JP5252060B2 - 情報処理装置、情報記録媒体、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム - Google Patents
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Description
(a)既にコンテンツの記録されたメディア(例えばROMディスク)からR型、RE型などのメディアにコンテンツをコピー記録する処理、
(b)コンテンツサーバからコンテンツをダウンロードしてR型、RE型などのメディアにコンテンツを記録する処理、
(c)は店頭や公共スペースに置かれた端末を利用して、R型、RE型などのメディアにコンテンツを記録する処理、
これらの様々な処理が想定される。
情報記録媒体(メディア)に対する記録用データを出力するサーバとしての情報処理装置であり、
情報記録媒体に対する記録用データを記憶する記憶部と、
情報記録媒体に対する記録用データを生成するデータ処理部と、
前記記憶部の格納データおよび前記データ処理部の生成データを出力する出力部を有し、
前記記憶部は、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを格納し、
前記データ処理部は、
前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報を取得して、取得したメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報を含むデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンを生成し、
前記データ出力部は、
前記コンテンツ管理ユニットと、
前記ユニット対応トークンを含むデータを情報記録媒体に対する記録データとして出力する処理を実行する構成であることを特徴とする情報処理装置にある。
情報記録媒体(メディア)間のコンテンツのコピー記録処理に対する管理処理を実行するサーバとしての情報処理装置であり、
コピー記録対象となるコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報を入力するとともに、コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報を入力する入力部と、
前記メディア識別情報と前記ユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを生成して、該検証用データを含むコンテンツ管理ユニット対応のユニット対応トークンを生成するデータ処理部と、
前記ユニット対応トークンを情報記録媒体記録データとして出力する出力部と、
を有することを特徴とする情報処理装置にある。
情報記録媒体(メディア)に対するコンテンツ記録処理を実行する情報処理装置であり、
情報記録媒体に対する記録データを取得または生成するデータ処理部を有し、
前記データ処理部は、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットと、
前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンと、
を含むデータを情報記録媒体に対する記録データとして取得または生成する処理を実行し、
前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体に記録済みのコンテンツ管理ユニットがある場合、新たに情報記録媒体に記録するコンテンツ管理ユニットに対して、前記記録済みコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報と異なる固有のユニット識別情報を設定する処理を実行する構成であることを特徴とする情報処理装置にある。
第1の情報記録媒体(メディア)の記録コンテンツを読み出し、第2の情報記録媒体(メディア)に対する記録データとして出力する処理を実行する情報処理装置であり、
前記第1の情報記録媒体から読み取られたデータに基づいて、前記第2の情報記録媒体に記録するデータを生成するデータ処理部を有し、
前記データ処理部は、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを前記第1の情報記録媒体から読み出して出力する構成であり、
前記第2の情報記録媒体に記録済みのコンテンツ管理ユニットがある場合、該第2の情報記録媒体に新たに記録するコンテンツ管理ユニットに対して、前記記録済みコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報と異なる固有のユニット識別情報を設定する処理を実行し、
前記第2の情報記録媒体のメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットに対応するユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むコンテンツ管理ユニット対応のユニット対応トークンを前記第2の情報記録媒体への記録データとして出力することを特徴とする情報処理装置にある。
情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生処理を実行する情報処理装置であり、
前記情報記録媒体に記録され、利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを取得して復号する処理を実行するデータ処理部を有し、
前記データ処理部は、
前記情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンを、
前記情報記録媒体から取得し、取得データの正当性検証処理を実行し、正当性が確認されたことを条件として前記コンテンツ管理ユニットの再生処理を実行する構成であることを特徴とする情報処理装置にある。
利用管理対象コンテンツを格納した情報記録媒体であり、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットと、
前記情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンを記録データとして有し、情報処理装置における前記コンテンツ管理ユニットの再生条件として、前記ユニット対応トークンの検証処理を実行させる構成としたことを特徴とする情報記録媒体にある。
情報記録媒体(メディア)に対する記録用データを出力するサーバにおける情報処理方法であり、
データ処理部が、記憶部から、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを取得するデータ取得ステップと、
データ処理部が、前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報を取得して、取得したメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを生成して、該検証用データを含むユニット対応トークンを生成するトークン生成ステップと、
データ出力部が、
前記コンテンツ管理ユニットと、
前記ユニット対応トークンを含むデータを情報記録媒体に対する記録データとして出力するステップと、
を実行することを特徴とする情報処理方法にある。
情報記録媒体(メディア)間のコンテンツのコピー記録処理に対する管理処理を実行するサーバにおける情報処理方法であり、
入力部が、コピー記録対象となるコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報を入力するとともに、コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報を入力するデータ入力ステップと、
データ処理部が、前記メディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを生成して、該検証用データを含むコンテンツ管理ユニット対応のユニット対応トークンを生成するトークン生成ステップと、
出力部が、前記ユニット対応トークンを情報記録媒体記録データとして出力するデータ出力ステップと、
を有することを特徴とする情報処理方法にある。
情報処理装置において、情報記録媒体(メディア)に対するコンテンツ記録処理を実行する情報処理方法であり、
データ処理部が、情報記録媒体に対する記録データを取得または生成するデータ処理ステップを有し、
前記データ処理ステップは、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットと、
前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンと、
を含むデータを情報記録媒体に対する記録データとして取得または生成するステップと、
前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体に記録済みのコンテンツ管理ユニットがある場合、新たに情報記録媒体に記録するコンテンツ管理ユニットに対して、前記記録済みコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報と異なる固有のユニット識別情報を設定するステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法にある。
情報処理装置において、第1の情報記録媒体(メディア)の記録コンテンツを読み出し、第2の情報記録媒体(メディア)に対する記録データとして出力する処理を実行する情報処理方法であり、
データ処理部が、前記第1の情報記録媒体から読み取られたデータに基づいて、前記第2の情報記録媒体に記録するデータを生成するデータ処理ステップを有し、
前記データ処理ステップは、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを前記第1の情報記録媒体から読み出して出力するステップと、
前記第2の情報記録媒体に記録済みのコンテンツ管理ユニットがある場合、該第2の情報記録媒体に新たに記録するコンテンツ管理ユニットに対して、前記記録済みコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報と異なる固有のユニット識別情報を設定する処理を実行するステップと、
前記第2の情報記録媒体のメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むコンテンツ管理ユニット対応のユニット対応トークンを前記第2の情報記録媒体への記録データとして出力するステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法にある。
情報処理装置において、情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生処理を実行する情報処理方法であり、
データ処理部が、前記情報記録媒体に記録され、利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを取得して復号する処理を実行するデータ処理ステップ有し、
前記データ処理ステップは、
前記情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンを、
前記情報記録媒体から取得し、取得データの正当性検証処理を実行し、正当性が確認されたことを条件として前記コンテンツ管理ユニットの再生処理を実行するステップを含むことを特徴とする情報処理方法にある。
情報処理装置において、情報記録媒体(メディア)に対する記録用データを出力する処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
データ処理部に、記憶部から、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを取得させるデータ取得ステップと、
データ処理部に、前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報を取得して、取得したメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを生成して、該検証用データを含むユニット対応トークンを生成させるトークン生成ステップと、
データ出力部に、
前記コンテンツ管理ユニットと、
前記ユニット対応トークンを含むデータを情報記録媒体に対する記録データとして出力させるステップと、
を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
情報処理装置において、情報記録媒体(メディア)間のコンテンツのコピー記録処理に対する管理処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
入力部に、コピー記録対象となるコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報を入力させるとともに、コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報を入力させるデータ入力ステップと、
データ処理部に、前記メディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを生成させて、該検証用データを含むコンテンツ管理ユニット対応のユニット対応トークンを生成させるトークン生成ステップと、
出力部に、前記ユニット対応トークンを情報記録媒体記録データとして出力させるデータ出力ステップと、
を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
情報処理装置において、情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
データ処理部に、前記情報記録媒体に記録され、利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを取得して復号する処理を実行させるデータ処理ステップ有し、
前記データ処理ステップは、
前記情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンを、
前記情報記録媒体から取得し、取得データの正当性検証処理を実行し、正当性が確認されたことを条件として前記コンテンツ管理ユニットの再生処理を実行させるステップを含むことを特徴とするコンピュータ・プログラムにある。
1.コンテンツ記録処理を行なう複数の処理例について、
2.コンテンツ記録処理例および記録データの詳細について
(2−1)サーバからのコンテンツ記録処理(EST/Modサーバからのコンテンツ記録)
(2−2)メディア間のコピーによるコンテンツ記録処理(MC:Managed Copy)
(2−3)CPSユニット対応の管理データを記録したディスクのディレクトリ例
3.コンテンツ再生処理例について
(3−1)SKB(シーケンス鍵ブロック)を利用しない再生処理
(3−2)SKB(シーケンス鍵ブロック)を利用した再生処理
4.情報処理装置の機能、構成について
まず、本発明の想定するコンテンツの記録、利用例について、図を参照して説明する。本発明は、例えば、データ書き込みが可能なR型、RE型などの情報記録媒体(メディア)に、ユーザが任意のタイミングでコンテンツを記録してコンテンツを利用する場合、記録コンテンツ各々の利用制御を実現するものである。
(a)既にコンテンツの記録されたメディア(例えばROMディスク)からR型、RE型などのメディアにコンテンツをコピー記録する処理、
(b)コンテンツサーバからコンテンツをダウンロードしてR型、RE型などのメディアにコンテンツを記録する処理、
(c)店頭や公共スペースに置かれた端末を利用して、R型、RE型などのメディアにコンテンツを記録する処理、
これらの処理が想定される。
次に、上述したようなデータ書き込みが可能なR型、RE型などのメディアに対して、コンテンツを記録する具体的処理シーケンスについて説明する。
上述したように、コンテンツの記録処理態様としては、以下の記録処理態様がある。
(a)MC(Managed Copy)
既にコンテンツの記録されたメディア(例えばROMディスク)からR型、RE型などのメディアにコンテンツをコピー記録する処理、
(b)EST(Electric Sell Through)
コンテンツサーバからコンテンツをダウンロードしてR型、RE型などのメディアにコンテンツを記録する処理、
(c)MoD(Manufacturing onDemand)
店頭や公共スペースに置かれた端末を利用して、R型、RE型などのメディアにコンテンツを記録する処理、
(2−1)サーバからのコンテンツ記録処理(EST/Modサーバからのコンテンツ記録)
(2−2)メディア間のコピーによるコンテンツ記録処理(MC(Managed Copy))
まず、サーバからのコンテンツ記録処理(EST/Modサーバからのコンテンツ記録)すなわち、図2(b),(c)に示すコンテンツサーバを適用したコンテンツ記録処理例について説明する。
(1)MKB
MKB(Media Key Block)131は、ブロードキャストエンクリプション方式の一態様として知られる木構造の鍵配信方式に基づいて生成される暗号鍵ブロックである。MKB131は有効なライセンスを持つユーザの情報処理装置に格納されたデバイス鍵[Kd]に基づく処理(復号)によってのみ、コンテンツの復号に必要な鍵であるメディア鍵[Km]の取得を可能とした鍵情報ブロックである。これはいわゆる階層型木構造に従った情報配信方式を適用したものであり、ユーザデバイス(情報処理装置)が有効なライセンスを持つ場合にのみ、メディア鍵[Km]の取得を可能とし、無効化(リボーク処理)されたユーザデバイスにおいては、メディア鍵[Km]の取得が不可能となる。
メディア識別子(メディアID)132は、情報記録媒体としてのディスク固有の識別情報であり、例えばディスク個別に設定されたシリアルナンバーである。なお、メディア識別子は、データ記録領域とは異なる領域に記録されるのが一般的であり、書き換えを防止するため、例えば、ディスクの内周領域に物理的に書き込まれている。
メディア識別子のデータ構成例を、図5を参照して説明する。ディスクに記録されるメディア識別子情報には、例えば、以下の情報が含まれる。
コンテンツID(Content ID):シリアル番号の用途等を示す。このメディア識別子に記録されるコンテンツIDは、メディアに記録される記録コンテンツに対応する識別子とは異なる。
データ長(Length):メディア識別子としてのシリアル番号のバイト長を示す。この場合、例えば16。
カテゴリ(Category):例えば、メディア種別(BD−ROM, BD−RE or BD−R)を示す。
製造者ID(Manufacturer ID):シリアル番号を記録するディスク工場のID。
シリアルナンバー(Serial Number):メディア識別子に相当する番号であり、製造者ID対応のID内で一意な番号。
トークン(Token)133は、R/REディスクなどのデータ記録可能なメディアに対するコンテンツ記録を行う際に、コンテンツとともに記録されるデータであり、コンテンツを提供した装置、すなわち、例えば図2(b)に示すコンテンツサーバ14や、図2(c)に示す端末としてのコンテンツサーバ24によって生成されて記録される。なお、図1に示すROMディスクからのコピー処理による記録に際しても、管理サーバ(MCサーバ)において生成されたトークンが記録される。
例えばファイル名は[TokenXXXXX.inf"(XXXXX:CPSユニット番号)]として設定される。また、ファイル名に対応のCPSユニット番号を記載することにより、複数のTokenが一枚のディスクに記録されていても、再生装置が迅速に所定のCPSユニットに対応するTokenを把握することができる。また、Tokenは少なくとも以下の情報を含む。
*サーバ公開鍵識別子(Authorizing_Server_ID):トークンの検証に用いるサーバの公開鍵を決定するための識別情報(ID)。このIDに従って、コンテンツ証明書(CC)に記録された「MC/MoD/ESTサーバの公開鍵リスト」からトークンの発行者であるサーバの公開鍵を選択する。若しくは、コンテンツ証明書(CC)に記録された公開鍵とは別に、トークンの「サーバによる電子署名」を検証する公開鍵自身が含まれていても良い。
*サーバによる電子署名(Signature Data):トークンの発行者であるサーバの秘密鍵によって生成された電子署名であり、例えば、R/REディスクの識別子(シリアル番号)やコンテンツ(CPSユニット)に対応するコンテンツ証明書IDに対する署名データである。なお、トークンに自体にCPSユニット番号を含ませることもできる。
ECDSA_SIGN(ASpub,Content_Certificate_ID||Media_ID)
上記データ構成において、
ECDSA_SIGNは、楕円曲線暗号(ESDSA)に従った署名アルゴリズムであることを示し、
その署名対象となるデータに、以下のデータが含まれることを意味している。
ASpub:トークン生成者であるサーバの公開鍵、
Content_Certificate_ID:トークンに対応するコンテンツ(CPSユニット)の識別子、
Media_ID:コンテンツを記録したR/REディスクの識別子、
前述したようにコンテンツは、コンテンツの利用管理のため、各々、個別の暗号鍵(CPSユニット鍵)を適用した暗号化がなされて情報記録媒体130に格納される。すなわち、コンテンツを構成するAV(Audio Visual)ストリームなどは、コンテンツ利用の管理単位としてのユニットに区分され、区分されたユニット毎に異なるユニット鍵による暗号化がなされている。
クリップ数(Num_of_Clip(nc)):CPSユニット鍵ファイルに格納されたCPSユニット鍵の適用されるコンテンツ(CPSユニット)に含まれるクリップ数。
タイトル対応CPSユニットナンバー(CPS_Unit_number for Title#n):各タイトル対応のCPSユニットナンバー。
CPSユニット数(Num_of_CPS_Unit(ncu):CPSユニット数。
暗号化CPSユニット鍵(Encrypted Unit Key for CPS Unit#n):暗号化されたCPSユニット鍵。
使用許諾情報135には、例えばコピー・再生制御情報(CCI)が含まれる。すなわち、情報記録媒体130に格納される暗号化コンテンツ137に対応する利用制御のためのコピー制限情報や、再生制限情報である。このコピー・再生制御情報(CCI)は、コンテンツ管理ユニットとして設定されるCPSユニット個別の情報として設定される場合や、複数のCPSユニットに対応して設定される場合など、様々な設定が可能である。
EPN:コピーフリーのコンテンツに対して暗号化記録及び伝送を必要とするかを示す情報。
CCI:コピー制限を示す情報。例えば、「コピー禁止」、「コピーフリー」等。
Image_Constraint_Token:解像度制限情報。
Digital_Only_Token:アナログ/デジタル出力に関する情報。
APS:アナログ出力に対するコンテンツ保護情報。
証明書データ136は、具体的には、
(a)コンテンツ証明書(CC:Content Cert)、
(b)コンテンツハッシュテーブル(CHT:Content Hash Table)、
(c)コンテンツブラックリスト(CRL:Content Revocation List)
等を含むデータである。
(b)コンテンツハッシュテーブル(CHT)、
本発明の構成では、これらのデータは、各CPSユニットに対して個別に設定される。
(c)コンテンツブラックリスト(CRL)については、コンテンツ単位ではなく、1枚のディスクに1つ記録されればよい。
コンテンツ証明書(CC:Content Cert)は、情報記録媒体に格納されたコンテンツの正当性を示すための証明書であり、
コンテンツブラックリスト(CRL)は、不正な記録や利用が発覚したコンテンツの識別子(ID)をリスト化したデータである。
再生装置においてコンテンツ再生を行なう際には、これらの証明書データの検証に基づいて記録コンテンツが正当なコンテンツであることを確認することが要求される。
証明書タイプ(Certificate Type):コンテンツ証明書である事を示すための情報。
ハッシュユニット総数(Total_Number_of_HashUnits):コンテンツハッシュテーブル(CHT)に格納された照合用ハッシュユニットの総数を示す情報。コンテンツハッシュテーブル(CHT)については後述する。
ダイジェスト数(Number_of_Digests):コンテンツ証明書対応のCPSユニットに含まれるクリップ(Clip)の総数。
コンテンツ証明書識別子(Content Certificate ID):コンテンツ証明書のID。
MCマニフェストファイルハッシュ値(Hash_Value_of_MC_Manifest_File):先に図1を参照して説明したコンテンツコピー処理(Managed Copy)に適用するためにROMディスクに記録されるMCマニフェストファイルの正当性検証のためのManifest Fileのハッシュ値。なお、マニフェストファイルについては後述する。
CPSユニット使用許諾情報ハッシュ値(Hash_Value_of_CPS_Unit_Usage_File):CPSユニット使用許諾情報の正当性検証に適用するハッシュ値。
バインド処理実行サーバ公開鍵リスト(Public Key of Authorizing Server):コンテンツの提供サーバ、あるいはコンテンツコピー処理に際して、サーバIDとメディアIDとのバインド処理を実行してトークンを生成する可能性のあるサーバの公開鍵一覧。複数のサーバの公開鍵のリストとしてよい。なお、コンテンツのコピー処理は先に図1を参照して説明したマネージドコピー(MC)処理であり、この処理については、後段で説明する。
電子署名(Signature Data):ルート認証局による電子署名。
全クリップ数(NC)
全ハッシュユニット数(NH)
の各データに続いて、各クリップ(i)について、
クリップ(i)の先頭のハッシュユニット番号、
クリップ(i)のファイル名対応の番号
の各データが記録され、さらに、
各クリップ毎、ハッシュユニット毎のハッシュ値(照合用ハッシュ値)としての[Hash Value]が記録される。
全ハッシュユニット数(NH)は、例えば情報処理装置(再生装置)において、ハッシュ値算出、照合処理によるコンテンツ検証を実行する場合に、ランダムにハッシュユニット番号を選択する際に、その選択範囲としての数を取得する際に使用される。
レイヤー0のハッシュユニット総数(L0_NH)=32、
レイヤー1のハッシュユニット総数(L1_NH)=32、
である。
クリップ(i)の先頭のハッシュユニット番号=Start、
クリップ(i)のファイル名対応の番号=Clip#
の各値を格納している。
クリップ(i)の先頭のハッシュユニット番号=Start、
クリップ(i)のファイル名対応の番号=Clip#
コンテンツ証明書、
トークン、
使用許諾情報、
これらのデータをCPSユニット単位で設定することを特徴としている。
これらのデータをCPSユニット単位で設定することで、R/REディスクなどのデータ追記可能なメディアに対するコンテンツの追記処理を効率的に行なうことが可能となる。
CPSユニット#1(暗号化コンテンツ)321に対応する管理データは、
コンテンツ証明書#1,314、
使用許諾情報#1,316、
トークン#1,318、
である。
コンテンツ証明書#2,315、
使用許諾情報#2,317、
トークン#2,319、
であり、これらのデータは、サーバ330から新たに提供され情報記録媒体310に記録されることになる。
さらに、CPSユニット鍵ファイル313は、新たな記録コンテンツであるCPSユニット#2,322に対応するCPSユニット鍵(タイトル鍵)を追加する更新処理がサーバ330において実行され、更新されたCPSユニット鍵ファイル313が、情報記録媒体310に記録済みの古いCPSユニット鍵ファイルに置きかえられて記録されることになる。
コンテンツサーバ330は、情報記録媒体310に記録済みのMKBのバージョンを検証して、最新バージョンのMKBでない場合は、最新バージョンの更新MKB331を提供して、情報記録媒体に記録させる。
さらに、コンテンツサーバ330は、CPSユニット鍵ファイルに新たな記録コンテンツであるCPSユニット#2,322に対応するCPSユニット鍵(タイトル鍵)を追加する処理を行なう。新たな追加鍵は、図に示すCPSユニット鍵(タイトル鍵)333である。このCPSユニット鍵を暗号化してCPSユニット鍵ファイル中に追加して更新を行なう。
コンテンツサーバ330は、情報記録媒体310に新たに追記するコンテンツであるCPSユニット#2に対応するコンテンツ証明書334を保持しており、このコンテンツ証明書334を記録装置340に出力して情報記録媒体310に書き込みを行なう。これが、情報記録媒体310の記録データとして示すコンテンツ証明書#2,315である。
コンテンツサーバ330は、情報記録媒体310に新たに追記するコンテンツであるCPSユニット#2に対応する使用許諾情報335を保持している。コンテンツサーバ330は、ステップS53において、使用許諾情報335に対して、サーバ秘密鍵336を適用した電子署名を実行して、記録装置340に出力して情報記録媒体310に書き込みを行なう。これが、情報記録媒体310の記録データとして示す使用許諾情報#2,317である。
コンテンツサーバ330は、情報記録媒体310に新たに追記するコンテンツであるCPSユニット#2に対応するトークンを生成して記録装置340に出力して情報記録媒体310に書き込みを行なう。トークンは、先に図6を参照して説明したように、メディア識別子やコンテンツ証明書のIDなどのデータに対応する署名データを含むデータである。
(a)CPSユニット対応のコンテンツ証明書、
(b)CPSユニット対応の使用許諾情報、
(c)CPSユニット対応のトークン、
これら(a)〜(c)の管理情報の追記を実行し、
(d)MKB
(e)CPSユニット鍵ファイル
これら(d),(e)の情報の更新処理を実行する。
これらの処理は、コンテンツサーバと記録装置間の処理として実行可能であり、ルート認証局の署名処理等、他のシステムやエンティテイとの通信は不要であるので効率的で迅速な処理が可能となる。
次に、先に図1を参照して説明したメディア間のコピーによるコンテンツ記録処理(MC(Managed Copy))のシーケンスについて、図13、図14を参照して説明する。
CPSユニット単位の
コンテンツ証明書、
トークン、
使用許諾情報、
が設定されている。ROMディスク430には、CPSユニット単位の利用制御がなされたコンテンツが記録されており、記録されているCPSユニットに対応するコンテンツ証明書、トークン、使用許諾情報も併せて記録されている。なお、これらのデータは、図に示す管理データ432に含まれる。
(a)コンテンツID:情報記録媒体(ROMディスク)に記録されたコンテンツを一意に示す識別子(ID)例えばコンテンツコード情報としてのISANナンバーが用いられる。
(b)URI(URL):コンテンツコピーを実行する際にコピーの許可、バインド処理よるトークンの生成などを実行する管理サーバ接続用の情報である。例えば図1に示す構成における管理サーバ6に対するアクセス情報であり、図13に示す構成における管理サーバ450に対するアクセス情報である。
(c)ディレクトリ名、ファイル名(Directory Name/File Name)コピー処理を許容するデータを記録したディレクトリ、ファイル名に関する情報である。
MKB、
CPSユニット鍵ファイル、
コンテンツ証明書(CC)、
コンテンツハッシュテーブル(CHT)、
コンテンツリボケーションリスト(CRL)、
トークン、
使用許諾情報、
これらのデータが含まれる。
コンテンツ証明書、
使用許諾情報、
トークン、
これらの管理データをCPSユニット単位で設定した構成としている。従って、コンテンツのコピー処理に際しても、コピー対象のコンテンツ(CPSユニット)に対応する管理データを選択して、R/REディスクに記録することが可能となる。ROMディスクには、ROMディスクに記録されたコンテンツのCPSユニット単位のコンテンツ証明書が記録されており、コンテンツコピー時には、コピー対象のコンテンツに含まれるCPSユニットに対応するコンテンツ証明書をコンテンツに併せてコピーを行なうのみでよい。使用許諾情報についても同様である。なお、これらのデータについては、管理サーバ450が新たにR/REディスク470記録用のデータとしてトークンと併せて発行する構成としてもよい。
コンテンツ証明書、
使用許諾情報、
トークン、
を設定した構成であり、CPSユニット単位の独立した処理が可能となる。
CPSユニット#1(暗号化コンテンツ)521に対応する管理データは、
コンテンツ証明書#1,514、
使用許諾情報#1,516、
トークン#1,518、
である。
コンテンツ証明書#2,515、
使用許諾情報#2,517、
トークン#2,519、
であり、これらのデータは、ROMディスク550、あるいは管理サーバ530から新たに提供されR/REディスク510に記録されることになる。
管理サーバ(MCサーバ)530は、R/REディスク510に記録済みのMKBのバージョンを検証して、最新バージョンのMKBでない場合は、最新バージョンの更新MKB531を提供して、情報記録媒体に記録させる。
さらに、管理サーバ(MCサーバ)530は、CPSユニット鍵ファイルに新たな記録コンテンツであるCPSユニット#2,522に対応するCPSユニット鍵(タイトル鍵)を追加する処理を行なう。新たな追加鍵は、図に示すCPSユニット鍵(タイトル鍵)533である。このCPSユニット鍵を暗号化してCPSユニット鍵ファイル中に追加して更新を行なう。
管理サーバ(MCサーバ)530は、R/REディスク510に新たに追記するコンテンツであるCPSユニット#2に対応するコンテンツ証明書534を保持しており、このコンテンツ証明書534を記録装置540に出力してR/REディスク510に書き込みを行なう。これが、R/REディスク510の記録データとして示すコンテンツ証明書#2,515である。
管理サーバ(MCサーバ)530は、R/REディスク510に新たに追記するコンテンツであるCPSユニット#2に対応する使用許諾情報535を保持している。管理サーバ(MCサーバ)530は、ステップS93において、使用許諾情報335に対して、サーバ秘密鍵536を適用した電子署名を実行して、記録装置540に出力してR/REディスク510に書き込みを行なう。これが、R/REディスク510の記録データとして示す使用許諾情報#2,517である。
管理サーバ(MCサーバ)530は、R/REディスク510に新たに追記するコンテンツであるCPSユニット#2に対応するトークンを生成して記録装置540に出力してR/REディスク510に書き込みを行なう。トークンは、先に図6を参照して説明したように、メディア識別子やコンテンツ証明書のIDなどのデータに対応する署名データを含むデータである。
(a)CPSユニット対応のコンテンツ証明書、
(b)CPSユニット対応の使用許諾情報、
(c)CPSユニット対応のトークン、
これら(a)〜(c)の管理情報の追記を実行し、
(d)MKB
(e)CPSユニット鍵ファイル
これら(d),(e)の情報の更新処理を実行する。
これらの処理は、コンテンツサーバと記録装置間の処理として実行可能であり、ルート認証局の署名処理等、他のシステムやエンティテイとの通信は不要であるので効率的で迅速な処理が可能となる。
(a)CPSユニット対応のコンテンツ証明書、
(b)CPSユニット対応の使用許諾情報、
これらの情報が記録されているので、これらの情報をR/REディスク510に対する書き込み情報として利用する構成としてもよい。
上述したように、データの記録処理が可能なメディア、例えばR/RE型ディスクのようなメディアに対しては、任意のタイミングでCPSユニット単位でコンテンツの追加記録が可能であり、CPSユニット単位でのコンテンツの追加記録に併せてCPSユニット単位の管理データが記録され、また管理データの更新処理が実行されることになる。
(A)AACSディスレクトリ
(B)BDMVディレクトリ
である。AACSディレクトリには、AACS対応の各種の管理情報、鍵情報が記録され、BDMVディレクトリには、コンテンツの実体情報が記録される。
*インデックスファイル[index.bdmv]
*ムービーオブジェクトファイル[MovieObject.bdmv]
*プレイリストファィル[PLAYLIST]
*クリップ情報ファイル[CLIPINF]
*AVストリームファィル[STREAM]
これらのデータファイルが設定される。
*MKBファイル[MKB_RO.inf]
*CPSユニット鍵ファイル[Uniy_Key_RW.inf]
*CPSユニット対応使用許諾情報ファィル[CPSUnitnnn.cci]
*シーケンス鍵ブロックファイル[SKBn.inf]
*セグメント鍵ファイル[Segment_Key.inf]
*コピー処理管理ファイル[MCMF.xml]
*コンテンツリボケーションリスト(CRL)ファイル[ContentRevocation.lst]
*コンテンツ証明書(CC)ファイル[Contentnnn.cer]
*コンテンツハッシュテーブル(CHT)ファィル[ContentHashnnn.tbl]
*トークンファイル[Tokennnn.inf]
これらの管理情報ファィルおよび鍵ファィルが設定される。
*CPSユニット鍵ファイル[Uniy_Key_RW.inf]
これらの鍵ファイルは、1つのみ設定される。ただし、コンテンツの追加記録に際して、必要に応じてデータ更新がなされる。
このファイルは、情報記録媒体に記録されているCPSユニットに対応して生成されるファイルである。
*セグメント鍵ファイル[Segment_Key.inf]
これらのファイルは、特殊なコンテンツ暗号化を行っているコンテンツ(CPSユニット)を記録している場合に設定されるファイルであり、特殊なコンテンツの暗号化に適用する鍵情報を格納ファイルである。セグメント鍵ファイルは、情報記録媒体に格納されたコンテンツの一部を異なる暗号鍵で暗号化したセグメントデータの暗号鍵として適用されるセグメント鍵を記録したファイルである。
また、シーケンス鍵ブロックファイルは、セグメント鍵ファイルからセグメント鍵を取得するために必要とするシーケンス鍵情報を格納したファイルである。これらのファイルの格納情報についての詳細は後述する。
このファイルは、先に、図13〜図15を参照して説明したROMディスクからのコンテンツコピーの際に適用するファルである。
*コンテンツリボケーションリスト(CRL)ファイル[ContentRevocation.lst]
このファイルは、無効コンテンツの識別子を設定したリストを格納したファイルである。
*コンテンツハッシュテーブル(CHT)ファィル[ContentHashnnn.tbl]
*トークンファイル[Tokennnn.inf]
これらのファィルは、既に説明したように、
コンテンツ証明書はコンテンツの正当性を証明するためのファイル(図8参照)、
コンテンツハッシュテーブルは、コンテンツの正当性を確認するための照合用ハッシュ値を格納したファイル(図9〜図11参照)
トークンファイルは、メディアの識別子を含むデータに対するサーバ秘密鍵による署名データを含むファイル(図6参照)
*CPSユニット対応使用許諾情報ファィル[CPSUnitnnn.cci]
*コンテンツ証明書(CC)ファイル[Contentnnn.cer]
*コンテンツハッシュテーブル(CHT)ファィル[ContentHashnnn.tbl]
*トークンファイル[Tokennnn.inf]
これらのファイルはCPSユニット単位で個別に生成されるファイルである。
n×15=15n
のセグメントが設定される。
n×256=256n
の数のプレイリストとなる。
すなわち、1つのSKBにより、再生装置を特定するための十分なプレイリストを用意しようとすると、バリエーション数のセグメント数乗個(上記の例では、256n個)のプレイリストが必要となるが、複数のSKBに分割することによって、より少ない数のプレイリストによって、多数の再生パスのバリエーションを設定することが可能となり、コンテンツの不正流出などに際して、不正流出コンテンツの再生パスを検証することで、コンテンツの不正流出元を特定することが可能となる。なお、コンテンツ再生を実行する情報処理装置は、再生区分データに対応するプレイリストを順次、選択するなどの処理を実行して、コンテンツ再生を行なう。これらのプレイリストの選択、コンテンツ再生処理例の詳細については、後述する。
*シーケンス鍵ブロックファイル[SKBn.inf]
*セグメント鍵ファイル[Segment_Key.inf]
これらの鍵ファイルは設定されない。
なお、コンテンツの一部、例えば映画コンテンツの一部データ領域にのみ、シーケンス鍵や、セグメント鍵を利用した設定としたコンテンツもあり、この場合には、これらの鍵ファイル、すなわち、
*シーケンス鍵ブロックファイル[SKBn.inf]
*セグメント鍵ファイル[Segment_Key.inf]
これらが設定される。
次に、R/REディスクなどの随時データ記録可能なメディアに対して記録したコンテンツを再生する再生装置における再生シーケンスについて説明する。再生シーケンスについて、以下の2つの再生例について順次説明する。
(3−1)SKB(シーケンス鍵ブロック)を利用しない再生処理、
(3−2)SKB(シーケンス鍵ブロック)を利用する再生処理、
まず、SKB(シーケンス鍵ブロック)を利用しない再生処理シーケンスについて、図20を参照して説明する。
データ[Kt]=f(Ku_n,CCI)
を取得する。データ[Kt]=f(Ku_n,CCI)は、ユニット鍵[Ku_n]と使用許諾情報(CCI)に基づいて生成されるデータであることを示す。
データ[Kt]=f(Ku_n,CCI)、
に対して、情報記録媒体710から読み取った使用許諾情報(CCI)715を適用した演算処理を実行して、ユニット鍵[Ku_n]を得る。
例えば、データ[Kt]=f(Ku_n,CCI)が、ユニット鍵[Ku_n]と、使用許諾情報[CCI]との排他論理和(XOR)結果データである場合、再度、この演算結果に対して、情報記録媒体から読み取った使用許諾情報[CCI]の排他論理和(XOR)演算を実行することで、ユニット鍵[Ku_n]を取得することができる。
(a)ディスク上の全てのハッシュユニットから所定数のハッシュユニットをランダムに選択して照合を行なう方法
(b)再生対象のCPSュニットに含まれるハッシュユニットから所定数のハッシュユニットをランダムに選択して照合を行なう方法
これらの(a),(b)の2種類の方法である。
ハッシュユニット#1(CPSユニット#1)
ハッシュユニット#12345(CPSユニット#1)
ハッシュユニット#2345(CPSユニット#2)
であるとする。
ハッシュユニット#1のハッシュ値=aaa
ハッシュユニット#12345のハッシュ値=bbb
ハッシュユニット#2345のハッシュ値=ccc
であるとする。
ハッシュユニット#1のハッシュ値=AAA
ハッシュユニット#12345のハッシュ値=BBB
ハッシュユニット#2345のハッシュ値=CCC
であるとする。
aaa=AAA
bbb=BBB
ccc=CCC
が成立した場合は、コンテンツの改ざんが無いと判定し、コンテンツ再生が許容され、コンテンツの再生処理に移行する。
aaa≠AAA
bbb≠BBB
ccc≠CCC
のいずれかが検出された場合は、コンテンツの改ざんが有ると判定し、コンテンツ再生を禁止し、その後のコンテンツ再生処理への移行を中止する。
ハッシュユニット#1(CPSユニット#X)
ハッシュユニット#34(CPSユニット#X)
であるとする。
ハッシュユニット#1のハッシュ値=aaa
ハッシュユニット#34のハッシュ値=bbb
であるとする。
ハッシュユニット#1のハッシュ値=AAA
ハッシュユニット#34のハッシュ値=BBB
であるとする。
aaa=AAA
bbb=BBB
が成立した場合は、コンテンツの改ざんが無いと判定し、コンテンツ再生が許容され、コンテンツの再生処理に移行する。
aaa≠AAA
bbb≠BBB
のいずれかが検出された場合は、コンテンツの改ざんが有ると判定し、コンテンツ再生を禁止し、その後のコンテンツ再生処理への移行を中止する。
次に、先に説明したSKB(シーケンス鍵ブロック)を利用した再生処理シーケンスについて、図23を参照して説明する。
次に、図24〜図26を参照して、
(a)情報記録媒体(メディア)に対する記録コンテンツの出力を実行するサーバ(Mod/ESTサーバ)としての情報処理装置。
(b)情報記録媒体(メディア)間のコンテンツコピーにおける管理処理を実行するサーバ(MCサーバ)としての情報処理装置。
(c)コンテンツ再生処理または記録処理の少なくともいずれかを実行する情報処理装置。
これらの各情報処理装置の機能、構成について説明する。
まず、情報記録媒体(メディア)に対する記録コンテンツの出力を実行するサーバ(Mod/ESTサーバ)としての情報処理装置の機能、構成について、図24を参照して説明する。情報記録媒体(メディア)に対する記録コンテンツの出力を実行するサーバ(Mod/ESTサーバ)は、図2を参照して説明したサーバであり、具体的には、図3、図12を参照して説明したシーケンスに従った処理を実行する。
情報記録媒体に対する記録用データや鍵情報、処理プログラム等を格納した記憶部801と、情報記録媒体に対する記録用データを生成するデータ処理部802と、データ処理部の生成したデータを出力する出力部803を有する。記憶部801は、利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットと、コンテンツ管理ユニットに対応するユニット対応コンテンツ証明書と、コンテンツ管理ユニットに対応するユニット対応使用許諾情報とを含むデータを格納している。
次に、図25を参照して、情報記録媒体(メディア)間のコンテンツコピーにおける管理処理を実行するサーバ(MCサーバ)としての情報処理装置の機能、構成について説明する。情報記録媒体(メディア)間のコンテンツコピーにおける管理処理を実行するサーバ(MCサーバ)は、図1を参照して説明したサーバであり、具体的には、図13〜図15を参照して説明したシーケンスに従った処理を実行する。
次に、コンテンツの再生処理または記録処理の少なくともいずれかを実行する情報処理装置の機能、構成について、図26を参照して説明する。この情報処理装置は、例えば、コンテンツのメデイア間コピー、サーバからの取得コンテンツの記録処理などを実行する。
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットと、
コンテンツ管理ユニットに対応するユニット対応コンテンツ証明書と、
コンテンツ管理ユニットに対応するユニット対応使用許諾情報と、
コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体830の識別情報であるメディア識別情報を含み、外部サーバの電子署名データを含むユニット対応トークンと、
を含むデータを情報記録媒体830に対する記録データとして取得または生成する処理を実行する。また、コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体830に記録済みのコンテンツ管理ユニットがある場合には、新たに情報記録媒体830に記録するコンテンツ管理ユニットに対して、記録済みコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報と異なる固有のユニット識別情報を設定する処理を実行する。さらに、新たに情報記録媒体830に記録するコンテンツ管理ユニットに対応するコンテンツ証明書のファイル名を、この固有のユニット識別情報を含むファイル名に設定する処理などを実行する。
2 ROMディスク
3 データ再生装置
4 データ記録装置
5 R/REディスク
6 管理サーバ
7 ネットワーク
11 ユーザ
12 情報記録媒体(メディア)
13 情報処理装置
14 コンテンツサーバ
15 ネットワーク
21 ユーザ
22 情報記録媒体(メディア)
23 コンビニ
24 コンテンツサーバ
110 コンテンツサーバ
111 MKB
112 サーバ秘密鍵
113 トークン
114 CPSユニット鍵ファイル
115 使用許諾情報
116 証明書データ
117 暗号化コンテンツ
120 記録装置
130 情報記録媒体
131 MKB
132 メディア識別子
133 トークン
134 CPSユニット鍵ファイル
135 使用許諾情報
136 証明書データ
137 暗号化コンテンツ
140 再生装置
141 デバイス鍵
210 インデックス
220 ムービーオブジェクト
230 プレイリスト
240 クリップ
261,262,263 AVストリーム
271,272 コンテンツ管理ユニット(CPSユニット)
310 情報記録媒体
311 MKB
312 バインディングナンス
313 CPSユニット鍵ファイル
314,315 コンテンツ証明書
316,317 使用許諾情報
318,319 トークン
320 メディア識別子
321,322 CPSユニット
330 コンテンツサーバ
331 更新MKB
332 メディア鍵
333 CPSユニット鍵
334 コンテンツ証明書
335 使用許諾情報
336 サーバ秘密鍵
340 記録装置
430 ROMディスク
431 コピー処理管理ファイル(MCMF)
432 管理データ
433 暗号化コンテンツ
440 再生装置
441 許容処理リスト
442 許可情報
443 管理データ
450 管理サーバ
451 管理データ
460 記録装置
461 管理データ
462 暗号化コンテンツ
470 R/REディスク
471 メディア識別子
472 管理データ
473 暗号化コンテンツ
510 情報記録媒体
511 MKB
512 バインディングナンス
513 CPSユニット鍵ファイル
514,515 コンテンツ証明書
516,517 使用許諾情報
518,519 トークン
520 メディア識別子
521,522 CPSユニット
530 管理サーバ
531 更新MKB
532 メディア鍵
533 CPSユニット鍵
534 コンテンツ証明書
535 使用許諾情報
536 サーバ秘密鍵
540 記録装置
550 ROMディスク
551〜553 CPSユニット
554 管理データ
555 コピー処理管理ファィル(MCMF)
600 コンテンツ再生区分データ
601 セグメント部
602 非セグメント部
640 情報記録媒体
641 MKB(Media Key Block)
642 シーケンス鍵ブロック(SKB)群
650 情報処理装置
651 デバイス鍵
652 シーケンス鍵ファイル
661 分類番号
662 メディア鍵変数
710 情報記録媒体
711 MKB
712 バインディングナンス
713 CPSユニット鍵ファイル
714 コンテンツ証明書
715 使用許諾情報
716 トークン
717 メディア識別子
718 CPSユニット
720 再生装置
721 デバイス鍵
722 AACSルート認証局公開鍵
731 コンテンツ
741 SKB
742 セグメント鍵ファイル
801 記憶部
802 データ処理部
803 データ入出力部
811 データ入力部
812 データ処理部
813 データ出力部
814 記憶部
821 データ入出力部
822 データ処理部
823 記憶部
824 媒体IF
830 情報記録媒体
Claims (16)
- 情報記録媒体(メディア)に対する記録用データを出力するサーバとしての情報処理装置であり、
情報記録媒体に対する記録用データを記憶する記憶部と、
情報記録媒体に対する記録用データを生成するデータ処理部と、
前記記憶部の格納データおよび前記データ処理部の生成データを出力する出力部を有し、
前記記憶部は、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを格納し、
前記データ処理部は、
前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報を取得して、
(a)取得したメディア識別情報、
(b)コンテンツ管理ユニットの正当性を証明するコンテンツ管理ユニット単位のコンテンツ証明書に記録されたコンテンツ証明書識別子、
上記(a)メディア識別情報と、(b)コンテンツ証明書識別子を構成データとして有するデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンを生成し、
前記データ出力部は、
前記コンテンツ管理ユニットと、
前記ユニット対応トークンを含むデータを情報記録媒体に対する記録データとして出力する処理を実行する構成であることを特徴とする情報処理装置。 - 前記データ処理部は、
前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体に、既にコンテンツ管理ユニットおよび該コンテンツ管理ユニット対応の鍵情報ファイルが記録されている場合、該記録済みの鍵情報ファイルの更新処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記データ処理部は、
前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体に記録済みのコンテンツ管理ユニットがある場合、新たに情報記録媒体に記録するコンテンツ管理ユニットに対して、前記記録済みコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報であるコンテンツ証明書識別子と異なる固有のニット識別情報であるコンテンツ証明書識別子を設定する処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 情報記録媒体(メディア)間のコンテンツのコピー記録処理に対する管理処理を実行するサーバとしての情報処理装置であり、
コピー記録対象となるコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報を入力するとともに、コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報を入力する入力部と、
前記メディア識別情報と前記ユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを生成して、該検証用データを含むコンテンツ管理ユニット対応のユニット対応トークンを生成するデータ処理部と、
前記ユニット対応トークンを情報記録媒体記録データとして出力する出力部と、
を有し、
前記ユニット識別情報は、コンテンツ証明書の識別子であり、
前記コンテンツ証明書は、コンテンツ管理ユニットの正当性を証明するコンテンツ管理ユニット単位の証明書であることを特徴とする情報処理装置。 - 情報記録媒体(メディア)に対するコンテンツ記録処理を実行する情報処理装置であり、
情報記録媒体に対する記録データを取得または生成するデータ処理部を有し、
前記データ処理部は、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットと、
前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンと、
を含むデータを情報記録媒体に対する記録データとして取得または生成する処理を実行し、
前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体に記録済みのコンテンツ管理ユニットがある場合、新たに情報記録媒体に記録するコンテンツ管理ユニットに対して、前記記録済みコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報と異なる固有のユニット識別情報を設定する処理を実行する構成であり、
前記ユニット識別情報は、コンテンツ証明書の識別子であり、
前記コンテンツ証明書は、コンテンツ管理ユニットの正当性を証明するコンテンツ管理ユニット単位の証明書であることを特徴とする情報処理装置。 - 第1の情報記録媒体(メディア)の記録コンテンツを読み出し、第2の情報記録媒体(メディア)に対する記録データとして出力する処理を実行する情報処理装置であり、
前記第1の情報記録媒体から読み取られたデータに基づいて、前記第2の情報記録媒体に記録するデータを生成するデータ処理部を有し、
前記データ処理部は、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを前記第1の情報記録媒体から読み出して出力する構成であり、
前記第2の情報記録媒体に記録済みのコンテンツ管理ユニットがある場合、該第2の情報記録媒体に新たに記録するコンテンツ管理ユニットに対して、前記記録済みコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報と異なる固有のユニット識別情報を設定する処理を実行し、
前記第2の情報記録媒体のメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットに対応するユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むコンテンツ管理ユニット対応のユニット対応トークンを前記第2の情報記録媒体への記録データとして出力する構成を有し、
前記ユニット識別情報は、コンテンツ証明書の識別子であり、
前記コンテンツ証明書は、コンテンツ管理ユニットの正当性を証明するコンテンツ管理ユニット単位の証明書であることを特徴とする情報処理装置。 - 情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生処理を実行する情報処理装置であり、
前記情報記録媒体に記録され、利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを取得して復号する処理を実行するデータ処理部を有し、
前記データ処理部は、
前記情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンを、
前記情報記録媒体から取得し、取得データの正当性検証処理を実行し、正当性が確認されたことを条件として前記コンテンツ管理ユニットの再生処理を実行する構成であり、
前記ユニット識別情報は、コンテンツ証明書の識別子であり、
前記コンテンツ証明書は、コンテンツ管理ユニットの正当性を証明するコンテンツ管理ユニット単位の証明書であることを特徴とする情報処理装置。 - 利用管理対象コンテンツを格納した情報記録媒体であり、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットと、
前記情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンを記録データとして有し、情報処理装置における前記コンテンツ管理ユニットの再生条件として、前記ユニット対応トークンの検証処理を実行させる構成であり、
前記ユニット識別情報は、コンテンツ証明書の識別子であり、
前記コンテンツ証明書は、コンテンツ管理ユニットの正当性を証明するコンテンツ管理ユニット単位の証明書であることを特徴とする情報記録媒体。 - 情報記録媒体(メディア)に対する記録用データを出力するサーバにおける情報処理方法であり、
データ処理部が、記憶部から、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを取得するデータ取得ステップと、
データ処理部が、前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報を取得して、
(a)取得したメディア識別情報、
(b)コンテンツ管理ユニットの正当性を証明するコンテンツ管理ユニット単位のコンテンツ証明書に記録されたコンテンツ証明書識別子、
上記(a)メディア識別情報と、(b)コンテンツ証明書識別子を構成データとして有するデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンを生成するトークン生成ステップと、
データ出力部が、
前記コンテンツ管理ユニットと、
前記ユニット対応トークンを含むデータを情報記録媒体に対する記録データとして出力するステップと、
を実行することを特徴とする情報処理方法。 - 情報記録媒体(メディア)間のコンテンツのコピー記録処理に対する管理処理を実行するサーバにおける情報処理方法であり、
入力部が、コピー記録対象となるコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報を入力するとともに、コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報を入力するデータ入力ステップと、
データ処理部が、前記メディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを生成して、該検証用データを含むコンテンツ管理ユニット対応のユニット対応トークンを生成するトークン生成ステップと、
出力部が、前記ユニット対応トークンを情報記録媒体記録データとして出力するデータ出力ステップと、
を有し、
前記ユニット識別情報は、コンテンツ証明書の識別子であり、
前記コンテンツ証明書は、コンテンツ管理ユニットの正当性を証明するコンテンツ管理ユニット単位の証明書であることを特徴とする情報処理方法。 - 情報処理装置において、情報記録媒体(メディア)に対するコンテンツ記録処理を実行する情報処理方法であり、
データ処理部が、情報記録媒体に対する記録データを取得または生成するデータ処理ステップを有し、
前記データ処理ステップは、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットと、
前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンと、
を含むデータを情報記録媒体に対する記録データとして取得または生成するステップと、
前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体に記録済みのコンテンツ管理ユニットがある場合、新たに情報記録媒体に記録するコンテンツ管理ユニットに対して、前記記録済みコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報と異なる固有のユニット識別情報を設定するステップと、
を含み、
前記ユニット識別情報は、コンテンツ証明書の識別子であり、
前記コンテンツ証明書は、コンテンツ管理ユニットの正当性を証明するコンテンツ管理ユニット単位の証明書であることを特徴とする情報処理方法。 - 情報処理装置において、第1の情報記録媒体(メディア)の記録コンテンツを読み出し、第2の情報記録媒体(メディア)に対する記録データとして出力する処理を実行する情報処理方法であり、
データ処理部が、前記第1の情報記録媒体から読み取られたデータに基づいて、前記第2の情報記録媒体に記録するデータを生成するデータ処理ステップを有し、
前記データ処理ステップは、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを前記第1の情報記録媒体から読み出して出力するステップと、
前記第2の情報記録媒体に記録済みのコンテンツ管理ユニットがある場合、該第2の情報記録媒体に新たに記録するコンテンツ管理ユニットに対して、前記記録済みコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報と異なる固有のユニット識別情報を設定する処理を実行するステップと、
前記第2の情報記録媒体のメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むコンテンツ管理ユニット対応のユニット対応トークンを前記第2の情報記録媒体への記録データとして出力するステップと、
を含み、
前記ユニット識別情報は、コンテンツ証明書の識別子であり、
前記コンテンツ証明書は、コンテンツ管理ユニットの正当性を証明するコンテンツ管理ユニット単位の証明書であることを特徴とする情報処理方法。 - 情報処理装置において、情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生処理を実行する情報処理方法であり、
データ処理部が、前記情報記録媒体に記録され、利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを取得して復号する処理を実行するデータ処理ステップ有し、
前記データ処理ステップは、
前記情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンを、
前記情報記録媒体から取得し、取得データの正当性検証処理を実行し、正当性が確認されたことを条件として前記コンテンツ管理ユニットの再生処理を実行するステップを含み、
前記ユニット識別情報は、コンテンツ証明書の識別子であり、
前記コンテンツ証明書は、コンテンツ管理ユニットの正当性を証明するコンテンツ管理ユニット単位の証明書であることを特徴とする情報処理方法。 - 情報処理装置において、情報記録媒体(メディア)に対する記録用データを出力する処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
データ処理部に、記憶部から、
利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを取得させるデータ取得ステップと、
データ処理部に、前記コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報を取得して、
(a)取得したメディア識別情報、
(b)コンテンツ管理ユニットの正当性を証明するコンテンツ管理ユニット単位のコンテンツ証明書に記録されたコンテンツ証明書識別子、
上記(a)メディア識別情報と、(b)コンテンツ証明書識別子を構成データとして有するデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンを生成させるトークン生成ステップと、
データ出力部に、
前記コンテンツ管理ユニットと、
前記ユニット対応トークンを含むデータを情報記録媒体に対する記録データとして出力させるステップと、
を実行させることを特徴とするコンピュータ・プログラム。 - 情報処理装置において、情報記録媒体(メディア)間のコンテンツのコピー記録処理に対する管理処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
入力部に、コピー記録対象となるコンテンツ管理ユニットのユニット識別情報を入力させるとともに、コンテンツ管理ユニットの記録先である情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報を入力させるデータ入力ステップと、
データ処理部に、前記メディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを生成させて、該検証用データを含むコンテンツ管理ユニット対応のユニット対応トークンを生成させるトークン生成ステップと、
出力部に、前記ユニット対応トークンを情報記録媒体記録データとして出力させるデータ出力ステップと、
を実行させるステップを含み、
前記ユニット識別情報は、コンテンツ証明書の識別子であり、
前記コンテンツ証明書は、コンテンツ管理ユニットの正当性を証明するコンテンツ管理ユニット単位の証明書であることを特徴とするコンピュータ・プログラム。 - 情報処理装置において、情報記録媒体に記録されたコンテンツの再生処理を実行させるコンピュータ・プログラムであり、
データ処理部に、前記情報記録媒体に記録され、利用管理単位として設定されたユニット単位のコンテンツ管理ユニットを取得して復号する処理を実行させるデータ処理ステップ有し、
前記データ処理ステップは、
前記情報記録媒体の識別情報であるメディア識別情報と前記コンテンツ管理ユニットの識別情報であるユニット識別情報とを含むデータに基づく検証用データを含むユニット対応トークンを、
前記情報記録媒体から取得し、取得データの正当性検証処理を実行し、正当性が確認されたことを条件として前記コンテンツ管理ユニットの再生処理を実行させるステップを含み、
前記ユニット識別情報は、コンテンツ証明書の識別子であり、
前記コンテンツ証明書は、コンテンツ管理ユニットの正当性を証明するコンテンツ管理ユニット単位の証明書であることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
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