[go: up one dir, main page]

JP5168813B2 - 光学シート、バックライト装置および液晶表示装置 - Google Patents

光学シート、バックライト装置および液晶表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5168813B2
JP5168813B2 JP2006112388A JP2006112388A JP5168813B2 JP 5168813 B2 JP5168813 B2 JP 5168813B2 JP 2006112388 A JP2006112388 A JP 2006112388A JP 2006112388 A JP2006112388 A JP 2006112388A JP 5168813 B2 JP5168813 B2 JP 5168813B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
optical sheet
base material
lens
liquid crystal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006112388A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007286261A5 (ja
JP2007286261A (ja
Inventor
栄治 太田
透 安孫子
正人 石垣
諭 佐藤
康宏 西田
明宏 堀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2006112388A priority Critical patent/JP5168813B2/ja
Priority to CN201010178256.3A priority patent/CN101819290B/zh
Priority to CN2007100969034A priority patent/CN101055324B/zh
Priority to US11/735,810 priority patent/US8553175B2/en
Publication of JP2007286261A publication Critical patent/JP2007286261A/ja
Publication of JP2007286261A5 publication Critical patent/JP2007286261A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5168813B2 publication Critical patent/JP5168813B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/04Prisms
    • G02B5/045Prism arrays
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/0001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
    • G02B6/0011Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form
    • G02B6/0033Means for improving the coupling-out of light from the light guide
    • G02B6/005Means for improving the coupling-out of light from the light guide provided by one optical element, or plurality thereof, placed on the light output side of the light guide
    • G02B6/0053Prismatic sheet or layer; Brightness enhancement element, sheet or layer
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1335Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
    • G02F1/1336Illuminating devices
    • G02F1/133602Direct backlight
    • G02F1/133606Direct backlight including a specially adapted diffusing, scattering or light controlling members
    • G02F1/133607Direct backlight including a specially adapted diffusing, scattering or light controlling members the light controlling member including light directing or refracting elements, e.g. prisms or lenses

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Description

本発明は、例えば液晶表示装置用の機能性フィルムとして用いられる光透過性の光学シートと、これを備えたバックライト装置および液晶表示装置に関する。
液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)は、ブラウン管(CRT:Cathode Ray Tube)と比較して低消費電力かつ小型化、薄型化が可能であり、現在では携帯電話、デジタルカメラ等の小型機器から、大型サイズの液晶テレビに至るまで、様々なサイズのものが幅広く使用されている。
液晶表示装置は、透過型、反射型等に分類され、特に透過型液晶表示装置は、液晶層を一対の透明基板で挟んだ液晶表示パネルと、照明光源としてのバックライトユニットとを備えている。バックライトユニットは、光源を液晶表示パネルの直下に配置する直下型のほか、エッジライト型がある。
一般に、液晶表示装置用のバックライトユニットにおいては、光源光の出射方向を正面方向に配向させて正面輝度を向上させるプリズムシートあるいはレンズシート等の集光性の光学シートあるいはフィルム(以下、特に断らない限り「シート」と総称する。)が用いられている(下記特許文献1参照)。
特表2001−524225号公報
近年、液晶表示装置の分野においては、表示画像の画質の向上が進められている。液晶表示装置の高画質化を図るためには、輝度の向上が不可欠である。このため、プリズムシートに代表される集光性光学シートの輝度特性の更なる向上が求められている。
また、近年における液晶テレビの分野においては、画面サイズの大型化が進んでおり、これに伴ってプリズムシートに代表される集光性光学シートの大型化が求められている。しかしながら、一般的に使用されている光学シートの厚みでは、例えば50インチ以上の大きさになると、必要な剛度あるいは剛性が得られず、撓みが発生し、適切に取り扱うことが困難になる。また、光学シートの剛度が低下すると、バックライト装置あるいは液晶表示装置の組立作業性が低下するとともに、バックライトの熱で撓み(うねり)が生じ易くなり、これが原因で集光特性が乱れて画質の劣化を招くおそれがある。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、輝度特性の更なる向上を図ることができ、画面サイズの大型化にも対応することができる光学シート、バックライト装置および液晶表示装置を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するに当たり、本発明は、透光性の基材の一主面に凹凸部が多数連続して配列された集光性の光学シートであって、上記凹凸部の配列ピッチが110μm以上330μm以下であり、上記凹凸部の表面粗度(Ra)が0.1μm以下であることを特徴とする。
本発明において、上記凹凸部は、断面三角形状のプリズム体や、双曲面、放物面または高次の非球面を有するシリンドリカルレンズ体で構成することができる。これらプリズム体あるいはレンズ体の配列ピッチ(以下「レンズピッチ」と総称する。)を110μm以上330μm以下の範囲で構成するとともに、凹凸部の表面粗度(Ra:算術平均粗さ)を0.1μm以下とすることにより、高い輝度特性が得られるようになり、この光学シートを液晶表示装置あるいはバックライト装置に適用することで、高画質の表示画像を得ることができるようになる。
本発明者らの知見によれば、レンズピッチを大きくするほど輝度特性を向上させることができる。本発明に係る光学シートにおいて、レンズピッチが110μm未満では、当該光学シートを用いない場合に比べて輝度の上昇率が低く輝度特性が不十分である。一方、レンズピッチが一定以上大きくなると、輝度の上昇率は飽和するとともに、シートの剛度低下が顕在化する。具体的に、レンズピッチが330μmを超えると、輝度の上昇率は大きく低下するとともに、シートの剛度不足により取り扱い性が悪化する。この傾向は、シートサイズが大きくなるほど顕著となる。
また、凹凸部の表面粗度は、出射光の配向特性に大きく影響し、表面粗度が大きくなるほど正面輝度が低下する。この傾向は、レンズ頂点が先鋭なものほど顕著となる。レンズ面の表面粗度(Ra)を0.1μm以下、好ましくは、0.05μm以下とすることで、正面輝度の低下を抑制することができる。
上記凹凸部を構成するレンズの形状は、上述のように、プリズム形状でもよいしシリンドリカルレンズ形状でもよい。特に、レンズ先端部(頂点)を所定の形状で構成することで、一定以上の正面輝度を維持しつつ視野角の改善を図ることができる。
即ち、レンズ先端部の弦幅をa、レンズピッチをLpとしたとき、a/Lp≦0.18の関係を満たすようにレンズを構成する。このように、レンズ先端部の弦幅をレンズピッチの18%以下とすることで、一定以上の正面輝度を維持しつつ視野角の改善を図ることができる。
ここで「弦幅」とは、レンズがプリズム形状の場合は、プリズム斜面を構成する直線と先端部曲面を構成する曲線との交点をプリズム幅方向で結んだ直線の距離の大きさを意味し、特に、先端部曲面が球面の場合には、その曲率半径の2倍をいうものとする。また、レンズがシリンドリカルレンズ形状の場合は、その先端部の球面の曲率半径の2倍を意味するものとする。
あるいは、レンズ先端部の先端部曲面が球面で形成される場合、当該曲率半径をR、レンズの高さをLhとしたときに、R/Lh≦0.40の関係を満たすようにレンズを構成する。このように、レンズ先端部の曲率半径をレンズの高さの40%以下とすることで、一定以上の正面輝度を維持しつつ視野角の改善を図ることができる。
一方、レンズ形状を維持したままレンズピッチを大きくすると、レンズの高さが大きくなり、基材の厚さを一定とした場合、基材の厚さに対するレンズの高さの比率も増大する。この場合、レンズピッチが大きくなるに従って、シート全体の剛度、特にレンズ幅方向の剛度が低下して撓み易くなるため、取り扱い性が悪化する。そこで、シートの基材厚に対する凹凸部の高さ(レンズ高さ)の比の上限を設けることで、シートの撓みを抑制することができる。好適には、レンズの高さを基材厚の50%以下とする。これにより、シートサイズの大型化にも対応することが可能となる。
また、レンズピッチの拡大に伴って当該レンズを支持する基材の厚さを単層で形成することが困難な場合は、基材を2層以上の透光性シートの積層体で構成するのが効果的である。例えば、レンズを支持する第1シート基材と、この第1シート基材に接着材料層を挟んで対向する第2シート基材とで構成する。この場合、第2シート基材の厚さでシート総厚の主要部を占めるように構成したり、第1,第2シート基材の厚さを適宜組み合わせることによって、必要とする剛度を兼ね備えた光学シートを容易に得ることができる。
これに対して、レンズピッチの拡大によるシートの剛度低下を回避する他の技術的手段として、レンズを支持する基材の少なくとも周縁部に、当該基材の平面度を維持するための補強部を設ける。この補強部は、光学シートの使用時において基材の上縁に対して取り付けられる補強具とすることができる。補強具は、基材の周縁全体を囲む枠状で構成することも可能であるが、基材の上縁側だけに取り付けられる構成とするのが好適である。この場合、バックライト装置あるいは液晶表示装置の中に当該光学シートを取り付けるに際して使用される、当該シート周縁の一部に形成される係止部を、上記補強具によって構成することで、バックライトの熱によるシートの撓みやうねり等の変形を有効に阻止することができる。
以上述べたように、本発明によれば、従来よりも輝度の向上を図ることができるとともに、画面サイズの拡大に伴うシートサイズの大型化にも対応することができる程度の剛度と輝度特性を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
図1は、本発明の一実施形態による液晶表示装置10の構成例を概略的に示す断面図である。まず、液晶表示装置10の構成を概略的に説明する。
図1に示すように、この液晶表示装置10は、バックライトユニット1および液晶表示パネル2を備えている。この例では、バックライトユニット1が直下型である場合を説明するが、バックライトユニット1をエッジライト型で構成してもよい。
図1に示すように、バックライトユニット1は、液晶表示パネル2に対して調光した光を供給するためのものであり、液晶表示パネル2の背面直下に配置されている。液晶表示パネル2は、バックライトユニット1から供給された光を時間的空間的に変調して情報を表示する。この液晶表示パネル2の両面には、偏光板2a,2bが設けられている。偏光板2aおよび偏光板2bは、入射する光のうち直交する偏光成分の一方のみを透過させ、他方を吸収により遮蔽する。偏光板2aと偏光板2bとは、例えば、透過軸が互いに直交するように設けられている。
液晶表示パネル2は、パネル横方向および縦方向に画素が所定ピッチで複数配列されてなり、バックライトユニット1から照射される光の透過率を画素毎に制御することで、パネル正面に所定の画像を表示する。表示画像は、カラー画像とされるが、勿論これに限られない。
図1に示すように、バックライトユニット1は、例えば、反射板11、光源12、拡散板13、集光シート14、拡散シート17および反射型偏光子18を備える。なお、これら以外に他の光学素子を配置してもよい。また、拡散板13、拡散シート17、反射型偏光子18は、必要に応じて配置を省略したり、配置を変更してもよい。
光源12は、光を液晶表示パネル2に供給するためのものであり、図示の例では複数配置され、例えば、蛍光ランプ(FL)、エレクトロルミネッセンス(EL)素子、発光ダイオード(LED)等で構成される。
反射板11は、光源12の下方および側方を覆うように設けられ、光源12から下方および側方などに出射された光を反射して、液晶表示パネル2の方向に向けるためのものである。
拡散板13は、光源12の上方に設けられ、光源12からの出射光および反射板11による反射光を拡散させて輝度を均一にするためのものである。本例における拡散板13としては、例えば、透光性材料中に光拡散性の微粒子を分散させた比較的厚手のものが用いられている。
集光シート14は、本発明に係る光学シートに対応するもので、拡散板13の上方に配置されることで、照射光の指向性等を向上させる。なお、集光シート14の構成の詳細については後述する。
拡散シート17は、集光シート14上に設けられ、集光シート14により指向性を高められた光を一定角度範囲で拡散出射させるためのものである。本例における拡散シート17としては、透光性のシート基材の光出射面側に光拡散性を有する凹凸構造等の拡散面を備えたものが用いられている。
反射型偏光子18は、拡散シート17の上に設けられ、拡散シート17により拡散された光のうち、直交する偏光成分の一方のみを透過させ、他方を反射するものである。この反射型偏光子18を透過する偏光成分の振動方向は、液晶表示パネル2の光入射面側に配置された偏光板2aの透過軸と平行に設定されている。
次に、本発明に係る集光シート(光学シート)14の構成の詳細について説明する。
図2A,Bは、本発明の一実施形態による集光シート14の形状例を模式的に示す斜視図である。集光シート14は、略四角形状のシート状を有しており、透光性の基材14Bの一方側の主面(光出射面)に集光機能をもつ凹凸部14Cが一方向(図においてX方向)に多数連続して配列されたプリズムシートまたはレンズシートで構成されている。
集光シート14は、注型、熱プレス、溶融押出成形等により、基材14Bと凹凸部14Cとが一体的に形成されるもののほか、凹凸部14Cを紫外線硬化樹脂で構成し、基材14B上で硬化接着させる転写法で形成されるものも含まれる。基材14Bおよび凹凸部14Cは、ポリカーボネートやポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、アクリル系樹脂等の透明樹脂で構成されている。
なお、凹凸部14Cは、後述するように、プリズム体14Pおよびシリンドリカルレンズ体14Lの双方を含むものとする。
図2Aに示す集光シート14は、凹凸部14Cとして、光出射側の面に、断面三角形状のプリズム体14Pが多数配列されたプリズムシート14を示している。また、図2Bに示す集光シート14は、凹凸部14Cとして、光出射側の面に、双曲面、放物面あるいは高次の非球面を有するシリンドリカルレンズ体14Lが多数配列されたレンズシート14を示している。
一方、シリンドリカルレンズ体14Lは、集光シート14の法線方向に平行にZ軸、シリンドリカルレンズ体14Lの列の方向にX軸、シリンドリカルレンズ体14Lの母線方向にY軸をとったときに、以下の(1)式を満たすように、照射光の出射側に有限な焦点距離が存在し、かつ断面形状が左右対称な双曲面または放物面形状に形成されている。
Z=X2/(R+√(R2−(1+K)X2)) (1)
但し、Rは先端頂点の曲率半径[μm]であり、Kはコーニック定数である。なお、本明細書において「√」はそれ以降に続く数式で求められる値の平方根を意味する。
あるいは、シリンドリカルレンズ体14Lは、同様にZ軸、X軸およびY軸をとったときに、以下の(2)式を満たすように、照射光の出射側に有限な焦点距離が存在し、かつ断面形状が左右対称な非球面形状に形成されている。
Z=X2/(R+√(R2−(1+K)X2))+AX4+BX5+CX6+・・・ (2)
但し、Rは先端頂点の曲率半径[μm]、Kはコーニック定数、A,B,C・・・は非球面係数である。
集光シート14は、凹凸部14Cの配列ピッチ(レンズピッチ)Lpが、110μm以上330μm以下の範囲に設定されている。以下、図3を参照してレンズピッチLpの上限について説明する。
図3は、集光シート14のレンズピッチと、得られる正面輝度との関係の一例を示している。横軸はレンズピッチ[μm]、縦軸は、頂角90度のプリズムが50μm間隔で配列されたプリズムシートの輝度に対する相対値[%]で表した正面輝度である。なお、横軸のレンズピッチは対数目盛である。
図3には、頂角90度のプリズム体14Pを有するプリズムシートと、上記(1)式で表される双曲面形状のシリンドリカルレンズ体14Lを有するレンズシートのデータを示している。全体的に、レンズピッチが大きくなるに従って正面輝度が大きくなる傾向にあることがわかる。また、同一のレンズピッチにおいて、レンズシートの輝度がプリズムシートの輝度に比べて低いのは、プリズム体14Pに比べてレンズ体14Lの頂点が曲線状になっているためである。このレンズ頂点の鈍りは、レンズピッチが微細になるほど影響が大きく、輝度の低下を引き起こすが、レンズピッチの拡張によりレンズ頂点の鈍りによる影響が緩和される。
図3に示したように、レンズピッチを拡大することで輝度の向上が図れる。しかし、レンズピッチが大きくなるに従って、輝度の向上率が低下し330μm当たりで飽和する。すなわち、レンズピッチを330μm以上に拡大しても輝度の向上効果は小さくなる。従って、輝度向上率の観点から、レンズピッチの最大値は330μm程度とするのが好ましい。
次に、レンズピッチLpの下限について、図4を参照して説明する。
図4は、上記(1)式で表される双曲面形状のシリンドリカルレンズ体14Lを有するレンズシートのレンズピッチと輝度上昇率との関係を示す一実験結果である。この実験では、図1を参照して、光源12と液晶表示パネル2との間に拡散板13のみを配置して得られた正面輝度に対して、光源12と液晶表示パネル2との間に拡散板および集光シート(本例ではレンズシート)14のみを配置したときに得られる正面輝度がどれだけ向上したかを測定した。図中横軸はレンズピッチ[μm]であり、縦軸は、レンズシートが無い場合を1としたときの輝度の上昇率を表している。
なお、拡散板としては、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、スチレン樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂、アクリル−スチレン樹脂、シクロオレフィン系樹脂(商品名:ゼオノア樹脂、アートン樹脂など)などを材料として、これに表面散乱性の形状を付したものや、上記材料にアクリル粒子、スチレン粒子などの有機粒子、シリカ、アルミナ、酸化チタンなどの無機粒子を混合したものを使用することができ、いずれのものを使用しても同様な結果を得ることができる。
図4においては、レンズ先端部の曲率半径Rが10μmであるレンズシートと、レンズ先端部の曲率半径Rが12μmであるレンズシートのそれぞれの輝度上昇率を併せて示している。全体的に、レンズピッチが大きくなるに従って正面輝度が大きくなる傾向にあることがわかる。また、同一のレンズピッチにおいて、R=12μmのレンズシートの輝度がR=10μmのレンズシートの輝度に比べて低いのは、レンズ頂点の鈍りの程度が大きいからである。このレンズ頂点の鈍りは、レンズピッチが微細になるほど影響が大きく、輝度の低下を引き起こすが、レンズピッチの拡張によりレンズ頂点の鈍りによる影響が緩和される。
一般に集光シート14は、正面輝度の向上を図るために拡散板13の上に配置される。従って、集光シート14を配置しても一定の輝度の向上効果が得られなければ、集光シート14を配置する意義が薄らいでしまう。そこで本発明では、図4に示す輝度上昇率として約1.5倍以上の輝度向上効果を集光シート14に要求し、これを満足するレンズピッチおよびレンズ形状で集光シート14を構成するようにしている。この例では、先端曲率半径が10μm以下の双曲面シリンドリカルレンズシートについて、レンズピッチの下限は110μmとなる。
なお、この約1.5倍の輝度上昇率は、従来、図1を参照して説明した拡散シート17に準ずるシートを複数枚用いて実現していたものであり、集光シート14を用いることによってこれら複数枚の拡散シートの配置が不要となる。
集光シート14の輝度特性は、レンズピッチLpだけでなく、凹凸部14Cの表面(レンズ面)の表面粗度にも大きく影響される。図5は、凹凸部14Cの表面粗度(Ra)と相対輝度との関係を示すシミュレーション結果である。用いたサンプルは、頂角90度のプリズム体をベースとし、その先端部の曲率半径Rが0,0.5,1.0の3種類とした。横軸は表面粗度(Ra)[μm]であり、縦軸は、R=0、Ra=0のサンプルの輝度値を1としたときの相対値を表している。
図5から明らかなように、各サンプルとも凹凸部の表面粗度(Ra)が大きくなるに従って得られる輝度値が低下する傾向にある。そこで、表面粗度をRa≦0.1μm(100nm)、好ましくはRa≦0.05μm(50nm)の範囲に規定する。これにより、輝度値の低下を抑制することができる。
以上のように、凹凸部14Cの配列ピッチ(レンズピッチ)を110μm以上330μm以下とするとともに、凹凸部14Cの表面粗度(Ra)を0.1μm以下とすることにより、輝度特性の高い集光シート14を得ることができる。
なお、レンズピッチは、単位長さ当たりの凹凸部の総数によっても表すことが可能であり、110μm以上330μm以下の範囲のレンズピッチにおいて、1mm当たりの凹凸部14Cの稜線および谷部の総数は、6.06〜18.2[個/mm]の範囲となる。
続いて、凹凸部14Cの詳細について説明する。
図6Aは、プリズム体14Pの断面形状を示している。プリズム体14Pは、断面形状が二等辺三角形で、一対のプリズム斜面のなす角あるいは頂角θが、70度以上110度以下、好ましくは85度以上95度以下、より好ましくは90度で構成されている。
また、プリズム体14Pは、図6Bに示す形状で構成することができる。図6Bに示すプリズム体14Pは、先端部が曲面形状に形成されている。この場合、プリズム体14Pのプリズム斜面を構成する一対の直線P1,P1と先端部曲面を構成する曲線P2との交点R1,R2をプリズム幅方向に結んだ直線の距離の大きさを弦幅a[μm]とし、レンズピッチをLp[μm]としたときに、a/Lp≦0.18の関係を満たすように構成される。即ち、弦幅aの大きさがプリズム体14Pの配列ピッチ(レンズピッチ)の18%以下となるように構成する。また、曲線P2の属する曲面が球面である場合には、その曲率半径の2倍を上記弦幅aとする。このように構成することで、図4に示したような輝度上昇率1.5倍以上の一定の正面輝度を維持しつつ視野角の改善を図ることができる。
一方、図7は、シリンドリカルレンズ体14Lの断面形状の一例を示している。レンズ体14Lは、先端部(レンズ頂点)に一定の曲率半径R[μm]で描かれた曲面部を備えている。この場合は、レンズ体14Lの曲率半径の2倍(2R)がレンズ体14Lの弦幅a[μm]に相当し、レンズピッチLp[μm]との関係において、a/Lp≦0.18を満たすように構成される。このように構成することで、図4に示したような輝度上昇率1.5倍以上の一定の正面輝度を維持しつつ視野角の改善を図ることができる。
また、図7において、レンズ体14Lは、先端部の曲率半径をR[μm]、レンズ高さ(凹凸部14Cの高さ)をLhとしたときに、R/Lh≦0.40の関係を満たすようにレンズを構成する。このように、レンズ先端部の曲率半径をレンズの高さの40%以下とすることで、図4に示したような輝度上昇率1.5倍以上の一定以上の正面輝度を維持しつつ視野角の改善を図ることができる。
なお、図6Bに示したような先端部が曲面形状のプリズム体14Pにおいて、当該曲面形状が球面形状である場合についても同様に、当該球面の半径をRとしたとき、レンズ高さLhとの関係において、R/Lh≦0.40を満たすように当該プリズム体14Pを構成する。
続いて、a/Lp≦0.18、および、R/Lh≦0.40の各関係式について説明する。図8は、ポリカーボネート製の形状の異なる複数の双曲面シリンドリカルレンズシートを作製し、それぞれについての正面輝度特性を表した一実験結果である。図8において横軸は、レンズ体の先端部の曲率半径Rとレンズ高さLhとの比(R/Lh)を示し、縦軸は、図4の縦軸に相当する、拡散板のみの輝度値に対する輝度上昇率を示している。各プロット点に基づいて近似式を演算した結果、横軸をx、縦軸をyとしたときに、関数y=−0.3193x+1.6308が得られた。
上記双曲面シリンドリカルレンズシートにおいて、弦幅aは曲率半径Rの約2倍、レンズ高さLhはレンズピッチLpの約0.45倍である。そこで、図4を参照して説明したように、1.5倍程度の輝度上昇率が得られる双曲面シリンドリカルレンズシートは、レンズピッチLpが110μmの先端曲率半径Rが10μmのレンズ体であり、このときのa/Lp(≒2R/Lp)の値は約0.18となる。一方、2R/Lhの値は約0.40となる。
以上のように、a/Lp≦0.18、および、R/Lh≦0.40の各関係を満たすレンズ体で構成されたレンズシートは、輝度上昇率1.5倍以上の正面輝度を得ることができることになる。また、レンズ先端部が曲面形状で形成されることから、視野角特性の改善を図ることができることになる。
なお、視野角改善効果を実効あらしめるために、弦幅aはレンズピッチLpの3%以上であることが好ましい。すなわち、0.03≦(a/Lp)≦0.18とするのが好ましい。
次に、レンズピッチとシートの剛度あるいは剛性について説明する。
レンズ形状を維持したままレンズピッチを大きくすると、レンズの高さが大きくなり、基材の厚さを一定とした場合、レンズピッチの拡大に伴って、基材の厚さに対するレンズの高さの比率も増大する。この場合、レンズピッチが大きくなるに従って、シート全体の剛度、特にレンズ幅方向の剛度が低下して撓み(うねり)が生じ易くなるため、取り扱い性が悪化する。また、シートの剛度が不足すると、使用時のバックライトの熱でうねりが生じ、集光特性が乱れて画質の劣化を招くおそれがある。
そこで、本実施形態では、シートの基材厚に対するレンズ高さの比の上限を設けることで、シートの撓みを抑制するようにしている。好適には、レンズの高さを基材厚の50%以下とする。これにより、シートサイズの大型化にも対応することが可能となる。
図9は、レンズピッチおよび基材厚の異なる双曲面シリンドリカルレンズシートのサンプルを作製し、うねりの発生の有無を調べた結果を示す。レンズシートのレンズピッチLpは100μm、110μm、160μm、200μm、250μm、300μm、330μm、350μm、400μm、450μmとし、レンズ高さLhはレンズピッチLpの約0.45倍であり、基材厚Ltは200μm、300μm、400μmとした。うねりの評価は、うねり無しを「○」、パネル越しにうねりの発生が認められたもの(集光特性が乱れて画質が劣化しているもの)を「×」、画質の劣化には至らないがうねりの発生が認められたものを「△」とした。
基材厚に対するレンズ高さの比(Lh/Lt)を算出し、うねりの発生の有無について着目すると、Lh/Lt≦0.5、すなわち、レンズ高さを基材厚の50%以下とすることで、画質の劣化を伴ううねりの発生を防止することができることがわかる。従って、レンズ高さが基材厚の50%以下、好ましくは40%以下とすることで、うねりを原因とする画質の劣化を阻止できるのに十分な剛度を確保することが可能となる。
また、レンズピッチの拡大に伴って当該レンズを支持する基材の厚さを単層で形成することが困難な場合は、基材を2層以上の積層体で構成するのが効果的である。図10は、その一構成例を模式的に示す集光シート14の側面図である。図10に示す集光シート14は、レンズ(凹凸部)14Cを支持する第1シート基材21と、この第1シート基材21に接着材料層20を挟んで対向する第2シート基材22とで構成されている。集光シート14の基材14Bを第1,第2シート基材21,22の積層体で構成することにより、基材14Bの剛度を確保でき、集光シート14のうねりを防いで取り扱い性の向上と、画質劣化の防止を図ることができる。
第1,第2シート基材21,22の構成材料は、透光性であれば特に制限されず、例えば、ポリカーボネートやPET、アクリル系樹脂等の樹脂シートのほか、プラスチック板やガラス板などが適用可能である。接着材料層20としては、紫外線硬化型接着剤、感圧型接着剤、ホットメルト系接着剤などを用いることができる。接着材料層20の屈折率は、第1,第2シート基材21,22の屈折率と同等またはそれ以下が好ましい。
また、一般に、樹脂材料は、過度に紫外線の照射作用を受けると黄色に着色する傾向にある。この場合、シートの透過光は、当該シートの着色による影響を受けて所期の光透過特性を維持できなくなる。具体的には、青色透過波長が減少する。そこで、第1,第2シート基材21,22の少なくとも一方に紫外線吸収剤を添加することで、紫外線の照射によるシート基材の黄色化を抑制することができる。
なお、紫外線吸収剤に代えて又は紫外線吸収剤とともに、接着材料層に青色系色素を添加してもよい。これにより、第1シート基材21の着色を補正できるようになり、これによりシートの透過光の変調を防止することができる。
また、積層後のシートの反りを抑えるために、第1,第2シート基材の分子配向を考慮することが好ましい。具体的には、各シート基材の分子配向のなす角を20度以下とする。また、各シート基材の厚みを同等にしたり、一方のシート基材がシート全体の主要な層厚を占めるように構成することも、シートの反り抑制に有効である。
第1,第2シート基材21,22の厚さは特に制限されず、積層時に目的のシート厚が得られるように各々のシート厚を適宜選定することができ、例えば、50μm以上500μm以下とされる。また、積層後の基材14Bの反り防止を図る観点から、第1,第2シート基材21,22の厚さを互いに同等としたり、一方のシート基材がシート総厚の主要部を占めるように構成することが好ましい。
例えば、第1,第2シート基材21,22がともに同一の材料で構成される場合は、これらのシート厚を同等とすることで反りの発生は抑えられる。一方、第1,第2シート基材21,22が互いに異種の材料で構成される場合は、厚さを同等としても反りが発生する場合がある。この場合、材料の組合せによって厚さのバランスをとることが好ましい。例えば、第1シート基材21がポリカーボネート、第2シート基材22がポリエチレンテレフタレートの場合、第1シート基材21と第2シート基材22とのシート厚比を6:4程度とする。
また、レンズピッチの大きさによって第1シート基材21の剛度が変化する。即ち、シート厚一定の場合、レンズピッチが大きくなるほど凹凸部14Cの配列方向の剛度が低下しやすい。従って、第1シート基材21および第2シート基材22のシート厚をレンズピッチによって最適化することで、集光シート14の適度な剛度を確保することができる。
更に、樹脂の種類によっても得られる剛度が異なる。図11は、レンズ曲げ方向における基材厚と曲げ剛性との関係を示している。ポリカーボネート(PC)よりもPETの方が曲げ剛性が高いことがわかる。従って、第1,第2シート基材21,22の材料選択にこれらの材料固有の曲げ剛性を考慮に入れることで、集光シート14の剛度の最適化を図れるようになる。
一方、レンズピッチの拡大によるシートの剛度低下を回避する他の技術的手段として、例えば図12A,Bに示す構成がある。図示の例では、集光シート14の使用時において基材14Bの上縁部となる領域に、基材14Bの平面度を維持するのに十分な強度および耐熱性を備えた金属等からなる補強具25が設けられている。補強具25は、基材14の上縁を挟むようにして取り付けられることで、基材14の平面度を維持する本発明の「補強部」を構成する。なお、補強具25を取り付ける構成に代えて、基材14の上縁部を部分的に厚く形成することで、上記補強部を構成するようにしてもよい。
また、通常、集光シート等の光学シートは、バックライトユニットあるいは液晶表示装置の内部において、フレーム部に吊り下げられた状態で組み込まれている。しかし、レンズピッチの拡大によりシートの剛度が低下すると、シートが撓みやすくなって組み付け作業性が大幅に低下する。また、組付後、使用時において、シートの上縁に形成された上記フレーム部に対する係止部が、バックライトの熱により変形してシートの平面度が損なわれるおそれがある。この場合、集光面の平坦度が維持できなくなるので、レンズの集光特性が面内でばらつき、表示画像の画質劣化を引き起こす。
これに対して、図12に示した構成例においては、基材14Bの上縁を支持する補強具25の一部に、上記フレーム部に係止される係止孔26を備えた係止片27を一体的に設けることで、バックライトあるいは液晶表示装置の組立作業性の改善を図ることができるとともに、バックライトの熱による係止部の熱変形を防止し、集光シート14の平面度低下による画質の劣化を回避することが可能となる。
また、図12に示すように、基材14Bの下縁にウェイトバー28を取り付け、集光シート14の吊下げ時において自重によるシートの平面性を確保するようにしてもよい。この構成は、集光シート14の基材14Bの厚さが薄すぎてシート自体の自重による平面度の確保が困難な場合に特に有効である。
次に、本実施形態の集光シート14においては、その光入射面となる裏面、すなわち、基材14Bの凹凸部14Cが形成される一主面とは反対側の他主面に、当該他主面を粗面化する微細な凸部がさらに設けられている。
上記凸部の高さは特に限定されないが、平均中心面(JIS B0601−1994)から0.20μm以上とすることが好ましい。また、平均中心面から0.20μm以上の高さを有する凸部の密度は、70個/mm以上400個/mm以下の範囲とすることが好ましい。凸部の密度を70個/mm以上にすることにより、集光シート14の裏面側に配置された拡散板13の平面部分との干渉による外観にじみを改善できる。また、凸部の密度を400個/mm以下にすることにより、集光シート14の裏面側に凸部を設けることによる液晶表示装置の輝度低下を抑制することができる。









平均中心面から0.20μmの高さを有する凸部の平均間隔は特に限定されないが、例えば、50μm以上120μm以下の範囲とすることが好ましい。凸部の平均間隔を50μm以上とすることにより、集光シート14の裏面側に凸部を設けることによる液晶表示装置の輝度の低下を抑制することができる。また、凸部の平均間隔を120μm以下とすることにより、集光シート14の裏面との接触によって拡散板13の表面に傷が発生することを防止でき、且つ、拡散板13の平面部分との干渉による外観にじみを改善することができる。
また、集光シート14の裏面(光入射面)に設けられた凸部は、凹凸部14Cを形成しない状態において、集光シートの曇り度(ヘイズ)が20%以下となるように設けられていることが好ましい。また、この凸部が設けられた集光シート14の裏面の平均傾斜勾配は、0.25rad以下とするのが好ましい。
図13は、曇り度(ヘイズ)の異なる複数の集光シートを準備し、その輝度特性、うねり又は貼り付き、振動テストによるシート裏面側の傷つきの有無についてそれぞれ評価した結果を示す。曇り度が20%を超えるサンプルでは輝度の低下が認められたが、曇り度20%以下のサンプルでは輝度の低下は認められなかった。また、シート裏面に上記凸部を形成することで他部材への貼り付きやこれによるうねりの発生、更には振動によるシート裏面の傷つきが抑えられることがわかる。なお、曇り度が2%以下の場合にはシート裏面の傷つき防止効果が低下することも確認された。
本発明の実施形態による液晶表示装置の概略構成を示す概略断面図である。 本発明の実施形態による光学シートとしての集光シートの構成例を示す斜視図であり、Aは集光層としてプリズム構造の凹凸部を有する形態を示し、Bは集光層としてシリンドリカルレンズ構造の凹凸部を有する形態を示している。 集光シートのレンズピッチの正面輝度との関係の一例を示す図である。 集光シートのレンズピッチと正面輝度との関係を示す一実験結果である。 凹凸部の表面粗度と正面輝度との関係を示すシミュレーション結果である。 凹凸部を構成するプリズム体の概略側面図である。 凹凸部を構成するレンズ体の概略側面図である。 レンズ体のレンズ高さに対する先端部の曲率半径の比と正面輝度との関係を示す一実験結果である。 集光シートの基材厚に対するレンズ高さの比とうねりの発生の有無との関係を示す一実験結果である。 集光シートの他の構成例を示す概略側面図である。 集光シートの基材厚みとレンズ体の曲げ剛性との関係を示す一実験結果である。 集光シートの補強構造の一例を示す図であり、Aは正面図、BはAの[B]−[B]線方向断面図である。 集光シートの裏面に微細な凸部を形成することによって得られる当該シートのヘイズ値と輝度の低下の有無、うねり、振動テストによる傷つきの有無との関係を示す一実験結果である。
符号の説明
1…バックライトユニット、2…液晶表示パネル、2a,2b…偏光板、10…液晶表示装置、11…反射板、12…光源、13…拡散板、14…集光シート、14B…基材、14C…凹凸部、14P…プリズム体、14L…レンズ体、17…拡散シート、18…反射型偏光分離素子、20…接着材料層、21…第1シート基材、22…第2シート基材、25…補強具、28…ウェイトバー、a…弦幅、Lh…レンズ高さ、Lt…基材厚、Lp…レンズピッチ、R…レンズ体先端部の曲率半径

Claims (13)

  1. 透光性の基材の一主面上に、凹凸部が多数連続して配列された集光性の光学シートであって、
    前記凹凸部は、
    曲率半径が前記凹凸部の高さの40%以下であり弦幅が前記曲率半径の2倍となる球面で形成された先端部を有し、110μm以上330μm以下の配列ピッチで前記基材の厚さの50%以下の高さに形成され、かつ、0.1μm以下の表面粗度(Ra)であり、
    前記基材は、
    接着材料層を介して貼り合わされた透光性シートの積層体からなり、
    前記積層体は、
    前記凹凸部を支持し、ポリカーボネートからなる第1シート基材と、
    前記第1シート基材に前記接着材料層を挟んで対向し、ポリエチレンテレフタレートからなる第2シート基材とからなり、
    前記第1シート基材と第2シート基材とのシート厚比を6:4とする
    光学シート。
  2. 請求項1に記載の光学シートであって、
    前記凹凸部は、断面三角形状のプリズムである光学シート。
  3. 請求項1に記載の光学シートであって、
    前記凹凸部は、双曲面または放物面を有するシリンドリカルレンズ体であり、
    前記光学シートの法線方向に平行にZ軸をとり、前記シリンドリカルレンズ体の列の方向にX軸をとったときに、前記シリンドリカルレンズ体の断面形状が、以下の式を満たす光学シート。
    Z=X/(R+√(R−(1+K)X))
    (但し、Rは先端頂点の曲率半径[μm]、Kはコーニック定数である。)
  4. 請求項1に記載の光学シートであって、
    前記凹凸部は、高次の非球面を有するシリンドリカルレンズ体であり、
    前記光学シートの法線方向に平行にZ軸をとり、前記シリンドリカルレンズ体の列の方向にX軸をとったときに、前記シリンドリカルレンズ体の断面形状が、以下の式を満たす光学シート。
    Z=X/(R+√(R−(1+K)X))+AX+BX+CX+・・・
    (但し、Rは先端頂点の曲率半径[μm]、Kはコーニック定数、A,B,C・・・は非球面係数である。)
  5. 請求項1に記載の光学シートであって、
    前記先端部の弦幅は、前記凹凸部の配列ピッチの18%以下である光学シート。
  6. 請求項1に記載の光学シートであって、
    前記基材の前記凹凸部が設けられた一主面とは反対側の他主面には凸部がさらに設けられており、
    前記凸部は、前記凹凸部を形成しない状態において前記光学シートの曇り度が20%以下となるように設けられている光学シート。
  7. 請求項に記載の光学シートであって、
    前記第1シート基材および前記第2シート基材のうち少なくとも一方には、紫外線吸収剤が添加されている光学シート。
  8. 請求項1に記載の光学シートであって、
    前記基材の周縁の少なくとも一部に、当該基材の平面度を維持するための補強部が設けられている光学シート。
  9. 請求項に記載の光学シートであって、
    前記補強部は、当該光学シートの使用時において前記基材の上縁に対して取り付けられる補強具である光学シート。
  10. 請求項に記載の光学シートであって、
    前記光学シートの使用時において前記基材の上縁を支持する前記補強具は、その一部に係止孔を備えた係止片が一体的に設けられている光学シート。
  11. 請求項10に記載の光学シートであって、
    前記基材は、当該基材の下縁にウェイトバーが取り付けられた光学シート。
  12. 光源と、この光源からの出射光を調光する光学シートとを備えたバックライト装置において、
    前記光学シートは、透光性の基材の一主面上に集光性の凹凸部が多数連続して配列されてなり、
    前記凹凸部は、
    曲率半径が前記凹凸部の高さの40%以下であり弦幅が前記曲率半径の2倍となる球面で形成された先端部を有し、110μm以上330μm以下の配列ピッチで前記基材の厚さの50%以下の高さに形成され、かつ、0.1μm以下の表面粗度(Ra)であり、
    前記基材は、
    接着材料層を介して貼り合わされた透光性シートの積層体からなり、
    前記積層体は、
    前記凹凸部を支持し、ポリカーボネートからなる第1シート基材と、
    前記第1シート基材に前記接着材料層を挟んで対向し、ポリエチレンテレフタレートからなる第2シート基材とからなり、
    前記第1シート基材と第2シート基材とのシート厚比を6:4とする
    バックライト装置。
  13. 液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの背面側に配置された光源と、前記液晶表示パネルと前記光源との間に配置された光学シートとを備えた液晶表示装置において、
    前記光学シートは、透光性の基材の一主面上に集光性の凹凸部が多数連続して配列されてなり、
    前記凹凸部は、
    曲率半径が前記凹凸部の高さの40%以下であり弦幅が前記曲率半径の2倍となる球面で形成された先端部を有し、110μm以上330μm以下の配列ピッチで前記基材の厚さの50%以下の高さに形成され、かつ、0.1μm以下の表面粗度(Ra)であり、
    前記基材は、
    接着材料層を介して貼り合わされた透光性シートの積層体からなり、
    前記積層体は、
    前記凹凸部を支持し、ポリカーボネートからなる第1シート基材と、
    前記第1シート基材に前記接着材料層を挟んで対向し、ポリエチレンテレフタレートからなる第2シート基材とからなり、
    前記第1シート基材と第2シート基材とのシート厚比を6:4とする
    液晶表示装置。
JP2006112388A 2006-04-14 2006-04-14 光学シート、バックライト装置および液晶表示装置 Expired - Fee Related JP5168813B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006112388A JP5168813B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 光学シート、バックライト装置および液晶表示装置
CN201010178256.3A CN101819290B (zh) 2006-04-14 2007-04-16 光学片、背光装置及液晶显示装置
CN2007100969034A CN101055324B (zh) 2006-04-14 2007-04-16 光学片、背光装置及液晶显示装置
US11/735,810 US8553175B2 (en) 2006-04-14 2007-04-16 Optical sheet having irregularity portions, backlight device with optical sheet, and liquid crystal display device including a backlight device with optical sheet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006112388A JP5168813B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 光学シート、バックライト装置および液晶表示装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007286261A JP2007286261A (ja) 2007-11-01
JP2007286261A5 JP2007286261A5 (ja) 2009-05-28
JP5168813B2 true JP5168813B2 (ja) 2013-03-27

Family

ID=38604669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006112388A Expired - Fee Related JP5168813B2 (ja) 2006-04-14 2006-04-14 光学シート、バックライト装置および液晶表示装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8553175B2 (ja)
JP (1) JP5168813B2 (ja)
CN (2) CN101055324B (ja)

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW200700834A (en) * 2005-06-24 2007-01-01 Innolux Display Corp Light guiding plate and backlight module using the same
JP4844822B2 (ja) * 2006-04-24 2011-12-28 大日本印刷株式会社 真贋識別構造
US7708446B2 (en) * 2008-02-26 2010-05-04 Sabic Innovative Plastic Ip B.V. Display film stacks and a method of modeling the films
KR101260839B1 (ko) * 2008-04-16 2013-05-06 엘지디스플레이 주식회사 백라이트 유닛 및 이를 구비한 액정표시장치모듈
JP2009258528A (ja) * 2008-04-21 2009-11-05 Sumitomo Chemical Co Ltd 光偏向構造板及び面光源装置並びに液晶表示装置
KR101052799B1 (ko) * 2008-05-28 2011-07-29 엘지전자 주식회사 광학 시트, 이를 포함하는 백라이트 유닛 및 액정표시장치
US8068187B2 (en) * 2008-06-18 2011-11-29 3M Innovative Properties Company Stereoscopic 3D liquid crystal display apparatus having a double sided prism film comprising cylindrical lenses and non-contiguous prisms
JP5267000B2 (ja) * 2008-09-22 2013-08-21 パナソニック株式会社 導光シート及びこれを用いた可動接点体
KR101507965B1 (ko) 2008-11-19 2015-04-06 삼성디스플레이 주식회사 확산판 및 이를 포함하는 표시 장치
JP5428313B2 (ja) * 2008-12-08 2014-02-26 凸版印刷株式会社 光均一素子及びそれを用いたバックライトユニットとディスプレイ装置
JP6033997B2 (ja) * 2009-02-19 2016-11-30 大日本印刷株式会社 光制御シート、該光制御シートを用いた液晶表示装置
US9256007B2 (en) * 2009-04-21 2016-02-09 Svv Technology Innovations, Inc. Light collection and illumination systems employing planar waveguide
JP5625261B2 (ja) * 2009-04-30 2014-11-19 凸版印刷株式会社 輝度向上用光学シート
KR20100137894A (ko) 2009-06-23 2010-12-31 삼성전자주식회사 확산판 및 이를 포함하는 표시 장치
JP5059171B2 (ja) * 2009-07-06 2012-10-24 住友化学株式会社 光制御板、面光源装置及び透過型画像表示装置
KR101481181B1 (ko) * 2009-07-29 2015-01-12 코오롱인더스트리 주식회사 집광형 광학 시트
WO2011016456A1 (ja) * 2009-08-06 2011-02-10 住友化学株式会社 複合光制御板、面光源装置および透過型画像表示装置
JP2011053665A (ja) * 2009-08-06 2011-03-17 Sumitomo Chemical Co Ltd 複合光制御板、面光源装置及び透過型画像表示装置
JP2011059666A (ja) * 2009-08-10 2011-03-24 Sumitomo Chemical Co Ltd 複合光制御板、面光源装置および透過型画像表示装置
JP2011059667A (ja) * 2009-08-10 2011-03-24 Sumitomo Chemical Co Ltd 複合光制御板、面光源装置および透過型画像表示装置
US8142041B2 (en) * 2009-08-27 2012-03-27 Sabic Innovative Plastics Ip B.V. Lenticular film and backlight modules for use therewith
JP2011081166A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Toppan Printing Co Ltd Elパネル及びそれを用いた照明装置、及びそれを用いた表示装置
US8545062B2 (en) 2009-12-08 2013-10-01 Industrial Technology Research Institute Light uniformization structure and light emitting module
CN102162622B (zh) * 2009-12-22 2014-06-11 财团法人工业技术研究院 匀光结构及发光模块
JP2011150172A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Sumitomo Chemical Co Ltd 光制御板、面光源装置及び透過型画像表示装置
JP2011150174A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Sumitomo Chemical Co Ltd 光制御板、面光源装置及び透過型画像表示装置
JP5803242B2 (ja) * 2010-04-28 2015-11-04 大日本印刷株式会社 面光源装置及び液晶表示装置
US8766526B2 (en) * 2010-06-28 2014-07-01 Lg Innotek Co., Ltd. Light-emitting device package providing improved luminous efficacy and uniform distribution
TWI439735B (zh) * 2010-07-01 2014-06-01 Entire Technology Co Ltd 柱狀透鏡陣列之裝置及其背光模組
KR20120007944A (ko) * 2010-07-15 2012-01-25 주식회사 엘지화학 광학 성능이 향상된 광학필름 및 이를 포함하는 백라이트 유닛
CN102338345B (zh) * 2010-07-20 2013-10-16 颖台科技股份有限公司 柱状透镜组装置及其使用的背光模块
US9244284B2 (en) 2011-03-15 2016-01-26 3M Innovative Properties Company Microreplicated film for autostereoscopic displays
CN103185233B (zh) * 2011-12-30 2015-06-17 中强光电股份有限公司 背光模块
US9784902B2 (en) 2013-03-25 2017-10-10 3M Innovative Properties Company Dual-sided film with split light spreading structures
US9261641B2 (en) 2013-03-25 2016-02-16 3M Innovative Properties Company Dual-sided film with compound prisms
CN103489374A (zh) * 2013-08-13 2014-01-01 江苏清投视讯科技有限公司 一种多屏幕拼接的无缝显示屏
WO2015046905A1 (ko) * 2013-09-27 2015-04-02 코오롱인더스트리 주식회사 집광형 광학시트
JP2015219422A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 Nltテクノロジー株式会社 光学部材及び表示装置
CN107850829B (zh) * 2015-06-15 2020-12-22 Jxtg能源株式会社 透明屏幕及具备该透明屏幕的影像投影系统
KR102571687B1 (ko) * 2016-09-27 2023-08-28 엘지디스플레이 주식회사 프리즘 시트 및 이를 구비한 백 라이트 유닛과 액정 표시장치
JP6201025B1 (ja) * 2016-10-14 2017-09-20 住友化学株式会社 偏光子、偏光板及び画像表示装置
JP2020504846A (ja) * 2017-01-04 2020-02-13 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 水平面の視野向上のための転向フィルム及びレンズ状ディフューザを有する光制御フィルム
TWI632415B (zh) * 2017-09-12 2018-08-11 友達光電股份有限公司 顯示裝置及其背光模組
JP2020021038A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 住友ベークライト株式会社 異方性拡散板、バックライトユニット、液晶表示装置および電子機器
JP2020021037A (ja) * 2018-08-03 2020-02-06 住友ベークライト株式会社 異方性拡散板、バックライトユニット、液晶表示装置および電子機器
CN109410229A (zh) * 2018-08-27 2019-03-01 南京珂亥韧光电科技有限公司 多目标透镜位置以及凹凸面识别的方法
CN112377877B (zh) * 2020-11-10 2022-12-02 浙江光锥科技有限公司 透镜的设计方法及系统、线条灯透镜
CN115014461A (zh) * 2022-04-25 2022-09-06 山东产研信息与人工智能融合研究院有限公司 一种融合毫米波雷达和高度传感器的液位测量装置及方法
US11977251B1 (en) * 2023-02-06 2024-05-07 Coretronic Corporation Backlight module

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3006306B2 (ja) * 1992-09-16 2000-02-07 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 光学的フイルム及び上記光学的フイルムを用いた液晶表示装置
JPH07230001A (ja) * 1993-05-17 1995-08-29 Sekisui Chem Co Ltd 光制御シート及びその製造方法
TW404532U (en) * 1995-11-10 2000-09-01 Starlite Ind Panel for surface light source device
US6478438B1 (en) * 1997-02-14 2002-11-12 Enplas Corporation Side light type surface light source device
US6280063B1 (en) * 1997-05-09 2001-08-28 3M Innovative Properties Company Brightness enhancement article
JPH11160504A (ja) * 1997-11-26 1999-06-18 Sekisui Chem Co Ltd 光制御シート
TW539703B (en) * 1997-12-18 2003-07-01 Teijin Ltd Biaxially oriented polyester film for laminating metal sheets
JP2000294019A (ja) * 1999-02-03 2000-10-20 Mitsubishi Rayon Co Ltd 面光源素子
JP2002258019A (ja) * 2000-12-26 2002-09-11 Olympus Optical Co Ltd 光学シート、光学シート製造システム、光学シート切断装置
JP2004010875A (ja) * 2002-06-12 2004-01-15 Mitsubishi Polyester Film Copp ディスプレイ用ポリエステルフィルム
KR100888777B1 (ko) * 2002-09-14 2009-03-13 삼성전자주식회사 액정 표시 장치
KR100675412B1 (ko) * 2003-09-09 2007-01-29 다이니폰 인사츠 가부시키가이샤 광학용 시트 및 그 제조방법
JP4081448B2 (ja) * 2004-01-14 2008-04-23 シャープ株式会社 液晶表示装置
US7726826B2 (en) * 2004-08-24 2010-06-01 Zeon Corporation Direct-type backlight device
TW200638128A (en) * 2004-09-30 2006-11-01 Sony Corp Optical sheet, backlight, and liquid crystal display device
US7695167B2 (en) * 2004-09-30 2010-04-13 Sony Corporation Optical sheet, backlight and liquid crystal display apparatus
US7384173B2 (en) * 2004-12-30 2008-06-10 3M Innovative Properties Company Brightness enhancement article
US7326448B2 (en) * 2005-02-17 2008-02-05 3M Innovative Properties Company Polymerizable oligomeric urethane compositions comprising nanoparticles
US7777832B2 (en) * 2005-11-18 2010-08-17 3M Innovative Properties Company Multi-function enhancement film

Also Published As

Publication number Publication date
US20070242479A1 (en) 2007-10-18
US8553175B2 (en) 2013-10-08
JP2007286261A (ja) 2007-11-01
CN101055324A (zh) 2007-10-17
CN101055324B (zh) 2011-06-15
CN101819290A (zh) 2010-09-01
CN101819290B (zh) 2014-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5168813B2 (ja) 光学シート、バックライト装置および液晶表示装置
JP4957195B2 (ja) 液晶表示装置
JP5018371B2 (ja) 光学シート、バックライトユニット及び表示装置
KR100974195B1 (ko) 광학시트와 이의 제조방법 그리고 이를 이용한액정표시장치
JP5236291B2 (ja) レンズシート、面光源装置及び液晶表示装置
US20090257001A1 (en) Transparent substrare illumination device, and liquid crystal display device
JP2007283601A (ja) 光学シート、バックライト装置および液晶表示装置
US20090135335A1 (en) Optical film and liquid crystal display including the same
TWI429962B (zh) 透鏡片、光學片及使用其之背光單元、顯示裝置
JP2005221619A (ja) 光学シート及びバックライト、並びに液晶表示装置
US10352530B2 (en) Lens, light emitting apparatus including the lens, and backlight unit including the apparatus
CN113296312A (zh) 显示装置
JP2007529780A (ja) 粒子が分散された表面損傷防止層を有する光透過性光学フィルム
JP2001143515A (ja) プリズムシートおよび面光源素子
CN104698518A (zh) 棱镜片、采用该棱镜片的背光模组及液晶显示器
JP2009053623A (ja) レンズシート、ディスプレイ用光学シート及びそれを用いたバックライト・ユニット、ディスプレイ装置
US20090322988A1 (en) Liquid crystal display device
CN205028004U (zh) 背光模组与显示装置
JP2004045645A (ja) 面光源装置並びに液晶ディスプレイ装置
KR20210057997A (ko) 액정표시장치
JP5509532B2 (ja) 光学部材及びバックライトユニット並びにディスプレイ装置
CN114035378A (zh) 显示装置
JP5130928B2 (ja) 光学部材及びバックライトユニット並びにディスプレイ装置
KR100544518B1 (ko) 광손실을 최소화한 프리즘 필름
US20090290112A1 (en) Display device

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20071028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090414

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110822

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121031

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20121108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121217

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5168813

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160111

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees