JP5211425B2 - 繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の製造方法 - Google Patents
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Description
R−(BO)m−(EO)n−H ・・・一般式〔I〕
〔式中、Rは分子鎖末端に結合した不飽和アルケニル基、BOはオキシブチレン基、EOはオキシエチレン基であり、mは2〜10の間の数値、nは10〜60の間の数値を表す。〕
で示されるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル(Y)を含有するエチレン性不飽和単量体混合物を水中で乳化重合する繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の製造方法であり、且つ、前記エチレン性不飽和単量体混合物が下記(1)〜(4)の条件を満たすものであることを特徴とする繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の製造方法を提供することである。
条件(1);前記単量体(X)の前記エチレン性不飽和単量体混合物における含有率が90重量%以上であること。
条件(2);前記一般式〔I〕で示されるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル(Y)の前記エチレン性不飽和単量体混合物における含有率が1〜10重量%であること。
条件(3);20℃における水への溶解度が10g/100ml以上のエチレン性不飽和単量体(x−4)のエチレン性不飽和単量体混合物における含有率が0.5重量%以下であること(但し、一般式〔I〕で示されるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル(Y)を除く。)。
条件(4);乳化重合して得られる樹脂の示差走査熱量計(DSC)によるガラス転移温度(Tg)が−40〜0℃であること。
本発明の繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の製造方法においては、エチレン性不飽和単量体混合物を水中で乳化重合する。
前記エチレン性不飽和単量体混合物は、必須の単量体(X)として、メチルメタクリレート(x−1)、炭素原子数2〜8のアルキル基を有する(メタ)アクリレート(x−2)、及び(メタ)アクリロニトリル(x−3)からなる群から選ばれる、少なくとも1種の単量体を90重量%以上、より好ましくは93〜97重量%の範囲で含有してなる。
前記炭素原子数2〜8のアルキル基を有する(メタ)アクリレート(x−2)は、単独使用でもよく2種以上を併用してもよい。
炭素原子数2〜8のアルキル基を有する(メタ)アクリレート(x−2)として、ブチル(メタ)アクリレートを用いることにより、得られる水性樹脂分散体は加工時の安定性に優れ、それを加工してなる水性樹脂分散体含浸繊維素繊維は風合いに優れる。
前記エチレン性不飽和単量体混合物は、前記単量体(X)と共に、反応性乳化剤として下記一般式〔I〕で示されるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル(Y)を含有してなる。
R−(BO)m−(EO)n−H ・・・一般式〔I〕
前記エチレン性不飽和単量体混合物は、メチルメタクリレート(x−1)、炭素原子数2〜8のアルキル基を有する(メタ)アクリレート(x−2)、及び(メタ)アクリロニトリル(x−3)からなる群から選ばれる、少なくとも1種の単量体(X)を90重量%以上、前記ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル(Y)を1〜10重量%で含有し、且つ、20℃における水への溶解度が10g/100ml以上のエチレン性不飽和単量体(x−4)の含有率が1重量%以下であることを条件とし、より好ましくは0.5重量%以下、更に好ましくは使用しないことである(但し、一般式〔I〕で示されるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル(Y)を除く。)。
本発明で、水中で乳化重合して得られる繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の樹脂の示差走査熱量計(DSC)によるガラス転移温度(Tg)は、−40〜0℃の範囲であり、より好ましくは−30〜−10℃の範囲である。
また、文中「部」及び「%」は特に断りのない限り重量基準であるものとする。
尚、諸物性は以下に記した方法により評価した。
水性樹脂分散体の重合時の安定性は、重合後の水性樹脂分散体を200メッシュ濾布で濾過し、濾取したフロック(凝集物)を140℃で10分間乾燥させ、乾燥後の残渣の重量を測定し、水性樹脂分散体のWET重量に対する割合(%)を計算し、計算結果を以下の基準に従い評価し、その評価結果(評価レベル5〜1)を表2に示した。評価レベルが大きい程、重合時の安定性に優れることを意味する。
重合時の安定性の判定基準
評価レベル5→割合が0.01%未満。
評価レベル4→割合が0.01%以上、0.02%未満。
評価レベル3→割合が0.02%以上、0.03%未満。
評価レベル2→割合が0.03%以上、0.04%未満。
評価レベル1→割合が0.04%以上。
水性樹脂分散体の加工時の安定性は、以下に記載するマーロン機械的安定性試験で評価を行った。得られた繊維素繊維加工用水性樹脂分散体に水を加え、固形分濃度を20%に調整したもの50gを、荷重10kgで2000回転にて10分間のシェアをかけた後、200メッシュ濾布で濾過した後の残渣量を測定し、水性樹脂分散体のSolid重量に対しての残渣量の割合(%)を測定し、測定結果を以下の基準に従い評価し、その評価結果(評価レベル5〜1)を表2に示した。評価レベルが大きい程、加工時の安定性に優れることを意味する。
加工時の安定性の判定基準
評価レベル5→濾過後の残渣量が0.05%未満。
評価レベル4→濾過後の残渣量が0.05%以上、0.15%未満。
評価レベル3→濾過後の残渣量が0.15%以上、0.25%未満。
評価レベル2→濾過後の残渣量が0.25%以上、0.35%未満。
評価レベル1→濾過後の残渣量が0.35%以上。
水性樹脂分散体を常温乾燥により膜厚0.6mmのフィルム状とし、更に140℃で5分間乾燥キュアを行い、耐水性評価用のアクリル樹脂フィルムを作成した。アクリル樹脂フィルムを24時間水に浸漬させた後、樹脂フィルムの面積膨潤率を測定し、測定結果を以下の基準に従い評価し、その評価結果(評価レベル5〜1)を表2に示した。評価レベルが大きい程、耐水性に優れることを意味する。
耐水性の判定基準
評価レベル5→面積膨潤率が10%未満。
評価レベル4→面積膨潤率が10%以上、17.5%未満。
評価レベル3→面積膨潤率が17.5%以上、25%未満。
評価レベル2→面積膨潤率が25%以上、32.5%未満。
評価レベル1→面積膨潤率が32.5%以上。
得られた繊維素繊維加工用水性樹脂分散体に水を加え、固形分濃度を20%に調整した含浸液に、パルプ繊維不織布(約140g/m2のもの。)を浸績し、加工基材に対する樹脂付着量が8〜9%になるようにマングルロールで絞り、熱風循環乾燥機にて140℃で10分間乾燥キュアを行い、加工基材を作成した。加工基材の風合いを触感により、以下の基準に従い評価し、その評価レベル(○、△、×にて表記。)を表2に示した。
風合いの判定基準
評価レベル○→風合いがソフトであり肌触りに優れる。
評価レベル△→風合いが中間的であり肌触りが普通である。
評価レベル×→風合いがハードであり肌触りに劣る。
表1に示した如く、撹拌装置を備えた重合容器に窒素ガスを飽和させた後、水417部を仕込み、内温60℃に昇温した。別の容器に下記式〔II〕で示した反応性乳化剤(Y)を20部、単量体(X)としてエチルアクリレート(EA)208部とブチルアクリレート(BA)135.2部とアクリロニトリル(AN)36部、架橋剤としてγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン0.8部、及び水160部を仕込み、攪拌を行い乳化させ、乳化液を調整した。
CH2=C(CH3)−C2H4O−(BO)6.4−(EO)20.4−H ・・式〔II〕
前記乳化液の3重量%を前記重合容器に仕込み、10%過硫酸ナトリウム水溶液1.6部を添加し、重合を開始させた。次いで、残りのモノマー混合物の乳化液と10%過硫酸ナトリウム水溶液14.4部を4時間かけて滴下し、重合を行った。滴下終了後、10%過硫酸アンモニウム水溶液2部を投入し、内温60℃にて2時間保持した。次いで、冷却を行い、アンモニア水でエマルジョンをpH7.0に調整し、本発明の繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(1)を得た。評価結果を表1及び表2に示したが、本発明の繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(1)の樹脂の示差走査熱量計(DSC、TAインスツルメント株式会社製)で測定したガラス転移温度(Tg)は−13℃であり、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の重合時の安定性、加工時の安定性、耐水性、及び風合いは何れも優れていた。
実施例1における単量体(X)として、アクリロニトリル(AN)の代わりにメチルメタクリレート(MMA)を用いた以外は、実施例1と同様に行い、本発明の繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(2)を得た。評価結果を表1及び表2に示したが、本発明の繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の樹脂のガラス転移温度(Tg)は−22℃であり、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の重合時の安定性、加工時の安定性、耐水性、及び風合いは何れも優れていた。
実施例1における式〔II〕で示した反応性乳化剤の代わりに、下記式〔III〕で示した反応性乳化剤(Y)を用いた以外は、実施例1と同様に行い、本発明の繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(3)を得た。評価結果を表1及び表2に示したが、本発明の繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の樹脂のガラス転移温度(Tg)は−15℃であり、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の重合時の安定性、加工時の安定性、耐水性、及び風合いは何れも優れていた。
CH2=C(CH3)−C2H4O−(BO)6.3−(EO)30.2−H ・・式〔III〕
実施例1における式〔II〕で示した反応性乳化剤の代わりに、下記式〔IV〕で示した反応性乳化剤(Y)を用いた以外は、実施例1と同様に行い、本発明の繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(4)を得た。評価結果を表1及び表2に示したが、本発明の繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の樹脂のガラス転移温度(Tg)は−14℃であり、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の重合時の安定性、加工時の安定性、耐水性、及び風合いは何れも優れていた。
CH2=C(CH3)−C2H4O−(BO)6.2−(EO)49.3−H ・・式〔IV〕
実施例1におけるエチレン性不飽和単量体(X)をエチルアクリレート(EA)208部とブチルアクリレート(BA)128部とアクリロニトリル(AN)36部にし、且つ、反応性乳化剤(Y)として式〔II〕で示した反応性乳化剤20部の代わりに12部と、ポリオキシアルキレンデシルエーテル8部(ノイゲンXL−160、第一工業製薬株式会社製)を用いた以外は実施例1と同様に行い、本発明の繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(5)を得た。評価結果を表1及び表2に示したが、本発明の繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の樹脂のガラス転移温度(Tg)は−15℃であり、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の重合時の安定性、加工時の安定性、耐水性、及び風合いは何れも優れていた。
反応性乳化剤(Y)を除くエチレン性不飽和単量体(X)の組成をエチルアクリレート(EA)208部とブチルアクリレート(BA)135.2部とメチルメタクリレート(MMA)26部、及びアクリル酸(AA)を10部用い、架橋剤としてγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン0.8部にした以外は、実施例1と同様に行い、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(6)を得た。評価結果を表1及び表2に示したが、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(6)の樹脂のガラス転移温度(Tg)は−20℃であり、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体は耐水性に劣っていた。
反応性乳化剤(Y)を除くエチレン性不飽和単量体(X)の組成をエチルアクリレート(EA)208部とブチルアクリレート(BA)135.2部とメチルメタクリレート(MMA)20部、及びアクリルアミド(AM)を16部、架橋剤としてγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン0.8部にした以外は、実施例1と同様に行い、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(7)を得た。評価結果を表1及び表2に示したが、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(7)の樹脂のガラス転移温度(Tg)は−16℃であり、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体は耐水性に劣っていた。
反応性乳化剤(Y)を除くエチレン性不飽和単量体(X)の組成をブチルアクリレート(BA)167.2部とメチルメタクリレート(MMA)212部、及び架橋剤としてγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン0.8部にした以外は、実施例1と同様に行い、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(8)を得た。評価結果を表1及び表2に示したが、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(8)の樹脂のガラス転移温度(Tg)は19℃であり高く、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体を用いて加工した加工基布は風合いが硬く、肌触りに極めて劣っていた。
反応性乳化剤(Y)を除くエチレン性不飽和単量体(X)の組成をブチルアクリレート(BA)379.2部、及び架橋剤としてγ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン0.8部にした以外は、実施例1と同様に行い、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(9)を得た。評価結果を表1及び表2に示したが、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(9)の樹脂のガラス転移温度(Tg)は−47℃であり低く過ぎ、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体は加工時の安定性に劣っていた。
エチレン性不飽和単量体(X)をエチルアクリレート(EA)208部とブチルアクリレート(BA)146部とアクリロニトリル(AN)36部、及びアクリル酸(AA)を10部用い、且つ、式〔II〕で示した反応性乳化剤(Y)20部の代わりにポリオキシアルキレンデシルエーテル20部(ノイゲンXL−160、第一工業製薬製)を用いた以外は、実施例1と同様に行い、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(10)を得た。評価結果を表1及び表2に示したが、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(10)の樹脂のガラス転移温度(Tg)は−22℃であり、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体は、重合時の安定性、加工時の安定性、及び耐水性に劣っていた。
表1に示した如く、撹拌装置を備えた重合容器に窒素ガスを飽和させた後、水384.3部を仕込み、内温65℃に昇温した。別の容器に式〔V〕で示した反応性乳化剤ラテムルS−180(商標名、花王株式会社製)を15部、単量体(X)としてブチルアクリレート(BA)170部とメチルメタクリレート(MMA)120部及び水281.7部を仕込み、混合しプレエマルジョンを調整した。
反応性乳化剤ラテムルS−180を15部、t−ブチルベンゾエートを0.5部、エリソルビン酸ナトリウムを0.2部、これらを前記重合容器に仕込み、5分後に、別容器にて調整したモノマー混合物、t−ブチルベンゾエート2.5部、エリソルビン酸ナトリウム0.8部の滴下を開始させた。3時間かけて滴下し、重合を行い、滴下終了後、内温80℃にて2時間加熱熟成した。次いで、冷却を行い、アンモニア水でエマルジョンをpH7.0に調整し、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(11)を得た。評価結果を表1及び表2に示したが、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体(11)の樹脂の示差走査熱量計(DSC、TAインスツルメント株式会社製)で測定したガラス転移温度(Tg)は9℃であり、繊維素繊維加工用水性樹脂分散体は、耐水性、及び風合いに劣っていた。
EA ;エチルアクリレート
BA ;ブチルアクリレート
AN ;アクリロニトリル
MMA;メチルメタクリレート
AA ;アクリル酸
AM ;アクリルアミド
架橋剤;γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
式[II];式〔II〕で示されるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル
式[III];式〔III〕で示されるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル
式[IV];式〔IV〕で示されるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル
ラテムルS−180;式〔V〕で示されるスルホコハク酸型反応性乳化剤、花王株式会社製
ノイゲンXL−160;ポリオキシアルキレンデシルエーテル、第一工業製薬株式会社製
Claims (5)
- 炭素原子数2〜8のアルキル基を有する(メタ)アクリレート(x−2)であるエチル(メタ)アクリレート及びブチル(メタ)アクリレートと、メチルメタクリレート(x−1)または(メタ)アクリロニトリル(x−3)とを含む単量体(X)と共に、反応性乳化剤として下記一般式〔I〕、
R−(BO)m−(EO)n−H ・・・一般式〔I〕
〔式中、Rは分子鎖末端に結合した不飽和アルケニル基、BOはオキシブチレン基、EOはオキシエチレン基であり、mは2〜10の間の数値、nは10〜60の間の数値を表す。〕
で示されるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル(Y)を含有するエチレン性不飽和単量体混合物を水中で乳化重合する繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の製造方法であり、且つ、前記エチレン性不飽和単量体混合物が下記(1)〜(4)の条件を満たすものであることを特徴とする繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の製造方法。
条件(1);前記単量体(X)の前記エチレン性不飽和単量体混合物における含有率が90重量%以上である。
条件(2);前記一般式〔I〕で示されるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル(Y)の前記エチレン性不飽和単量体混合物における含有率が1〜10重量%である。
条件(3);20℃における水への溶解度が10g/100ml以上のエチレン性不飽和単量体(x−4)のエチレン性不飽和単量体混合物における含有率が0.5重量%以下である(但し、一般式〔I〕で示されるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル(Y)を除く。)。
条件(4);乳化重合して得られる樹脂の示差走査熱量計(DSC)によるガラス転移温度(Tg)が−40〜0℃である。 - 前記エチレン性不飽和単量体混合物における前記単量体(X)の含有率が93〜97重量%であり、前記一般式〔I〕で示されるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル(Y)の含有率が3〜7重量%である請求項1記載の繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の製造方法。
- 前記一般式〔I〕で示されるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル(Y)において、式中のRが分子鎖末端に結合した不飽和アルケニル基、BOがオキシブチレン基、EOがオキシエチレン基であり、mが4〜8の間の数値、nが20〜50の間の数値である請求項1記載の繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の製造方法。
- 前記エチレン性不飽和単量体混合物において、20℃における水への溶解度が10g/100ml以上のエチレン性不飽和単量体(x−4)の含有率が0.5重量%以下である(但し、一般式〔I〕で示されるポリオキシアルキレンアルケニルエーテル(Y)を除く値である。)請求項1記載の繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の製造方法。
- 乳化重合して得られる樹脂の示差走査熱量計(DSC)によるガラス転移温度(Tg)が−30〜−5℃である請求項1記載の繊維素繊維加工用水性樹脂分散体の製造方法。
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