JP5289917B2 - 開閉体座板端部の遮蔽構造 - Google Patents
開閉体座板端部の遮蔽構造 Download PDFInfo
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Description
しかしながら、シール材は、一般的に、障害物感知装置を備えていない通常のシャッターカーテンに適用され、座板の下面に固定され、左右のガイドレールの間だけをシールするものであった。また、遮蔽性を高めるために、ガイドレール内のシャッターカーテン側部には、座板の延長上に、座板と分割して振止部を設け、その下面に同じく分割したシール材を設ける構造もあったが、分割部においてシール効果が得にくいとともに、振止部ではガイドレール内での障害物を感知することができなかった。このような事情から、ガイドレール内においても障害物感知を可能にしながら、シール効果も高めることのできる遮蔽構造の開発要請があった。
本発明の請求項1記載の開閉体座板端部の遮蔽構造は、一対のガイドレール1に幅方向Wの両側部3を挿入して昇降自在となった開閉体5と、
該開閉体5の開閉先端7に少なくとも前記両側部3の挿入分短く設けられた開閉体先端部材9と、
少なくとも前記両側部3の挿入分短く設けられ、前記開閉体先端部材9から垂下して該開閉体先端部材9内に後退自在となった障害物感知用座板13と、
前記一対のガイドレール1に幅方向の両側部3を挿入して前記座板13に垂設される可撓性シール材15と、
前記座板13の両端から延出して前記ガイドレール1内に挿入され、前記座板13に直接または間接に取り付けられて前記シール材15の上部を覆う延出部材29と、
を具備したことを特徴とする。
前記シール材15が中空部19bを有する管状に形成され、
前記ガイドレール1内における前記延出部材29に、前記シール材15の端部を保持するブラケット33が固定され、該ブラケット33は、一対の水平片35a,35bを垂直片37に連結してなるコ字状に形成され、下側の前記水平片35bが前記シール材15の端部で開口する前記中空部19bに挿入されて前記シール材15を保持することを特徴とする。
前記シール材15が複数に分割され、両端部における該分割シール材は、先端が前記ガイドレール1内に突出し基端が前記座板13に挿入されて保持されることを特徴とする。
図1は本発明に係る遮蔽構造を備えた電動シャッターの正面図である。
開閉体座板端部の遮蔽構造は、電動シャッター100に好適に用いることができる。電動シャッター100は、左右に一対のガイドレール1,1を設けた建物開口部2に設置される。電動シャッター100は、開閉体であるスラットカーテン5を構成部材として備える。スラットカーテン5は、一対のガイドレール1,1に幅方向Wの両側部3,3を挿入して開口部2に昇降自在にガイドされる。
スラットカーテン5は、側部3を、挿入分Aだけガイドレール1内に挿入してガイドされる。スラットカーテン5の開閉先端7には開閉体先端部材としての枠体9がボルト・ナット等の締結手段10にて固定され、枠体9は座板13を垂下した状態に支持する。枠体9は、少なくとも両側部3の挿入分Aだけスラットカーテン5の幅方向Wの寸法より短く形成されている。つまり、ガイドレール1と干渉しないようになされている。本実施の形態では、枠体9の幅方向Wの長さが、挿入分Aに加え、後述するシール材15の交換代a分さらに開閉先端7の幅方向Wの寸法よりも短く設定されている。また、枠体9の形状は、座板13を垂下可能とし後退自在とする形状であれば限定されるものではなく、本実施の形態では下面開口の断面コ字状に形成されている。
開閉先端7の屋内側面には障害物感知装置14が取り付けられ、障害物感知装置14はガイドレール1近傍の壁部等に取り付けられる不図示の操作盤(コントローラ)との間で制御信号の送受信を行う送信機14a等を内蔵する。枠体9にはマイクロスイッチSが内設され、マイクロスイッチSは作動片16の下方からの押圧にて接点回路を閉じるよう構成される。座板13の上部には一対の逆L字状の懸架片18,18が開脚して立設され、懸架片18,18は枠体9の下面開口11に上昇可能に吊持されている。つまり、着地による接地面Gからの反力、或いは障害物からの反力により座板13が押し上げられると、懸架片18,18が上昇し、作動片16を介してマイクロスイッチSを動作させるようになっている。このマイクロスイッチSの検出信号は、送信機14aを介してコントローラに送信される。
開閉先端7に固定される枠体9は、下面開口11を有する断面コ字状に形成されている。座板13は、枠体9と同一幅で形成され、上記の如く枠体9の下面開口11から垂下して枠体9内に後退自在となる。枠体9の端部にはガイド枠21が基端を挿入した状態で固定される。ガイド枠21は、下面開口25を有する断面コ字状に形成され、基端には固定片12(図2参照)に固定される鍔片21a,21aを有する。ガイド枠21は、枠体9の両端に固定され、図2に示したように先端23がガイドレール1内に挿入される。
なお、目隠し板27と延出部材29とは、一体構造として形成して座板13に固定、すなわち延出部材29を座板13に直接固定する構造としてもよく、或いは上記のように目隠し板27やその他の構成部材を介し、間接に延出部材29と座板13とを取り付ける構成としてもよく、シール材15の上部を覆うことが出来れば形状は任意でよい。
座板13の端部から延出するガイド枠21は、ガイドレール1のガイド開口Dに挿入可能な厚みdで形成される。ガイド枠21の先端23は、ガイドレール1の奥壁1aとの間に間隙nで離間され、昇降時の干渉が回避されている。なお、図示は省略するが、ガイドレール1にはスラットカーテン5の表裏面に摺接する塞ぎ部材が設けられ、塞ぎ部材はガイド開口Dとスラットカーテン5との隙間を塞ぎシール性を高めている。
座板13は、一対の懸架片18,18の間の底板部22に、リベット24等にて目隠し板27の下部固定片27aを固定している。座板13の下面にはシール材15の取付部26が形成されている。取付部26は、座板13の底板部22に、屋内外から取り付けられる一対の板金部材26a,26bからなる。底板部22に板金部材26a,26bがリベット28にて固定されることで、座板13の端部からのシール材15の挿入取り付けを可能とする挟持部26cが形成される。つまり、挟持部26cは、既設の座板13に、板金部材26a,26bを固定することにより後付け可能となっている。
延出部材29の端部にはブラケット33が固定ネジ30によって固定される。ブラケット33は、ガイドレール1内における延出部材29に固定され、シール材15の両端19を保持する。
シール材15の端部を支持するブラケット33は、一対の水平片35a,35bを垂直片37に連結してなるコ字状に形成される。ブラケット33は、下側の水平片35bがシール材の両端19で開口する中空部19bに挿入されて、シール材15を保持するとともに、垂直片37にて左右方向の移動を規制する。
図9は閉鎖状態のシャッターカーテン開閉先端の側面図である。
電動シャッター100は、電動モータMの駆動により巻取機構6が作動すると、スラットカーテン5が昇降される。スラットカーテン5は、両側部3がガイドレール1,1にガイドされて昇降される。これと同時に、枠体9から延設されたガイド枠21と、座板13に固定された目隠し板27と、目隠し板27に固定された延出部材29と、座板13から延出するシール材15の両端19,19もガイドレール1内を昇降する。
3…両側部
5…開閉体(スラットカーテン)
7…開閉先端
9…開閉体先端部材(枠体)
13…座板
15…シール材
17…シール材の上部
19…シール材の両端
19a…シール材の端部
19b…中空部
29…延出部材
31…延出部材の下面開口
33…ブラケット
35a,35b…一対の水平片
37…垂直片
A…挿入分
W…幅方向
Claims (2)
- 一対のガイドレールに幅方向の両側部を挿入して昇降自在となった開閉体と、
該開閉体の開閉先端に少なくとも前記両側部の挿入分短く設けられた開閉体先端部材と、
少なくとも前記両側部の挿入分短く設けられ、前記開閉体先端部材から垂下して該開閉体先端部材内に後退自在となった障害物感知用座板と、
前記一対のガイドレールに幅方向の両側部を挿入して前記座板に垂設される可撓性シール材と、
前記座板の両端から延出して前記ガイドレール内に挿入され、前記座板に直接または間接に取り付けられて前記シール材の上部を覆う延出部材と、
を具備し、
前記シール材が中空部を有する管状に形成され、
前記ガイドレール内における前記延出部材に、前記シール材の端部を保持するブラケットが固定され、該ブラケットは、一対の水平片を垂直片に連結してなるコ字状に形成され、下側の前記水平片が前記シール材の端部で開口する前記中空部に挿入されて前記シール材を保持することを特徴とする開閉体座板端部の遮蔽構造。 - 請求項1記載の開閉体座板端部の遮蔽構造であって、
前記シール材が複数に分割され、両端部における該分割シール材は、先端が前記ガイドレール内に突出し基端が前記座板に挿入されて保持されることを特徴とする開閉体座板端部の遮蔽構造。
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