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JP5200546B2 - ゲートウエイ装置 - Google Patents

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JP5200546B2
JP5200546B2 JP2008001726A JP2008001726A JP5200546B2 JP 5200546 B2 JP5200546 B2 JP 5200546B2 JP 2008001726 A JP2008001726 A JP 2008001726A JP 2008001726 A JP2008001726 A JP 2008001726A JP 5200546 B2 JP5200546 B2 JP 5200546B2
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Description

本発明は、IPv4(Internet Protocol Version 4)アドレスとIPv6(Internet Protocol Version 6)アドレスの相互変換機能を備えたゲートウエイ装置に関し、特にフィールドバスに用いて好適なゲートウエイ装置に関するものである。
フィールドバスは工場などで稼働しているフィールド機器間の通信を行うバスである。フィールドバスには数十から数百のフィールド機器が接続され、フィールド機器はこのフィールドバスを介して相互に通信を行う。このようなフィールドバスを用いることにより、配線コストを節約することができ、かつシステムの変更、拡張に柔軟に対応することができる。
フィールドバスは、H1バスとHSE(High Speed Ethernet(登録商標))バスの2つの階層から構成されている。H1バスの通信速度は31.25kbpsであるのに対して、HSEはイーサネット(登録商標)がベースであり、100Mbpsの高速通信が可能である。
HSEバスはイーサネット(登録商標)をベースにしているので、IP(Internet Protocol)を用いて通信を行う。IPには32ビットのアドレス空間を有するIPv4と、128ビットのアドレス空間を有するIPv6の2つのプロトコルが存在する。現在IPv4からIPv6に移行中であるので、これら2つのIPが共存している。IPv4で通信する機器(IPv4対応機器)とIPv6で通信する機器(IPv6対応機器)が通信を行うためには、IPアドレスを相互に変換しなければならない。
図9に、IPv4対応機器とIPv6対応機器の両方を含んだシステムの構成を示す。図9において、10、12はそれぞれIPv6対応機器、IPv4対応機器、11、13はそれぞれこれら機器10、12が接続されているネットワークである。ネットワーク11にはIPv6対応機器が接続され、ネットワーク13にはIPv4対応機器が接続される。
14はゲートウエイ装置であり、ネットワーク11と13を接続している。IPv6対応機器10がIPv4対応機器12にパケットを送信するときは、この送信パケットのIPアドレスはゲートウエイ装置14でIPv4アドレスに変換される。同様にして、IPv4対応機器12がIPv6対応機器10にパケットを送信するときは、この送信パケットのIPアドレスはゲートウエイ装置14によってIPv4アドレスからIPv6アドレスに変換される。このようにすることによって、IPv6対応機器10とIPv4対応機器12は相互にパケットを交換することができる。
図10にゲートウエイ装置14の構成を示す。なお、IPアドレス変換と関係ない部分は記載を省略している。図10において、パケット受信部14aは受信したパケットをIP変換部14bに出力する。IP変換部14bは入力されたパケットのヘッダ部にあるIPアドレスを、IPv4からIPv6に、または逆方向に変換する。
この際、IP変換部14bは、変換規則格納部14dに格納された変換規則を参照して、IPアドレスを変換する。アドレス変換されたパケットはパケット送信部14cに入力され、送信される。なお、変換規則格納部14dに格納される変換規則は、通常運用者が予め作成し、運用前にゲートウエイ装置14に設定する。
特開2002−132309号公報 特表2005−531229号公報
しかしながら、図10のゲートウエイ装置14をフィールドバスに適用しようとすると、次のような課題があった。フィールドバスに接続されるフィールド機器がHSEを用いて通信を行う場合は、フィールドバスファウンデーション(Fieldbus Foundation)独自の書式を有するデータをTCP/UDP(Transmission Control Protocol/User Datagram Protocol)に乗せて通信を行う。この独自書式の中には、IPv4、IPv6アドレスが含まれている。このアドレスを変換しないと、IPv4対応のフィールド機器とIPv6対応フィールド機器は相互に通信することができない。
しかし、従来のゲートウエイ装置はパケットのヘッダ部に記載されているアドレスのみを変換するものであり、メッセージ本体中に記載されたアドレスは変換しない。そのため、従来のゲートウエイ装置をフィールドバスに用いることはできないという課題があった。
このことを、図11を用いて説明する。なお、システムの構成は図9と同じであるが、ネットワーク11、13はHSE対応のフィールドバスであり、IPv6対応機器10はIPv4対応機器12のIPアドレスを知らないとする。
図11において、工程(P11−1)でIPv6対応機器10はアドレスを問い合わせるSM Find Tag Queryをマルチキャストアドレスで送信する。工程(P11―2)でこのパケットはゲートウエイ装置14で受信される。ゲートウエイ装置14はこのパケットのヘッダ部のアドレスをIPv4アドレスに変換して、マルチキャストアドレスで送信する。
工程(P11−3)でIPv4対応機器12はゲートウエイ装置14が送信したSM Find Tag Queryを受信する。IPv4対応機器12は自身が応答することが適当と判断すると、工程(P11−4)でSM Find Tag ReplyをIPv6機器10に送信する。ゲートウエイ装置14はこのパケットを受信し、ヘッダ部のIPアドレスをIPv6アドレスに変換してIPv6対応機器10に送信する(工程(P11−5))。
SM Find Tag ReplyにはIPアドレスが含まれている。IPv6対応機器10は受信したSM Find Tag ReplyからIPアドレスを取り出し、このアドレスを用いてIPv4対応機器12と通信しようとするが、このアドレスはIPv4対応であるのでIPv6対応機器10はこのアドレスを取り扱うことができない。IPv4とIPv6ではIPアドレスの長さが異なるので、IPv6対応機器10がこのアドレスをIPv6対応としてパケットを送信しても不適切なアドレスになり、ゲートウエイ装置14はこのパケットを受信することができない。いずれにしても、工程(P11−7)に示すようにIPv6対応機器10とIPv4対応機器12は通信を行うことができない。
なお、IPv4対応機器12がIPv6対応機器10と通信する場合も、同じ理由で通信を行うことができない。
IPv6対応機器がIPv4対応のConfiguration Applicationから設定情報を受信する場合も同様の問題が発生する。IPv6対応機器がConfiguration ApplicationのPD TagおよびDevice Indexを持っていないときは、持っていないという情報をSM Device Annunciationに格納し、マルチキャストアドレスで送信する。
図11と同様に、ゲートウエイ装置14でヘッダ部のアドレスはIPv4に変換されるので、IPv4対応Configuration ApplicationはSM Device Annunciationを受信できる。Configuration ApplicationはこのSM Device AnnunciationからIPアドレスを取り出してSM Set Assignment Info Requestを送信しようとするが、このアドレスはIPv6対応なので、図11で説明した理由により送信することができない。
また、従来のゲートウエイ装置では、運用前に運用者がIPv4アドレスとIPv6アドレスの変換規則を設定するようにしていたが、フィールドバスに接続される機器の数が多くなると運用者の負担が増大し、実質的に実行することができないという課題もあった。さらに、運用時にフィールドバスに接続される機器が増加すると、従来のゲートウエイ装置で対応することが困難であるという課題もあった。
従って本発明の目的は、IPv4対応機器とIPv6対応機器が相互に通信を行うことができ、かつメッセージの変換規則を動的に生成することができるゲートウエイ装置を提供することにある。
このような課題を解決するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
IPv6アドレスとIPv4アドレスの相互変換機能を有するゲートウエイ装置において、
少なくとも識別子、操作用IPアドレスおよび送信用IPv4アドレスを含むエントリが格納されたライブリストと、
当該ゲートウエイ装置が起動するときに設定されるIPv4アドレスが格納されたIPv4アドレスプールと、
IPv6アドレスとIPv4アドレスの相互変換に用いる変換規則が格納された変換規則格納部と、
受信したメッセージがSM Device Annunciationであるときに、識別子を参照して前記ライブリストから対応するエントリを検索し、エントリが見つからなかったときに前記IPv4アドレスプールからIPv4アドレスを取得し、この取得したIPv4アドレスから変換規則を生成して前記変換規則格納部に格納すると共に、エントリを作成して前記ライブリストに登録するSM Device Annunciation処理部と、
前記変換規則格納部に格納された変換規則を参照し、受信したメッセージに含まれるIPv4アドレスおよび/またはIPv6アドレスを相互変換するメッセージ処理部と、
前記変換規則格納部に格納された変換規則を参照し、送信元と宛先のアドレスを生成するIP変換部と、
前記メッセージ処理部が処理したメッセージ、および前記IP変換部が生成したアドレスに基づいてパケットを生成し、送信するパケット送信部と、
を具備したものである。メッセージ本体にIPアドレスが含まれている場合でも、IPv6対応機器とIPv4対応機器との通信を中継できる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記SM Device Annunciation処理部は、受信したメッセージがSM Device Annunciationでなかったときに、操作用IPアドレスを参照して前記ライブリストを検索し、エントリが見つからなかったときに障害処理を行うようにしたものである。不正なメッセージを検出できる。
請求項3記載の発明は、請求項1若しくは請求項2記載の発明において、
前記エントリにはタイムスタンプが格納され、前記SM Device Annunciation処理部はSM Device Annunciationを受信したときに前記タイムスタンプを更新するようにしたものである。機器が取り外されたことを検出できる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、
前記タイムスタンプが所定の期間更新されないときに、このエントリを前記ライブリストから削除するようにしたものである。ネットワークに接続されている機器を管理できる。
請求項5記載の発明は、
IPv6アドレスとIPv4アドレスの相互変換機能を有するゲートウエイ装置において、
少なくとも識別子、操作用IPアドレスおよび送信用IPv4アドレスを含むエントリが格納されたライブリストと、
当該ゲートウエイ装置が起動するときに設定されるIPv4アドレスが格納されたIPv4アドレスプールと、
IPv6アドレスとIPv4アドレスの相互変換に用いる変換規則が格納された変換規則格納部と、
メッセージを受信したときに前記ライブリストから対応するエントリを検索し、エントリが見つからなかったときに前記IPv4アドレスプールからIPv4アドレスを取得し、この取得したIPv4アドレスから変換規則を生成して前記変換規則格納部に格納すると共に、エントリを作成して前記ライブリストに登録するSM Device Annunciation処理部と、
前記変換規則格納部に格納された変換規則を参照し、受信したメッセージに含まれるIPv4アドレスおよび/またはIPv6アドレスを相互変換するメッセージ処理部と、
前記変換規則格納部に格納された変換規則を参照し、送信元と宛先のアドレスを生成するIP変換部と、
前記メッセージ処理部が処理したメッセージ、および前記IP変換部が生成したアドレスに基づいてパケットを生成し、送信するパケット送信部と、
を具備したものである。IPv6対応機器とIPv4対応機器との通信を中継できる。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、
前記エントリにはタイムスタンプが格納され、前記SM Device Annunciation処理部はメッセージを受信したときに前記タイムスタンプを更新するようにしたものである。機器が取り外されたことを検出できる。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、
前記SM Device Annunciation処理部は、受信したメッセージがSM Device Annunciationでなく、かつ検索したエントリがSM Device Annunciationを受信したときに作成されたものであるときは、前記タイムスタンプを更新しないようにしたものである。機器が取り外されたことをより正確に検出できる。
請求項8記載の発明は、請求項6若しくは請求項7記載の発明において、
前記タイムスタンプが所定の期間更新されないときに、このエントリをライブリストから削除するようにしたものである。ネットワークに接続されている機器を管理できる。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2、3、4、5、6、7および8の発明によれば、SM Device Annunciationを受信したときにライブリストを検索し、エントリが見つからないとIPv4アドレスを取得して変換規則を作成して格納すると共にエントリを新規作成してライブリストに登録し、前記変換規則を用いてメッセージ本体に含まれるIPv6アドレスとIPv4アドレスを相互変換するようにした。
メッセージにIPアドレスが含まれている場合でも、IPv6対応機器とIPv4対応機器が相互に通信することができる。そのため、IPv6対応機器とIPv4対応機器が混在したシステムであっても、プロトコルを意識することなく相互に通信することができるという効果がある。
また、IPv6アドレスとIPv4アドレスの変換規則が自動的に作成されるので、運用者が変換規則を設定する必要がない。そのため、ネットワークに接続される機器が増加しても、運用者の負担が増大することがないという効果もある。
また、SM Device Annunciationを受信したときにエントリのタイムスタンプを更新するようにすることにより、ネットワークに接続された機器を管理することができるという効果もある。
さらに、SM Device Annunciation以外のメッセージを受信したときもライブリストを検索し、変換規則およびエントリを作成、登録するようにすることにより、Configuration ApplicationのようにSM Device Annunciationを送信しない機器であってもメッセージのIPアドレスを変換でき、また機器の管理を行うことができるという効果もある。
以下本発明を、図面を用いて詳細に説明する。なお、ここでいう機器はHSEを用いて通信を行う機器である。このような機器はネットワーク上に自身が存在していることを他の機器に知らせるために、定期的にSM Device Annunciationを予約されたマルチキャストアドレス宛に送信している。このSM Device Annunciationには、少なくともPD Tagおよび/またはDevice Index、Operational IP Addressが含まれている。
PD Tag、DeviceIDは共に機器を特定する識別子である。PD Tagは利用者がシステム上で機器を特定するために付ける識別子であり、必ずしも特定のハードウエアと結びついていない。DeviceIDは機器を一意に特定する識別子であり、機器の製造者が付与する。利用者はDeviceIDを変更することはできない。SM Device Annunciationには、通常PD TagとDeviceIDの両方またはどちらか一方が含まれている。また、Device Indexは、機器が冗長構成をとる時に機器を区別する。
本発明によるゲートウエイ装置は、このSM Device Annunciationを受信し、それに含まれる情報をライブリストに蓄えることにより、IPv6対応機器とIPv4対応機器が相互に通信できるようにする。また、一定時間SM Device Annunciationを受信しない機器は故障したか、または取り去られたと判断し、ライブリストから削除する。このようにして、機器の状態を把握し、管理することができる。
図1は本発明に係るゲートウエイ装置の一実施例を示す構成図である。図1において、20はゲートウエイ装置であり、パケット受信部21、SM Device Annunciation処理部22、ライブリスト23、IPv4アドレスプール24、変換規則格納部25、メッセージ処理部26、IP変換部27、パケット送信部28、およびSM Device Annunciation処理部22内に配置されているIPv4アドレス処理部22aで構成されている。
ゲートウエイ装置20はネットワーク31および33に接続される。ネットワーク31にはIPv6対応機器30が接続され、ネットワーク33にはIPv4対応機器32が接続される。すなわち、ネットワーク31にはIPv6に対応している機器が接続され、ネットワーク33にはIPv4に対応する機器が接続される。ゲートウエイ装置20はネットワーク31と33を中継している。機器30と32はゲートウエイ装置20を介してパケットを交換することにより通信を行う。なお、通常ネットワーク31、33には多数の機器が接続されるが、図1では各1つのみ記載している。
パケット受信部21にはIPv6対応機器30が送信するパケットが入力される。パケット受信部21は入力されたパケット内のIPヘッダ、TCP/UDPヘッダを処理し、受信したパケットに含まれるメッセージとこのメッセージの宛先、送信元のIPアドレスをSM Device Annunciation処理部22に出力する。
SM Device Annunciation処理部22は入力されたSM Device Annunciationを処理する。すなわち、メッセージに含まれるPD Tag、DeviceIDをライブリスト23に登録する。このとき、SM Device Annunciation処理部22内に配置されているIPv4アドレス処理部22aはIPv4アドレスプール24からIPv4アドレスを取得する。
ライブリスト23は、機器に関する情報が格納された表と、この表を管理するプログラムで構成される。この表は機器の情報が格納されたエントリの集まりである。図2にこのエントリの構造を示す。
図2において、エントリは識別子40、操作用IPアドレス41、送信用IPv4アドレス42、タイムスタンプ43で構成される。識別子40には、SM Device Annunciationに含まれるPD Tag、DeviceIDの一方あるいは両方が格納される。操作用IPアドレス41には、SM Device Annunciationに含まれるOperational IP Addressと、このアドレスがIPv4であるかIPv6であるかを区別するデータが格納される。
送信用IPv4アドレス42には、IPv6対応機器から受信したメッセージをゲートウェイ装置がIPv4対応機器に送信するときに用いるIPアドレスが格納される。なお、IPv4対応機器からSM Device Annunciationを受信したときはこの欄は空欄になる。
タイムスタンプ43には、識別子40に格納されたPD Tag、DeviceIDを有する機器から送られてきたSM Device Annunciationを受信した時刻が格納される。
IPv4アドレスプール24は、IPv4アドレスを保持する格納部とこの格納部を管理するプログラムから構成される。格納部に格納するIPv4アドレスは、ゲートウエイ装置20の起動時に設定される。
変換規則格納部25には、IPv6アドレスとIPv4アドレスの相互変換を行う際の規則が格納される。IPv4アドレス処理部22aは、IPv4アドレスプール24からIPv4アドレスを取得したときに変換規則を作成して変換規則格納部25に格納する。メッセージ処理部26、IP変換部27はこの変換規則格納部25に格納された変換規則を参照して、IPv6アドレスとIPv4アドレスの相互変換を行う。
なお、SM Device AnnunciationとSM Find Tag Queryをマルチキャストする際に用いるマルチキャストアドレスに対応する変換規則は、予め変換規則格納部25に静的に定義されている。
変換規則格納部25に格納される変換規則は実装によって異なるが、例えばIPv6アドレスとそれに対応するIPv4アドレスを1対1に関連づけた規則の集合として定義される。この規則の一例を下記(1)に示す。
map from 3ffe:501:ffff:100::bc60 to 192.168.0.23 ・・・・・ (1)
この規則は、3ffe:501:ffff:100::bc60のIPv6アドレスを192.168.0.23のIPv4アドレスに変換することを表している。
メッセージ処理部26は、変換規則格納部25に格納されている変換規則を参照して、メッセージ内のIPv6アドレスをIPv4アドレスに変換し、またIPv4アドレスをIPv6アドレスに変換する。
IP変換部27は変換規則格納部25に格納された変換規則を参照し、また受信したメッセージとライブリスト23から得られる情報を基にして、使用するTCPやUDP等のプロトコル、送信元と宛先のIPv6アドレスとポート、IPv4アドレスとポートの組を生成する。
パケット送信部28は、メッセージ処理部26が処理したメッセージとIP変換部27が生成した送信元と宛先のアドレスからIPパケットを生成し、このパケットを送信する。
なお、IPv6アドレスはIPv4アドレスより長いので、IPv4アドレスを用いてIPv6アドレスを生成することができる。例えば、IPv6アドレスの下位32ビットにIPv4アドレスを埋め込み、上位96ビットに適切なデータを埋め込むことにより、IPv6アドレスを生成することができる。
この96ビットのことをNAT−PT(Network Address Translation - Protocol Translation) prefixと言う。受信したパケットのIPv6アドレスがNAT−PT prefixを持っているときには、IPv6アドレスの下位32ビットからIPv4アドレスを抽出することができる。
次に、図3フローチャートに基づいてこの実施例の動作を説明する。なお、工程(P3−2)〜(P3−9)および(P3−13)、(P3−14)はSM Device Annunciation処理部22で処理される。図3において、工程(P3−1)でメッセージを受信すると、工程(P3−2)でこのメッセージがSM Device Annunciationであるかどうを判断する。
メッセージがSM Device Annunciationであると(YES)、工程(P3−3)でこのメッセージに含まれるPD TagあるいはDeviceIDをキーにして、識別子40を参照してライブリスト23を検索する。なお、PD TagとDeviceIDの両方をキーにする場合もある。
工程(P3−4)でエントリが見つかったかどうかを判断し、エントリが見つからないと(NO)、工程(P3−5)でエントリを作成し、このエントリの識別子40にPD Tag、DeviceIDを、操作用IPアドレス41にOperational IP Addressを格納して、ライブリスト23に登録する。これにより、機器がネットワークに接続されたこと検出できる。なお、エントリとは図2に示す構造を持ったデータのことを言う。
工程(P3−5)が終了するか、工程(P3−4)でエントリが見つかった(YES)ときは、工程(P3−6)で送信元のIPアドレスがIPv6アドレスであるかどうかを判断する。IPv6アドレスであると(YES)、工程(P3−7)で作成あるいは検索したエントリの送信用IPv4アドレス42が空であるかを調べる。
送信用IPv4アドレス42が空であると(YES)、工程(P3−8)でIPv4アドレス処理部22aはIPv4アドレスプール24からIPv4アドレスを1つ取得し、送信用IPv4アドレス42に格納すると共に、このIPv4アドレスをゲートウエイ装置が使用できるようにする。そして、このIPv4アドレスと送信元IPv6アドレスから変換規則を生成して、変換規則格納部25に格納する。変換規則は、例えば前記(1)に示した規則である。
IPv4アドレスをゲートウエイ装置20が使用できるようにするとは、例えば次の処理を行うことを言う。ゲートウエイ装置20はIPv6アドレスとIPv4アドレスの変換表を保持し、この変換表に基づいてIPv6アドレスとIPv4アドレスを相互に変換する。この変換表の一例を図4に示す。SRCは送信元、DSTは送信先のアドレスである。
IPv6対応機器からパケットが届くと、このパケットからSRCとDSTのIPv6アドレスを決めることができる。DSTのIPv4アドレスは、DSTのIPv6アドレスの下位32ビットから生成する。SRCのIPv4アドレスはIPv6アドレスから生成することができないので、IPv4アドレスプール24から取得して、このアドレスを格納する。このように、変換表を完成させることでゲートウエイ装置20はIPv4アドレスを使用することができるようになる。
なお、IPv4アドレス処理部22aは、IPv4アドレスプール24から任意のアドレスを取得する。例えば、リスト構造で保持されているアドレスの先頭に位置するIPv4アドレスを取得する。取得したIPv4アドレスはIPv4アドレスプール24から削除される。
工程(P3−6)で送信元がIPv6アドレスでない場合(NO)、あるいは工程(P3−7)で送信用IPv4アドレス42が空でない場合(NO)は、工程(P3−8)をスキップする。工程(P3−8)を終了するかスキップした後、工程(P3−9)で作成あるいは検索したエントリのタイムスタンプをSM Device Annunciationの受信時刻で更新する。このタイムスタンプを参照することによって、最後にSM Device Annunciationを受信した時刻を知ることができる。
次に、工程(P3−10)でメッセージ処理部26はメッセージ中にIPアドレスが含まれていると、変換規則格納部25に格納されている変換規則を参照して、このIPアドレスをIPv6からIPv4に、または逆方向に変換する。
そして、工程(P3−11)でIP変換部27は変換規則格納部25に格納された変換規則を参照し、受信したメッセージとライブリスト23を検索して得た情報から受信したメッセージを送信するために必要なアドレス情報を生成する。次に、工程(P3−12)でパケット送信部28は、メッセージ処理部26が処理したメッセージに送信元と宛先をアドレスからパケットを生成し、ネットワーク33に送信する。
工程(P3−2)でSM Device Annunciationでないとき(NO)は、工程(P3−13)でIPアドレスをキーにして、操作用IPアドレス41を参照してライブリスト23を検索する。工程(P3−14)でエントリが見つかったかどうかを判断し、見つからなかったとき(NO)は工程(P3−15)で変換不可能として障害処理する。見つかったとき(YES)は工程(P3−10)に進む。
機器がネットワークに接続され、かつ障害が発生しない限り、機器は一定周期でSM Device Annunciationをマルチキャストアドレスに送信する。従って、一定時間、例えばSM Device、Annunciationが送信される周期の数倍以上SM Device Annunciationを受信しないと、その機器はネットワークから取り外されたか、機能していないと判断することができる。
図3で説明したように、SM Device Annunciationを受信すると、ライブリスト23内の該当するエントリのタイムスタンプ43は受信時刻で更新される。従って、ライブリスト23のエントリを定期的にチェックして、そのタイムスタンプが一定時間以上古いものは取り外されたか故障したとし、ライブリスト23から削除する。このとき、この削除するエントリの送信用IPv4アドレス42はIPv4アドレスプール24に返却される。これにより、新しいエントリを作成するときに、このIPv4アドレスを再利用することができる。
次に、IPv6対応機器がIPv4対応機器と通信を行う場合について説明する。図5はIPv6対応機器50がゲートウエイ装置20を介してIPv4対応機器51と通信を行う場合の手順を示した図である。なお、SM Device Annunciationは既に送信されており、ゲートウエイ装置20はIPv6対応機器50のエントリを登録しているものとする。
工程(S5−1)でIPv6対応機器50がIPv4対応機器51と通信を行おうとする。このとき、通信相手のIPアドレスを知らないときは、SM Find Tag Queryをマルチキャストアドレス宛に送信する。
ゲートウエイ装置20はこのSM Find Tag Queryを受信する。SM Annunciation処理部22は、IPv6対応機器から送信されたメッセージなので、ライブリスト23を検索する。エントリは既に登録されているので、このエントリを得る。送信用IPv4アドレスは既に割り当てられているので、IPv4アドレス処理部22aは何もしない。また、SM Find Tag QueryにはIPアドレスが含まれていないので、メッセージ処理部26も何もしない。
IP変換部27は変換規則からIPv4マルチキャストアドレスを、エントリから送信元IPv4アドレスを得る。パケット送信部28は、受信したSM Find Tag QueryにIP変換部27が得た送信元と宛先IPv4アドレスを付けて、マルチキャストアドレス宛に送信する。IPv4対応機器51はこのSM Find Tag Queryを受信する(工程(S5−2))。
IPv4対応機器51は、自身が応答することが適当であると判断したときは、工程(S5−3)でIPv6対応機器50にSM Find Tag Replyを送信する。ゲートウエイ装置20はこのSM Find Tag Replyを受信する。
SM Annunciation処理部22はライブリストを検索する。宛先のIPv6対応機器50は既に登録されているので、エントリを得る。このメッセージはIPv4対応機器51から送信されたものなので、IPv4アドレス処理部22aは何もしない。
メッセージ処理部26は、変換規則を参照してこのメッセージに含まれるIPv4アドレスをIPv6アドレスに変換する。IP変換部27は、受信したSM Find Tag Replyから送信元のIPv6アドレスを、エントリから宛先IPv6アドレスを得る。パケット送信部28は、メッセージ処理部26が変換したSM Find Tag ReplyにIP変換部27が得た送信元および宛先IPアドレスを付け、IPv6対応機器50に送信する(工程(S5−4))。
IPv6対応機器50は、受信したSM Find Tag Replyに含まれているIPv6アドレスを用いて、IPv4対応機器61と通信を開始する。そのため、工程(S5−5)でメッセージを送信する。このメッセージはゲートウエイ装置20で受信される。
SM Annunciation処理部22はライブリスト23を検索し、エントリを得る。送信用IPv4アドレスが既に割り当てられているので、IPv4アドレス処理部22aは何もしない。メッセージ処理部26は、メッセージにIPv6アドレスがあれば、変換規則を参照してIPv4アドレスに変換する。IP変換部27は、変換規則を参照してメッセージから宛先IPv4アドレスを、検索したエントリから送信元IPv4アドレスを得る。パケット送信部28はメッセージにIP変換部27が得たアドレスを付け、IPv4対応機器51に送信する。IPv4対応機器51はこのメッセージを受信する(工程(S5−6))。
このように、ゲートウエイ装置20によってヘッダ部およびメッセージのIPv6アドレスとIPv4アドレスを変換することにより、IPv6対応機器50とIPv4対応機器51は通信を行うことができる。
なお、IPv4対応機器がIPv6対応機器と通信を行う場合も、同様の手順でゲートウエイ装置20がアドレスの相互変換を行うことにより、通信を行うことができる。この場合、前述したようにIPv4アドレスから一意的にIPv6アドレスを生成することができるので、IPv4アドレス処理部22a、IPv4アドレスプール24に相当する仕組みは不要である。
ネットワークに接続される機器の中には、Configuration ApplicationのようにSM Device Annunciationを送信しない機器がある。エントリ中の項目の意味および処理手順を変えることにより、このような機器にも対応することができる。この実施例を図2および図6を用いて説明する。
まず、エントリについて説明する。図2において、識別子40にはPD TagあるいはDeviceIDの一方あるいは両方を格納するが、Configuration ApplicationのようにSM Device Annunciationを送信しない機器の場合は空欄とする。
操作用IPアドレス41には、SM Device Annunciationに格納されているOperational IP Addressが格納されるが、SM Device Annunciationを送信しない機器に対しては送信元IPアドレスを格納する。また、格納されているアドレスがIPv4アドレスかIPv6アドレスかを区別するデータも併せて格納する。
送信用IPv4アドレス42にはIPv4アドレス処理部22aが取得したIPv4アドレスが格納されることは図3実施例と同じである。但し、ライブリスト23のエントリはSM Device Annunciationを受信したときだけでなく、他のメッセージを受信したときも作成される。なお、IPv4対応機器から受信したメッセージで作成されたエントリの送信用IPv4アドレス42は空欄になる。
タイムスタンプ43は、SM Device Annunciation以外のメッセージを受信したときも更新される。但し、SM Device Annunciationを受信したときに作成されたエントリのタイムスタンプは、SM Device Annunciationを受信したときのみ更新される。
次に、図6に基づいて処理手順を説明する。なお、図3と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図3と図6では、受信したメッセージがSM Device Annunciationでないときの処理工程が異なる。工程(P3−2)でSM Device Annunciationでないと(NO)、工程(P6−1)でIPアドレスをキーにして、操作用IPアドレス41を参照してライブリスト23を検索する。
工程(P6−2)〜(P6−6)は工程(P3−4)〜(P3−8)と同じなので、説明を省略する。工程(P6−7)でエントリがSM Device Annunciationで作成されたものであるかどうかをチェックし、SM Device Annunciation由来のものでない場合のみ(NO)、工程(P3−9)でエントリのタイムスタンプを更新する。
図7に、IPv6対応機器60が起動し、IPv4対応Configuration Application61から設定を受信する場合の流れ図を示す。IPv6対応機器60はPD Tag、Device Indexのいずれも持っていないとする。
図7において、工程(S7−1)でIPv6対応機器60が起動すると、PD Tag、Device Indexのどちらも持っていないという情報をSM Device Annunciationに格納し、マルチキャストアドレス宛に送信する。このSM Device Annunciationはゲートウエイ装置20で受信される。
ゲートウエイ装置20は図3フローチャートで説明した処理を行う。IPv6対応機器60からの最初のSM Device Annunciationなので、ライブリスト23にエントリを登録する。IPv4アドレス処理部22aはIPv4アドレスプール24からIPv4アドレスを取得して送信用IPv4アドレス42に設定し、変換規則を生成して変換規則格納部25に格納する。メッセージ処理部26はメッセージ内のIPv6アドレスをIPv4アドレスに変換し、IP変換部27は変換規則を参照してIPv4マルチキャストアドレスを得、IPv4アドレス処理部22aが取得したIPv4アドレスから送信元のIPv4アドレスを得る。パケット送信部28はこれら得られたアドレスと変換したメッセージからパケットを生成し、マルチキャストアドレス宛に送信する。
工程(S7−2)で、ゲートウエイ装置20から送信されたSM Device AnnunciationはIPv4対応Configuration Application61によって受信される。このSM Device AnnunciationにPD Tag、Device Indexのいずれも格納されていないので、IPv4対応Configuration Application61は受信したSM Device Annunciationに含まれているIPv4アドレス(IPv6対応機器60)宛にSM Set Assignment Info Requestを送信する(工程(S7−3))。
このSM Set Assignment Info Requestはゲートウエイ装置20によって受信される。受信したSM Set Assignment Info RequestはIPv4対応機器(Configuration Application61)から送信されたものなので、SM Device Annunciation処理部22はライブリスト23を検索する。IPv6対応機器60のエントリは既に作成されているので、エントリを得る。IPv4対応機器からの送信なので、IPv4アドレス処理部22aは何もしない。
メッセージ処理部26は変換規則を参照して、SM Set Assignment Info Requestに含まれているIPv4対応Configuration Application61のアドレスをIPv6アドレスに変換する。IP変換部27はメッセージ処理部26から送信元IPv6アドレスを得、ライブリスト23のエントリから宛先IPv6アドレスを得る。パケット送信部28はメッセージ処理部26が処理したSM Set Assignment Info RequestにIP変換部27が得た送信元および宛先アドレスを付して、IPv6対応機器60に送信する。IPv6対応機器60はこのSM Set Assignment Info Requestを受信する(工程(S7−4))。
工程(S7−5)で、IPv6対応機器60は受信したSM Set Assignment Info Requestに含まれるIPv6アドレスに宛てて、SM Set Assignment Info Responseを送信する。このSM Set Assignment Info Responseはゲートウエイ装置20で受信される。
SM Device Annunciation処理部22はライブリスト23を検索し、エントリを得る。IPv4アドレス処理部22a、メッセージ処理部26は何もしない。IP変換部27は変換規則を参照し、受信したSM Set Assignment Info Responseから宛先のIPv4アドレスを、ライブリスト23のエントリから送信元のIPv4アドレスを得る。パケット送信部28は、受信したSM Set Assignment Info Responseに送信元および宛先IPv4アドレスを付けて、IPv4対応Configuration Application61に送信する。IPv4対応Configuration Application61はこれを受信する(工程(S7−6))。
この実施例でもゲートウエイ装置20でメッセージ中のIPv6アドレスとIPv4アドレスを相互変換しているので、IPv6対応機器60とIPv4対応Configuration Application61は通信を行うことができる。
なお、IPv4対応機器とIPv6対応Configuration Applicationが通信を行う場合も同様である。この場合、IPv4対応機器が送信するSM Device Annunciationに含まれるIPv4アドレスをIPv6アドレスに変換し、IPv6対応Configuration Applicationが送信するSM Set Assignment Info Requestに含まれるIPv6アドレスをIPv4アドレスに変換することで、これらの機器は通信を行うことができる。
また、SM Device Annunciationを送信する機器がPD TagあるいはDevice Indexを有している場合は、最初のSM Device AnnunciationにこれらPD Tag、DeviceIDを格納して送信すればよい。この場合、SM Set Assignment Info Request、SM Set Assignment Info Responseは発生しない。
なお、これまでに説明したメッセージの他に、IPアドレスが含まれるメッセージにはSM Identify Response、FMS Read Response、FMS Write Requestがある。これらのメッセージでも送信用IPv4アドレスとその変換規則が自動的に生成され、かつメッセージ中のIPアドレスは自動的に変換されるので、IPv6対応機器とIPv4対応機器はプロトコルを意識しないで通信を行うことができる。
図8は、IPフィールドが含まれるメッセージの種類と、Object Dictionaryのオブジェクトの表を示す。(A)はIPアドレスを含むメッセージの種類を表した表である。IPアドレスが含まれるメッセージにはSM Device Annunciation、SM Set Assignment Info Request、SM Find Tag Reply、SM Identify Response、FMS Read Response、FMS Write Requestがあり、最初の2つと4番目にはOperational IP Addressが、3番目にはQueried Object IP Addressが含まれる。また、最後の2つにはObject Dictionary中のObjectが含まれる。
同図(B)はIPアドレスが含まれるObject Dictionaryのオブジェクトを示した表であり、Operational IP Addressを始め、表に示したオブジェクトが含まれている。
本発明の一実施例を示す構成図である。 エントリの構成図である。 本発明の一実施例の動作を示すフローチャートである。 ゲートウエイ装置が所持する変換表の構成図である。 IPv6対応機器とIPv4対応機器のメッセージの交換手順を示す図である。 本発明の他の実施例の動作を示すフローチャートである。 IPv6対応機器とIPv4対応機器のメッセージの交換手順を示す図である。 メッセージとオブジェクトを説明する表である。 IPv6対応機器とIPv4対応機器を含むシステムの構成図である。 従来のゲートウエイ装置の構成図である。 従来のIPv6対応機器とIPvv4対応機器のメッセージ交換手順を示す図である。
符号の説明
20 ゲートウエイ装置
21 パケット受信部
22 SM Device Annunciation処理部
22a IPv4アドレス処理部
23 ライブリスト
24 IPv4アドレスプール
25 変換規則格納部
26 メッセージ処理部
27 IP変換部
28 パケット送信部
30、50、60 IPv6対応機器
31、33 ネットワーク
32、51 IPv4対応機器
40 識別子
41 操作用IPアドレス
42 送信用IPv4アドレス
43 タイムスタンプ
61 IPv4対応Configuration Application

Claims (8)

  1. IPv6アドレスとIPv4アドレスの相互変換機能を有するゲートウエイ装置において、
    少なくとも識別子、操作用IPアドレスおよび送信用IPv4アドレスを含むエントリが格納されたライブリストと、
    当該ゲートウエイ装置が起動するときに設定されるIPv4アドレスが格納されたIPv4アドレスプールと、
    IPv6アドレスとIPv4アドレスの相互変換に用いる変換規則が格納された変換規則格納部と、
    受信したメッセージがSM Device Annunciationであるときに、識別子を参照して前記ライブリストから対応するエントリを検索し、エントリが見つからなかったときに前記IPv4アドレスプールからIPv4アドレスを取得し、この取得したIPv4アドレスから変換規則を生成して前記変換規則格納部に格納すると共に、エントリを作成して前記ライブリストに登録するSM Device Annunciation処理部と、
    前記変換規則格納部に格納された変換規則を参照し、受信したメッセージに含まれるIPv4アドレスおよび/またはIPv6アドレスを相互変換するメッセージ処理部と、
    前記変換規則格納部に格納された変換規則を参照し、送信元と宛先のアドレスを生成するIP変換部と、
    前記メッセージ処理部が処理したメッセージ、および前記IP変換部が生成したアドレスに基づいてパケットを生成し、送信するパケット送信部と、
    を具備したことを特徴とするゲートウエイ装置。
  2. 前記SM Device Annunciation処理部は、受信したメッセージがSM Device Annunciationでなかったときに、操作用IPアドレスを参照して前記ライブリストを検索し、エントリが見つからなかったときに障害処理を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載のゲートウエイ装置。
  3. 前記エントリにはタイムスタンプが格納され、前記SM Device Annunciation処理部はSM Device Annunciationを受信したときに前記タイムスタンプを更新するようにしたことを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載のゲートウエイ装置。
  4. 前記タイムスタンプが所定の期間更新されないときに、このエントリを前記ライブリストから削除するようにしたことを特徴とする請求項3記載のゲートウエイ装置。
  5. IPv6アドレスとIPv4アドレスの相互変換機能を有するゲートウエイ装置において、
    少なくとも識別子、操作用IPアドレスおよび送信用IPv4アドレスを含むエントリが格納されたライブリストと、
    当該ゲートウエイ装置が起動するときに設定されるIPv4アドレスが格納されたIPv4アドレスプールと、
    IPv6アドレスとIPv4アドレスの相互変換に用いる変換規則が格納された変換規則格納部と、
    メッセージを受信したときに前記ライブリストから対応するエントリを検索し、エントリが見つからなかったときに前記IPv4アドレスプールからIPv4アドレスを取得し、この取得したIPv4アドレスから変換規則を生成して前記変換規則格納部に格納すると共に、エントリを作成して前記ライブリストに登録するSM Device Annunciation処理部と、
    前記変換規則格納部に格納された変換規則を参照し、受信したメッセージに含まれるIPv4アドレスおよび/またはIPv6アドレスを相互変換するメッセージ処理部と、
    前記変換規則格納部に格納された変換規則を参照し、送信元と宛先のアドレスを生成するIP変換部と、
    前記メッセージ処理部が処理したメッセージ、および前記IP変換部が生成したアドレスに基づいてパケットを生成し、送信するパケット送信部と、
    を具備したことを特徴とするゲートウエイ装置。
  6. 前記エントリにはタイムスタンプが格納され、前記SM Device Annunciation処理部はメッセージを受信したときに前記タイムスタンプを更新するようにしたことを特徴とする請求項5記載のゲートウエイ装置。
  7. 前記SM Device Annunciation処理部は、受信したメッセージがSM Device Annunciationでなく、かつ検索したエントリがSM Device Annunciationを受信したときに作成されたものであるときは、前記タイムスタンプを更新しないようにしたことを特徴とする請求項6記載のゲートウエイ装置。
  8. 前記タイムスタンプが所定の期間更新されないときに、このエントリをライブリストから削除するようにしたことを特徴とする請求項6若しくは請求項7記載のゲートウエイ装置。
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