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JP5242139B2 - ガタ防止機構を備えたヘッドレストサポート - Google Patents

ガタ防止機構を備えたヘッドレストサポート Download PDF

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JP5242139B2
JP5242139B2 JP2007305095A JP2007305095A JP5242139B2 JP 5242139 B2 JP5242139 B2 JP 5242139B2 JP 2007305095 A JP2007305095 A JP 2007305095A JP 2007305095 A JP2007305095 A JP 2007305095A JP 5242139 B2 JP5242139 B2 JP 5242139B2
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Description

本発明は、ブラケットと、ヘッドレストサポート(サポートとする)及び/又はヘッドレストステー(ステーとする)等のヘッドレスト装置全体のガタ防止機構であって、特に、ブラケットと、サポート、並びにステーとによる前後方向のガタ防止機構を備えたサポートに関する。
サポートのガタ防止機構は、車輌内(車内)の静寂性追求が極度に、要求される状況である。従って、これまで幾多の発明及び/又は考案が提案されており、その一部は実用に供されている。そして、本出願人が提案する発明及び/又は製品が、業界のパイオニアで、かつ最上のガタ防止製品となっている。また、現状においては、この業界では標準品として採用されている。
以下、文献(1)として挙げる特開平11−89665の「ヘッドレストサポート」と、同文献(2)として挙げる特開2006−198226の「ヘッドレストサポートと、このヘッドレストサポートに組付けられるロック部材」とがある。そして、市場の製品は、主として、文献(1)の実施品である。
この文献(1)は、サポートを、頭部と首部と胴部とで一体的に樹脂形成し、この胴部に、ヘッドレストのステーを内方に向かって弾性的に保持するステー押圧部を形成し、これにより、ステーを弾性的に支持する構造とし、先ず、ブラケットと、サポート、並びにステーとの間における嵌合状態及び/又は組付け状態のガタ防止と、この組付け後のガタ防止を図ることを目的とする。そして、この構造を採用することで、例えば、走行時の静寂性の向上を図り、また製作面におけるブラケットと、サポート、並びにステーとの間における公差の問題解消と、さらには温度変化に対する公差のばらつきに影響されることなく、このサポートとステーとの間のガタ防止を図ることを意図する。
また文献(2)は、文献(1)の構造の一層のガタ防止を意図した構成であり、首部の軸方向の下側に、このサポートの壁を介して貫通孔の軸芯方向に向かって膨出形成した、第二、第三のステー弾性押圧部を介して、このサポートと、ステーとのガタ防止を図ることを意図する。
尚、前記文献(1)、(2)は、業界の標準品となっているが、本出願人は、更なる改良を加え、その後、幾多のガタ防止機構を備えたサポートを提案しており、本発明は、この提案するガタ防止機構を備えたサポートを一層、進めたものであり、現状では、他に類を見ないガタ防止機構を備えたサポートであると自負する。
特開平11−89665 特開2006−198226
前記文献(1)、(2)は、ブラケットと、サポート、並びにステーとのガタ防止を図る構成であるが、サポートの首部と胴部との連設部に設けた弾性体(第一のガタ防止機構)と、首部に設けた、弾性帯片及び切り溝とによる第二のガタ防止機構(弾性体、ステー弾性押圧部)を介して、ガタ防止を図る構造である。従って、このステーと、サポート並びにブラケットを、総合的に弾性的に支持する構造である。そして、この第一・第二のガタ防止機構では、このステー、サポート並びにブラケット(ヘッドレストの周辺)で発生するガタ防止を、略解消できる。しかし、第一のガタ防止機構が、十分に機能していないことで、サポートとブラケットの間でのガタ防止に改良の余地があった。殊に、ヘッドレストの重量の増加、又はヘッドレストを最大限に引伸ばした状態を考えた場合には、パワー不足と、このパワー不足に基くガタの発生が考えられる。
このような状況を解決するために、本出願人は、この文献(1)、(2)の改良を図りつつ、部品の組付け後に発生するガタ防止及び/又は公差等に起因するガタ防止を、略皆無とすることを意図する。また、当該文献(1)、(2)で提案された基本的な構造を有効利用し、かつ量産に適した構造の提案を図ること、又は組付け・製造の簡易性と、利便性が図れるガタ防止機構を備えたサポートを提案すること等を意図する。そして、さらに操作具とステーとによる第七のガタ防止機構と、胴部の中間下部と、サポートとブラケットとによる第三のガタ防止機構で、ヘッドレストの略完全なガタ防止を図ることを意図する。
請求項1の発明は、シートの躯体に設けたブラケットと、このブラケットに設けたサポートと、このサポートに設けたステーの組付け後に発生するガタ防止及び/又はこれらの公差等に起因するガタ防止を、略皆無とすることを意図する。そして、請求項1の発明は、先行文献(1)、(2)で提案された基本的な構造を有効利用し、かつ量産に適した構造の提案を図ること、又は組付け・製造の簡易性と、利便性が図れるガタ防止機構を備えたサポートを提案すること等を意図する。また、請求項1の発明は、前記目的を達成し、かつ胴部の中間下部と、サポートとブラケットとによる第三のガタ防止機構で、ヘッドレストの略完全なガタ防止を図ることを意図する
請求項1は、シートバックの上方に配置されるヘッドレストを設けたヘッドレストステーを嵌入保持し、座席に配設されたブラケットに支持可能に形成されるヘッドレストサポートであって、
このヘッドレストサポートは、頭部この頭部の下方に設けられた、当該頭部より小径の首部、並びにこの首部の下方に設けられた、当該首部より小径の胴部と、この頭部から、前記首部、並びに前記胴部に亙って貫設されたヘッドレストステー挿入用の貫通孔とで構成されており、
前記胴部と、前記首部との連設部の周面に設けた弾性体と、この弾性体の撓みを受入れる受入れ切欠きとでなる第一のガタ防止機構と、
前記胴部の長手方向に、対で設けたヘッドレストステー及び/又はブラケット押圧用の弾性帯片、切り溝とでなる第二のガタ防止機構と、
前記胴部の中間下部の周面に設けた弾性体と、この弾性体の撓みを受入れる受入れ切欠きとでなる第三のガタ防止機構とを介して、ヘッドレストのガタ防止を図る構成したガタ防止機構を備えたヘッドレストサポートである。
請求項の発明は、請求項の目的を達成し、かつこの目的を達成するのに最適な、第一の受入れ切欠きの構造を提供することを意図する。
請求項は、請求項に記載のサポートであって、
前記受入れ切欠きは、貫通孔の周壁に形成した貫通切欠きとし、前記弾性体は、この貫通切欠きを介して、連設部の周面か、又は中間下部の周面に設けた弾性体舌片とする構成としたガタ防止機構を備えたサポートである。
請求項の発明は、請求項の目的を達成し、かつこの目的を達成するのに最適な、第二の受入れ切欠きの構造を提供することを意図する。
請求項は、請求項に記載のサポートであって、
前記受入れ切欠きは、貫通孔の周壁に形成した切欠き部とし、前記弾性体は、この受入れ切欠きを遮断するように設けた連結片部を介して、連設部の周面か、又は中間下部の周面に設けた弾性体舌片とする構成としたガタ防止機構を備えたサポートである。
請求項の発明は、請求項の目的を達成し、かつこの目的を達成するのに最適な、第三の受入れ切欠きの構造を提供することを意図する。
請求項は、請求項に記載のサポートであって、
前記受入れ切欠きは、その軸芯方向を、狭く、またその放射方向を、広く形成する構成としたガタ防止機構を備えたサポートである。
請求項の発明は、請求項の目的を達成し、かつこの目的を達成するのに最適な、第五のガタ防止機構を提供することを意図する。
請求項に記載のヘッドレストサポートであって、
前記第一のガタ防止機構の弾性体は、前記連設部の一方の周壁に設けた一方の弾性体、及びこの一方の弾性体に設けた切欠き部でなる膨出壁片と、この膨出壁片に設けた突部とし、また、この連設部の他方の周壁に設けた他方の弾性体は、この他方の弾性体、及びこの他方の弾性体に設けた受入れ切欠み部でなる第五のガタ防止機構とする構成としたガタ防止機構を備えたヘッドレストサポートである。
請求項の発明は、請求項の目的を達成し、かつこの目的を達成するのに最適な、第一・第三のガタ防止機構の他の一例を提供することを意図する。
請求項は、請求項に記載のサポートであって、
前記第一・第三のガタ防止機構を構成する弾性体の外側に、膨出部位を設ける構成としたガタ防止機構を備えたサポートである。
請求項の発明は、請求項の目的を達成し、かつこの目的を達成するのに最適な、頭部のガタ防止を図る第四のガタ防止機構を提供することを意図する。
請求項は、請求項に記載のサポートであって、
前記頭部に設けた貫通孔に、弾性膨出部を形成し、この頭部のガタ防止を図る第四のガタ防止機構を有する構成としたガタ防止機構を備えたサポートである。
請求項の発明は、請求項の目的を達成し、かつこの目的を達成するのに最適な、第六のガタ防止機構の構造を提供することを意図する。
請求項は、請求項に記載のサポートであって、
前記胴部の下端に、弾性体と、この弾性体の撓みを受入れる受入れ切欠きとでなる第六のガタ防止機構を有する構成としたガタ防止機構を備えたサポートである。
請求項1の発明は、シートバックの上方に配置されるヘッドレストを設けたステーを嵌入保持し、座席に配設されたブラケットに支持可能に形成されるサポートであって、
ヘッドレストサポートは、頭部頭部の下方に設けられた、頭部より小径の首部、並びに首部の下方に設けられた、首部より小径の胴部と、頭部から、首部、並びに胴部に亙って貫設されたヘッドレストステー挿入用の貫通孔とで構成されており、
胴部と、首部との連設部の周面に設けた弾性体と、弾性体の撓みを受入れる受入れ切欠きとでなる第一のガタ防止機構と、
胴部の長手方向に、対で設けたステー及び/又はブラケット押圧用の弾性帯片、切り溝とでなる第二のガタ防止機構と、
胴部の中間下部の周面に設けた弾性体と、弾性体の撓みを受入れる受入れ切欠きとでなる第三のガタ防止機構とを介して、ヘッドレストのガタ防止を図る構成したガタ防止機構を備えたヘッドレストサポートである。
従って、請求項1は、シートの躯体に設けたブラケットと、このブラケットに設けたサポートと、このサポートに設けたステーの組付け後に発生するガタ防止及び/又はこれらの公差等に起因するガタ防止が、略皆無となる特徴がある。そして、請求項1は、先行文献(1)、(2)で提案された基本的な構造を有効利用し、かつ量産に適した構造の提案を図ること、又は組付け・製造の簡易性と、利便性が図れるガタ防止機構を備えたサポートを提案できること等の実益を有する。また、請求項1は、前記目的を達成し、かつ胴部の中間下部と、サポートとブラケットとによる第三のガタ防止機構で、ヘッドレストの略完全なガタ防止が図れる特徴がある
請求項の発明は、請求項に記載のサポートであって、
受入れ切欠きは、貫通孔の周壁に形成した貫通切欠きとし、弾性体は、貫通切欠きを介して、連設部の周面か、又は中間下部の周面に設けた弾性体舌片とする構成としたガタ防止機構を備えたサポートである。
従って、請求項は、請求項の目的を達成し、かつこの目的を達成するのに最適な、第一の受入れ切欠きの構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項の発明は、請求項に記載のサポートであって、
受入れ切欠きは、貫通孔の周壁に形成した切欠き部とし、弾性体は、受入れ切欠きを遮断するように設けた連結片部を介して、連設部の周面か、又は中間下部の周面に設けた弾性体舌片とする構成としたガタ防止機構を備えたサポートである。
従って、請求項は、請求項の目的を達成し、かつこの目的を達成するのに最適な、第二の受入れ切欠きの構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項の発明は、請求項に記載のサポートであって、
受入れ切欠きは、その軸芯方向を、狭く、また放射方向を、広く形成する構成としたガタ防止機構を備えたサポートである。
従って、請求項は、請求項の目的を達成し、かつこの目的を達成するのに最適な、第三の受入れ切欠きの構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項の発明は、請求項に記載のヘッドレストサポートであって、
第一のガタ防止機構の弾性体は、連設部の一方の周壁に設けた一方の弾性体、及び一方の弾性体に設けた切欠き部でなる膨出壁片と、膨出壁片に設けた突部とし、また、連設部の他方の周壁に設けた他方の弾性体は、他方の弾性体、及び他方の弾性体に設けた受入れ切欠み部でなる第五のガタ防止機構とする構成としたガタ防止機構を備えたヘッドレストサポートである。
従って、請求項は、請求項の目的を達成し、かつこの目的を達成するのに最適な、第五のガタ防止機構を提供できること等の特徴を有する。
請求項の発明は、請求項に記載のサポートであって、
第一・第三のガタ防止機構を構成する弾性体の外側に、膨出部位を設ける構成としたガタ防止機構を備えたサポートである。
従って、請求項は、請求項の目的を達成し、かつこの目的を達成するのに最適な、第一・第三のガタ防止機構の他の一例を提供できること等の特徴を有する。
請求項の発明は、請求項に記載のサポートであって、
頭部に設けた貫通孔に、弾性膨出部を形成し、頭部のガタ防止を図る第四のガタ防止機構を有する構成としたガタ防止機構を備えたサポートである。
従って、請求項は、請求項の目的を達成し、かつこの目的を達成するのに最適な、頭部のガタ防止を図る第四のガタ防止機構を提供できること等の特徴を有する。
請求項の発明は、請求項に記載のサポートであって、
胴部の下端に、弾性体と、弾性体の撓みを受入れる受入れ切欠きとでなる第六のガタ防止機構を有する構成としたガタ防止機構を備えたサポートである。
従って、請求項は、請求項の目的を達成し、かつこの目的を達成するのに最適な、第六のガタ防止機構の構造を提供できること等の特徴を有する。
本発明の一例を説明する。
先ず、図面の説明をすると、図1は、車輌とヘッドレスト装置との関係を分解して示した縮尺斜視図、図2は、ヘッドレスト装置の要部(ブラケット、ステーを除いた)の拡大斜視図、図3は第一実施例のサポートの正面図、図4は、第一実施例のサポートの側面図である。そして、図5−1〜図5−10は、第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の第一例〜第十例を示した拡大断面図、また図6−1は、図5−5の動作を説明するA矢視模式図、図6−2は、図5−5の動作を説明する平面模式図、図6−3は、図6−2のC矢視模式図、図7−1は、図5−5のB矢視の第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の弾性体と、受入れ切欠きとの関係を示した第一例の拡大断面図、図7−2は、図5−5のB矢視の第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の弾性体と、受入れ切欠きとの関係を示した第二例の拡大断面図、図7−3は、図5−5のB矢視の第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の弾性体と、受入れ切欠きとの関係を示した第三例の拡大断面図、図8は、貫通孔の筒部を成型するに適した金型と、この貫通孔との関係を示した図、図9−1は、図8の貫通孔の第一例の断面図、図9−2は、図8の貫通孔の第二例の拡大断面図、図9−3は、図8の貫通孔の第三例の拡大断面図、図9−4は、図8の貫通孔の第四例の拡大断面図、図9−5は、図8の貫通孔の第五例の拡大断面図、図9−6は、図8の貫通孔の第六例の拡大断面図である。また、図10−1は、サポートの下端に設けた第六のガタ防止機構の一方向からの半截した断面図、さらに、図10−2は、サポートの下端に設けた第六のガタ防止機構の他方向からの半截した断面図である。尚、図11は第二実施例のサポートの正面図、図12は、第二実施例のサポートの側面図である。そして、また、図13はサポートの操作具の要部の拡大平面図、図14は、図13の要部の断面図である。
以下、本発明の好ましい、一例を説明する。
本発明のサポート1(通常は14φのサポート1)は、例えば、ポリプロピレン等の樹脂で一体的に成型加工され、内部にステー2を挿入するための貫通孔3を、軸方向の上下に亘って貫通する構造とし、このサポート1は図1〜図4と、図11、図12(前図に対して小型12φのサポート1)等に示すように、軸方向の上部より、下部に向かって、略方形状の頭部100と、この頭部100の底面より延設され、かつ頭部100より小径であって、かつ前記貫通孔3との間に肉厚部を設けた(以下、同じ)略方形状の首部101、また首部101の底面より延設され、この首部101より小径で、肉厚部を設けてなり、かつ胴部102との間に設けた連設部103と、この連設部103の下方に設けた、この連結部103より小径で、肉厚部を設けてなる、筒形状の前記胴部102とで構成される。そして、前記貫通孔3は、頭部100から胴部102まで同じ内径を呈する。
前記サポート1の頭部100は、その4辺の外周面を、丸みをおびた形状とする。そして、このサポート1の首部101の全体と、胴部102の一部は、図1に示す如く、シートバックCのフレームC1に対で設けた略方形状を呈するブラケット5(受け部材)に嵌入保持される。そして、首部101の下面101aがブラケット5の上面5aに衝止される。また首部101の切欠き片(後述する)が、このブラケット5の内周面5bに弾圧される(弾性的に圧嵌される)。尚、前記頭部100には筒部100aと、この筒部100aは内周面100bを有する。
ここで、第一のガタ防止機構Oを説明すると、この第一のガタ防止機構Oは、前記首部101と胴部102の連設部103に設けられる後述する弾性体と、ブラケット5との関係で構成される。以下、その一例を、図5−1〜図5−10に基づいて、「実施例1」〜「実施例10」として説明する。
「実施例1」
図5−1に示すのは第一例であり、連設部103の一方の周壁103aに弾性体7と、この弾性体7に撓みを付与する切欠き部8(受入れ切欠き)を形成することで、肉薄化した周壁103aを膨出壁片103a1とし、かつこの膨出壁片103a1に突部103a2を形成し、この弾性体7と膨出壁片103a1の真中を連結片部10で連結する構造とする。従って、図6−1と図6−2に示した如く、弾性体7が、ブラケット5で押圧されることで、切欠き部8が縮むとともに、突部103a2が最初に押圧される(破線で示す)。そして、この押圧を介して、膨出壁片103a1の一部が膨出及び/又は陥没するように変形する(破線で示す)。この状態で、ブラケット5の内周面5bに弾性体7が圧接し、この圧接を、膨出壁片103a1の一部の膨出及び/又は陥没を介して、支持する構造により、サポート1とブラケット5との前後方向(車長方向)のガタ防止(公差がもたらすガタ防止を含む)が図れる。また、サポート1の貫通孔3にステー2を挿入することで、この三者(サポート1と、ブラケット5、並びにステー2)でのガタ防止効果がある。そして、このガタ防止効果は、人、シート及び/又は室内に対する制振効果にも波及することが可能となり、有益である(このガタ防止効果は、以下、同じ)。尚、連設部103の他方の周壁103a’は、円周形状とする。
「実施例2」
図5−2に示すのは第二例であり、連設部103の他方の周壁103a’に弾性体7と、この弾性体7に撓みを付与する貫通切欠き8’(受入れ切欠き)を貫通形成することで、肉薄化した他方の周壁103a’を膨出壁片103a1とし、かつこの膨出壁片103a1に突部103a2を形成する構造とする。従って、図6−1と図6−2に示した如く、弾性体7が、ブラケット5で押圧されることで、貫通切欠き8’が縮むとともに、突部103a2が最初に押圧される。そして、この押圧を介して、膨出壁片103a1の一部が膨出及び/又は陥没するように変形する。この状態で、ブラケット5の内周面5bに弾性体7が圧接し、この圧接を、膨出壁片103a1の一部の膨出及び/又は陥没を介して、支持する構造により、サポート1とブラケット5との前後方向のガタ防止が図れる。また、サポート1の貫通孔3にステー2を挿入することで、この三者(サポート1と、ブラケット5、並びにステー2)でのガタ防止効果がある。尚、連設部103の一方の周壁103aは、円周形状とする。
「実施例3」
図5−3に示すのは第三例であり、実施例1を、一方の周壁103aと、他方の周壁103a’に、それぞれ設けた構造であり、三者での確実なガタ防止効果がある。この例は、例えば、切欠き部8が多くなり、サポート1の軽量化と、省資源化を図る(他の例も同じ)。また均等な弾性力を保持できる特徴がある(他の例も同じ)。
「実施例4」
図5−4に示すのは第四例であり、実施例2を、一方の周壁103aと、他方の周壁103’に、それぞれ設けた構造であり、三者での確実なガタ防止効果がある。
「実施例5」
図5−5に示すのは第五例であり、実施例1と実施例2を、一方の周壁103aと、他方の周壁103a’に、それぞれ設けた構造であり、三者での確実なガタ防止効果がある。
「実施例6」
図5−6に示すのは第六例であり、連設部103の一方の周壁103aに後方半幅の弾性体7と、この弾性体7に撓みを付与する切欠き部8(貫通切欠き8’)を形成することで、肉薄化した一方の周壁103aを膨出壁片103a1とし、かつこの膨出壁片103a1に突部103a2を形成した構造とする(この弾性体7と膨出壁片103a1の真中を連結片部10で連結する構造もあり得る)。従って、弾性体7が、ブラケット5で押圧されることで、切欠き部8(貫通切欠き8’)が縮むとともに、突部103a2が最初に押圧される。そして、この押圧を介して、膨出壁片103a1の一部が膨出及び/又は陥没するように変形する。この状態で、ブラケット5の内周面5bに弾性体7が圧接し、この圧接を、膨出壁片103a1の一部の膨出及び/又は陥没を介して、支持する構造により、サポート1とブラケット5との前後方向のガタ防止が図れる。また、サポート1の貫通孔3にステー2を挿入することで、この三者(サポート1と、ブラケット5、並びにステー2)でのガタ防止効果がある。尚、連設部103の他方の周壁103a’は、円周形状とする。
「実施例7」
図5−7に示すのは第七例であり、連設部103の他方の周壁103a’に前方半幅の弾性体7と、この弾性体7に撓みを付与する切欠き部8(貫通切欠き8’)を形成することで、肉薄化した他方の周壁103a’を膨出壁片103a1とし、かつこの膨出壁片103a1に突部103a2を形成した構造とする(この弾性体7と膨出壁片103a1の真中を連結片部10で連結する構造もあり得る)。その他は、前述の第六例に準ずる。
「実施例8」
図5−8に示すのは第八例であり、実施例6を、一方の周壁103aと、他方の周壁103a’に、それぞれ設けた構造であり、三者での確実なガタ防止効果がある。
「実施例9」
図5−9に示すのは第九例であり、実施例7を、一方の周壁103aと、他方の周壁103a’に、それぞれ設けた構造であり、三者での確実なガタ防止効果がある。
「実施例10」
図5−10に示すのは第十例であり、実施例6と実施例7を、一方の周壁103aと、他方の周壁103a’に、それぞれ設けた構造であり、三者での確実なガタ防止効果がある。
「実施例6〜10」
図5−6〜図5−10の第六〜第十例において、一方の周壁103aと、他方の周壁103a’とで形成される、前後の周壁103c、103c’に、受入れ切込み部8’’を併設し、この受入れ切込み部8’’間に、弾性体7を突出し(前後の周壁103c、103c’より突出し)、この弾性体7の押圧を介して、三者による左右方向(車幅方向)の確実なガタ防止効果がある。尚、この実施例は、前述の第一〜第五例にも採用できる。そして、また、この実施例を、前記第一〜第十例と併用することが望ましい。そして、この「実施例6〜10」は、第五のガタ防止機構Sである。
「他の実施例」
尚、図面には記載がないが、弾性体7に膨出帯を設ける構造も可能であり、一層のガタ防止に有効である。また一方の周壁103aと、他方の周壁103a’と、また前後の周壁103c、103c’に膨出帯を付設することも可能であり、前述の如く、ガタ防止に有効である。これらを第八のガタ防止機構(符号なし)とする。
次に、第二のガタ防止機構Pを説明すると、この第二のガタ防止機構Pは、前記胴部102に設けられた弾性帯片11と、この弾性帯片11の両側に設けた切り溝12との構造であり、この弾性帯片11には、軸芯方向に陥没する湾曲する弓片1100と、この弓片1100の中心に設けた突出する突部1101とで構成されている。従って、ブラケット5に押圧されると、弓片1100が軸芯方向に撓むとともに、この撓みを介して、ステー2の外周面に圧着(弓片1100がステー2を弾圧する構造)され、ガタ防止として有効であり、またこの弓片1100に対するステー2の外周面の反撥を介して、突部1101が放射方向に押圧され、ブラケット5に圧着(突部1101がブラケット5を弾圧する構造)されることで、三者を相互に弾圧する。換言すると、ステー2で、突部1101を押圧することで、この突部1101がブラケット5を弾圧し、またブラケット5で、突部1101を押圧することで、弓片1100がステー2を弾圧する相互の弾圧関係である。この相互の弾圧関係を介して、ガタ防止効果が発揮できる。このガタ防止効果は、図1〜図4、図11、図12等に開示されている。
続いて、第三のガタ防止機構Qを説明すると、この第三のガタ防止機構Qは、胴部102の中間下部に設けられる構造であり、この構造は、前述した第一のガタ防止機構Oに準ずる。尚、図11及び図12では、第三のガタ防止機構Qの別の一例を示している。
また第四のガタ防止機構Rは、頭部100の筒部100a(貫通孔3の一部である)の内周面100bに設けた膨出環部14であり、この膨出環部14は、軸芯方向に、筒部100aの内面より膨出する構造であり、この膨出環部14を利用し、ステー2の上部を弾性的に抱持する。そして、この膨出環部14は、少なくとも、この例では、内周面100bの前後方向の両面に、対峙して設けることが望ましいが、一例であり、例えば、左右方向等も可能である。この第四のガタ防止機構Rは、少なくとも、この両者(サポート1と、ステー2)間のガタ防止が図れる構造である。この各例を、図9−1〜図9−7に示してあるので、各例を説明する。図9−1は、膨出環部14が一体形状の一例であり、最も抱持力が優れている。図9−2は、膨出環部14の上方(軸線方向)に、切条1400を設けた一例であり、サポート1の軽量化と、省資源化を図る(他の例も同じ)。図9−3は、膨出環部14の下方(軸線方向)に、切条1400を設けた一例であり、その他は、前述の図9−2に準ずる。図9−4は、膨出環部14の上下方(向って左は、下方で、右は上方)に、切条1400を設けた一例であり、その他は、前述の図9−2に準ずる。図9−5は、膨出環部14の中心に、切条1400を設けた一例であり、その他は、前述の図9−2に準ずる。図9−6は、膨出環部14の一方(向って左)が一体形状で、その他方(向って右)が中心に切条1400を設けた一例であり、その他は、前述の図9−2に準ずる。以上で説明した膨出環部14が、一体形状と、この膨出環部14に設けた切条1400との組合せで好ましい一例であり、他の組合せ構造でも可能である。尚、図8は、この筒部100aを成型するに適する金型Eを、模式的に示した図であり、この金型は、テーパー部を備えている。
そして、第六のガタ防止機構Tは、サポート1の胴部102の下端で、かつその前後の周壁103c、103c’に設けた弾性体25と、ステー2、又はシートバックC・フレームC1等の部材との関係でガタ防止を図る構造であり、この弾性体25は、前後の周壁103c、103c’に設けられるとともに、受入れ切欠き孔26(受入れ切欠き)を形成する。この弾性体25は、前後の周壁103c、103c’において、対峙方向に向って形成される。従って、この弾性体25が、前記シートバックC・フレームC1等の部材で押圧されることで、ステー2を弾圧し、少なくとも、この三者(ステー2と、サポート1、並びにシートバックC・フレームC1等の部材)間の左右方向を主体として、ガタ防止が図れる構造である。尚、ステー2で、一方の周壁103aと、他方の周壁103a’を押圧可能である。
また、第七のガタ防止機構Uは、サポート1の頭部100の空室部104に挿入、かつ係止される操作具30と、ステー2とによるガタ防止であり、図13、図14に示してある。この操作具30は、操作用の頭部となる操作部3000と、この操作部3000より延設した平板部3001と、この平板部3001に設けた二股形状で、かつ肉厚方向に貫通した卵形の貫通孔3002を備えた弾性部3003と、前記平板部3001に設けた差渡し部3004と、この差渡し部3004に設けた金属平板31とで構成する。そして、この操作具30の操作部3000の内側には、スプリング32が設けられており、このスプリング32の反発力を介して、前記空室部104に挿入された操作具30を、常時、頭部100の放射方向(空室部104の開放側)に付勢する構造となっている。この例では、弾性部3003を介して、ステー2を弾性的に抱持することで、少なくとも、この二者(ステー2と、サポート1)間の前後方向を主体として、ガタ防止が図れる構造である。尚、この弾性部3003は、ステー2の挿入時において、湾曲され、またステー2の脱抜時において、湾曲が開放される構造である。しかし、前記湾曲の程度は、図示の長さ(L)が、僅かに長短する程度に設定することが可能であり、操作具30の機能維持と、空室部104への取付けには、問題がない。またこの弾性部3003を湾曲して取付ける場合においても、操作による荷重に対応可能である。
さらに、第八のガタ防止機構Vは、サポート1の頭部100の下面100cと、首部101との間に開設した空間部20には、楕円形状の弾性環21が垂下されてあり、この弾性環21の下端は、この頭部100の下面100cより下側に存在する。従って、この弾性環21の下端とブラケット5の上面5aに衝止され、少なくとも、この両者(サポート1と、ブラケット5)間の上下方向(軸線方向)のガタ防止が図れる構造である。
図中22は胴部102の中間部のやや下端で、かつその前後の周壁103c、103c’に、その先端部を突設して設けた可撓性係止突起で、この可撓性係止突起22は、ブラケット5の下端5cを、係止かつ支持する構造である。図中35はヘッドレストである。
図1は、車輌とヘッドレスト装置との関係を分解して示した縮尺斜視図 図2は、ヘッドレスト装置の要部(ブラケット、ステーを除いた)の拡大斜視図 図3は第一実施例のサポートの正面図 図4は、第一実施例のサポートの側面図 図5−1は、第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の第一例を示した拡大断面図 図5−2は、第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の第二例を示した拡大断面図 図5−3は、第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の第三例を示した拡大断面図 図5−4は、第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の第四例を示した拡大断面図 図5−5は、第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の第五例を示した拡大断面図 図5−6は、第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の第六例を示した拡大断面図 図5−7は、第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の第七例を示した拡大断面図 図5−8は、第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の第八例を示した拡大断面図 図5−9は、第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の第九例を示した拡大断面図 図5−10は、第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の第十例を示した拡大断面図 図6−1は、図5−5の動作を説明するA矢視模式図 図6−2は、図5−5の動作を説明する平面模式図 図6−3は、図6−2のC矢視模式図 図7−1は、図5−5のB矢視の第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の弾性体と、受入れ切欠きとの関係を示した第一例の拡大断面図 図7−2は、図5−5のB矢視の第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の弾性体と、受入れ切欠きとの関係を示した第二例の拡大断面図 図7−3は、図5−5のB矢視の第一実施例の第一のガタ防止機構及び/又は第三の防止機構の弾性体と、受入れ切欠きとの関係を示した第三例の拡大断面図 図8は、貫通孔の筒部を成型するに適した金型と、この貫通孔との関係を示した図 図9−1は、図8の貫通孔の第一例の断面図 図9−2は、図8の貫通孔の第二例の拡大断面図 図9−3は、図8の貫通孔の第三例の拡大断面図 図9−4は、図8の貫通孔の第四例の拡大断面図 図9−5は、図8の貫通孔の第五例の拡大断面図 図9−6は、図8の貫通孔の第六例の拡大断面図 図10−1は、サポートの下端に設けた第六のガタ防止機構の一方向からの半截した断面図 図10−2は、サポートの下端に設けた第六のガタ防止機構の他方向からの半截した断面図 図11は第二実施例のサポートの正面図 図12は、第二実施例のサポートの側面図 図13はサポートの操作具の要部の拡大平面図 図14は、図13の要部の断面図
1 サポート
100 頭部
100a 筒部
100b 内周面
100c 下面
101 首部
101a 下面
102 胴部
103 連設部
103a 一方の周壁
103a’ 他方の周壁
103a1 膨出壁片
103a2 突部
103c 前の周壁
103c’ 後の周壁
104 空室部
2 ステー
3 貫通孔
5 ブラケット
5a 上面
5b 内周面
5c 下端
7 弾性体
8 切欠き部
8’ 貫通切欠き
8’’ 受入れ切込み部
10 連結片部
11 弾性帯片
1100 弓片
1101 突部
12 切り溝
14 膨出環部
1400 切条
20 空間部
21 弾性環
22 可撓性係止突起
25 弾性体
26 受入れ切欠き孔
30 操作具
3000 操作部
3001 平板部
3002 貫通孔
3003 弾性部
3004 差渡し部
31 金属平板
32 スプリング
35 ヘッドレスト
O 第一のガタ防止機構
P 第二のガタ防止機構
Q 第三のガタ防止機構
R 第四のガタ防止機構
S 第五のガタ防止機構
T 第六のガタ防止機構
U 第七のガタ防止機構
V 第八のガタ防止機構
C シートバック
C1 フレーム
E 金型
L 長さ

Claims (8)

  1. シートバックの上方に配置されるヘッドレストを設けたヘッドレストステーを嵌入保持し、座席に配設されたブラケットに支持可能に形成されるヘッドレストサポートであって、
    このヘッドレストサポートは、頭部この頭部の下方に設けられた、当該頭部より小径の首部、並びにこの首部の下方に設けられた、当該首部より小径の胴部と、この頭部から、前記首部、並びに前記胴部に亙って貫設されたヘッドレストステー挿入用の貫通孔とで構成されており、
    前記胴部と、前記首部との連設部の周面に設けた弾性体と、この弾性体の撓みを受入れる受入れ切欠きとでなる第一のガタ防止機構と、
    前記胴部の長手方向に、対で設けたヘッドレストステー及び/又はブラケット押圧用の弾性帯片、切り溝とでなる第二のガタ防止機構と、
    前記胴部の中間下部の周面に設けた弾性体と、この弾性体の撓みを受入れる受入れ切欠きとでなる第三のガタ防止機構とを介して、ヘッドレストのガタ防止を図る構成したガタ防止機構を備えたヘッドレストサポート。
  2. 請求項に記載のヘッドレストサポートであって、
    前記受入れ切欠きは、貫通孔の周壁に形成した貫通切欠きとし、前記弾性体は、この貫通切欠きを介して、連設部の周面か、又は中間下部の周面に設けた弾性体舌片とする構成としたガタ防止機構を備えたヘッドレストサポート。
  3. 請求項に記載のヘッドレストサポートであって、
    前記受入れ切欠きは、貫通孔の周壁に形成した切欠き部とし、前記弾性体は、この受入れ切欠きを遮断するように設けた連結片部を介して、連設部の周面か、又は中間下部の周面に設けた弾性体舌片とする構成としたガタ防止機構を備えたヘッドレストサポート。
  4. 請求項に記載のヘッドレストサポートであって、
    前記受入れ切欠きは、その軸芯方向を、狭く、またその放射方向を、広く形成する構成としたガタ防止機構を備えたヘッドレストサポート。
  5. 請求項に記載のヘッドレストサポートであって、
    前記第一のガタ防止機構の弾性体は、前記連設部の一方の周壁に設けた一方の弾性体、及びこの一方の弾性体に設けた切欠き部でなる膨出壁片と、この膨出壁片に設けた突部とし、また、この連設部の他方の周壁に設けた他方の弾性体は、この他方の弾性体、及びこの他方の弾性体に設けた受入れ切欠み部でなる第五のガタ防止機構とする構成としたガタ防止機構を備えたヘッドレストサポート。
  6. 請求項に記載のヘッドレストサポートであって、
    前記第一・第三のガタ防止機構を構成する弾性体の外側に、膨出部位を設ける構成としたガタ防止機構を備えたヘッドレストサポート。
  7. 請求項に記載のヘッドレストサポートであって、
    前記頭部に設けた貫通孔に、弾性膨出部を形成し、この頭部のガタ防止を図る第四のガタ防止機構を有する構成としたガタ防止機構を備えたヘッドレストサポート。
  8. 請求項に記載のヘッドレストサポートであって、
    前記胴部の下端に、弾性体と、この弾性体の撓みを受入れる受入れ切欠きとでなる第六のガタ防止機構を有する構成としたガタ防止機構を備えたヘッドレストサポート。
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