JP5174488B2 - 排ガス処理装置 - Google Patents
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Description
汚染物質が含まれる。これらの汚染物質の中でもNOxは、酸化触媒やガソリン自動車で
実用化されている三元触媒では浄化が難しく、NOxを浄化することができる有望な触媒
として選択還元型NOx触媒(以下、SCR触媒という)の開発が行われている。
−TiO2などの二元系複合酸化物、または、WoO3−SiO2−TiO2、Mo3−SiO2−TiO2などの三元系複合酸化物などの担体に、V,Cr,Mo,Mn,Fe,Ni,Cu,Ag,Au,Pd,Y,Ce,Nd,W,In、Irなどの活性成分を担持してなるハニカム構造を有し、アンモニアなどの還元剤の存在下でNOxを還元して窒素ガスに
変換して浄化する触媒が知られている。
NO+NO2+2NH3 → 2N2+3H2O …(2)
6NO2 + 8NH3 → 7N2+12H2O …(3)
また、モノリシス担体にゼオライト等の触媒活性を有する微粒子の担持層を形成した触媒も知られている。
さらに、金属錯体樹脂あるいはウレアーゼを触媒として用い、尿素を反応温度70℃以下で、水への溶解性が高く比較的低温でアンモニアを生成する炭酸アンモニウムに変換して用いる方法が提案されている。(特開2005−273509号公報、特許文献3)
大幅に抑制することは困難であった。また、何らかの原因で温度管理等に不調が生じると、気化が不十分となり、尿素が析出し、尿素が高融点物質に変化したり、触媒性能が充分発揮できない場合があり、このためアンモニアの供給が不安定になることがあった。
応温度領域が90〜100℃と狭く、反応速度も遅いために、還元剤としてのアンモニアを供給する方法としては必ずしも満足のいく方法ではなかった。
[1]排気系に設けられ、排気ガス中のNOxを選択還元する装置と、
前記選択還元装置の上流側に設けられたゼオライト触媒により尿素を分解してアンモニアをNOx還元用ガスとして供給する装置とからなる排ガス処理装置であって、
該ゼオライト触媒が、ハニカム状成形体、膜状成形体または粒状成形体である排ガス処理装置。
[2]前記ゼオライト触媒に用いるゼオライトが、ZSM−5型ゼオライト、モルデナイト
型ゼオライト、フォージャサイト型ゼオライト、A型ゼオライト、L型ゼオライト、βゼオライトから選ばれる1種以上である[1]の排ガス処理装置。
[3]前記ゼオライト粒子の平均粒子径が0.01〜10μmの範囲にある[1]または[2]の
排ガス処理装置。
[4]前記ハニカム状成形体または膜状成形体が電着法によって成形されたものであること
を特徴とする[1]〜[3]のいずれかに記載の排ガス処理装置。
[5]前記尿素を分解する際の反応温度が90〜250℃の範囲にある[1]〜[4]の排ガス処
理装置。
加水分解活性が高く、このため比較的低温で運転することができ、シアヌル酸等の高融点物質を生成することなく尿素を選択的にアンモニアに加水分解することができ、安定的に排気ガス中のNOxを選択還元して除去できる排ガス処理装置を提供することができる。
本発明に係る排ガス処理装置は、排気系に設けられ、排気ガス中のNOxを選択還元する装置(A)と、選択還元装置の上流側に設けられたゼオライト触媒により尿素を分解して
アンモニアをNOx還元用ガスとして供給する装置(B)とからなる排ガス処理装置であっ
て、該ゼオライト触媒が、ハニカム状成形体、膜状成形体または粒状成形体であることを特徴としている。
られている。
[ゼオライト触媒]
ゼオライト
ゼオライト触媒を形成するゼオライトとしては従来公知の合成ゼオライト、天然ゼオライトを用いることができる。また、通常ゼオライトは狭義には結晶性アルミノシリケートであるが、これに限定するものではなく、結晶性アルミノシリケートフォスフェート(SAPO)、結晶性アルミノフォスフェート(ALPO)、結晶性チタノシリケート(TS)なども用いることができる。
平均粒子径がこの範囲よりも小さいものは、得ることが困難であり、得られたとしても結晶性が低く充分な性能が得られないことがある。また、平均粒子径を大きくしても後述する成形触媒を得ることが困難であり、例えば、導電性基材上への積層が不充分になったり、積層しても基材との密着性が不充分となったり、得られる薄膜の緻密性、強度、耐摩耗性等が不充分となることがある。
形状
本発明に用いるゼオライト触媒の形状は、(1)ハニカム状成形体、(2)膜状成形体または(3)粒状成形体であることが好ましい。
(1)ハニカム状成形体
ハニカム状成形体は、基材とその表面のゼオライト触媒とから構成される。
ハニカム基材を構成する金属としてはアルミ、錫、各種ステンレス等が挙げられる。
前記ハニカム基材の外径が10〜200mmの範囲にある断面を有し、目開きが1〜30mmの範囲にあり、壁厚が0.01〜5mmの範囲にあり、長さが20〜1000mmの範囲にあることが好ましい。
目開きが大きすぎると、得られるハニカム成形体の目開きが大きすぎ、尿素との接触効率が低下し、充分な尿素加水分解性能が得られないことがある。なお、本発明の目開きは形状を特に限定するものではないが、目開きとは、円形、楕円形、四角形等で一般的に採用される径をいい、円形では直径、楕円形では長径と短径何れかまたは平均値、正方形では1辺の長さ、長方形では縦または横の長さの何れかまたはその平均値をいう。
繊維状微粒子としては繊維状シリカ、繊維状アルミナ、繊維状酸化チタン、繊維状シリカアルミナ等が挙げられる。
ゼオライト触媒層には、さらにコロイドさらに、本発明では平均粒子径が2〜300nm、好ましくは5〜100nmの範囲にあるコロイド粒子を用いることができる。コロイド粒子としては粒子表面に帯電した粒子であれば特に制限はないが酸化チタン、アルミナ、シリカ、シリカ・アルミナ、ジルコニア等のコロイド粒子が挙げられる。このようなコロイド粒子を含んでいると後述する製造方法において直流電圧を印加してゼオライト粒子を積層させる際にゼオライト粒子の積層が促進される傾向があり、また形成されたゼオライト触媒層の緻密度が向上するとともに強度、耐摩耗性が向上する傾向がある。
具体的なゼオライト触媒の製造方法としては、たとえば前記した導電性を有する金属製ハニカム基材を、コロイド前駆体のペルオキソ化合物を含むゼオライト粒子分散液に浸漬し、導電性基材と分散液に直流電圧を印加することである。以下、ペルオキソ化合物としてペルオキソチタン酸を用いた場合を例にとって製造方法を説明する。
オルソチタン酸のゲルは、チタン化合物として塩化チタン、硫酸チタン、硫酸チタニルなどのチタン塩を使用し、この水溶液にアルカリを加えて中和し、洗浄することによって
得ることができる。
ペルオキシチタン酸水溶液を調製するに際しては、オルソチタン酸のゲルまたはゾルあるいはこれらの混合物を、必要に応じて約50℃以上に加熱したり、攪拌したりすることが好ましい。
ゼオライト分散液
ゼオライト分散液の濃度は合計の固形分として1〜30重量%、さらには1〜20重量%の範囲にあることが好ましい。
分散媒
ゼオライト分散液の分散媒としては水、アルコール類、ケトン類、グリコール類から選ばれる1種以上が用いられる。具体的には、アルコール類としてはメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール等、ケトン類としてはアセトンなどグリコール類としてエチレングリコール、プロピレングリコール等が挙げられる。
ゼオライト分散液の使用量は、ハニカム基材上のゼオライト触媒層が所望の厚さとなるように使用する。
印加電圧が0.5V(DC)未満の場合は、ゼオライト粒子の積層が不充分となり、ゼオライト粒子が斑に積層したり、積層に長時間を要することがある。
印加する時間は、ゼオライト触媒層が所望の厚さとなる時間とするが、概ね1〜60分程度である。
乾燥方法は従来公知の方法を採用することができ、風乾することも可能であるが、通常50〜200℃で0.2〜5時間程度乾燥する。
さらに、上記のようにして得られたゼオライト触媒層には、乾燥後あるいは加熱処理後、新たな成分をイオン交換法あるいは含浸法等従来公知の方法で担持することができる。
(2)膜状成形体
膜状成形体に用いる基材には網状の支持体を用いる。網状支持体の材質は前記したハニカム基材と同様である。
なかでも銅、ニッケル、アルミニウム、ステンレスから選ばれる1種以上の金属または合金は安価で導電性が比較的良好で、特にステンレス製網状支持体は強度に優れ高温で使用することができるので好ましい。
不充分となることがある。
このようなゼオライト触媒層を有する膜状成形体の製造方法は、ハニカム状成形体の製造におけるハニカム基材に代えて前記網状支持体を用いる以外は同様にして製造することができる。
(3)粒状成形体
粒状成形体としては、本願出願人の出願による、特開2004−238209号公報に開示した、ゼオライトとバインダーとからなる成形体であって、(i)平均粒子径(D)が0.
5〜5mmの範囲にあるゼオライト微小球状成形体は好適に用いることができる。なお、粒状成形体はそのままゼオライト触媒層に用いることができる。さらに粒状成形体を別の形状に加工してもよい。
バインダー
粒状成形体では、ゼオライト粒子間に存在して、成型時の可塑性を増して成形性を良くし、また得られる粒状成形体の圧縮強度および耐摩耗性を高めるためのバインダーを含有している。
バインダーとしては、中でもベントナイト、アルミナ等の繊維状のバインダーは成形性に優れ、このため均一な粒径分布を有し、球状で、強度、摩耗性に優れた粒状成形体を得ることができる。
粒状成形体中のゼオライトの含有量が60〜98重量%、さらには75〜95重量%の範囲にあることが好ましく、バインダーの含有量が2〜40重量%、さらには5〜25重量%の範囲にあることが好ましい。
粒状成形体中のゼオライトの含有量が前記上限を越えると、バインダーが少ないために充分な圧縮強度や耐摩耗性が得られないことがある。このため、粉化することがあり、所定の尿素水の供給が困難となる場合がある。
[排ガス処理装置]
本発明にかかる排ガス処理装置おいて、排気ガス中のNOxを選択還元する装置について
、とくに制限されるものではなく、使用条件、スケールに応じて適宜選択される。通常、かかるNOx選択還元装置には脱硝触媒が装填されている。この触媒として、公知のものを
特に制限なく採用でき、例えば酸化チタン(TiO2)担体に五酸化バナジウム(V2O5
)を担持してなるものであってよい。脱硝触媒はいわゆるハニカム構造の支持体に支持されたものが好ましい。脱硝触媒の装填量は排気量と同程度であればよい。
てアンモニアをNOx還元用ガスとして供給する装置(尿素加水分解反応器)が配置されて
いる。同反応器はその先端に、NOx選択還元装置内の脱硝触媒装填部の上流に伸びるアン
モニア導管を有している。かかる導管の先端には、必要に応じてアンモニアノズルを備えていてもよい。
からポンプによって圧送された尿素水を噴霧する尿素ノズルが尿素加水分解触媒装填部
を臨むように設けられていてもよく。さらに尿素加水分解反応器の内部において尿素ノズルの上流に、コンプレッサからバルブを経て圧送された空気を供給する空気供給口が設けられていてもよい。尿素水圧送用のポンプおよび空気供給量調整用のバルブは、排ガス量、NOx濃度および温度に関するデータに基づいて、通常コントロールユニットでコント
ロールされる。
本発明は、尿素加水分解反応器で尿素を加水分解反応によりアンモニアと炭酸ガスに変換し、このアンモニアガスを下流の排気ガス中のNOx選択還元装置に供給し、NOxを還元して窒素と水に変換して排気ガスを浄化するものである。
尿素は水溶液として供給するが、尿素水の濃度は概ね10〜50重量%の範囲である。
反応温度が90℃未満の場合はアンモニアの生成率が低く、排気ガス中のNOxの選択還元が不十分となることがあり、反応温度が250℃を越えるとシアヌル酸、イソシアン酸、メラミン等の高融点物質が生成するためかアンモニア生成率が低下する傾向にある。
以下、実施例により説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
[実施例1]
ペルオキソチタン酸水溶液(1)の調製
塩化チタン水溶液を純水で希釈してTiO2として濃度5重量%の塩化チタン水溶液を調製した。この水溶液を、温度を5℃に調節した濃度15重量%のアンモニア水に添加して中和・加水分解した。塩化チタン水溶液添加後のpHは10.5であった。ついで、生成
したゲルを濾過洗浄し、TiO2として濃度9重量%のオルソチタン酸のゲルを得た。
このオルソチタン酸のゲル100gを純水2900gに分散させた後、濃度35重量%の過酸化水素水800gを加え、攪拌しながら、85℃で3時間加熱し、ペルオキシチタン酸水溶液(1)を調製した。得られたペルオキソチタン酸水溶液のTiO2として濃度は0.5重量%であった。
ゼオライト粒子分散液(1)の調製
NH4−Y型ゼオライト(触媒化成工業(株)製、商品名CZS、平均粒子径0.4μ
m、ゼオライト濃度20重量%)50gを283gの純水に懸濁させ、撹拌しながらペルオキソチタン酸水溶液(1)1000gを加えた。この分散液を30分撹拌した後、20分間超音波を照射してゼオライト粒子分散液(1)を調製した。
ハニカム状成形体(1)の調製
500mlのガラスビーカーにゼオライト分散液(1)400gを入れ、この分散液に正極としてハニカム基材(新日本製鉄(株)製:外径30mm、長さ50mm、壁厚30μm、目開き600cpsi、SUS製)と、負極としてSUS製(ハニカム基材と同材質)の5cm×5cmの平板を挿入した。ゼオライト粒子分散液(1)をマグネチックスターラ
ーで攪拌しながら、1mmφのSUS線で直流電源として直流電圧装置(菊水電気(株)型式PAD35―10L)と正極および負極を接続し、15V(DC)の電圧を2分間印加
した。ゼオライト粒子層を形成したハニカム基材を取り出し、ついで、120℃で3時間乾燥し、500℃で2時間焼成してハニカム状成形体(1)の調製した。
ト触媒層の均一性を評価し、結果を評に示した。
なお、ゼオライト触媒層の厚さ、密着性、ゼオライト触媒層の均一性は下記の方法および評価基準で評価した。
電着して得たハニカム状成形体(1)の一部をエポキシ樹脂で固め、金きり鋸で輪切りに
切断し、断面を研磨すし、この断面を走査型電子顕微鏡(SEM:日立製作所(株)製)で撮影し、写真上でノギスにより膜厚を測定し、結果を表に示した。
ハニカム状成形体(1)のゼオライト触媒層を親指の腹で擦り、
親指に触媒粉が全然付かない ◎
親指に触媒分が多少付く ○
親指で擦ると触媒分が剥離する ×
ゼオライト触媒層の均一性
SEM写真より目視で膜の均一性を判断した。
ハニカム基材に触媒が一部不均一に電着されていた。 ○
ハニカム基材に触媒がマダラに電着されていた。 △
ハニカム基材に触媒が電着されていなかった。 ×
尿素加水分解反応
四角柱状反応器(内径31mm、長さ52mm)にハニカム状成形体(1)を充填し、温
度を120℃、180℃および220℃に調整し、濃度25重量%の尿素水を20g/Hrの一定速度で供給し、おのおの1時間経過後、10分間ガスを採取してアンモニアを分析し、アンモニアの生成率を表に示した。反応温度180℃については、24時間後のアンモニア生成率も表に示した。
[実施例2]
ゼオライト粒子分散液(2)の調製
実施例1において、ペルオキソチタン酸500gを用いた以外は同様にしてゼオライト粒子分散液(2)を調製した。
ハニカム状成形体(2)の調製
実施例1において、ゼオライト粒子分散液(2)を用いた以外は同様にしてハニカム状成
形体(2)を調製した。
ト触媒層の均一性および尿素加水分解特性を評価し、結果を表に示した。
[実施例3]
ゼオライト粒子分散液(3)の調製
実施例1において、ペルオキソチタン酸1500gを用いた以外は同様にしてゼオライト粒子分散液(3)を調製した。
ハニカム状成形体(3)の調製
実施例1において、ゼオライト粒子分散液(3)を用いた以外は同様にしてハニカム状成
形体(3)を調製した。
ト触媒層の均一性および尿素加水分解特性を評価し、結果を表に示した。
[実施例4]
繊維状微粒子(1)の調製
ルチルチタン粉末(商品名CR-EL、石原産業(株)製)60gを濃度40重量%のNaO
H水溶液10Lに混合した。この酸化チタン粉末混合アルカリ水溶液をオートクレーブに
充填し、150℃で40時間撹拌しながら水熱処理した。その後、室温までに冷却し、濾過分離し、1Nの塩酸20Lを掛けて洗浄し、ついで、120℃で16時間乾燥し、つい
で500℃で焼成して酸化チタンの繊維状微粒子(1)を調製した。繊維状微粒子(1)の長さ(L)、径(D)、アスペクト比(L/D)を測定し、結果を表に示した。
ゼオライト粒子分散液(4)の調製
NH4−Y型ゼオライト(触媒化成工業(株)製、商品名CZS、平均粒子径0.4μ
m、ゼオライト濃度20重量%)50gを283gの純水に懸濁させ、撹拌しながら実施例1と同様にして調製したペルオキソチタン酸水溶液(1)1000gおよび繊維状微粒子(1)2gを加えた。ついで、コロイド粒子としてチタニアゾル(触媒化成工業(株)製:HPW-18NR、平均粒子径18nm、TiO2濃度10重量%、分散媒:水)50gを加えた。この分散液を30分撹拌した後、20分間超音波を照射してゼオライト粒子分散液(4)を調
製した。
ハニカム状成形体(4)の調製
実施例1において、ゼオライト粒子分散液(4)を用いた以外は同様にしてハニカム状成
形体(4)を調製した。
ト触媒層の均一性および尿素加水分解特性を評価し、結果を表に示した。
[実施例5]
ゼオライト粒子分散液(5)の調製
実施例4において、ペルオキソチタン酸水溶液(1)500gを用いた以外は同様にして
ゼオライト粒子分散液(5)を調製した。
ハニカム状成形体(5)の調製
実施例1において、ゼオライト粒子分散液(5)を用いた以外は同様にしてハニカム状成
形体(5)を調製した。
ト触媒層の均一性および尿素加水分解特性を評価し、結果を表に示した。
[実施例6]
ゼオライト粒子分散液(6)の調製
実施例4において、ペルオキソチタン酸水溶液(1)1500gを用いた以外は同様にし
てゼオライト粒子分散液(6)を調製した。
ハニカム状成形体(6)の調製
実施例1において、ゼオライト粒子分散液(6)を用いた以外は同様にしてハニカム状成
形体(6)を調製した。
ト触媒層の均一性および尿素加水分解特性を評価し、結果を表に示した。
[実施例7]
ゼオライト粒子分散液(7)の調製
実施例4において、ゼオライトとしてZSM−5(触媒化成工業(株)製、粒子径1.0μm)10gを用いた以外は同様にしてゼオライト粒子分散液(7)を調製した。
ハニカム状成形体(7)の調製
実施例1において、ゼオライト粒子分散液(7)を用いた以外は同様にしてハニカム状成
形体(7)を調製した。
ト触媒層の均一性および尿素加水分解特性を評価し、結果を表に示した。
[実施例8]
膜状成形体(8)の調製
ステンレス製バット(300mmx80mmx50mm)に、実施例1と同様にして調整したゼオライト粒子分散液(1)1000gを入れ、この分散液に負極として網状支持体
(ステンレス製、目開177μm、長さ250mm、幅50mm)を入れ、正極としてステンレス製の250mm×50mmの平板を挿入した。ゼオライト粒子分散液(1)をマグ
ネチックスターラーで攪拌しながら、1mmφの銅線で直流電源として直流電圧装置(菊水電気(株)型式PAD35―10L)と正極および負極を接続し、20V(DC)の電圧
を5分間印加してゼオライト粒子層を形成した。ついで、ゼオライト粒子層を形成した網状支持体を取り出し、120℃で1時間乾燥して膜状成形体(8)を調製した。
層の均一性および尿素加水分解特性を評価し、結果を表に示した。
なお、膜状成形体(8)の場合は、ゼオライト触媒層の厚さをノギスにより測定し、網状
支持体の厚さを差し引き、これを厚さとして表に示した。
SEM写真より目視で膜の均一性を判断した。
網状支持体に金属酸化物微粒子が均一な厚みで層を形成している :◎
網状支持体に金属酸化物微粒子が不均一な厚みで層を形成している:○
網状支持体に金属酸化物微粒子が斑に付着している :△
網状支持体に金属酸化物微粒子が殆ど付着していない :×
尿素加水分解反応
円筒型反応器(内径31mm、長さ52mm)に円柱状に丸めた膜状成形体(8)を充填
し、温度を120℃、180℃および220℃に調整し、濃度25重量%の尿素水を20g/Hrの一定速度で供給し、おのおの1時間経過後、10分間ガスを採取してアンモニアを分析し、アンモニアの生成率を表に示した。反応温度180℃については、24時間後のアンモニア生成率も表に示した。
[実施例9]
粒状成形体(9)の調製
ゼオライトとしてNa−Y 型ゼオライトスラリー(固形分濃度36.4重量%)17
.6Kgとバインダーとして粉末状アルミナ(触媒化成工業(株)製:Cataloid−AP、固形分(Al2O3)濃度70.3重量%、CH3COOH含有量10.8重量%、水分18.9重量%)2.28Kgと水43Kgとを混合して、固形分濃度12.7重量%
のスラリーを得た。ついで、濃度15重量%のアンモニア水465gを添加してpHを
9.4に調整し、95℃で3時間熟成した。
とき、先ず、押出し機のノズル径3mmφで1回押し出しを行い、ついでノズル径1.5mmφで1回押し出しを行いペレットに成形した。このときのペレットの長さは比較的均一で、平均長さは1.8mmであった。
0℃で24時間乾燥し、ついで670℃で3時間焼成して粒状成形体(9)を得た。
均圧縮強度指数を求めた。また耐摩耗性を測定し、凝集粒子の有無を観察した。
なお、圧縮強度は圧縮強度計((株)藤原製作所製:木屋式硬度計、max5Kg)により測定し、これをN(ニュートン)換算して求め、耐摩耗性は磨耗強度測定法(JISK1464)に基づき測定した。
結果、平均短径は1.5mm、平均長径は1.9mm、平均粒子径は1.7mm、球状係数は1.27、圧縮強度は8N(ニュートン)であった。また耐摩耗性は2.5、凝集粒子は認められなかった。
[比較例1]
ゼオライト粒子分散液(R1)の調製
NH4−Y型ゼオライト(触媒化成工業(株)製、商品名CZS、平均粒子径0.4μ
m、ゼオライト濃度20重量%)50gを283gの純水に懸濁させ、この分散液を30分撹拌した後、20分間超音波を照射してゼオライト粒子分散液(R1)を調製した。
ハニカム状成形体(R1)の調製
実施例1において、ゼオライト粒子分散液(R1)を用いた以外は同様にして直流電圧を印加したが基材上にゼオライト粒子層は形成されなかった。
[比較例2]
ゼオライト粒子分散液(R2)の調製
NH4−Y型ゼオライト(触媒化成工業(株)製、商品名CZS、平均粒子径0.4μ
m、ゼオライト濃度20重量%)50gを283gの純水に懸濁させ、撹拌しながら実施例1と同様にして調製した繊維状微粒子(1)2gを加えた。
ハニカム状成形体(R2)の調製
実施例1において、ゼオライト粒子分散液(R2)を用いた以外は同様にして直流電圧を印加したが基材上にゼオライト粒子層は形成されなかった。
[比較例3]
ゼオライト粒子分散液(R3)の調製
NH4−Y型ゼオライト(触媒化成工業(株)製、商品名CZS、平均粒子径0.4μ
m、ゼオライト濃度20重量%)50gを283gの純水に懸濁させ、撹拌しながらコロイド粒子としてチタニアゾル(触媒化成工業(株)製:HPW-18NR、平均粒子径18nm、TiO2濃度10重量%、分散媒:水)50gを加えた。
ハニカム状成形体(R3)の調製
実施例1において、ゼオライト粒子分散液(R3)を用いた以外は同様にして直流電圧を印加したが基材上にゼオライト粒子層は形成されなかった。
[比較例4]
ペレット状成形体(R4)の調製
ゼオライトとしてNa−Y 型ゼオライトスラリー(固形分濃度36.4重量% )17.6Kgとバインダーとして粉末状アルミナ(触媒化成工業(株)製:Cataloid−AP、固形分(Al2O3)濃度70.3重量%、CH3COOH含有量10.8重量%、水分18.9重量%)2.28Kgと水43Kgとを混合して、固形分濃度12.7重量%
のスラリーを得た。ついで、濃度15重量%のアンモニア水465gを添加してpHを
9.4に調整し、95℃で3時間熟成した。
とき、先ず、押出し機のノズル径3mmφで1回押し出しを行い、ついでノズル径1.5mmφで1回押し出しを行いペレットに成形した。このときのペレットの長さは比較的均
一で、平均長さは1.8mmであった。
円筒型反応器(内径31mm、長さ52mm)にペレット状成形体(R4)を4.5g充填し、温度を120℃、180℃および220℃に調整し、濃度25重量%の尿素水を20g/Hrの一定速度で供給し、おのおの1時間経過後、10分間ガスを採取してアンモニアを分析し、アンモニアの生成率を表に示した。反応温度180℃については、24時間後のアンモニア生成率も表に示した。
[比較例5]
ペレット状成形体(R5)の調製
酸化チタン担体(形状:ペレット、平均径1.5mm、平均長さ1.7mm)50gにタングステン酸アンモニウム水溶液(WO3濃度5重量%)30gを吸収させ、130℃
で24時間乾燥した後、バナジンサンアンモニウム水溶液(V2O5濃度5重量%)30gを吸収させ、ついで、130℃で24時間乾燥した後、500℃で2時間焼成してペレット状成形体(R5)を調製した。
円筒型反応器(内径31mm、長さ52mm)にペレット状成形体(R5)を4.5g充填し、温度を120℃、180℃および220℃に調整し、濃度25重量%の尿素水を20g/Hrの一定速度で供給し、おのおの1時間経過後、10分間ガスを採取してアンモニアを分析し、アンモニアの生成率を表に示した。反応温度180℃については、24時間後のアンモニア生成率も表に示した。
[比較例6]
尿素加水分解反応
円筒型反応器(内径31mm、長さ52mm)に円柱状に丸めた網状支持体(ステンレス製、目開177μm、長さ250mm、幅50mm)を充填し、温度を120℃、180℃および220℃に調整し、濃度25重量%の尿素水を20g/Hrの一定速度で供給し、おのおの1時間経過後、10分間ガスを採取してアンモニアを分析し、アンモニアの生成率を表に示した。反応温度180℃については、24時間後のアンモニア生成率も表に示した。
Claims (3)
- 排気系に設けられ、排気ガス中のNOxを選択還元する装置と、
前記選択還元装置の上流側に設けられたゼオライト触媒により尿素を分解してアンモニアをNOx還元用ガスとして供給する装置とからなる排ガス処理装置であって、
該ゼオライト触媒が、ハニカム状成形体、または膜状成形体であり、
前記ゼオライト触媒に用いるゼオライトが、ZSM−5型ゼオライト、モルデナイト型ゼオライト、フォージャサイト型ゼオライト、A型ゼオライト、L型ゼオライト、βゼオライトから選ばれる1種以上であり、
ゼオライト触媒を構成するゼオライト粒子の平均粒子径が0.01〜10μmの範囲にあり、
前記ハニカム状成形体または膜状成形体が、ハニカム基材または膜状支持体に、ペルオキソ化合物に由来する無機酸化物を含むゼオライト層が、電着法によって形成されたものであることを特徴とする排ガス処理装置。 - ゼオライト層がさらに、長さが50nm〜10μm、径が10nm〜2μm、アスペクト比(長さ/直径)が5〜1,000の範囲にある繊維状微粒子を含むことを特徴とする請求項1に記載の排ガス処理装置。
- ゼオライト層が、平均粒子径が2〜300nmの範囲にある、酸化チタン、アルミナ、シリカ、シリカ・アルミナ、ジルコニアからなる群から選ばれる少なくとも1種のコロイド粒子を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の排ガス処理装置。
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