[go: up one dir, main page]

JP5285589B2 - セラミックヒータの製造方法及びセラミックヒータ - Google Patents

セラミックヒータの製造方法及びセラミックヒータ Download PDF

Info

Publication number
JP5285589B2
JP5285589B2 JP2009284751A JP2009284751A JP5285589B2 JP 5285589 B2 JP5285589 B2 JP 5285589B2 JP 2009284751 A JP2009284751 A JP 2009284751A JP 2009284751 A JP2009284751 A JP 2009284751A JP 5285589 B2 JP5285589 B2 JP 5285589B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molded body
ceramic heater
insulating
binder
ceramic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009284751A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011129289A (ja
Inventor
雅寛 虎澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP2009284751A priority Critical patent/JP5285589B2/ja
Publication of JP2011129289A publication Critical patent/JP2011129289A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5285589B2 publication Critical patent/JP5285589B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Resistance Heating (AREA)

Description

導電性セラミックからなる発熱素子が絶縁性セラミックからなる基体にて保持されてなるセラミックヒータ及びその製造方法に関する。
従来、ディーゼルエンジンの始動補助等に用いられるグロープラグは、筒状の主体金具や通電により発熱する発熱体を内蔵するヒータ等を備える。また、前記ヒータとしては、セラミックヒータが採用される場合がある。セラミックヒータは、導電性を有するセラミック製の発熱素子が、絶縁性を有するセラミック製の基体によって保持されることで構成される(例えば、特許文献1等参照)。
このようなセラミックヒータは、例えば、次のようにして製造される。すなわち、導電性セラミック粉末及び可塑剤を含む素子材料を射出成形し、素子成形体を作製する。次いで、当該素子成形体に対して予備加熱を施すことで、素子成形体中の可塑剤を揮発・除去する。一方で、絶縁性セラミック粉末を主成分とし、所定のバインダを含む基体材料をプレス成形することで、前記基体の半分を構成する半割絶縁成形体を形成する。そして、半割絶縁成形体上に前記素子成形体を配置するとともに、前記基体材料により素子成形体を覆った上で、プレス加工を施す。これにより、素子成形体を覆う前記基体材料と半割絶縁成形体とが一体化され、前記基体となるべき絶縁成形体が形成されるとともに、当該絶縁成形体内に素子成形体が埋設された保持体が作製される。次いで、当該保持体を仮焼した上で、焼成加工や研磨加工等を施すことによりセラミックヒータが得られる。
ところで、上述のように、素子成形体の可塑剤を除去するために、予備加熱が行われるが、予備加熱により素子成形体が収縮してしまい、作製された各素子成形体間において寸法にバラツキが生じてしまうおそれがある。そこで、寸法バラツキの発生を抑制すべく、予備加熱を省略することが考えられる。
特開2006−351446号公報
ところが、予備加熱を行うことなく前記保持体を仮焼すると、素子成形体中に可塑剤が残留していることから、プレス成形に伴う残留応力により素子成形体が戻り変形(スプリングバック)を起こしてしまい、絶縁成形体〔特に半割絶縁成形体と、素子成形体を覆うようにして配置され、プレス成形によって形成された半割絶縁成形体(「第2半割絶縁成形体」と称す)との合わせ面〕に割れ(クラック)が生じてしまうおそれがある。また、可塑剤の気化に伴い発生するガスによって絶縁成形体が破損してしまうことも懸念される。これに対して、スプリングバッグやガス発生の要因となる可塑剤の含有量を減らすことが考えられるが、可塑剤の含有量を減らすと、素子成形体を所望の形状に成形することが非常に難しくなってしまう。
尚、このような問題は、上述の手法により保持体を製造した場合にのみ生じ得るものではない。例えば、シート成形や射出成形等により第1半割絶縁成形体と第2半割絶縁成形体とを形成した上で、両半割絶縁成形体に挟み込むようにして印刷成形やシート成形等により形成した発熱成形体を配置し、プレス加工により発熱成形体と絶縁成形体とを一体化して得られた保持体を仮焼する場合においても同様の問題が生じ得る。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、素子成形体の成形性を損なうことなく、予備加熱を省略することができ、ひいては生産効率の向上、及び、寸法バラツキの抑制を図ることができるセラミックヒータ及びその製造方法を提供することにある。
以下、上記目的を解決するのに適した各構成につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する構成に特有の作用効果を付記する。
構成1.本構成のセラミックヒータの製造方法は、絶縁性セラミックからなる基体と、
導電性セラミックからなり、前記基体中に埋設される発熱素子とを備えたセラミックヒータの製造方法であって、
少なくとも導電性セラミック粉末及び可塑剤を含む素子材料を成形して、前記発熱素子となるべき素子成形体を得る素子成形工程と、
少なくとも絶縁性セラミック粉末及びバインダを含む基体材料の中に、前記素子成形体を埋設した上で、プレスすることにより、前記素子成形体及び前記基体となるべき絶縁成形体が一体化されてなる保持体を得る保持体成形工程と、
前記保持体を仮焼する仮焼工程とを含み、
前記バインダは、前記可塑剤の分解温度よりも高い分解温度を有することを特徴とする。
尚、「分解温度」とあるのは、窒素雰囲気下において昇温速度10℃/minで測定したTG−DTA測定にて、揮発若しくは分解による吸熱ピークが確認される温度をいう。
上記構成1によれば、基体を構成する基体材料中のバインダの分解温度が、発熱素子を構成する素子材料中の可塑剤の分解温度よりも高い。従って、素子成形体の可塑剤を除去することなく保持体の仮焼を行ったときに、仮焼の初期段階においては、可塑剤の分解・除去が進む一方で、絶縁成形体のバインダはほとんど分解されることなく残存することとなる。すなわち、可塑剤が素子成形体中に残存している段階、換言すれば、素子成形体のスプリングバックや可塑剤の気化に伴うガスの発生が特に懸念される段階において、絶縁成形体は十分な強度を有することとなる。その結果、素子成形体のスプリングバック等による絶縁成形体の割れ(クラック)をより確実に防止することができる。また、絶縁成形体における微小クラックの発生も抑制することができるため、製造されるセラミックヒータの機械的強度等の向上を図ることができる。
さらに、本構成1によれば、仮焼の前段階において、素子成形体に予備加熱を施す必要がなくなる。従って、生産効率の向上を図ることができるとともに、寸法バラツキの発生を効果的に抑制することができる。
尚、絶縁成形体の割れ防止を一層確実に図るという観点から、素子成形体中の可塑剤を除去している段階で、絶縁成形体中のバインダが分解されることなく、十分に残存していることが望ましい。従って、バインダの分解温度が、可塑剤の分解温度よりも十分に高いことが望ましく、バインダの分解温度が可塑剤の分解温度よりも50℃以上高いことがより望ましく、バインダの分解温度が可塑剤の分解温度よりも100℃以上高いことがより一層望ましい。
構成2.本構成のセラミックヒータの製造方法は、上記構成1において、射出成形により前記素子成形体を成形することを特徴とする。
上述のように、素子成形体は、印刷成形やシート成形、射出成形等、様々な成形手法により形成することができる。ここで、素子成形体を射出成形により形成する場合には、印刷成形やシート成形と比較して、成形性を高めるべく素子材料中のバインダ含有量が比較的多くされ得る。そのため、仮焼時において、素子成形体のスプリングバックが生じやすく、また、可塑剤の気化に伴うガスの発生量が比較的多くなりやすい。すなわち、射出成形により形成した素子成形体を有する保持体については、仮焼時における絶縁成形体の割れが一層懸念される。
この点、上記構成2によれば、素子成形体が射出成形により形成されるため、絶縁成形体の割れがより懸念されるところであるが、上記構成1を採用することで、このような懸念を払拭することができる。換言すれば、上記構成1は、素子成形体を射出成形により形成する場合において特に有意であるといえる。
構成3.本構成のセラミックヒータの製造方法は、上記構成1又は2において、前記保持体は、その外表面から前記素子成形体までの距離が2.0mm以下であることを特徴とする。
上記構成3によれば、保持体は、その外表面から素子成形体までの距離が2.0mm以下とされている。すなわち、絶縁成形体の肉厚が2.0mm以下とされているため、絶縁成形体の形成に用いる基体材料の量を減少させることができる。従って、製造コストの抑制を図ることができる。
一方で、絶縁成形体の肉厚が2.0mm以下と比較的薄いため、絶縁成形体の割れがより一層懸念されるが、上記構成1等を採用することで、このように絶縁成形体を比較的薄くした場合であっても、絶縁成形体の割れを効果的に防止することができる。すなわち、上記構成1等により発揮される絶縁成形体の割れ防止という作用効果は、予備加熱を省略できるという生産効率の向上効果を奏するとともに、基体材料の削減による製造コストの抑制という効果をも奏することができるのである。
構成4.本構成のセラミックヒータの製造方法は、上記構成1乃至3のいずれかにおいて、前記素子成形体は、前記保持体成形工程におけるプレス方向に沿った厚さが1.0mm以上3.0mm以下であることを特徴とする。
上記構成4によれば、前記素子成形体のプレス方向に沿った厚さが1.0mm以上と比較的厚くされている。そのため、素子成形体のスプリングバックに伴う絶縁成形体の割れが一層懸念されるが、上記構成1等を採用することで、このような懸念を払拭することができる。換言すれば、上記構成1等は、素子成形体が比較的厚い場合において特に有意であるといえる。
尚、絶縁成形体の割れ防止をより確実に実現するという観点からは、素子成形体を比較的薄くすることが好ましく、素子成形体のプレス方向に沿った厚さを3.0mm以下とすることが好ましいといえる。但し、上記構成1等によれば、素子成形体のプレス方向に沿った厚さが3.0mmを超えていても絶縁成形体の割れを十分に抑制することができる。
構成5.上記構成1乃至4のいずれかに記載のセラミックヒータの製造方法によって製造されたセラミックヒータ。
上記構成5のセラミックヒータは、上記構成1等に記載された製造方法によって製造されるため、製造されたセラミックヒータ間における寸法バラツキが抑制されることとなる。また、仮焼時において絶縁成形体が十分な強度を有するため、絶縁成形体(基体)における微小クラックの発生を抑制することができる。そのため、上記構成5のセラミックヒータは、優れた機械的強度等を有することとなる。
本実施形態におけるグロープラグの構成を示すものであり、(a)は、グロープラグの断面図であり、(b)は、グロープラグの正面図である。 グロープラグの先端部を示す部分拡大断面図である。 セラミックヒータの製造工程を示すフローチャートである。 第1半割絶縁成形体の収容凹部に素子成形体を設置する過程を説明する斜視図である。 保持体を示す斜視図である。 (a)は、保持体の焼成時におけるプレス方向を示す断面図であり、(b)は、得られた焼成体を示す断面図である。 第2実施形態におけるセラミックヒータの構成を示す斜視図である。 第2実施形態におけるセラミックヒータの製造方法を模式的に説明するための斜視図である。
以下に、実施形態について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
まず、セラミックヒータ4を備えるセラミックグロープラグ1(以下、「グロープラグ1と称す」)について、図1(a),(b)及び図2を参照しつつ説明する。図1(a)は、グロープラグ1の縦断面図であり、図1(b)は、グロープラグ1の正面図である。また、図2は、セラミックヒータ4を中心に示す部分拡大断面図である。尚、図1,2においては、図の下側をグロープラグ1(セラミックヒータ4)の先端側、上側を後端側として説明する。
図1(a),(b)に示すように、グロープラグ1は、主体金具2、中軸3、セラミックヒータ4、外筒5、端子ピン6等を備えている。
主体金具2は、所定の金属材料(例えば、S45C等の鉄系素材)によって形成されるとともに、軸線CL1方向に沿って延びる軸孔7を有している。さらに、前記主体金具2の長手方向中央部外周には、グロープラグ1をエンジンのシリンダヘッド等に取付けるための雄ねじ部8が形成されている。併せて、主体金具2の後端部外周には断面六角形状をなす鍔状の工具係合部9が形成されており、前記シリンダヘッド等にグロープラグ1(雄ねじ部8)を取付ける際には、当該工具係合部9に使用される工具が係合されるようになっている。
また、主体金具2の軸孔7には、金属製で丸棒状をなす前記中軸3が収容されている。さらに、当該中軸3の先端部は、金属材料(例えば、SUS等の鉄系素材)によって形成された円筒状の接続部材10の後端部に圧入されるとともに、当該接続部材10の先端部には、前記セラミックヒータ4の後端部が圧入されている。そのため、中軸3とセラミックヒータ4とが接続部材10を介して機械的かつ電気的に接続されている。加えて、前記中軸3の先端側には、その外径が先端側に向けて細径化されてなる括れ部13が形成されており、当該括れ部13によって、中軸3に伝わる応力の緩和等が図られている。尚、接続部材10に代えて、所定のリード線などにより前記中軸3とセラミックヒータ4とを電気的に接続することとしてもよい。
さらに、前記中軸3の後端部には、金属製の前記端子ピン6が加締め固定されている。また、当該端子ピン6の先端部及び前記主体金具2の後端部の間には、両者間における直接的な電気的導通を防止すべく、絶縁性素材からなる絶縁ブッシュ11が設けられている。加えて、前記軸孔7内の気密性の向上等を図るべく、前記主体金具2及び中軸3の間には、前記絶縁ブッシュ11の先端部に接触するようにして絶縁性素材からなるOリング12が設けられている。
併せて、前記外筒5は、所定の金属材料によって筒状に形成されている。当該外筒5は、前記セラミックヒータ4の軸線CL1方向に沿った中間部分を保持しており、セラミックヒータ4の先端部は外筒5の先端から露出した状態となっている。さらに、外筒5は、自身の後端部が前記軸孔7に挿入された状態で、主体金具2及び外筒5の接触面外縁に沿ってレーザー溶接を施すことで、主体金具2に接合されている。尚、グロープラグ1をエンジン等に取付けた際には、前記外筒5の長手方向中央外周に形成されたテーパ部分が燃焼室との気密を確保するシールとしての役割を担うこととなる。
次に、セラミックヒータ4の詳細について説明する。図2に示すように、セラミックヒータ4は、絶縁性セラミックによって構成されるとともに、軸線CL1方向に延びる丸棒状の基体21を有し、その内部に、導電性セラミックよりなる長細いU字状をなす発熱素子22が埋設状態で保持されている。また、発熱素子22は、一対の棒状のリード部23,24と、前記リード部23,24の先端部同士を連結する連結部25とを備え、当該連結部25のうち特に先端側の部分が発熱部26となっている。発熱部26は、いわゆる発熱抵抗体として機能する部位であり、曲面状に形成されたセラミックヒータ4の先端部分において、その曲面に沿うようにして断面略U字状をなしている。また、本実施形態においては、発熱部26の断面積がリード部23,24の断面積よりも小さくなるようにして構成されており、通電時には、前記発熱部26において積極的に発熱が行われるようになっている。
さらに、前記リード部23,24は、それぞれセラミックヒータ4の後端側に向けて互いに略平行に延設されている。加えて、一方のリード部23の後端寄り位置には、電極取出部27が外周方向に突設されている。また、当該電極取出部27は、セラミックヒータ4の外周面に露出している。同様に、他方のリード部24の後端寄りの位置にも、電極取出部28が外周方向に突設されており、当該電極取出部28が、セラミックヒータ4の外周面に露出している。尚、前記一方のリード部23の電極取出部27は、前記軸線CL1方向に沿って、前記他方のリード部24の電極取出部28よりも後端側に位置している。
加えて、電極取出部27の露出部分は、前記接続部材10の内周面に接触しており、接続部材10に接続された中軸3と前記リード部23との電気的導通が図られている。また、前記電極取出部28の露出部分は、外筒5の内周面に対して接触しており、外筒5に接合された主体金具2とリード部24との電気的導通が図られている。すなわち、本実施形態では、中軸3と主体金具2とが、グロープラグ1において、セラミックヒータ4の発熱部26に通電するための陽極・陰極として機能するようになっている。
加えて、本実施形態では、前記セラミックヒータ4のうち、発熱素子22が、導電性材料(例えば、モリブデンやタングステンの珪化物、窒化物或いは炭化物など)、及び、セラミック材料(例えば、窒化珪素やアルミナ等)からなる導電性セラミック粉末と、可塑剤〔例えば、ジブチルフタレート(DBP)等〕とを含む素子材料が焼成されることで形成されている。尚、素子材料中における可塑剤の含有量は特に限定されるものではないが、本実施形態においては、0.5質量%以上10質量%以下とされている。また、素子材料は、バインダやその他の各種焼結助剤等を含んで構成されることとしてもよい。
一方で、前記基体21は、絶縁性セラミック粉末(例えば、窒化珪素やアルミナ等)及びバインダ(例えば、アクリル系バインダ)を含む基体材料が焼成されることで形成されている。本実施形態において、前記基体材料中のバインダは、その分解温度が比較的高いもの(例えば、390℃程度)である。そのため、当該バインダの分解温度は、素子材料を構成する可塑剤の分解温度(約280℃)よりも十分に高いものとなっている。
次いで、上述したセラミックヒータ4の製造方法を説明する。尚、特に明記しない部位については、従来公知の方法により製造されるものとする。
まず、前記セラミックヒータ4を製造しておく。すなわち、図3に示すように、素子成形工程(S1)において、上述した発熱素子22の前駆体である素子成形体31(図4参照)を成形する。詳述すると、まず、原料調整工程(S11)においては、導電性材料に、セラミック材料を水の中でスラリー状にするとともに、スプレードライを施し、乾燥させることで粉末状の素子材料を得る。
次いで、成形工程(S12)において、前記素子材料にバインダや可塑剤等を混入したものを混錬するとともに、当該素子材料を射出成形することで、素子成形体31を作製する。当該素子成形体31は、図4に示すように、未焼成のリード部32,33と、リード部32,33の先端側(図の左側)を連結するU字形状の未焼成の連結部34とを備えている。また、素子成形体31は、後述する保持体成形工程(S3)におけるプレス方向に沿った厚さTが1.0mm以上とされている。
次いで、素子成形工程(S1)とは別に、半割絶縁成形体成形工程(S2)において、基体21の半分を構成する第1半割絶縁成形体41(図4参照)を形成する。すなわち、絶縁性セラミック粉末及びバインダ等を窒化珪素製の球石を使用して水の中で40時間湿式混合する。次いで、スプレードライを施し、粉末状とすることで、基体材料を得る。
そして、得られた基体材料を所定の金型装置(図示せず)によりプレス成形することで、第1半割絶縁成形体41が形成される。尚、金型装置としては、例えば、平面視長方形状の開口を有する枠形状の外枠と、当該外枠に対して上下動可能な下型及び上型とを備えたものが用いられる。第1半割絶縁成形体41の成形にあたっては、まず、前記外枠の開口に下型の凸部を挿通させた状態とし、外枠の開口内に、前記基体材料を所定量充填した上で、前記上型を下動させ、所定圧力でプレスする。これにより、収容凹部41Sの形成された第1半割絶縁成形体41が得られる。尚、素子成形体31の成形と、第1半割絶縁成形体41の成形とは、どちらを先に行うこととしてもよい。
次いで、保持体成形工程(S3)において、前記半割絶縁成形体41及び素子成形体31、並びに、前記基体材料を用いて保持体51(図5参照)の成形が行われる。この保持体51の成形に際しても所定の金型装置(図示せず)が使用される。尚、金型装置は、例えば上記同様の枠形状をなす外枠と、当該外枠に対して上下動可能な下型及び上型とを備えている。
保持体成形工程(S3)においては、まず、前記外枠の開口に下型の凸部を挿通させた上で、当該凸部の上に第1半割絶縁成形体41をセットする。次いで、セットされた第1半割絶縁成形体41の収容凹部41Sに、素子成形体31を設置する。次に、前記外枠の開口内に、前記基体材料を充填し、上型の凸部を開口に挿通した上で、上型を下動させ、所定圧力でプレスする。これにより、図5に示すように、外枠の開口内に充填された基体材料が成形され、第2半割絶縁成形体42が成形される。また、図5及び図6(a)に示すように、両半割絶縁成形体41,42が一体化されて絶縁成形体52が形成されるとともに、素子成形体31と絶縁成形体52とが一体化されてなる保持体51が得られる。尚、本実施形態において、保持体51は、その表面から素子成形体31までの距離(絶縁成形体52の肉厚)Dが2.0mm以下とされている。
次いで、仮焼工程(S4)において、前記保持体51を、窒素ガス雰囲気下で所定温度(例えば、約800℃)にて加熱し、素子成形体31中の可塑剤や絶縁成形体52中のバインダを除去する。このとき、絶縁成形体52中のバインダの分解温度は、素子成形体31中の可塑剤の分解温度よりも高いため、仮焼工程の初期段階においては、前記可塑剤の除去が促進され、ある程度の可塑剤が除去された後に、バインダが除去されることとなる。
その後、離型剤塗布工程(S5)において、保持体51の外表面全体に離型剤が塗布される。続いて、保持体51が焼成工程(S6)に供される。この工程では、いわゆるホットプレス法による焼成が行われる。すなわち、図示しないホットプレス加工機を用い、非酸素雰囲気下で、1800℃、1.5時間、ホットプレス圧力25MPaにて保持体51を加圧・加熱することにより、図6(b)に示す焼成体61を得る。尚、焼成工程においては、焼成後の焼成体61が略円柱状となるように、上述したセラミックヒータ4の外形に準じた形状の凹部を有するカーボン治具が用いられる。また、保持体51は、図6(a)において矢印で示すように一軸加圧条件下で加圧される。
その後、研磨工程(S7)において、焼成体61に各種研磨加工を施すことで、上述したセラミックヒータ4が得られる。尚、研磨加工としては、公知のセンタレス研磨機を用いて焼成体61の外周を研磨し、電極取出部27,28を外周面から露出させるセンタレス研磨や、基体21の先端部に曲面加工を施し、外周面と発熱部26との距離の均一化を図るためのR研磨などがある。
続いて、得られたセラミックヒータ4と、従来公知の手法により製造した主体金具2等とを組付ける。これにより、上述したグロープラグ1を得ることができる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、基体21を構成する基体材料中のバインダの分解温度が、発熱素子22を構成する素子材料中の可塑剤の分解温度よりも高い。従って、素子成形体31の可塑剤を除去することなく(予備加熱を行うことなく)保持体51の仮焼を行ったときに、仮焼工程(S4)の初期段階においては、可塑剤の分解・除去が進む一方で、絶縁成形体52のバインダはほとんど分解されることなく残存することとなる。すなわち、可塑剤が素子成形体31中に残存している段階、換言すれば、素子成形体31のスプリングバックや可塑剤の気化に伴うガスの発生が特に懸念される段階において、絶縁成形体52は十分な強度を有することとなる。その結果、素子成形体31のスプリングバック等による絶縁成形体52の割れ(クラック)をより確実に防止することができる。また、絶縁成形体52における微小クラックの発生も抑制することができるため、製造されるセラミックヒータ4の機械的強度等の向上を図ることができる。
さらに、上記実施形態によれば、仮焼工程(S4)の前段階において、素子成形体31に予備加熱を施す必要がなくなる。従って、生産効率の向上を図ることができるとともに、寸法バラツキの発生を効果的に抑制することができる。
特に、上記実施形態のように、素子成形体31を射出成形により形成したり、素子成形体31のプレス方向に沿った厚みTを1.0mm以上としたり、絶縁成形体52の肉厚Dを2.0mm以下としたりした場合には、絶縁成形体52の割れがより懸念されるところであるが、基体材料中のバインダの分解温度を、素子材料中の可塑剤の分解温度よりも高くすることで、このような懸念を払拭することができる。
尚、上記実施形態のように第1半割絶縁成形体41上に、粉末状の基体材料を配置し、プレス成形により絶縁成形体52(保持体51)を得る手法(いわゆる粉末プレス成形)を用いた場合には、仮焼工程に際して、可塑剤の気化により発生したガスが絶縁成形体51の外部へと排出されやすい。従って、絶縁成形体51の割れをより一層確実に防止という点において、粉末プレス成形により絶縁成形体52を形成することがより好ましいといえる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態について、特に上記第1実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第1実施形態におけるセラミックヒータ4は、棒状の基体21内に棒状の発熱素子22が埋設されて構成されている。これに対して、本第2実施形態におけるセラミックヒータ71は、図7に示すように、板状の基体72の内部に発熱素子73が埋設されてなるセラミック積層体74が、アルミナを主成分とする円柱状の芯材75に巻き付けられて構成されている。前記基体72は、シート成形により形成された第1セラミック層72Aと、第2セラミック層72Bとが積層されて構成されている。また、発熱素子73の基端側には、第2セラミック層72Bに形成されるスルーホール76(図8参照)を介して、発熱素子73に電気的に接続される電極取出部77,78が設けられている。尚、電極取出部77は、中軸3に対して電気的に接続される一方で、電極取出部78は、外筒5や主体金具2の内周面に対して接触するように構成されている。
次いで、セラミックヒータ71の製造方法について説明する。
まず、図8に示すように、アルミナを主成分とする芯材75の材料を大気中で1250℃から1400℃で加熱し、円柱状をなす芯材成形体85を形成する。尚、芯材成形体85の形状としては、円柱状に限られず、例えば、円筒状、四角柱状、六角柱状等、種々の形状を採用することができる。
次いで、絶縁性セラミック粉末(例えば、窒化珪素やアルミナ等)及びバインダ(例えば、アクリル系バインダ)を含む基体材料に溶媒を加えた上で、ボールミル等で混合することによりスラリーを得る。そして、得られたスラリーをドクターブレード法等のシート成形法を用いてシート状に成形した後、得られたシートを乾燥させ、第1セラミック層72Aとなる第1半割絶縁成形体82A、及び、第2セラミック層72Bとなる第2半割絶縁成形体82Bを得る。
次に、可塑剤を含む前記素子材料に溶媒を加えたものを用いて、前記第1半割絶縁成形体82A上に発熱素子73となる素子成形体83を印刷成形する。尚、印刷成形後、素子成形体83を乾燥させることで、前記溶媒を揮発させることとしてもよい。次いで、この印刷面側に、前記第2半割絶縁成形体82Bを積層し、両半割絶縁成形体82A,82Bにて素子成形体83を挟んだ状態でプレスする。これにより、第1、第2半割絶縁成形体82A,82Bからなる絶縁成形体82と前記素子成形体83とが一体化され、前記セラミック積層体74となるべき保持体84が得られる。
その後、得られた保持体84を前記芯材成形体85に巻回した上で、非酸素雰囲気下にて1550℃で焼成する。これにより、前記保持体84及び芯材成形体85が焼成され、セラミック積層体74及び芯材75となり、上述のセラミックヒータ71が得られる。
以上、上記第2実施形態によれば、上記第1実施形態と同様に、素子成形体83の予備加熱が不要となり、セラミックヒータ71の機械的強度や生産効率の向上、及び、寸法バラツキの抑制を図ることができる。
次に、上記実施形態によって奏される作用効果を確認すべく、クラック確認試験を行った。すなわち、可塑剤としてDBP(ジブチルフタレート)を含有する素子材料を用いて、保持体成形工程におけるプレス方向に沿った厚さを0.5mm、1.0mm、3.0mm、又は、5.0mmとした素子成形体を形成した上で、当該素子成形体とパラフィンワックス(比較例)又はアクリル系バインダ(実施例)をバインダとして含有する基体材料により形成された厚さが0.5mm、2.0mm、又は、4.0mmの絶縁成形体とをプレス加工により一体化することで、保持体のサンプルを複数形成した。そして、各サンプルを800℃で所定時間に亘って仮焼した上で、仮焼されたサンプルの表面に離型剤を塗布し、離型剤の染み込みの有無を確認した。ここで、絶縁成形体にクラックが存在せず、離型剤の染み込みが確認されなかったサンプルは、「◎」の評価を下すこととし、絶縁成形体に極めて微小なクラックが存在していたものの離型剤の染み込みは確認されなかったサンプルは、「○」の評価を下すこととした。一方で、絶縁成形体にクラックが存在し、離型剤の染み込みが確認されたサンプルについては、「×」の評価を下すこととした。表1に、基体材料のバインダとしてパラフィンワックスを用いた比較例に係るサンプルの試験結果を示し、表2に、基体材料のバインダとしてアクリル系バインダを用いた実施例に係るサンプルの試験結果を示す。尚、各サンプルともに素子成形体の予備加熱を行うことなく、保持体の仮焼を行った。また、素子材料の可塑剤(DBP)の分解温度は約280℃であったところ、比較例に係る基体材料のバインダ(パラフィンワックス)の分解温度は約140℃であり、実施例に係る基体材料のバインダ(アクリル系バインダ)の分解温度は約390℃であった。
Figure 0005285589
Figure 0005285589
表1に示すように、バインダとしてパラフィンワックスを用いたサンプルのうち、特に素子成形体のプレス方向に沿った厚さを1.0mm以上としたり、絶縁成形体の厚さを2.0mm以下としたりしたサンプルは、絶縁成形体にクラックや離型剤の染み込みが発生し得ることが明らかとなった。これは、基体材料のバインダの分解温度が、素子材料の可塑剤の分解温度よりも低かったため、仮焼の初期段階においてバインダが分解・揮発されてしまい、ひいては素子成形体に可塑剤が残存し、スプリングバック等が生じ得る状態において絶縁成形体の強度が低下してしまったことによると考えられる。
これに対して、表2に示すように、バインダとしてアクリル系バインダを用いたサンプルは、比較例に係るサンプルにおいて離型剤の染み込み等が生じてしまうような条件であっても、離型剤の染み込みが確認されなかった。これは、仮焼の初期段階において、絶縁成形体のバインダがほとんど分解されることなく残存していたため、可塑剤が素子成形体中に残存しているときにおいて、素子成形体のスプリングバック等に対して絶縁成形体が十分な強度を有していたためであると考えられる。
以上、上記確認試験の結果を勘案して、絶縁成形体の割れを防止するという観点から、基体材料のバインダとして、可塑剤の分解温度よりも高い分解温度を有するものを用いることが有意であるといえる。また、このようなバインダを用いることは、素子成形体のプレス方向に沿った厚さを1.0mm以上としたり、絶縁成形体の厚さを2.0mm以下としたりして、絶縁成形体の割れが一層懸念される場合において特に有意であるといえる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、基体材料を構成するバインダとしてアクリル系バインダを示しているが、利用可能なバインダはこれに限定されるものではなく、素子材料を構成する可塑剤の分解温度との関係において、上述した条件を満たすバインダであればよい。
(b)上記実施形態では、素子材料を構成する可塑剤としてDBPを例示しているが、利用可能な可塑剤はこれに限定されるものではない。
(c)上記実施形態では、素子成形体31のプレス方向に沿った厚さTが1.0mm以上とされ、絶縁成形体52の肉厚Dが2.0mm以下とされているが、素子成形体31の厚さTや絶縁成形体52の肉厚Dはこれに限定されるものではない。
(d)上記第1実施形態では、素子成形体31のリード部32,33は連結部34により連結されているが、リード部32,33の後端側に、両者を接続するサポート部を一体的に形成することとしてもよい。この場合には、比較的細く、また、焼成前であり強度の低い連結部34への応力の集中を防止でき、連結部34の割れや折れ等をより確実に防止することができる。尚、前記サポート部を設けた場合、当該サポート部は焼成工程後に切断されることとなる。
(e)上記実施形態において、絶縁成形体52(82)を成形するにあたっては、粉末プレス成形法やシート成形法が用いられているが、他の成形方法(例えば、射出成形法等)により絶縁成形体を成形することとしてもよい。
(f)上記実施形態において、素子成形体31(83)は、射出成形法や印刷成形法により形成されているが、他の成形手法により素子成形体を得ることとしてもよい。例えば、所定のバインダを配合した素子材料をシート成形することで導電性のシートを作製するとともに、当該導電性のシートを所定の金型により打抜くことで素子成形体を得ることとしてもよい。また、素子材料に所定のバインダ及び溶媒を混合したスラリーを作製するとともに、当該スラリーを第1半割絶縁成形体の収容凹部に流し込み、乾燥(溶媒揮発)させることで素子成形体を得ることとしてもよい。
1…グロープラグ、4…セラミックヒータ、21…基体、22…発熱素子、31…素子成形体、41…第1半割絶縁成形体、42…第2半割絶縁成形体、51…保持体、52…絶縁成形体。

Claims (5)

  1. 絶縁性セラミックからなる基体と、
    導電性セラミックからなり、前記基体中に埋設される発熱素子とを備えたセラミックヒータの製造方法であって、
    少なくとも導電性セラミック粉末及び可塑剤を含む素子材料を成形して、前記発熱素子となるべき素子成形体を得る素子成形工程と、
    少なくとも絶縁性セラミック粉末及びバインダを含む基体材料の中に、前記素子成形体を埋設した上で、プレスすることにより、前記素子成形体及び前記基体となるべき絶縁成形体が一体化されてなる保持体を得る保持体成形工程と、
    前記保持体を仮焼する仮焼工程とを含み、
    前記バインダは、前記可塑剤の分解温度よりも高い分解温度を有することを特徴とするセラミックヒータの製造方法。
  2. 射出成形により前記素子成形体を成形することを特徴とする請求項1に記載のセラミックヒータの製造方法。
  3. 前記保持体は、その外表面から前記素子成形体までの距離が2.0mm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のセラミックヒータの製造方法。
  4. 前記素子成形体は、前記保持体成形工程におけるプレス方向に沿った厚さが1.0mm以上3.0mm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のセラミックヒータの製造方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のセラミックヒータの製造方法によって製造されたセラミックヒータ。
JP2009284751A 2009-12-16 2009-12-16 セラミックヒータの製造方法及びセラミックヒータ Expired - Fee Related JP5285589B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009284751A JP5285589B2 (ja) 2009-12-16 2009-12-16 セラミックヒータの製造方法及びセラミックヒータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009284751A JP5285589B2 (ja) 2009-12-16 2009-12-16 セラミックヒータの製造方法及びセラミックヒータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011129289A JP2011129289A (ja) 2011-06-30
JP5285589B2 true JP5285589B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=44291679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009284751A Expired - Fee Related JP5285589B2 (ja) 2009-12-16 2009-12-16 セラミックヒータの製造方法及びセラミックヒータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5285589B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5572129B2 (ja) * 2011-06-22 2014-08-13 日本特殊陶業株式会社 セラミックヒータの製造方法
JP6251578B2 (ja) * 2014-01-20 2017-12-20 日本特殊陶業株式会社 グロープラグ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09180867A (ja) * 1995-12-26 1997-07-11 Toyota Motor Corp 積層型セラミックヒータ
JP2000290077A (ja) * 1999-04-09 2000-10-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 積層セラミック電子部品の製造方法
JP4167517B2 (ja) * 2003-03-19 2008-10-15 京セラ株式会社 多層回路基板の製造方法
JP4555641B2 (ja) * 2004-09-06 2010-10-06 日本特殊陶業株式会社 グロープラグ
JP4699816B2 (ja) * 2005-06-17 2011-06-15 日本特殊陶業株式会社 セラミックヒータの製造方法及びグロープラグ
JP4567620B2 (ja) * 2006-03-09 2010-10-20 日本特殊陶業株式会社 セラミックヒータ及びグロープラグ
CN101641996B (zh) * 2007-03-29 2013-09-25 京瓷株式会社 陶瓷加热器及其模具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011129289A (ja) 2011-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1768456B1 (en) Ceramic heater, and glow plug using the same
CN100588300C (zh) 陶瓷加热器与其生产方法以及具有该陶瓷加热器的电热塞
JP5330867B2 (ja) セラミックヒータ及びグロープラグ
JP3411498B2 (ja) セラミックヒータ、その製造方法、及びセラミックグロープラグ
JP4567620B2 (ja) セラミックヒータ及びグロープラグ
JP6140955B2 (ja) セラミックヒータの製造方法
JP4555151B2 (ja) セラミックヒータ、およびそのセラミックヒータを備えたグロープラグ
JP5285589B2 (ja) セラミックヒータの製造方法及びセラミックヒータ
JP2007335397A (ja) セラミックヒータ及びグロープラグ
JP5357628B2 (ja) セラミックヒータの製造方法
JP5643611B2 (ja) セラミックヒータの製造方法、及び、グロープラグ
JP5185025B2 (ja) セラミックス部材
JP5572129B2 (ja) セラミックヒータの製造方法
JP6404854B2 (ja) セラミック焼結体、セラミックヒータおよびグロープラグ
JP2010181125A (ja) セラミックヒータ及びグロープラグ
JP4803651B2 (ja) セラミックヒータの製造方法およびグロープラグの製造方法
JP6654818B2 (ja) セラミックヒータ及びその製造方法、並びにグロープラグ及びその製造方法
JP4559979B2 (ja) セラミックヒータの製造方法
JP6869839B2 (ja) セラミックヒータ、及びグロープラグ
JP7236970B2 (ja) セラミックヒータ及びグロープラグ
JP5744482B2 (ja) セラミックヒータ素子の製造方法およびグロープラグの製造方法
JP6168982B2 (ja) セラミックヒータ素子の製造方法
JP2000272974A (ja) ホットプレス方法およびホットプレス装置
JP6392271B2 (ja) セラミック焼結体、セラミックヒータおよびグロープラグ
JP6071426B2 (ja) セラミックヒータの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5285589

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees