JP5190923B2 - GaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタ及びその作製方法 - Google Patents
GaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタ及びその作製方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5190923B2 JP5190923B2 JP2007191934A JP2007191934A JP5190923B2 JP 5190923 B2 JP5190923 B2 JP 5190923B2 JP 2007191934 A JP2007191934 A JP 2007191934A JP 2007191934 A JP2007191934 A JP 2007191934A JP 5190923 B2 JP5190923 B2 JP 5190923B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- gan
- cap layer
- gate
- drain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Junction Field-Effect Transistors (AREA)
Description
(1)ドレインとゲートの間又はゲートとソースの間の半導体表面に、In及びN並びに、Al及び/又はGaを含有し、格子定数がGaN結晶よりも大きいキャップ層を有する、GaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタ。
(2)上記キャップ層がp型ドーピングされている、(1)に記載のGaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタ。
(3)上記キャップ層は、チャンネル側の界面を除いて、p型ドーピングされている、(1)に記載のGaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタ。
(4)上記p型ドーピングのドーパント濃度が5×1018cm-3以上である、(2)又は(3)に記載のGaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタ。
(5)上記キャップ層は、チャンネル側の界面にn型ドーパントが、デルタドープされている、(1)に記載のGaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタ。
(6)上記n型ドーパントの濃度が、1×1018cm-3以下である、(5)に記載のGaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタ。
(7)上記キャップ層の格子定数が、半導体表面に行くに従いステップ状に大きくなるように変化していることを特徴とする(1)に記載のGaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタ。
(8)上記キャップ層の格子定数が、半導体表面に行くに従い連続的に大きくなるように変化していることを特徴とする(1)に記載のGaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタ。
(9)キャリアを生成する効果のあるバリアー層の厚さが、ゲート部のみ薄くなっており、ソースとドレイン間の半導体表面上の全面に平坦化されたキャップ層が形成してある構造を持つ(1)に記載のGaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタ。
(10)キャリアを生成する効果のあるバリアー層のゲート部にリセス構造を形成した後に、ソースとドレイン間の半導体表面上の全面に、再成長によりキャップ層を形成する工程を含む、(9)に記載のGaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタの作製方法。
(実施例1)
図1は、本発明によるInGaNキャップ層を有するAlGaN/GaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタの構造を示す。
ゲート部直下のInGaN層5は必要に応じて除去してもよい。その場合には、ドライエッチングを用いればよい。エッチングレートが速いため、ほぼ選択的にエッチングが可能である。
図2を見てわかるように、ゲート電圧が0Vになった直後に、ドレイン電流が立上り、ほぼパルス状のドレイン電流が得られていることがわかる。
図2と図3を比較してわかるように、本発明を用いれば、電流コラプスを低減できることがわかった。
また、図1のInGaNキャップ層5と同様に、GaN層よりも格子定数の大きなAlGaInN層やInAlN層を用いることも可能である。MOCVD法などの結晶成長法を用いて、InGaNキャップ層5の代わりに、AlGaInN層やInAlN層を成長すればよい。AlGaN層やAlGaInN層、InAlN層は最適な成長温度が組成によって異なるため、成長中断等が必要ならば成長中断し、成長温度を変化させた後に、AlGaInN層やInAlN層を成長する。素子の作製方法等は、実施例1と同様である。
また、負の空間電荷の効果をさらに高めるために、p型ドーピングをキャップ層に行ったところ、さらに効果があった。この時、キャップ層の基板側の界面は、もっとも格子の歪が大きいため、そこにMg等のドーピングを高濃度に行うと、格子欠陥が発生し、格子の歪を緩和してしまう。そこで、p型ドーピングをキャップ層の基板側界面近辺をさけて行ったところ、電流コラプスの低減に効果があった。
また、成長中断を行い成長温度を変え、その後InGaNキャップ層を成長したが、成長中断中にSiを供給し、InGaNキャップ層とそのすぐ基板側の層の間の界面に、Siを偏析させたところ、キャップ層表面の平坦性が向上した。n型のドーパントであるSi等は、アンチサーファクタント等の効果がある。InGaNキャップ層の成長初期になんらかの効果があったためと考えられる。ドーパントの密度は、約1×1018cm-3以下であった。
次に、キャップ層の組成変化をもたせる方法について述べる。キャップ層は格子定数が大きいため格子に歪みが発生し、キャップ層のヘテロ界面側、つまり基板側の界面にピエゾ効果により負の空間固定電荷が形成されて、その電荷が電子をブロックしていると考えられる。しかし一方で、キャップ層の格子定数がその直下にあるバリアー層の格子定数と異なるため、キャップ層の基板側の界面で転移が発生し、格子が緩和してしまうことがあった。
膜厚が10nmの範囲で、格子定数が2%程度変化する程度の割合で行ったところ、安定した結果が得られた。
また、ヘテロ構造界面のバリアー層の組成からキャップ層最表面の組成までを、バンドギャップが不連続にならないように、連続的に変化させることが可能である。この場合には、表面にトラップされた電子が、再びバリアー中をチャンネルに向かって戻る時のポテンシャルの不連続性を極力なくすことが可能であり、電流コラプスの回復時間を短くできる。
以上において、格子定数が大きいInGaNやAlGaInN,InAlN層をキャップ層として用いて電流コラプスを低減させる方法について述べたが、これらのInGaNキャップ層やAlGaInNキャップ層、InAlN層をゲート部分のリセス構造の表面層に用いる場合について説明する。
このときに、同時にソースとゲート間、及びドレインとゲート間の表面上にも再成長すれば、不連続な結晶の部分が発生しないため、トランジスタの性能を劣化させることがない。
2:バッファー層
3:GaN層
4:ヘテロバリアー層
5:InGaNキャップ層
8:ヘテロ接合バリアー
9:再成長層
10:ソース電極
11:ゲート電極
12:ドレイン電極
Claims (4)
- ドレインとゲートの間又はゲートとソースの間の半導体表面に、In及びN並びに、Al及び/又はGaを含有し、格子定数がGaN結晶よりも大きいキャップ層を有する、GaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタであって、
上記キャップ層の格子定数が、半導体表面に行くに従いステップ状に大きくなるように変化していることを特徴とする窒化物半導体トランジスタ。 - ドレインとゲートの間又はゲートとソースの間の半導体表面に、In及びN並びに、Al及び/又はGaを含有し、格子定数がGaN結晶よりも大きいキャップ層を有する、GaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタであって、
上記キャップ層の格子定数が、半導体表面に行くに従い連続的に大きくなるように変化していることを特徴とする窒化物半導体トランジスタ。 - ドレインとゲートの間又はゲートとソースの間の半導体表面に、In及びN並びに、Al及び/又はGaを含有し、格子定数がGaN結晶よりも大きいキャップ層を有する、GaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタであって、
キャリアを生成する効果のあるバリアー層の厚さが、ゲート部のみ薄くなっており、ソースとドレイン間の半導体表面上の全面に平坦化されたキャップ層が形成されていることを特徴とする窒化物半導体トランジスタ。 - キャリアを生成する効果のあるバリアー層のゲート部にリセス構造を形成した後に、ソースとドレイン間の半導体表面上の全面に、再成長によりキャップ層を形成する工程を含むことを特徴とする、請求項3に記載の窒化物半導体トランジスタの作製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007191934A JP5190923B2 (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | GaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタ及びその作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007191934A JP5190923B2 (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | GaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタ及びその作製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009032713A JP2009032713A (ja) | 2009-02-12 |
JP5190923B2 true JP5190923B2 (ja) | 2013-04-24 |
Family
ID=40402966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007191934A Expired - Fee Related JP5190923B2 (ja) | 2007-07-24 | 2007-07-24 | GaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタ及びその作製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5190923B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015041765A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | 正幸 安部 | 半導体装置 |
JP2015041764A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | 正幸 安部 | 半導体装置 |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010251391A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置 |
JP2011091075A (ja) * | 2009-10-20 | 2011-05-06 | Mitsubishi Electric Corp | へテロ接合電界効果トランジスタとその製造方法 |
JP5703565B2 (ja) * | 2010-01-12 | 2015-04-22 | 住友電気工業株式会社 | 化合物半導体装置 |
JP5716737B2 (ja) * | 2010-03-01 | 2015-05-13 | 富士通株式会社 | 化合物半導体装置及びその製造方法 |
JP2012244099A (ja) * | 2011-05-24 | 2012-12-10 | Renesas Electronics Corp | 半導体発光素子 |
JP5075264B1 (ja) * | 2011-05-25 | 2012-11-21 | シャープ株式会社 | スイッチング素子 |
JP5803303B2 (ja) * | 2011-06-08 | 2015-11-04 | 住友電気工業株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
JP5914999B2 (ja) * | 2011-06-08 | 2016-05-11 | 住友電気工業株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
JP5883331B2 (ja) | 2012-01-25 | 2016-03-15 | 住友化学株式会社 | 窒化物半導体エピタキシャルウェハの製造方法及び電界効果型窒化物トランジスタの製造方法 |
JP2017112313A (ja) * | 2015-12-18 | 2017-06-22 | 旭化成株式会社 | 紫外光発光装置、紫外光発光装置の製造方法 |
FR3063571B1 (fr) * | 2017-03-01 | 2021-04-30 | Soitec Silicon On Insulator | Procede de fabrication d'un substrat donneur pour la formation de dispositifs optoelectroniques, collection de substrats issus de ce procede |
US10134596B1 (en) * | 2017-11-21 | 2018-11-20 | Texas Instruments Incorporated | Recessed solid state apparatuses |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4022708B2 (ja) * | 2000-06-29 | 2007-12-19 | 日本電気株式会社 | 半導体装置 |
JP4663156B2 (ja) * | 2001-05-31 | 2011-03-30 | 富士通株式会社 | 化合物半導体装置 |
JP2007109830A (ja) * | 2005-10-12 | 2007-04-26 | Univ Nagoya | 電界効果トランジスタ |
US7939853B2 (en) * | 2007-03-20 | 2011-05-10 | Power Integrations, Inc. | Termination and contact structures for a high voltage GaN-based heterojunction transistor |
-
2007
- 2007-07-24 JP JP2007191934A patent/JP5190923B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015041765A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | 正幸 安部 | 半導体装置 |
JP2015041764A (ja) * | 2013-08-20 | 2015-03-02 | 正幸 安部 | 半導体装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009032713A (ja) | 2009-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5190923B2 (ja) | GaNをチャネル層とする窒化物半導体トランジスタ及びその作製方法 | |
JP6174874B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP5334149B2 (ja) | 窒化物半導体電界効果トランジスタ | |
US7714359B2 (en) | Field effect transistor having nitride semiconductor layer | |
US8390029B2 (en) | Semiconductor device for reducing and/or preventing current collapse | |
JP5810293B2 (ja) | 窒化物半導体装置 | |
JP5841417B2 (ja) | 窒化物半導体ダイオード | |
WO2010064383A1 (ja) | 電界効果トランジスタ及びその製造方法 | |
JP2010225765A (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
US20110156050A1 (en) | Semiconductor device and method for producing the same | |
CN101180734A (zh) | 半导体器件及其制造方法 | |
JP2010103425A (ja) | 窒化物半導体装置 | |
WO2009110254A1 (ja) | 電界効果トランジスタ及びその製造方法 | |
CN104037081A (zh) | 异质结晶体管及其制造方法 | |
CN104704608A (zh) | 氮化物半导体结构物 | |
JP5691138B2 (ja) | 電界効果トランジスタ及びその製造方法 | |
JP2011009493A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP5566937B2 (ja) | 窒化物系半導体デバイス及びその製造方法 | |
JP5510325B2 (ja) | 電界効果トランジスタ | |
JP5048382B2 (ja) | 半導体装置とその製造方法 | |
JP2011108712A (ja) | 窒化物半導体装置 | |
JP2007080855A (ja) | 電界効果型トランジスタ | |
JP5666992B2 (ja) | 電界効果型トランジスタおよびその製造方法 | |
TWI732813B (zh) | 半導體裝置,電子部件,電子設備及用於製造半導體裝置之方法 | |
JP2010245240A (ja) | ヘテロ接合型電界効果半導体装置及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100317 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130124 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5190923 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208 Year of fee payment: 3 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |