JP5313975B2 - 切換操作装置 - Google Patents
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Description
前記第1操作部材が第1軸芯周りで回動自在に枠体に支持され、
前記第2操作部材が第2軸芯周りで回動自在に前記枠体に支持され、
前記係合連係部材が、前記第2軸芯と平行な第3軸芯周りで回動自在に前記第2操作部材に支持され、且つ、回動に伴って、前記第1操作部材に接当係合して前記第1操作部材の回動に伴い前記第2操作部材を連動して回動させる前記連係状態に対応する連動作用位置と、接当係合が解除される前記連係解除状態に対応する非作用位置とにわたり位置変更自在に構成され、
前記係合連係部材が前記連動作用位置にあるときは、前記係合連係部材と前記連動部材との接続箇所が前記第2軸芯上に位置するように構成されている点にある。
その結果、第1操作部材の回動に伴って第2操作部材が連動して回動するとき、係合連係部材と連動部材との接続箇所は位置が変化することがないので、連動部材や切換操作具の操作状態が変化せず良好に連動操作させることができる。
前記第2操作部材が、前記第2操作対象としてのエンジンのアクセル装置を操作するためのアクセル連動操作部材であり、
前記係合連係部材が前記連動作用位置にあるときは、前記無段変速装置を増速側に変速操作するに伴って前記アクセル装置を高出力側に連動操作し、前記係合連係部材が前記非作用位置にあるときは、前記無段変速装置の変速操作にかかわらず、前記アクセル装置を操作しないように構成されている点にある。
本発明を作業車の一例としてのトラクタに適用した場合を例に説明する。図1は、トラクタの全体側面図である。この図に示すように、トラクタは、エンジン1の後部に連結されたクラッチハウジング4Aを備えて成る車体フレーム4と、この車体フレーム4の前部に操向操作及び駆動自在に設けた左右一対の前車輪3,3と、車体フレーム4の後部に駆動自在に設けた左右一対の後車輪5,5と、車体フレーム4の後端部の上方に位置する運転座席7及び運転座席7の前方に位置するステアリングホィール6を有した運転部8と、車体フレーム4の後端部に上下駆動揺動自在に設けた左右一対のリフトアーム18,18と、前記車体フレーム4の後端部から車体後方向きに突出した動力取り出し軸15とを備えている。
すなわち、無段変速装置10は、油圧ポンプ16の斜板16bの角度が変更操作されることにより、エンジン1から入力軸16aに伝達される駆動力を前進駆動力と後進駆動力とに変換して、かつ、前進駆動力も後進駆動力も無段階に変速して油圧モータ17のモータ軸で成る出力軸17aから出力し、副変速装置11及び後輪差動機構13を介して左右の後車輪5,5を駆動し、副変速装置11及び前輪差動機構12を介して左右の前車輪3,3を駆動する。
前進走行の場合も後進走行の場合も、変速ペダル24の踏み込みストロークを多くするほど、制御手段21が変速シリンダ26を高速側に操作して無段変速装置10がより高速側に変速操作され、トラクタの走行速度が上昇する。
つまり、変速連動操作部材78は、支軸71bの軸芯X1周りで回動自在にベース体71に支持される構成となっている。
この切換操作機構50は、位置決め機構70と、変速連動操作部材78と、支軸71bにボス部51aにて揺動自在に支持されたアクセル連動操作部材51と、アクセル連動操作部材51と変速連動操作部材78とを連動連係する連係状態と連動連係を解除する連係解除状態とに切り換え自在な移動操作体52とを備える。
この移動操作体52は、支軸56と、支軸56の配設箇所から周方向に間隔をあけて3つの方向に径方向外方に放射状に延びる3つのアーム部52bを備えた板状回動部52Aと、板状回動部52Aの1つのアーム部52bの先端側箇所に回転軸芯方向に沿って突出する状態で設けられた係合作用部としての係合ピン52Bとを備えている。
又、レバー支軸44には、連動入切レバー43と軸芯方向に沿って並ぶ状態で、その軸芯周りで揺動自在に中継操作部材66の長手方向の一端側箇所が支持されている。
連動入切レバー43と中継操作部材66とは、圧縮バネ45によりレバー支軸44の軸芯方向に押圧付勢され、ガタツキが生じないように保持されている。
そして、入り位置ONに近い所定位置まで操作されると、図16(b)に示すように、移動操作体52の係合ピン52Bがアクセル連動操作部材51の接当部63に接当してそれ以上の回動操作が規制される状態となる。
つまり、前記レバー側の引張りバネ65が、移動操作体52を接当部63に押圧付勢する付勢手段に対応する。
しかしながら、例えば、部材の損傷や塵埃の侵入により移動が阻害される等、何らかの理由により移動操作体52が非作用位置から連動作用位置への移動操作、つまり、操作ワイヤ59の引張り操作が阻止されている状態であれば、操作者が、連動入切レバー43の握り操作部43Bを手で持って、切り位置OFFから入り位置ONに向けて揺動操作しようとしても、その操作途中で移動操作が行なえないものとなる。
この状態において、変速ペダル24が操作されると、図16に示すように、変速ペダル24の操作力が連動ロッド76、回転部材75、変速連動操作部材78、移動操作体52、アクセル連動操作部材51、操作ワイヤ53を介してアクセル装置40の操作部40aに伝達される。
また、この場合、連動入切レバー43をレバーガイド46の切り欠き部46bに係入操作することにより、連動入切レバー43がレバー側の引張りバネ65によって切り欠き部46aの内部に維持されて入り位置ONに保持され、切換操作機構50を入り状態に保持できる。
(1)上記実施形態では、第1操作部材としての変速連動操作部材78の回動軸芯である第1軸芯と、第2操作部材としてのアクセル連動操作部材51の回動軸芯である第2軸芯とが同一軸芯X1上に位置する形態で構成されるものを示したが、次のように構成してもよい。
例えば、図18に示すように、変速連動操作部材78の回動軸芯である第1軸芯X3と、アクセル連動操作部材51の回動軸芯である第2軸芯X4とが、夫々異なる位置で且つ平行に位置する形態で、変速連動操作部材78及びアクセル連動操作部材51がベース体71に支持される構成としてもよい。
すなわち、図19に示すように、アクセル装置40を操作する電動アクチュエータ90と、アクセルレバー25の操作位置を検出するポテンショメータからなるアクセルレバーセンサ91と、連動入切レバー43の操作位置を検出するレバー位置検出スイッチ92とを備えて、制御手段21が、レバー位置検出スイッチ92による検出情報を基に、切換操作機構50が入り状態と切り状態とのいずれにあるかを判断し、切換操作機構50が切り状態にあると判断した場合、アクセルレバーセンサ91による検出情報と、アクセル装置40の操作状態を検出するアクセルセンサ93による検出情報とを基に、アクセル装置40がアクセルレバー25の操作位置に対応した回転速度をエンジン1に現出させる操作状態になるようアクセルアクチュエータ90を操作する構成である。
10 無段変速装置(第1操作対象)
40 アクセル装置(第2操作対象)
43 連動入切レバー(切換操作具)
51 アクセル連動操作部材(第2操作部材)
52 移動操作体(係合連係部材)
59 操作ワイヤ(連動部材)
63 接当部
65 レバー側のコイルバネ(付勢手段)
71 枠体
78 変速連動操作部材(第1操作部材)
X1,X3 第1軸芯
X1,X4 第2軸芯
X2 第3軸芯
Q 接続箇所
Claims (4)
- 第1操作対象を操作するために人為操作にて操作される第1操作部材と、第2操作対象を操作するための第2操作部材と、前記第1操作部材と前記第2操作部材とを連動連係する連係状態と連動連係を解除する連係解除状態とに切り換え自在な係合連係部材と、前記係合連係部材に連動部材を介して連動連係された人為操作式の切換操作具とが備えられた切換操作装置であって、
前記第1操作部材が第1軸芯周りで回動自在に枠体に支持され、
前記第2操作部材が第2軸芯周りで回動自在に前記枠体に支持され、
前記係合連係部材が、前記第2軸芯と平行な第3軸芯周りで回動自在に前記第2操作部材に支持され、且つ、回動に伴って、前記第1操作部材に接当係合して前記第1操作部材の回動に伴い前記第2操作部材を連動して回動させる前記連係状態に対応する連動作用位置と、接当係合が解除される前記連係解除状態に対応する非作用位置とにわたり位置変更自在に構成され、
前記係合連係部材が前記連動作用位置にあるときは、前記係合連係部材と前記連動部材との接続箇所が前記第2軸芯上に位置するように構成されている切換操作装置。 - 前記第1軸芯と前記第2軸芯とが同一軸芯上に位置する形態で、前記第1操作部材と前記第2操作部材とが前記枠体に支持されている請求項1記載の切換操作装置。
- 前記係合連係部材が前記非作用位置から前記連動作用位置に位置変更されたときに前記係合連係部材が接当する接当部が前記第2操作部材に備えられ、
前記係合連係部材を前記第2操作部材の前記接当部に押し付けるように押圧付勢する付勢手段が備えられている請求項1又は2記載の作業車の走行操作装置。 - 前記第1操作部材が前記第1操作対象としての走行駆動用の無段変速装置の変速操作に伴って操作される変速連動操作部材であり、
前記第2操作部材が、前記第2操作対象としてのエンジンのアクセル装置を操作するためのアクセル連動操作部材であり、
前記係合連係部材が前記連動作用位置にあるときは、前記無段変速装置を増速側に変速操作するに伴って前記アクセル装置を高出力側に連動操作し、前記係合連係部材が前記非作用位置にあるときは、前記無段変速装置の変速操作にかかわらず、前記アクセル装置を操作しないように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の切換操作装置。
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