無線通信システムでチャネル品質情報を送信する方法、対応する移動端末および基地局 | |
US8811280B2 (en) | Method of transmitting control signal in multi-cell cooperative wireless communication system | |
JP2004312291A (ja) | 基地局装置及び通信方法 | |
WO2007148610A1 (ja) | 基地局、通信端末、送信方法及び受信方法 | |
JP2011223112A (ja) | 基地局装置及びユーザ端末 | |
JP2010045549A (ja) | 移動通信システム、送信装置、受信装置及び方法 | |
KR101304174B1 (ko) | 전송 형식 조합을 선택하기 위한 방법 및 장치 | |
CN101627597A (zh) | 资源分配方法和系统 | |
JP5316669B2 (ja) | 移動端末 | |
JP5281067B2 (ja) | 基地局装置 | |
JP2011078120A (ja) | 移動端末 | |
KR100877746B1 (ko) | Ofdma기반의 무선통신 시스템에서 맵 구성 방법 및이를 이용한 프레임 전송 장치 | |
JP4824800B2 (ja) | 基地局及び受信方法 | |
JP4982528B2 (ja) | 基地局装置、移動局装置および送信方法 | |
JP2006313981A (ja) | 通信端末装置、基地局装置及び基地局装置選択方法 | |
JP2011087315A (ja) | 無線通信システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130423 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130524 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130611 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130624 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5316669 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |