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JP5159494B2 - 開き戸機構付き引き戸装置 - Google Patents

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JP5159494B2
JP5159494B2 JP2008191322A JP2008191322A JP5159494B2 JP 5159494 B2 JP5159494 B2 JP 5159494B2 JP 2008191322 A JP2008191322 A JP 2008191322A JP 2008191322 A JP2008191322 A JP 2008191322A JP 5159494 B2 JP5159494 B2 JP 5159494B2
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Description

本発明は、建築物に形成される出入り口部等の開口部に設けられる開き戸機構付き引き戸装置の技術分野に属するものである。
一般に、出入り口部等の開口部を仕切る戸体としては、躯体に固定される戸袋体と、該戸袋体に積層状に設けられ、戸袋体に沿って開閉移動するように構成された引き戸体が汎用されている。ところがこのものでは、出入り自在となる部位は引き戸体が開放する部位のみであるため、出入りするスペースの大きさにどうしても限界がある。そこで、引き戸体が開口部の半部を全開とするスライド全開姿勢となったとき、戸袋体と引き戸体とが一体に開閉揺動する開き戸として作動するように構成して、開口部の出入りできるスペースを拡大するようにした開き戸機構付きの引き戸が提唱されている。
このようなものとしては、引き戸体を開口部上方に設けた走行レールに左右方向移動自在に吊持される上部バーと、開口部を開閉する本体部とにより構成し、上部バーと本体部とを、戸尻側において開閉揺動自在に枢支連結するとともに、戸先側において係止手段を介して係脱自在に連結して、戸袋体と引き戸体とが開閉揺動する場合では、上部バーと引き戸体との係止が解除され、本体部のみが戸袋体とともに開閉揺動するようにしたものが提唱されている。
実公平6−11342号公報
ところで、前記従来のものは、戸袋体と引き戸体とが開閉操作なされることに伴い、上部バーと本体部とにそれぞれ設けられた係合部材同士が係止解除、係止される構成となっているが、本体部は上部バーと連結される状態では、本体部のの荷重は全て上部バーに支持されて吊持状態となる構成であるため、上部バーと本体部との連結部となる係合部材同士の係止部に本体部の荷重が作用しており、係合部材同士を係止解除、係止する操作に大きな力が必要となり、開閉揺動操作が重くなるという問題があり、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、開口部の左右方向一半部に開閉揺動可能に設けられる戸袋体と、開口部の一半部を閉鎖する戸袋姿勢の戸袋体に沿ってスライド移動して開口部の他半部を開閉する引き戸体とを備え、前記引き戸体が開口部他半部を開放するスライド全開姿勢で引き戸体と戸袋体とが一体に開閉揺動して開口部を揺動全開姿勢とする開き戸機構付き引き戸装置を構成するにあたり、前記引き戸体を、開口部上方に設けた走行レールに左右方向移動自在に吊持される上部バーと、戸袋体とともに開閉揺動する本体部とにより構成し、前記本体部の戸先側端部を、上部バーに係脱自在な係止手段を介して支持する一方、前記本体部と戸袋体との間に、本体部のスライド全開姿勢で本体部の戸先側端部が戸尻側端部より高位となるよう支持する支持手段が設けられている開き戸機構付き引き戸装置である。
請求項2の発明は、支持手段は、本体部の戸尻側端部に設けた支持受けローラと、戸袋体の本体部配設側の面に左右方向長尺状に設けられ、前記支持受けローラが移動自在に支持される支持レールとにより構成した第一支持手段と、本体部の戸袋体側の面に左右方向長尺状に設けられる支持受けレールと、戸袋体の戸先側端部に設けられ、前記支持受けレールが移動自在に支持される支持ローラとにより構成した第二支持手段とにより構成されている請求項1に記載の開き戸機構付き引き戸装置である。
請求項3の発明は、上部バー、第一、第二支持手段が開口部に対して本体部を支持する高さは、上部バーと第一支持手段とは同じ高さに本体部を支持する一方、第二支持手段は、前記上部バーと第一支持手段とが支持する高さよりも本体部を高位に支持するように構成されている請求項2に記載の開き戸機構付き引き戸装置である。
請求項1の発明とすることにより、引き戸体の本体部と上部バーとの間に設けた係止手段の係脱操作が軽快になって、操作性の優れた開き戸機構付き引き戸装置にできる。
請求項2の発明とすることにより、本体部がバランスよく支持されて、引き戸体のスライド開閉が円滑になる。
請求項3の発明とすることにより、引き戸体の本体部と上部バーとの間の係止手段の係脱操作が一層軽快になる。
つぎに、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図中、1は例えば病院の集中治療室等の室内への出入り口部となる開口部の一半部を閉鎖する戸袋体であって、該戸袋体1は、表裏一対のパネル体2、3を用いて構成されている。前記表裏パネル体2、3同士は、上下端面同士に一体化片1a、1bが設けられており、これによって、パネル体2、3同士が個別に動くことがなく、かつ、互いの対向間に所定間隙Hが形成される状態で連結されている。さらに、表裏パネル体2、3の戸尻側同士は、金属製材で構成される上下方向長尺状の連結金具1cを用いて一体的に連結されており、該連結金具1cの外周を断面半円形状のゴム質弾性材からなる緩衝体SAにより覆蓋される構成となっている。一方、開口部上部を構成する上側枠体4と床面Fとには、戸袋体1の戸尻側に対向する箇所にそれぞれピボットヒンジ4a、4bが設けられており、これらピボットヒンジ4a、4bは、前記上下の一体化片1a、1bの戸尻側端部(一端部)に設けた軸受け部1d、1eに軸承されている。これによって、戸袋体1は開口部に枢支され、上下のピボットヒンジ4a、4bを枢軸として、図1(A)の図面手前側(表側)に向けて開閉揺動が可能となるように構成されている。
また、戸袋体1は、表裏何れか一方のパネル体2、3(本実施の形態では、裏パネル体3)の戸先側に、落し錠装置Rが設けられる一方、上側枠体4と床面Fとには、前記落し錠装置R配設部に対向して凹溝状の錠受け部4c、4dが形成されている。そして、後述するように、落し錠装置Rの上、下ロッド19、20が錠受け部4c、4dに没入する施錠状態となることにより、裏パネル体3の戸先側部位が上側枠体4と床面Fとに係止し、戸袋体1が開口部一半部を閉鎖する戸袋姿勢に保持されて戸袋としての機能を発揮し、上、下ロッド19、20が錠受け部4c、4dから抜出して落し錠装置Rが解錠状態となることにより、戸袋体1がピボットヒンジ4a、4bを枢軸とする開閉揺動が可能となって開き戸としての機能を発揮するように構成されている。
また、5は開口部の他半部を開閉する引き戸体であって、該引き戸体5は、前記戸袋体1の上側一体化片1aよりも上位に位置して設けられる左右方向長尺状の上部バー6と、開口部の他半部を閉鎖可能な大きさに設定された本体部7とを備えて構成されている。前記本体部7は、戸袋体1の対向間の所定間隙Hよりも薄い板厚を有し、かつ、戸袋体1の上下寸法よりも短い上下長さに構成され、表裏一対のパネル体2、3の対向間にスライド移動自在となるように構成されている。前記上部バー6の戸先側には、表裏方向に貫通する貫通孔6aを備えて構成される左右一対のフック体6bが下方に突出する状態で設けられている一方、本体部7の上端面には、前記フック体6bの貫通孔6aに表裏方向の抜挿し操作をすることで係脱自在に係止する係止片7aが上方に向けて突出形成されており、これらフック体6bと係止片7aとで構成される係止手段の係止により、上部バー5と本体部6との戸先側部位が連結、支持されて、上部バー6と本体部7とがスライド開閉移動については一体作動するように一体化された引き戸体5を構成するように設定されている。
前記上側枠体4は、躯体開口部の上部に一体に設けられる長尺体で形成されており、該上側枠体4の一方の面(本実施の形態では表側面)4eには走行レール8が開口部の略左右方向全長に亘って一体的に設けられている。前記走行レール8は、表側に突出する突片8aの突出先端部に上方に膨出するレール部8bが形成される構成となっている。一方、前記引き戸体5の上部バー6の左右二箇所にはそれぞれローラブラケット9が設けられており、これら一対のローラブラケット9の裏面に、前記走行レール8のレール部8bに上側から係止してレール部8b上を走行する走行ローラ9aがそれぞれ回転自在に軸承されている。これによって、引き戸体5は、上部バー6が走行レール8に吊持状に支持され、該走行レール8に吊持される上部バー6に、本体部7の戸先側端部が吊持される状態となって走行レール8を走行するように構成されている。
このように構成された引き戸体5は、落し錠装置Rによる施錠がなされて戸袋体1が戸袋姿勢となっている状態において、本体部7に設けた把手7bを把持して左右方向のスライド開閉する操作がなされた場合では、上部バー6側に設けられる走行ローラ9aが走行レール8のレール部8bを走行して、本体部7と上部バー6とが一体となってスライド移動する引き戸として作動するように構成されている。そして、引き戸体5は、図1(A)、図2に示すように、本体部7の戸尻側端部が戸袋体1の戸先側部位に位置して、開口部他半部を閉鎖して開口部全域が閉鎖される全閉姿勢から、図3に示すように、本体部7の戸先側部位を除く部位が戸袋体1内(パネル体2、3の対向間)に位置し、開口部の他半部を開放するスライド全開姿勢に変姿して開口部他半部をスライド開閉するように構成されている。この場合に、引き戸体5の上部バー6は走行レール8に吊持される状態で、戸袋体1の上側一体化片1aの上方をスライド移動する一方、本体部7は、戸先側部位については上部バー6による吊持支持を受け、戸尻側部位については戸袋体1の表裏パネル体2、3とのあいだをスライド移動するように構成されている。
このとき、本体部7は、戸袋体1(表裏パネル体2、3の対向間)との間に設けられる後述する支持手段により、スライド移動自在に支持されるように構成されている。これによって、本体部7は上部バー6による片持ち状の支持だけでなく、戸袋体1との間の支持手段による支持を受けることになって、引き戸体5が引き戸として作動する場合に、引き戸体5の支持バランスが良好で、スライド移動が円滑になされるように構成されている。
さらに、前記引き戸体5のスライド全開姿勢において、戸袋体1に設けた落し錠装置Rを解錠して戸袋体1を開閉揺動自在な状態とするとともに、戸袋体1を表側に向けて開放揺動操作がなされると、該戸袋体1の表側への変位に伴い、引き戸体5の本体部7の係止片7aが上部バー6のフック体6bから抜出して上部バー6と本体部7との係止が解除され、上部バー6と本体部7とが互いに自由な状態となり、図4に示すように、上部バー6は開口部上方の走行レール8に吊持されたままで、本体部7と戸袋体1とが表裏方向に揺動(開閉揺動)して開き戸として作動するように構成されている。このようにすることにより、戸袋体1と本体部7とは、開口部の一半部を閉鎖する戸袋体1の戸袋姿勢(本体部7のスライド全開姿勢)から、図1(B)、図4、図5に示すように、開口部の一半部を含む開口部全域を開放する揺動全開姿勢に変姿して、開口部全域を開閉揺動するように構成されている。
ここで、戸袋体1と引き戸体5とが開き戸として作動する場合に、スライド全開姿勢となった引き戸体5において、前述したように、走行ローラ9aが設けられて上側枠体4に設けた走行レール8を走行する上部バー6は、戸袋体1の上方に位置していて走行レール8に吊持された状態が保持される一方、本体部7は戸袋体1から外部に露出する戸先側部位は上部バー6に吊持され、その他の部位は戸袋体1内(表裏パネル体2、3の対向間)に移動して戸袋体1に支持された状態となっている。このように、引き戸体5は、走行レール8に吊持される上部バー6と、戸袋体1と一体に開閉揺動する本体部7とが開放操作に伴い分割される構成となっているので、従来の引き戸体に走行ローラが一体に設けられるもののように走行レールを戸袋側と開口部上方側とに分割する必要がなく、上側枠体4に一体的に設けることができ、引き戸体5が引き戸として走行レール8を走行する場合に、円滑な走行を実現できて静粛になるうえ、走行ローラ9aの耐久性を向上することができて、優れた開き戸機構付き引き戸装置を提供できるように構成されている。
尚、戸袋体1を構成する一対の表裏パネル体2、3は、前述したように、上下の一体化片1a、1b、連結金具1cとにより一体化されており、これら表裏パネル体2、3の対向間に引き戸体5の本体部7が引込まれる構成となっている。このため、引き戸体5をスライド全開姿勢としたときに、戸袋体1の上方に配設される上部バー6と本体部7との連結部が干渉する部位については、表裏パネル体2、3を連結する上側の一体化片1aを設けることはできない。これに対し、本実施の形態では、本体部7を上部バー6と、戸袋体1との間に設けた支持手段により支持する構成とすることにより、上部バー6と本体部5との連結部(支持部)を戸先側にのみ設ける構成として、引き戸体5のスライド全開姿勢において、引き戸体5の連結部が上側の一体化片1aに干渉する部位が戸先側となるようにしている。これによって、上側の一体化片1aが戸袋体1の戸先側まで配設されることになって、表裏パネル体2、3の一体化強度を高めることができるように構成されている。
また、10は自動閉鎖装置であって、ワイヤ10aを介して引き戸体5の上部バー6に連結され、引き戸体5が引き戸として作動する場合に、引き戸体5の開放作動に伴い図示しない付勢手段が付勢され、引き戸体5を自閉させるように構成されている。11は制動装置であって、引き戸体5が引き戸として作動する場合に、引き戸体5のスライド開閉作動を所定の速度範囲内に制動するように構成されている。12、12aはエンドストッパ、エンドストッパ受けであって、引き戸体5が引き戸として作動する場合に、引き戸体5のスライド全開姿勢への変姿に伴い上部バー6を係止して、引き戸体5(上部バー6)をスライド全開姿勢に保持するように構成されている。13は第一位置決め部材であって、戸袋体1が本体部7とともに開き戸として作動する場合に、戸袋体1の戸袋姿勢への変姿に伴い戸袋体1に設けた位置決めローラ1fが係脱自在に係止して、戸袋体1を戸袋姿勢に位置決めするように構成されている。13aは第二位置決め部材であって、戸袋体1が本体部7とともに開き戸として作動する場合に、戸袋体1の揺動全開姿勢を越える開放揺動を規制するように構成されている。また、4fは、上側枠体4の表側に設けられ、上側枠体4に設けられる走行レール8や前記各主部材を覆蓋するカバー体である。
ここで、開き戸機構付き引き戸装置において、戸袋体1と本体部7とが開き戸として作動する状態から、引き戸として作動する場合では、戸袋体1を位置規制部材13に突当てるように閉鎖揺動して戸袋姿勢とすることに伴い、スライド全開姿勢に位置する上部バー6のフック体貫通孔6aに対して本体部7(引き戸体5)の係止片7aが挿込まれて係止し、上部バー6と本体部7とが一体化するように構成されており、この状態において、落し錠装置Rを施錠状態とすることで、戸袋体1が戸袋として機能し、引き戸体5が引き戸として作動するように構成されている。
つぎに、戸袋体1と引き戸体5の本体部7との間に設けられる支持手段について説明する。
図6(B)に示すように、前記本体部7の戸尻側端部の表面上部には支持受けローラ14が回転自在に設けられる一方、一方のパネル体(本実施の形態では表パネル体2)側の面であって、本体部7配設側の面の上部には長尺状の支持レール15が左右幅一体に設けられ、前記支持受けローラ14が、支持レール15の上方に突出するレール部15aに上側から載置して、表裏方向抜止め状に支持された状態でレール部15a上を移動自在に走行するように構成されており、該構成が本発明の第一支持手段に相当している。
また、本体部7の裏面であって、他方のパネル体(本実施の形態では裏パネル体3)側の面の上部には、長尺状の支持受けレール16が左右幅一体に設けられている一方、裏パネル体3の戸先側端部の表面上部には、本体部7側に向けて突出する状態で支持ローラ17が設けられ、前記支持受けレール16は、下方に突出するレール部16aが支持ローラ17に上側から載置して、表裏方向抜止め状に支持された状態で支持ローラ17上を移動自在に走行するように構成されており、該構成が本発明の第二支持手段に相当している。
そして、本体部7は、戸先側部位が上部バー6に吊持支持されるとともに、戸尻側の支持受けローラ14が表パネル体2の支持レール15に支持されており、さらに、左右方向長尺状に設けられた支持受けレール16が支持ローラ17に支持されることにより、戸袋体1の戸先側における支持を受けるように構成されている。これによって、引き戸体5が引き戸として作動する場合に、本体部7は前記三箇所における支持を受けてスライド開閉移動をするように構成され、本体部7が開口部他半部の何れの位置に位置する状態であっても戸袋体1に支持されて、バランスのよい支持状態となるように設定されている。
前記第一、第二支持手段による支持状態において、本体部7の全閉姿勢では、図2に示すように、本体部7は、上部バー6による戸先側の支持と、支持受けローラ14と支持レール15との第一支持手段と、支持受けレール16と支持ローラ17との第二支持手段との両者により戸尻側の支持がなされて、戸先側と戸尻側との都合二箇所における支持がなされた状態となっており、この状態では、本体部7の荷重は、二箇所の支持部に対して荷重が作用するように構成されている。
前記状態から引き戸体5がスライド開放した場合では、本体部7は、上部バー6による戸先側の支持と、支持受けローラ14と支持レール15と(第一支持手段)による戸尻側の支持と、戸袋体1の戸先側端部における支持受けレール16と支持ローラ17と(第二支持手段)による本体部7の左右方向中間部の支持との三箇所で支持されるように構成されており、本体部7がスライド全開姿勢に変姿する過程で、上部バー6が受け止める本体部7の荷重と、第一、第二支持手段が受け止める本体部7の荷重とが次第に変化し、戸袋体1に引込まれる面積が多くなる(開口部他半部の開放量が大きくなる)に従い、第一、第二支持手段(戸袋体1側)が受け止める荷重の割合が増大して、本体部7がスライド全開姿勢となった状態では、殆ど第一、第二支持手段(戸袋体1)側が受止めるように構成されている。これによって、スライド全開姿勢において、上部バー6と本体部7との吊持状の連結部に作用する本体部の荷重(負荷)が小さくなり、フック体6bに吊持する係止片7aの吊持力(係止力)が小さくなって、係止片7aをフック体6bに対して抜挿し(係脱)する操作が軽快、かつ、円滑になるように構成されている。
さらに、本実施の形態では、本体部7の開口部に対する配設位置(支持位置)であって、開口部に対して支持される本体部7の高さ位置は、上部バー6により本体部7を支持する高さと、支持受けローラ14と支持レール15との第一支持手段により本体部7を支持する高さとは同位置になるように設定されるが、支持受けレール16と支持ローラ17との第二支持手段により本体部を支持する高さは、前記第一支持手段、上部バー6により本体部7を支持する高さよりも僅かに高位になるように設定されている。
つまり、引き戸体5を全閉姿勢にした場合では、図7(A)のパターン化された図面に示すように、本体部7は、戸先側は上部バー6に支持され、戸尻側は本体部7を第一支持手段よりも高位に支持する第二支持手段が支持する状態となり、これによって、上部バー6により支持される本体部7の戸先側は、第二支持手段よりも本体部7を低位に支持するように構成されていて、戸尻側よりも僅かに下がった状態で吊持されるように構成されており、本体部7の戸尻側に位置する第一支持手段による支持部においては、支持受けローラ14が支持レール15から僅かに高位に位置して浮いた状態となっている。
前記状態から引き戸体5がスライド開放すると、前述したように、本体部7による開放量が大きくなるに従い、本体部7の荷重は、上部バー6から第一、第二支持手段側に移動するが、この場合では、第二支持手段による支持部が戸先側と戸尻側における支持部よりも本体部7を高位に支持するように構成されているため、本体部7の荷重の半分以上が戸袋体1側に支持される状態となると、本体部7は、前記戸先側(上部バー6による支持部)が下がった状態から、第二支持手段による支持部を支点とする状態で第一支持手段による支持部である戸尻側が下がった状態に移行する。この状態となると、本体部7は、戸袋体1の戸先側の支持ローラ17が支持受けレール16を支持する第二支持手段による支持と、支持レール15が戸尻側の支持受けローラ14を支持する第一支持手段とによる支持とがなされる状態となり、第二支持手段よりも戸先側に位置する戸先側の上部バー6との支持部は、第二支持手段による支持位置よりも僅かに高位となるように構成されている。このため、引き戸体5(本体部7)がスライド全開姿勢となり、図7(B)のパターン化された図面に示すように、第二支持手段による支持部が、上部バー6による支持部である係止片7aとフック体6bとによる左右一対の係止部のあいだに位置して支持する状態では、上部バー6による支持部よりも第二支持手段による支持部の方が本体部7を高位に支持することから、係止片7aが設けられる本体部7の戸先側部位が上部バー6に対して相対的に上動することになり、係止片7aがフック体6bの貫通孔6aの上方に変位して浮いた状態となるように構成されている。これによって、上部バー6による本体部7の支持部である係止片7aとフック体6bとの係止部は、左右方向への係止はなされた状態であるものの、係止片7aがフック体6bに作用する吊持力が殆どない状態となり、上部バー6と本体部7との係脱操作であって、係止片7aをフック体6bに対して抜挿しする操作が一層軽快、かつ、円滑になるように構成されている。
ここで、戸袋体1と本体部7との間に設けられる支持手段は、本体部7(引き戸体5)のスライド全開姿勢において、本体部7の戸先側部位(上部バー6との連結支持部)を上部バー6に対して相対上動させるような支持手段であれば何れの手段をも採用することができ、戸先側の上動量は、本実施の形態の場合では、係止片7aがフック体6bに形成される貫通孔6a内において移動可能な範囲に定される。
尚、本実施の形態のように、上部バー6、第一、第二支持手段により本体部7を支持するものにおいて、上部バー6と第二支持手段とにより本体部7を支持する高さを同じとし、第一支持手段により本体部7を支持する高さが低位となる構成であってもよく、この場合では、第二支持手段による支持部を上部バー6による支持部よりも戸尻側に位置させることで、本体部7の戸先側端部を上部バー6に対して相対上動させることができる。また、本体部7を上部バー6による支持と、第二支持部と同様の構成による支持との二箇所により支持する場合では、第二支持部による本体部7の支持高さを高位にすることにより、本体部7の戸先側端部を上部バー6に対して相対上動させることができる。
つぎに、戸袋体1を戸袋姿勢に保持する落し錠装置Rについて説明する。
前記落し錠装置Rは、前述したように、戸袋体1を構成する裏パネル体3に設けられており、施錠状態となることにより戸袋体1を戸袋姿勢に保持し、解錠状態となることにより戸袋体1の開閉揺動を許容するが、本実施の形態の落し錠装置Rは、戸袋体1(裏パネル体3)に設けた操作部18を施錠−解錠操作することにより、戸袋体1の施錠−解錠をするとともに、スライド全開姿勢となった引き戸体5を、上部バー6と本体部7とを一体化する施錠状態と、上部バー6と本体部7との一体化を解除して戸袋体1との開閉揺動が許容される解錠状態とに切換えることができるように構成されている。これによって、落し錠装置Rが施錠状態となり、戸袋体1は戸袋姿勢に保持され、引き戸体5が引き戸として作動する場合に、上部バー6と本体部7との間がフック体6bと係止片7aとによる一体化とともに落し錠装置Rによる一体化がなされて、引き戸体5が左右方向、前後方向におけるガタつきに対応し得る一体化状態となるように構成されている。
前記落し錠装置Rを施錠−解錠状態とするための操作部18は、裏パネル体3の戸先側端面の上下方向中間位置に位置して設けられており、該操作部18には、裏パネル3の戸先側端部に内装され、裏パネル体3の上下端面からそれぞれ上下方向に突出する先端部を備えた上下一対の上、下ロッド19、20の基端部がそれぞれ連動連結されており、操作部18の施錠−解錠操作がなされた場合では、各上、下ロッド19、20がそれぞれ上下方向に変位するように構成されている。そして、戸袋体1の戸袋姿勢において、上、下ロッド19、20が突出する施錠状態では、各上、下ロッド19、20の各先端部が上側枠体4と床面Fとに形成された各錠受け部4c、4dにそれぞれ係止して戸袋体1を戸袋姿勢に保持するように構成されている。
前記裏パネル体3の上端面は、表パネル体2、引き戸体5の各上端面よりも低位に位置して形成されており、裏パネル体3上端面の戸先側端部から突出する上ロッド19の先端部は、図8に示すように、上側先端19aと下側先端19bに二分割されており、これら上側先端19aと下側先端19bとの間に四角形状の作動プレート21が一体的に組込まれている。そして、上ロッド19の先端部は、作動プレート21配設部位が裏パネル体3の上端面より上方に位置する状態で設けられており、操作部18による施錠操作がなされて落し錠装置Rが施錠状態となり、上ロッド上側先端19aが上側枠体4に固定された錠受け部4cに没入して係止する状態では、作動プレート21は引き戸体5の上端面と略同位置の施錠位置に位置するように設定されている。これに対し、操作部18による解錠操作がなされて落し錠装置Rが解錠状態となり、上ロッド上側先端19aが錠受け部4cから脱出して係止解除する状態では、作動プレート21は上ロッド19と一体下動して本体部7の上端面より下方に位置する解錠位置に変位するように構成されている。
一方、本体部7の上部戸先側であって、支持受けレール16戸先側に隣接する部位には引き戸用ロッドユニット22が設けられている。前記引き戸用ロッドユニット22は、図9に示すように、本体部7に内装されるケーシング22aに、ブロック状の移動体22bが上下方向移動自在に内装されており、該移動体22bに、引き戸用ロッド22cの基端部が一体的に設けられている。前記移動体22bは弾機22dにより上方に向けて付勢される一方、移動体22bには作動体22eが一体的に連結されている。そして、作動体22eは、本体部7の裏面を貫通して裏パネル体3側に向けて突出配設されており、作動体22eの裏側端面と前記支持受けレール16の裏側端面とは略面一状に配設されている。
また、前記作動プレート21は、表側端縁部21aが本体部7の裏面に近接する位置にまで延出して形成されており、引き戸体5がスライド全開姿勢に位置する状態では、表側端縁部21aの戸先側部位の直下に前記引き戸用ロッドユニット22の作動体22eが位置するように設定されている。
そして、引き戸体5のスライド全開姿勢において、作動プレート21が施錠位置に位置する場合では、作動プレート21は作動体22eの上方に位置して作動体22eと作動プレート21とが互いに干渉することはなく、引き戸用ロッド22cは弾機22dの付勢力を受けて上方に突出しており、この状態では、引き戸用ロッド22cの先端部が上部バー6の下面に設けたロッド受け体6cに嵌入係止して、上部バー6と本体部7とを施錠状態(一体化状態)とするように設定されている(図15(A)参照)。この状態から、作動プレート21が解錠位置に変位する場合では、下動する作動プレート21が弾機22dの付勢力に抗して作動体22eを強制的に下動せしめ、これによって、作動体22eと一体に変位する移動体22bおよび引き戸用ロッド22cが一体に下動し、引き戸用ロッド22cと上部バー6のロッド受け体6cとの係止が解除されて、上部バー6と本体部7との一体化が解除される解錠状態となるように構成されている(図15(B)参照)。尚、解錠状態となった引き戸用ロッド22cは、作動プレート21が施錠位置に変位することに伴い、弾機22dの付勢力を受けて上方に突出して施錠状態となるように構成されている。
このように、落し錠装置Rの操作部18を施錠−解錠操作することにより、戸袋体1が施錠−解錠状態に切換わるとともに、引き戸体5の上部バー6と本体部7とを施錠−解錠状態に切換えることができるように構成されている。これによって、操作部18の一回の操作で戸袋体1と引き戸体5との両者を施錠−解錠状態に切換えることができ、操作性が向上するように構成されている。この場合に、上ロッド19と引き戸用ロッド22cとの作動方向(作用方向)が同様であるので、上ロッド19に一体化された作動プレート21と引き戸用ロッドユニット22との連繋構成を簡略化することができるように構成されている。
尚、本実施の形態において、作動体22eは移動体22bから突出する軸部にローラを転動自在に設けることにより構成されており、これによって、作動体22eのケーシング22aへの取付け、位置調整が簡略化されているが、作動プレート21の姿勢変姿に伴い引き戸用ロッド22cを上下変位させることができる部材であればローラに限定されることはない。
さらに、本発明が実施された落し錠装置Rには、施錠位置、解錠位置に変位する作動プレート21を用いた複数の手段が設けられている。
まず、落し錠装置Rが施錠状態にあって、引き戸体5がスライド開閉する状態では、施錠位置に位置する作動プレート21は、落し錠装置Rの解錠を規制する解錠規制手段を構成している。
前記解錠規制手段は、前記施錠位置に位置する作動プレート21と本体部7裏面の上部に設けられる支持受けレール16とともに構成されている。前記支持受けレール16は、前述したように、引き戸用ロッドユニット22の作動体22eの戸尻側に隣接して配設されているとともに、支持受けレール16の上端面16bの位置は、作動プレート21の施錠位置と解錠位置との間に位置するように配設されている。そして、引き戸体5のスライド全開姿勢では、支持受けレール16と作動プレート21とが上下方向に対向することがなく、作動プレート21の施錠位置と解錠位置との間の上下変位が可能となるように構成されている。
そして、引き戸体5のスライド全開姿勢から、図13に示すように、引き戸体5が閉鎖方向にスライド変位すると、支持受けレール16と作動プレート21の前端縁部21aとが上下方向に対向するように構成されている。そして、落し錠装置Rが施錠状態となり、引き戸体5がスライド移動してスライド全開姿勢を除く任意の位置に位置する場合では、施錠位置の作動プレート21の下方に支持受けレール16が位置しており、この状態において、作動プレート21が解錠位置に変位しようとしても支持受けレール16に当接して、作動プレート21を解錠位置にまで変位させることができないように構成され、これによって、施錠状態の落し錠装置Rの解錠規制がなされ、該構成が解錠規制手段に相当する。
このように、落し錠装置Rは、引き戸体5によるスライド開閉がなされる状態であり、引き戸体5がスライド全開姿勢を除く任意の位置に位置する場合では、作動プレート21と引き戸用ロッドユニット22との連繋がなされず、引き戸体5が施錠−解錠状態に切換わることはないが、この状態では、解錠規制手段が機能して作動プレート21の変位が規制されることにより解錠操作ができず、戸袋体1が解錠状態となることがなく、これによって、引き戸体5のスライド開閉作動時に、落し錠装置Rが解錠操作されて戸袋体1が揺動するような誤作動を確実に防止できるように構成されている。
さらに、落し錠装置Rが解錠状態にあって、戸袋体1と引き戸体5とが開閉揺動する状態では、解錠位置に位置する作動プレート21は、落し錠装置Rの施錠を規制する施錠規制手段を構成している。
前記施錠規制手段は、解錠位置に位置する作動プレート21と裏パネル体3の上端面に設けられる施錠規制ユニット23とを用いて構成されている。前記施錠規制ユニット23は、図10に示すように、上ロッド19の下側先端19bが上下方向移動自在に貫通する貫通孔23aが開設された支持プレート23bと、該支持プレート23bの戸尻側に一体的に設けられ、裏パネル体3の戸先側に固定されるケース体23cとを備えて構成されている。一方、作動プレート21の戸尻側端面には、戸尻側に向けて突出する突起21bが一体形成されている。そして、支持プレート23bの貫通孔23aに上ロッド19の下側先端19bを貫通した状態において、作動プレート21の突起21bがケース体23cの戸先側端面に対向するように設定されている。前記ケース体23cの戸先側端面には、作動プレート21の施錠位置と解錠位置との中間部に対向する部位に位置し、突起21bに対向する規制ピン23dが左右方向移動自在に設けられている。前記規制ピン23dは、ケース体23cの裏面から突出する操作軸23eに連動連結されており、操作軸23eが裏面側に突出する突出姿勢になることにより、規制ピン23dが戸先側(左側)に突出して作動プレート21の突起21bと干渉する干渉姿勢となるように構成されている。さらに、ケース体23cには付勢弾機23fが設けられており、操作軸23eを突出姿勢に付勢しており、これによって、規制ピン23dは戸先側に突出する干渉姿勢となるように付勢されている。そして、操作軸23eは、戸袋体1が戸袋姿勢となって上側枠体4に突当てられた状態となると、付勢弾機23fの付勢力に抗して退避姿勢となり、規制ピン23dを作動プレート21の突起21bに干渉することがない非干渉姿勢とするように構成されている。
そして、施錠規制ユニット23は、戸袋体1が戸袋姿勢となって、操作軸23eが退避姿勢、規制ピン23dが非干渉姿勢となっている場合(図10(B)における二点鎖線)では、作動プレート21の施錠位置と解錠位置との間の上下変位が可能となるように構成されるが、戸袋体1が戸袋姿勢以外の姿勢となると、操作軸23eが突出姿勢、規制ピン23dが干渉姿勢となり(図10(B)における実線)、作動プレート21の突起21bが規制ピン23dに干渉して作動プレート21の施錠位置と解錠位置とのあいだの変位が規制され、引き戸用ロッド23dと上ロッド19との両者の変位を規制するように構成されている。
これによって、落し錠装置Rは、戸袋体1が戸袋姿勢となった状態において作動プレート21の変位、即ち、施錠−解錠操作が可能になる一方、戸袋体1が戸袋姿勢以外の姿勢、即ち、落し錠装置Rが解錠状態となって戸袋体1が開閉揺動している状態では、落し錠装置Rを施錠状態とすることが規制され、該構成が解錠規制手段に相当する。
このように、落し錠装置Rは、戸袋体1と引き戸体5とが開閉揺動する状態であり、戸袋体1と引き戸体5(本体部7)とが戸袋姿勢を除く任意の開放位置に位置する場合では、施錠規制手段が機能して落し錠装置Rの施錠を規制することができ、不用意に引き戸用ロッド22cが突出することがないばかりでなく、上ロッド19が突出するような不具合を確実に防止できて、これらロッド22c、19が邪魔をして、戸袋体1と引き戸体5とが開閉揺動する状態から開口部一半部を閉鎖する戸袋姿勢とスライド全開姿勢とに変姿できないような不具合(誤作動)をなくすことができる。さらに、落し錠装置Rが解錠状態となっていることにより機能する後述する本体部位置規制手段と上部バー位置規制手段とが機能しなくなることを防止できるように構成されている。
ここで、前記解錠規制手段において、引き戸体5のスライド全開姿勢でのみ作動プレート21の施錠位置−解錠位置の変位が可能となり、施錠規制手段において、戸袋体1の戸袋姿勢でのみ作動プレート21の施錠位置−解錠位置の変位が可能となるように構成されている。これによって、落し錠装置Rの操作部18による施錠−解錠操作は、戸袋体1が戸袋姿勢で、かつ、引き戸体5がスライド全開姿勢の場合にのみ限定されて実施できるように設定されており、誤操作により戸袋体1、引き戸体5が不測の作動をしてしまう(誤作動が発生する)ような不具合を確実に防止することができる。
さらに、落し錠装置Rが解錠状態となって、戸袋体1と引き戸体5とが開閉揺動する状態では、解錠位置に位置する作動プレート21は、引き戸体5の本体部7が戸袋体1の表裏パネル体2、3対向間から引出されるのを規制する本体部位置規制手段を構成している。
前記本体部位置規制手段は、解錠位置に位置する作動プレート21と本体部7裏面の上部に設けられる支持受けレール16とともに構成されている。前記支持受けレール16は、前述したように、引き戸体5がスライド全開姿勢においては、作動プレート21と干渉することはないが、引き戸体5が閉鎖方向にスライド変位することに伴い、支持受けレール16と作動プレート21の前端縁部21aとが上下方向に対向する位置関係となっているとともに、支持受けレール16の上端面16bが作動プレート21の施錠位置と解錠位置との間に位置するように配設されている。さらに、支持受けレール16は、作動プレート21の解錠位置よりも下方に延出する形状に形成されている。これによって、落し錠装置Rが施錠状態となって作動プレート21が施錠位置に位置する状態では、作動プレート21は支持受けレール16の上方に位置しており、引き戸体5がスライド開閉するのを妨げることはないが(図16(C)参照)、落し錠装置Rが解錠状態となって作動プレート21が下方の解錠位置に位置すると、作動プレート21の表側端縁部21aにおける戸尻側端面21dが支持受けレール16の戸先側端面16cに対向する状態(図16(B)参照)となり、本体部7の閉鎖方向へのスライド移動を規制し、本体部7をスライド全開姿勢に保持するように構成されており、該構成が本体部位置規制手段に相当する。
このように、落し錠装置Rが解錠状態となって戸袋体1と引き戸体5とが開閉揺動する状態であり、戸袋体1と引き戸体5とが任意の開放位置に位置する場合では、本体部位置規制手段が機能して、引き戸体5の本体部7がスライド全開姿勢を保持することができ、不用意に本体部7が戸袋体1の表裏パネル体2、3間から引出されるような不具合(誤作動)がないように構成されている。
また、落し錠装置Rが解錠状態にあって、戸袋体1と引き戸体5とが開閉揺動する状態では、解錠位置に位置する作動プレート21は、引き戸体5の上部バー6が閉鎖方向に変位するのを規制する上部バー位置規制手段を構成している。
前記上部バー位置規制手段は、解錠位置に位置する作動プレート21と上側枠体4に固定される上部バー位置規制ユニット24とともに構成されている。前記上部バー位置規制ユニット24は、図11に示すように、戸袋体1(裏パネル体3)に設けられた上ロッド19の上側先端19aが施錠状態になることにより係止する錠受け部4cとともにユニット化された状態で形成されており、錠受け部4cの戸先側に設けられるケース体24aは、上部バー6の下方で、かつ、上部バー6よりも裏側に位置して設けられており、ケース体24aの戸尻側端面は、上ロッド19に固定された作動プレート21の戸先側端縁部21cと近接対向するように設定されている。前記ケース体24aには、戸尻側端面から戸尻側に向けて突出し、戸尻側端部が作動プレート21の戸先側端縁部21cに上下方向に対向するアーム体24bの中間部が上下方向揺動自在に枢支されている。さらに、ケース体24aには、表側端部がケース体24aの表側端面から表側に向けて突出する作動ピン24cが表裏方向移動自在に支持されており、該作動ピン24cの突出基端部は、所定の連結手段を介してアーム体24bの戸先側端部に連動連結されている。そして、アーム体24bは、戸尻側端部が下方揺動して解錠位置に位置する作動プレート21の直上に近接する状態では、作動ピン24cを表側に突出して作動ピン24cの突出先端部が上部バー6の下方に位置するように設定されており(図11(A)の実線)、該状態において、作動ピン24cは付勢弾機24dの付勢力を受けるように構成されている。この状態から、作動プレート21が上方の施錠位置に変位すると、アーム体24bが強制的に上方揺動せしめられ、作動ピン24cを付勢弾機24dの付勢力に抗して退避させ、上部バー6配設位置よりも裏側に位置させるように構成されている(図11(A)の二点鎖線)。
一方、上部バー6の戸先側であって、引き戸体5のスライド全開姿勢において前記上部バー位置規制ユニット24のケース体24aに表裏方向に対向する部位には、上部バー6の下方に突出する作動ピン24cに戸尻側から係止して上部バー6が閉鎖方向に移動するのを規制する位置規制片6dが下方に突出形成されている。これによって、落し錠装置Rが施錠状態となって、作動プレート21が施錠位置に位置する場合では、アーム体24bが上動して作動ピン24cを上部バー6より裏側に退避させる状態となっており、上部バー6の位置規制片6dと作動ピン24cとが干渉することがなく、上部バー6のスライド移動を損なうことがない(図16(C)参照)。これに対し、落し錠装置Rが解錠状態となって、作動プレート21が下方の解錠位置に位置する場合では、アーム体24bが下方揺動して作動ピン24cを上部バー6の下方に突出する状態となり、該作動ピン24cに位置規制片6dが戸尻側から係止することにより、上部バー6の閉鎖方向の移動を規制する(図16(B)参照)ように構成されており、該構成が上部バー位置規制手段に相当する。尚、落し錠装置Rが解錠状態から施錠状態となった場合では、作動プレート21が施錠位置になることでアーム体24bが付勢弾機24dの付勢力を受けて上方揺動し、作動ピン24cを退避させるように構成されている。
このように、落し錠装置Rが解錠状態となって戸袋体1と引き戸体5の本体部7とが開閉揺動する状態であり、戸袋体1と引き戸体5とが任意の揺動開放位置に位置する場合では、上部バー位置規制手段が機能して、引き戸体5の上部バー6をスライド全開姿勢に保持することができ、不用意にスライド全開姿勢となった上部バー6が閉鎖方向に変位するような不具合がなく、戸袋体1と本体部7とが開き戸として作動する状態から引き戸として作動させる場合に、上部バー6と本体部7との一体化(フック体6bと係止片7aとの係止、落し錠装置Rの施錠)をする際の位置合わせが円滑になされるように構成されている。
因みに、上部バー6は、前述したようにエンドストッパ12、エンドストッパ受け12aとの係止によりスライド全開姿勢に保持される構成となっており、上部バー位置規制手段が設けられることで、上部バー6の閉鎖方向への変位を一層確実に規制することができる。
このように、開き戸機構付き引き戸装置は、戸袋体1が戸袋姿勢となり、落し錠装置Rが施錠状態となっている状態では、引き戸体5が走行レール8を左右方向に移動して開口部他半部を開閉する引き戸として作動する。そして、この場合に、引き戸体5がスライド全開姿勢以外の開放位置に位置する状態では、解錠規制手段が機能して落し錠装置Rを解錠状態にすることはできない。そして、戸袋体1の戸袋姿勢、引き戸体5をスライド全開姿勢にすることにより、落し錠装置Rを施錠−解錠の何れかに切換えることが可能となり、解錠状態とした状態では、開き戸として作動させることが可能となり、戸袋体1を開放揺動させることに伴い、上部バー6と戸袋体1内(表裏パネル体2、3の対向間)の本体部7との一体化が解除されて、戸袋体1と本体部7との開閉揺動がなされ開口部全域を開閉する開き戸として作動する。そして、この場合に、戸袋体1と本体部7とが開閉揺動して、戸袋体1が戸袋姿勢以外の揺動開放位置に位置する状態では、施錠規制手段が機能して落し錠装置Rを施錠状態にすることはできない。さらに、この解錠状態では、本体部位置規制手段と上部バー位置規制手段とが機能して、開き戸として作動している間は、戸袋体1内から本体部7が引出されることや、上部バー6が閉鎖方向に変位してしまうことを確実に防止することができ、これによって、開き戸機構付き引き戸装置が操作性、機能性に優れたものになるように構成されている。
上述の如く構成された本発明の実施の形態において、引き戸体5は走行レール8に沿ってスライド開閉することにより引き戸として作動し、引き戸体5が開口部の他半部を開放するスライド全開姿勢となったときには、引き戸体5(本体部7)は戸袋体1とともに表側に開放揺動することにより開き戸として作動できるように構成されている。この場合に、本体部7は、戸袋体1との間に設けられた第一、第二支持手段により、引き戸体5がスライド全開姿勢となった場合に、上部バー6に対し本体部7の戸先側が相対上動して僅かに浮くように支持される状態となるので、上部バー6と本体部7との吊持部(係止部、連結部)に作用する本体部7の荷重を小さくすることができて、本体部7を上部バー6に対して係脱する操作が軽快になって、操作性の優れた開き戸機構付き引き戸装置とすることができる。
しかも、このものにおいて、本体部7は、戸先端部側が上部バー6に支持されるとともに、本体部7に設けた支持受けローラ14と戸袋体1の表パネル体2に設けた支持レール15とで構成される第一支持手段、本体部7の裏面側に設けた支持受けレール16と裏パネル体3に設けた支持ローラ17とで構成される第二支持手段とにより、本体部7の戸尻側と、戸袋体1の戸先側において戸袋体1に支持される構成とし、本体部7の開口部に対する支持位置を、戸袋体1の戸先側での支持位置(第二支持手段による支持位置)が僅かに高位になるように支持することで、引き戸体5がスライド全開姿勢となった場合に、戸先側が僅かに浮く構成となるようにしている。この結果、本体部7は、戸袋体1に引込まれた部位は戸袋体1が支持することになって、本体部7の上部バー6による支持は戸先側端部のみの片持ち状でありながら、本体部7が開口部他半部の何れの位置に位置する場合であってもバランスよく支持されて、引き戸体5のスライド開閉を円滑に行うことができる。
このように、本体部7は、上部バー6による戸先側における支持、戸袋体1の戸先側における支持、本体部7の戸尻側における支持との三箇所において支持され、しかも、戸袋体1の戸先側における第二支持手段により、開口部に対して支持される本体部7の高さが他の支持部よりも僅かに高位となるように支持されるので、バランスのよい支持がなされるうえ、引き戸体5がスライド全開姿勢となった場合に、本体部7の戸先側が上部バー6に対して相対上動して係止部を僅かに浮いた状態とする作動が確実になって、操作性の優れた開き戸機構付き引き戸装置を確実に提供できる。
尚、本発明は前記実施の形態に限定されないことは勿論であって、図17示す第二の実施の形態のように構成することができる。
前記第二の実施の形態において、戸袋体25は一枚状のパネル体で構成されており、引き戸体26は、戸袋姿勢の戸袋体25の表面に沿ってスライド開閉移動する構成となっている。そして、引き戸体26は、上部バー26aと本体部26bとにより構成されること、上部バー26aと本体部26bとが、戸先側端部において図示しない係止手段を介して係脱自在に係止する構成であること、上部バー26aが走行レール8を走行する構成であること等、基本的な構成は前記第一の実施の形態と同様となっている。そして、戸袋体25と本体部26bとの支持手段は、本体部26bの戸尻側端部に設けた支持受けローラ27と戸袋体25の表側面(本体部26b側面)に左右方向長尺状に設けられ、前記支持受けローラ27を表裏方向抜止め状に、かつ、左右方向移動自在に支持する支持レール28とにより構成される第一支持手段と、本体部26bの裏面側に左右方向長尺状に設けられる支持受けレール29と、戸袋体25の表側面の戸先側端部に設けられ、前記支持受けレール29が表裏方向抜止め状に、かつ、左右方向移動自在に支持される支持ローラ30とにより構成される第二支持手段とで構成されている。そして、本体部26bの開口部に対する支持位置を、上部バー26aと第一支持手段による支持位置は同じで、第二支持手段による支持位置が前記支持位置よりも僅かに高位となるように支持することにより、前記第一の実施の形態と同様に、引き戸体26のスライド開閉移動の際に、引き戸体26がスライド全開位置に近付くに従い、引き戸体26の荷重が上部バー26aから戸袋体25側に移動し、引き戸体26のスライド全開姿勢では、本体部26bの戸先側端部が高位に位置するようになって、上部バー26aとの係止手段配設部に本体部26bの荷重が殆ど作用することがなくなり、係止手段の係脱操作が軽快になって、操作性の優れた開き戸機構付き引き戸装置とすることができる。
図1(A)、(B)はそれぞれ開き戸機構付き引き戸装置の全閉姿勢における概略正面図、揺動全開姿勢における概略正面図である。 開き戸機構付き引き戸装置の全閉姿勢における正面図である。 開き戸機構付き引き戸装置のスライド全開姿勢におけ正面図である。 開き戸機構付き引き戸装置の揺動全開姿勢における正面図である。 開き戸機構付き引き戸装置の作用を説明する平面図である。 図6(A)は戸袋体の戸尻部における縦断面図であって戸袋体の軸承状態を示し、図6(B)は引き戸体のスライド全開姿勢における戸尻部の縦断面図であって引き戸体の戸袋体への支持状態を示し、図6(C)は引き戸体の全閉姿勢における戸先側の縦断面図であって上部バーと本体部との連結状態を示す。 図7(A)は引き戸体の全閉姿勢における本体部の上部バーに対する支持高さを説明するパターン化した正面図、図7(B)は引き戸体のスライド全開姿勢における本体部の上部バーに対する支持高さを説明するパターン化した正面図である。 図8(A)は作動プレートの平面図、図8(B)、(C)はそれぞれ上ロッド先端部の平面図、正面図、図8(D)、(E)はそれぞれ上ロッド基端部の平面図、正面図、図8(F)は上ロッドに作動プレートを組込んだ状態の正面図である。 図9(A)、(B)、(C)はそれぞれ引き戸用ロッドユニットの平面図、側面図、正面図である。 図10(A)、(B)、(C)はそれぞれ施錠規制ユニットの平面図、正面図、側面図である。 図11(A)、(B)、(C)はそれぞれ上部バー位置規制ユニットの平面図、正面図、側面図である。 図3の要部拡大正面図である。 開き戸機構付き引き戸装置の要部拡大平面図である。 図4の要部拡大正面図である。 図15(A)は引き戸体のスライド全開姿勢における落し錠装置近傍の縦断面図であって落し錠装置の施錠状態を示し、図15(B)は引き戸体のスライド全開姿勢における落し錠装置近傍の縦断面図であって落し錠装置の解錠状態を示し、図15(C)は引き戸体の全閉姿勢における戸袋体の戸先側部の縦断面図であって戸袋体の戸袋姿勢を示す。 図16(A)は引き戸体のスライド全開姿勢における落し錠装置近傍の縦断面図であって施錠規制ユニットの作用を示し、図16(B)は引き戸体のスライド全開姿勢における落し錠装置近傍の縦断面図であって本体部位置規制手段と上部バー位置規制手段とによる規制状態(落し錠装置の解錠状態)を示し、図16(C)は引き戸体のスライド全開姿勢における落し錠装置近傍の縦断面図であって本体部位置規制手段と上部バー位置規制手段とによる規制解除状態(落し錠装置の施錠状態)を示す。 第二の実施の形態における第一、第二支持手段の構成を説明する縦断面図である。
符号の説明
1 戸袋体
3 裏パネル体
4 上側枠体
4a ピボットヒンジ
5 引き戸体
6 上部バー
6b フック体
7 本体部
7a 係止片
8 走行レール
9a 走行ローラ
14 支持受けローラ
15 支持レール
16 支持受けレール
17 支持ローラ
18 操作部
19 上ロッド
21 作動プレート
22 引き戸用ロッドユニット
23 施錠規制ユニット
24 上部バー位置規制ユニット

Claims (3)

  1. 開口部の左右方向一半部に開閉揺動可能に設けられる戸袋体と、開口部の一半部を閉鎖する戸袋姿勢の戸袋体に沿ってスライド移動して開口部の他半部を開閉する引き戸体とを備え、前記引き戸体が開口部他半部を開放するスライド全開姿勢で引き戸体と戸袋体とが一体に開閉揺動して開口部を揺動全開姿勢とする開き戸機構付き引き戸装置を構成するにあたり、前記引き戸体を、開口部上方に設けた走行レールに左右方向移動自在に吊持される上部バーと、戸袋体とともに開閉揺動する本体部とにより構成し、前記本体部の戸先側端部を、上部バーに係脱自在な係止手段を介して支持する一方、前記本体部と戸袋体との間に、本体部のスライド全開姿勢で本体部の戸先側端部が戸尻側端部より高位となるよう支持する支持手段が設けられている開き戸機構付き引き戸装置。
  2. 支持手段は、本体部の戸尻側端部に設けた支持受けローラと、戸袋体の本体部配設側の面に左右方向長尺状に設けられ、前記支持受けローラが移動自在に支持される支持レールとにより構成した第一支持手段と、本体部の戸袋体側の面に左右方向長尺状に設けられる支持受けレールと、戸袋体の戸先側端部に設けられ、前記支持受けレールが移動自在に支持される支持ローラとにより構成した第二支持手段とにより構成されている請求項1に記載の開き戸機構付き引き戸装置。
  3. 上部バー、第一、第二支持手段が開口部に対して本体部を支持する高さは、上部バーと第一支持手段とは同じ高さに本体部を支持する一方、第二支持手段は、前記上部バーと第一支持手段とが支持する高さよりも本体部を高位に支持するように構成されている請求項2に記載の開き戸機構付き引き戸装置。
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