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JP5195055B2 - ロータリ圧縮機 - Google Patents

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Description

この発明は、空調装置や冷凍装置等に使用されるロータリ圧縮機に関する。
従来、ロータリ圧縮機としては、図6に示すように、シリンダ室111を有するシリンダ112と、上記シリンダ室111内に配置されたロータリピストン115と、このロータリピストン115に設けられるブレード122と、上記ブレード122を支持する揺動ブッシュ105とを備えたものがある(特開2005−2832号公報:特許文献1参照)。
上記シリンダ112は、内面に開口して上記シリンダ室111に連通する吸入口116を有する。上記シリンダ室111は、吐出口117に連通する。上記ロータリピストン115は、駆動軸103の偏心軸部103aに回転自在に嵌合される。
上記ブレード122は、シリンダ室111を吸入口116に連通する低圧室123と吐出口117に連通する高圧室124とに区画する。
上記揺動ブッシュ105は、シリンダ112にシリンダ室111に連通するように形成された穴部120に回転自在に嵌入され、上記ブレード122をこの穴部120に対して揺動自在にかつ進退自在に支持する。
上記ロータリピストン115の軸方向の両端面に、ロータリピストン115の端面および内面が切り欠かれた切り欠き部118が設けられている。この切り欠き部118は、ロータリピストン115の全周に亘って設けられている。
上記切り欠き部118は、ロータリピストン115の全周に亘って設けられているので、シリンダ112の両端面に(図示しない)端板を配置して、この端板と共にシリンダ112を締結した際に、ロータリピストン115の端面と端板との接触面積を小さくして、ロータリピストン115の焼き付きを防止できる。
特開2005−2832号公報
しかしながら、上記従来のロータリ圧縮機では、上記切り欠き部118は、ロータリピストン115の全周に亘って設けられているので、上記切り欠き部118は、ロータリピストン115における吐出口117に対向する部分に、存在することになる。
このため、高圧室124の冷媒ガスが、吐出口117、および、吐出口117に対向する切り欠き部118を介して、ロータリピストン115の内面側へ、漏れ出して、性能が低下する問題があった。
一方、上記切り欠き部118の幅を小さくして、冷媒ガスの漏れを防止すると、ロータリピストン115の端面と端板との接触面積が大きくなって、ロータリピストン115の焼き付きを防止できなかった。
つまり、ロータリピストン115の焼き付きの回避と、冷媒ガス漏れによる性能低下の防止とを、同時に、実現することができなかった。
そこで、この発明の課題は、ロータリピストンの焼き付きの回避と、冷媒ガス漏れによる性能低下の防止とを、同時に、実現するロータリ圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のロータリ圧縮機は、
吐出口に連通するシリンダ室を有すると共に、内面に開口して上記シリンダ室に連通する吸入口を有するシリンダと、
駆動軸の偏心軸部に回転自在に嵌合されると共に、上記シリンダ室内に配置されたロータリピストンと、
このロータリピストンに設けられると共に、上記シリンダ室を上記吸入口に連通する低圧室と上記吐出口に連通する高圧室とに区画するブレードと、
上記シリンダに上記シリンダ室に連通するように形成された穴部に回転自在に嵌入され、上記ブレードをこの穴部に対して揺動自在にかつ進退自在に支持する揺動ブッシュと
を備え、
上記ロータリピストンの軸方向の端面に、上記ロータリピストンの端面および内面が切り欠かれた切り欠き部が設けられ、
この切り欠き部は、上記ロータリピストンの軸方向から見て径方向の幅を有する段付状に形成され、上記ロータリピストンにおける上記吐出口に対向する部分を除く少なくとも上記吸入口に対向する部分に、設けられていることを特徴としている。
この発明のロータリ圧縮機によれば、上記切り欠き部は、上記ロータリピストンにおける上記吐出口に対向する部分を除く少なくとも上記吸入口に対向する部分に、設けられているので、シリンダの変形によるロータリピストンの焼き付きを回避すると共に、吐出口を介して高圧室からロータリピストンの内面側へ通ずるバイパスを無くして冷媒ガス漏れによる性能低下を防止する。
また、一実施形態のロータリ圧縮機では、
上記シリンダの軸方向の両端面に配置されて上記シリンダ室を閉鎖する端板を有し、
上記吐出口は、一方の上記端板に、設けられている。
この実施形態のロータリ圧縮機によれば、上記吐出口は、一方の上記端板に、設けられているので、上記吐出口を上記シリンダ室の中心に近づけて、死容積にならない吐出通路を広く確保できる。
また、一実施形態のロータリ圧縮機では、
上記切り欠き部は、上記ロータリピストンにおける上記吐出口に対向する部分を除く全ての部分に、設けられ、
上記切り欠き部は、上記ロータリピストンの軸方向からみて、上記吐出口に対向する部分が欠けたC字状に形成されている。
この実施形態のロータリ圧縮機によれば、上記切り欠き部は、上記ロータリピストンの軸方向からみて、上記吐出口に対向する部分が欠けたC字状に形成されているので、ロータリピストンの焼き付きを一層確実に回避すると共に、冷媒ガス漏れによる性能低下を一層確実に防止する。
また、一実施形態のロータリ圧縮機では、
吐出口に連通するシリンダ室を有すると共に、内面に開口して上記シリンダ室に連通する吸入口を有するシリンダと、
駆動軸の偏心軸部に回転自在に嵌合されると共に、上記シリンダ室内に配置されたロータリピストンと、
このロータリピストンに設けられると共に、上記シリンダ室を上記吸入口に連通する低圧室と上記吐出口に連通する高圧室とに区画するブレードと、
上記シリンダに上記シリンダ室に連通するように形成された穴部に回転自在に嵌入され、上記ブレードをこの穴部に対して揺動自在にかつ進退自在に支持する揺動ブッシュと
を備え、
上記ロータリピストンの軸方向の端面に、上記ロータリピストンの端面および内面が切り欠かれた切り欠き部が設けられ、
この切り欠き部は、上記ロータリピストンにおける上記吐出口に対向する部分を除く少なくとも上記吸入口に対向する部分に、設けられ、
上記切り欠き部は、上記ロータリピストンにおける上記吸入口に対向する部分のみに、設けられている。
この実施形態のロータリ圧縮機によれば、上記切り欠き部は、上記ロータリピストンにおける上記吐出口に対向する部分を除く少なくとも上記吸入口に対向する部分に、設けられているので、シリンダの変形によるロータリピストンの焼き付きを回避すると共に、吐出口を介して高圧室からロータリピストンの内面側へ通ずるバイパスを無くして冷媒ガス漏れによる性能低下を防止する。上記切り欠き部は、上記ロータリピストンにおける上記吸入口に対向する部分のみに、設けられているので、切り欠き部を容易に形成できる。
この発明のロータリ圧縮機によれば、上記切り欠き部は、上記ロータリピストンにおける上記吐出口に対向する部分を除く少なくとも上記吸入口に対向する部分に、設けられているので、ロータリピストンの焼き付きの回避と、冷媒ガス漏れによる性能低下の防止とを、同時に、実現する。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明のロータリ圧縮機の一実施形態である全体構成図を示している。このロータリ圧縮機は、密閉ケーシング1と、この密閉ケーシング1内に配置されたモータ2および圧縮要素4とを備える。
上記密閉ケーシング1内で、上部に、上記モータ2が配置され、下部に、上記圧縮要素4が配置されている。上記圧縮要素4は、上記モータ2から延びる駆動軸3で回転駆動される。
上記圧縮要素4は、内部にシリンダ室11を有するシリンダ12と、このシリンダ12の軸方向の両端面に配置されて上記シリンダ室11を閉鎖する端板13,14と、上記シリンダ室11内に配置されたロータリピストン15とを備えている。
上記ロータリピストン15は、図2に示すように、円環状に形成され、その内側には駆動軸3の偏心軸部3aが回転自在に嵌合されている。上記偏心軸部3aの軸心は、駆動軸3の中心点より所定量オフセットされていて、駆動軸3の回転時にはロータリピストン15が自転することなく、その外周面の一箇所で、シリンダ室11の外周壁に接触又は近接しつつその外周壁に沿って公転するようになっている。
上記シリンダ12には、この内面に開口する吸入口16が設けられている。つまり、この吸入口16は、シリンダ室11の外周壁に開口している。一方の上記端板13には、この一面に開口する吐出口17が設けられ、この吐出口17は、シリンダ室11に連通している。
上記シリンダ12の吸入口16と吐出口17との間の位置に、軸方向に貫通する円柱形状の穴部20が形成され、この穴部20は、シリンダ室11に連通する。この穴部20内には、揺動ブッシュ5が収納されている。この揺動ブッシュ5は、穴部20に回転自在に嵌入されている。
上記ロータリピストン15には、その外周面から半径方向に突出して延びるブレード22が一体的に設けられている。このブレード22は、ロータリピストン15に一体成形されている。なお、ブレードを別部材にて構成して、ロータリピストンに、接着剤等により連結してもよい。
上記揺動ブッシュ5は、断面が略半円形状の一対の半割りブッシュからなる。この一対の半割りブッシュは、その割面間に上記ブレード22を挾んだ状態で、ブレード22を上記穴部20に対して揺動自在にかつ進退自在に支持する。
上記ブレード22は、シリンダ室11の外周壁とロータリピストン15の外周面との間のシリンダ室11を吸入口16に連通する低圧室23と吐出口17に連通する高圧室24とに区画している。
そして、この状態で、ロータリピストン15が、ブレード22を介して半割りブッシュ21,21を支点に揺動するように、シリンダ12の内周面(つまり、シリンダ室11の外周壁)に沿って公転し、この公転毎に、吸入口16から吸入した冷媒ガス等の流体を圧縮して、吐出口17から吐出する。
図2と図3に示すように、上記ロータリピストン15の軸方向の両端面に、上記ロータリピストン15の端面および内面が切り欠かれた切り欠き部18が設けられている。図3は、図2のA−A断面図を示している。
この切り欠き部18は、上記ロータリピストン15における上記吐出口17に対向する部分を除く少なくとも上記吸入口16に対向する部分に、設けられている。
ここで、ロータリピストン15における吐出口17に対向する部分とは、ロータリピストン15の公転中に、吐出口17に対向する部分の全体をいう。ロータリピストン15における吸入口16に対向する部分とは、ロータリピストン15の公転中に、吸入口16に対向する部分の全体をいう。
つまり、上記切り欠き部18は、上記ロータリピストン15における上記吐出口17に対向する部分を除く全ての部分に、設けられている。上記切り欠き部18は、上記ロータリピストン15の軸方向からみて、上記吐出口17に対向する部分が欠けたC字状に形成されている。
この切り欠き部18は、座グリにより加工されて、段付状に形成されている。切り欠き部18におけるロータリピストン15の径方向の幅は、ロータリピストン15の周方向に亘って、一定である。
上記構成のロータリ圧縮機によれば、上記切り欠き部18は、上記ロータリピストン15における上記吐出口17に対向する部分を除く少なくとも上記吸入口16に対向する部分に、設けられているので、シリンダ12の変形によるロータリピストン15の焼き付きを回避すると共に、吐出口17を介して高圧室24からロータリピストン15の内面側へ通ずるバイパスを無くして冷媒ガス漏れによる性能低下を防止する。
つまり、シリンダ12の軸方向の両端面に端板13,14を配置して、この端板13,14と共にシリンダ12を締結した際に、シリンダ12における吸入口16が開口する一部分は、剛性が小さいため、このシリンダ12の一部分の変形が大きくなる。
このため、ロータリピストン15における吸入口16に対向する一部分と端板13,14との間の隙間が小さくなるが、切り欠き部18をロータリピストン15の一部分に設けているので、ロータリピストン15の一部分と端板13,14との接触を低減して、ロータリピストン15の焼き付きを回避する。
このように、シリンダ12の一部分が最も大きく変形するため、少なくともロータリピストン15の一部分に切り欠き部18を設ければ、ロータリピストン15の他の部分に切り欠き部18を設けなくても、ロータリピストン15の焼き付きを回避できることを見出した。
また、切り欠き部18は、ロータリピストン15における吐出口17に対向する部分にないので、高圧室24から吐出口17を介してロータリピストン15の内面側へ通ずるバイパスを無くして、冷媒ガス漏れによる性能低下を防止する。このため、吐出口17をシリンダ室11の中心に近づけることができて、死容積にならない吐出通路を広く確保できる。
また、上記吐出口17は、一方の上記端板13に、設けられているので、上記吐出口17を上記シリンダ室11の中心に近づけて、死容積にならない吐出通路を広く確保できる。
また、上記切り欠き部18は、上記ロータリピストン15の軸方向からみて、上記吐出口17に対向する部分が欠けたC字状に形成されているので、ロータリピストン15の焼き付きを一層確実に回避すると共に、冷媒ガス漏れによる性能低下を一層確実に防止する。
(第2の実施形態)
図4は、この発明のロータリ圧縮機の第2の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、ロータリピストンの切り欠き部の形状が相違する。なお、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
この第2の実施形態では、ロータリピストン15Aの切り欠き部18Aは、ロータリピストン15Aにおける吸入口16に対向する部分のみに、設けられている。
この切り欠き部18Aは、段付状に形成されている。切り欠き部18Aにおけるロータリピストン15の径方向の幅は、ロータリピストン15Aの周方向に亘って、一定である。切り欠き部18Aの幅は、上記第1の実施形態の切り欠き部18の幅よりも、大きい。
したがって、上記第1の実施形態の作用効果に加えて、上記切り欠き部18Aは、上記ロータリピストン15Aにおける上記吸入口16に対向する部分のみに、設けられているので、切り欠き部18Aを容易に形成できる。
図5は、他の形態のロータリ圧縮機を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、ロータリピストンの切り欠き部の形状が相違する。なお、上記第1の実施形態と同一の符号は、上記第1の実施形態と同じ構成であるため、その説明を省略する。
この他の形態では、ロータリピストン15Bの切り欠き部18Bは、ロータリピストン15Bにおける吐出口17に対向する部分のみに、設けられている。
この切り欠き部18Bは、段付状に形成されている。切り欠き部18Bにおけるロータリピストン15Bの径方向の幅は、ロータリピストン15Bの周方向に亘って、一定である。切り欠き部18Bの幅は、上記第1の実施形態の切り欠き部18の幅よりも、大きい。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、切り欠き部を、連続的でなく、断続的に設けてもよい。また、切り欠き部を、吸入口に対向する部分に設け、吐出口に対向する部分に設けなければ、どこに設けてもよい。また、吐出口を、シリンダの内面に開口するように、設けてもよい。
本発明のロータリ圧縮機の第1実施形態を示す縦断面図である。 ロータリ圧縮機のロータリピストン下死点姿勢での横断面図である。 図2のA−A断面図である。 本発明のロータリ圧縮機の第2実施形態を示す横断面図である。 他の形態のロータリ圧縮機を示す横断面図である。 従来のロータリ圧縮機を示す横断面図である。
符号の説明
1 密閉ケーシング
2 モータ
3 駆動軸
3a 偏心軸部
4 圧縮要素
5 揺動ブッシュ
11 シリンダ室
12 シリンダ
13,14 端板
15,15A ロータリピストン
16 吸入口
17 吐出口
18,18A 切り欠き部
20 穴部
22 ブレード
23 低圧室
24 高圧室

Claims (4)

  1. 吐出口(17)に連通するシリンダ室(11)を有すると共に、内面に開口して上記シリンダ室(11)に連通する吸入口(16)を有するシリンダ(12)と、
    駆動軸(3)の偏心軸部(3a)に回転自在に嵌合されると共に、上記シリンダ室(11)内に配置されたロータリピストン(15,15A)と、
    このロータリピストン(15,15A)に設けられると共に、上記シリンダ室(11)を上記吸入口(16)に連通する低圧室(23)と上記吐出口(17)に連通する高圧室(24)とに区画するブレード(22)と、
    上記シリンダ(12)に上記シリンダ室(11)に連通するように形成された穴部(20)に回転自在に嵌入され、上記ブレード(22)をこの穴部(20)に対して揺動自在にかつ進退自在に支持する揺動ブッシュ(5)と
    を備え、
    上記ロータリピストン(15,15A)の軸方向の端面に、上記ロータリピストン(15,15A)の端面および内面が切り欠かれた切り欠き部(18,18A)が設けられ、
    この切り欠き部(18,18A)は、上記ロータリピストン(15,15A)の軸方向から見て径方向の幅を有する段付状に形成され、上記ロータリピストン(15,15A)における上記吐出口(17)に対向する部分を除く少なくとも上記吸入口(16)に対向する部分に、設けられていることを特徴とするロータリ圧縮機。
  2. 請求項1に記載のロータリ圧縮機において、
    上記シリンダ(12)の軸方向の両端面に配置されて上記シリンダ室(11)を閉鎖する端板(13,14)を有し、
    上記吐出口(17)は、一方の上記端板(13)に、設けられていることを特徴とするロータリ圧縮機。
  3. 請求項1または2に記載のロータリ圧縮機において、
    上記切り欠き部(18)は、上記ロータリピストン(15)における上記吐出口(17)に対向する部分を除く全ての部分に、設けられ、
    上記切り欠き部(18)は、上記ロータリピストン(15)の軸方向からみて、上記吐出口(17)に対向する部分が欠けたC字状に形成されていることを特徴とするロータリ圧縮機。
  4. 吐出口(17)に連通するシリンダ室(11)を有すると共に、内面に開口して上記シリンダ室(11)に連通する吸入口(16)を有するシリンダ(12)と、
    駆動軸(3)の偏心軸部(3a)に回転自在に嵌合されると共に、上記シリンダ室(11)内に配置されたロータリピストン(15,15A)と、
    このロータリピストン(15,15A)に設けられると共に、上記シリンダ室(11)を上記吸入口(16)に連通する低圧室(23)と上記吐出口(17)に連通する高圧室(24)とに区画するブレード(22)と、
    上記シリンダ(12)に上記シリンダ室(11)に連通するように形成された穴部(20)に回転自在に嵌入され、上記ブレード(22)をこの穴部(20)に対して揺動自在にかつ進退自在に支持する揺動ブッシュ(5)と
    を備え、
    上記ロータリピストン(15A)の軸方向の端面に、上記ロータリピストン(15A)の端面および内面が切り欠かれた切り欠き部(18A)が設けられ、
    この切り欠き部(18A)は、上記ロータリピストン(15A)における上記吐出口(17)に対向する部分を除く少なくとも上記吸入口(16)に対向する部分に、設けられ、
    上記切り欠き部(18A)は、上記ロータリピストン(15A)における上記吸入口(16)に対向する部分のみに、設けられていることを特徴とするロータリ圧縮機。
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