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JP5233158B2 - 炭化珪素半導体装置 - Google Patents

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JP5233158B2
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Description

この発明は、半導体材料として炭化珪素(SiC)を用いた炭化珪素半導体装置に関する。
従来、高耐圧や大電流を制御するパワー半導体装置が開発されている。パワー半導体装置にはいくつかの種類があり、用途に合わせてそれぞれの種類のパワー半導体装置が使い分けられている。たとえば、バイポーラトランジスタやIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)は電流密度を多く取ることができるが、高速でスイッチングをおこなうことができない。このため、バイポーラトランジスタの使用限界周波数は数kHz、IGBTの使用限界周波数は20kHz程度である。
一方、パワーMOSFETは、電流密度を多く取ることはできないものの、高速でのスイッチングをおこなうことができ、数MHz程度の高速な周波数でも使用することができる。パワーMOSFETの構造として、プレーナゲート型とトレンチゲート型の2種類が知られている。
また、パワー半導体装置の性能をさらに向上させるため、半導体材料の改良が進められている。従来、パワー半導体装置の半導体材料には、珪素(シリコン)の単結晶が用いられていたが、近年は、低オン電圧、高速・高温特性に優れた炭化珪素(SiC)が注目を集めている(たとえば、下記非特許文献1参照。)。炭化珪素は、化学的に非常に安定した材料であり、バンドギャップが3eVと広く、高温でも極めて安定して使用することができる。また、炭化珪素が許容可能な電界強度の最大値は、珪素が許容可能な電界強度の最大値よりも1桁以上大きい。このため、炭化珪素を用いた半導体装置は大電流にも耐えることができる。
しかし、n型の炭化珪素基板に対して選択的にp型領域を形成することは極めて困難である。高温でのイオン注入によってp型領域を形成できることが報告されているが、実際には抵抗が高すぎて十分なp型領域が得られないことがわかっている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
そこで、炭化珪素を用いた半導体装置には、ガードリングに代えて、図12に示すベベル構造が広く採用されている。図12は、ベベル構造の半導体装置の構造を示す説明図である。図12の半導体装置100は、n+ドレイン基板101、n-ベース層102、pベース層103、p+コンタクト領域104、絶縁層105、ソース電極106、ドレイン電極107によって形成されている。pベース層103に形成されている傾斜面は、n-ベース層102上にpベース層103をエピタキシャル成長させた後、ドライエッチングをおこなってpベース層103を選択的に除去することによって形成される。
また、半導体装置の主接合部の周囲を取り囲むように(すなわち周辺耐圧構造部に)複数のトレンチを形成し、各トレンチの底部とトレンチの間にそれぞれp+層あるいはショットキーコンタクトを設け、トレンチ底部のp+層とトレンチ間のp+層との間に空乏層が広がるようにトレンチ間n-層を設けてターミネーション部を構成することによって、ターミネーション部の専有面積を減らし高耐圧化を実現した半導体装置が知られている(たとえば、下記特許文献2参照。)。
特開平6−314791号公報([発明が解決しようとする課題]) 特開平11−087698号公報 クリシャナ・シェナイ(Krishna Shenai)他2名著、オプティウム・セミコンダクターズ・フォー・ハイパワー・エレクトロニックス(Optimum Semiconductors for High−Power Electronics)、アイトリプルイー・トランザクションズ・オン・エレクトロニック・デバイシーズ(IEEE Transaction on Electron Devices)、1989年、Vol36、p1811
しかしながら、上述したベベル構造の半導体装置を製造する際には、耐圧に影響する傾斜面のテーパー角度の制御技術や、ドライエッチングに起因する半導体装置表面の損傷の防止技術など、複雑な技術を用いる必要があるという問題点がある。また、ベベル構造の半導体装置は、長期の使用に対する信頼性に欠けるという問題点がある。
また、上述した特許文献2のように、周辺耐圧構造部のすべてのトレンチの底部にp+層を設けると、周辺耐圧構造部が大きくなってしまうという問題点がある。周辺耐圧構造部が半導体装置内で占める割合が大きくなると、半導体装置の集積度が低下してしまう。このため、周辺耐圧構造部が半導体装置内で占める面積を低減させて、活性領域を広くして、半導体装置の集積度を上げる必要があるという問題点がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、周辺耐圧構造部が半導体装置全体に占める割合を低減して集積度を上げ、かつ複雑な技術を用いずに製造することができ、さらに長期の使用にも耐え得る炭化珪素半導体装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明にかかる炭化珪素装置は、活性領域と、前記活性領域の周辺を囲む耐圧構造部と、を有する炭化珪素半導体装置であって、炭化珪素で形成された不純物濃度の高い第1導電型半導体基板と、前記第1導電型半導体基板の第1主面に形成された前記第1導電型半導体基板よりも不純物濃度が低い第1導電型半導体層と、前記第1導電型半導体層の表面に形成された第2導電型半導体層と、前記第2導電型半導体層を貫いて前記第1導電型半導体層に達するように深さ方向に形成された複数のトレンチと、前記活性領域の前記第2導電型半導体層の表面に選択的に形成された第1導電型ソース領域と、前記第1導電型ソース領域と前記第2導電型半導体層に電気的に接続する第1の主電極と、前記第1導電型半導体基板の第2主面に形成された第2の主電極と、前記耐圧構造部の前記トレンチ間の半導体領域を覆う表面電極と、を備え、前記活性領域のトレンチには、ゲート絶縁膜を介して制御電極が形成されており、前記耐圧構造部のトレンチには、絶縁材料が充填され、前記耐圧構造部の複数のトレンチのうち、前記活性領域に最も近いトレンチの底部にのみ、第2導電型領域が形成されていることを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置は、活性領域と、前記活性領域の周辺を囲む耐圧構造部と、を有する炭化珪素半導体装置であって、炭化珪素で形成された不純物濃度の高い第2導電型半導体基板と、前記第2導電型半導体基板の第1主面に形成された第1の第1導電型半導体層と、前記第1の第1導電型半導体層の表面に形成された前記第1導電型半導体層よりも不純物濃度が低い第2の第1導電型半導体層と、前記第2の第1導電型半導体層の表面に形成された第2導電型半導体層と、前記第2導電型半導体層を貫いて前記第2の第1導電型半導体層に達するように深さ方向に形成された複数のトレンチと、前記活性領域の前記第2導電型半導体層の表面に選択的に形成された第1導電型ソース領域と、前記第1導電型ソース領域と前記第2導電型半導体層に電気的に接続する第1の主電極と、前記第2導電型半導体基板の第2主面に形成された第2の主電極と、前記耐圧構造部の前記トレンチ間の半導体領域を覆う表面電極と、を備え、前記活性領域のトレンチには、ゲート絶縁膜を介して制御電極が形成されており、前記耐圧構造部のトレンチには、絶縁材料が充填され、前記耐圧構造部の複数のトレンチのうち、前記活性領域に最も近いトレンチの底部にのみ、第2導電型領域が形成されていることを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置は、活性領域と、前記活性領域の周辺を囲む耐圧構造部と、を有する炭化珪素半導体装置であって、炭化珪素で形成された不純物濃度の高い第1導電型半導体基板と、前記第1導電型半導体基板の第1主面に形成された前記第1導電型半導体基板よりも不純物濃度が低い第1導電型半導体層と、前記第1導電型半導体層の表面に形成された第2導電型半導体層と、前記第2導電型半導体層を貫いて前記第1導電型半導体層に達するように深さ方向に形成された複数のトレンチと、前記活性領域の前記第2導電型半導体層の表面に選択的に形成された第1導電型ソース領域と、前記第1導電型ソース領域と前記第2導電型半導体層に電気的に接続する第1の主電極と、前記第1導電型半導体基板の第2主面に形成された第2の主電極と、前記耐圧構造部の前記トレンチ間の半導体領域を覆う表面電極と、を備え、前記活性領域のトレンチには、ゲート絶縁膜を介して制御電極が形成されており、前記耐圧構造部のトレンチには、絶縁材料が充填され、前記耐圧構造部の複数のトレンチのうち、前記活性領域に最も近いトレンチの底部および2番目に前記活性領域に近いトレンチの底部にのみ、第2導電型領域が形成されていることを特徴とする。
また、この発明にかかる炭化珪素半導体装置は、活性領域と、前記活性領域の周辺を囲む耐圧構造部と、を有する炭化珪素半導体装置であって、炭化珪素で形成された不純物濃度の高い第2導電型半導体基板と、前記第2導電型半導体基板の第1主面に形成された第1の第1導電型半導体層と、前記第1の第1導電型半導体層の表面に形成された前記第1導電型半導体層よりも不純物濃度が低い第2の第1導電型半導体層と、前記第2の第1導電型半導体層の表面に形成された第2導電型半導体層と、前記第2導電型半導体層を貫いて前記第2の第1導電型半導体層に達するように深さ方向に形成された複数のトレンチと、前記活性領域の前記第2導電型半導体層の表面に選択的に形成された第1導電型ソース領域と、前記第1導電型ソース領域と前記第2導電型半導体層に電気的に接続する第1の主電極と、前記第2導電型半導体基板の第2主面に形成された第2の主電極と、前記耐圧構造部の前記トレンチ間の半導体領域を覆う表面電極と、を備え、前記活性領域のトレンチには、ゲート絶縁膜を介して制御電極が形成されており、前記耐圧構造部のトレンチには、絶縁材料が充填され、前記耐圧構造部の複数のトレンチのうち、前記活性領域に最も近いトレンチおよび2番目に前記活性領域に近いトレンチの底部にのみ、第2導電型領域が形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、耐圧構造部のトレンチのうち、活性領域に最も近いトレンチの底部、または、活性領域に最も近いトレンチの底部および2番目に前記活性領域に近いトレンチの底部に第2導電型領域が形成されている。この第2導電領域によって、活性領域の周辺に生じる電界を緩和することができる。また、耐圧構造部のトレンチのうち、第2導電領域が形成されていないトレンチの絶縁膜によって耐圧が負担されるため、耐圧構造部のトレンチのすべてに第2導電領域を形成する場合と比較して、耐圧構造部の距離を短くすることができる。
本発明にかかる炭化珪素半導体装置によれば、周辺耐圧構造部が半導体装置全体に占める割合を低減して集積度を上げ、かつ複雑な技術を用いずに製造することができ、さらに長期の使用にも耐え得る炭化珪素半導体装置を得ることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる半導体装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる半導体装置の活性領域の構成を示す断面図である。また、図2は、実施の形態1にかかる半導体装置の周辺耐圧構造部の構成を示す断面図である
実施の形態1では、トレンチ型MOSFETに本発明を適用する場合について説明する。図1に示すように、半導体装置の活性領域20aには、n+半導体基板1の第1主面側にn-ベース層2、pベース層3が順に設けられている。また、pベース層3の表面にはn+ソース領域4およびp+コンタクト領域5が選択的に設けられている。
また、活性領域20aには、n+ソース領域4およびpベース層3を貫通し、n-ベース層2に至るトレンチが設けられている。活性領域20aのトレンチの底部には、p+領域6が設けられている。また、トレンチ内には、ゲート絶縁膜7を介してゲート電極8が充填され、その上面には絶縁膜9が設けられている。また、n+ソース領域4、pコンタクト層5、ゲート絶縁膜7、絶縁膜9を覆うように、ニッケル(Ni)層10aおよびアルミニウム(Al)層10bからなるソース電極10が設けられている。また、n+半導体基板1の第2主面側には、ニッケルからなるドレイン電極11が設けられている。
一方、図2に示すように、半導体装置の周辺耐圧構造部20bには、活性領域20aと同様に、n+半導体基板1の第1主面側にn-ベース層2、pベース層3が順に設けられている。周辺耐圧構造部20bのpベース層3の表面には、n+ソース領域4は設けられておらず、p+コンタクト領域5のみが設けられている。また、周辺耐圧構造部20bのトレンチ内にはゲート電極8は充填されておらず、トレンチ絶縁膜12が充填されており、トレンチ絶縁膜12の上面は絶縁膜9で覆われている。
また、周辺耐圧構造部20bにおいて、活性領域20aに最も近いトレンチ、および、そのつぎに近いトレンチの底部には、p+領域6が設けられている。なお、活性領域20aに最も近いトレンチにのみ、p+領域6が設けられていてもよい。
+領域6は、ソース電極10とドレイン電極11との間に高い電圧が印加された際に、トレンチ底部に電界が集中するのを防止するために設けられている。トレンチ底部に電界が集中すると、たとえば、ゲート絶縁膜7のトレンチ底部部分が破壊される場合がある。p+領域6を設けることによって、トレンチの底部に電界が集中するのを防止し、ゲート絶縁膜7が破壊されるのを防止することができる。
また、周辺耐圧構造部20bのトレンチ絶縁膜12および絶縁膜9の一部とpコンタクト層5を覆うように、ニッケル(Ni)層13aおよびアルミニウム層13bからなる表面電極13が設けられている。また、周辺耐圧構造部20bのn+半導体基板1の第2主面側には、ニッケルからなる裏面電極14が設けられている。
つぎに、実施の形態1にかかる半導体装置の製造工程について説明する。図3〜図6は、実施の形態1にかかる半導体装置の製造工程を説明するための説明図である。図3〜図6では、活性領域20aと周辺耐圧構造部20bとを1つの図に示している。
まず、十分に高濃度な不純物を含むn型炭化珪素半導体基板(以下、「n+半導体基板という」)1を用意する。n+半導体基板1は、たとえば窒素を2×1018cm-3程度含むものとする。つぎに、n+半導体基板1の第1主面側に、たとえば窒素を1.0×1016cm-3程度含む厚さ10μm程度のn-ベース層2をエピタキシャル成長させる。つづいて、n-ベース層2の表面に、たとえばアルミニウムを2.1×1017cm-3程度含む厚さ2.5μmのpベース層3をエピタキシャル成長させる(図3)。n-ベース層2およびpベース層3は、活性領域20aおよび周辺耐圧構造部20bの両方に形成する。
つぎに、活性領域20aのpベース層3の表面にn+ソース領域4を選択的に形成する。また、活性領域20aのpベース層3の表面のうち、n+ソース領域4が形成されていない領域には、p+コンタクト領域5を形成する。また、周辺耐圧構造部20bのpベース層3の表面には、p+コンタクト領域5のみを形成する(図4)。n+ソース領域4はリンをイオン注入した後に熱処理をおこなうことによって、p+コンタクト領域5は、アルミニウムをイオン注入した後に熱処理をおこなうことによって、それぞれ形成する。熱処理の温度はたとえば1700℃、熱処理の時間はたとえば1分間とする。
つぎに、n+ソース領域4およびp+コンタクト領域5の表面に、厚さ1.6μmのシリコン酸化膜15を形成する。つづいて、フォトリソグラフィおよびエッチングによってシリコン酸化膜15を選択的に除去し、たとえば5μmおきに幅1.2μmの酸化膜マスクを形成する。そして、エッチングによってn+ソース領域4、p+コンタクト領域5、pベース層3の一部を選択的に除去して、n-ベース層2に達するトレンチを形成する(図5)。トレンチの深さは、たとえば3μmとする。
つぎに、トレンチ内に熱酸化膜を形成し、パターニングする。そして、トレンチ底部にたとえばアルミニウムを2.0×1019cm-3程度イオン注入して、たとえば1700℃で1分間加熱して活性化する。これにより、トレンチ底部にp+領域6が形成される。その後、シリコン酸化膜15を除去する(図6)。ここで、活性領域20aでは、すべてのトレンチにp+領域6を形成する。一方、周辺耐圧構造部20bでは、活性領域20aに最も近いトレンチのみ、または、活性領域20aに最も近いトレンチと2番目に近いトレンチにのみp+領域6を形成する。
つぎに、活性領域20aのトレンチの内部に、たとえば厚さ100nmのゲート絶縁膜7を形成する。その後、トレンチの内部にゲート電極8を埋め込み、絶縁膜9、ソース電極10、ドレイン電極11を形成して、図1に示す半導体装置の活性領域20aが完成する。なお、ソース電極10はニッケル(Ni)層10aおよびアルミニウム層10bによって形成する。また、ドレイン電極11はニッケルによって形成する。このように、ソース電極10とドレイン電極11をニッケルで形成するのは、各電極を半導体に低抵抗で接触させるためである。
一方、周辺耐圧構造部20bのトレンチ内部には、トレンチ絶縁膜12を充填する。トレンチ絶縁膜12を、たとえば酸化膜で形成する他、シリコン窒化膜で形成してもよい。つづいて、活性領域20aと同様に絶縁膜9を形成する。そして、絶縁膜9にコンタクトホールを形成し、活性領域20aのソース電極10を形成するのと同時に、ニッケル層13aおよびアルミニウム層13bからなる表面電極13を形成する。これにより、トレンチによって分離されているpベース層3のそれぞれを表面電極13が覆うことになる。また、n+半導体基板1の第2主面には、ニッケルによって裏面電極14を形成する。これにより、図2に示す半導体装置の周辺耐圧構造部20bが完成する。
図7は、実施の形態1にかかる半導体装置の半導体装置の電気的特性を示すグラフである。図7において、横軸はドレイン−ソース間電圧Vds(V)、縦軸はドレイン電流Ids(A)を示す。また、図7中白丸(○)で示すのは実施の形態1にかかる半導体装置の特性値、黒丸(●)で示すのは図12に示すベベル構造の半導体装置の特性値である。図7に示すように、実施の形態1にかかる半導体装置は、ベベル構造の半導体装置とほぼ同等の電気的特性を有している。
図7の特性値の測定に用いた実施の形態1にかかる半導体装置は、チップサイズ3mm角、活性領域の面積は7.85mm2であった。また、実施の形態1にかかる半導体装置の周辺耐圧構造部の長さ(活性領域の端から半導体装置の端までの長さ)は40μmで十分である。これは、周辺耐圧構造部のトレンチ底部に形成されたp+領域6によって、ドレイン電圧の大部分が負担されるからである。なお、比較に用いたベベル構造の半導体装置のチップサイズは3mm角、周辺耐圧構造部の長さは260μmであった。
図8は、実施の形態1にかかる半導体装置の長期信頼性試験の結果を示すグラフである。図8において、横軸は経過時間(h)、縦軸はドレイン電流が1mA/cm2の場合の素子耐圧(V)である。また、図8中白三角(△)で示すのは実施の形態1にかかる半導体装置において活性領域に最も近いトレンチのみにp+領域6を形成した場合の特性値(p=1)、黒三角(▲)で示すのは実施の形態1にかかる半導体装置において活性領域に最も近いトレンチおよび2番目に近いトレンチにp+領域6を形成した場合の特性値(p=2)である。また、図8中黒四角(■)で示すのは比較のために測定した図12に示すベベル構造の半導体装置の特性値である。
長期信頼性試験では、高温印加電圧試験を採用した。まず、実施の形態1にかかる半導体装置、またはベベル構造の半導体装置をモールドして組み立てる。その後、125℃の雰囲気中でドレイン−ソース間に1200Vの電圧を印加し続けて、素子耐圧の変化を測定した。
実施の形態1にかかる半導体装置の初期の素子耐圧は1250Vであり、耐圧1200Vのデバイスとして十分な特性を有している。また、実施の形態1にかかる半導体装置のオン抵抗(Ron)はp=1で2.47mΩcm2、p=2の場合2.49mΩcm2であった。p=1の場合とp=2の場合でオン抵抗にほとんど差がないのは、活性領域の設計が同一であるためである。また、比較に用いたベベル構造の半導体装置の初期の素子耐圧は1265V、オン抵抗(Ron)は2.47mΩcm2であった。
図8に示すように、実施の形態1にかかる半導体装置とベベル構造の半導体装置の素子耐圧は、実験開始直後ではほぼ同様である。しかし、実施の形態1にかかる半導体装置は、p=1およびp=2のいずれも実験開始から3000時間経過した後も耐圧の変化は見られなかった。一方ベベル構造の半導体装置は、実験開始から96時間経過後から耐圧が劣化し始め、その後急激に耐圧が低下した。
このように、半導体装置の周辺耐圧構造部のトレンチのうち、少なくとも活性領域に最も近いトレンチの底部にp+領域6を形成すれば、長期に渡って十分な耐圧が得られる。また、活性領域に最も近いトレンチおよび2番目に近いトレンチにp+領域6を形成すれば、より確実に半導体装置の耐圧を確保することができる。ここで、半導体装置の耐圧が低下するのは、周辺耐圧構造部のトレンチのうち、活性領域に最も近いトレンチの底部に電界が集中し、アバランシェ破壊を起こすためである。実施の形態1にかかる半導体装置では、活性領域に最も近いトレンチの底部にp+領域6を設けることによって電界を緩和して、アバランシェ破壊を防止している。このため、実施の形態1にかかる半導体装置は、長期に渡って十分な耐圧が得られるのである。
また、実施の形態1にかかる半導体装置では、周辺耐圧構造部のトレンチのすべてにp+領域6を設ける場合と比較して、p+領域6を設けるトレンチの数が少ないため、周辺耐圧構造部の長さを小さくすることができる。
図9は、実施の形態1にかかる半導体装置(p=2)の周辺耐圧構造部における電気力線のシミュレーション結果を示す説明図である。図9は、ドレイン−ソース間電圧Vdsを1500Vとした場合のシミュレーション結果を示している。図9において、活性領域に近いトレンチT1およびT2の底部にはp+領域が形成されている。一方、活性領域から離れたトレンチT3からT5の底部には、p+領域は形成されておらず、絶縁膜によって充填されている。
図9に示すように、トレンチT1およびT2の底部にはほとんど電気力線が集まっていない。一方、トレンチT3からT5の底部には電気力線が集中している。これは、p+領域が形成されているトレンチT1およびT2の底部では電圧が負担されておらず、p+領域6が形成されていないトレンチT3からT5の底部で電圧が負担されていることを示す。
このように、p+領域が形成されたトレンチの底部ではほとんど電圧が負担されないため、周辺耐圧構造部のすべてのトレンチにp+領域を形成した場合、耐圧を確保するために周辺耐圧構造部の長を長くしなければならない。しかし、実施の形態1にかかる半導体装置では、周辺耐圧構造部のトレンチのうち、電界が集中する活性領域近傍のトレンチ(T1,T2)にのみp+領域を形成し、活性領域から離れたトレンチ(T3〜T5)にはp+領域を形成していない。このため、実施の形態1にかかる半導体装置では、p+領域が形成されていないトレンチ(T3〜T5)の底部で電圧を負担することができ、周辺耐圧構造部の長さを短くすることができる。
より具体的には、実施の形態1にかかる半導体装置では、図9のシミュレーション結果に示すように、合計6本のトレンチ(図には、5本しか現れていない)で1500Vの耐圧を得られており、周辺耐圧構造部の長さは40μmで十分である。一方、周辺耐圧構造部のすべてのトレンチにp+領域を形成した場合、1500Vの耐圧を確保するためには、周辺耐圧構造部の長さを85μm程度にしなければならない。
以上説明したように、実施の形態1にかかる半導体装置によれば、活性領域に近いトレンチの底部にのみp+領域6を形成することによって、周辺耐圧構造部の長さを低減させるとともに、長期に渡って高い耐圧を確保することができる。また、実施の形態1にかかる半導体装置によれば、複雑な技術を用いることなく、ベベル構造の半導体装置と同程度の電気的特性を有する半導体装置を得ることができる。
(実施の形態2)
図10は、実施の形態2にかかる半導体装置の活性領域の構成を示す断面図である。また、図11は、実施の形態2にかかる半導体装置の周辺耐圧構造部の構成を示す断面図である。実施の形態2では、トレンチ型IGBTに本発明を適応する場合について説明する。以下の説明において、実施の形態1と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
実施の形態2にかかる半導体装置(活性領域40a、周辺耐圧構造部40b)は、実施の形態1にかかる半導体装置のn+半導体基板1(図1および図2参照)に代えて、p+半導体基板31によって形成されている。また、実施の形態2にかかる半導体装置には、n-ベース層2とp+半導体基板31との間に、nバッファ層32が形成されている。また、p+半導体基板31の第2主面側の電極(ドレイン電極11、裏面電極14)は、p+半導体基板31とのコンタクト抵抗が小さい、チタンとアルミニウムの金属間化合物(以下、「Ti−Al」という)によって形成されている。
実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法を説明する。まず、十分に高濃度な不純物を含むp型炭化珪素半導体基板(以下、「p+半導体基板という」)31を用意する。p+半導体基板31は、たとえばアルミニウムを2×1018cm-3程度含むものとする。つぎに、p+半導体基板31の第1主面側に、たとえば窒素を2.0×1017cm-3程度含む厚さ1μm程度のnバッファ層32をエピタキシャル成長させる。この後は、実施の形態1と同様の工程によって半導体装置を製造する(図3〜図6参照)。ただし、p+半導体基板31の第2主面側の電極(ドレイン電極11、裏面電極14)は、ニッケルではなくTi−Alによって形成する。
このように形成した実施の形態2にかかる半導体装置に、実施の形態1にかかる半導体装置と同様の長期信頼性試験をおこなった。試験に用いた実施の形態2にかかる半導体装置は、チップサイズ3mm角、活性領域の面積は7.85mm2、周辺耐圧構造部の長さは40μmで十分である。比較のため、図12に示すベベル構造の半導体装置についても、同様の試験をおこなった。なお、試験に用いた実施の形態2にかかる半導体装置の10A導通時におけるオン電圧は3.60V、初期の素子耐圧は1250Vであり、ベベル構造の半導体装置オン電圧(3.62V)および初期の素子耐圧(1265V)とほぼ同じであった。
実施の形態2にかかる半導体装置も、実施の形態1にかかる半導体装置と同様に、実験開始から3000時間経過した後も耐圧の変化は見られなかった。一方、ベベル構造の半導体装置は、図8に示す結果と同様に96時間経過後から耐圧が劣化し始め、その後急激に耐圧が低下した。
以上説明したように、本発明は、実施の形態1に示したトレンチ型MOSFETのみならず、実施の形態2に示したトレンチ型IGBTにも適用することができ、実施の形態2においても実施の形態1と同様の効果が得られる。
以上のように、本発明にかかる炭化珪素半導体装置は、トレンチゲート構造を有するMOSFETやIGBTなどの炭化珪素半導体装置に有用であり、特に、MOS型電力用炭化珪素半導体装置に適している。
実施の形態1にかかる半導体装置の活性領域の構成を示す断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の周辺耐圧構造部の構成を示す断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造工程を説明するための説明図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造工程を説明するための説明図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造工程を説明するための説明図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造工程を説明するための説明図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の半導体装置の電気的特性を示すグラフである。 実施の形態1にかかる半導体装置の長期信頼性試験の結果を示すグラフである。 実施の形態1にかかる半導体装置(p=2)の周辺耐圧構造部における電気力線のシミュレーション結果を示す説明図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の活性領域の構成を示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の周辺耐圧構造部の構成を示す断面図である。 ベベル構造の半導体装置の構造を示す説明図である。
符号の説明
1 n+半導体基板(第1導電型半導体基板)
2 n-ベース層(第1導電型半導体層)
3 pベース層(第2導電型半導体層)
4 n+ソース領域
5 p+コンタクト領域
6 p+領域(第2導電型領域)
7 ゲート絶縁膜
8 ゲート電極(制御電極)
9 絶縁膜
10 ソース電極(第1の主電極)
10a ニッケル層
10b アルミニウム層
11 ドレイン電極(第2の主電極)
12 トレンチ絶縁膜
13 表面電極
13a ニッケル層
13b アルミニウム層
14 裏面電極
20a 活性領域
20b 周辺耐圧構造部

Claims (4)

  1. 活性領域と、前記活性領域の周辺を囲む耐圧構造部と、を有する炭化珪素半導体装置であって、
    炭化珪素で形成された不純物濃度の高い第1導電型半導体基板と、
    前記第1導電型半導体基板の第1主面に形成された前記第1導電型半導体基板よりも不純物濃度が低い第1導電型半導体層と、
    前記第1導電型半導体層の表面に形成された第2導電型半導体層と、
    前記第2導電型半導体層を貫いて前記第1導電型半導体層に達するように深さ方向に形成された複数のトレンチと、
    前記活性領域の前記第2導電型半導体層の表面に選択的に形成された第1導電型ソース領域と、
    前記第1導電型ソース領域と前記第2導電型半導体層に電気的に接続する第1の主電極と、
    前記第1導電型半導体基板の第2主面に形成された第2の主電極と、
    前記耐圧構造部の前記トレンチ間の半導体領域を覆う表面電極と、
    を備え、
    前記活性領域のトレンチには、ゲート絶縁膜を介して制御電極が形成されており、
    前記耐圧構造部のトレンチには、絶縁材料が充填され、前記耐圧構造部の複数のトレンチのうち、前記活性領域に最も近いトレンチの底部にのみ、第2導電型領域が形成されていることを特徴とする炭化珪素半導体装置。
  2. 活性領域と、前記活性領域の周辺を囲む耐圧構造部と、を有する炭化珪素半導体装置であって、
    炭化珪素で形成された不純物濃度の高い第2導電型半導体基板と、
    前記第2導電型半導体基板の第1主面に形成された第1の第1導電型半導体層と、
    前記第1の第1導電型半導体層の表面に形成された前記第1導電型半導体よりも不純物濃度が低い第2の第1導電型半導体層と、
    前記第2の第1導電型半導体層の表面に形成された第2導電型半導体層と、
    前記第2導電型半導体層を貫いて前記第2の第1導電型半導体層に達するように深さ方向に形成された複数のトレンチと、
    前記活性領域の前記第2導電型半導体層の表面に選択的に形成された第1導電型ソース領域と、
    前記第1導電型ソース領域と前記第2導電型半導体層に電気的に接続する第1の主電極と、
    前記第導電型半導体基板の第2主面に形成された第2の主電極と、
    前記耐圧構造部の前記トレンチ間の半導体領域を覆う表面電極と、
    を備え、
    前記活性領域のトレンチには、ゲート絶縁膜を介して制御電極が形成されており、
    前記耐圧構造部のトレンチには、絶縁材料が充填され、前記耐圧構造部の複数のトレンチのうち、前記活性領域に最も近いトレンチの底部にのみ、第2導電型領域が形成されていることを特徴とする炭化珪素半導体装置。
  3. 活性領域と、前記活性領域の周辺を囲む耐圧構造部と、を有する炭化珪素半導体装置であって、
    炭化珪素で形成された不純物濃度の高い第1導電型半導体基板と、
    前記第1導電型半導体基板の第1主面に形成された前記第1導電型半導体基板よりも不純物濃度が低い第1導電型半導体層と、
    前記第1導電型半導体層の表面に形成された第2導電型半導体層と、
    前記第2導電型半導体層を貫いて前記第1導電型半導体層に達するように深さ方向に形成された複数のトレンチと、
    前記活性領域の前記第2導電型半導体層の表面に選択的に形成された第1導電型ソース領域と、
    前記第1導電型ソース領域と前記第2導電型半導体層に電気的に接続する第1の主電極と、
    前記第1導電型半導体基板の第2主面に形成された第2の主電極と、
    前記耐圧構造部の前記トレンチ間の半導体領域を覆う表面電極と、
    を備え、
    前記活性領域のトレンチには、ゲート絶縁膜を介して制御電極が形成されており、
    前記耐圧構造部のトレンチには、絶縁材料が充填され、前記耐圧構造部の複数のトレンチのうち、前記活性領域に最も近いトレンチの底部および2番目に前記活性領域に近いトレンチの底部にのみ、第2導電型領域が形成されていることを特徴とする炭化珪素半導体装置。
  4. 活性領域と、前記活性領域の周辺を囲む耐圧構造部と、を有する炭化珪素半導体装置であって、
    炭化珪素で形成された不純物濃度の高い第2導電型半導体基板と、
    前記第2導電型半導体基板の第1主面に形成された第1の第1導電型半導体層と、
    前記第1の第1導電型半導体層の表面に形成された前記第1導電型半導体層よりも不純物濃度が低い第2の第1導電型半導体層と、
    前記第2の第1導電型半導体層の表面に形成された第2導電型半導体層と、
    前記第2導電型半導体層を貫いて前記第2の第1導電型半導体層に達するように深さ方向に形成された複数のトレンチと、
    前記活性領域の前記第2導電型半導体層の表面に選択的に形成された第1導電型ソース領域と、
    前記第1導電型ソース領域と前記第2導電型半導体層に電気的に接続する第1の主電極と、
    前記第2導電型半導体基板の第2主面に形成された第2の主電極と、
    前記耐圧構造部の前記トレンチ間の半導体領域を覆う表面電極と、
    を備え、
    前記活性領域のトレンチには、ゲート絶縁膜を介して制御電極が形成されており、
    前記耐圧構造部のトレンチには、絶縁材料が充填され、前記耐圧構造部の複数のトレンチのうち、前記活性領域に最も近いトレンチおよび2番目に前記活性領域に近いトレンチの底部にのみ、第2導電型領域が形成されていることを特徴とする炭化珪素半導体装置。
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