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JP5168961B2 - 最新評判情報通知プログラム、記録媒体、装置及び方法 - Google Patents

最新評判情報通知プログラム、記録媒体、装置及び方法 Download PDF

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JP5168961B2
JP5168961B2 JP2007069828A JP2007069828A JP5168961B2 JP 5168961 B2 JP5168961 B2 JP 5168961B2 JP 2007069828 A JP2007069828 A JP 2007069828A JP 2007069828 A JP2007069828 A JP 2007069828A JP 5168961 B2 JP5168961 B2 JP 5168961B2
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Description

本発明は、インターネット上のウェブ文書等から最新の評判情報を抽出して通知する最新評判情報通知プログラム、記録媒体、装置及び方法に関し、特に、ユーザ登録のキーワードに関連する最新の記事をウェブ上から検索し評価表現と組合わせて概要を通知する最新評判情報通知プログラム、記録媒体、装置及び方法に関する。
近年、企業にとって、自社の製品やサービスなどに対する評判情報は、重要な情報である。中でも、否定的な意見は非常に重要で、もし、悪い評判が一部で出ていた場合には、それをいち早く知り、素早い対応をすることができれば、大きな問題に波及することを防ぐことができる。
従来、ブログなどウェブ上のテキストを集め、一般ユーザの書いた評判情報を抽出し、分析する評判情報処理方法がある(非特許文献1)。例えば「F社」についての評判分析ならば、F社についての意見が書かれているテキストを検索し、その文章が肯定的か否定的かを判別する。
この評判情報処理方法は、ウェブ上から多数の意見を集めて統計的な分析を行い、マーケティングに活用することが主目的である。例えばF社製のパーソナルコンピュータについて、「使いやすい」という意見が何パーセント、「難しい」という意見が何パーセントといったチャートや、時系列での評判数の変化のグラフ、複数製品と比較して意見の分布を見るアンカーマップなどの形で表示されるものである。
特開平11−219375号公報 特開2004−157841号公報 "niftyマーケッティングサービス"、[平成19年2月6日検索]、インターネット (URL : http://www.nifty.com/buzz/)
しかしながら、このような従来の評判情報処理方法にあっては、マーケティングに活用するためにウェブ上から多数の意見を評判情報として集めて統計的な分析を行っており、自社に関して問題となる意見が出たら個別にすぐ把握したいという使い方、たとえば朝の出社後一番に、最新の否定的な評判情報のうち、特に重要な記事を短時間でもれなくチェックする、という使い方には不向きであるという問題がある。
本発明は、ウェブ上に出た記事から評判情報を抽出して最新の評判情報を効率よく把握可能とする最新評判情報通知プログラム、記録媒体、方法及び装置を提供することを目的とする。
また本発明は、ウェブ上に出た誹謗中傷や人権侵害等の悪質記事を効率よく把握可能とする最新評判情報通知プログラム、記録媒体、装置及び方法を提供することを目的とする。
(プログラム)
本発明は最新評判情報通知プログラムを提供する。本発明の最新評判情報通知プログラムは、コンピュータを、
評判を知りたい対象物をキーワードとして登録するキーワード登録部、
キーワードについて定期的にインターネット上に存在する文書を検索する検索部、
検索部により検索された文書を解析してキーワードとして登録された対象物と評判語を組み合せた評判対を抽出すると共に評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出部、
データベースの文書の概要情報をスコアによりランキングして表示させる評判情報表示部、
として機能させることを特徴とする。
ここで、検索部は、
インターネット上の情報源を巡回して最新情報を検索する最新情報検索部と、
最新情報検索部を定期的に動作してキーワードを含む文書を検索するポーリング部と、
を備える。
評判情報抽出部は、
検索された文書から1又は複数の評判語を抽出してそれぞれキーワードとして登録された対象物と組み合わせた評判対を生成する評判対生成部と、
文書に含まれる1又は複数の評判対に基づいてスコアを計算するスコア計算部と、
データベースに前記評判語及びスコアと共に、文書の情報源アドレス(URL)、評判が肯定評判(ポジティブ)か否定評判(ネガティブ)かを示す識別子、タイトル、情報源名を含む概要情報を登録するデータベース登録部と、
を備える。
スコア計算部は、文書毎に、文書中の各評判対の構文スコア、単語スコア、出現頻度スコア及び情報源スコアを求め、これに基づいてランキングに使用する総スコアを計算する。
構文スコアは評判対を構成する対象物と評判語の文書内の特徴量に基づいて算出された評判対の確からしさを示す値であり、
単語スコアは予め設定された評判語の表現の強さを示す値であり、
出現頻度スコアは文書における評判語の出現数を示す値であり、
情報源スコアは、文書の情報源としての信頼度(悪い評判が出たときの影響力の大きさ)を表す値である。
本発明は、更に、コンピュータを、一定期間毎に、ネットワーク上の文書の閲覧履歴を使って前記情報源スコアを更新する閲覧履歴反映部として機能させるためのプログラムである。
また、閲覧履歴反映部は、一定期間毎に、閲覧履歴から、それまで検索部の巡回先に登録されていなかった情報源文書アドレスを抽出して、新たな巡回先に追加する。
評判表示部は、データベースの文書の概要情報を前記スコアによりランキングして新着表示させると共に未読と既読を管理する。
(記録媒体)
本発明は、最新評判情報通知プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読な記録媒体を提供する。本発明の記録媒体は、コンピュータを、
評判を知りたい対象物をキーワードとして登録するキーワード登録部、
検索部により検索された文書を解析してキーワードとして登録された対象物と評判語を組み合せた評判対を抽出すると共に評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出部、
データベースの文書の概要情報をスコアによりランキングして表示させる評判情報表示部、
として機能させることを特徴とする。
(装置)
本発明は最新評判情報通知装置を提供する。本発明の最新評判情報通知装置は、
評判を知りたい対象物をキーワードとして登録するキーワード登録部と、
キーワードについて定期的にインターネット上に存在する文書を検索する検索部と、
検索部により検索された文書を解析してキーワードとして登録された対象物と評判語を組み合せた評判対を抽出すると共に評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出部と、
データベースの文書の概要情報をスコアによりランキングして表示させる評判情報表示部と、
を備えたことを特徴とする。
(方法)
本発明は最新評判情報通知方法を提供する。本発明の最新評判情報通知方法は、
評判を知りたい対象物をキーワードとして登録するキーワード登録ステップと、
キーワードについて定期的にインターネット上に存在する文書を検索する検索ステップと、
検索ステップにより検索された文書を解析してキーワードとして登録された対象物と評判語を組み合せた評判対を抽出すると共に評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出ステップと、
データベースの文書の概要情報をスコアによりランキングして表示させる評判情報表示ステップと、
を備えたことを特徴とする。
(プログラム)
本発明の別の形態にあっては、要注意評判語を含む最新文書を通知するための最新評判情報通知プログラムを提供する。本発明の最新評判情報通知プログラムは、コンピュータを、
要注意評判語をキーワードとして登録するキーワード登録部、
キーワードについてインターネット上に存在する文書を検索する検索部、
検索部により検索された文書を解析してキーワードとして登録された要注意評判語と対象物を組み合せた評判対を抽出すると共に評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに要注意評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出部、
データベースの文書の概要情報をスコアによりランキングして表示させる評判情報表示部、
として機能させることを特徴とする。
本発明の最新評判情報通知プログラムは、更に、コンピュータを、検索された文書からキーワードとして登録された要注意評判語に関連する共起語を抽出してデータベースに登録し、評判情報表示部により共起語を関連キーワードとして概要情報と共に表示させる関連キーワード分類部として機能させることを特徴とする。
(記録媒体)
本発明の別の形態にあっては、要注意評判語を含む最新文書を通知するための最新評判情報通知プログラムを格納したコンピュータ可読な記録媒体を提供する。本発明の記録媒体は、コンピュータを、
要注意評判語をキーワードとして登録するキーワード登録部、
キーワードについてインターネット上に存在する文書を検索する検索部、
検索部により検索された文書を解析してキーワードとして登録された要注意評判語と対象物を組み合せた評判対を抽出すると共に評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに記要注意評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出部、
データベースの文書の概要情報をスコアによりランキングして表示させる評判情報表示部、
として機能させることを特徴とする。
(装置)
本発明の別の形態にあっては、要注意評判語を含む最新文書を通知するための最新評判情報通知装置を提供する。本発明の最新評判情報通知装置は、
要注意評判語をキーワードとして登録するキーワード登録部と、
キーワードについてインターネット上に存在する文書を検索する検索部と、
検索部により検索された文書を解析してキーワードとして登録された要注意評判語と対象物を組み合せた評判対を抽出すると共に評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに要注意評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出部と、
データベースの文書の概要情報をスコアによりランキングして表示させる評判情報表示部と、
を備えたことを特徴とする。
(方法)
本発明の別の形態にあっては、要注意評判語を含む最新文書を通知するための最新評判情報通知方法を提供する。本発明の最新評判情報通知方法は、
要注意評判語をキーワードとして登録するキーワード登録ステップと、
キーワードについてインターネット上に存在する文書を検索する検索ステップと、
検索部により検索された文書を解析してキーワードとして登録された要注意評判語と対象物を組み合せた評判対を抽出すると共に評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに要注意評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出ステップと、
データベースの文書の概要情報をスコアによりランキングして表示させる評判情報表示ステップと、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、インターネット上のブログやニュース等に、利用者が登録したキーワード(対象物)に関する記事が出たら、自動で検索し利用者に新着記事として通知するのに加え、記事から対象物と評判語を組み合わせた評判対を抽出し、評判対の重要度を示すスコアによりランキングして、既読と未読の区別および記事の概要を表示することで、利用者は関心のあるキーワードについての最新の評判情報を非常に効率よく、即ち短時間で大量に、もれなく把握することができる。
このため、例えば自社の製品やサービスなどに対する悪い評判が一部で出ていた場合には、それをいち早く知り、素早い対応をすることができ、大きな問題に波及することを未然に防ぐことができる。
また本発明の別の形態にあっては、インターネット上のブログやニュース等に誹謗中傷や人権侵害となるキーワード登録した悪質評判語を含む記事が出たら、キーワードにより文書を検索して対象物と評判語を組み合わせた評判対を抽出し、評判対の重要度を示すスコアによりランキングした未読の誹謗中傷や人権侵害となる恐れの高い記事の概要が表示され、問題のある最新の評判情報を非常に効率よく、即ち短時間で大量に、もれなく把握することができる。
更に、閲覧履歴を検索とスコアにフィードバック(反映)するので、使えば使うほど評判情報の検索性能を高めることができる。
(コメント:請求項6は請求項1に更に履歴反映部を加えたものであり、請求項1と同じレベルにあり、請求項1を限定した実施態様項ではありませんので、効果を記述します。)
図1は本発明による最新評判情報通知装置の実施形態を示した機能構成のブロック図である。図1において、本実施形態の最新評判情報通知装置10は、図2に示すようなコンピュータのハードウェア環境におけるプログラムの実行により実現される機能であり、キーワード登録部22、キーワードリスト24、最新情報検索部26、ポーリング部28、評判情報抽出部30、評判語辞書32、検索文書評判対データベース34、検索文書評判語データベース36、情報検索スコアカウンタ38、評判情報表示部40、評判通知用データベース42、閲覧履歴データベース44及び閲覧履歴反映部46を備えている。
本実施形態の最新評判情報通知装置10は、ユーザが希望する企業や製品のインターネット上における評判を最新評判情報として自動収集して通知する機能を有する。
このため最新評判情報通知装置10は、インターネット12に接続されており、インターネット12上のブログサイト14、ニュースサイト16、口コミサイト18、掲示板サイト20などのサイトに存在する文書である最新記事を収集して評判情報を通知する。
最新評判情報通知装置10に設けたキーワード登録部22は、本実施形態を利用するユーザが、評判を知りたい対象物を特定する名称をキーワードとして登録する。例えば自社の評判や自社の製品の評判を知りたい場合には、自社名及び製品名などをキーワードとして登録する。キーワード登録部22で登録されたキーワードは、キーワードリスト24に格納される。
最新情報検索部26とポーリング部28は検索部を構成している。最新情報検索部26は最新記事を対象とした検索エンジンであり、例えばクローラーとして知られた全文検索型サーチエンジンであり、ウェブページの内容を検索エンジン側のデータベースに保存しておき、検索要求があった時にはデータヘースを検索して結果を返す。クローラープログラムは検索ロボットとして機能し、巡回先をたどりながら、データベースに登録されていないウェブページや、更新されたウェブページを発見して内容を回収し、結果をデータベースに反映させる。
ポーリング部28は、キーワードリスト24に登録されたキーワードを使用した最新情報検索部26の動作により、予め登録されている巡回先のサイトからキーワードを含む最新の文書を定期的に検索して取得する。
評判情報抽出部30はポーリング部28により検索された文書を解析し、企業名や製品名などの対象物と文書の検索で得られた評判語とを組み合わせた評判対を抽出すると共に、各文書ごとに、評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する。
評判情報抽出部30に対するデータベースとして、本実施形態にあっては、評判語辞書32、検索文書評判対データベース34、検索文書評判語データベース30及び評判通知用データベース42を設けている。
評判語辞書32は、評判情報抽出部30における文書の解析で評判語を抽出する際に使用される。検索文書評判対データベース34は、評判情報抽出部34で抽出された対象物と評判語を組み合わせた評判対を格納する。検索文書評判語データベース36は、評判情報抽出部30で抽出した検索文書の評判語の頻度などを格納する。
評判通知用データベース42には、評判情報抽出部30で抽出された評判語及びスコアを含む文書の概要情報を登録する。この文書の概要情報には、評判語及びスコアと共に文書の情報源アドレスであるURL、評判がポジティブ(肯定評判)かネガティブ(否定評判)かを示す識別子P/N、文書のタイトル、情報源である例えばニュースソース名を含む情報を登録する。
評判情報表示部40は、評判通知用データベース42に登録されている文書の概要情報をスコアによりランキングしてディスプレイ上に表示させる。この評判対の重要度を示すスコアによりランキングされた検索文書の概要情報を、未読・既読の区別とともにユーザに対し画面表示することで、例えば自社や自社の製品に関する評判情報、特に悪い評判情報が出たような場合にも、その悪い評判情報を速やかに知って素早い適切な対応をとり、大きな問題に波及することを防止できる。すでに読んだ記事を何度も見てしまうことも防止でき、情報のチェックにかける時間も短時間ですむ。
例えば企業の担当者にあっては、朝の出社後一番に本実施形態による企業及び製品の最新評判情報を閲覧することで、特に悪い評判情報が出ていたような場合にはこれを迅速に把握し、適切な対応をとることができる。
図2は本実施形態による最新評判情報通知プログラムが実行されるコンピュータのハードウェア環境を示したブロック図である。図2において、CPU48のバス50に対しては、RAM52、ROM54、ハードディスクドライブ56、キーボード60、マウス62、ディスプレイ64を接続するデバイスインタフェース58、及びネットワークアダプタ66が接続されている。
ハードディスクドライブ56には、図1の最新評判情報通知装置10の機能を実現するプログラムがインストールされている。コンピュータを起動すると、ROM54のBIOSによるブート処理によりハードディスクドライブ56からRAM52にOSが展開され、続いてOSの実行によりハードディスクドライブ56から本実施形態の最新評判情報通知プログラムがRAM52に読出し配置され、CPU48により実行される。
図3は本実施形態において最新評判情報通知が表示されたユーザ画面を示した説明図である。図3においてユーザ画面70には、キーワードリスト72、記事概要一覧75及びブラウザ78の各表示領域が設けられている。
キーワードリスト72には「F社」、「B社」、「ノートパソコン」などユーザの登録したキーワードリストが表示される。ここでは肯定評判(ポジティブ評判)と否定評判(ネガティブ評判)にフォルダを分けて表示している。
フォルダおよびキーワード右の[ ]内の数字は検索された文書の数を示している。この例では、新着表示74「F社[2]」となって、F社についての最新の否定評判が2件あることを示している。
キーワードリスト72の要素ひとつを選択すると(図中では選択したキーワードを枠線で囲んでいる)、記事概要一覧75には、選択したキーワードに関する評判情報として抽出された記事のタイトル、ニュースソース、更新日時、評判ワード及び重要度の各項目が表示される。またタイトルの内容については、左側のエンベローブマークに示すように、既読か未読かを表示している。この例では記事概要76−1、76−2の2つが未読となっており、更に記事の重要度に応じた項目欄の色分け表示を行っている。
例えば重要度が「否0.5」と低い記事概要76−2については薄めの色彩表示とし、重要度が「否0.7」と高い記事概要76−1については濃い目の色彩を付けて目立たせるようにしている。
ユーザ画面70の下側のブラウザ78の領域には、例えば記事概要一覧75における重要度の最も高い記事のウェブページをディフォルトとして表示している。このブラウザ78に表示した記事については、評判情報がある部分に、マーキング80のように、例えばアンダーラインを付けて、チェックすべき箇所を速やかに見られるようにしている。
図4は本実施形態の最新評判情報が通知されたユーザ画面の他の例を示した説明図である。図4のユーザ画面82にあっては、本実施形態の処理で得られた最新評判情報を示す記事概要76−1、76−2が、項目名を特に付けることなく一連の記述文書として表示されている。
例えば記事概要76−1は、図3のユーザ画面70と同じものであるが、図4のユーザ画面82にあってはタイトルである「パソコン買ったのに・・・」、ニュースソースである「川崎富士子のブログ」、更新日時である「9.20.AM11:00」及び重要度である「否定度0.7」を一連の文書で記述し、更に図3のブラウザ78で表示している記事の中の評判語を含む部分を抜き出して「F社」のを買ったんだけど、サポートセンターが最悪〜!」を記述している。
このような図3のユーザ画面70または図4のユーザ画面82のいずれについても、本実施形態で得られた最新評判情報につき、その重要度順に記事概要が表示され、ユーザはキーワード登録している自社名や製品名についての最新の評判情報を適切にチェックすることができる。
図5は図1の実施形態による最新評判情報通知処理を示したフローチャートであり、図1を参照して説明すると次のようになる。
図5において、まずステップS1でユーザによるキーワード入力があるか否かチェックしており、キーワード入力があるとステップS2に進み、キーワードとして入力したユーザが評判を知りたい対象物を、ユーザ毎にキーワードリスト24に登録する。
図6は図1のキーワードリスト24の内容を示している。キーワードリスト24は、リストのID、ユーザID及びキーワードで構成されている。このキーワードリスト24にはユーザが評判を知りたい企業名や製品名などの対象物を特定する情報を登録する。
例えばリストID=001にあっては、ユーザIDとして「kawafuji」が登録され、このユーザについては、評判を知りたい対象物を特定するキーワードとして企業名「F社」と製品名「PQサーバ」を登録している。
再び図5を参照するに、ステップS2でユーザのキーワード登録が済むと、ステップS3に進み、ポーリング部28が予め定めた一定のポーリング周期へ到達したか否か判別しており、ポーリング周期に達するとステップS4に進み、キーワードリスト24から得られたキーワードについて、最新情報検索部26を使用して、現在登録している巡回先のインターネット12上のサイトを対象にキーワードを含む文書を検索する。
続いてステップS5に進み、検索された文書を対象に評判情報抽出処理を実行し、検索された文書を解析して、キーワードとして登録された対象物と評判語を組み合わせた評判対を抽出すると共に、この評判対の重要度を示すスコアを算出し、ステップS6で評判通知用データベース42に評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する。
続いてステップS7でユーザの閲覧要求があれば、ステップS8で評判情報表示部40が評判通知用データベース42からユーザ対応の評判情報を読み出し、閲覧履歴と照らし合わせて、例えば図3のユーザ画面70または図4のユーザ画面82に示すように表示する。
続いてステップS9で例えば1日1回夜中に行うバッチ処理周期か否かチェックし、バッチ処理周期を判別すると、ステップS10で閲覧履歴反映処理を実行する。閲覧履歴反映処理は、現時点から一定期間内、例えば1ヶ月前までに得られているネットワーク上の文書の閲覧履歴から情報源の上位アドレス即ち上位URLを抽出し、情報源スコアカウンタデータベース38に格納している情報源スコアカウンタにおける情報源スコアの値を更新し、更に、最新情報検索部26の巡回先に登録されていなかった情報源文書アドレスを抽出して、新たな巡回先に追加する。
このようなステップS1〜S10の処理を、ステップS11で停止指示があるまで繰り返す。
図7は図5のステップS5における評判情報抽出処理の詳細を示したフローチャートである。本実施形態における評判情報抽出処理は、キーワードによる検索結果として得られた各文書を解析し、対象物と評判語の組合せた評判対を抽出し、その評判対について重要度を示すスコアを求めた後、評判通知用データベースに格納し、その結果をスコアによりランキングして並び替える処理を行っている。
図7について、評判情報抽出処理を更に詳細に説明すると、まずステップS1で検索文書を取り出し、ステップS2で文書を解析して、解析結果から対象物と評判語の組合せでなる評判対を生成してデータベースを生成する。このデータベースは、図1の検索文書評判対データベース34及び検索文書評判語データベース36の2つを生成する。
続いてステップS3で、抽出した評判対の中に指定キーワードである対象物に関する評判語があるか否かチェックする。該当する評判対があればステップS4に進み、評判対の重要度を示すスコアを付与するスコア付与処理を実行する。
続いてステップS5で評判通知用データベース42に抽出した評判語及びスコアを含む文書の概要情報を格納する。続いてステップS6でポーリングによる検索文書が残っているか否かチェックし、残っていれば再びステップS1に戻って、次の文書について同様な処理を繰り返す。検索文書が残っていなければステップS7に進み、評判通知用データベース42に登録した文書をスコア順に並び替えて、図5のメインルーチンにリターンする。
図8は図7のステップS2における評判対抽出処理の詳細を示したフローチャートである。図8において、評判対抽出処理は、ステップS1で検索された文書を対象に形態素解析を実行する。この形態素解析により検索文書は単語単位に区切られる。
なお、検索文書の形態素解析は、日本語、中国語、ハングル語などのように単語がスペースで区切られずに連続している言語の場合に使用され、一方、英語やドイツ語などのように単語がスペースで区切られている言語の文書については不要である。
続いてステップS2で形態素解析の済んだ検索文書から企業名や製品名などの対象物を抽出する。対象物の抽出には、検索文書から固有表現を対象物として抽出する処理と、名詞句を対象物として抽出する処理が行われ、更に一般名詞については辞書(図示せず)を使用して抽出する。
続いてステップS3で、検索文書から対象物に対する評判語を、評判語辞書32を使用して抽出する。評判語辞書32には「最悪」、「遅い」、「最低」といったネガティブな評判語や、「好き」、「きれい」、「すごい」といったポジティブな評判語、更には、いずれにも属さない、その他の評判語が予め登録されている。
この評判語辞書34に登録している評判語と検索文書の語句とのマッチングにより評価語を抽出する。更に本実施形態にあっては、評判語辞書32に登録している評判語については、評判の度合を表す単語スコアと、ポジティブかネガティブかを示す識別子として、ネガティブの場合はN、ポジティブの場合はPを登録している。
続いてステップS4で検索文書から抽出された対象物と評判語を組み合わせた評判対を抽出した後、ステップS5で評判対の構文スコアを決定する。評判対の構文スコアは、その確からしさを示す値であり、抽出した評判対について特徴量を抽出し、これを構文スコアとする。
ここで評判対について抽出する構文スコアを検出するための特徴量としては
(1) 評判語と対象物との距離
(2) 評判語と対象物の種類
(3) 評判語と対象物の周りの語句
などがあり、複数の特徴量f1,f2,・・・fnを求め、それぞれの特徴量に重みw1,w2,・・・wnを設定し、構文スコアC1を例えば次式で算出する。
S1=w1f1+w2f2+・・・wnfn
この算出式における重みw1〜wnは、モデルとの検索文書について予め求めた値を使用している。
ステップS5で評判対の構文スコアC1が決定できたならば、ステップS6に進み、図1の検索文書評判対データベース34及び検索文書評判語データベース36に、必要な情報を格納する。
図9は図8の評判対抽出処理の実行により必要な情報が格納された図1の検索文書評判対データベース34の説明図である。図9において、検索文書評判対データベース34は、ID、情報源アドレスを示すURL、評判対、ポジティブ/ネガティブ、及び構文スコアで構成されている。
例えばID=001については、URLとして「http://a−blog.jp/061030.html」が登録され、このURLから取得した文書について抽出された評判対として「F社、最悪」を登録している。この評判対は、対象物が企業名である「F社」であり、これをキーワードとして検索された文書から抽出された評判語が「最悪」である。
続いてポジティブ/ネガティブとしてネガティブを示す「N」が登録され、最後に評判対「F社、最悪」について決定された構文スコア「0.3」が格納されている。
ここで構文スコアは評判対の確からしさを示しており、例えば「F社は最悪です」という文書を処理した場合、評判対として「F社、最悪」が得られる。また「F社のウェブサイトからパソコンを買った。これがさぁ、聞いてよ、最悪だった」という文書を処理した場合にも、同じく評判対として「F社、最悪」が抽出される。
このような2つの評判対につき、構文スコアは、前者については対象物「F社」と評判語「最悪」の距離が短いことから高い構文スコアが付けられる。これに対し後者については、対象物「F社」と評判語「最悪」の距離が遠いことから低いスコアが付けられることになる。
図10は図8の評判対抽出処理により生成される図1の検索文書評判語データベース36の内容を示した説明図である。図10の検索文書評判語データベース36は、検索文書の評判対抽出処理で得られた評判語を情報源のURLと共に格納している。
即ち検索文書評判語データベース36は、ID、URL、評判語、単語スコア、ポジティブ/ネガティブ、出現頻度で構成されている。例えば、評判対抽出処理により図9の検索文書評判対データベース34に示すような評判対が抽出された場合には、同じURLを登録すると共に評判語「最悪」を登録し、更に評判語辞書32から得られた単語スコア「0.9」を登録し、ポジティブ/ネガティブはネガティブを示す「N」を登録し、更に出現頻度として「1」を登録する。
ここで検索文書評判語データベース36における単語スコアは単語スコアC2として、また出現頻度については頻度スコアC3として、後に説明する総スコアCの計算で使用される。
図11は図7のステップS4におけるスコア付与処理の詳細を示したフローチャートである。図11において、スコア付与処理は、まずステップS1で対象文書のURLで特定されるURL項目を図9に示す検索文書評判対データベース34から抽出する。
続いてステップS2に進み、検索文書評判対データベース34から抽出した項目のうち、予め定めた閾値以上の構文スコアC1を持つ評判対があるか否か判別する。
構文スコアC1が閾値以上の評判対があれば、ステップS3に進み、図10に示した検索文書評判語データベース36から、評判対に含まれる評判語についての単語スコアC2と出現頻度スコアC3を抽出する。続いてステップS4で対象URLの情報源スコアC4を計算する。最終的に、ステップS5で総スコアCを次式により算出する。
Figure 0005168961
この(1)式において、右辺第1項は総スコアCを0〜1に正規化する関数である。
図12は図11のステップS4における情報源スコア計算処理の詳細を示したフローチャートである。この情報源スコア計算処理にあっては、図13に示す情報源スコアカウンタテーブル38−1と、図14に示す情報源スコアテーブル38−2を使用する。図13及び図14の情報源スコアカウンタテーブル38−1及び情報源スコアテーブル38−2は、図1の情報源スコアカウンタ38に配置されている。
図13の情報源スコアカウンタテーブル38−1は、ID、上位URL及び閲覧頻度で構成されている。情報源スコアカウンタテーブル38−1の上位URLは、「http://ホスト名/○○○/」の1段目までを抽出して登録することを原則とするが、なければ「http://ホスト名/」までの登録としている。閲覧頻度は、現時点から例えば1ヶ月前までのユーザ単位にまとめた閲覧回数である。
図14の情報源スコアテーブル38−2は、図12の情報源スコア計算処理で算出されたスコアを格納している。
図12の情報源スコア計算処理を説明すると次のようになる。まずステップS1で対象URLの上位URLを図13の情報源スコアカウンタテーブル38−1と同様の方法で抽出し、URLが情報源スコアカウンタテーブル38−1に既に出現しているか否か判別し、出現していればステップS2に進み、その閲覧頻度A1を抽出する。
続いてステップS3で情報源スコアカウンタテーブル38−1から最高閲覧頻度A2を抽出する。続いてステップS4で閲覧頻度A1を最高閲覧頻度A2で割ることにより、
S4=(A1/A2)
として、正規化した情報源スコアC4を算出する。
一方、ステップS1で対象URLの上位URLが情報源スコアカウンタテーブル38−1に存在していない場合には、ステップS5に進み、情報源スコアカウンタテーブル38−1の頻度の総数nを求め、(1/n)のスコアを最小値の情報源スコアC4として付与する。
図14は図13の情報源スコアカウンタテーブル38−1に基づいて図12の処理により算出された情報源スコアC4を格納した情報源スコア初期値テーブル38−2を示している。この場合、ID=001の上位URLにマッチする対象URLについては、A1=128、A2=128として、スコアC4=1.0を求めている。
またID=002については、A1=59、A2=128として、情報源スコアC4=0.5(小数点第2位を四捨五入)を決定している。更にID=003については、情報源スコアカウンタテーブル38−1にマッチする上位URLのない対象URLであることから、頻度総数n=205を求め、1/n=0.004878であるが、これを小数点第2位を四捨五入することで0.0としている。
なお、特定のサイトについては、本方法で計算せず、予め決められたスコアを付けるルールを別途設定してもよい.他にも、記事の出現頻度も記録しておき、記事のクリック率(閲覧頻度/出現頻度)でスコアを計算する方法なども考えられる。
図15は図5のステップS6の処理で生成された評判通知用データベースの内容を示した説明図である。図5の評判通知用データベース42は、ID、URL、ポジティブ/ネガティブ、タイトル、ニュースソース、更新日時、評判語及び総スコアを登録している。
このうちURL、ポジティブ/ネガティブ、評判語及び総スコアについては、図5のステップS5の評判情報抽出処理で得られた情報である。それ以外のタイトル、ニュースソース、更新日時からなる文書概要情報については、対象文書にXML形式のカタログに該当するRDF(Resource Description Framework)がある場合には、このRDFからサブタイトル、記事のタイトル、更新日時を抽出して、評判通知用データベース42に登録する。
対象文書にRDFがない場合には、HTMLタイトルタグとファイル更新日時を使って記事のタイトル、更新日時を抽出し、評判通知用データベース42に登録する。サイトのタイトルが不明な場合には、記事タイトル及びサイトタイトルについては帰納的推論(ヒューリスティックルール)で抽出を試みてもよい。
図5のステップS7でユーザの閲覧要求があった場合には、図15に示す評判通知用データベース42から対応するデータを読み出し、図3のユーザ画面70または図4のユーザ画面82を表示して、ユーザがキーワードとして登録した対象物である企業名や製品名についての最新の評判情報を閲覧可能とする。
また、本データベース内の情報は、サイトの更新情報等を流通させるためのRSS(RDF Site Summary)の形式にして、一般的なRSSリーダで読める形で提供してもかまわない。
図16は図5のステップS9における閲覧履歴反映処理の詳細を示したフローチャートである。本実施形態による最新評判情報通知装置10にあっては、ユーザがウェブサイトの閲覧を繰り返す間に、通知された重要度のランキングでは上位に来ているが、このサイトは見なくてもよいという判断が、使用するにつれて分かってくる場合がある。
したがって本実施形態にあっては、ユーザの閲覧履歴をフィードバックして総スコアCの算出に影響する情報源スコアC4を再評価する閲覧履歴反映処理を行うようにしている。更に、閲覧履歴に基づく情報源スコアの再評価と同時に、最新情報検索部26による巡回先に含まれていない検索先を閲覧履歴から取り出して新たに追加する処理も併せて行う。
このための図16の閲覧履歴反映処理は、まずステップS1で一定期間内の閲覧履歴を登録している閲覧履歴データベースから既読のURLを取り出し、ステップS2で、そのURLから上位URLを抽出する。
図17はステップS1で参照する閲覧履歴データベース44の内容を示している。閲覧履歴データベース44は、ID、ユーザID、既読URL及び日時で構成されている。
再び図16を参照するに、ステップS2で抽出した閲覧履歴データベースにおける上位URLにつき、ステップS3で同一ユーザの同一上位URLを1つにまとめる。続いてステップS4で、上位URLごとに閲覧頻度を集計して、これを現在の例えば図13に示した情報源スコアカウンタテーブル38−1の閲覧頻度に置き換えることで更新する。
このような閲覧履歴に基づく情報源スコアカウンタ38の更新により、例えば、それまでスコアが高く上位にランキングされていたサイトについて、総スコアCの計算に使用する情報源スコアC4が更新前の高い値から更新後の低い値に変化していることで、総スコアCが低下し、ランキングを下げることができる。
続いてステップS5で、更新後の情報源スコアカウンタのURLを図1の検索エンジンとして動作している最新情報検索部26に出力して巡回対象に追加させる。即ち最新情報検索部26にあっては、閲覧履歴反映部46より通知されたURLのうち現在クローリングしている巡回先のURLに含まれていないものがあれば、これをクローリングの巡回先に追加する。
この閲覧履歴反映処理および、閲覧履歴反映部46から通知されたURLに基づく最新情報検索部26におけるクローリングの巡回先の追加処理は、例えば1日1回、夜間などにまとめてバッチ処理として実行する。
なお図16のステップS4の情報源スコアカウンタテーブルの更新において、前回の更新では出てきたが、今回の更新では出て来なかったURLについては、情報源スコアとしてS4=0を格納する。
図18は炎上記事を対象とした図11のステップS4におけるスコア付与処理の他の実施形態を示したフローチャートである。本実施形態が対象とするウェブ上の文書では、例えばあるブログ記事に大量のコメントが集中している(炎上記事状態になっている)場合がある。これは、多くの読者が記事内容に共感もしくは反発していると考えられ、評判情報としての重要度が高い。
図18のスコア付与処理にあっては、このような炎上記事を重視するスコア付けを行う。図18において、ステップS1〜S4は図11のステップS1〜S4と同じであり、対象文書のURL項目から得た評判対につき構文スコアC1が閾値以上の場合に、単語スコアC2と出現頻度スコアC3、更に情報源スコアC4を求めている。
これに加え、炎上記事検索にあっては、ステップS5で、最新情報検索部26による検索結果のうち、検索文書についているコメントが予め定めたN件以上、例えばN=1000件以上付いている文書を選択し、これをコメント数スコアC5として抽出する。そしてステップS6で、新たに抽出したコメント数スコアC5を含めた次式で総スコアCを計算する。
Figure 0005168961
このように炎上記事検索によるコメント数スコアC5を加えた総スコアCを計算することで、コメントが集中している記事を重要な評判情報として表示、閲覧することができる。
図19は本発明による最新評判情報通知装置の他の実施形態を示した機能構成のブロック図であり、この実施形態にあっては要注意評判語の最新記事を検索するようにしたことを特徴とする。
これは、インターネット上に存在する記事の中に誹謗中傷や人権侵害などの記事が存在している場合があり、このような誹謗中傷や人権侵害の記事につき、評判情報と同様に最新の情報をチェックする必要があり、本実施形態はこれに対応するものである。
図19において、最新評判情報通知装置100には、キーワード登録部22、キーワードリスト240、最新情報検索部26、ポーリング部28、評判情報抽出部30、評判語辞書32、検索文書評判対データベース34、検索文書評判語データベース36、情報源スコアカウンタ38、評判情報表示部40、評判通知用データベース420、閲覧履歴データベース44及び閲覧履歴反映部46が設けられている。
このうち図19の実施形態における特有の構成として、図1の実施例と対比すると、新たに関連キーワード分類部84と共起語データベース86が設けられている。またキーワードリスト240及び評判通知用データベース420にあっては、登録するキーワードが要注意評判語であり、評判通知情報が誹謗中傷や人権侵害などの記事であることから、それに対応した固有の内容を持っている。
図20は図19の実施形態により表示される誹謗中傷記事や人権侵害記事を対象とした最新評判情報通知のユーザ画面を示した説明図である。
図20において、ユーザ画面88は、関連キーワードリスト90、記事概要一覧92及びブラウザ96に分けて表示されている。記事概要一覧92には、ユーザが登録した要注意キーワードである「犯人」、「去れ」などにより、インターネット上から検索して評判情報抽出処理により作成された記事概要94−1、94−2、94−3が、算出されたスコアである重要度でランキングされて表示されている。
この記事概要94−1〜94−3は、タイトル、ニュースソース、更新日時、キーワードである要注意ワード、及び総スコアで与えられる重要度を表示している。またタイトルの項目の左側には、エンベローブマークにより既読か未読かを示している。また未読の記事概要94−1、94−2については、重要度に応じて色分け表示が行われている。
関連キーワードリスト90は、検索された要注意記事の数を示すと同時に、そのフォルダを開くことで、図19の関連キーワード分類部84により生成されたキーワードデータベース86の内容に基づく関連キーワードが表示されている。
この例では関連キーワードとして「○×殺人事件」、「○△太郎」及び「A子事件」が表示され、各項目の横には[ ]で新着記事数を示す数字が表示されている。これにより、ユーザは何についての要注意記事がどれぐらい出ているのか、容易に把握することができる。本図では、関連キーワードリスト90において、新着表示95の「○△太郎」を選択しており、「○△太郎」に関連する新着記事2件についての記事概要一覧92を表示している。
ブラウザ96には、例えば重要度が最も高い記事概要94−1の内容がディフォルト表示されている。ブラウザ96の内容は、タイトルのエンベローブマークをクリックして開くことで、対応するURLにアクセスして、対応する文書を表示することができる。
なお、本例では、記事94-1には「○△太郎」の他に「A子事件」という関連キーワードも含まれているため、この記事を既読にすると、関連キーワードリスト90の「A子事件」の新着記事件数も連動して1つ減る。この場合、関連キーワードリスト90で「A子事件」を選択しても、記事概要一覧92に同じ記事94-1が表示される。
図21は図19の実施形態による誹謗中傷記事や人権侵害記事を対象とした最新評判情報通知処理を示したフローチャートである。図21において、ステップS1でユーザによるキーワード入力の有無をチェックしており、ユーザがチェック対象とする悪質な評判語、いわゆる要注意評判語を入力すると、ステップS22でユーザごとにキーワードとしてキーワードリスト240に登録する。
図22は図19のキーワードリスト240の内容を示している。キーワードリスト240はIDと要注意キーワードで構成される。要注意キーワードとしては「犯人」、「去れ」などの悪質な評判語である要注意評判語が登録される。
再び図21を参照するに、キーワードの登録が済むと、ステップS3に進み、ポーリング部28が一定のポーリング周期に到達したことを判別すると、ステップS4に進み、最新情報検索部26を使用して、登録したキーワードである要注意評判語についてインターネット12上の文書を検索する。
続いてステップS5で評判情報抽出部30により評判情報抽出処理が実行される。ステップS5の評判情報抽出処理の詳細は図7のフローチャートに示した第1の実施形態の場合と基本的に同じであるが、図8のフローチャートに示した評判対抽出処理において、図21の場合には、評判語が予めキーワードとして登録されていることから、検索文書から評判語を抽出する処理が不要であり、対象物を抽出すればよい点で相違している。
図23は図21のステップS5の評判情報抽出処理の中で行われる評判対抽出処理の詳細を示したフローチャートであり、図7の実施形態における図8の評判対抽出処理に対応している。
図23の評判対抽出処理にあっては、ステップS1で検索文書の形態素解析を行った後、ステップS2で固有表現と名詞句から対象物を抽出する。続いてステップS3で、誹謗中傷文書や人権侵害文書などのチェックの際には予めキーワードとして要注意評判語が登録されていることから、検索文書から評判語を抽出する必要はなく、ステップS2で抽出された対象物にキーワードとして登録されている要注意評判語を組み合わせた評判対を抽出する。
続いてステップS4で評判対の構文スコアC4を評判対の検索文書における特徴量例えば両者の距離などから決定した後、ステップS5で検索文書評判対データベース34と検索文書評判語データベース36に抽出された情報を格納する。
図24は図19の検索文書評判対データベース34の内容を示しており、ID、URL、評判対、ポジティブ/ネガティブ、及び構文スコアで構成されている。このうち評判対については、例えばID=001については「○△太郎、犯人」が格納されており、キーワードとして登録された要注意評判語が「犯人」であり、検索文書から抽出された対象物が「○△太郎」である。
図25は図19の検索文書評判語データベース36の内容を示した説明図であり、ID、URL、評判語、単語スコア、ポジティブ/ネガティブ、及び出現頻度で構成されている。ここで評判語「犯人」は図22に示したようにキーワードリスト240に登録された評判語であり、また単語スコア、ポジティブ/ネガティブは図19の評判語辞書32から得られた値である。
再び図21を参照するに、ステップS5で評判情報抽出処理が済んだならば、ステップS6に進み、関連キーワード分類処理を実行する。関連キーワード分類処理は図19の関連キーワード分類部84の機能として実現され、検索された文書からキーワードとして登録された要注意評判語に関連する共起語を抽出して共起語データベース86に登録した後、評判情報表示部40により共起語データベース86に登録した共起語を関連キーワードとして、例えば図20のユーザ画面88における関連キーワードリスト90に示すように表示させる。
図26は図19の共起語データベース86の内容を示した説明図である。共起語データベース86は、ID、URL、単語及び出現頻度で構成されている。図26の共起語データベース86にあっては、キーワードとして登録された要注意評判語である「犯人」に関連する共起語として「○△太郎」、「A子事件」、「○×殺人事件」を登録し、それぞれ検索文書の出現頻度を登録している。
要注意評判語に関連する共起語の抽出は、検索文書の中の要注意評判語「犯人」と構文解析で得られた単語について特徴量に基づく構文スコアC1を求め、所定の閾値以上となる構文スコアC1を持つ単語を共起語として共起語データベース86に登録すればよい。また構文スコアによる判定に加え、予め準備した共起語辞書を用いたマッチングにより共起語となる単語を決定してもよい。
再び図21を参照するに、ステップS6で関連キーワード分類処理により共起語データベース86の登録が済んだならば、ステップS7に進み、評判通知用データベース420の作成処理を行う。
図27は図19の評判通知用データベース420の内容を示した説明図である。図27において、評判通知用データベース420は、ID、URL、ポジティブ/ネガティブ、タイトル、ニュースソース、更新日時、評判語、関連キーワードカテゴリで構成されている。
ここでURL、ポジティブ/ネガティブ(本実施例では常にネガティブである)及び評判語は評判情報抽出部30の処理により得られた情報であり、タイトル、ニュースソース、更新日時については、図1の実施形態と同様、対象文書のRDFから抽出し、RDFがなければHTMLタイトルタグとファイル更新日時を使って、記事のタイトル、更新日時を抽出して格納している。
この実施形態の評判通知用データベース420にあっては、新たに関連キーワードカテゴリが追加されており、ここに図26に示す共起語データベース86に登録された共起語である単語が格納されている。
再び図21を参照するに、ステップS7で評判通知用データベース作成処理が済むと、ステップS8に進み、ユーザの閲覧要求を判別すると、ステップS9で評判通知用データベース420から評判情報を読み出して、例えば図20のユーザ画面88に示すように表示する。
更にステップS10で例えば1日1回夜中に行うバッチ処理周期か否かチェックし、バッチ処理周期を判別するとステップS11で閲覧履歴反映処理を実行する。この閲覧履歴反映処理は、図5の実施形態について図16のフローチャートに示した内容と同じである。この閲覧履歴反映処理により、ユーザが閲覧していない重要度の高い記事については、更新後、重要度が下げられて低いランクに表示されることになる。
(炎上記事スコア計算の追加)
ここで、図19の実施形態における評判情報抽出処理部30で行うスコア付与理としては、図12のフローチャートと同じ処理以外に、本実施形態が対象とするウェブ上の文書の中には、例えばブログ記事の中の不適切な表現が問題になり、批判コメントが集中して、炎上記事の状態になっている場合があることから、この場合に図18に示した炎上記事を対象としたスコア付与処理を適用することで適切に対応できる。
また本発明は、コンピュータで実行される最新評判情報通知プログラムを提供するものであり、図19の最新評判情報通知装置10に示す機能を実現するためのプログラムは、図5、図7、図8、図11、図12及び図16、更には図18のフローチャートに示した内容となる。また図19の実施形態における最新評判情報通知装置100の機能を実現するプログラムは、図21及び図23のフローチャートに示した内容となる。
更に本発明は、図1の最新評判情報通知装置10及び図19の最新評判情報通知装置100の機能を実現するプログラムを格納した記録媒体を提供する。この記録媒体は、CD−ROM、フロッピィディスク(R)、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの可搬型記憶媒体や、コンピュータシステムの内外に備えられたハードディスクドライブなどの記憶装置の他、回線を介してプログラムを保持するデータベースあるいは他のコンピュータシステム並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体を含むものである。
なお、上記の実施形態は、インターネット上に存在する文書を検索して最新情報を通知する場合を例に取るものであったが、インターネット上の文書に限定されず、企業内や適宜のネットワーク上に存在する文書を対象として同様に適用することができる。
またネットワークに限定されず、データベースなどに格納されている文書を対象に、キーワードで対象物あるいは評判語を指定した最新情報の通知に適用できる。
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
ここで本発明の特徴を列挙すると次の付記のようになる。
(付記)

(付記1)(プログラム)
コンピュータを、
評判を知りたい対象物をキーワードとして登録するキーワード登録部、
前記キーワードについて定期的にインターネット上に存在する文書を検索する検索部、
前記検索部により検索された文書を解析して前記キーワードとして登録された対象物と評判語を組み合せた評判対を抽出すると共に前記評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに前記評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出部、
前記データベースの文書の概要情報を前記スコアによりランキングして表示させる評判情報表示部、
として機能させることを特徴とする最新評判情報通知プログラム。(1)
(付記2)(検索部の詳細)
付記1記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、前記検索部は、
インターネット上の情報源を巡回して最新情報を検索する最新情報検索部と、
前記最新情報検索部を定期的に動作して前記キーワードを含む文書を検索するポーリング部と、
を備えたことを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
(付記3)(評判情報抽出の詳細)
付記1記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、前記評判情報抽出部は、
検索された文書から1又は複数の評判語を抽出してそれぞれ前記キーワードとして登録された対象物と組み合わせた評判対を生成する評判対生成部と、
前記文書に含まれる1又は複数の評判対のスコアを計算するスコア計算部と、
前記データベースに前記評判語及びスコアと共に、文書の情報源アドレス(URL)、肯定評判か否定評判かを示す識別子、タイトル、情報源名を含む概要情報を登録するデータベース登録部と、
を備えたことを特徴とする最新評判情報通知プログラム。(2)
(付記4)(スコア計算詳細)
付記1記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、前記スコア計算部は、文書毎に、文書中の各評判対の構文スコア、単語スコア、出現頻度スコア及び情報源スコアを求め、これに基づいてランキングに使用する総スコアを計算することを特徴とする最新評判情報通知プログラム。(3)
(付記5)(スコア詳細)
付記4記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、
前記構文スコアは前記評判対を構成する対象物と評判語の文書内の特徴量に基づいて算出された前記評判対の確からしさを示す値であり、
前記単語スコアは予め設定された評判語の表現の強さを示す値であり、
前記出現頻度スコアは前記文書における評判語の出現数を示す値であり、
前記情報源スコアは、前記文書の情報源としての信頼度を表す値であることを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
(付記6)(閲覧履歴反映)
付記4記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、更に、コンピュータを、一定期間内のネットワーク上の文書の閲覧履歴を使って前記情報源スコアを更新する閲覧履歴反映部として機能させることを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
(付記7)(閲覧履歴反映)
付記6記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、前記閲覧履歴反映部は、一定期間毎に、閲覧履歴から、それまで前記検索部の巡回先に登録されていなかった情報源文書アドレスを抽出して、新たな巡回先に追加することを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
(付記8)(評判表示の詳細)
付記1記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、前記評判表示部は、前記データベースの文書の概要情報を前記スコアによりランキングして新着表示させると共に未読と既読を管理することを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
(付記9)(記録媒体)
コンピュータを、
評判を知りたい対象物をキーワードとして登録するキーワード登録部、
前記検索部により検索された文書を解析して前記キーワードとして登録された対象物と評判語を組み合せた評判対を抽出すると共に前記評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに前記評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出部、
前記データベースの文書の概要情報を前記スコアによりランキングして表示させる評判情報表示部、
として機能させる最新評判情報通知プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読な記録媒体。
(付記10)(装置)
評判を知りたい対象物をキーワードとして登録するキーワード登録部と、
前記キーワードについて定期的にインターネット上に存在する文書を検索する検索部と、
前記検索部により検索された文書を解析して前記キーワードとして登録された対象物と評判語を組み合せた評判対を抽出すると共に前記評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに前記評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出部と、
前記データベースの文書の概要情報を前記スコアによりランキングして表示させる評判情報表示部と、
を備えたことを特徴とする最新評判情報通知装置。(4)
(付記11)(方法)
評判を知りたい対象物をキーワードとして登録するキーワード登録ステップと、
前記キーワードについて定期的にインターネット上に存在する文書を検索する検索ステップと、
前記検索部により検索された文書を解析して前記キーワードとして登録された対象物と評判語を組み合せた評判対を抽出すると共に前記評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに前記評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出ステップと、
前記データベースの文書の概要情報を前記スコアによりランキングして表示させる評判情報表示ステップと、
を備えたことを特徴とする最新評判情報通知方法。(5)
(付記12)(要注意表現通知:シーンB:最新評判情報通知プログラム)
コンピュータを、
要注意評判語をキーワードとして登録するキーワード登録部、
前記キーワードについてインターネット上に存在する文書を検索する検索部、
前記検索部により検索された文書を解析して前記キーワードとして登録された要注意評判語と対象物を組み合せた評判対を抽出すると共に前記評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに前記要注意評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出部、
前記データベースの文書の概要情報を前記スコアによりランキングして表示させる評判情報表示部、
として機能させることを特徴とする最新評判情報通知プログラム。(6)
(付記13)(関連キーワード分類)
付記12記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、更に、前記コンピュータを、検索された文書から前記キーワードとして登録された要注意評判語に関連する共起語を抽出して前記データベースに登録し、前記評判情報表示部により前記共起語を関連キーワードとして前記概要情報と共に表示させる関連キーワード分類部として機能させることを特徴とする最新評判情報通知プログラム。(7)
(付記14)(検索部の詳細)
付記12記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、前記検索部は、
インターネット上の情報源を巡回して最新情報を検索する最新情報検索部と、
前記最新情報検索部を定期的に動作して前記キーワードを含む文書を検索するポーリング部と、
を備えたことを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
(付記15)(評判情報抽出の詳細)
付記12記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、前記評判情報抽出部は、
検索された文書から前記キーワードとして登録された要注意評判語に対応する対象物を抽出して組み合わせた評判対を生成する評判対生成部と、
前記文書の評判対に基づいてスコアを計算するスコア計算部と、
データベースに前記スコア、文書の情報源アドレス、肯定評判か否定評判かを示す識別子、タイトル、情報源名を含む概要情報を登録するデータベース登録部と、
を備えたことを特徴とする最新評判情報通知プログラム。(8)
(付記16)(スコア計算詳細)
付記12記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、前記スコア計算部は、前記評判対毎に、構文スコア、単語スコア、出現頻度スコア及び情報源スコアを求め、これに基づいて前記ランキングに使用する総スコアを計算することを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
(付記17)(スコア詳細)
付記12記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、
前記構文スコアは前記評判対を構成する要注意評判語の文書内の特徴量に基づいて算出された前記評判対の確からしさを示す値であり、
前記単語スコアは予め設定された要注意評判語の強さを示す値であり、
前記出現頻度スコアは前記文書における要注意評判語の出現数を示す値であり、
前記情報源スコアは、前記文書の情報源としての信頼度を表す値であることを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
(付記18)(閲覧履歴反映)
付記17記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、更に、一定期間毎に、ネットワーク上の文書の閲覧履歴を使って前記情報源スコアを更新する閲覧履歴反映部を設けたことを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
(付記19)(閲覧履歴反映)
付記16記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、前記閲覧履歴反映部は、一定期間毎に、閲覧履歴から、それまで前記検索部の巡回先に登録されていなかった情報源文書アドレスを抽出して、新たな巡回先に追加することを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
(付記20)(要注意表現通知:シーンB:記録媒体)
コンピュータを、
要注意評判語をキーワードとして登録するキーワード登録部、
前記キーワードについてインターネット上に存在する文書を検索する検索部、
前記検索部により検索された文書を解析して前記キーワードとして登録された要注意評判語と対象物を組み合せた評判対を抽出すると共に前記評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに前記要注意評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報表示部、
として機能させる最新評判情報通知プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読な記録媒体。
(付記21)(要注意表現通知:シーンB:装置)
要注意評判語をキーワードとして登録するキーワード登録部と、
前記キーワードについてインターネット上に存在する文書を検索する検索部と、
前記検索部により検索された文書を解析して前記キーワードとして登録された要注意評判語と対象物を組み合せた評判対を抽出すると共に前記評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに前記要注意評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出部と、
前記データベースの文書の概要情報を前記スコアによりランキングして表示させる評判情報表示部と、
を備えたことを特徴とする最新評判情報通知装置。
(付記22)(要注意表現通知:シーンB:方法)
要注意評判語をキーワードとして登録するキーワード登録ステップと、
前記キーワードについてインターネット上に存在する文書を検索する検索ステップと、
前記検索ステップにより検索された文書を解析して前記キーワードとして登録された要注意評判語と対象物を組み合せた評判対を抽出すると共に前記評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに前記要注意評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出ステップと、
前記データベースの文書の概要情報を前記スコアによりランキングして表示させる評判情報表示ステップと、
を備えたことを特徴とする最新評判情報通知方法。
本発明による最新評判情報通知装置の実施形態を示した機能構成のブロック図 本実施形態による最新情報通知プログラムが実行されるコンピュータのハードウェア環境を示したブロック図 最新評判情報通知が表示されたユーザ画面を示した説明図 最新評判情報通知が表示されたユーザ画面の他の例を示した説明図 図1の実施形態による最新評判情報通知処理を示したフローチャート 図1のキーワードリストの内容を示した説明図 図5のステップS5における評判情報抽出処理の詳細を示したフローチャート 図7のステップS2における評判対抽出処理の詳細を示したフローチャート 図1の検索文書評判対データベースの内容を示した説明図 図1の検索文書評判語データベースの内容を示した説明図 図7のステップS4におけるスコア付与処理の詳細を示したフローチャート 図11のステップS4における情報源スコア計算処理の詳細を示したフローチャート 図1の情報源スコアカウンタに格納されている情報源スコアカウンタテーブルを示した説明図 図1の情報源スコアカウンタに格納されている情報源スコアカウンタテーブルを示した説明図 図1の評判通知用データベースの内容を示した説明図 図5のステップS10における閲覧履歴反映処理の詳細を示したフローチャート 図1の閲覧履歴データベースの内容を示した説明図 炎上記事を対象とした図11のステップS4におけるスコア付与処理の他の実施形態を示したフローチャート 要注意評判語の最新記事を検索する本発明による最新評判情報通知装置の他の実施形態を示した機能構成のブロック図 図19の実施形態により表示される最新評判情報通知のユーザ画面を示した説明図 図19の実施形態による最新評判情報通知処理を示したフローチャート 図19のキーワードリストの内容を示した説明図 図21のステップS5の評判情報抽出処理の中で実行される評判対抽出処理の詳細を示したフローチャート 図19の検索文書評判対データベースの内容を示した説明図 図19の検索文書評判語データベースの内容を示した説明図 図19の共起語データベースの内容を示した説明図 図19の評判通知用データベースの内容を示した説明図
符号の説明
10,100:最新評判情報通知装置
12:インターネット
14:ブログサイト
16:ニュースサイト
18:クチコミサイト
20:掲示板サイト
22:キーワード登録部
24,240:キーワードリスト
26:最新情報検索部
28:ポーリング部
30:評判情報抽出部
32:評判語辞書
34:検索文書評判対データベース
36:検索文書評判語データベース
38:情報源スコアカウンタ
40:評判情報表示部
42,420:評判通知用データベース
44:閲覧履歴データベース
46:閲覧履歴反映部
48:CPU
50:バス
52:RAM
54:ROM
56:ハードディスクドライブ
58:デバイスインタフェース
60:キーボード
62:マウス
64:ディスプレイ
66:ネットワークアダプタ
70,82,88:ユーザ画面
72:キーワードリスト
74,95:新着表示
75,92:記事概要一覧
76−1,76−2,94−1,94−2:記事概要
78,96:ブラウザ
80:マーキング
84:関連キーワード分類部
86:共起語データベース
90:関連キーワードリスト

Claims (9)

  1. コンピュータを、
    評判を知りたい対象物をキーワードとして登録するキーワード登録部、
    前記キーワードについて定期的にインターネット上に存在する文書を検索する検索部、
    前記検索部により検索された文書を解析して前記キーワードとして登録された対象物と評判語を組み合せた評判対を抽出すると共に前記評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに前記評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出部、
    前記データベースの文書の概要情報を前記スコアによりランキングして表示させる評判情報表示部、
    として機能させることを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
  2. 請求項1記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、前記評判情報抽出部は、
    検索された文書から1又は複数の評判語を抽出してそれぞれ前記キーワードとして登録された対象物と組み合わせた評判対を生成する評判対生成部と、
    前記文書に含まれる1又は複数の評判対のスコアを計算するスコア計算部と、
    前記データベースに前記評判語及びスコアと共に、文書の情報源アドレス(URL)、肯定評判か否定評判かを示す識別子、タイトル、情報源名を含む概要情報を登録するデータベース登録部と、
    を備えたことを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
  3. 請求項1記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、前記スコア計算部は、文書毎に、文書中の各評判対の構文スコア、単語スコア、出現頻度スコア及び情報源スコアを求め、これに基づいてランキングに使用する総スコアを計算することを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
  4. 請求項3記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、
    前記構文スコアは前記評判対を構成する対象物と評判語の文書内の特徴量に基づいて算出された前記評判対の確からしさを示す値であり、
    前記単語スコアは予め設定された評判語の表現の強さを示す値であり、
    前記出現頻度スコアは前記文書における評判語の出現数を示す値であり、
    前記情報源スコアは、前記文書の情報源としての信頼度を表す値であることを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
  5. 評判を知りたい対象物をキーワードとして登録するキーワード登録部と、
    前記キーワードについて定期的にインターネット上に存在する文書を検索する検索部と、
    前記検索部により検索された文書を解析して前記キーワードとして登録された対象物と評判語を組み合せた評判対を抽出すると共に前記評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに前記評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出部と、
    前記データベースの文書の概要情報を前記スコアによりランキングして表示させる評判情報表示部と、
    を備えたことを特徴とする最新評判情報通知装置。
  6. キーワード登録部、検索部、評判情報抽出部及び評判情報表示部を備えたコンピュータが実行する方法であって、
    前記キーワード登録部が、評判を知りたい対象物をキーワードとして登録するキーワード登録ステップと、
    前記検索部が、前記キーワードについて定期的にインターネット上に存在する文書を検索する検索ステップと、
    前記評判情報抽出部が、前記検索部により検索された文書を解析して前記キーワードとして登録された対象物と評判語を組み合わせた評判対を抽出すると共に、前記評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに前記評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出ステップと、
    前記評判情報表示部が、前記データベースの文書の概要情報を前記スコアによりランキングして表示させる評判情報表示ステップと、
    を備えたことを特徴とする最新評判情報通知方法。
  7. コンピュータを、
    要注意評判語をキーワードとして登録するキーワード登録部、
    前記キーワードについてインターネット上に存在する文書を検索する検索部、
    前記検索部により検索された文書を解析して前記キーワードとして登録された要注意評判語と対象物を組み合せた評判対を抽出すると共に前記評判対の重要度を示すスコアを算出し、データベースに前記要注意評判語及びスコアと共に文書の概要情報を登録する評判情報抽出部、
    前記データベースの文書の概要情報を前記スコアによりランキングして表示させる評判情報表示部、
    として機能させることを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
  8. 請求項記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、更に、前記コンピュータを、検索された文書から前記キーワードとして登録された要注意評判語に関連する共起語を抽出して前記データベースに登録し、前記評判情報表示部により前記共起語を関連キーワードとして前記概要情報と共に表示させる関連キーワード分類部として機能させることを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
  9. 請求項記載の最新評判情報通知プログラムに於いて、前記評判情報抽出部は、
    検索された文書から前記キーワードとして登録された要注意評判語に対応する対象物を抽出して組み合わせた評判対を生成する評判対生成部と、
    前記文書の評判対に基づいてスコアを計算するスコア計算部と、
    データベースに前記スコア、文書の情報源アドレス、肯定評判か否定評判かを示す識別子、タイトル、情報源名を含む概要情報を登録するデータベース登録部と、
    を備えたことを特徴とする最新評判情報通知プログラム。
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