JP5266847B2 - 印刷物製造方法及び印刷装置 - Google Patents
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Description
この印刷装置では、印刷動作と搬送動作とが交互に繰り返されて、媒体上に多数の印刷物が印刷される。なお、印刷動作の際には、印刷領域に複数の画像が印刷される。また、搬送動作の際には、印刷済みの部分が印刷領域外に搬出され、未だ印刷されていない部分が印刷領域に搬送される。
本発明は、記憶すべき画像データの量を軽減することを目的とする。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
このような印刷物製造方法によれば、記憶すべき画像データの量を軽減できる。
このような印刷装置によれば、メモリに記憶すべき画像データの量を軽減できる。
<プリンタの構成について>
図1は、プリンタ1の全体構成のブロック図である。また、図2は、プリンタ1の全体構成の概略図である。図3は、印刷領域付近の説明図である。以下、本実施形態のプリンタの基本的な構成について説明する。
なお、ホットプラテン41及び乾燥機構42は、媒体上の印刷画像や印刷物を乾燥させることができる装置であれば良く、例えば温風、赤外線、UV、マイクロ波などの電磁波を媒体に付与するような装置であって良い。
<第1実施形態の印刷物>
図4は、第1実施形態の印刷物の説明図である。
媒体は、一方が被印刷面であり他方が粘着面であるシール部材(基材)と、シール部材の粘着面を覆う剥離部材とから構成されている。シール部材は透明なフィルムから構成されている。但し、シール部材は透明である必要は無く、半透明な部材でも良いし、不透明な部材でも良い。また、媒体は、シール用紙でなくても良く、粘着面の無い透明フィルムであっても良いし、紙でも良い。
この印刷物は、媒体上に2個の画像を重ねて印刷することによって得られる。媒体上に最初に印刷される画像は、白インクを塗布することによって形成される矩形の画像(以下、「白画像」)である。また、白画像の上に印刷される画像は、「ABC」との文字画像(以下、「画像ABC」)である。言い換えると、この印刷物は、媒体上に白画像の第1層と、画像ABCの第2層とを重ねて形成することによって得られる。
本実施形態の印刷方法について説明する前に、比較例について説明する。図5は、比較例の印刷方法の説明図である。
比較例では、1回目の印刷動作の際に、プリンタ1は、ヘッド31を移動方向に移動させながら、6個の白画像を各領域にそれぞれ印刷する。
1回目の印刷動作の後(白画像を印刷した後)、プリンタ1は、媒体上に印刷された白画像が乾燥するまで待機する(待機動作)。白画像が乾燥する前に画像ABCを印刷すると、画像ABCが滲んでしまうためである。
待機動作の後、プリンタ1は、2回目の印刷動作を行う。2回目の印刷動作の際に、プリンタ1は、ヘッド31を移動方向に移動させながら、6個の画像ABCを各領域にそれぞれ印刷する。各領域には既に白画像が印刷されているため、画像ABCは白画像の上に重ねて印刷される。この2回目の印刷動作によって、印刷領域では、6個の印刷物が完成する。なお、2回目の印刷動作の際に、領域Bにマークも印刷される。
図6は、第1実施形態の印刷方法の説明図である。以下に説明する通り、第1実施形態では、プリンタは、領域A〜領域Cにそれぞれ白画像を印刷し領域D〜領域Fに画像ABCをそれぞれ印刷する印刷動作と、3個の印刷物の長さに相当する搬送量の搬送動作とを繰り返す。
第1実施形態では、印刷動作のたびに、3個の印刷物が完成することになる。
図7Aは、比較例の奇数回目の印刷動作のための画像データの説明図である。図7Bは、比較例の偶数回目の印刷動作のための画像データの説明図である。奇数回目の印刷動作のための画像データは、領域A〜領域Fに印刷するための6個の白画像を有する。また、偶数回目の印刷動作のための画像データは、領域A〜領域Fに印刷するための6個の画像ABCを有する。
比較例では、奇数回目の印刷動作と、偶数回目の印刷動作とでは、印刷領域に印刷すべき画像が異なっている。このため、プリンタ1のメモリ63には、2種類の画像データをそれぞれ記憶する必要がある。
図7Cは、第1実施形態の印刷動作のための画像データの説明図である。第1実施形態の印刷動作のための画像データは、領域A〜領域Cに印刷するための3個の白画像と、領域D〜領域Fに印刷するための3個の画像ABCとを有する。また、画像データは、領域Eに印刷するためのマークも有する。
つまり、本実施形態では、比較例と比べると、印刷領域に印刷すべき画像のデータ(画像データ)を記憶するための容量を小さくすることができる。
図8Bは、比較例の待機時間と比較例の搬送時間が同じ場合の処理時間の説明図である。この場合、図に示すように、比較例の印刷処理の速度と第1実施形態の印刷処理の速度は同程度である。なお、この図からも、比較例の待機時間が比較例の搬送時間よりも短い場合に、第1実施形態の方が比較例よりも有利であることが理解できる。
図8Cは、比較例の待機時間が比較例の搬送時間よりも長い場合の処理時間の説明図である。この場合、図に示すように、比較例の印刷処理の方が、第1実施形態の印刷処理よりも、短時間で多くの印刷物を印刷できる。
図9は、第1実施形態の変形例の説明図である。以下に説明する通り、この変形例では、プリンタは、領域Aに白画像を印刷し領域Fに画像ABCを印刷する印刷動作と、1個の印刷物の長さに相当する搬送量の搬送動作とを繰り返す。
1回目の印刷動作の後、プリンタ1は、1個の印刷物の長さに相当する搬送量で媒体を搬送する(搬送動作)。この搬送動作によって、未だ画像の印刷されていない媒体が領域Aに搬送され、1回目の印刷動作の際に領域Aで印刷された白画像が領域Bに搬送される。
そして、6回目の印刷動作においても、プリンタ1は、1回目の印刷動作と同様に、領域Aに白画像を印刷し、領域Fに画像ABCを印刷する。但し、6回目の印刷動作では、領域Fには1回目の印刷動作で印刷された白画像がある。このため、6回目の印刷動作によって、領域Fで1個の印刷物が完成する。
この変形例では、前述の第1実施形態と同様に、いずれの印刷動作においても、印刷領域に印刷すべき画像が同じである。このため、プリンタ1のメモリ63には、1種類の画像データを記憶するだけでよい。
この変形例では、印刷動作のたびに1個の印刷物が印刷されるので、第1実施形態と比較すると、印刷速度は遅くなるかもしれない。但し、この変形例では、白画像を印刷してから画像ABCを印刷するまでの時間が長くなるので、ホットプラテン41の上で白画像を十分に乾燥させてから画像ABCを印刷することができる。
この変形例の搬送動作の搬送量は、第1実施形態の搬送動作の搬送量よりも短い。このため、変形例では、乾燥機構42は1個の領域(例えば領域A)に相当する範囲において媒体を加熱できれば良いので、省電力化を図ることができる。
<第2実施形態の印刷物>
図10Aは、第2実施形態の印刷物の説明図である。第1実施形態の印刷物と比べると、媒体上に印刷される画像の数(層の数)が異なる。
媒体は、一方が被印刷面であり他方が粘着面であるシール部材(基材)と、シール部材の粘着面を覆う剥離部材とから構成されている。シール部材は透明なフィルムから構成されている。但し、シール部材は透明である必要は無く、半透明な部材でも良いし、不透明な部材でも良い。また、媒体は、シール用紙でなくても良く、粘着面の無い透明フィルムであっても良いし、紙でも良い。
この印刷物は、媒体上に3個の画像を重ねて印刷することによって得られる。媒体上に最初に印刷される画像は、1層目の白画像である。また、1層目の白画像の上に印刷される画像は、2層目の白画像である。また、2層目の白画像の上に印刷される画像は、画像ABCである。言い換えると、この印刷物は、媒体上に、2層の白画像と、画像ABCとを重ねて形成することによって得られる。
第2実施形態では、複数の白画像が重ねて形成されるので、第1実施形態と比較して、白画像の層が厚くなる。このため、第2実施形態では、第1実施形態と比較して、背景用の画像を濃く印刷でき、文字「ABC」が見やすくなる。
図10Bは、第2実施形態の印刷動作のための画像データの説明図である。図に示す通り、画像データは、領域A〜領域Dに印刷するための4個の白画像と、領域E及び領域Fに印刷するための2個の画像ABCとを有する。なお、領域A及び領域Bの白画像は第1層の白画像になり、領域C及び領域Dの白画像は第2層の白画像になる。また、画像データは、領域Fに印刷するためのマークも有する。
第2実施形態では、第1実施形態と同様の効果を得ながら、別の印刷物を印刷することができる。
<第3実施形態の印刷物>
図12Aは、第3実施形態の印刷物の説明図である。第1実施形態の印刷物と比べると、白画像と画像ABCの順序が異なる。また、これに伴って、画像ABCは鏡像になっている。
媒体は、一方が被印刷面であり他方が粘着面であるシール部材と、シール部材の粘着面を覆う剥離部材とから構成されている。シール部材は透明なフィルムから構成されている。但し、シール部材は透明である必要は無く、半透明な部材でも良い。また、媒体は、シール用紙でなくても良く、粘着面の無い透明フィルムであっても良い。
この印刷物は、媒体上に2個の画像を重ねて印刷することによって得られる。媒体上に最初に印刷される画像は、「ABC」との文字の鏡像の画像(以下、「鏡像ABC」)である。また、鏡像ABCの上に印刷される画像は、白画像である。言い換えると、この印刷物は、鏡像ABCの第1層と、白画像の第2層とを重ねて形成することによって得られる。
図12Bは、第3実施形態の印刷動作のための画像データの説明図である。図に示す通り、画像データは、領域A〜領域Cに印刷するための3個の鏡像ABCと、領域D〜領域Fに印刷するための3個の白画像とを有する。また、画像データは、領域Eに印刷するためのマークも有する。
1回目の印刷動作の後、プリンタ1は、3個の印刷物の長さに相当する搬送量で媒体を搬送する(搬送動作)。前述の1回目の印刷動作の際に領域Eに印刷されたマークをセンサが検出するまで媒体を搬送すれば、3個の印刷物の長さに相当する搬送量の搬送動作が行われたことになる。この搬送動作は、鏡像ABCを乾燥させるための待機動作も兼ねている。この搬送動作によって、未だ画像の印刷されていない媒体が領域A〜領域Cに搬送され、1回目の印刷動作の際に領域A〜領域Cで印刷された鏡像ABCが領域D〜領域Fに搬送される。
2回目の印刷動作の後、同様の搬送動作と印刷動作とを交互に繰り返すことによって、媒体上に等間隔で印刷物が印刷される。なお、2回目以降の印刷動作によって、領域A〜領域Cでは鏡像ABCが印刷され、領域D〜領域Fでは3個の印刷物が完成する。また、2回目以降の搬送動作によって、未だ画像の印刷されていない媒体が領域A〜領域Cに搬送され、直前の印刷動作の際に領域A〜領域Cで印刷された鏡像ABCが領域D〜領域Fに搬送される。
<第4実施形態の印刷物>
図14Aは、第4実施形態の印刷物の説明図である。第3実施形態の印刷物と比べると、媒体上に印刷される画像の数(層の数)が異なる。
媒体は、一方が被印刷面であり他方が粘着面であるシール部材と、シール部材の粘着面を覆う剥離部材とから構成されている。シール部材は透明なフィルムから構成されている。但し、シール部材は透明である必要は無く、半透明な部材でも良い。また、媒体は、シール用紙でなくても良く、粘着面の無い透明フィルムであっても良い。
この印刷物は、媒体上に3個の画像を重ねて印刷することによって得られる。媒体上に最初に印刷される画像は、鏡像ABCである。また、鏡像ABCの上に印刷される画像は、2個の白画像である。言い換えると、この印刷物は、鏡像ABCの第1層と、白画像の第2層及び第3層とを重ねて形成することによって得られる。
図14Bは、第4実施形態の印刷動作のための画像データの説明図である。図に示す通り、画像データは、領域A及び領域Bに印刷するための2個の鏡像ABCと、領域C〜領域Fに印刷するための4個の白画像とを有する。なお、領域C及び領域Dの白画像は第1層の白画像になり、領域E及び領域Fの白画像は第2層の白画像になる。また、画像データは、領域Fに印刷するためのマークも有する。
第4実施形態では、第3実施形態と同様の効果を得ながら、別の印刷物を印刷することができる。
<第5実施形態の印刷物>
図16Aは、第5実施形態の印刷物の説明図である。第1実施形態の印刷物と比べると、画像ABCの下の画像は、白画像ではなく、別の画像である。
媒体は、一方が被印刷面であり他方が粘着面であるシール部材と、シール部材の粘着面を覆う剥離部材とから構成されている。シール部材は透明なフィルムから構成されている。但し、シール部材は透明である必要は無く、半透明な部材でも良いし、不透明な部材でも良い。また、媒体は、シール用紙でなくても良く、粘着面の無い透明フィルムであっても良いし、紙でも良い。
この印刷物は、媒体上に2個の画像を重ねて印刷することによって得られる。媒体上に最初に印刷される画像は、定着剤を塗布することによって形成される矩形の画像(以下、「下地画像」)である。また、下地画像の上に印刷される画像は、画像ABCである。言い換えると、この印刷物は、媒体上に下地画像の第1層と、画像ABCの第2層とを重ねて形成することによって得られる。
定着剤は、インクの吸収を促進する働きがある。このような定着剤によって下地画像を媒体上に印刷することによって、インクを吸収しにくい媒体上に画像(ここでは画像ABC)を印刷し易くなる。なお、他の作用のある定着剤を用いても良い。
図16Bは、第5実施形態の印刷動作のための画像データの説明図である。図に示す通り、画像データは、領域A〜領域Cに印刷するための3個の下地画像と、領域D〜領域Fに印刷するための3個の画像ABCとを有する。また、画像データは、領域Eに印刷するためのマークも有する。
図17は、第5実施形態の印刷方法の説明図である。以下に説明する通り、第5実施形態では、プリンタは、図16Bの画像データに基づく印刷動作(領域A〜領域Cにそれぞれ下地画像を印刷し領域D〜領域Fに画像ABCをそれぞれ印刷する印刷動作)と、3個の印刷物の長さに相当する搬送量の搬送動作とを繰り返す。
図17を見れば、もはや第5実施形態の印刷方法は明らかであるため、ここでは説明を省略する。第5実施形態においても、印刷動作のたびに、3個の印刷物が完成することになる。また、第5実施形態では、第1実施形態と同様の効果を得ながら、別の印刷物を印刷することができる。
<第6実施形態の印刷物>
図18Aは、第6実施形態の印刷物の説明図である。第1実施形態の印刷物と比べると、媒体上に印刷される画像の数(層の数)が異なる。
媒体は、一方が被印刷面であり他方が粘着面であるシール部材と、シール部材の粘着面を覆う剥離部材とから構成されている。シール部材は透明なフィルムから構成されている。但し、シール部材は透明である必要は無く、半透明な部材でも良いし、不透明な部材でも良い。また、媒体は、シール用紙でなくても良く、粘着面の無い透明フィルムであっても良いし、紙でも良い。
この印刷物は、媒体上に3個の画像を重ねて印刷することによって得られる。媒体上に最初に印刷される画像は、白画像である。また、白画像の上に印刷される画像は、画像ABCである。また、画像ABCの上に印刷される画像は、コーティング剤を塗布することによって形成される矩形の画像(以下、「コーティング画像」)である。言い換えると、この印刷物は、媒体上に、白画像の第1層と、画像ABCの第2層と、コーティング画像の第3層とを重ねて形成することによって得られる。
コーティング剤は、光沢性を向上させる作用や、耐水性を向上させる作用などがある。すなわち、このようなコーティング剤を第3層として形成することにより、白画像や画像ABCの光沢性を向上させたり、印刷物の耐水性を向上させたりすることができる。なお、その他の作用のあるコーティング剤を用いても良い。
図18Bは、第6実施形態の印刷動作のための画像データの説明図である。図に示す通り、画像データは、領域A及び領域Bに印刷するための2個の白画像と、領域C及び領域Dに印刷するための2個の画像ABCと、領域E及び領域Fに印刷するための2個のコーティング画像とを有する。また、画像データは、領域Fに印刷するためのマークも有する。
図19は、第6実施形態の印刷方法の説明図である。以下に説明する通り、第6実施形態では、プリンタは、図18Bの画像データに基づく印刷動作と、2個の印刷物の長さに相当する搬送量の搬送動作とを繰り返す。
第6実施形態では、第1実施形態と同様の効果を得ながら、別の印刷物を印刷することができる。
図20は、第6実施形態の第1変形例の説明図である。以下に説明する通り、この変形例では、プリンタは、領域Aに白画像を印刷し、領域Cに画像ABCを印刷し、領域Eにコーティング画像を印刷する印刷動作と、1個の印刷物の長さに相当する搬送量の搬送動作とを繰り返す。
この変形例では、前述の第1実施形態と同様に、いずれの印刷動作においても、印刷領域に印刷すべき画像が同じである。このため、プリンタ1のメモリ63には、1種類の画像データを記憶するだけでよい。
この変形例では、印刷動作のたびに1個の印刷物が印刷されるので、第6実施形態と比較すると、印刷速度は遅くなるかもしれない。但し、この変形例では、白画像を印刷してから画像ABCを印刷するまでの時間が長くなるので、ホットプラテン41の上で白画像を十分に乾燥させてから画像ABCを印刷することができる。また、この変形例では、画像ABCを印刷してからコーティング画像を印刷するまでの時間が長くなるので、ホットプラテン41の上で画像ABCを十分に乾燥させてからコーティング画像を印刷することができる。
この変形例の搬送動作の搬送量は、第6実施形態の搬送動作の搬送量よりも短い。このため、変形例では、乾燥機構42は1個の領域(例えば領域A)に相当する範囲において媒体を加熱できれば良いので、省電力化を図ることができる。
図21は、第6実施形態の第2変形例の説明図である。第1変形例と比べると、第2変形例では、コーティング画像を印刷する場所が異なる。
<第7実施形態の印刷物>
図22Aは、第7実施形態の印刷物の説明図である。第6実施形態と同様に3個の画像を重ねているが、第7実施形態では印刷される画像が異なる。
媒体は、一方が被印刷面であり他方が粘着面であるシール部材と、シール部材の粘着面を覆う剥離部材とから構成されている。シール部材は透明なフィルムから構成されている。但し、シール部材は透明である必要は無く、半透明な部材でも良い。また、媒体は、シール用紙でなくても良く、粘着面の無い透明フィルムであっても良い。
この印刷物の剥離部材を外し、シール部材の粘着面を例えば室内側から窓に貼れば、室内側から文字「XYZ」を見ることができるとともに、室外側からシール部材越しに文字「ABC」を見ることができる(シール部材の被印刷面と反対側から文字「ABC」を見ることができる)。つまり、この印刷物は、両側から画像を見ることができるものである。印刷物をこのように使用する場合には、シール部材は透明又は半透明な部材にし、第1層の画像は鏡像にすると良い。
鏡像ABCと画像XYZの間に白画像が形成されるので、室外側から文字「ABC」を見たときに画像XYZは見えないようになっており、逆に、室内側から文字「XYZ」を見たときに鏡像ABCは見えないようになっている。
図22Bは、第7実施形態の印刷動作のための画像データの説明図である。図に示す通り、画像データは、領域A及び領域Bに印刷するための2個の鏡像ABCと、領域C及び領域Dに印刷するための2個の白画像と、領域E及び領域Fに印刷するための2個の画像XYZとを有する。また、画像データは、領域Fに印刷するためのマークも有する。
図23は、第7実施形態の印刷方法の説明図である。以下に説明する通り、第7実施形態では、プリンタは、図22Bの画像データに基づく印刷動作と、2個の印刷物の長さに相当する搬送量の搬送動作とを繰り返す。
第7実施形態では、第1実施形態と同様の効果を得ながら、別の印刷物を印刷することができる。
図24は、第7実施形態の第1変形例の説明図である。以下に説明する通り、この変形例では、プリンタは、領域Aに鏡像ABCを印刷し、領域Cに白画像を印刷し、領域Eに画像XYZを印刷する印刷動作と、1個の印刷物の長さに相当する搬送量の搬送動作とを繰り返す。
この変形例では、前述の第1実施形態と同様に、いずれの印刷動作においても、印刷領域に印刷すべき画像が同じである。このため、プリンタ1のメモリ63には、1種類の画像データを記憶するだけでよい。
この変形例では、印刷動作のたびに1個の印刷物が印刷されるので、第7実施形態と比較すると、印刷速度は遅くなるかもしれない。但し、この変形例では、鏡像ABCを印刷してから白画像を印刷するまでの時間が長くなるので、ホットプラテン41の上で鏡像ABCを十分に乾燥させてから白画像を印刷することができる。また、この変形例では、白画像を印刷してから画像XYZを印刷するまでの時間が長くなるので、ホットプラテン41の上で白画像を十分に乾燥させてから画像XYZを印刷することができる。
この変形例の搬送動作の搬送量は、第7実施形態の搬送動作の搬送量よりも短い。このため、変形例では、乾燥機構42は1個の領域(例えば領域A)に相当する範囲において媒体を加熱できれば良いので、省電力化を図ることができる。
図25は、第7実施形態の第2変形例の説明図である。第1変形例と比べると、第2変形例では、画像XYZを印刷する場所が異なる。
第2変形例では、画像XYZを印刷する場所は領域Fである。つまり、画像XYZを印刷する場所が、第1変形例と比較して、搬送方向下流側の領域である。この結果、第2変形例では、第1変形例と比較して、白画像を印刷してから画像XYZを印刷するまでの時間が長くなるので、ホットプラテン41の上で白画像を十分に乾燥させてから画像XYZを印刷することができる。
特に、第7実施形態の印刷物は3個の画像を重ねて印刷するものであり、最初の画像(ここでは鏡像ABC)よりも2番目の画像(ここでは白画像)の方が乾きにくいため、最初の画像の乾燥時間よりも2番目の画像の乾燥時間を長く設定する必要がある。このような場合に、この第2変形例のように、最初の画像と2番目の画像との間隔よりも、2番目の画像と3番目の画像との間隔を広く設定した画像データを用意すると良い。
なお、もし仮に最初の画像の方が2番目の画像よりも乾きにくいのであれば、2番目の画像と3番目の画像との間隔よりも、最初の画像と2番目の画像との間隔を広く設定した画像データを用意すると良い。このように、乾燥時間を要する画像とその下流側に位置する画像との間隔を長く設定すれば、滲みを抑制できる。
<第8実施形態の印刷物>
図26Aは、第8実施形態の印刷物の説明図である。第7実施形態の印刷物と比べると、白画像の数が異なっている。
媒体は、一方が被印刷面であり他方が粘着面であるシール部材と、シール部材の粘着面を覆う剥離部材とから構成されている。シール部材は透明なフィルムから構成されている。但し、シール部材は透明である必要は無く、半透明な部材でも良い。また、媒体は、シール用紙でなくても良く、粘着面の無い透明フィルムであっても良い。
この印刷物の剥離部材を外し、シール部材の粘着面を例えば室内側から窓に貼れば、室内側から文字「XYZ」を見ることができるとともに、室外側からシール部材越しに文字「ABC」を見ることができる(シール部材の被印刷面と反対側から文字「ABC」を見ることができる)。つまり、この印刷物は、両側から画像を見ることができるものである。印刷物をこのように使用する場合には、シール部材は透明又は半透明な部材にし、第1層の画像は鏡像にすると良い。
図26Bは、第8実施形態の印刷動作のための画像データの説明図である。図に示す通り、画像データは、領域Aに印刷するための鏡像ABCと、領域B〜領域Eに印刷するための4個の白画像と、領域Fに印刷するための画像XYZとを有する。なお、領域Bに印刷する白画像は第2層の白画像になり、領域Cに印刷する白画像は第3層の白画像になり、領域Dに印刷する白画像は第4層の白画像になり、領域Eに印刷する白画像は第5層の白画像になる。また、画像データは、領域Fに印刷するためのマークも有する。
第8実施形態では、第1実施形態と同様の効果を得ながら、別の印刷物を印刷することができる。
<第9実施形態の印刷物>
図28Aは、第9実施形態の印刷物の説明図である。第8実施形態と比べると、白画像の数が異なる。また、後述するように、白画像の構成も異なっている。
媒体は、一方が被印刷面であり他方が粘着面であるシール部材と、シール部材の粘着面を覆う剥離部材とから構成されている。シール部材は透明なフィルムから構成されている。但し、シール部材は透明である必要は無く、半透明な部材でも良い。また、媒体は、シール用紙でなくても良く、粘着面の無い透明フィルムであっても良い。
この印刷物の剥離部材を外し、シール部材の粘着面を例えば室内側から窓に貼れば、室内側から文字「XYZ」を見ることができるとともに、室外側からシール部材越しに文字「ABC」を見ることができる(シール部材の被印刷面と反対側から文字「ABC」を見ることができる)。つまり、この印刷物は、両側から画像を見ることができるものである。印刷物をこのように使用する場合には、シール部材は透明又は半透明な部材にし、第1層の画像は鏡像にすると良い。
図28Bは、第9実施形態の印刷動作のための画像データの説明図である。図に示す通り、画像データは、領域Aに印刷するための鏡像ABCと、領域C及び領域Dに印刷するための2個の白画像と、領域Fに印刷するための画像XYZとを有する。なお、領域Cに印刷する白画像は第2層の白画像になり、領域Dに印刷する白画像は第3層の白画像になる。また、画像データは、領域Fに印刷するためのマークも有する。
第9実施形態では、前述の第1実施形態と同様に、いずれの印刷動作においても、印刷領域に印刷すべき画像が同じである。このため、プリンタ1のメモリ63には、1種類の画像データを記憶するだけでよい。
第9実施形態では、印刷動作のたびに1個の印刷物が印刷されるので、第7実施形態と比較すると、印刷速度は遅くなるかもしれない。但し、第9実施形態では、鏡像ABCを印刷してから白画像を印刷するまでの時間が長くなるので、ホットプラテン41の上で鏡像ABCを十分に乾燥させてから白画像を印刷することができる。また、この変形例では、白画像を印刷してから画像XYZを印刷するまでの時間が長くなるので、ホットプラテン41の上で白画像を十分に乾燥させてから画像XYZを印刷することができる。
上記の実施形態は、主としてプリンタについて記載されているが、その中には、印刷装置、記録装置、液体の吐出装置、印刷方法、記録方法、液体の吐出方法、印刷システム、記録システム、コンピュータシステム、プログラム、プログラムを記憶した記憶媒体、印刷物の製造方法、等の開示が含まれていることは言うまでもない。
前述の実施形態では、画像データをプリンタ1のメモリ63に記憶している。但し、画像データを記憶するメモリは、プリンタ1のメモリ63でなくても良い。例えば、外部のコンピュータ110のメモリ(不図示)に画像データを記憶しても良い。この場合、コンピュータ110とプリンタ1によって印刷装置が構成されることになる。このような形態の場合においても、記憶すべき画像データの量を軽減できるという効果が得られる。
前述のプリンタでは、キャリッジを搬送方向に1回移動させることによって、印刷領域の全面に印刷を行うことが可能である。但し、このようなプリンタに限られるものではない。例えば、印刷領域上でキャリッジを2次元的に移動させて、印刷領域に印刷を行うようなプリンタであっても良い。このようなプリンタであれば、前述のプリンタと比べて、印刷動作に時間がかかるものの、ヘッドの大きさを小さくできる。
前述の実施形態では、画像ABC、鏡像ABC、画像XYZなどが印刷されている。但し、印刷される画像は文字画像に限られるものではなく、図形などでも良い。
また、前述の実施形態では、画像ABC等を見やすくするための背景用の画像として白画像が印刷されている。但し、背景用の画像は、白画像に限られるものではなく、他の色の画像であっても良い。なお、特に透明な媒体に画像ABCを印刷するような場合には、背景用の画像があることによって、画像ABCが特に視認しやすくなる。
また、前述の実施形態では、白画像・下地画像・コーティング画像は、それぞれ矩形であるが、矩形に限られるものではない。例えば、画像ABCに合わせて、ABCと同様の形状であっても良いし、ABCを縁取るような形状であっても良い。
また、印刷される画像は、いわゆる塗り潰し画像(全ての画素にドットを形成する画像)でなくても良い。
鏡像ABCと画像XYZが印刷された印刷物の使用例として、窓などに貼ることを説明したが、印刷物の使用方法は、これに限られるものではない。例えば、タグとして使用することもできる。そして、印刷物をタグのように使用することを想定すれば、媒体がシール用紙のように粘着面を有しなくても良いことは理解できるであろう。
前述の実施形態では、乾燥機構42の加熱範囲は、コントローラ60によって切り替え可能であった。但し、加熱範囲を最初から小さい乾燥機構42(例えば3個の領域に相当する加熱範囲の乾燥機構42)を用意してもよい。これにより、省スペース及び低コスト化を図ることができる。
図8B及び図8Cに示す本実施形態では、待機動作の方が搬送動作よりも長いため、搬送動作の後に待機動作が続けて行われることが図示されている。但し、待機動作中の搬送動作のタイミングは、これに限られるものではない。
例えば、印刷動作後に待機動作を行って、その後に搬送動作を行うことによって、搬送動作の直後に印刷動作が行われても良い。若しくは、搬送動作の前後に待機動作が行われても良い。
12A〜12F 搬送ローラ、13 巻取機構、
20 キャリッジユニット、21 キャリッジ、22 ガイド、
30 ヘッドユニット、31 ヘッド、
40 ヒータユニット、41 ホットプラテン、42 乾燥機構、
50 検出器群、51 マーク検出センサ、
110 コンピュータ
Claims (11)
- 複数の印刷物を媒体上に印刷する印刷物製造方法であって、
印刷領域上を前記媒体の搬送方向に沿ってヘッドを移動させながら、印刷対象となる第1画像及び第2画像を含む画像データに基づいて前記ヘッドから前記印刷領域に液体を吐出することによって、印刷領域のうちの第1領域で前記第1画像を印刷し、前記印刷領域のうちの第2領域であって前記第1領域よりも前記搬送方向下流側にある前記第2領域で前記第2画像を印刷する印刷動作と、
前記媒体を前記搬送方向に搬送することによって、前記第1領域で印刷された前記第1画像を前記第2領域に搬送する搬送動作と、
を交互に繰り返すことによって、前記第1画像上に前記第2画像が印刷された印刷物を製造することを特徴とする印刷物製造方法。 - 請求項1に記載の印刷物製造方法であって、
前記画像データは、前記第1画像及び前記第2画像のうちの少なくとも一方の画像を複数備え、
前記印刷動作と前記搬送動作とが交互に繰り返されることによって、前記第1画像上に前記第1画像及び前記第2画像のうちの少なくとも一方の前記画像が印刷され、その上に前記第2画像が印刷された前記印刷物が製造される
ことを特徴とする印刷物製造方法。 - 請求項1又は2に記載の印刷物製造方法であって、
前記第1画像及び前記第2画像の一方の画像は、背景用の画像であり、
前記第1画像及び前記第2画像の他方の画像は、前記背景用の画像を背景として見るための画像である
ことを特徴とする印刷物製造方法。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の印刷物製造方法であって、
前記画像データは、前記第1画像及び前記第2画像とは別の第3画像を更に含み、
前記印刷動作の際に、前記印刷領域のうちの第3領域であって前記第2領域よりも前記搬送方向下流側にある前記第3領域で、前記第3画像が印刷され、
前記印刷動作と前記搬送動作とが交互に繰り返されることによって、前記第2画像上に前記第3画像が印刷された前記印刷物が製造される
ことを特徴とする印刷物製造方法。 - 請求項4に記載の印刷物製造方法であって、
前記画像データは、複数の前記第2画像を含み、
複数の前記第2画像が印刷された上に前記第3画像が印刷される
ことを特徴とする印刷物製造方法。 - 請求項5に記載の印刷物製造方法であって、
複数の前記第2画像は、ドットの形成される位置がそれぞれ異なる
ことを特徴とする印刷物製造方法。 - 請求項4〜6のいずれかに記載の印刷物製造方法であって、
前記画像データにおいて、前記第2画像と前記第3画像との間隔が、前記第1画像と前記第2画像との間隔と異なる
ことを特徴とする印刷物製造方法。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の印刷物製造方法であって、
ある搬送動作によって、前記第1画像が、前記第1領域から、前記第1領域と前記第2領域との間の領域まで搬送され、
その後の搬送動作によって、前記第1画像が、前記第1領域と前記第2領域との間の領域から、前記第2領域まで搬送される
ことを特徴とする印刷物製造方法。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の印刷物製造方法であって、
前記印刷領域よりも前記搬送方向下流側に、前記印刷物を乾燥させる乾燥装置があり、
前記乾燥装置は、乾燥範囲を変更できる
ことを特徴とする印刷物製造方法。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の印刷物製造方法であって、
前記印刷領域において、前記媒体を支持しつつ前記印刷物を乾燥させる支持部があり、
前記搬送動作において、前記媒体に印刷された前記第1画像及び前記第2画像を前記支持部によって乾燥させながら、前記第1領域で印刷された前記第1画像を前記第2領域に搬送する
ことを特徴とする印刷物製造方法。 - (A)印刷対象となる第1画像及び第2画像を含む画像データを記憶するメモリと、
(B)媒体の搬送方向に沿って移動しながら、前記画像データに基づいて前記ヘッドから前記印刷領域に液体を吐出することによって前記媒体に印刷を行うヘッドと、
(C)前記媒体を搬送方向に搬送する搬送ローラと、
(D)前記ヘッドに、前記画像データに基づいて、印刷領域のうちの第1領域で前記第1画像を印刷させるとともに、前記印刷領域のうちの第2領域であって前記第1領域よりも搬送方向下流側にある前記第2領域で前記第2画像を印刷させる印刷動作と、
前記搬送ローラに、前記媒体を前記搬送方向に搬送することによって、前記第1領域で印刷された前記第1画像を前記第2領域に搬送させる搬送動作と、
を交互に繰り返させるコントローラと、
(E)を備える印刷装置。
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