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JP5264611B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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JP5264611B2
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Description

本発明は、スタティック型ランダムアクセスメモリ(SRAM)のような半導体記憶装置に関し、特にビット線の電圧制御技術に関するものである。
近年、半導体プロセスの微細化が進み、半導体素子の信頼性(電気的ストレスや熱的ストレスなどに対する耐性)が減少している。
一般的な、SRAMのような半導体記憶装置における、メモリセルへのデータの書き込み方法は、Hレベルにプリチャージされたビット線対のうちの、いずれか一方のビット線の電位を、HレベルからLレベルにすることで実行される。
例えば、特許文献1では、メモリセルへのデータ書き込み時のビット線の電位を0Vよりも低い負電位にすることで、低電源電圧でのメモリセルへの書き込み特性を改善する技術が開示されている。
特開2002−298586号公報
しかしながら、特許文献1では、ビット線の電位を0Vより低い負電位に制御する構成であるために、それまでは0Vから電源VDDまでの電位差しか印加されていなかったトランジスタに対して、VDDレベル以上の電位差が印加される。このため、トランジスタに対する電気的ストレスが従来よりも大きくなり、特に高電圧時にはトランジスタの耐圧以上の電圧がかかる可能性がある。
また、ビット線長の長い構成に合わせて負電位生成回路を設計すると、ビット線長の短い構成において必要以上に大規模の負電位生成回路を持つことになる。これによりチップサイズが増大するのみならず、必要以上に負電位を生成する能力が強い回路を具備することになる。そのため、ビット線上で過剰降圧が起こり、ビット線等に接続されているトランジスタに不必要に大きな電気的ストレスがかかり、素子の信頼性劣化を促進することとなる。
そこで、本発明は、低電源電圧でのメモリセルのデータの書き込み特性を改善しつつ、各素子に対する信頼性劣化を抑制することが可能な半導体記憶装置を提供することを目的とする。
上記の点に鑑み、本発明の第1の半導体記憶装置は、第1のワード線と、第1のビット線対と、前記第1のワード線と前記第1のビット線対とに接続された第1のメモリセルと、前記第1のビット線対のいずれか一方のビット線を選択する第1の選択回路と、前記第1の選択回路を介して前記第1のビット線対と接続する書き込み回路とを有し、前記書き込み回路は、前記第1のビット線対のうち前記第1の選択回路によって選択されたビット線の電位を第1の電位に制御する第1の制御回路と、前記選択されたビット線の電位を前記第1の電位よりも低い第2の電位に制御する可変容量キャパシタとを備え、前記第2の電位は、印加電圧に応じて前記可変容量キャパシタの容量が変化し、調整されることを特徴とする。
本発明の第2の半導体記憶装置は、第1のワード線と、第1のビット線対と、前記第1のワード線と前記第1のビット線対とに接続された第1のメモリセルと、前記第1のビット線対のいずれか一方のビット線を選択する第1の選択回路と、前記第1の選択回路を介して前記第1のビット線対と接続する書き込み回路と、電源電圧が所定の電圧値以上か否かを検知する電源電圧ディテクタとを有し、前記書き込み回路は、前記第1のビット線対のうち前記第1の選択回路によって選択されたビット線の電位を第1の電位に制御する第1の制御回路と、前記選択されたビット線の電位を前記第1の電位よりも低い第2の電位に制御する第2の制御回路と、前記電源電圧ディテクタの出力信号によって第3の電位に制御される第3の制御回路とを備え、前記第2の制御回路と前記第3の制御回路とは互いに並列に接続されていることを特徴とする。
本発明の第3の半導体記憶装置は、グローバルビット線対と、プリチャージ制御信号と、前記グローバルビット線対と前記プリチャージ制御信号とに接続された1つ以上の階層アレイと、いずれの階層アレイに書き込みを行うかを選択するライトアレイ選択信号とを有し、前記階層アレイの各々は、ローカルビット線対と、前記ローカルビット線対に接続されたメモリアレイと、前記プリチャージ制御信号と前記ローカルビット線対とに接続されたプリチャージ回路と、前記ローカルビット線対のいずれか一方のローカルビット線を選択するローカルビット線選択スイッチと、階層書き込み回路とを備え、前記階層書き込み回路は、前記ライトアレイ選択信号と接続されており、トランジスタ素子を含む第1の制御回路と、容量素子を含む第2の制御回路とからなることを特徴とする。
本発明の第4の半導体記憶装置は、グローバルビット線対と、前記グローバルビット線対に接続された1つ以上の階層アレイと、いずれの階層アレイに書き込みを行うかを選択するライトアレイ選択信号とを有し、前記階層アレイの各々は、ローカルビット線対と、前記ローカルビット線対に接続されたメモリアレイと、前記ローカルビット線対の制御を行うローカルビット線制御回路と、階層書き込み回路とを備え、前記階層書き込み回路は、前記ライトアレイ選択信号と接続されており、トランジスタ素子を含む第1の制御回路と、容量素子を含む第2の制御回路とからなることを特徴とする。
本発明は、低電源電圧でのメモリセルへのデータの書き込み特性を改善しつつ、各素子に対する信頼性劣化を抑制することが可能な半導体記憶装置を実現する。
実施形態1の半導体記憶装置の構成を示す回路図である。 実施形態1の半導体記憶装置の動作を示す波形図である。 実施形態1の半導体記憶装置のレイアウト配置図である。 実施形態1に係る半導体記憶装置に含まれるクランプ回路の具体的構成を示す回路図の一例である。 実施形態1に係る半導体記憶装置に含まれるクランプ回路の具体的構成を示す回路図の他の例である。 実施形態1に係る半導体記憶装置に含まれるクランプ回路に含まれるN型DMOSトランジスタの具体的な構造図である。 実施形態1に係る半導体記憶装置に含まれるクランプ回路に含まれるP型DMOSトランジスタの具体的な構造図である。 実施形態1に係る半導体記憶装置に含まれるクランプ回路で使用されるDMOSトランジスタの特性図である。 実施形態1に係る半導体記憶装置に含まれるクランプ回路の具体的構成を示す回路図の更に他の例である。 実施形態1に係る半導体記憶装置に含まれるクランプ回路の具体的構成を示す回路図の更に他の例である。 実施形態2の半導体記憶装置の構成を示す回路図である。 実施形態3の半導体記憶装置の構成を示す回路図である。 実施形態4の半導体記憶装置の構成を示す回路図である。 実施形態5の半導体記憶装置の構成を示す回路図である。 実施形態5の半導体記憶装置の構成を示す回路図の他の例である。 実施形態6の半導体記憶装置の構成を示す回路図である。 実施形態6の半導体記憶装置の構成を示す回路図の他の例である。 実施形態7の半導体記憶装置の構成を示す回路図である。 実施形態8の半導体記憶装置の構成を示す回路図である。 実施形態9の半導体記憶装置のレイアウト配置を示す図である。 実施形態10の半導体記憶装置のレイアウト配置を示す図である。 実施形態11の半導体記憶装置のレイアウト配置を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の各実施形態において、他の実施形態と同様の機能を有する構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
《実施形態1》
図1は、本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の構成図である。図1に示す半導体記憶装置は、ドライブトランジスタQN11,QN12、アクセストランジスタQN13,QN14及びロードトランジスタQP11,QP12をそれぞれ備えたメモリセル100と、P型MOSトランジスタQP13,QP14をそれぞれ備えたプリチャージ回路101と、N型MOSトランジスタQN15,QN16をそれぞれ備えたカラム選択回路102と、可変容量素子C11及びN型MOSトランジスタQN17を備えたクランプ回路103Aと、入力回路110とから構成される。
更に、WL1〜2はワード線、BL1〜2,/BL1〜2はビット線、PCGはプリチャージ制御信号、WT1〜2,/WT1〜2はライト制御信号、CINは容量素子制御信号、COUTは容量素子出力ノード、VDDは電源を示す。
メモリセル100は、ロードトランジスタQP11とドライブトランジスタQN11、また、ロードトランジスタQP12とドライブトランジスタQN12でそれぞれインバータを構成し、それぞれのインバータの入出力端子を接続して、フリップフロップを構成している。このフリップフロップで、データの記憶保持を行う。また、アクセストランジスタQN13,QN14のゲート端子はワード線WL1(WL2)に接続され、ドレイン端子はビット線BL1,/BL1(BL2,/BL2)にそれぞれ接続される。また、アクセストランジスタQN13,QN14のソース端子は、前記インバータの入出力端子にそれぞれ接続されている。
メモリセル100へのデータの書き込みは、選択されたワード線WL1(WL2)をLレベルからHレベルにした状態(活性状態)で、予めHレベルにプリチャージされたビット線BL1,/BL1(BL2,/BL2)のうちの一方のビット線の電位を、HレベルからLレベルにすることで実現される。
プリチャージ回路101は、P型MOSトランジスタQP13,QP14を、電源VDDとビット線BL1,/BL1(BL2,/BL2)との間にそれぞれ接続し、それぞれのゲート端子にプリチャージ制御信号PCGを接続して構成される。このプリチャージ回路101は、ワード線WL1(WL2)が非活性状態のときには、プリチャージ制御信号PCGをLレベルにして、P型MOSトランジスタQP13,QP14をオンさせ、ビット線BL1,/BL1(BL2,/BL2)をHレベルにプリチャージする。ワード線WL1(WL2)が活性状態になるときには、プリチャージ制御信号PCGをHレベルにして、P型MOSトランジスタQP13,QP14をオフさせ、ビット線BL1,/BL1(BL2,/BL2)に影響を与えない状態になる。
カラム選択回路102は、N型MOSトランジスタQN15,QN16を、ビット線BL1,/BL1(BL2,/BL2)と容量素子出力ノードCOUTとの間にそれぞれ接続し、それぞれのゲート端子に、ライト制御信号WT1,/WT1(WT2,/WT2)をそれぞれ接続して構成される。このカラム選択回路102は、ビット線BL1,/BL1(又はBL2,/BL2)を選択し、選択したビット線上に接続したメモリセル100に対して、H又はLのどちらのデータの書き込みを行うかの制御を行う。
例えば、ビット線BL1,/BL1上の、ワード線WL1で選択されたメモリセル100に対して、Lレベルのデータを書き込む場合を説明する。この場合、プリチャージ制御信号PCGをHレベルにした後、ライト制御信号WT1のみをHレベル(このとき、その他のライト制御信号/WT1,WT2,/WT2はLレベルである。)にして、次に、ワード線WL1をHレベルにすることで、メモリセル100に対してLレベルのデータの書き込みを行うことができる。
クランプ回路103Aは、可変容量素子C11を容量素子出力ノードCOUTと容量素子制御信号CINとの間に接続し、N型MOSトランジスタQN17は、容量素子出力ノードCOUTと接地電源との間に接続され、そのゲート端子に容量素子制御信号CINを接続して構成される。
以下、以上のように構成された本実施形態に係る半導体記憶装置の動作を説明する。まず、ワード線WL1,WL2が非活性状態の場合を説明する。この場合は、全てのワード線WL1,WL2はLレベルであり、これらのワード線で制御される全てのメモリセル100は非選択状態(書き込みも読み出しも行わない状態)になっている。また、プリチャージ制御信号PCGはLレベルであり、このプリチャージ制御信号PCGで制御されるプリチャージ回路101は活性状態となり、全てのビット線BL1,/BL1,BL2,/BL2をHレベルにプリチャージする。また、全てのライト制御信号WT1,/WT1,WT2,/WT2はLレベルで、これらのライト制御信号によって制御される全てのカラム選択回路102は非活性状態となっている。また、容量素子制御信号CINはHレベルで、N型MOSトランジスタQN17がオンし、容量素子出力ノードCOUTをLレベルにディスチャージする。
次に、ワード線WL1(又はWL2)が活性状態になり、メモリセル100にデータを書き込む場合の動作を説明する。このときの各信号波形を図2に示す。プリチャージ制御信号PCGがLレベルからHレベルになり、このプリチャージ制御信号PCGで制御される全てのプリチャージ回路101は非活性状態となる。例えば、ワード線WL1が選択されて、当該ワード線WL1がHレベルになり、アクセストランジスタQN13,QN14がオンする。また、例えば、時刻t0でライト制御信号WT1が選択されて、当該ライト制御信号WT1がHレベルとなり、ビット線BL1に接続したカラム選択回路102のN型MOSトランジスタQN15がオンし、ビット線BL1と容量素子出力ノードCOUTとが、当該N型MOSトランジスタQN15を介して接続される。
この時点では、容量素子制御信号CINはHレベルで、N型MOSトランジスタQN17がオンしているため、当該N型MOSトランジスタQN17を介して、ビット線BL1の電荷が引き抜かれ、所定の時間経過後にビット線BL1の電位はLレベルになる。
ビット線BL1の電位がLレベルになった後、時刻t1(t0<t1)で容量素子制御信号CINはHレベルからLレベルに変化する。容量素子制御信号CINがLレベルになったため、N型MOSトランジスタQN17はオフする。同時に、容量素子制御信号CINがHレベル(VDD)からLレベル(0V)へ遷移したことにより、可変容量素子C11の容量をCcとすると、Cc×VDD分の電荷が、ビット線BL1と容量素子出力ノードCOUTと選択されたメモリセル100の記憶ノード(この場合は、アクセストランジスタQN13のソース端子のノード)とに存在する全容量(容量Clとする)による電荷分から引き抜かれることになる。つまり、容量Ccと容量Clとによる電荷の分配によって、ビット線BL1等の電位は0Vから、−(Cc×VDD)/(Cc+Cl)の負電位になる。
選択されたビット線BL1の電位が0Vよりも低い負電位になることで、選択されたメモリセル100中のアクセストランジスタQN13のコンダクタンスが大きくなる。つまり、選択されたビット線の電位が0Vまでしか低下しない半導体記憶装置よりも、低い電源電圧でのメモリセル100へのデータの書き込みが可能となる。以上のように、選択されたビット線BL1の電位が負電位になることで、メモリセル100へのデータの書き込みが行われる。
このときのクランプ回路103Aの動作を説明する。メモリセル100へのデータ書き込み時に、選択されたビット線(この場合は、BL1)、容量素子出力ノードCOUT、選択されたメモリセル100の記憶ノード(この場合は、アクセストランジスタQN13のソース端子)が負電位になる場合には、それぞれのノードに接続した各素子に対する電気的ストレスが、ビット線の電位が0Vまでしか低下しない半導体記憶装置よりも大きいことは明らかである。
更に負電位を生成する容量素子C11が常に一定容量Cc’を保っていた場合、容量素子C11により生成される負電位(VBB=−(Cc’×VDD)/(Cc’+Cl))は電源電圧VDDに比例するため、高電圧電源の場合に、負電位となるノードに接続した各素子にかかる電位差(VDD−VBB)が過大になり、素子の信頼性劣化を招く可能性がある。電源電圧VDDが高い場合には、アクセストランジスタQN13,QN14において十分なコンダクタンスが確保できるため、選択されたビット線の電位を負電位に降圧することなく、メモリセル100に対してデータの書き込みを行うことができる。このため、電源電圧VDDが低い場合にのみ、選択されたビット線の電位を負電位にすればよく、電源電圧VDDが高い時には負電位の発生量を抑えることが望ましい。
負電位生成のための容量素子として、電源電圧依存性を持つ可変容量素子C11を用いた場合、印加される電圧が高電圧になるに伴い素子の容量が減少する。これにより、可変容量素子C11の電荷を引き抜く能力が低下し生成される負電位が減少するため、選択されたビット線等を従来よりも高い電位に制御することが可能となる。
次に、図2に示した通り、メモリセル100へのデータの書き込みが完了した後、時刻t2でワード線WL1はHレベルからLレベルに変化し、全てのメモリセル100は非選択状態となる。また、ライト制御信号WT1はHレベルからLレベルに変化し、全てのカラム選択回路102は非活性状態となる。更に、容量素子制御信号CINはLレベルからHレベルに変化し、N型MOSトランジスタQN17がオンし、容量素子出力ノードCOUTをLレベルにディスチャージする。その後、時刻t3でプリチャージ制御信号PCGがHレベルからLレベルに変化し、全てのプリチャージ回路101が活性状態となり、全てのビット線をHレベルにプリチャージする。
以上に示した、本実施形態での効果を以下に述べる。まず、電源電圧VDDが低い場合には、従来通りにメモリセル100へのデータの書き込み特性を改善できる。更に、電源電圧VDDが高くなった場合には、メモリセル100へのデータの書き込み動作時の選択されたビット線等に発生する電位を、従来よりも高い電位に制御できるため、選択されたビット線等に接続された各素子に対する電気的ストレスを低減することができ、信頼性劣化を抑制することが可能となる。
また、図1においてはメモリセル100に書き込むデータを取り込む1つの入力回路110につき2ビット線ペアで、負電位に降圧されるビット線は1本であったが、同一の入力回路110に接続されている限り、3ペア以上でも負電位に降圧されるビット線は常に1本である。このため、単一の入力回路110につき1つの書き込み回路すなわちクランプ回路103Aがあればよく、省面積化が可能である。このとき、図3に示すように書き込み回路を入力回路に隣接して配置することにより、配線の引き回しを削減でき、更に省面積化が可能である。
以下に、上記実施形態におけるクランプ回路103Aの具体的な例を示す。図4、図5は、図1におけるクランプ回路103Aを、DMOS(デプレッションMOS)トランジスタを用いて実現した図である。
図4におけるクランプ回路103Bは、N型DMOSトランジスタQNDのソース、ドレイン、基板を容量素子制御信号CINと接続し、そのゲート端子を容量素子出力ノードCOUTと接続し、N型MOSトランジスタQN17を容量素子出力ノードCOUTと接地電源との間に接続し、そのゲート端子に容量素子制御信号CINを接続することにより構成される。
図5におけるクランプ回路103Cは、P型DMOSトランジスタQPDのソース、ドレイン、基板を容量素子出力ノードCOUTと接続し、そのゲート端子を容量素子制御信号CINと接続し、N型MOSトランジスタQN17を容量素子出力ノードCOUTと接地電源との間に接続し、そのゲート端子に容量素子制御信号CINを接続することにより構成される。
図6に図4で用いているN型DMOSトランジスタQNDの構造を、図7に図5で用いているP型DMOSトランジスタQPDの構造をそれぞれ示す。また、図8にDMOSトランジスタQND,QPDの特性を示す。DMOSトランジスタQND,QPDへの印加電圧VDDが高くなるにつれ素子容量Cが減少し、ある電圧以上で素子容量Cは飽和する。このとき、低電圧動作トランジスタに使用されている酸化膜厚では、素子容量Cの飽和が低電圧で起こってしまい、降圧量を抑制したい高電圧領域で印加電圧VDDが変化しても、降圧量の抑制が起こらない。これに対し、DMOSトランジスタQND,QPDの酸化膜の膜厚をLSIのIO部トランジスタの酸化膜の膜厚と等しくすることにより、飽和領域を高電圧までシフトさせることができ、高電圧領域でも印加電圧VDDが変化すると素子容量Cが変化し、降圧量の制御が可能となり、信頼性劣化を抑制することが可能となる。
図4又は図5のような構成にすることにより、DMOSトランジスタQND,QPDへの入力信号である容量素子制御信号CINの電圧が高くなるにつれ、DMOSトランジスタQND,QPDの空乏層の厚みが増すため、DMOSトランジスタQND,QPDの容量は低下する。これにより、DMOSトランジスタQND,QPDによる電荷の引き抜き能力が低下し、高電圧時にDMOSトランジスタQND,QPDにより生成される負電位は従来に比べ抑制され、各素子に対する信頼性劣化を抑制することができる。
図9、図10は、図1におけるクランプ回路103Aを、DMOSトランジスタを用いて実現した他の図である。図9、図10において、クランプ回路103D,103EはDMOSトランジスタQND,QPDに定容量素子C12を並列接続することにより構成されている。DMOSトランジスタQND,QPDはMOSトランジスタよりも容量が小さいため、必要な負電位を生成するために十分な容量を得ようとするとDMOSトランジスタQND,QPDのサイズが大きくなる可能性がある。そこで、定容量素子C12を併用することにより、低電圧時には小面積で必要な負電圧を発生させることができ、更に高電圧時にはDMOSトランジスタQND,QPDの容量が減少することにより、生成される負電位は従来に比べ抑制され、各素子に対する信頼性劣化を抑制することができる。
《実施形態2》
図11は、本発明の実施形態2に係る半導体記憶装置の構成図である。図11に示す半導体記憶装置は、ドライブトランジスタQN11,QN12、アクセストランジスタQN13,QN14、ロードトランジスタQP11,QP12をそれぞれ備えたメモリセル100と、P型MOSトランジスタQP13,QP14をそれぞれ備えたプリチャージ回路101と、N型MOSトランジスタQN15,QN16をそれぞれ備えたカラム選択回路102と、クランプ回路104とから構成される。クランプ回路104は、容量素子C13及びインバータINV11からなる昇圧回路105と、電源電圧ディテクタ115と、N型MOSトランジスタQN17,QN18と、容量素子C14とを備える。
更に、WL1〜2はワード線、BL1〜2,/BL1〜2はビット線、PCGはプリチャージ制御信号、WT1〜2,/WT1〜2はライト制御信号、CINは容量素子制御信号、COUTは容量素子出力ノード、VDDは電源を示す。
メモリセル100は、ロードトランジスタQP11とドライブトランジスタQN11、また、ロードトランジスタQP12とドライブトランジスタQN12でそれぞれインバータを構成し、それぞれのインバータの入出力端子を接続して、フリップフロップを構成している。このフリップフロップで、データの記憶保持を行う。また、アクセストランジスタQN13,QN14のゲート端子はワード線WL1(WL2)に接続され、ドレイン端子はビット線BL1,/BL1(BL2,/BL2)にそれぞれ接続される。また、アクセストランジスタQN13,QN14のソース端子は、前記インバータの入出力端子にそれぞれ接続されている。
メモリセル100へのデータの書き込みは、選択されたワード線WL1(WL2)をLレベルからHレベルにした状態(活性状態)で、予めHレベルにプリチャージされたビット線BL1,/BL1(BL2,/BL2)のうちの一方のビット線の電位を、HレベルからLレベルにすることで実現される。
プリチャージ回路101は、P型MOSトランジスタQP13,QP14を、電源VDDとビット線BL1,/BL1(BL2,/BL2)との間にそれぞれ接続し、それぞれのゲート端子にプリチャージ制御信号PCGを接続して構成される。このプリチャージ回路101は、ワード線WL1(WL2)が非活性状態のときには、プリチャージ制御信号PCGをLレベルにして、P型MOSトランジスタQP13,QP14をオンさせ、ビット線BL1,/BL1(BL2,/BL2)をHレベルにプリチャージする。ワード線WL1(WL2)が活性状態になるときには、プリチャージ制御信号PCGをHレベルにして、P型MOSトランジスタQP13,QP14をオフさせ、ビット線BL1,/BL1(BL2,/BL2)に影響を与えない状態になる。
カラム選択回路102は、N型MOSトランジスタQN15,QN16を、ビット線BL1,/BL1(BL2,/BL2)と容量素子出力ノードCOUTとの間にそれぞれ接続し、それぞれのゲート端子に、ライト制御信号WT1,/WT1(WT2,/WT2)をそれぞれ接続して構成される。このカラム選択回路102は、ビット線BL1,/BL1(又はBL2,/BL2)を選択し、選択したビット線上に接続したメモリセル100に対して、H又はLのどちらのデータの書き込みを行うかの制御を行う。
例えば、ビット線BL1,/BL1上の、ワード線WL1で選択されたメモリセル100に対して、Lレベルのデータを書き込む場合を説明する。この場合、プリチャージ制御信号PCGをHレベルにした後、ライト制御信号WT1のみをHレベル(このとき、その他のライト制御信号/WT1,WT2,/WT2はLレベルである。)にして、次に、ワード線WL1をHレベルにすることで、メモリセル100に対してLレベルのデータの書き込みを行うことができる。
クランプ回路104は、容量素子制御信号CINと容量素子出力ノードCOUTとの間に容量素子C14を接続し、当該容量素子C14と並列にN型MOSトランジスタQN18と昇圧回路105とが直列に接続されており、N型MOSトランジスタQN18のゲート端子に電源電圧ディテクタ115が接続され構成されている。このとき、N型MOSトランジスタQN18が電源電圧ディテクタ115からの信号を受け、昇圧回路105と容量素子制御信号CINとの接続・遮断を制御する。また、昇圧回路105の駆動により容量素子出力ノードCOUTの電圧が昇圧されるよう構成されている。
以下、以上のように構成された本実施形態に係る半導体記憶装置の動作を説明する。まず、書き込み動作時に容量素子制御信号CINがHレベルからLレベルに変化し、選択されたビット線等において容量素子C14によって電荷が引き抜かれ、負電位に降圧される。このとき、電源電圧VDDが高電圧時以外は電源電圧ディテクタ115がディスイネーブル信号を出力し、N型MOSトランジスタQN18がオフするため、昇圧回路105は容量素子制御信号CINとの接続を遮断され動作せず、容量素子出力ノードCOUTに影響を与えない状態となる。
一方、高電圧時にはN型MOSトランジスタQN18が電源電圧ディテクタ115からイネーブル信号を受け取りオンし、昇圧回路105と容量素子制御信号CINとが接続される。書き込み動作時に容量素子制御信号CINがHレベルからLレベルに変化し、昇圧回路105では、容量素子制御信号CINのN型MOSトランジスタQN18とインバータINV11とを介した信号(この場合は昇圧信号)が容量素子C13に入力される。この容量素子C13への印加電圧の増加に伴い、出力先である選択されたビット線等に電荷が加わり、昇圧される。このため、選択されたビット線等に接続している各素子に印加される負電位は従来よりも抑制され、信頼性劣化を低減することが可能となる。
以上に示した、本実施形態での効果を以下に述べる。電源電圧VDDが高電圧時以外は、昇圧回路105が動作せず、選択されたビット線等は容量素子C14によって従来と同量だけ負電位に降圧され、メモリセル100へのデータの書き込み特性の改善が可能である。更に高電圧時は、昇圧回路105による昇圧のため、選択されたビット線等の負電位への降圧が抑制され、ビット線等に接続している各素子への信頼性劣化を低減することが可能となる。
《実施形態3》
図12は、本発明の実施形態3に係る半導体記憶装置の構成図である。図12に示す半導体記憶装置は、複数のメモリセルからなるメモリアレイMA21と、P型MOSトランジスタQP21,QP22,QP23からなるプリチャージ回路201と、容量素子C21、N型MOSトランジスタQN23及びインバータINV21からなる階層書き込み回路202Aと、N型MOSトランジスタQN21,QN22からなるローカルビット線選択スイッチ203とを備えた階層アレイ200Aを複数具備することにより構成されている。
更に、LBL1,/LBL1はローカルビット線、GBL1,/GBL1はグローバルビット線、PCGはプリチャージ制御信号、WAS1〜2はライトアレイ選択信号、COUTは容量素子出力ノード、VDDは電源を示す。
メモリアレイMA21はローカルビット線LBL1,/LBL1に接続されており、当該メモリアレイMA21内のメモリセルへの書き込みは、選択されたワード線(不図示)をLレベルからHレベルにした状態(活性状態)で、予めHレベルにプリチャージされたローカルビット線LBL1,/LBL1のうち一方のローカルビット線の電位を、HレベルからLレベルにすることで実現される。
プリチャージ回路201は、P型MOSトランジスタQP21,QP22を電源VDDとローカルビット線LBL1,/LBL1との間にそれぞれ接続し、更にP型MOSトランジスタQP23をローカルビット線LBL1,/LBL1の間に接続し、それぞれのゲート端子にプリチャージ制御信号PCGを接続して構成される。このプリチャージ回路201は、プリチャージ制御信号PCGをLレベルにして、P型MOSトランジスタQP21,QP22,QP23をオンさせ、ローカルビット線LBL1,/LBL1をHレベルにプリチャージする。メモリセルへ書き込みを行う際には、プリチャージ制御信号PCGをHレベルにすることにより、P型MOSトランジスタQP21,QP22,QP23をオフさせ、ローカルビット線LBL1,/LBL1に影響を与えない状態になる。
階層書き込み回路202Aは、インバータINV21がライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)に接続され、当該インバータINV21からの出力信号を容量素子出力ノードCOUTと接地電源との間に接続されたN型MOSトランジスタQN23のゲート端子及び容量素子出力ノードCOUTに接続された容量素子C21に入力し、それぞれ容量素子出力ノードCOUTに出力することにより書き込みの制御を行っている。
ローカルビット線選択スイッチ203はN型MOSトランジスタQN21,QN22をローカルビット線LBL1,/LBL1と容量素子出力ノードCOUTとの間に接続し、それぞれのゲート端子にグローバルビット線GBL1,/GBL1を接続することにより構成されている。
以下に、以上のように構成された本実施形態に係る半導体記憶装置の動作を説明する。まず、非書き込み時はグローバルビット線GBL1,/GBL1がともにLレベルに保持される。このため、ローカルビット線選択スイッチ203のN型MOSトランジスタQN21,QN22はオフし、ローカルビット線LBL1,/LBL1と階層書き込み回路202Aとの接続は遮断される。また、プリチャージ制御信号PCGはLレベルであり、このプリチャージ制御信号PCGで制御されるプリチャージ回路201は活性状態となり、ローカルビット線LBL1,/LBL1はHレベルにプリチャージされる。また、ライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)はLレベルにあり、インバータINV21を介し、Hレベルになった信号が入力されるN型MOSトランジスタQN23がオンし、容量素子出力ノードCOUTが接地電源に接続されることにより、Lレベルにディスチャージする。
書き込み動作時には、プリチャージ制御信号PCGがHレベルに遷移し、プリチャージ回路201は非活性となる。この後、グローバルビット線GBL1,/GBL1にデータがセット(例えばグローバルビット線GBL1にHレベル、/GBL1にLレベルをセット)され、N型MOSトランジスタQN21がオンする。一方、N型MOSトランジスタQN22はオフ状態を維持する。N型MOSトランジスタQN21がオンすることにより、ローカルビット線LBL1は、予めN型MOSトランジスタQN23を介して接地電源に接続されていた容量素子出力ノードCOUTと接続され、Lレベルにディスチャージされる。
この後、選択された階層アレイ200Aではライトアレイ選択信号WAS1がLレベルからHレベルになる。このとき、N型MOSトランジスタQN23と容量素子C21には、インバータINV21を経たライトアレイ選択信号WAS1の反転信号(HレベルからLレベルへ遷移した信号)が入力される。これにより、N型MOSトランジスタQN23はオフし、容量素子出力ノードCOUTと接地電源との接続は遮断される。また、容量素子C21により容量素子出力ノードCOUTとローカルビット線LBL1と選択されたメモリセルの記憶ノードとの電荷が引き抜かれ、Lレベルにあったローカルビット線等が負電位に降圧されメモリセルへの書き込みが行われる。
また、非選択の階層アレイ200Aに関しては、ライトアレイ選択信号WAS2はLレベルを保持し、ライトアレイ選択信号WAS2の反転信号が入力されるN型MOSトランジスタQN23はオン状態を保持するため、ローカルビット線LBL1は接地電源との接続を維持し、Lレベルを保持する。また、容量素子C21による電荷の引き抜きは起こらないため、ローカルビット線LBL1の電位が負電位に降圧されることはない。
以上に示した、本実施形態での効果を以下に述べる。すなわち、本実施形態は、半導体記憶装置の記憶容量に対し、常に最適な規模の書き込み回路を提供することを目的としている。所望の記憶容量を持つ半導体記憶装置は、階層アレイ200Aを複数接続することにより設計可能である。このため、各階層アレイ200Aに対し、最適な規模の階層書き込み回路202Aを設計することにより、半導体記憶装置の記憶容量の変化に対し、階層アレイ200Aの接続数の増減により対応可能であるため、常に最適な規模の階層書き込み回路202Aを提供できる。このため、選択された階層アレイ200Aに関しては、ローカルビット線等には常に最適な負電位が供給され、ローカルビット線等に接続しているトランジスタに必要以上の電気的ストレスが付加されることはない。また、非選択の階層アレイ200Aに関しては、負電位に降圧されないので、トランジスタにかかる電気的ストレスは緩和される。これらのことより、従来技術よりも信頼性劣化を抑制することが可能である。
《実施形態4》
図13は、本発明の実施形態4に係る半導体記憶装置の構成図である。図13に示す半導体記憶装置は、複数のメモリセルからなるメモリアレイMA21と、容量素子C21、N型MOSトランジスタQN23及びインバータINV21からなる階層書き込み回路202Aと、N型MOSトランジスタQN24,QN25及びP型MOSトランジスタQP24,QP25からなるローカルビット線制御回路204とを備えた複数の階層アレイ200Bから構成されている。
更に、LBL1,/LBL1はローカルビット線、GBL1,/GBL1はグローバルビット線、WAS1〜2はライトアレイ選択信号、COUTは容量素子出力ノード、VDDは電源を示す。
なお、本実施形態では実施形態3の構成に比べ、プリチャージ機能をローカルビット線制御回路204に持たせているため、階層アレイ200Bを縦断して配線されるプリチャージ制御信号PCGが不要である。
メモリアレイMA21はローカルビット線LBL1,/LBL1に接続されており、当該メモリアレイMA21内のメモリセルへの書き込みは、選択されたワード線(不図示)をLレベルからHレベルにした状態(活性状態)で、予めHレベルにプリチャージされたローカルビット線LBL1,/LBL1のうち一方のローカルビット線の電位を、HレベルからLレベルにすることで実現される。
階層書き込み回路202Aは、インバータINV21がライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)に接続され、当該インバータINV21からの出力信号を容量素子出力ノードCOUTと接地電源との間に接続されたN型MOSトランジスタQN23のゲート端子及び容量素子出力ノードCOUTに接続された容量素子C21に入力し、それぞれ容量素子出力ノードCOUTに出力することにより書き込みの制御を行っている。
ローカルビット線制御回路204は、電源VDDとローカルビット線LBL1,/LBL1との間にP型MOSトランジスタQP24,QP25を、接地電源とローカルビット線LBL1,/LBL1との間にN型MOSトランジスタQN24,QN25をそれぞれ接続し、それぞれのゲート端子に、グローバルビット線GBL1,/GBL1を接続することにより構成されている。
以下に、以上のように構成された本実施形態に係る半導体記憶装置の動作を説明する。まず、非書き込み時はグローバルビット線GBL1,/GBL1がともにLレベルに保持される。このため、ローカルビット線制御回路204においてP型MOSトランジスタQP24,QP25がオンしており、ローカルビット線LBL1,/LBL1は電源VDDと接続され、Hレベルを保持する。また、ライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)はLレベルにあり、インバータINV21を介し、Hレベルになった信号が入力されるN型MOSトランジスタQN23がオンし、容量素子出力ノードCOUTをLレベルにディスチャージする。
書き込み動作時には、グローバルビット線GBL1,/GBL1にデータがセット(例えばグローバルビット線GBL1にHレベル、/GBL1にLレベルをセット)され、N型MOSトランジスタQN24とP型MOSトランジスタQP25がオン状態となる。これにより、ローカルビット線LBL1は予めN型MOSトランジスタQN23を介して接地電源に接続されていた容量素子出力ノードCOUTと接続され、Lレベルにディスチャージされる。一方、ローカルビット線/LBL1はP型MOSトランジスタQP25を介して電源VDDと接続され、Hレベルを保持する。
この後、選択された階層アレイ200Bではライトアレイ選択信号WAS1がLレベルからHレベルになる。このとき、N型MOSトランジスタQN23と容量素子C21には、インバータINV21を経たライトアレイ選択信号WAS1の反転された信号(HレベルからLレベルへ遷移した信号)が入力される。これにより、N型MOSトランジスタQN23はオフされ、容量素子出力ノードCOUTと接地電源との接続は遮断される。また、容量素子C21により容量素子出力ノードCOUTとローカルビット線LBL1と選択されたメモリセルの記憶ノードとの電荷が引き抜かれ、Lレベルにあったローカルビット線等が負電位に降圧され書き込みが行われる。
また、非選択の階層アレイ200Bに関しては、ライトアレイ選択信号WAS2はLレベルを保持し、ライトアレイ選択信号WAS2の反転信号が入力されるN型MOSトランジスタQN23はオン状態を保持するため、ローカルビット線LBL1は接地電源との接続を維持し、Lレベルを保持する。また、容量素子C21による電荷の引き抜きは起こらないため、ローカルビット線LBL1の電位が負電位に降圧されることはない。
以上に示した、本実施形態での効果を以下に述べる。実施形態3と同様に、階層書き込み回路202Aの規模が最適化されているため、ローカルビット線LBL1,/LBL1に印加される負電位は必要最低限で済み、従来技術に比べ信頼性劣化を抑制することが可能である。更に、プリチャージ制御信号PCGの削減により、省面積化や配線混雑の緩和によるノイズの低減が期待できる。
《実施形態5》
図14は、本発明の実施形態5に係る半導体記憶装置の構成図である。図14に示す半導体記憶装置は、複数のメモリセルからなるメモリアレイMA21と、P型MOSトランジスタQP21,QP22,QP23からなるプリチャージ回路201と、N型MOSトランジスタQN21,QN22及びAND回路QAN21,QAN22からなるアレイ選択回路205と、容量素子C21、N型MOSトランジスタQN23、インバータINV21及び遅延素子DLYからなる階層書き込み回路202Bとを備えた階層アレイ200Cを複数具備することにより構成されている。
更に、LBL1,/LBL1はローカルビット線、GBL1,/GBL1はグローバルビット線、PCGはプリチャージ制御信号、WAS1〜2はライトアレイ選択信号、COUTは容量素子出力ノード、VDDは電源を示す。
メモリアレイMA21はローカルビット線LBL1,/LBL1に接続されており、当該メモリアレイMA21内のメモリセルへの書き込みは、選択されたワード線(不図示)をLレベルからHレベルにした状態(活性状態)で、予めHレベルにプリチャージされたローカルビット線LBL1,/LBL1のうち一方のローカルビット線の電位を、HレベルからLレベルにすることで実現される。
プリチャージ回路201は、P型MOSトランジスタQP21,QP22を電源VDDとローカルビット線LBL1,/LBL1との間にそれぞれ接続し、更にP型MOSトランジスタQP23をローカルビット線LBL1,/LBL1の間に接続し、それぞれのゲート端子にプリチャージ制御信号PCGを接続して構成される。このプリチャージ回路201は、プリチャージ制御信号PCGをLレベルにして、P型MOSトランジスタQP21,QP22,QP23をオンさせ、ローカルビット線LBL1,/LBL1をHレベルにプリチャージする。メモリセルへ書き込みを行う際には、プリチャージ制御信号PCGをHレベルにすることにより、P型MOSトランジスタQP21,QP22,QP23をオフさせ、ローカルビット線LBL1,/LBL1に影響を与えない状態になる。
階層書き込み回路202Bは、遅延素子DLYを介してインバータINV21がライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)に接続され、当該インバータINV21からの出力信号を容量素子出力ノードCOUTと接地電源との間に接続されたN型MOSトランジスタQN23のゲート端子及び容量素子出力ノードCOUTに接続された容量素子C21に入力し、それぞれ容量素子出力ノードCOUTに出力することにより書き込みの制御を行っている。
アレイ選択回路205は、AND回路QAN21,QAN22がグローバルビット線GBL1,/GBL1の信号とライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)とを受け、ローカルビット線LBL1,/LBL1と階層書き込み回路202Bとの間に接続されているN型MOSトランジスタQN21,QN22のゲート端子に出力することにより、ローカルビット線LBL1,/LBL1と階層書き込み回路202Bとの接続・遮断を制御し、書き込みを行う階層アレイ200Cの選択を行っている。
以下に、以上のように構成された本実施形態に係る半導体記憶装置の動作を説明する。まず、非書き込み動作時には、ライトアレイ選択信号WAS1〜2は全てLレベルにあるので、AND回路QAN21,QAN22の出力は常にLレベルとなり、N型MOSトランジスタQN21,QN22はオフし、ローカルビット線LBL1,/LBL1と階層書き込み回路202Bとの接続は遮断される。また、プリチャージ制御信号PCGはLレベルであり、このプリチャージ制御信号PCGで制御されるプリチャージ回路201は活性状態となり、ローカルビット線LBL1,/LBL1はHレベルにプリチャージされる。
次に、書き込み動作時の選択された階層アレイ200Cに関して説明する。このとき、プリチャージ制御信号PCGがHレベルに遷移し、プリチャージ回路201は非活性となる。その後、グローバルビット線GBL1,/GBL1にデータをセットし(例えばグローバルビット線GBL1にHレベル、/GBL1にLレベルをセット)、この後にライトアレイ選択信号WAS1をLレベルからHレベルへと変化させる。これにより、グローバルビット線GBL1の信号とライトアレイ選択信号WAS1とを入力とするAND回路QAN21が活性化する。一方、グローバルビット線/GBL1の信号とライトアレイ選択信号WAS1とを入力とするAND回路QAN22は非活性状態を維持する。AND回路QAN21が活性化されたことにより、ローカルビット線LBL1が階層書き込み回路202Bと接続され、予めN型MOSトランジスタQN23を介して接地電源に接続されていた容量素子出力ノードCOUTと接続されるため、ローカルビット線LBL1はLレベルにディスチャージされる。遅延素子DLYにより、ローカルビット線LBL1のディスチャージから特定時間の遅延の後、インバータINV21を経たライトアレイ選択信号WAS1の反転された信号(HレベルからLレベルへ遷移した信号)がN型MOSトランジスタQN23と容量素子C21とに入力される。これにより、N型MOSトランジスタQN23はオフされ、容量素子出力ノードCOUTと接地電源との接続は遮断される。また、容量素子C21により容量素子出力ノードCOUTとローカルビット線LBL1と選択されたメモリセルの記憶ノードとの電荷が引き抜かれ、ローカルビット線等が負電位に降圧され書き込みが行われる。
一方、書き込み動作時の非選択の階層アレイ200Cに関しては、AND回路QAN21,QAN22にライトアレイ選択信号WAS2としてLレベルが入力され、非活性となるため、ローカルビット線LBL1,/LBL1は階層書き込み回路202Bから遮断される。このため、選択された階層アレイ200Cとは異なり、ローカルビット線LBL1,/LBL1はLレベル更には負電位まで降圧されない。つまり非選択の階層アレイ200Cに関しては、書き込み動作とプリチャージによるローカルビット線LBL1,/LBL1の充放電が行われない。
以上に示した、本実施形態での効果を以下に述べる。すなわち、非選択の階層アレイ200Cに関しては、負電位に降圧されることがなく、また、選択された階層アレイ200Cに関しても、階層書き込み回路202Bの規模が最適化されているため、ローカルビット線LBL1,/LBL1に印加される負電位は必要最低限で済み、実施形態3と同様に従来技術に比べ信頼性劣化を抑制することが可能である。更に書き込み動作時に、非選択の階層アレイ200Cに関して、ローカルビット線LBL1,/LBL1での充放電が行われないため、消費電力を低減することが可能である。
図15は、図14に示した階層アレイ200Cの別の一例を示した図である。図15の階層アレイ200Dは、図14の階層アレイ200Cのライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)をローカルビット線LBL1,/LBL1に対するプリチャージの制御にも併用できるよう、プリチャージ回路201のP型MOSトランジスタQP21,QP22,QP23のゲート端子に、ライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)を接続して構成される。これにより、プリチャージ制御信号PCGを削減することが可能であり、省面積化や配線混雑の緩和によるノイズの低減が期待できる。
《実施形態6》
図16は、本発明の実施形態6に係る半導体記憶装置の構成図である。図16に示す半導体記憶装置は、複数のメモリセルからなるメモリアレイMA21と、P型MOSトランジスタQP21,QP22,QP23からなるプリチャージ回路201と、容量素子C21、N型MOSトランジスタQN23及びインバータINV21からなる階層書き込み回路202Aと、AND回路QAN23,QAN24、インバータINV22及びN型MOSトランジスタQN21,QN22からなるローカルビット線選択回路206とを備えた階層アレイ200Eを複数具備することにより構成されている。
更に、LBL1,/LBL1はローカルビット線、GBL1は単一のグローバルビット線、PCGはプリチャージ制御信号、WAS1〜2はライトアレイ選択信号、COUTは容量素子出力ノード、VDDは電源を示す。
メモリアレイMA21はローカルビット線LBL1,/LBL1に接続されており、当該メモリアレイMA21内のメモリセルへの書き込みは、選択されたワード線(不図示)をLレベルからHレベルにした状態(活性状態)で、予めHレベルにプリチャージされたローカルビット線LBL1,/LBL1のうち一方のローカルビット線の電位を、HレベルからLレベルにすることで実現される。
プリチャージ回路201は、P型MOSトランジスタQP21,QP22を電源VDDとローカルビット線LBL1,/LBL1との間にそれぞれ接続し、更にP型MOSトランジスタQP23をローカルビット線LBL1,/LBL1の間に接続し、それぞれのゲート端子にプリチャージ制御信号PCGを接続して構成される。このプリチャージ回路201は、プリチャージ制御信号PCGをLレベルにして、P型MOSトランジスタQP21,QP22,QP23をオンさせ、ローカルビット線LBL1,/LBL1をHレベルにプリチャージする。メモリセルへ書き込みを行う際には、プリチャージ制御信号PCGをHレベルにすることにより、P型MOSトランジスタQP21,QP22,QP23をオフさせ、ローカルビット線LBL1,/LBL1に影響を与えない状態になる。
階層書き込み回路202Aは、インバータINV21がライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)に接続され、当該インバータINV21からの出力信号を容量素子出力ノードCOUTと接地電源との間に接続されたN型MOSトランジスタQN23のゲート端子及び容量素子出力ノードCOUTに接続された容量素子C21に入力し、それぞれ容量素子出力ノードCOUTに出力することにより書き込みの制御を行っている。
ローカルビット線選択回路206の構成は、以下に示すとおりである。AND回路QAN23はプリチャージ制御信号PCGとグローバルビット線GBL1の信号とを入力信号とする。また、AND回路QAN24はプリチャージ制御信号PCGとグローバルビット線GBL1の反転信号とを入力信号とする。これらAND回路QAN23,QAN24の出力信号を受けN型MOSトランジスタQN21,QN22がローカルビット線LBL1,/LBL1と容量素子出力ノードCOUTとを接続又は遮断する。
以下に、以上のように構成された本実施形態に係る半導体記憶装置の動作を説明する。まず、非書き込み時にグローバルビット線GBL1はLレベルに保持され、またプリチャージ制御信号PCGがLレベルに保持される。これにより、AND回路QAN23,QAN24が非活性となり、N型MOSトランジスタQN21,QN22はオフし、ローカルビット線LBL1,/LBL1は階層書き込み回路202Aとの接続を遮断される。一方、プリチャージ回路201は活性化し、ローカルビット線LBL1,/LBL1がプリチャージされる。また、ライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)はLレベルにあり、インバータINV21を介し、Hレベルになった信号が入力されるN型MOSトランジスタQN23がオンし、容量素子出力ノードCOUTをLレベルにディスチャージする。
書き込み動作時には、プリチャージ制御信号PCGがHレベルに遷移し、プリチャージ回路201は非活性となる。この後、グローバルビット線GBL1にデータがセット(例えばグローバルビット線GBL1にHレベルをセット)される。このとき、AND回路QAN23はN型MOSトランジスタQN21にHレベルを出力し、当該N型MOSトランジスタQN21がオンする。これにより、ローカルビット線LBL1は、予めN型MOSトランジスタQN23を介して接地電源に接続されていた容量素子出力ノードCOUTと接続され、Lレベルにディスチャージされる。一方、AND回路QAN24はN型MOSトランジスタQN22にLレベルを出力し、当該N型MOSトランジスタQN22がオフ状態を保持し、ローカルビット線/LBL1と階層書き込み回路202Aとの接続は遮断されたままである。
この後、選択された階層アレイ200Eではライトアレイ選択信号WAS1がLレベルからHレベルになる。このとき、N型MOSトランジスタQN23及び容量素子C21には、インバータINV21を経たライトアレイ選択信号WAS1の反転された信号(HレベルからLレベルへ遷移した信号)が入力される。これにより、N型MOSトランジスタQN23はオフされ、容量素子出力ノードCOUTと接地電源との接続は遮断される。また、容量素子C21により容量素子出力ノードCOUTとローカルビット線LBL1と選択されたメモリセルの記憶ノードとの電荷が引き抜かれ、ローカルビット線等が負電位に降圧され書き込みが行われる。
また、非選択の階層アレイ200Eに関しては、ライトアレイ選択信号WAS2はLレベルを保持し、ライトアレイ選択信号WAS2の反転信号が入力されるN型MOSトランジスタQN23はオン状態を維持するため、ローカルビット線LBL1は接地電源との接続を維持し、Lレベルを維持する。また、容量素子C21による電荷の引き抜きは起こらないため、ローカルビット線LBL1の電位が負電位に降圧されることはない。
以上に示した、本実施形態での効果を以下に述べる。すなわち、非選択の階層アレイ200Eに関しては、負電位に降圧されることがなく、また、選択された階層アレイ200Eに関しても、階層書き込み回路202Aの規模が最適化されているため、ローカルビット線LBL1,/LBL1に印加される負電位は必要最低限で済み、実施形態3と同様に従来技術に比べ信頼性劣化を抑制することが可能である。更に、グローバルビット線の削減により、省面積化や配線混雑の緩和によるノイズの低減が期待できる。
図17は、図16に示した階層アレイ200Eの別の一例を示した図である。図17の階層アレイ200Fは、図16の階層アレイ200Eのライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)をローカルビット線LBL1,/LBL1に対するプリチャージの制御にも併用できるよう、N型MOSトランジスタQN24,QN25、P型MOSトランジスタQP24,QP25及びAND回路QAN23,QAN24からなるローカルビット線選択回路206を設け、一方のAND回路QAN23はライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)とグローバルビット線GBL1の信号とを入力信号とし、他方のAND回路QAN24はライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)とグローバルビット線GBL1の反転信号とを入力信号として、これらAND回路QAN23,QAN24の出力信号でN型MOSトランジスタQN24,QN25及びP型MOSトランジスタQP24,QP25の導通を制御するように構成される。これにより、プリチャージ制御信号PCGを削減することが可能であり、省面積化や配線混雑の緩和によるノイズの低減が期待できる。
《実施形態7》
図18は、本発明の実施形態7に係る半導体記憶装置の構成図である。図18に示す半導体記憶装置は、複数のメモリセルからなるメモリアレイMA21と、プリチャージ回路201と、N型MOSトランジスタQN21,QN22からなるローカルビット線選択スイッチ203とをそれぞれ備えた階層アレイ210Aと、階層書き込み回路202Aと、入力回路120とで構成されている。LBL1〜4,/LBL1〜4はローカルビット線、GBL1〜4,/GBL1〜4はグローバルビット線、PCGはプリチャージ制御信号、WAS1〜2はライトアレイ選択信号、VDDは電源を示す。このとき、同一の入力回路120からデータを入力され、かつ同一のライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)により選択される各階層アレイ群300Aに、それぞれ1つだけ階層書き込み回路202Aが接続されている。
単一の入力回路120に接続されている複数のグローバルビット線GBL1〜4,/GBL1〜4のうち、書き込み時に選択される(Hレベルになる)のは1本だけである。このため、例えばグローバルビット線GBL1がHレベルになったとき、当該グローバルビット線GBL1の信号をゲートに受けるN型MOSトランジスタQN21のみがオン状態となり、当該グローバルビット線GBL1に接続されている階層アレイ210Aのローカルビット線LBL1のみが階層書き込み回路202Aと接続される。つまり、同一の入力回路120からデータを入力され、かつ同一のライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)により制御される階層アレイ群300A内において、複数のローカルビット線LBL1〜4,/LBL1〜4のうち、階層書き込み回路202Aと接続されるのは常に1本だけである。これにより、階層書き込み回路202Aに接続するカラム数が増加しても、それらのカラムへデータを入力する入力回路120が同一である限り、階層書き込み回路202Aの降圧の対象となる総容量はほぼ一定である。このため、例えば1つの入力回路120に4ペアのグローバルビット線GBL1〜4,/GBL1〜4が接続されている場合、同一の入力回路120からデータを入力され、かつ同一のライトアレイ選択信号WAS1(WAS2)により制御される隣接した4つの階層アレイ210Aからなる階層アレイ群300Aに1つの階層書き込み回路202Aが備えてあればよく、階層書き込み回路202Aの削減により、省面積化が可能となる。
《実施形態8》
図19は、本発明の実施形態8に係る半導体記憶装置の構成図である。図19に示す半導体記憶装置は、複数のメモリセルからなるメモリアレイMA21と、プリチャージ回路201と、N型MOSトランジスタQN21,QN22及びAND回路QAN21,QAN22からなるアレイ選択回路とをそれぞれ備えた階層アレイ210Cと、階層書き込み回路202Bと、入力回路120とで構成されている。LBL1〜4,/LBL1〜4はローカルビット線、GBL1〜4,/GBL1〜4はグローバルビット線、PCGはプリチャージ制御信号、WAS1〜2はライトアレイ選択信号、VDDは電源を示す。また、単一の入力回路120につき、1つだけ階層書き込み回路202Bが具備されている。
単一の入力回路120に接続されている複数のグローバルビット線GBL1〜4,/GBL1〜4のうち、書き込み時に選択される(Hレベルになる)のは1本だけである。また、複数のライトアレイ選択信号WAS1〜2のうち、書き込み時に選択される(Hレベルになる)のは1本だけである。このため、グローバルビット線GBL1〜4,/GBL1〜4とライトアレイ選択信号WAS1〜2を入力信号とし、論理積を取るAND回路QAN21,QAN22により選択される階層アレイ210Cは、1つの入力回路120につき1つだけである。このとき、選択された階層アレイ210Cのローカルビット線LBL1(/LBL1)のみN型MOSトランジスタQN21(QN22)を介して階層書き込み回路202Bと接続される。つまり、単一の入力回路120によりデータを入力される階層アレイ群300B内において、複数のローカルビット線LBL1〜4,/LBL1〜4のうち、階層書き込み回路202Bと接続されるのは常に1本だけである。これにより、単一の入力回路120に接続されているグローバルビット線数が増加しても、階層書き込み回路202Bの降圧の対象となる総容量はほぼ一定である。このため、1つの入力回路120につき、1つだけ階層書き込み回路202Bを備えていればよく、階層書き込み回路202Bの削減により、省面積化が可能となる。
《実施形態9》
図20は、本発明の実施形態9に係る半導体記憶装置のレイアウト配置図である。図20に示す半導体記憶装置のレイアウト配置図は、各階層アレイ200A〜Fのレイアウトにおいて、ローカルビット線LBL1(/LBL1)が階層書き込み回路202A〜Bから両側に配線されることで構成されている。つまり、各階層アレイ200A〜Fにおいて階層書き込み回路202A〜Bの両側にメモリアレイM21が配置されており、同一のローカルビット線LBL1(/LBL1)でコンタクト220にて接続されているため、同時に同一のデータを両側に伝送することが可能である。このため、階層書き込み回路202A〜BがメモリアレイM21の片側のみに配置されているときに比べ、信号伝達距離が半分で済むため、より高速に書き込みを行うことが可能である。
《実施形態10》
図21は、本発明の実施形態10に係る半導体記憶装置のレイアウト配置図である。図21に示す半導体記憶装置のレイアウト配置図は、各階層アレイ200A〜Fのレイアウトにおいて、ローカルビット線LBL1(/LBL1)の両端に階層書き込み回路202A〜Bが配置され、コンタクト220にて接続されることで構成されている。つまり、各階層アレイ200A〜Fのレイアウトにおいて、メモリアレイM21の両端に階層書き込み回路202A〜Bが配置されており、各階層書き込み回路202A〜Bの素子サイズは実施形態9での階層書き込み回路202A〜Bの約半分である。このように配置したとき、両端の階層書き込み回路202A〜BからメモリアレイM21に同一のデータが伝送されるため、階層書き込み回路202A〜BがメモリアレイM21の片側のみに配置されているときに比べ、信号伝達距離が半分で済み、より高速に書き込みを行うことが可能である。
《実施形態11》
図22は、本発明の実施形態11に係る半導体記憶装置のレイアウト配置図である。図22に示す半導体記憶装置のレイアウト配置図は、各階層アレイ200A〜Fのレイアウトにおいて、ローカルビット線LBL1(/LBL1)の片側の端部に階層書き込み回路202A〜Bが配置され、コンタクト220にて接続されることで構成されている。つまり、各階層アレイ200A〜Fのレイアウトにおいて、片側の端部に階層書き込み回路202A〜Bが配置されており、隣り合う階層アレイ200A〜Fで階層書き込み回路202A〜Bを共用することが可能である。隣り合う階層アレイ200A〜Fで階層書き込み回路202A〜Bを共用する場合、各階層書き込み回路202A〜Bの素子サイズは実施形態9での階層書き込み回路202A〜Bの約2倍である。このように配置したとき、素子の共通化に伴う素子分離領域の削減などにより、配置効率の向上を図ることができ、省面積化が可能である。
なお、上記実施形態4〜8における階層書き込み回路202A〜B中の容量素子C21として、実施形態1にて説明した可変容量素子C11を用いることも可能である。
以上説明してきたとおり、本発明に係る半導体記憶装置は、低電源電圧でのメモリセルへのデータの書き込み特性を改善しつつ各素子の信頼性劣化を抑制することが可能であるので、スタティック型ランダムアクセスメモリ(SRAM)等として有用である。
100 メモリセル
101 プリチャージ回路
102 カラム選択回路
103A〜E,104 クランプ回路
105 昇圧回路
110 入力回路
115 電源電圧ディテクタ
120 入力回路
200A〜F 階層アレイ
201 プリチャージ回路
202A〜B 階層書き込み回路
203 ローカルビット線選択スイッチ
204 ローカルビット線制御回路
205 アレイ選択回路
206 ローカルビット線選択回路
210A,210C 階層アレイ(階層書き込み回路なし)
220 コンタクト
300A〜B 階層アレイ群
BL1〜2,/BL1〜2 ビット線
C11 可変容量素子
C12〜14,C21 容量素子
CIN 容量素子制御信号
COUT 容量素子出力ノード
DLY 遅延素子
GBL1〜4,/GBL1〜4 グローバルビット線
INV11,INV21〜22 インバータ
LBL1〜4,/LBL1〜4 ローカルビット線
MA21 メモリアレイ
PCG プリチャージ制御信号
QAN21〜24 AND回路
QN11〜12 ドライブトランジスタ
QN13〜14 アクセストランジスタ
QN15〜18,QN21〜25 N型MOSトランジスタ
QP11〜12 ロードトランジスタ
QP13〜14,QP21〜25 P型MOSトランジスタ
QND N型DMOSトランジスタ
QPD P型DMOSトランジスタ
VDD 電源
WAS1〜2 ライトアレイ選択信号
WL1〜2 ワード線
WT1〜2,/WT1〜2 ライト制御信号

Claims (26)

  1. 第1のワード線と、
    第1のビット線対と、
    前記第1のワード線と前記第1のビット線対とに接続された第1のメモリセルと、
    前記第1のビット線対のいずれか一方のビット線を選択する第1の選択回路と、
    前記第1の選択回路を介して前記第1のビット線対と接続する書き込み回路とを有する半導体記憶装置であって、
    前記書き込み回路は、
    前記第1のビット線対のうち前記第1の選択回路によって選択されたビット線の電位を第1の電位に制御する第1の制御回路と、
    前記選択されたビット線の電位を前記第1の電位よりも低い第2の電位に制御する可変容量キャパシタとを備え、
    前記第2の電位は、前記可変容量キャパシタに印加される電圧に応じて前記可変容量キャパシタの容量が変化することにより調整されることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 請求項1記載の半導体記憶装置において、
    前記第1のビット線対のうち前記第1の選択回路によって選択されたビット線の電位は、前記第1の制御回路により降圧された後に、前記可変容量キャパシタにより前記第2の電位に制御されることを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 請求項1又は2に記載の半導体記憶装置において、
    前記容量可変キャパシタは、N型DMOSトランジスタであり、
    前記N型DMOSトランジスタのゲートは、前記第1の選択回路を介して前記第1のビット線対に接続されており、前記N型DMOSトランジスタのソース及びドレインには共通の可変電圧が印加されることを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 請求項1又は2に記載の半導体記憶装置において、
    前記容量可変キャパシタは、P型DMOSトランジスタであり、
    前記P型DMOSトランジスタのソース及びドレインは、前記第1の選択回路を介して前記第1のビット線対に接続されており、前記P型DMOSトランジスタのゲートには可変電圧が印加されることを特徴とする半導体記憶装置。
  5. 請求項3又は4に記載の半導体記憶装置において、
    前記N型DMOSトランジスタ又は前記P型DMOSトランジスタの酸化膜の膜厚は、前記半導体記憶装置が搭載されるLSIのIO部トランジスタの酸化膜の膜厚と等しいことを特徴とする半導体記憶装置。
  6. 請求項3〜5のいずれか1項に記載の半導体記憶装置において、
    定容量キャパシタを更に備え、
    前記定容量キャパシタは、前記N型DMOSトランジスタ又は前記P型DMOSトランジスタと並列に接続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 第1のワード線と、
    第1のビット線対と、
    前記第1のワード線と前記第1のビット線対とに接続された第1のメモリセルと、
    前記第1のビット線対のいずれか一方のビット線を選択する第1の選択回路と、
    前記第1の選択回路を介して前記第1のビット線対と接続する書き込み回路と、
    電源電圧が所定の電圧値以上か否かを検知する電源電圧ディテクタとを有する半導体記憶装置であって、
    前記書き込み回路は、
    前記第1のビット線対のうち前記第1の選択回路によって選択されたビット線の電位を第1の電位に制御する第1の制御回路と、
    前記選択されたビット線の電位を前記第1の電位よりも低い第2の電位に制御する第2の制御回路と、
    前記電源電圧ディテクタの出力信号によって第3の電位に制御される第3の制御回路とを備え、
    前記第2の制御回路と前記第3の制御回路とは互いに並列に接続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 請求項7記載の半導体記憶装置において、
    前記第3の制御回路は、前記第1のビット線対のうち前記第1の選択回路によって選択されたビット線の電位を前記第2の電位より高い第3の電位に制御することを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の半導体記憶装置において、
    第2のワード線と、
    第2のビット線対と、
    前記第2のワード線と前記第2のビット線対とに接続された第2のメモリセルと、
    前記第2のビット線対のいずれか一方のビット線を選択する第2の選択回路とを更に備え、
    前記書き込み回路は、前記第2の選択回路を介して前記第2のビット線対とも接続していることを特徴とする半導体記憶装置。
  10. 請求項9記載の半導体記憶装置において、
    入力回路を更に備え、
    前記書き込み回路は、前記入力回路に隣接して配置されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  11. グローバルビット線対と、
    プリチャージ制御信号と、
    前記グローバルビット線対と前記プリチャージ制御信号とに接続された1つ以上の階層アレイと、
    いずれの階層アレイに書き込みを行うかを選択するライトアレイ選択信号とを有する半導体記憶装置であって、
    前記階層アレイの各々は、
    ローカルビット線対と、
    前記ローカルビット線対に接続されたメモリアレイと、
    前記プリチャージ制御信号と前記ローカルビット線対とに接続されたプリチャージ回路と、
    前記ローカルビット線対のいずれか一方のローカルビット線を選択するローカルビット線選択スイッチと、
    階層書き込み回路とを備え、
    前記階層書き込み回路は、前記ライトアレイ選択信号と接続されており、トランジスタ素子を含む第1の制御回路と、容量素子を含む第2の制御回路とからなることを特徴とする半導体記憶装置。
  12. 請求項11記載の半導体記憶装置において、
    前記ライトアレイ選択信号により選択された前記階層アレイにおいて、
    前記ローカルビット線選択スイッチは、前記グローバルビット線対の信号を受けて前記ローカルビット線対のいずれか一方のローカルビット線を選択し、選択されたローカルビット線の電位を、前記第1の制御回路により第1の電位に制御した後、前記第2の制御回路により前記第1の電位よりも低い第2の電位に制御することを特徴とする半導体記憶装置。
  13. グローバルビット線対と、
    前記グローバルビット線対に接続された1つ以上の階層アレイと、
    いずれの階層アレイに書き込みを行うかを選択するライトアレイ選択信号とを有する半導体記憶装置であって、
    前記階層アレイの各々は、
    ローカルビット線対と、
    前記ローカルビット線対に接続されたメモリアレイと、
    前記ローカルビット線対の制御を行うローカルビット線制御回路と、
    階層書き込み回路とを備え、
    前記階層書き込み回路は、前記ライトアレイ選択信号と接続されており、トランジスタ素子を含む第1の制御回路と、容量素子を含む第2の制御回路とからなることを特徴とする半導体記憶装置。
  14. 請求項13記載の半導体記憶装置において、
    前記ライトアレイ選択信号により選択された前記階層アレイにおいて、
    前記ローカルビット線制御回路は、前記グローバルビット線の信号を受け、前記ローカルビット線をHレベルに維持するか前記階層書き込み回路と接続するかを制御し、前記階層書き込み回路と接続された前記ローカルビット線の電位を、前記第1の制御回路により第1の電位に制御した後、前記第2の制御回路により前記第1の電位よりも低い第2の電位に制御することを特徴とする半導体記憶装置。
  15. 請求項11〜14のいずれか1項に記載の半導体記憶装置において、
    前記ライトアレイ選択信号と前記グローバルビット線対の信号とを受け、書き込みを行うアレイを選択するアレイ選択回路を更に備えていることを特徴とする半導体記憶装置。
  16. 請求項15記載の半導体記憶装置において、
    前記ライトアレイ選択信号が前記プリチャージ制御信号を兼ねていることを特徴とする半導体記憶装置。
  17. 請求項11〜16のいずれか1項に記載の半導体記憶装置において、
    前記グローバルビット線対が単一グローバルビット線に置換されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  18. 請求項17記載の半導体記憶装置において、
    前記プリチャージ制御信号又は前記ライトアレイ選択信号と、前記単一グローバルビット線の信号とにより制御されるローカルビット線選択スイッチ又はローカルビット線制御回路を更に備えていることを特徴とする半導体記憶装置。
  19. 請求項11〜18のいずれか1項に記載の半導体記憶装置において、
    複数の入力回路と、
    前記入力回路の1つ以上に接続され、かつ単一の前記ライトアレイ選択信号によって制御される第1の階層アレイ群とを有し、
    前記階層書き込み回路は、前記第1の階層アレイ群に接続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  20. 請求項15又は16に記載の半導体記憶装置において、
    複数の入力回路と、
    前記入力回路の1つ以上に接続されている第2の階層アレイ群とを有し、
    前記階層書き込み回路は、前記第2の階層アレイ群に接続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  21. 請求項20記載の半導体記憶装置において、
    前記階層書き込み回路は、前記入力回路に隣接して配置されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  22. 請求項11〜21のいずれか1項に記載の半導体記憶装置において、
    前記階層書き込み回路は遅延素子を備え、
    前記第1の制御回路がローカルビット線を駆動した後に前記第2の制御回路が当該ローカルビット線を駆動することを特徴とする半導体記憶装置。
  23. 請求項11〜22のいずれか1項に記載の半導体記憶装置において、
    前記第2の制御回路として可変容量キャパシタを用いることを特徴とする半導体記憶装置。
  24. 請求項11〜23のいずれか1項に記載の半導体記憶装置において、
    各階層アレイのレイアウトにおいて、前記ローカルビット線の中央が前記階層書き込み回路と接続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  25. 請求項11〜23のいずれか1項に記載の半導体記憶装置において、
    各階層アレイのレイアウトにおいて、前記ローカルビット線の両端が前記階層書き込み回路と接続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
  26. 請求項11〜23のいずれか1項に記載の半導体記憶装置において、
    各階層アレイのレイアウトにおいて、前記ローカルビット線の片側の端部が前記階層書き込み回路と接続されていることを特徴とする半導体記憶装置。
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