JP5311768B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施例の概略断面構成を示す。本実施例の画像形成装置100は、電子写真方式を用いたレーザービームプリンタである。又、本実施例の画像形成装置100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色成分に分解された画像情報に従って形成した各色のトナー像を、中間転写体上に1次転写して一旦重ねた後に転写材に2次転写する、中間転写方式を採用している。先ず、本実施例の画像形成装置の全体構成及び動作を説明する。
次に、本実施例の画像形成装置100における1次転写部材5について詳しく説明する。本実施例では、第1〜第4の画像形成部Sa〜Sdで1次転写部材5は同一の構成を有する。
図2は、本実施例の1次転写部材5の概略分解斜視図である。又、図3は、本実施例における1次転写部材5、中間転写ベルト7及び感光ドラム1の位置関係を示す1次転写部N1の拡大図である。
1次転写部材5を、弾性部材51とシート部材52とを有する構成とすることで、シート部材52を弾性部材51により中間転写ベルト7の裏面に押圧することができる。従って、シート部材52を確実に中間転写ベルト7の裏面に接触させることができる。これにより、シート部材52と中間転写ベルト7との摺動性が良化し、1次転写部材5がスティックスリップすることを防止することができる。そして、中間転写ベルト7の駆動トルクの上昇を抑制することができる。又、シート部材52と中間転写ベルト7との均一な接触性を確保することができるため、1次転写部材5と中間転写ベルト7との長手方向での接触ムラに起因する縦スジ状の転写不良を防止することができる。
本実施例の効果を調べるため、プロセススピード100mm/secの画像形成装置100を用いて、以下に示す比較例と共に、初期と10k枚通紙後に、縦スジ、点状転写抜け、及び剥離放電跡ついて評価した。尚、以下に示す比較例の画像形成装置においても、第1〜第4の画像形成部Sa〜Sdで1次転写部材5は同一の構成を有する。
比較例1では、図4に示すように、シート部材52と中間転写ベルト7の接触領域Bが、感光ドラム1と中間転写ベルト7との接触領域Aより短い。比較例1における1次転写部材5の弾性部材51は、本実施例と同一のものを用いた。
比較例2では、図5に示すように、1次転写部材5がシート部材52のみで構成されており、弾性部材51がない。シート部材52と中間転写ベルト7とは、シート部材52に1次転写電源16により電圧が印加されたときのみ、シート部材52の静電吸着力だけで接触するものとする。比較例2における1次転写部材5のシート部材52は、本実施例と同一のものを用いた。
比較例3では、図6に示すようなブラシ形状の1次転写部材301を用いた。より具体的には、比較例3の1次転写部材301は、抵抗値が1×108Ω、パイル長(t3)3mm、幅(w3)5mmのポリアミドからなるブラシである。比較例3の1次転写部材301の配置は、実施例1と同一とした。
評価結果を表1に示す。ここでは、縦スジ状の転写不良、点状の画像抜け(点状転写抜け)、30%印字ハーフトーン画像での放電跡に着目し評価を行った。又、通紙耐久テストは、Xerox社製4024 坪量75g/m2で行い、10k枚通紙後の画像を評価した。
次に、本発明の参考例について説明する。本参考例の画像形成装置の基本的な構成及び動作は実施例1と同じである。従って、実施例1のものと同一又はそれに相当する要素には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
図7は、本参考例における1次転写部材5、中間転写ベルト7及び感光ドラム1の位置関係を示す1次転写部N1の拡大図である。本参考例では、第1〜第4の画像形成部Sa〜Sdで1次転写部材5は同一の構成を有する。
1次転写部材5を、弾性部材51とシート部材52とを有する構成することで、シート部材52を弾性部材51により中間転写ベルト7の裏面に押圧することができる。従って、シート部材52を確実に中間転写ベルト7の裏面に接触することができる。これにより、シート部材52と中間転写ベルト7との均一な接触性を確保することができ、1次転写部材5と中間転写ベルト7との長手方向での接触ムラに起因する縦スジ状の転写不良を防止することができる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。本実施例の画像形成装置は、ベルト体として、実施例1、参考例1における中間転写ベルトの代わりに、紙などの転写材を担持して搬送する転写材担持体としての転写ベルトを有する。そして、この転写ベルトを用いた画像形成装置の転写手段に対して、実施例1、参考例1にて説明したものと実質的に同一の構成を適用する。
図8は、本実施例の画像形成装置200の概略断面構成を示す。尚、本実施例における直接転写方式の画像形成装置200は、ベルト体として転写ベルトを用い、像担持体から転写材に直接トナー像を転写することを除いて、その構成及び動作は実施例1、参考例1における中間転写方式の画像形成装置100と共通するものが多い。従って、図1に示す実施例1、参考例1における中間転写方式の画像形成装置100のものと同一又はそれに相当する機能を有する要素には同一符号を付して、詳しい説明は省略する。
本実施例の画像形成装置200において、転写ベルト207上に担持されている転写材Pは、転写ベルト207にならって移動していく。そのため、各転写部nにおける転写材Pと感光ドラム1との接触領域は、その転写部nにおける転写ベルト207と感光ドラム1との接触領域と略同一である。従って、転写部材5に対して、実施例1、参考例1にて1次転写部材5に対して適用したのと同様に本発明を適用することができ、それにより実施例1、参考例1と同様の効果を得ることができる。即ち、各転写部nにおいて転写ベルト207に担持された転写材Pに形成されるトナー像に対して、実施例1、参考例1にて各1次転写部n1において中間転写ベルト7に形成されるトナー像に対して得られたものと同様の効果を得ることができる。
5 1次転写部材(転写部材)
7 中間転写ベルト(ベルト体)
51 弾性部材
52 シート部材
207 転写ベルト(ベルト体)
Claims (11)
- トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体と接触して移動可能なベルト体と、前記ベルト体を挟んで前記像担持体と対向する位置に設けられた転写手段と、前記転写手段に電圧を印加する電圧印加手段と、を有し、前記電圧印加手段により前記転写手段に電圧が印加されることで、前記像担持体上のトナー像が前記ベルト体又は前記ベルト体に担持された転写材に転写される画像形成装置において、
前記転写手段は、弾性部材と、前記ベルト体と前記弾性部材に挟持され前記ベルト体に面で接触するシート部材と、を有し、
前記ベルト体の移動方向に関して、前記像担持体と前記ベルト体との接触領域に前記シート部材と前記弾性部材が存在し、前記シート部材の下流端は、前記像担持体と前記ベルト体との接触領域の下流端よりも下流側に位置し、前記弾性部材の下流端は、前記像担持体と前記ベルト体との接触領域の下流端よりも下流側、且つ、前記シート部材の下流端よりも上流側に位置していることを特徴とする画像形成装置。 - 前記ベルト体の移動方向に関して、前記シート部材の前記ベルト体に接触する領域は、前記像担持体と前記ベルト体との接触領域よりも上流側の第1の領域、前記像担持体と前記ベルト体との接触領域に対応する第2の領域、前記像担持体と前記ベルト体との接触領域よりも下流側の第3の領域から成り、前記第1の領域は、前記第3の領域よりも狭いことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記弾性部材は、略直方体形状であり、一つの面が前記シート部材に面接触することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記ベルト体と前記弾性部材とにより前記シート部材を挟持する方向に関して、前記弾性部材の厚みが、前記シート部材の厚みよりも大きいことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記ベルト体の移動方向に関して、前記シート部材と前記弾性部材との接触領域の全領域が前記ベルト体と前記シート部材との接触領域内に存在することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記シート部材の前記ベルト体の移動方向における下流端は、自由端となっていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記弾性部材は、発泡スポンジ体であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記発泡スポンジ体は、発泡ウレタンであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記シート部材は、前記ベルト体の移動方向における上流側が前記ベルト体から離れるように屈曲していることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記弾性部材を前記像担持体に向って加圧する加圧部材を備えることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記像担持体と、その前記像担持体と対向する前記転写手段とが、それぞれ異なる色のトナーに対応して複数存在することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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