[go: up one dir, main page]

JP5186095B2 - ゲート駆動回路 - Google Patents

ゲート駆動回路 Download PDF

Info

Publication number
JP5186095B2
JP5186095B2 JP2006270502A JP2006270502A JP5186095B2 JP 5186095 B2 JP5186095 B2 JP 5186095B2 JP 2006270502 A JP2006270502 A JP 2006270502A JP 2006270502 A JP2006270502 A JP 2006270502A JP 5186095 B2 JP5186095 B2 JP 5186095B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
voltage
value
resistance
resistance value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006270502A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008092663A (ja
Inventor
勝美 石川
正浩 長洲
大 津川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2006270502A priority Critical patent/JP5186095B2/ja
Priority to DE112007002270T priority patent/DE112007002270T5/de
Priority to PCT/JP2007/069229 priority patent/WO2008041685A1/ja
Priority to US12/019,032 priority patent/US7737761B2/en
Publication of JP2008092663A publication Critical patent/JP2008092663A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5186095B2 publication Critical patent/JP5186095B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/51Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
    • H03K17/56Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of semiconductor devices
    • H03K17/567Circuits characterised by the use of more than one type of semiconductor device, e.g. BIMOS, composite devices such as IGBT
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/16Modifications for eliminating interference voltages or currents
    • H03K17/168Modifications for eliminating interference voltages or currents in composite switches
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/16Modifications for eliminating interference voltages or currents
    • H03K17/161Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches
    • H03K17/162Modifications for eliminating interference voltages or currents in field-effect transistor switches without feedback from the output circuit to the control circuit
    • H03K17/163Soft switching
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K2217/00Indexing scheme related to electronic switching or gating, i.e. not by contact-making or -breaking covered by H03K17/00
    • H03K2217/0036Means reducing energy consumption

Landscapes

  • Power Conversion In General (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

本発明は、パワー半導体モジュールのゲート駆動回路に関する。
近年、ワイドギャップ半導体素子として炭化ケイ素(SiC)や、窒化ガリウム(GaN)などが注目を浴びてきている。これらの材料は、Siより約10倍の高い絶縁破壊電圧強度を持ち、耐圧を確保するためのドリフト層を1/10程度まで薄くできるため、パワーデバイスの低オン電圧化を実現可能である。これにより、Siではバイポーラ素子しか使用できないような高耐圧領域でも、SiCなどのワイドギャップ半導体素子では、ユニポーラ素子が使用できるようになる。
インバータ回路に用いるパワー半導体モジュールには、スイッチングデバイスに並列に還流用のダイオードが接続されている。従来のパワー半導体モジュールでは、還流用のダイオードとしてSi−PiNダイオードが使用されてきた。Si−PiNダイオードはバイポーラ型の半導体素子であり、順方向バイアスで大電流を通電させる場合、伝導度変調により電圧降下が低くなるような構造となっている。しかし、PiNダイオードは、順方向バイアス状態から逆バイアス状態に至る過程で、伝導度変調によりPiNダイオードに残留したキャリアが逆回復電流として発生するという特性を持つ。SiのPiNダイオードにおいては、残留するキャリアの寿命が長いため、逆回復電流が大きくなる。そのため、この逆回復電流により、ターンオン時の損失(Eon)や、ダイオードが逆回復したときに素子に発生するリカバリ損失(Err)が大きくなるという欠点がある。
一方、ショットキーバリアダイオード(SBD)はユニポーラ型の半導体素子であり、伝導度変調によるキャリア発生が殆どないので、インバータ回路で使用される場合、逆回復電流が非常に小さいため、ターンオン損失やリカバリ損失を小さくできる。従来のSiは絶縁破壊電界強度が低いため、高耐圧を持たせる構造でSBDを作製すると通電時に大きな抵抗が生じるため、Si−SBDでは耐圧200V程度が限界であった。ところが、SiCはSiの10倍の絶縁破壊電界強度を持つため、高耐圧のSBDの実用化が可能となり、ターンオン時の損失(Eon)や、ダイオードが逆回復したときに素子に発生するリカバリ損失(Err)を低減することが可能になることが広く知られている。
また、従来のSiのPiNダイオードを用いたパワーモジュールのインバータの主回路では、PiNダイオードの逆回復電流の減衰時の電流変化(逆回復di/dt)と主回路インダクタンスLとの積により、転流サージ電圧(ΔVp=L×逆回復di/dt)が加わり、電源電圧(E)とサージ電圧(ΔVp)の和(E+ΔVp)がパワー半導体スイッチング素子の耐電圧を超えると、パワー半導体素子を壊してしまう可能性がある。そのため、主回路のインダクタンスの低減技術が種々提案されている。
さらに、パワー半導体のゲート駆動回路においては、PiNダイオードの逆回復電流の減衰時の電流変化(di/dt)を小さくするため、ゲート抵抗を大きくすることは公知である。
Si−MOSFET/SiC−SBDペアによる高パワー密度電力変換器のための素子限界損失解析法(電気学会研究会資料 2005年10月27日 電子デバイス・半導体電力変換合同研究会 EDD−05−46(SPC−05−71))
SiCなどのショットキーバリアダイオード(SiC−SBD)は、上述のように、逆回復電流が非常に小さいため、ターンオン損失やリカバリ損失が本質的に小さい。また、逆回復di/dtを小さくできれば、さらに、パワー半導体スイッチング素子のゲート抵抗を小さくし、パワースイッチング素子のスイッチ速度(ターンオン速度)を早くすることが可能になり、さらに低損失化が可能になる。
しかしながら、SiC−SBDでも接合容量は多少あるので、パワースイッチング素子のスイッチ速度を早くすると逆回復di/dtも大きくなるため、サージ電圧(リンギング電圧)が大きくなってパワー半導体素子のスイッチング損失が大きくなり、またリンギングノイズも大きくなってしまうという欠点がある。即ち、SiC−SBDではスイッチング損失の低減と低ノイズ化を両立することは非常に困難である。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、パワー半導体素子のスイッチング損失の低減及び低ノイズ化を共に実現することのできるゲート駆動回路を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明の電圧駆動型のパワー半導体スイッチング素子のゲート駆動回路は、SiCやGaNなどのワイドギャップ半導体のショットキーバリアダイオード或いはワイドギャップ半導体のPiNダイオードなどの逆回復電流の小さい還流用ダイオードが接続されたパワー半導体スイッチング素子を駆動するためのゲート駆動回路であって、パワー半導体スイッチング素子のゲート及びコレクタ或いはドレイン電圧の値を検出し、その検出値に基づいて、ゲート駆動抵抗或いは駆動電流を可変させる。このゲート駆動抵抗或いは駆動電流の変化は、例えばPMOSスイッチ素子のON・OFFすることによって2段階(抵抗値小→大へ)或いは3段階(抵抗値小→大→小)に制御される。
即ち、本発明によるゲート駆動回路は、ワイドギャップ半導体のショットキーバリアダイオード或いはワイドギャップ半導体の還流用ダイオードが接続されたパワー半導体スイッチング素子を駆動させるためのゲート駆動回路であって、前記パワー半導体スイッチング素子の電圧の値を検出する素子電圧検出手段と、前記素子電圧検出手段によって検出された電圧値に基づいて、ゲート駆動抵抗或いは駆動電流を変化させる駆動制御手段と、を備えることを特徴とする。そして、前記素子電圧検出手段は、前記パワー半導体スイッチング素子のゲート電圧の値が所定の電圧値になったか否かを検出し、前記駆動制御手段は、前記検出されたゲート電圧値に基づいて、前記ゲート駆動抵抗或いは駆動電流を変化させる。なお、前記検出された所定のゲート電圧値は、前記パワー半導体スイッチング素子の閾値電圧以下である。
また、前記素子電圧検出手段は、前記パワー半導体スイッチング素子のコレクタ電圧、或いはドレイン電圧の値が所定の電圧値になったか否かを検出し、前記駆動制御手段は、前記検出されたコレクタ或いはドレイン電圧値に基づいて、前記ゲート駆動抵抗或いは駆動電流を変化させるようにしてもよい。この場合、前記検出されたコレクタ或いはドレインの電圧値は、前記ゲート駆動回路の駆動電圧以下である。
本発明によるゲート駆動回路は、ワイドギャップ半導体のショットキーバリアダイオード或いはワイドギャップ半導体の還流用ダイオードが接続されたパワー半導体スイッチング素子を駆動させるためのゲート駆動回路であって、前記パワー半導体スイッチング素子のゲート電圧の値を検出するゲート電圧検出手段と、前記素子電圧検出手段によって検出されたゲート電圧値に基づいて、ワンショットパルスを発生させるワンショットパルス発生手段と、前記ワンショットパルスの発生期間に第1の抵抗値からこの第1の抵抗値よりも大きい第2の抵抗値にゲート駆動抵抗値を変化させ、前記ワンショットパルスの期間終了後は前記第1の抵抗値に前記ゲート駆動抵抗値を戻す駆動制御手段と、を備えることを特徴とする。ここで、前記駆動制御手段は、前記ワンショットパルスの発生期間のみPMOSスイッチング素子をONすることによってゲート駆動抵抗値を変化させるようにしている。なお、前記ワンショットパルスの発生期間は100nsから2000nsであることが好ましい。
さらに、本発明によるゲート駆動回路は、ワイドギャップ半導体のショットキーバリアダイオード或いはワイドギャップ半導体の還流用ダイオードが接続されたパワー半導体スイッチング素子を駆動させるためのゲート駆動回路であって、前記ゲート駆動回路のターンオン時に高速充電するスピードアップコンデンサと、前記パワー半導体スイッチング素子のゲート電圧の値を検出するゲート電圧検出手段と、前記ゲート電圧検出手段が検出するゲート電圧値に応答して、ON及びOFFするスイッチ手段と、を備え、前記パワー半導体スイッチング素子のゲート駆動抵抗値は、前記スピードアップコンデンサへの充電期間には第1の抵抗値となり、前記スピードアップコンデンサへの充電が終了した後は前記第1の抵抗値よりも大きい第2の抵抗値になり、その後前記ゲート電圧検出手段によって所定の閾値以下のゲート電圧値が検出されたら前記スイッチング手段がONとなって再度前記第1の抵抗値に変化することを特徴とする。
さらなる本発明の特徴は、以下本発明を実施するための最良の形態および添付図面によって明らかになるものである。
本発明によれば、パワー半導体素子のスイッチング損失を低減し、かつ低ノイズ化を図ることができる。つまり、スイッチング損失の低減と低ノイズ化を両立することができるようになる。
本発明は、簡単に言えば、パワー半導体スイッチング素子に、SiCやGaNなどのワイドギャップ半導体のショットキーバリアダイオード或いはワイドギャップ半導体のPiNダイオードなどの逆回復電流の小さい還流用ダイオードを並列接続したパワー半導体モジュールのゲート駆動回路に関するものである。
<前提>
各実施形態の説明の前に、本発明をより良く理解するため、まずは一般的なゲート駆動回路について説明し、本発明の位置づけを明確にする。
図1は、従来のSiのPiNダイオードを用いた場合と、SiCのSBDを用いた場合の下側のIGBT31と上側のIGBT33の電圧・電流波形を示している。従来のSiのPiNダイオードを用いた場合は、上側のSi−PiNダイオードの残留したキャリアにより、逆回復電流を発生する。この逆回復電流により、IGBT31の電圧降下が遅くなり、ターンオン時の損失(Eon)が大きくなる。また、IGBT33のVce波形を示すように、上側のSi−PiNダイオードが逆回復したときに素子に発生する点線で示すサージ電圧が大きくなる。このサージ電圧電源電圧が、パワー半導体スイッチング素子の耐電圧を超えると、パワー半導体素子を壊してしまう可能性がある。
一方、SiC−SBDを適用した場合を実線で示す。SiC−SBDは、背景技術で述べたように、逆回復電流が非常に小さいため、ターンオン損失やリカバリ損失が本質的に小さい。また、逆回復di/dtを小さくできれば、さらにパワー半導体スイッチング素子のゲート抵抗を小さくし、パワースイッチング素子のスイッチ速度(ターンオン速度)を早くすることが可能になり、さらに低損失化が可能になる。しかしながら、SiC−SBDでも接合容量は多少あるので、パワースイッチング素子のスイッチ速度を早くすると、逆回復di/dtも大きくなるため、サージ電圧(リンギング電圧)が大きくなり、リンギングノイズも大きくなってしまうという欠点がある。
本発明による各実施形態は、このような一般的なゲート駆動回路の欠点を克服しようとするものである。以下、各実施形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図2は、本発明の第1の実施形態に係るパワー半導体素子の駆動回路の構成を示している。第1の実施形態は、2段階にゲート抵抗を変化させる駆動回路に関するものである。図中右側のインバータの主回路は、下側のSi−IGBT31とSiC−SBD32、上側のSi−IGBT33とSiC−SBD34、主回路電源66を備えている。主回路のSi-IGBT31及び33は、それらを駆動する本発明の下アームの駆動/保護回路56、及び上アームの駆動/保護回路57に接続されている。図1においては、下アームの駆動/保護回路56の詳細な回路構成のみが点線内に示されているが、上アームの駆動/保護回路57の構成も同様なのでその詳細は省略されている。
本実施形態の駆動/保護回路56は、従来のゲート駆動回路の構成要素であるゲート抵抗41、42、43と、npnトランジスタ44と、pnpトランジスタ45(pnpトランジスタ44、npnトランジスタ45はPMOSやNMOSに代替可能)に加えて、新たにゲート電圧検出回路52と、ゲート抵抗切替用PMOS46を備えている。本実施形態のゲート駆動回路は、SiC−SBDのように、逆回復電流の小さい還流用ダイオードを用いた場合に、ゲート抵抗を切替えて制御するものである。
次に、図3を用いて第1の実施形態による駆動/保護回路56の動作について説明する。図3は、時間経過に伴う下側のIGBT31と上側のIGBT33の電圧・電流波形を示す図である。IGBT31のゲート電圧を検出するゲート電圧検出回路52は、IGBT31の閾値電圧のより小さい値でゲート電圧を検出し、PMOS46をオンからオフへ移行するための信号を伝達する。最初、PMOS46はオン状態のため、電流は抵抗42を流れずにPMOS46を通過し、IGBT31はゲート抵抗41で動作する。ゲート電圧が閾値を超えた時点で、PMOS46はOFFとなって電流が抵抗42を流れるようになり、IGBT31はゲート抵抗41とゲート抵抗42の和で動作することになる。そのため、ターンオン時の初期の電流変化率(di/dt)を高速にできる一方、途中でゲート抵抗を大きくするため、電流変化率を途中から緩やかにすることが可能である。また、SiC−SBDでも接合容量は多少あるので、逆回復di/dtを緩やかにすることにより、サージ電圧(リンギング電圧)を低減することが可能となる。尚、ゲート電圧検出回路52としてコンパレータを使用する回路を用いれば容易にゲート電圧を検出できるようになる。
なお、ゲート電圧検出回路52におけるゲート電圧の検出値を、スイッチング素子(IGBT)をONさせるための閾値電圧以下にすることにより、動作の遅れ時間を吸収することができ、タイミングよくスイッチング素子を駆動することができる。
このように、本実施形態によれば、初期のスイッチング速度を高速化することによりターンオン時の素子損失、リカバリ時のダイオード損失を低減し、さらに、途中で電流変化率を緩やかに制御することによってリンギングなどによるノイズを低減することが可能となる。
<第2の実施形態>
図4は、本発明の第2の実施形態に係るパワー半導体素子の駆動回路のブロック図を示している。図中、第1の実施形態と同じ構成要素には同一の記号を記載している。図2の第1の実施形態との差異は、ゲート電圧検出回路の出力にワンショットパルス作製回路53を設け、3段階にゲート抵抗を変化させている点にある。
次に、図5を用いて第2の実施形態による駆動/保護回路56の動作について説明する。図5は、時間経過に伴う下側のIGBT31と上側のIGBT33の電圧・電流波形を示す図である。本実施形態の駆動/保護回路56では、ワンショットパルス発生回路53が付加されており、一定の期間だけゲート抵抗を大きくなるように制御(抵抗小→大→小)される。最終的にゲート抵抗を小さくすることで、IGBT31のコレクタ電流を、急速に減少することが出来るので、ターンオン時のスイッチング素子の損失をさらに低減することができる。尚、ワンショットパルスの期間は素子(IGBT)の電圧電流の容量や素子の特性によって決まり、100ns〜2000nsの間であることが望ましい。ワンショットパルスの期間を変えることによって色々な規模の素子(IGBT)に対応することができる。
図6は、本発明の第2の実施形態によるパワー半導体素子の駆動回路のゲート検出回路52と、ワンショットパルス回路53の詳細回路構成を示している。駆動回路のゲート検出回路52は、コンパレータ81とゲート電圧比較用基準電圧82により構成されている。ワンショットパルス回路53は、インバータ83とNOR回路84と、時定数作製用の抵抗85及びコンデンサ86により構成されている。
図7は、図6で示されるワンショットパルス回路53の動作波形を示している。ゲート電圧Vgが、ゲート電圧比較用基準電圧82を超えることによって、時定数作製用の抵抗85及びコンデンサ86の積で決まる時定数の期間だけPMOSのゲートをオフさせることができ、これによってその時定数の期間だけゲート抵抗を大きくすることができる。
このようにゲート抵抗の大きさを制御することによって、ターンオン時の素子損失及びリカバリ時のダイオード損失を低減しながら、リンギングなどによるノイズを低減することが可能である。
<第3の実施形態>
図8は、本発明の第3の実施形態に係るパワー半導体素子の駆動回路の構成を示している。第1の実施形態と同じ構成要素には同一の記号を記載している。図4の第2の実施形態との差異は、ワンショットパルス発生回路53の代わりに、スピードアップコンデンサ47を付加している点にある。第3の実施形態の駆動回路も第2の実施形態と同様、3段階にゲート抵抗を変化させている。
次に、図9を用いて第3の実施形態による駆動/保護回路56の動作について説明する。図9は、時間経過に伴う下側のIGBT31と上側のIGBT33の電圧・電流波形を示す図である。本実施形態の回路では、スピードアップコンデンサ47を付加し、初期のターンオンの時に、ゲートの充電電流を大きくする。つまり、初期のターンオン時には、PMOS46はOFFに制御され、電流は抵抗42ではなくスピードアップコンデンサ47に流れる。このときIGBT31は抵抗41で動作する。そして、スピードアップコンデンサ47への高速充電が終了すると、電流は抵抗42に流れるため、このときIGBT31は抵抗41と抵抗42の和で動作することになる。また、ゲート電圧検出回路52がIGBTの閾値以下の電圧を検出したときには、最終的にゲート抵抗を小さく(抵抗41+42→抵抗41)することで、IGBT31のコレクタ電流を、急速に減少することが出来るので、ターンオン時のスイッチング素子の損失をさらに低減することができる。
このように、本実施形態によってもターンオン時の素子損失、リカバリ時のダイオード損失を低減しながら、リンギングなどによるノイズを低減することが可能となる。
<第4の実施形態>
図10は、本発明の第4の実施形態に係るパワー半導体素子の駆動回路の構成を示している。第1の実施形態と同じ構成要素には同一の記号を記載している。図1の第1の実施形態との差異は、ゲート電圧検出回路52の代わりに、コレクタ電圧検出回路74を設けている点にある。
コレクタ電圧検出回路74は、コレクタ電圧を検出するため、高圧ダイオード71と、電源に接続するダイオード72と、抵抗73を備えている。ゲート電圧ではなくコレクタ電圧を検出してゲート抵抗を変化させるように制御しても、第1の実施形態と同じ効果を得ることができる。
なお、誤動作対策にため、ゲート電圧やコレクタ電圧の両方を検出し、ゲート抵抗の制御を実施することで、さらに高い信頼度の下に、ターンオン時の素子損失、リカバリ時のダイオード損失を低減しながら、リンギングなどによるノイズを低減することが可能となる。
<本発明と従来の技術的効果の比較>
図11は、従来技術と各実施形態のターンオン時の損失比較を示し、図12は、従来技術と各実施形態のダイオードのリカバリ時の損失比較を示す。SiC−SBDを適用した場合、同じゲート抵抗値のSi−PiNダイオードに対して、リカバリ電流が小さいため、ターンオン損失(Eon)を約1/2に、ダイオードのリカバリ時の損失(Err)を約1/5に低減できる。本実施形態の回路を用いることで、リンギングを低減することが可能であり、ゲート抵抗を従来の半分以下にすることができることがわかる。
また、図13は各実施形態におけるサージ電圧(リンギング電圧)とターンオン損失(Eon)との関係を示し、図14は各実施形態におけるサージ電圧(リンギング電圧)とリカバリ時の損失(Err)との関係を示している。図13に示すように、従来の固定のRgを用いた場合に比べて、今回の2段階以上のゲート抵抗を用いた場合は、サージ電圧(リンギング電圧)とターンオン損失(Eon)とのトレードオフが改善できる。同様に、図14に示すように、従来の固定のRgを用いた場合に比べて、今回の2段階以上のゲート抵抗を用いた場合は、サージ電圧(リンギング電圧)とリカバリ時の損失(Err)とのトレードオフが改善できる。
本発明の各実施形態では、スイッチング素子にSi−IGBTを記載しているが、Siの場合はMOSFET、SiCの場合はMOSFETや接合FETやバイポーラトランジスタ等のスイッチング素子であっても良い。また、並列接続するダイオードには、SiC−SBDを記載しているが、GaNやダイヤモンドなどのワイドギャップ半導体のSBDや、PiNダイオード、SBDとPiNダイオードを混在したMPS(Merged Schottkey Barrier)構造のダイオードに適用しても同様な効果を得ることができる。
<まとめ>
本発明は、ワイドギャップ半導体のショットキーバリアダイオード或いはワイドギャップ半導体の還流用ダイオードが接続されたパワー半導体スイッチング素子を駆動させるためのゲート駆動回路に関する。このゲート駆動回路において、パワー半導体スイッチング素子の電圧の値を検出(モニター)し、この検出された電圧値に基づいて、ゲート駆動抵抗或いは駆動電流を変化させるようにしたので、初期段階でのスイッチング速度を高速にし、ターンオン時の素子損失、リカバリ時のダイオード損失を低減し、さらに、途中で電流変化率を緩やかに制御することによってリンギングなどによるノイズを低減することが可能となる。
モニターされるパワー半導体スイッチング素子電圧は、ゲート電圧でもコレクタ電圧或いはドレイン電圧でもよい。なお、IGBTの場合にはコレクタ電圧というが、MOSFETの場合にはドレイン電圧というので、ここでコレクタ電圧とドレイン電圧は同様の意味で用いている。
また、検出された所定のゲート電圧値は、パワー半導体スイッチング素子(例えばIGBT)の閾値電圧以下とすることによって、動作の遅れ時間をうまく吸収することができ、タイミングよくゲート駆動回路の動作を制御することができるようになる。
さらに、制御されるゲート抵抗を第1の抵抗値から、この第1の抵抗値よりも大きい第2の抵抗値に変化させるといったように2段階に制御しても、また、ゲート抵抗を第1の抵抗値から、この第1の抵抗値よりも大きい第2の抵抗値に変化させ、所定期間経過後に再度第1の抵抗値に戻すといったように3段階に制御してもよい。ただし、3段階の方がより正確にIGBTを駆動させることができ、パワー半導体スイッチング素子のスイッチング損失の低減及び低ノイズ化の効果は大きい。
上述の第2の実施形態によるゲート駆動回路は、パワー半導体スイッチング素子のゲート電圧の値を検出し、この検出したゲート電圧値に基づいて、ワンショットパルスを発生させる。そして、ワンショットパルスの発生期間に第1の抵抗値からこの第1の抵抗値よりの大きい第2の抵抗値にゲート駆動抵抗値を変化させ、ワンショットパルスの期間終了後は第1の抵抗値にゲート駆動抵抗値を戻すようにして、上述の3段階のゲート抵抗制御を実現している。これにより、パワー半導体スイッチング素子のスイッチング損失の低減及び低ノイズ化の両立を簡単な構成で実現することができる。なお、ワンショットパルスの発生期間を100nsから2000nsにすることによって、色々な規模(電圧電流容量)のパワー半導体スイッチング素子に対応することができる。
また、上述の第3の実施形態によるゲート駆動回路は、ゲート駆動回路のターンオン時に高速充電するスピードアップコンデンサと、パワー半導体スイッチング素子のゲート電圧の値を検出するゲート電圧検出回路と、ゲート電圧検出回路が検出するゲート電圧値に応答して、ON及びOFFするスイッチ手段(PMOS)と、を備える。そして、パワー半導体スイッチング素子(IGBT)のゲート駆動抵抗値は、スピードアップコンデンサへの充電期間には第1の抵抗値となり、スピードアップコンデンサへの充電が終了した後は第1の抵抗値よりも大きい第2の抵抗値になり、その後ゲート電圧検出回路によって所定の閾値(IGBTの閾値電圧)以下のゲート電圧値が検出されたらPMOSがONとなって再度第1の抵抗値に変化する。スピードアップコンデンサを挿入するだけでよいので、簡単な構成でパワー半導体スイッチング素子のスイッチング損失の低減及び低ノイズ化を実現することができる。
以上本発明について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本質的な範囲を逸脱しない限り、構成の変形・追加・代用が可能であることはもちろんである。
Si−PiNダイオードと、SiC−SBDを用いた場合の電圧・電流波形を示す図である。 本発明の第1の実施形態によるパワー半導体素子の駆動回路の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態を適用した場合の下側及び上側IGBTの電圧・電流波形を示す図である。 本発明の第2の実施形態によるパワー半導体素子の駆動回路の構成を示す図である。 本発明の第2の実施形態を適用した場合の下側及び上側IGBTの電圧・電流波形を示す図である。 本発明の第2の実施形態によるパワー半導体素子の駆動回路における、ゲート電圧検出回路52とワンショットパルス発生回路53の詳細な構成を示す図である。 ワンショットパルス回路の動作波形を示す図である。 本発明の第3の実施形態のパワー半導体素子の駆動回路の構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態を適用した場合の下側及び上側IGBTの電圧・電流波形を示す図である。 本発明の第4の実施形態によるパワー半導体素子の駆動回路の構成を示す図である。 本発明の各実施形態適用時のターンオン時の損失を従来の場合と比較した図である。 本発明の各実施形態適用時のダイオードのリカバリ時の損失を従来の場合と比較した図である。 本発明の各実施形態適用時のリカバリ電圧とターンオン損失のトレードオフ比較を示す図である。 本発明の各実施形態適用時のリカバリ電圧とリカバリ損失のトレードオフ比較を示す図である。
符号の説明
31,33・・・Si−IGBT、32,34・・・SiC−SBD、41,42,43・・・ゲート抵抗、44・・・npnトランジスタ、45・・・pnpトランジスタ、46・・・ゲート抵抗切替用PMOS、51・・・駆動/ロジック回路、52・・・ゲート電圧検出回路、53・・・ワンショットパルス作製回路、56・・・下アームの駆動/保護回路、57・・・上アームの駆動/保護回路、66・・・主回路電源、67・・・主回路インダクタンス、71・・・高耐圧ダイオード、72・・・ダイオード、73・・・抵抗、74・・・コレクタ電圧検出回路、81・・・コンパレータ、82・・・ゲート電圧比較用基準電圧、83・・・インバータ、84・・・NOR回路、85・・・抵抗、86・・・コンデンサ

Claims (5)

  1. ワイドギャップ半導体のショットキーバリアダイオード或いはワイドギャップ半導体の還流用ダイオードが接続されたパワー半導体スイッチング素子を駆動させるためのゲート駆動回路であって、
    前記パワー半導体スイッチング素子のゲート電圧の値を検出する素子電圧検出手段と、
    前記素子電圧検出手段によって検出されたゲート電圧値に基づいて、ゲート駆動抵抗を変化させる駆動制御手段と、を備え、
    前記素子電圧検出手段が、前記ゲート電圧の値が前記パワー半導体スイッチング素子の閾値電圧より小さな所定の電圧値になったことを検出すると、前記駆動制御手段は、前記ゲート駆動抵抗を第1の抵抗値から、この第1の抵抗値よりも大きい第2の抵抗値に変化させることを特徴とするゲート駆動回路。
  2. 前記駆動制御手段は、所定期間経過後に前記駆動抵抗を再度前記第1の抵抗値に戻すことを特徴とする請求項1に記載のゲート駆動回路。
  3. ワイドギャップ半導体のショットキーバリアダイオード或いはワイドギャップ半導体の還流用ダイオードが接続されたパワー半導体スイッチング素子を駆動させるためのゲート駆動回路であって、
    前記パワー半導体スイッチング素子のゲート電圧の値を検出する素子電圧検出手段と、
    前記素子電圧検出手段によって検出されたゲート電圧値に基づいて、ワンショットパルスを発生させるワンショットパルス発生手段と、
    前記ワンショットパルスの発生期間に第1の抵抗値からこの第1の抵抗値よりも大きい第2の抵抗値にゲート駆動抵抗値を変化させ、前記ワンショットパルスの発生期間終了後は前記第1の抵抗値に前記ゲート駆動抵抗値を戻す駆動制御手段と、を備え、
    前記素子電圧検出手段が、前記ゲート電圧の値が前記パワー半導体スイッチング素子の閾値電圧より小さな所定の電圧値になったことを検出すると、前記ワンショットパルス発生手段は、前記ワンショットパルスを発生させることを特徴とするゲート駆動回路。
  4. 前記駆動制御手段は、前記ワンショットパルスの発生期間のみPMOSスイッチング素子をONすることによってゲート駆動抵抗値を変化させることを特徴とする請求項3に記載のゲート駆動回路。
  5. 前記ワンショットパルスの発生期間は100nsから2000nsであることを特徴とする請求項3に記載のゲート駆動回路。
JP2006270502A 2006-10-02 2006-10-02 ゲート駆動回路 Active JP5186095B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006270502A JP5186095B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 ゲート駆動回路
DE112007002270T DE112007002270T5 (de) 2006-10-02 2007-10-02 Gate-Ansteuerschaltung
PCT/JP2007/069229 WO2008041685A1 (fr) 2006-10-02 2007-10-02 Circuit de commande de grille
US12/019,032 US7737761B2 (en) 2006-10-02 2008-01-24 Gate drive circuit with reduced switching loss and noise

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006270502A JP5186095B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 ゲート駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008092663A JP2008092663A (ja) 2008-04-17
JP5186095B2 true JP5186095B2 (ja) 2013-04-17

Family

ID=39268540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006270502A Active JP5186095B2 (ja) 2006-10-02 2006-10-02 ゲート駆動回路

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7737761B2 (ja)
JP (1) JP5186095B2 (ja)
DE (1) DE112007002270T5 (ja)
WO (1) WO2008041685A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018168328A1 (ja) 2017-03-14 2018-09-20 日本電産株式会社 パワー半導体スイッチング素子のダメージ予測装置及びダメージ予測方法、ac-dcコンバータ、dc-dcコンバータ
DE102021107566A1 (de) 2020-05-28 2021-12-02 Fuji Electric Co., Ltd. Gattersteuervorrichtung, schaltvorrichtung und verfahren zum ansteuern eines gatters
DE102022124873A1 (de) 2021-11-02 2023-05-04 Fuji Electric Co., Ltd. Ansteuerungsvorrichtung, ansteuerungsverfahren, und leistungswandler

Families Citing this family (72)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005036317B4 (de) * 2005-07-29 2010-02-11 Aloys Wobben Verfahren und Vorrichtung zum Bestimmen der Verlustleistung eines elektronischen Schalters, Wechselrichter, Windenergieanlage mit Verfahren zur Steuerung
JP5221268B2 (ja) * 2007-11-07 2013-06-26 パナソニック株式会社 パワースイッチング素子の駆動回路、その駆動方法及びスイッチング電源装置
US7924511B2 (en) 2008-03-31 2011-04-12 Nikon Corporation Optical system, method for focusing, and imaging apparatus equipped therewith
JP2010200585A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Nissan Motor Co Ltd スイッチング回路
JP5874946B2 (ja) * 2009-03-27 2016-03-02 株式会社光波 スイッチング制御装置及びショットキーダイオード
JP5747445B2 (ja) * 2009-05-13 2015-07-15 富士電機株式会社 ゲート駆動装置
WO2010134276A1 (ja) 2009-05-19 2010-11-25 三菱電機株式会社 ゲート駆動回路
JP5499855B2 (ja) * 2009-08-04 2014-05-21 日産自動車株式会社 電圧駆動素子の駆動回路
JP5471537B2 (ja) 2010-02-05 2014-04-16 三菱電機株式会社 直流電源装置
JP2011172446A (ja) * 2010-02-22 2011-09-01 Toyota Motor Corp 半導体電力変換装置
JP5131304B2 (ja) * 2010-04-13 2013-01-30 三菱電機株式会社 モータ、換気扇、熱交換ユニット
JP5444142B2 (ja) * 2010-07-06 2014-03-19 株式会社日立製作所 電力変換器、及びこれを用いたモータ駆動装置
JP5331087B2 (ja) * 2010-11-10 2013-10-30 シャープ株式会社 ドライバ回路、及び、インバータ回路
JP5595256B2 (ja) * 2010-12-17 2014-09-24 三菱電機株式会社 半導体回路および半導体装置
JP5263316B2 (ja) 2011-02-15 2013-08-14 株式会社デンソー 半導体スイッチング素子の駆動回路
JP5263317B2 (ja) 2011-02-15 2013-08-14 株式会社デンソー 半導体スイッチング素子の駆動回路
JP5310758B2 (ja) 2011-02-15 2013-10-09 株式会社デンソー 半導体スイッチング素子の駆動回路
JP5938852B2 (ja) 2011-05-25 2016-06-22 富士電機株式会社 電圧制御型スイッチング素子のゲート駆動回路
KR101572747B1 (ko) 2011-06-09 2015-11-27 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 게이트 구동 회로
JP2013005511A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Sumitomo Electric Ind Ltd パワーモジュールおよび電力変換回路
JP2013005231A (ja) * 2011-06-16 2013-01-07 Toyota Central R&D Labs Inc 駆動装置
JP5746954B2 (ja) * 2011-11-22 2015-07-08 株式会社 日立パワーデバイス インバータ装置
US8847631B2 (en) 2011-12-23 2014-09-30 General Electric Company High speed low loss gate drive circuit
JP5269218B2 (ja) * 2012-01-31 2013-08-21 株式会社東芝 スイッチング電源及び電子機器
JP5970194B2 (ja) * 2012-02-03 2016-08-17 株式会社 日立パワーデバイス 半導体スイッチング素子の駆動回路並びにそれを用いた電力変換回路
EP2627001B1 (en) * 2012-02-08 2019-06-26 Dialog Semiconductor GmbH External power transistor control
JP5773907B2 (ja) * 2012-02-17 2015-09-02 三菱電機株式会社 半導体装置およびその冷却システム
JP5777537B2 (ja) * 2012-02-17 2015-09-09 三菱電機株式会社 パワーデバイス制御回路およびパワーデバイス回路
JP5881477B2 (ja) 2012-03-06 2016-03-09 三菱電機株式会社 スイッチング素子駆動回路
JP5970225B2 (ja) * 2012-04-13 2016-08-17 株式会社 日立パワーデバイス 半導体装置の駆動装置
JP5993749B2 (ja) * 2013-01-30 2016-09-14 株式会社 日立パワーデバイス 半導体装置のゲート駆動回路およびそれを用いた電力変換装置
JP6127575B2 (ja) * 2013-02-21 2017-05-17 日産自動車株式会社 半導体装置、電力変換装置及び駆動システム
US9070562B2 (en) * 2013-03-11 2015-06-30 Semiconductor Components Industries, Llc Circuit including a switching element, a rectifying element, and a charge storage element
JP6025145B2 (ja) * 2013-05-14 2016-11-16 カルソニックカンセイ株式会社 インバータ制御装置
US9209109B2 (en) 2013-07-15 2015-12-08 Infineon Technologies Ag IGBT with emitter electrode electrically connected with an impurity zone
US9337827B2 (en) * 2013-07-15 2016-05-10 Infineon Technologies Ag Electronic circuit with a reverse-conducting IGBT and gate driver circuit
JP2015023211A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 ローム株式会社 パワーモジュールおよびその製造方法
JP2015171226A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 三菱電機株式会社 インバータ装置及び空気調和機
JP5907199B2 (ja) * 2014-03-12 2016-04-26 トヨタ自動車株式会社 半導体装置及び半導体装置の制御方法
US20150365084A1 (en) * 2014-06-13 2015-12-17 Infineon Technologies Austria Ag Circuits and methods for operating a circuit
JP6294970B2 (ja) 2014-08-25 2018-03-14 株式会社日立製作所 駆動回路、電力変換装置、およびモータシステム
JP6258165B2 (ja) 2014-09-05 2018-01-10 株式会社東芝 ゲート駆動回路、半導体装置、及び電力変換装置
EP3219010B1 (en) 2014-11-11 2020-07-08 Maschinenfabrik Reinhausen GmbH Resistor emulation and gate boost
US9425786B2 (en) 2014-11-17 2016-08-23 General Electric Company System and method for driving a power switch
JP6309154B2 (ja) 2015-02-16 2018-04-11 三菱電機株式会社 半導体デバイス駆動回路
DE102015104946B4 (de) * 2015-03-31 2021-08-26 Infineon Technologies Ag Elektronische Treiberschaltung und Verfahren
US9548729B2 (en) 2015-06-16 2017-01-17 Cypress Semiconductor Corporation Switching circuit
EP3365976A1 (en) 2015-10-21 2018-08-29 Agileswitch, LLC Gate drive control system for sic and igbt power devices to control desaturation or short circuit faults
US10530353B2 (en) 2015-10-21 2020-01-07 Microchip Technology Incorporated Gate drive control system for SiC and IGBT power devices to control desaturation or short circuit faults
US9490798B1 (en) 2015-10-21 2016-11-08 Agileswitch, Llc Gate drive control system for SiC and IGBT power devices
US9735771B1 (en) 2016-07-21 2017-08-15 Hella Kgaa Hueck & Co. Hybrid switch including GaN HEMT and MOSFET
DE102016213859A1 (de) 2016-07-28 2018-02-01 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Schaltungsanordnung für ein Leistungshalbleiterschaltelement
CN106253732A (zh) * 2016-08-19 2016-12-21 广东美的制冷设备有限公司 智能功率模块、电力电子装置和空调器
JP6870240B2 (ja) * 2016-08-31 2021-05-12 富士電機株式会社 ゲート駆動装置
JP6288220B2 (ja) * 2016-11-24 2018-03-07 富士電機株式会社 電圧駆動型半導体素子の駆動回路
JP6961944B2 (ja) * 2017-01-18 2021-11-05 富士電機株式会社 パワー半導体モジュール
JP6863033B2 (ja) 2017-04-18 2021-04-21 株式会社デンソー 電圧駆動型半導体素子の並列駆動回路
US10193544B2 (en) 2017-04-21 2019-01-29 Ford Global Technologies, Llc Minimizing ringing in wide band gap semiconductor devices
EP3503365B1 (de) * 2017-12-22 2020-06-10 GE Energy Power Conversion Technology Limited Verfahren und einrichtung zur ansteuerung von mosfet-schaltmodulen
DE102018107474B4 (de) * 2018-03-28 2022-05-12 Semikron Elektronik Gmbh & Co. Kg Steuereinrichtung für einen Leistungshalbleiterschalter
CN109861679B (zh) * 2019-01-03 2020-11-27 北京交通大学 注入电流型SiC MOSFET有源驱动电路
CN109618440B (zh) * 2019-01-30 2021-12-03 九阳股份有限公司 一种电磁加热控制电路及控制方法
EP3739755A1 (en) 2019-05-16 2020-11-18 Solaredge Technologies Ltd. Gate driver for reliable switching
US10790818B1 (en) * 2019-09-27 2020-09-29 Infineon Technologies Austria Ag Slew rate control by adaptation of the gate drive voltage of a power transistor
JP7180626B2 (ja) * 2020-03-03 2022-11-30 株式会社デンソー ゲート駆動装置
US11764209B2 (en) 2020-10-19 2023-09-19 MW RF Semiconductors, LLC Power semiconductor device with forced carrier extraction and method of manufacture
CN112564679A (zh) * 2020-12-09 2021-03-26 国创新能源汽车智慧能源装备创新中心(江苏)有限公司 一种高频宽禁带半导体驱动电路
JP7470084B2 (ja) * 2021-09-10 2024-04-17 株式会社東芝 電子回路、電子システム及び駆動方法
CN115166366B (zh) * 2022-06-17 2024-07-09 杭州煦达新能源科技有限公司 一种快速确定高压条件下igbt驱动电阻值的方法
WO2024069428A1 (en) * 2022-09-28 2024-04-04 Delphi Technologies Ip Limited Systems and methods for phase switch timing controller for inverter for electric vehicle
WO2024069359A1 (en) * 2022-09-28 2024-04-04 Delphi Technologies Ip Limited Systems and methods for adaptive gate driver for inverter for electric vehicle
US12122251B2 (en) 2022-09-28 2024-10-22 BorgWarner US Technologies LLC Systems and methods for bidirectional message architecture for inverter for electric vehicle

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3141613B2 (ja) * 1993-03-31 2001-03-05 株式会社日立製作所 電圧駆動形素子の駆動方法及びその回路
JPH07226663A (ja) * 1994-02-10 1995-08-22 Mitsubishi Electric Corp トランジスタ駆動回路
JP3339311B2 (ja) * 1996-07-16 2002-10-28 富士電機株式会社 自己消弧形半導体素子の駆動回路
JPH10108477A (ja) * 1996-09-30 1998-04-24 Mitsutoyo Corp インバータ回路
JP2000083371A (ja) * 1998-09-02 2000-03-21 Fuji Electric Co Ltd 電力変換器におけるゲート駆動回路
KR100433799B1 (ko) * 1998-12-03 2004-06-04 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 전압구동형 스위칭 소자의 게이트 구동회로
JP3941309B2 (ja) * 1998-12-03 2007-07-04 株式会社日立製作所 電圧駆動形スイッチング素子のゲート駆動回路
JP4594477B2 (ja) * 2000-02-29 2010-12-08 三菱電機株式会社 電力半導体モジュール
JP3712586B2 (ja) 2000-03-24 2005-11-02 株式会社高橋製作所 押し込みナットの位置決め具
JP4432215B2 (ja) * 2000-06-05 2010-03-17 株式会社デンソー 半導体スイッチング素子のゲート駆動回路
JP4323266B2 (ja) * 2003-09-09 2009-09-02 三菱電機株式会社 半導体駆動回路
JP4531500B2 (ja) * 2004-01-06 2010-08-25 三菱電機株式会社 半導体装置および半導体装置モジュール
JP2006158185A (ja) * 2004-10-25 2006-06-15 Toshiba Corp 電力用半導体装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018168328A1 (ja) 2017-03-14 2018-09-20 日本電産株式会社 パワー半導体スイッチング素子のダメージ予測装置及びダメージ予測方法、ac-dcコンバータ、dc-dcコンバータ
DE102021107566A1 (de) 2020-05-28 2021-12-02 Fuji Electric Co., Ltd. Gattersteuervorrichtung, schaltvorrichtung und verfahren zum ansteuern eines gatters
US11894837B2 (en) 2020-05-28 2024-02-06 Fuji Electric Co., Ltd. Gate driving apparatus, switching apparatus and gate driving method
DE102022124873A1 (de) 2021-11-02 2023-05-04 Fuji Electric Co., Ltd. Ansteuerungsvorrichtung, ansteuerungsverfahren, und leistungswandler

Also Published As

Publication number Publication date
US20080122497A1 (en) 2008-05-29
DE112007002270T5 (de) 2009-07-16
US7737761B2 (en) 2010-06-15
JP2008092663A (ja) 2008-04-17
WO2008041685A1 (fr) 2008-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5186095B2 (ja) ゲート駆動回路
EP2884664B1 (en) High performance IGBT gate drive
US8890496B2 (en) Drive controller
JP5746954B2 (ja) インバータ装置
JP5970194B2 (ja) 半導体スイッチング素子の駆動回路並びにそれを用いた電力変換回路
CN111404411B (zh) 一种抑制串扰的三电平有源驱动电路
JP4915158B2 (ja) 電力用スイッチング素子の駆動装置
JP5993749B2 (ja) 半導体装置のゲート駆動回路およびそれを用いた電力変換装置
JPWO2010134276A1 (ja) ゲート駆動回路
JP6883450B2 (ja) ゲート駆動装置、ゲート駆動方法、及び半導体装置
TW201334418A (zh) 用於電壓驅動器的位準位移系統及方法
CN108736703B (zh) 最小化宽带隙半导体器件中的振铃
JP2019165542A (ja) 半導体装置
JPWO2017221417A1 (ja) ゲート駆動回路、電力変換装置および鉄道車両
JP2009054639A (ja) 電力変換装置
JPH0393457A (ja) 電圧駆動形素子の駆動回路
JP5832845B2 (ja) 半導体モジュール及び電力変換モジュール
Zheng et al. A High-Speed Level Shifter with dV s/dt Noise Immunity Enhancement Structure for 200V Monolithic GaN Power IC
JP2007267560A (ja) 貫通電流制御装置を備えたインバータ
JP6879572B2 (ja) 切換え過渡時に更なるタイミング相を有するダブルベースバイポーラトランジスタの動作
JP2019037119A (ja) 半導体モジュール
CN117203884A (zh) 半导体开关元件的驱动装置及其驱动方法、功率转换装置
JP2002153043A (ja) 電圧駆動型半導体素子のゲート駆動装置
JP5780489B2 (ja) ゲート駆動回路
JP2003143831A (ja) ゲート駆動回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090403

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130121

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5186095

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160125

Year of fee payment: 3