JP5255478B2 - 管路切替装置及びプラント配管システム - Google Patents
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Description
また、配管中に残存する中間製品の腐敗による発酵などを防止する目的により、洗浄がその都度行われている。
この洗浄は、製造設備に分解・移動などを行うことなく、設備を固定した状態のままで製品と接する部分を洗浄液と作用させて行う、いわゆるクリーニングインプレース(CIP)の方法が一般的である。
このため、切り替えバルブには、製品の移送切り替えと洗浄の切り替えのために複雑な構造のバルブを用いていた。
複数のセルを一列面状に並べて相互に平行して設けたユニットAとユニットB、ユニットAのセルとユニットBのセルとが格子状即ち相互に直角方向におかれている各セル内を移動せしめられる移動体、スライド機構付き配管の一端をバルブボードに他端を前記移動体内の接続継手に接続された2つの配管群、ユニットAとユニットBに属する目的移動体を所定位置まで移動させる装置、目的移動体を相対させて接続継手を接続させる装置、流体の移送作業終了後に前記接続を解除させる装置とで構成する切替えステーションの配管自動接続装置が提案されるに至っている。
また、決定された管路を成立させるためには正確な位置合わせが求められる。
さらに、伸縮スライド機構付き配管を用いていることから、液溜まりが生じやすくなることが考えられる。
さらにまた、継手部に樹脂製の部品を使用する必要があることから、部品交換メンテナンスを要する。
しかしながら、図4に示されるように、2点鎖線で示される下方に位置する逆T字状三方ダイヤフラム弁の最低高さが、3点鎖線で示される水平方向配管内周面の最低位置よりも低くなることが判明した。
この構造によって、配管内に管路底面よりも低い凹部が形成されることになり、この凹部に原料や中間製品等の流体等の移送を終了した時点で流体溜りが生じてしまう。
これを放置しておくと管路内部で腐敗菌等が繁殖し、極めてサニタリー性に劣り、特に食品や化粧品等を扱う設備としては不適合となる。
また、ダイヤフラム弁にて構成したから、管路切替装置を極めて小型軽量化できて装置自体の製作コストを削減でき、接続切替を迅速化することができて、運転効率を大幅に向上して運転コストをも低廉化することができる。
さらに、流体を圧力移送する場合にあっては、第1乃至第2ポートのいずれか、あるいは、第5乃至第6ポートのいずれか、から選択的に流体を供給することができ、また、供給されたポート以外のポートのいずれか一つから選択的に排出することができ、網の目状に組まれた配管システムに適用すれば自由自在に管路を確立することができる。
また、特に管路切替装置内において液溜まりを発生させないで、クロスコンタミネーションを確実に防止して高度のサニタリー性を確保することを可能とすることができる。
特に、各パイプの下り勾配を請求項3に係る管路切替装置の下り勾配と同一とすれば、より一層高度のサニタリー性を確保することができる。
図1は、本発明のプラント管路システムを模式的に示す概要図、図2は、本発明の管路切替装置のダイヤフラムとその駆動部を内蔵したハウジングを除去した本体要部の斜視図、図3左図は、図2の右手前を正面とした右側面図、同右図は、同背面図、図4は、従来発明の三方ダイヤフラム弁をT字状と逆T字状に接続した状態を交差角度を度外視して模式的に示す図、図5は、上流側タンク群のタンクAから下流側タンク群のタンクEへの重力移送経路を確立した態様を示す模式図、図6は、図5で示した移送経路を洗浄する態様を示す模式図、図7は、上流側タンク群内のタンクDからタンクCへの加圧移送経路を確立した態様を示す模式図、図8は、図7で示した移送経路を洗浄する態様を示す模式図、図9は、図7で示したタンクDとタンクCを洗浄する態様を示す模式図である。
A〜Dは、例えば原料や中間製品等を収容するタンク(以下「原料タンク」という。)であり、複数のタンクからなる上流側タンク群を構成している。
E〜Gは、例えば原料等を加工したり製品等を収容するタンク(以下「製品タンク」という。)であり、複数のタンクからなる下流側タンク群を構成している。
上流側タンク群の各タンクA〜Dは、その下端部に設けられた排出口の位置高さが略同一となるよう設置され、また、下流側タンク群の各タンクE〜Gは、その上端部に設けられた導入口の位置高さが略同一となるよう設置されている。
そして、上流側タンク群の各タンクの排出口の位置高さは、下流側タンク群の各タンクの導入口のそれよりも高く設定され、管内の流体等の物質を重力にて移送するようにしている。
なお、図8に示すパイプY6の適宜箇所には図示を省略するポンプを介在させて、必要な揚圧力を確保している。
低位水準パイプ群Y4〜Y7とこれに接続されるパイプ群XY1〜XY4は、同一水準にある原料タンクA〜Dの間で流体等を加圧移送あるいは加圧洗浄するためのパイプ群である。
また、原料タンクA〜Dの導入口に接続されたパイプX5〜X8は、原料供給用あるいはタンク洗浄用のパイプであり、バイプY8に三方ダイヤフラム弁を介して接続されている。パイプX8には、原料、洗浄液、加圧空気等がそれぞれの供給源(図示省略)から供給される。
なお、本実施例では高位水準パイプ群と低位水準パイプ群は直交するようにしているが、タンクのレイアウトによっては如何なる角度で交差させてもよく、要するに交差していればよい。
これらパイプ群の配設レベルは、上流側タンク群の各タンクの排出口の位置高さと、下流側タンク群の各タンクの導入口の位置高さの間に設定されている。
これらパイプ群の各パイプは、それぞれ下流側に向かって1/100程度の下り勾配が付されている。
このため、高位水準パイプ群と低位水準パイプ群の交差部には、管路を切替えるための管路切替装置を介装する。管路切替装置の詳細は後述する。
高位水準パイプ群の各パイプX1〜X4は、その基端部においてパイプY8に、その上流側の中途部において原料タンクの排出口に、それぞれ三方ダイヤフラム弁を介して接続されている。
また、低位水準パイプ群の各パイプY1〜Y3は、その末端部において製品タンクの導入口に、それぞれ三方ダイヤフラム弁を介して接続されている。
図2は、管路切替装置1のダイヤフラム弁を内蔵するハウジングを除去したT字型及び逆T字型のダイヤフラム弁本体の斜視図であり、図3左図は、図2の右手前を正面とした右側面図、右図は同背面図である。
この管路切替装置1は、図2の上方に示されるT字型三方ダイヤフラム弁本体2(以下「T字型弁本体」という。)の下方に、逆T字型三方ダイヤフラム弁本体3(以下「逆T字型弁本体」という。)が適宜の接続具にて接続され、両T字型弁本体は一体化されている。
ステンレス鋼製のT字型弁本体2は、第1ポート4の開口から本体内を通りその前面と後面の双方に開口する第1通路14と、前記第2ポートの開口から本体内を通りその前面に開口する第2通路15と、前記第3ポートの開口から本体内を通りその後面に開口する第3通路16とが形成されている。
これら開口とこれら通路については、図4において前面のものは実線で、同じく後面のものは破線で示されている。
同じく第1通路14と第3通路16とは、両通路を上下に区画する水平方向の隔壁の頂部に形成された第2弁座22に第2ダイヤフラム弁(いずれも図示省略)が離接することにより、連通し、非連通とされる。
図3において、8は第1ダイヤフラム弁と駆動部を内設した第1ハウジング、7は第2ダイヤフラム弁と駆動部を内設した第2ハウジングであり、それぞれ固定具によりT字型弁本体に取り付けられている。
したがって、第1ダイヤフラムを開いて第2ダイヤフラムを閉じると、流体は第1通路14から第2通路15へ、又はその逆に流通し、第1及び第2ダイヤフラムをともに開くと、流体はいずれの通路からも他の2つの通路へ流れ、第1ダイヤフラムを閉じて第2ダイヤフラムを開くと、流体は第1通路14から第3通路16へ、又はその逆に流れる。第1及び第2ダイヤフラムを閉じると、流れは生じない。
各ダイヤフラムは、手動又はエアーシリンダー、電動、油圧、エアモーター等の動力によって駆動される。
ステンレス鋼製の逆T字型弁本体3は、第4ポート9の開口から本体内を通り、図4でみてその後面に開口する第4通路21と、第6ポート11の開口から本体内を通りその前後面に開口する第6通路19と、第5ポート10の開口から本体内を通りその後面に開口する第5通路18とが形成されている。
同じく第6通路19と第5通路18とは、両通路を左右に区画する垂直方向の隔壁の頂部に形成された第4弁座20に第4ダイヤフラム弁が離接することにより、連通し、非連通とされる。
図3において、12は第3ダイヤフラム弁と駆動部を内設した第3ハウジング、13は第4ダイヤフラム弁と駆動部を内設した第4ハウジングであり、それぞれ固定具によりT字型弁本体に取り付けられている。
したがって、第3ダイヤフラムを開いて第4ダイヤフラムを閉じると、流体は第4通路21から第6通路19へ又はその逆に流通し、第3及び第4ダイヤフラムをともに開くと、流体はいずれの通路からも他の2つの通路へ流れる。第3及び第4ダイヤフラムを閉じると、流れは生じない。
但し、流体を重力方式で移送するときは、上方の通路から下方の通路に流れる。
これら各ダイヤフラムは、T字型弁本体と同様に手動又はエアーシリンダー、電動、油圧、エアモーター等の動力によって駆動される。
流体を重力式で移送する配管システムの場合には、上流側を高く下流側を低く設定することも有効である。されている。
以上の構成を採用することにより、逆T字型弁本体3内に液溜りが生じることはなく、高度のサニタリー性を容易に確保することができる。
このようにすれば、流体を重力移送する場合においても、容易に液溜まりの発生を防止して、クロスコンタミネーションを確実に防止して高度のサニタリー性を確保することができる。
このようにすれば、接続間の長さを任意に調整することがすることができるから、高位水準パイプ群と低位水準パイプ群の間隔を、簡単に調整することが可能となる。
したがって、第1ダイヤフラムを開いて、第2ダイヤフラムを閉じると、水平方向の第1ポート4に接続したパイプの流体は、同じ水平方向の第2ポート5に接続したパイプへ、またはその逆に流通する。
また、第1ダイヤフラムを閉じて、第2ダイヤフラムを開くと、第1ポート4と第3ポート6が連絡する。
さらに、第1ダイヤフラムと第2ダイヤフラムの双方を開くと、第1ポート4、第2ポート5及び第3ポート6の全てが連絡する。
したがって、第3ダイヤフラムを開いて第4ダイヤフラムを閉じると、第4ポート9と第6ポート11が連絡するから、そのいずれかに流入した流体は相手方のポートに流通する。
また、第3ダイヤフラムと第4ダイヤフラムの双方を開くと、第4ポート9、第6ポート11及び第5ポート10の全てが連絡するから、いずれか1つに流入した流体はそれ以外の2つのポートに流入する。
同じく、逆T字型弁本体の第4ポートに流入した流体は第5ポートのみに移送することはできず、第5ポートに流入した流体は第4ポートのみに移送することはできない。
上述の実施例1において、図3右図でみて、本体左側壁の位置を左に移動・拡大して第1通路14を延長し、その通路14途中に本体の後面に隣接して2つ開口する第1通路迂回通路を形成し、該迂回通路を連通、非連通とする第5ダイヤフラム弁を備えるとともに、図3左図でみて、本体右側壁の位置を右に移動・拡大して第6通路19を延長し、その通路19途中に本体の後面に隣接して2つ開口する第6通路迂回通路を形成し、該迂回通路を連通、非連通とする第6ダイヤフラム弁を備えるものとする。
また、逆T字型弁本体の、第4ポートに流入した流体を第5ポートのみに移送するとき、または、第5ポートに流入した流体を第4ポートのみに移送するときは、第3、第4ダイヤフラム弁を開、第6ダイヤフラム弁を閉とすればよい。
そして、第1ポート4が高位水準パイプ群のパイプX1〜X4の上流側に、第5ポート10が低位水準パイプ群のパイプY1〜Y7の上流側に接続されている。
ところがY1〜Y3とY4〜Y7とは上流側が逆転しているので、Y1〜Y3の配管切替装置とY4〜Y7のそれとは、T字型弁本体2と逆T字型弁本体3の取付角度が180度異なっている。
以下、このプラント配管システムにおける具体的な流体移送態様について説明する。
図5を参照して、タンクAの排出管と高位水準パイプ群のパイプX1との間に介在する三方ダイヤフラム弁にてX1に導き、低位水準パイプ群のパイプY4〜Y7との管路切替装置の第1ポートと第2ポートを連通するよう、第1ダイヤフラム弁を開制御、第2〜4ダイヤフラム弁を閉制御して原料流体を水平方向に導き、パイプY1の立上管との三方ダイヤフラム弁を開閉制御して下方に導き、逆T字型弁本体の第5ポートと第6ポートを連通するよう、第4ダイヤフラム弁を開制御、第1〜3ダイヤフラム弁を閉制御して原料流体を水平方向に導き、パイプY1の末端においてタンクEの導入口から導入する。
図6を参照して、タンクAからタンクEへの移送が終了したら、その移送路の洗浄を行う。洗浄液原に連結されたパイプY8から洗浄液を供給する。このときタンクAの排出管の三方ダイヤフラム弁を水平開状態、パイプY1の末端の三方ダイヤフラム弁を垂直水平開状態に制御してドレンに導いてA〜Eへの移送経路のみを洗浄する。
図7を参照して、上流側タンク群同士の流体移送について説明する。
この場合は、重力式の移送は不可能なので、パイプY8から圧力空気を移送元のタンクDに送り込む。タンクD内の圧力上昇に伴い流体は、パイプX4.パイプY6.パイプXY3.原料供給管X7を経由してタンクCに導入される。三方ダイヤフラム弁及び管路切替装置は、上記経路を確立できるように制御される。
図8を参照して、タンクDからタンクCへの流体移送が終了したら、その移送路の洗浄を行う。同じく洗浄液源に連結されたパイプY8から洗浄液を、タンクDの排出管と接続されたX4の立上管に供給し、原料移送の経路を通ってタンクC直上の配管切替装置1にてパイプX7からパイプY9に導いて、ドレンに至る。
この配管切替装置1は、いままで説明してきた配管切替装置とは異なり、これはT字型弁本体2と逆T字型弁本体3が垂直方向に配置されているのではなく、それらが水平方向に配置されている。
このように、請求項1乃至請求項4のいずれかに係る本発明の配管切替装置は、単に上下方向に配置されるものに限定されないで水平方向に配置されたものをも包含することが理解されるであろう。
図9を参照して、洗浄液は、原料供給源に接続されたパイプY8.原料供給管X7.X8.タンクC.D.高位水準パイプ群のパイプX3.X4.低位水準パイプ群のパイプY6を経由してドレンに至る。
また、各実施例の各T字型弁本体と逆T字型弁本体は、第3ポートと第4ポートが対向して直接的に一体化する形態であってもよい。
E〜G 製品タンク
X 高位水準パイプ群
Y 低位水準パイプ群
1 配管切替装置
2 T字型弁本体
3 逆T字型弁本体
4 第1ポート
5 第2ポート
6 第3ポート
7 第2ハウジング
8 第1ハウジング
9 第4ポート
10 第5ポート
11 第6ポート
12 第3ハウジング
13 第4ハウジング
14 第1通路
15 第2通路
16 第3通路
17 第1弁座
18 第5通路
19 第6通路
20 第4弁座
21 第4通路
22 第2弁座
23 第3弁座
Claims (9)
- 左右に向いた第1及び第2ポートと下方に向いた第3ポートとを有するT字型三方ダイヤフラム弁本体と、上方に向いた第4ポートと前記第1及び第2ポートと交差した状態で左右に向いた第5及び第6ポートとを有する逆T字型三方ダイヤフラム弁本体とから構成され、前記第3ポートと前記第4ポートとが上下方向に接続されて前記第1ポートから供給された流体がそれ以外のポートから選択的に排出される管路切替装置において、
前記T字型三方ダイヤフラム弁本体は、前記第1ポートの開口から本体内を通りその前後面の双方に開口する第1通路と、前記第2ポートの開口から本体内を通りその前後面の一方に開口する第2通路と、前記第3ポートの開口から本体内を通りその前後面の他方に開口する第3通路と、その前後面の一方に位置し前記第1通路と前記第2通路とを連通、非連通とする第1ダイヤフラム弁と、その前後面の他方に位置し前記第1通路と第3通路とを連通、非連通とする第2ダイヤフラム弁と、を備え、
前記逆T字型三方ダイヤフラム弁本体は、前記第4ポートの開口から本体内を通りその前後面の一方に開口する第4通路21と、前記第5ポートの開口から本体内を通りその前後面の他方に開口する第5通路と、前記第6ポートの開口から本体内を通りその前後面の双方に開口する第6通路と、その前後面の一方に位置し前記第4通路21と前記第6通路とを連通、非連通とする第3ダイヤフラム弁と、その前後面の他方に位置し前記第6通路と第5通路とを連通、非連通とする第4ダイヤフラム弁と、を備え、
前記第5ポートと前記第5通路と前記第6通路と前記第6ポートの各内面最低高さ水準は、いずれも同一とされ、または、上流側が高く下流側が低くされていることを特徴とする配管切替装置。 - 左右に向いた第1及び第2ポートと下方に向いた第3ポートとを有するT字型三方ダイヤフラム弁本体と、上方に向いた第4ポートと前記第1及び第2ポートと交差した状態で左右に向いた第5及び第6ポートとを有する逆T字型三方ダイヤフラム弁本体とから構成され、前記第3ポートと前記第4ポートとが上下方向に接続されて前記第1、第2、第5、第6ポートのいずれか1つから供給された流体がそれ以外のポートのいずれか1つから選択的に排出される管路切替装置において、
前記T字型三方ダイヤフラム弁本体は、前記第1ポートの開口から本体内を通りその前後面の双方に開口する第1通路と、前記第2ポートの開口から本体内を通りその前後面の一方に開口する第2通路と、前記第3ポートの開口から本体内を通りその前後面の他方に開口する第3通路と、前記第1通路途中に本体の前後面の一方に隣接して2つ開口する第1通路迂回通路と、その前後面の一方に位置し前記第1通路と前記第2通路とを連通、非連通とする第1ダイヤフラム弁と、その前後面の他方に位置し前記第1通路と第3通路とを連通、非連通とする第2ダイヤフラム弁と、その前後面の一方に位置し前記第1通路迂回通路を連通、非連通とする第5ダイヤフラム弁と、を備え、
前記逆T字型三方ダイヤフラム弁本体は、前記第4ポートの開口から本体内を通りその前後面の一方に開口する第4通路21と、前記第5ポートの開口から本体内を通りその前後面の他方に開口する第5通路と、前記第6ポートの開口から本体内を通りその前後面の双方に開口する第6通路と、該第6通路途中に本体の前後面の一方に隣接して2つ開口する第6通路迂回通路と、その前後面の一方に位置し前記第4通路21と前記第6通路とを連通、非連通とする第3ダイヤフラム弁と、その前後面の他方に位置し前記第6通路と第5通路とを連通、非連通とする第4ダイヤフラム弁と、その前後面の一方に位置し前記第6通路迂回通路を連通、非連通とする第6ダイヤフラム弁と、を備え、
前記第5ポートと前記第5通路と前記第6通路と前記第6ポートの各内面最低高さ水準は、いずれも同一とされ、または、上流側が高く下流側が低くされていることを特徴とする配管切替装置。 - 前記T字型弁本体と逆T字型弁本体は、前記第3ポートと前記第4ポートが対向して直接的に一体化されていることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載された配管切替装置。
- 前記第3ポートと前記第4ポートとは接続管を介して上下方向に離間して接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれかに記載された管路切替装置。
- 前記第1ポートと前記第2ポート及び前記第5ポートと前記第6ポートとは、前記第3ポートと前記第4ポートが鉛直方向にあるとき、下流側に向かって下り勾配を付され、平面視交差状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載された管路切替装置。
- 一方向に向かって同一高さ水準に配列された複数のパイプからなる高位水準パイプ群と、
該高位水準パイプ群と交差する方向に向かって前記高位水準パイプ群よりも低い高さ水準に配列された複数のパイプからなる低位水準パイプ群と、
前記高位水準パイプ群と前記低位水準パイプ群を交差部において接続した請求項1乃至請求項5のいずれかに記載された前記管路切替装置と、
から構成された配管システム。 - 前記高位水準パイプ群と前記低位水準パイプ群は、それぞれ下流側に向かって下り勾配が付されていることを特徴とする請求項6に記載された配管システム。
- その排出口が請求項6に記載された前記配管システムの高位水準パイプ群よりも高い高さ水準に配設された上流側タンク群と、
その導入口が同請求項に記載された前記配管システムの低位水準パイプ群よりも低い高さ水準に配設された下流側タンク群と、
を具備し、
前記上流側タンク群の各タンクと前記高位水準パイプ群の各パイプとが接続されているとともに、
前記低位水準バイプ群の各パイプと前記下流側タンク群の各タンクが接続されたプラント配管システム。 - 前記上流側タンク群の各タンクへの供給パイプの上流端及び高位水準パイプ群の各パイプの上流端は、洗浄媒体を供給する洗浄パイプに接続されていることを特徴とする請求項8に記載されたプラント配管システム。
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