JP5157604B2 - インホイールモータ - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に記載のインホイールモータの如くである。
特許文献1に記載のインホイールモータは、ホイールが回転して車両が走行しているときに当該モータ本体の回転により当該オイルポンプが駆動してオイルを吐出し、この吐出されたオイルが当該モータ本体のステータコアの外周に供給され、この供給されたオイルが当該モータ本体の熱を吸収して当該モータ本体を冷却しようとするものである。
車両の回生ブレーキ時にはモータ本体が発電機として機能し回生電流を発生して発熱する。
なお、図中同一または相当部分には同一の符号を付してその説明は繰り返さないものとする。
図1に示す如く、インホイールモータ10は、ホイール20の内部に設けられる。
ホイール20の内部はホイール20のリム内周面で囲まれる空間を指す。
なお、インホイールモータ10の全体がホイール20の内部に設けられる必要はなく、インホイールモータ10の一部がホイール20の内部からはみ出す構成でもよい。
ハウジング100は、インホイールモータ10の主たる構造体をなす部材である。
ハウジング100の内部には前記駆動装置およびオイル供給装置が設けられる。
モータ本体210は、モータケース211、ステータコア212、ステータコイル213、ロータ214および冷却ジャケット215を具備する。
モータケース211は、モータ本体210の主たる構造体をなす部材である。
モータケース211の内部にはステータコア212、ステータコイル213およびロータ214が設けられる。
冷却ジャケット215は、モータケース211の外周を覆うように設けられる。
モータ本体210は、インバータ(不図示)により回転する(詳細には、インバータによりステータコイル213に三相交流が供給されて回転磁界が形成され、永久磁石を有するロータ214が回転磁界に吸引されて回転する)同期電動機である。
減速機230は駆動力が入力されるギア群(複数のギアの集合体)および前記ギア群の出力側に接続されるドライブシャフト231を具備する。
シャフト220は、前記ギア群の入力側に接続される。つまり、シャフト220は前記ギア群を介してドライブシャフト231に連結されている。
ドライブシャフト231はハブ(不図示)に取り付けられ、当該ハブはホイール20に取り付けられる。
前記ギア群で減速されたモータ本体210の回転はドライブシャフト231から出力されて、前記ハブを介してホイール20に伝達される。これにより、ホイール20が回転する。
前記オイル供給装置は、オイルリザーバ310、オイルポンプ320、第一油路330、第二油路340、第三油路350および第四油路360を具備する。
オイルポンプ320の入力軸(回転軸)はシャフト220に回転不能に接続される。
モータ本体210の回転は、シャフト220を介してオイルポンプ320に伝達されてオイルポンプ320を駆動させる。
オイルポンプ320はオイルリザーバ310と連通され、モータ本体210が回転してオイルポンプ320が駆動するとオイルリザーバ310に貯留されるオイルを吸入して吐出する。
第二油路340の一端はシャフト220の外周面において、オイルポンプ320から吐出されたオイルが第二油路340の内部に流入可能な位置に開口し流入口を成す。
第二油路340の他端はシャフト220の外周面において、第二油路340の内部のオイルがモータ本体210により回転するシャフト220の遠心力により減速機230(減速機230のギア群)に向けて吐出可能な位置に開口し吐出口を成す。
オイルポンプ320から吐出されたオイルの残部は前記流入口を介して第二油路340の内部に流入し、その後モータ本体210により回転するシャフト220の遠心力により前記吐出口から吐出されて減速機230に供給される。
これにより減速機230が潤滑される。
オイルポンプ320により吐出されたオイルの一部は、第一油路330を介して冷却ジャケット215に供給され、その後第三油路350を介してオイルリザーバ310に排出される。
オイルポンプ320により吐出されたオイルの残部は、第二油路340を介して減速機230に供給され、その後第四油路360を介してオイルリザーバ310に排出される。
第三油路350および第四油路360を介してオイルリザーバ310に排出されたオイルは、再度オイルポンプ320により吸入されて吐出される。
以上の如く、車両が走行しているときにオイルは循環される。
車両が走行しているときは、このオイルの循環が繰り返される。
前述の如く第一油路330を介して冷却ジャケット215に供給されたオイルは、モータ本体210(モータケース211)の熱を吸収する。
モータ本体210の熱を吸収して昇温したオイルは、循環されて再び冷却ジャケット215に供給されるまでの間に熱を放散して冷却(循環冷却)される。
前述の如く車両が走行しているときはオイルリザーバ310、冷却ジャケット215等の間でオイルの循環が繰り返されており、このときに前述したオイルによるモータ本体210の熱の吸収とオイルの循環冷却とが繰り返し行われる。これにより車両が走行しているときにモータ本体210が冷却される。
一方向バルブ332は、オイルポンプ320からアキュムレータ331へオイルが流れることを許容するがその逆流を防止する。
また、モータ本体210が回転することによりオイルポンプ320が駆動する。
このとき、第一絞り333の抵抗により、第一油路330においてオイルポンプ320と第一絞り333との間を搬送されているオイルの圧力である第一圧力が上昇していく。
また、第二絞り341の抵抗により、第二油路340においてオイルポンプ320と第二絞り341との間を搬送されているオイルの圧力である第二圧力が上昇していく。
第二絞り341を設けることにより、第一絞り333のみを設けるときに比べて、第一圧力の上昇の程度が高くなり、アキュムレータ331に蓄えられるオイル量が多くなる。
同時にオイルポンプ320の駆動も停止し、オイルポンプ320から第一油路330および第二油路340へのオイルの供給が停止する。
また、一方向バルブ332によりオイルがオイルポンプ320側に流れることは防止される。これにより、車両が停止したときに一方向バルブ332よりオイルポンプ320側にあるオイルが、冷却ジャケット215に供給される。
また、オイルが第一絞り333を介して冷却ジャケット215に供給されるので第一絞り333が抵抗になり、冷却ジャケット215に供給されるオイルの流量が制限される。これにより、車両が停止しているときにおいて、オイルが第一絞り333がないときに比べて時間をかけて冷却ジャケット215に供給されていく。
冷却ジャケット215に供給されたオイルはモータ本体210の熱を吸収し、モータ本体210が冷却される。
以上の如く、車両が停止しているときにモータ本体210が冷却される。
これによれば、車両が停止したときに第一油路330の内部にあったオイルのみならずアキュムレータ331に蓄えられていたオイルも、車両が停止しているときにおいてモータ本体210の冷却に用いることができる。また、第二絞り341を設けたことにより、第一絞り333のみを設けたときに比べて、アキュムレータ331に蓄えられるオイル量が増加するので、車両が停止しているときにおいてより多くのオイルをモータ本体210の冷却に用いることができる。また、一方向バルブ332を設けたので車両が停止したときに一方向バルブ332よりオイルポンプ320側にあるオイルを、車両が停止しているときにおいてモータ本体210の冷却に用いることができる。したがって、車両が停止しているときにおいてモータ本体210の冷却に用いることができるオイル量を増加させることができ、効率的にモータ本体210を冷却することができる。
また、車両が停止しているときにおいて、第一絞り333が抵抗になり冷却ジャケット215に供給されるオイルの流量が制限される。したがって、車両が停止しているときにおいてオイルが時間をかけて冷却ジャケット215に供給されるので当該オイルによりモータ本体210が冷却されている時間が長くなり、効率的にモータ本体210を冷却することができる。
つまり、モータ本体210の回転が、シャフト220により減速機230に伝達されるとともに、オイルポンプ320に伝達される。
これによれば、一のシャフト220でモータ本体210の回転を減速機230およびオイルポンプ320に伝達することができる。したがって、合理的にオイルポンプ320を駆動させることができ、オイルポンプ320が吐出するオイルを車両が停止しているときにおけるモータ本体210の冷却用オイルとして合理的にアキュムレータ331に蓄えることができる。
20 ホイール
210 モータ本体
220 シャフト
230 減速機
310 オイルリザーバ
320 オイルポンプ
330 第一油路
331 アキュムレータ
332 一方向バルブ
333 第一絞り
340 第二油路
341 第二絞り
Claims (2)
- ホイールを回転させるモータ本体と、
前記ホイールに伝達される前記モータ本体の回転を減速する減速機と、
オイルが貯留されるオイルリザーバと、
を具備するインホイールモータであって、
前記モータ本体の回転により駆動され、前記オイルリザーバに貯留されるオイルを吸入して吐出するオイルポンプと、
前記オイルポンプと前記モータ本体とを連通し、前記オイルポンプにより吐出されたオイルを前記モータ本体に供給する第一油路と、
前記オイルポンプにより吐出されたオイルを前記減速機に供給する第二油路と、
前記第一油路の途中に接続されるアキュムレータと、
前記第一油路における前記アキュムレータの接続部と前記オイルポンプとの間に設けられ、前記オイルポンプから前記アキュムレータへオイルが流れることを許容するがその逆流を防止する一方向バルブと、
前記第一油路における前記アキュムレータの接続部と前記モータ本体との間に設けられる第一絞りと、
前記第二油路の途中に設けられる第二絞りと、
を備え、
前記一方向バルブは、前記第一油路において、前記第一絞りよりも前記オイルポンプ側に配置される、
インホイールモータ。 - 前記モータ本体の回転が伝達されて回転するシャフトを具備し、
前記モータ本体の回転は、
前記シャフトを介して前記減速機に伝達されるとともに、
前記シャフトを介して前記オイルポンプに伝達される請求項1に記載のインホイールモータ。
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