JP5315156B2 - センサ基板の製造方法 - Google Patents
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Description
例えば、導電性物質を含むレジスタと、互いに間隔を隔てて配置され、レジスタを介して電気的に接続される第1および第2の導電性リードとを備えるセンサアレイを複数設けることが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、本発明のセンサ基板の製造方法では、前記導電性成分含有液が、有機溶剤、導電性粒子および非導電性物質を含むことが好適である。
また、本発明は、上記したセンサ基板の製造方法により得られる、センサ基板を含んでいる。
また、本発明のセンサ基板の製造方法によれば、導電性成分含有液のロスが少なく、そのため、センサ基板の製造におけるコストを、低減することができる。
また、このようなセンサ基板の製造方法により得られるセンサ基板によれば、物質の検知を、確実、かつ、優れた精度で実施することができる。
図1において、このセンサ基板1は、絶縁層としてのベース絶縁層2と、ベース絶縁層2の上に形成される導体パターン8とを備えている。
導体パターン8は、ベース絶縁層2の表面において、1対の配線6を備える配線回路パターンとして形成されている。
1対の配線6は、長手方向と直交する方向(以下、幅方向という。)に互いに間隔を隔てて対向配置され、長手方向に沿って延びるように形成されている。
また、導体パターン8には、図2に示すように、導体パターン8を被覆する保護層11が形成されている。
そして、このように形成されるセンサ基板1は、検知部3を備えている。
検知部3は、センサ基板1において物質を検知する領域であって、図1に示されるように、ベース絶縁層2の上において、平面視略矩形状に区画されている。また、検知部3は、1対(2つ)の電極5と導電性層7とを備えている。
導電性層7は、ベース絶縁層2の上において、1対の電極5を被覆するように、平面視略矩形状に形成され、検知部3の外形形状を画成している。
次に、このセンサ基板1を製造する方法について、図3を参照して説明する。
ベース絶縁層2を形成する絶縁材料としては、例えば、液晶ポリマー(LCP;芳香族または脂肪族ジヒドロキシ化合物の重合体、芳香族または脂肪族ジカルボン酸の重合体、芳香族ヒドロキシカルボン酸の重合体、芳香族ジアミン、芳香族ヒドロキシアミンまたは芳香族アミノカルボン酸の重合体など)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルニトリル、ポリエーテルスルホン、ポリエチレンナフタレート、ポリフェニリンサルファイド(PPS)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂などが用いられる。これら絶縁材料は、単独使用または併用することができる。
好ましくは、液晶ポリマーまたはポリエチレンテレフタレートが用いられる。液晶ポリマーまたはポリエチレンテレフタレートは、吸水率やガス透過率(酸素透過率など)が低いため、雰囲気中の水蒸気の吸水によりベース絶縁層2が膨潤することを防止でき、また、ベース絶縁層2の下面からガスや水蒸気が透過して、導電性層7に影響を与えることを防止できる。従って、そのようなベース絶縁層2の膨潤に基づく誤検知や、ベース絶縁層2の透過の影響に基づく誤検知を、防止することができる。
なお、上記した絶縁材料のシートとしては、市販品を用いることができ、例えば、ベクスターシリーズ(液晶ポリマーシート、クラレ社製)、BIACシリーズ(液晶ポリマーシート、ジャパンゴアテックス社製)、ルミラーシリーズ(ポリエチレンテレフタレートシート、東レ社製)などが用いられる。
次いで、この方法では、図3(b)に示すように、導体パターン8を、ベース絶縁層2の上に、形成する。
導体パターン8を形成する材料としては、例えば、銅、ニッケル、金、錫、ロジウム、はんだ、またはこれらの合金などの導体材料が用いられ、好ましくは、導電性および加工性の観点から、銅が用いられる。
印刷法では、例えば、上記した材料の微粒子を含むペーストを、ベース絶縁層2の表面に、上記したパターンでスクリーン印刷した後、焼結する。これにより、導体パターン8を、ベース絶縁層2の表面に、直接形成する。
次いで、この導体薄膜の表面に、上記した導体パターンと逆パターンでめっきレジストを形成した後、めっきレジストから露出する導体薄膜の表面に、電解めっきにより、導体パターン8を形成する。その後、めっきレジストおよびそのめっきレジストが積層されていた部分の導体薄膜を除去する。
これらのパターンニング法において、好ましくは、印刷法が用いられる。この方法によれば、導体パターン8を、ベース絶縁層2の表面に、確実に直接形成できるので、特定のガスの検知を、精度よく実施することができる。
次いで、この方法では、図3(c)に示すように、保護層11を、導体パターン8を被覆するように、形成する。
保護層11を形成する材料としては、例えば、金などの金属材料が用いられる。保護層11を、金層として形成すれば、検知する特定のガスが酸性ガスであっても、この金層により、導体パターン8の腐食を確実に防止することができる。
このようにして形成される保護層11の厚みは、例えば、0.05〜3μm、好ましくは、0.5〜1.5μmである。
導電性層7は、導電性材料から形成され、この導電性材料は、例えば、導電性の導電性粒子と、特定のガスの種類や量(濃度)に応じて膨潤する非導電性物質との混合物から形成される。
有機導電体としては、例えば、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリピロール、ポリアセチレンなどの導電性ポリマー、例えば、カーボンブラック、グラファイト、コークス、C60などの炭素質物質、例えば、テトラメチルパラフェニレンジアミンクロラニル、テトラシアノキノリノジメタン−アルカリ金属錯体、テトラチオフルバレン−ハロゲン錯体などの電荷移動錯体などが用いられる。
これら導電性粒子は、単独使用または併用することができる。
非導電性物質としては、例えば、主鎖炭素ポリマー、主鎖非環式複素原子ポリマー、主鎖複素環式ポリマーなどの非導電性有機ポリマーが用いられる。
これら非導電性物質は、単独使用または併用することができる。
導電性層7を形成するには、有機溶剤、導電性粒子および非導電性物質(またはこれらの前駆物質(モノマー))を含む導電性成分含有液(溶液および/または懸濁液)を調製して、それを超音波スプレー法によって、ベース絶縁層2の上に噴き付ける。
導電性成分含有液を、溶液として調製する場合には、有機溶剤として、導電性粒子および非導電性物質(またはこれらの前駆物質)を溶解できる有機溶剤(溶媒)を選択し、そのような有機溶剤と、導電性粒子および非導電性物質(またはこれらの前駆物質)とを配合して溶解させる。
また、導電性成分含有液には、必要により、触媒などの公知の添加剤を添加することができる。
超音波スプレー法は、超音波を用いたスプレーコーティング法であって、例えば、液体を、超音波振動によって、微細な粒径を有する液滴(霧状)として噴霧する。これにより、塗工液を、対象物に、均一かつ無駄なく塗布することができる。
より具体的には、例えば、60kHzの超音波を用いれば、導電性成分含有液の粒径を約35μm以下とすることができ、120kHzの超音波を用いれば、導電性成分含有液の粒径を、約20μm以下とすることができる。
なお、超音波スプレー法によって、上記した導電性成分含有液をベース絶縁層2に噴き付けるには、一般に市販されている超音波スプレー装置を用いることができる。そのような超音波スプレー装置としては、例えば、超音波スプレーノズル(Sono−Tec社製)などが挙げられる。
このように噴霧すれば、噴射口から噴射された導電性成分含有液が、ベース絶縁層2に到達するまでに、導電性成分含有液中の有機溶剤が、良好に蒸発する。
アシストガスとしては、例えば、窒素、アルゴン、空気などが挙げられ、ノズル口径が約1mmφの場合、その吐出圧力は、例えば、0.05〜5.0kPa、好ましくは、0.3〜1.0kPaである。
このように、導電性成分含有液をベース絶縁層2に噴き付けることによって、導電性層7を形成することができる。
また、形成された導電性層7には、必要により、ドーピング処理(例えば、ヨウ素への暴露処理)することにより、導電性を付与することもできる。
これにより、検知部3を形成することができる。
このようにして形成される検知部3における導電性層7では、第1電極5Aおよび第2電極5B間において、導電性粒子により形成される電気経路(パス)が、非導電性物質により形成されるギャップにより、電気的な障害となる。この非導電性物質のギャップにより、第1電極5Aおよび第2電極5B間に、所定の電気抵抗が付与され、後述する特定のガスの吸収や吸着に基づく導電性層7の膨潤によって、上記した所定の電気抵抗が変化する。
また、このセンサ基板1は、ベース絶縁層2と導体パターン8とを備えていることから、配線回路基板として形成されている。
その後、図1に示すように、1対の配線6を各電気抵抗検知器10に接続する。これにより、センサ基板1を製造することができる。
まず、この方法では、センサ基板1を、特定のガスを検知したい場所に配置する。
センサ基板1によって検知される特定のガスは、特に限定されず、例えば、アルカン、アルケン、アルキン、アレン、アルコール、エーテル、ケトン、アルデヒド、カルボニル、カルバニオンなどの有機物質、上記した有機物質の誘導体(例えば、ハロゲン化誘導体など)、糖などの生化学分子、イソプレンおよびイソプレノイド、脂肪酸および脂肪酸の誘導体などの化学物質が挙げられる。
なお、このような電気抵抗値の変化の解析および分析については、特表平11−503231号公報や米国特許5571401号明細書の記載に準拠して、実施することができる。
また一般に、導電性層7の形成において、例えば、溶液キャスティング、エアスプレー法、ドロップなどのコーティング方法を用いて、導電性成分含有液をベース絶縁層2に塗布すれば、ベース絶縁層2の上において、塗布された導電性成分含有液が乾燥するまでの間に濡れ拡がりが発生する。そのため、導電性成分含有液中の有機溶剤が蒸発する際、導電性粒子の凝集や偏りが発生する場合があり、導電性層7を、所定の厚みで均一に形成することが困難となる。
また、このセンサ基板1の製造方法では、超音波スプレー法によって、導電性成分含有液を噴き付け、導電性層7を形成しているため、導電性成分含有液のロスが少なく、コスト面において非常に優れている。
また、上記した説明では、検知部3を1個設けたが、検知部3の数は、特に限定されず、例えば、図示しないが、2個以上設けることもできる。
また、上記した説明では、ベース絶縁層2の下面を露出させたが、例えば、図3の仮想線で示すように、金属層13によって、ベース絶縁層2の下面を被覆することもできる。
この金属層13は、ベース絶縁層2の下に形成されており、より具体的には、ベース絶縁層2の下面全面に設けられている。
この金属層13を設けるには、例えば、上記した金属層13を予め用意し、その後、ベース絶縁層2を形成する。または、金属層13およびベース絶縁層2を、金属層13およびベース絶縁層2が予め順次積層されている2層基材として用意することもできる。さらに、金属層13、ベース絶縁層2および導体層(導体パターン8を形成するための導体層)が予め順次積層されている3層基材として用意することもできる。このような3層基材としては、市販品を用いることができ、例えば、銅からなる金属層13の表面に、液晶ポリマーからなるベース絶縁層2および銅からなる導体層が予め積層されている液晶ポリマー銅張積層板(ESPANEX Lシリーズ、両面品、標準タイプ/Pタイプ、新日鐵化学社製)が用いられる。
このような金属層13を、ベース絶縁層2、とりわけ、ガス透過率の高い絶縁材料からなるベース絶縁層2の下に設ければ、金属層13は、下側からベース絶縁層2に接触しようとするガスを遮断できるため、雰囲気中の水蒸気の吸水によりベース絶縁層2が膨潤することを防止でき、ベース絶縁層2の下面からガスや水蒸気が透過して、導電性層7に影響を与えることを防止できる。従って、そのようなベース絶縁層2の膨潤に基づく誤検知や、ベース絶縁層2の透過の影響に基づく誤検知を、防止することができる。
さらにまた、上記した説明では、保護層11を形成したが、例えば、図示しないが、保護層11を形成せず、電極5と導電性層7とを直接接触させることもできる。
(センサ基板の製造)
実施例1
ベース絶縁層としての厚み25μmの液晶ポリマーシートの表面に、導体層としての厚み12μmの銅箔が予め積層されている液晶ポリマー銅張積層板(品番:ESPANEX L−12−25−00NE、片面品、標準タイプ、新日鐵化学社製)を用意し、サブトラクティブ法により、1対の電極を有する導体パターンを形成した(図3(b)参照)。なお、各電極(配線)の幅は0.25mmであり、各配線(電極)間の間隔は1.5mmであった。
次いで、カーボンブラック(Black pearl2000)40mg、および、ポリビニルアルコール150mg、トルエン20mLを配合し、混合して、導電性成分含有液を調製した。この導電性成分含有液の25℃における粘度は、0.01Pa・sであった。
なお、導電性成分含有液の噴き付けは、超音波の周波数を60kHzとし、25℃において、アシストガス(空気ガス、吐出圧力0.4kPa、ノズル口径約1mmφ)を導入した。また、超音波スプレーノズルの先端からベース絶縁層までの距離は、4cmとした。
超音波の周波数を120kHzとした以外は、実施例1と同様にして、センサ基板を製造した。
比較例1
導電性成分含有液を、アネスト岩田製エアブラシ(HP−CPlus)を用いて、ベース絶縁層2の上に噴き付けた以外は、実施例1と同様にして、センサ基板を製造した。
導電性成分含有液を、公知のシリンジを用いて、ベース絶縁層2の上に滴下した以外は、実施例1と同様にして、センサ基板を製造した。
(評価)
(外観)
実施例1〜2により製造したセンサ基板では、センサ基板の表面に均一な導電性層が形成された。
比較例2により製造したセンサ基板では、センサ基板の全面が有機溶剤によって濡れてしまい、カーボンブラックの凝集および偏在化が確認された。
(電極間の導通)
実施例1〜2により製造したセンサ基板では、安定した抵抗値を得ることができた。
比較例2により製造したセンサ基板では、ほぼ導通しなかった。
(センサ機能)
実施例1〜2により製造したセンサ基板を用いて、エタノールガスを既知濃度で含有するガス(蒸気)雰囲気に暴露させ、その雰囲気におけるエタノールガスの検知を実施した。
2 ベース絶縁層
5 電極
7 導電性層
Claims (4)
- 絶縁層を用意する工程と、
前記絶縁層の上に、少なくとも1対の電極を形成する工程と、
前記電極を被覆するように、前記絶縁層の上に、導電性成分含有液を超音波スプレー法により噴き付けて、導電性層を形成する工程とを備え、
前記導電性成分含有液は、有機溶剤を含み、
前記超音波スプレー法では、超音波スプレー装置の噴射口を、絶縁層の上方に10〜200mmを離間した位置において、前記絶縁層に向くように設置して、前記超音波スプレー装置の前記噴射口より、前記導電性成分含有液を前記絶縁層に噴き付け、
前記超音波スプレー法を行っている間、前記導電性成分含有液の液滴が前記絶縁層に到達するまでに前記導電性成分含有液の前記有機溶剤が蒸発する
ことを特徴とする、センサ基板の製造方法。 - 前記超音波スプレー法の超音波の周波数が、20〜150kHzであることを特徴とする、請求項1に記載のセンサ基板の製造方法。
- 前記導電性成分含有液が、導電性粒子および非導電性物質を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載のセンサ基板の製造方法。
- 前記導電性成分含有液の25℃における粘度が、0.05Pa・s以下であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のセンサ基板の製造方法。
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