JP5179451B2 - 自動二輪車の燃料供給装置 - Google Patents
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Description
特に、ガソリンとエタノールの混合燃料を用いる自動二輪車の場合、エタノール中のダストを除去するために、燃料ポンプユニットの下流側に燃料フィルタ装置を設ける必要性が高く、その場合においても、燃料ポンプユニットを燃料タンク外に設置することが求められる場合があった。
なお、各図において、各機器、部材の一部分が切り欠かれ、本発明に関し要部外の機器、部材、およびフェンダ、カバー等は図示省略されている。
各図の機器、配管に付記された小矢印は、燃料の流れ方向を模式的に示すものである。
また、本明細書の説明における前後左右上下等の向きは、本実施形態の自動二輪車の燃料供給装置を自動二輪車に備えた状態での車両(自動二輪車)の向きに従うものとする。 図中矢印FRは車両前方を、LHは車両左方を、RHは車両右方を、UPは車両上方を、それぞれ示す。
また、本明細書において「上下方向」とは、厳密な鉛直方向に限定されず、水平方向成分より鉛直方向成分が大きい方向を、広く含むものとする。
自動二輪車1の車体フレーム2は、ヘッドパイプ3と、ヘッドパイプ3から斜め下向き後方に延出し車両前後方向に配向する1本のメインフレーム4と、メインフレーム4の後端から下方に延出するセンタフレーム5と、ヘッドパイプ3から下方に伸びるダウンフレーム6と、メインフレーム4から斜め上向き後方に延出する左右一対のシートステー7と、センタフレーム5の下端近くとシートステー7を結ぶ左右一対のミッドフレーム8と、ダウンフレーム6とメインフレーム4とを結ぶ補強フレーム9と、を備えている。
なお、以下の説明において、左右を分けて指摘する必要の無いときは、左右を合わせて単に「センタフレーム5」、「ダウンフレーム6」と記載する。
また、シートステー7のメインフレーム4への取付け部に設けられたシートステーブラケット7aとスイングアーム20との間には、後輪19の前方に、リヤクッション23が上下方向に配向して設けられ、スイングアーム20はリヤクッション23によってピボット軸22回りに上下揺動可能に支持される。
シリンダ部33の前部には、排気ポートから延出する排気管43が設けられ、後方へ伸び、後部のマフラ44に接続されている。シリンダ部33の右側面には点火プラグ46(図3)が装備される。
また、燃料ポンプユニット51は、車幅方向に見てパワーユニット3の後方に位置する左右センタフレーム5a、5bと重なる位置に配置されている。
そして、内燃機関31はクランク軸34を車幅方向に配向し、そのシリンダ部33の中心軸線Xが直立よりやや前傾しており、筒状をなす燃料フィルタ装置55の筒軸芯Zと燃料ポンプユニット51の筒軸芯Yは、シリンダ軸線Xと略平行に配向している。
そのようにシリンダ部33と燃料フィルタ装置55と燃料ポンプユニット51が配置されているので、本実施形態では、パワーユニット30、燃料フィルタ装置55および燃料ポンプユニット51を、デッドスペース無くコンパクトにレイアウトできた。
燃料ポンプユニット51は燃料フィルタ装置55より下方の位置に配置されているので、図2に示されるように、その後方ブラケット26に、左のアーム部27bを取付けることによって、左のアーム部27bは後部ブラケット26を介してクランクケース32に支持される。
なお、後部ブラケット26は、センタフレーム5側に設けられた後方ブラケット支持部材29で支持されている。
燃料配管60は、図5〜図7に示すように、燃料フィルタ装置55の外部ケース56を巻回すように配置されている。
そして、圧力レギュレータ58を、燃料フィルタ装置55の外部ケース56の台座部56cと、それを覆うカバー部材58dという、簡単な構造によって、燃料フィルタ装置55の外側部に支持できると共に、圧力レギュレータ58を保護できる。
さらに、図5〜7に示されるように、その外部ケース56の上部は、パワーユニット30を車体フレーム2(補強フレーム9)に固定するためのエンジンハンガーボス24に、補助ブラケット63を介して支持されている。
補助ブラケット63はエンジンハンガーボス24に固定されて垂下し、外部ケース56の上部が上部支持ボルト64によって締結される。
特に、車幅方向内側の支持部側ケース56aがエンジンハンガーボス24とクランクケースと32に支持されるので、燃料フィルタ装置55が強固に支持されるとともに、その支持部側ケース56aにカバー部56bが、車幅方向外側において、爪部66と締結ボルト68で固定されるので、カバー部56bは着脱が容易となり、燃料フィルタ本体部の燃料フィルタエレメント等のメンテナンス、交換作業が容易となる。
そのことは、燃料フィルタ装置55のメンテナンス性向上の要請の高い、ガソリン、エタノール混合燃料を用いる自動二輪車の燃料供給装置において特に有効である。
燃料フィルタ装置と圧力レギュレータとの間の燃料配管の調整には限度がある場合、例えば、本実施形態のように圧力レギュレータ58が燃料フィルタ装置55の外側部に取付けられる場合は、燃料フィルタ装置55と圧力レギュレータ58との間の燃料配管57の長さに限度があり、燃料フィルタ装置55から燃料噴射装置45までを接続する燃料配管の全部ではなく、その一部である圧力レギュレータ58と燃料噴射装置45との間における燃料配管60の長さを最適化することが有効である。
図10に示されるように、燃料タンク50には、フィードジョイント70と、ブリーザジョイント71と、リターンジョイント72との、3つのジョイントが備えられている。
図11に示されるように(図2参照)、フィードジョイント70は、燃料ポンプユニット51(図2参照)に燃料フィード配管52により接続され、燃料タンク50から燃料ポンプユニット51に送油される燃料が通過する。ブリーザジョイント71は、燃料ポンプユニット51に燃料ブリーザ配管53により接続され、燃料ポンプユニット51から燃料タンク50に還流される燃料が通過する。リターンジョイント72は、燃料ポンプユニット51の下流側に設けられた圧力レギュレータ58(図6参照)に燃料戻し配管59により接続され、圧力レギュレータ58から燃料タンク50に還流される燃料が通過する。
また、図10、図11に示されるように、それら3つのジョイントは、単一の補強プレート73に貫通させられて燃料タンク50に固定されており、燃料タンク50の底部74のうちの最下部に集約して配置されている。
特に、燃料フィルタ装置55のメンテナンスの容易化のため、燃料フィルタ装置55を燃料タンク50の外部に設ける要請の高い、ガソリン、エタノール混合燃料を用いる自動二輪車の燃料供給装置において、省スペース化によって、さらに燃料ポンプユニット51も燃料タンクの外部に配置できるようになり、設計の自由度が向上する。
また、小さな補強プレート73で複数のジョイント70、71、72を補強できる上、燃料タンク50内の燃料の死残量を低減することができる。
なお、燃料タンク50の上板部75の上部には、燃料注入口81が設けられ、底板部76の凹部78により形成された燃料タンク50内部の嶺部82の車両前後方向略中央部には、図示しない燃料残量検出装置の支持部材83が設けられている。
このことは、上述したガソリン、エタノール混合燃料の場合に、特に有効である。
その凸部84をガイドに補強プレート73が取付けられ固定されるが、凸部84をプレス成形等で成形することで形成された底部74の外面の窪み85の位置に、図示しない前述の燃料残量検出装置等からの配線86または配管を固定するクリップ87が設けられている。
また、燃料タンク50内の燃料の死残量を低減すべく、フィードジョイント70の最上部は、補強リブ73aより低く設定されている。
Claims (7)
- 内燃機関を備えたパワーユニットと、同パワーユニットに取付けられた燃料噴射装置と、燃料タンクと、同燃料タンクの外部に備えられ、同燃料タンク内の燃料を燃料通路を介して前記燃料噴射装置に供給する燃料ポンプユニットと、同燃料ポンプユニットよりも燃料通路の下流側に接続する燃料フィルタ装置とを備えた自動二輪車における燃料供給装置であって、
前記燃料ポンプユニットに燃料フィード配管により接続され、前記燃料タンクから前記燃料ポンプユニットに送油される燃料が通過するフィードジョイントと、
前記燃料ポンプユニットに燃料ブリーザ配管により接続され、前記燃料ポンプユニットから前記燃料タンクに還流される燃料またはベーパが通過するブリーザジョイントと、
前記燃料ポンプユニットの下流側に設けられた圧力レギュレータに燃料戻し配管により接続され、前記圧力レギュレータから前記燃料タンクに還流される燃料が通過するリターンジョイントとの、3つのジョイントを前記燃料タンクに備え、
前記3つのジョイントは、単一の補強プレートに貫通させられて前記燃料タンクに固定されたことを特徴とする自動二輪車の燃料供給装置。 - 前記3つのジョイントが、前記燃料タンクの底部のうちの最下部に集約して配置されたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の燃料供給装置。
- 前記燃料タンクはその底部に、車体前後方向に配向する車体フレームに跨るように、車幅方向中央部に車体前後方向に延在して上方に向かって凹む凹部と、同凹部を挟む側底部とが形成され、前記凹部は車体後方に向かって幅狭となるように形成されると共に、
前記側底部が車幅方向に見て前記車体フレームとラップする位置において、前記3つのジョイントが、集約して前記側底部に設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の自動二輪車の燃料供給装置。 - 前記補強プレートは、前記側底部の形状に沿うように形成されたことを特徴とする請求項3記載の自動二輪車の燃料供給装置。
- 前記3つのジョイントは、車両前後方向に並べて配置されたことを特徴とする請求項3または請求項4記載の自動二輪車の燃料供給装置。
- 前記3つのジョイントのうち、前記リターンジョイントが他のジョイントより高い位置で前記燃料タンク内に開口するように配置されたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか記載の自動二輪車の燃料供給装置。
- 前記燃料タンクは、その底部の内面に、前記補強プレートの位置決めをするための凸部が形成され、前記補強プレートが取付けられると共に、前記凸部を成型することで形成された前記底部の外面の窪みの位置に、配線、配管を固定するクリップが設けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか記載の自動二輪車の燃料供給装置。
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