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JP5167299B2 - 低騒音型液冷式圧縮機 - Google Patents

低騒音型液冷式圧縮機 Download PDF

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Description

本発明は、互いに噛み合う雌雄一対のスクリュロータを有する液冷式スクリュ圧縮機において、主に圧縮機の吸込流路を通じて外部に出る騒音の振幅、特に圧縮機本体の吸込側の脈動振幅を低減して騒音値を抑制する低騒音型液冷式圧縮機に関する。
スクリュ圧縮機のスクリュロータ(以下、ロータとも言う)の温度は流体が圧縮されるのに伴って上昇する。従って、スクリュロータを冷却する冷却機構が必須である。このような冷却機構として、一般的に外部の冷却装置による冷却空気や冷却液の供給等が従来より用いられてきた。
そこで先ず、上記冷却液として冷却油(以下、単に油ともいう)を用いた油冷式スクリュ圧縮機の一般的な冷却機構につき、以下図7を参照しながら説明する。図7は従来の一般的な油冷式スクリュ圧縮機の本体断面図である。
この油冷式スクリュ圧縮機31は、ロータケーシング30内に互いに噛み合う雌雄一対のスクリュロータ32を備えている。このスクリュロータ32は、吸込側の軸受部33及び吐出側の軸受部34によって回転可能に支持されており、これらの軸受部33,34とスクリュロータ32との間に、軸封部35,36が夫々設けてある。また、軸受部33,34、軸封部35,36及びスクリュ圧縮機31内のガス圧縮空間部であるロータ室37等の注油箇所に注油するための注油孔38,39及び40が設けられている。
そして、スクリュ圧縮機31の吸込口41から吸い込まれた気体は、前記注油孔38,39及び40から油注入を受けつつ圧縮され、油と共に圧縮気体として吐出口42より吐出されている。吐出された圧縮気体及び油は図示しない油分離回収器において互いに分離され、圧縮気体は吐出流路43に送り出される。ここで、前記ロータ室37に注入された油は、気体圧縮部の冷却、スクリュロータ32同士の間、及びスクリュロータ32とロータケーシング30の内壁部との間のシール及び潤滑の働きをしている。
次に、圧縮機の従来例に係る騒音対策技術につき、以下添付図8,9を参照しながら説明する。図8は従来例に係る二段オイルフリー圧縮機の一実施例を示す系統図、図9は従来例に係る圧縮機の消音器の一実施例を示す断面図である。
従来例に係る圧縮機の騒音対策としては、図示はしないが、重量があり、加振源である圧縮機本体と電動機を架台及び支柱により床面と剛に支持することによって、振動振幅を小さく抑えてパッケージの台板やカバーへの振動伝播を防止するパッケージ付スクリュー圧縮機がある(特許文献1参照)。しかしながら、この従来例は、圧縮機本体及び電動機の加振振動の伝播を抑えるものであり、圧縮機本体が発生する騒音そのものを抑制することは考慮されていない。特に、圧縮機が外気を吸込まねばならないため、吸込口からの脈動音を外部に漏れ難くすることが困難である。
次に、従来例に係る二段オイルフリー圧縮機は、図8に示す如く、吐出管のその主要な長さに亘って複数化、例えば、低段圧縮機50の吐出管を2本の吐出管51,52とすることにより透過損失を大きくし、圧縮機の吐出圧力の脈動に起因する騒音値を低減させるものである(特許文献2参照)。この圧縮機は、吐出圧力の脈動に起因する騒音を、2kHz以上の決まった周波数成分に効果を発揮するが、スクリュー回転数を変化させると発生騒音の周波数が変わり、全ての運転状態において低騒音効果を得ることは不可能である。
また、他の従来例に係る圧縮機の消音器は、図9に示す如く、圧縮機の吐出穴と連通する第1消音器54と、第1消音器54と接続配管53を介して連通する第2消音器55とを備え、前記接続配管53にチャンバー56を設けることにより、圧縮機の吐出圧力の脈動を、多段消音器構造における消音器間に発生する気柱共鳴周波数を圧力動脈の基本周波数から回避させることにより、消音効果の低下を防止しようとするものである(特許文献3参照)。本従来例においても、上記従来例と同様、決まった周波数帯の吐出圧力の脈動の騒音低減に効果を発揮するが、圧縮機の回転数を変化させると発生騒音の周波数が変わり、全ての運転状態において低騒音効果を得ることは出来ない。
特開平7−208361号公報 特開平7−133774号公報 特開平6−10875号公報
従って、本発明の目的は、圧縮機の回転数が変化し発生騒音の周波数が変わっても、種々の運転状態において低騒音効果を得ることが可能で、主に圧縮機の吸込流路を通じて外部に出る騒音の振幅、特に圧縮機本体の吸込側の脈動振幅を低減して騒音値を抑制する低騒音型液冷式圧縮機を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る低騒音型液冷式圧縮機が採用した手段は、互いに噛み合う雌雄一対のスクリュロータを有する液冷式スクリュ圧縮機において、前記スクリュロータに供給される気体を吸込む吸込流路に注液孔が設けられ、この注液孔から前記吸込流路に、重量物として作用し、騒音を低減するための液を注入する様に構成され、前記液がスクリュロータを収納するロータ室に注液可能に構成されると共に、圧縮された圧縮気体を吐出する吐出流路に、前記圧縮気体と液とを分離し、分離された液を回収するための液分離回収手段が設けられる一方、吸込流路に設けられた前記注液孔に、前記液分離回収手段によって分離回収された液を注入するための注液ラインが接続され、前記スクリュロータを駆動する駆動モータにインバータが、前記注液ラインに液流量を調節するための流量調整手段が夫々設けられると共に、前記インバータにより前記駆動モータに指令された周波数信号を受信し、この周波数信号に基づいて、前記流量調整手段を制御する制御手段が設けられたことを特徴とするものである。
本発明の請求項1に係る低騒音型液冷式圧縮機によれば、互いに噛み合う雌雄一対のスクリュロータを有する液冷式スクリュ圧縮機において、前記スクリュロータに供給される気体を吸込む吸込流路に注液孔が設けられ、この注液孔から前記吸込流路に液を注入して、前記注液孔に注入された液が、圧縮機の吸込流路において重量物として作用することにより、主に圧縮機の吸込流路を通じて外部に出る騒音の振幅、特に圧縮機の吸込側の脈動音の振動振幅を低下させて騒音値を低減し得る。
また、前記液がスクリュロータを収納するロータ室に注液可能に構成されると共に、圧縮された圧縮気体を吐出する吐出流路に、前記圧縮気体と液とを分離し、分離された液を回収するための液分離回収手段が設けられる一方、吸込流路に設けられた前記注液孔に、前記液分離回収手段によって分離回収された液を注入するための注液ラインが接続されたので、別個の液供給手段を必要とすることなく、スクリュロータの冷却、潤滑及び前記ロータ間のシールに用いられる冷却液を、騒音値低減のための液として活用できる。
更に、前記スクリュロータを駆動する駆動モータにインバータが、前記注液ラインに液流量を調節するための流量調整手段が夫々設けられると共に、前記インバータにより前記駆動モータに指令された周波数信号を受信し、この周波数信号に基づいて、前記流量調整手段を制御する制御手段が設けられたので、吸込流路における脈動音ごと、ひいては圧縮機の回転数ごとに適量の液を供給することが出来、最も効果的な低騒音効果を実現可能である。
本発明の実施の形態に係る低騒音型液冷式圧縮機を説明するための系統図である。 本発明の比較例に係り、音圧センサによって検出された脈動音の一例である。 本発明の実施例に係り、スクリュ回転数1000r/minにおける音圧レベ ルの比較データである。 本発明の実施例に係り、スクリュ回転数2500r/minにおける音圧レベ ルの比較データである。 本発明の実施例に係り、スクリュ回転数4000r/minにおける音圧レベ ルの比較データである。 本発明の実施例に係り、スクリュ回転数5410r/minにおける音圧レベルの比較データである。 従来の一般的な油冷式スクリュ圧縮機の本体断面図である。 従来例に係る二段オイルフリー圧縮機の一実施例を示す系統図である。 従来例に係る圧縮機の消音器の一実施例を示す断面図である。
次に、本発明の実施の形態に係る液冷式スクリュ圧縮機について、以下添付図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る低騒音型液冷式圧縮機を説明するための系統図である。
本発明の実施の形態に係る低騒音型液冷式圧縮機につき、冷却液として冷却油を用いた低騒音型油冷式スクリュ圧縮機を態様例として説明する。この低騒音型油冷式スクリュ圧縮機は、雌雄一対のスクリュロータ2a,2bが噛み合って、ロータケーシング3の内部に形成されたロータ室4に回転可能に収容されてなる圧縮機本体1を備えている。圧縮機本体1の吸込口1aには吸込流路5が接続される一方、その吐出口1bには吐出流路6の一端側が接続されている。そして、圧縮機本体1を構成する前記雌雄一対のスクリュロータ2a,2bのうちの一方、雄ロータ2aのみが、駆動モータMの駆動軸7に接続されている。
この駆動モータMにより、スクリュロータ2a,2bを回転させることによって、吸込流路5から供給される気体を、圧縮機本体1の吸込口1aから吸い込み、圧縮して吐出口1bから高圧流体として吐出流路6に吐出する。駆動モータMは、モータケーシング8内部のモータハウジングに収納され、このモータケーシング8は、ロータケーシング3と一体的に結合されている。
そして、前記駆動モータMは、前記モータケーシング8内面に固定された図示しない固定子と、駆動軸7を中心に回転する回転子7aからなり、制御器21に内蔵された制御手段21aからインバータ22へ送信された所定の周波数信号により回転制御されている。この駆動モータMは、吸込側軸受9aと吐出側軸受9bとによって軸支された前記駆動軸7の回転力を、圧縮機本体1のスクリュロータ2a,2bへ伝達している。
一方、前記吸込流路5には、その吸込流路5を通過する気体の流量を調整する吸込調整弁5aが備えられており、制御器21内の制御手段21aによってその弁開度が制御される。また、吐出流路6には油分離回収器(液分離回収手段)10が介装され、油分離回収器10内部には油分離エレメント10aが備えられている。この油分離回収器10に流入した高圧気体には僅かに油が混入しているので、この油を油分離回収器10の内部に備えられた油分離エレメント10aにて捕捉する。油分離エレメント10aにて捕捉された油は自重により滴下し、油分離回収器10内部の下方に油溜り10bが形成される。
このようにして油溜り10bに回収された油は、前記油分離回収器10から前記圧縮機本体1に連通する油循環流路11を通して、図示しないオイルポンプによって循環される。この油循環流路11にはオイルクーラ12が介装され、制御器21内の制御手段21aによって温度制御することによって通過する油が冷却される。そして、オイルクーラ12によって冷却された油は、油の供給の必要な部位にロータケーシング3に設けられた注油流路を介して供給される。このような注油流路は、吸込側軸受(及び軸封部)9aへの注油流路,吐出側軸受(及び軸封部)9bへの注油流路及びスクリュロータ2a,2bとロータケーシング3が形成する圧縮空間への注油流路から構成される。
そして更に、ロータ室4に供給される気体を吸込む吸込流路5に注油孔20が設けられ、この注油孔20に冷却油を注入可能に構成されている。即ち、前記吸込流路5に設けられた注油孔20には、前記油分離回収器10によって分離回収され、油循環流路11に介装されたオイルクーラ12により冷却された油を注油するための注油ライン11aが接続され、前記吸込流路5内に冷却油を注入可能な様に構成されている。前記注入孔20は、吸込流路5の吸込部に設けられた吸込調整弁5aから圧縮機本体1の吸込口1aまでの間の吸込流路5に配設されている。
この様に、前記注油孔20から前記吸込流路5に冷却液を注入することによって、前記注液孔20から注入された冷却液が、圧縮機の吸込流路5において重量物として作用し、主に圧縮機の吸込流路5を通じて外部(例えば、圧縮機の各構成品を収容した図示しないパッケージの外部)に出る騒音の振幅、特に圧縮機の吸込側の脈動音の振動振幅を低下させて騒音値を低減し得るのである。また、スクリュロータ2a,2bの冷却、潤滑、シール等に用いられる冷却油(冷却液)の一部を、騒音値低減のための液として活用できる。
また同時に、前記注油ライン11aには冷却油の注油量を調整するための流量調整弁24が介装されると共に、前記駆動モータMを駆動するインバータ22からこの駆動モータM、あるいはスクリュロータ2a,2bの回転数に相当する周波数信号が制御器21に送信され、この周波数信号に基づいて前記制御器21に内蔵された制御手段21aによって、前記流量調整弁24の弁開度を制御可能に構成されている。
即ち、上記制御器21には、制御手段21aの他、記憶手段21b、演算手段21cが内蔵されている。一方、圧縮機の吸込側の脈動音(または、その周波数スペクトル)は、圧縮機本体1の回転数の変化に応じて同様に変化する。前記制御器21内の記憶手段21bには、圧縮機本体1の回転数の変化に応じたパワースペクトルの、所定の周波数帯域における積算値の基準データが予め収納されると共に、それらのパワースペクトルの積算値レベルに応じた適切な注油量及び前記流量調整弁24の適正開度の基準データが予め収納されている。
そして、前記制御器21は、前記インバータ22からこの駆動モータM、あるいはスクリュロータ2a,2bの回転数に相当する周波数信号を送信され、内部の演算手段21cによってFFT(高速フーリエ変換)等の演算処理され、周波数スペクトル(横軸:周波数(Hz)、縦軸:音圧レベル(dB))のデータを算出する。このデータから前記演算手段21cによって、所定の周波数帯域、例えば125Hz〜4kHzでのパワースペクトルの積算値を算出し、その算出値と上記記憶手段21bに予め収納されている前記基準データと比較して、前記流量調整弁24の適正開度を導き出し、制御手段21aによって、この流量調整弁24の弁開度を調整制御する構成をなしている。
上記の通り、互いに噛み合う雌雄一対のスクリュロータ2a,2bを有する液冷式スクリュ圧縮機において、前記スクリュロータ2a,2bに供給される気体を吸込む吸込流路5に注液孔20が設けられ、この注液孔20から前記吸込流路5に冷却液を注入することによって、前記注液孔20から注入された冷却液が、圧縮機の吸込流路5において重量物として作用し、主に圧縮機の吸込流路を通じて外部に出る騒音の振幅、特に圧縮機の吸込側の脈動音の振動振幅を低下させて騒音値を低減し得る。
同時にまた、前記スクリュロータ2a,2bを駆動する駆動モータMにインバータ22が、更に、前記注液ライン11aに冷却液流量を調節するための流量調整弁(流量調整手段)24が夫々設けられ、前記インバータ22により前記駆動モータMに指令された周波数信号を受信し、この周波数信号に基づいて前記流量調整弁24を制御可能な制御手段21aが設けられたので、圧縮機の回転数ごとに適量の冷却液を供給することが出来、最も効果的な低騒音効果を実現可能である。
<実施例>
次に、従来の油冷式スクリュ圧縮機を、本発明の実施の形態に相当する様に改造し、吸込流路に設けられた注油孔から注油した実施例と注油しない比較例について、添付図2及び3〜6を参照しながら説明する。図2は本発明の比較例に係り、吸込流路に設けられた音圧センサによって検出された脈動音の一例、図3は本発明の実施例に係り、スクリュ回転数1000r/minにおける音圧レベルの比較データ、図4はスクリュ回転数2500r/minにおける音圧レベルの比較データ、図5はスクリュ回転数4000r/minにおける音圧レベルの比較データ、図6はスクリュ回転数5410r/minにおける音圧レベルの比較データである。
吸込流路5に設けられた注油孔20から注油しない比較例において、音圧センサ23により検出された吸込流路5における脈動音の時間波形は、図2に示す様な鋸型の波形となり、容積変化による脈動発生の原因となっている。この様な脈動音の音圧レベルは、図3〜6に示す如く、スクリュ回転数が4000r/min〜5410r/minにおける1/1オクターブ周波数が250〜500Hzの周波数帯域を除く全ての周波数において、前記注油孔から注油した実施例の方が、注油しない比較例より低い音圧レベルとなっている。
即ち、吸込流路5に設けた注油孔20から冷却油を注入することによって、前記注油孔20に注入された冷却油が、圧縮機の吸込流路5において重量物として作用し、圧縮機の吸込側の脈動音の振動振幅を低下させて騒音値を低減させることが分かる。
尚、本発明の実施の形態においては、冷却液としては冷却油を用いた油冷式スクリュ圧縮機の例を述べた。しかしながら、本発明に係る液冷式スクリュ圧縮機の吸込流路への注入に用いる液は、油に限定されない。本発明は、冷媒(ヒートポンプ、冷凍機の場合)や冷却水を用いるスクリュ圧縮機にも適用可能である。
本発明は、例えばヒートポンプや冷凍機にも適用可能である。
M:駆動モータ,
1:圧縮機本体, 1a:吸込口, 1b:吐出口,
2a:雄ロータ, 2b:雌ロータ,
3:ロータハウジング, 4:ロータ室,
5:吸込流路, 5a:吸込調整弁,
6:吐出流路,
7:駆動軸, 7a:回転子,
8:モータケーシング,
9a:吸込側軸受, 9b:吐出側軸受,
10:油分離回収器(液分離回収手段), 10a:油分離エレメント,
10b:油溜り,
11:油循環流路, 11a:注油ライン,
12:オイルクーラ,
20:注油孔,
21:制御器, 21a;制御手段, 21b:記憶手段, 21c:演算手段,
22:インバータ, 23:音圧センサ, 24:流量調整弁(流量調整手段)

Claims (1)

  1. 互いに噛み合う雌雄一対のスクリュロータを有する液冷式スクリュ圧縮機において、
    前記スクリュロータに供給される気体を吸込む吸込流路に注液孔が設けられ、この注液孔から前記吸込流路に、重量物として作用し、騒音を低減するための液を注入する様に構成され、
    前記液がスクリュロータを収納するロータ室に注液可能に構成されると共に、
    圧縮された圧縮気体を吐出する吐出流路に、前記圧縮気体と液とを分離し、分離された液を回収するための液分離回収手段が設けられる一方、
    吸込流路に設けられた前記注液孔に、前記液分離回収手段によって分離回収された液を注入するための注液ラインが接続され、
    前記スクリュロータを駆動する駆動モータにインバータが、前記注液ラインに液流量を調節するための流量調整手段が夫々設けられると共に、
    前記インバータにより前記駆動モータに指令された周波数信号を受信し、この周波数信号に基づいて、前記流量調整手段を制御する制御手段が設けられたことを特徴とする低騒音型液冷式圧縮機。
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