JP5136398B2 - Iii族窒化物系化合物半導体発光素子 - Google Patents
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Description
本発明は異種基板上にIII族窒化物系化合物半導体をエピタキシャル成長させて発光素子構造を形成したのち、金属、はんだその他の導電層を介して導電性の支持基板を接着し、異種基板との界面近傍のIII族窒化物系化合物半導体の薄層をレーザ照射で分解して異種基板を取り除く、いわゆるレーザリフトオフ技術を用いた発光素子に適用できる。本発明はpn接合又は活性層を挟んで上下にn型層とp型層を有するIII族窒化物系化合物半導体発光素子である。
請求項1に係る発明は、導電性の支持基板に、導電性の材料から成る層を介してエピタキシャル層がp層側から接合され、光取り出し側をn層側とするIII族窒化物系化合物半導体発光素子であって、p層とp層の外周面を残して接合するpコンタクト電極と、pコンタクト電極の全体を覆い、外周面においてp層とオーミック接触することなく接合する導電層と、を有し、光取り出し側から見たn層の平面形状は矩形状であり、n層に設けたnコンタクト電極が、矩形状の2つの対角付近に設けられたボンディングパッドとして機能する2つの大面積部と、2つの大面積部から延伸されて設けられた線状部とからなり、2つの大面積部は、n層と対向する少なくともその一部分が、n層とはオーミック接触しておらず、2つの大面積部のn層とオーミック接触していない部分は、n層と2つの大面積部との間に絶縁膜が形成された領域であり、絶縁膜は、n層及びp層の外周側面を覆う保護膜と一体化されており、nコンタクト電極の線状部は、矩形枠状の外周線路部を有し、当該外周線路部の矩形の2頂点で2つの大面積部と接続されており、nコンタクト電極の線状部は、外周線路部に囲まれたn層の表面を分割するように形成された内側線路部を有し、p層のpコンタクト層と接触する側の面上であって、大面積部及び外周線路部の下方に位置する領域に高抵抗面が形成され、他の領域は低抵抗面となることを特徴とするIII族窒化物系化合物半導体発光素子である。
ボンディングパッドとは、その露出側である上面に外部配線を接続するための、大面積の導電体領域を言う。この際、外部配線を接続するために一般的なワイヤボンディングを用いる。その他にも、はんだその他の導電性材料を用いたり、或いはボンディングパッド領域に形成されたnコンタクト電極の大面積部の上に、他の導電性材料を積層する場合もあり得る。本発明のnコンタクト電極の大面積部はそのような積層構造を排除するものではない。
また、本発明のnコンタクト電極は、線状部においても、単一の材料から成る電極に限られない。本発明における大面積部と線状部を有するnコンタクト電極には、オーミック性の良い導電性材料と、他の導電性材料との多層構造を有するものが包含される。
請求項3に係る発明は、nコンタクト電極の線状部は、内側線路部の幅が外周線路部の幅よりも小さいことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、nコンタクト電極の線状部の各部分は、平行に配置された線状部の他の部分との間隔をL、n層の膜厚をtとおいたとき、10≦L/t≦80をみたす位置に配置されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、大面積部のn層とオーミック接触している部分は、幅を有する帯状又は屈曲した帯状であって、当該幅は、nコンタクト電極の外周線路部の幅と同じかそれ以上2倍以下であることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、外周線路部の矩形形状は、平行四辺形、菱形、長方形、又は正方形であることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、nコンタクト電極の平面形状は、n層の平面形状の重心に対して点対称である、或いは、矩形形状のn層の、2つの大面積部が設けられていない2つの頂点を結ぶ線分に対して線対称であることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、異種基板から成るエピタキシャル成長基板に、少なくともn層を形成した後でp層を形成し、少なくともはんだ層を介して導電性の支持基板と接合した後、エピタキシャル成長基板をレーザリフトオフにより除去して製造されたことを特徴とする。異種基板とは、エピタキシャル層を構成するIII族窒化物系化合物半導体とは異なる材料から成る基板を言う。例えばサファイア基板がここで言う異種基板に含まれる。
請求項10に係る発明は、n層及びp層の外周側面は、光取り出し側であるn層側からp層側に対して広がる順テーパの傾斜面であることを特徴とする。順テーパとは、錘状物の側面のように、上側が水平断面積が狭く、下側が水平断面積が広いものを言う。
当該構成は、絶縁層でオーミック接触できない部分を形成し、nコンタクト電極の大面積部を、当該絶縁層の上と、オーミック接触させるn層とに跨がって形成すると良い。ここで、nコンタクト電極を当該2つの部分に跨がって形成する意図は、ボンディングパッド部として作用する大面積部と、そこから延伸されて設けられる線状部との断線を避けるためである。線状部を当該絶縁層の上と、オーミック接触させるn層とに跨がって形成してしまうと、当該絶縁層のエッジ部の段差により、断線する可能性が高くなる。大面積部が、絶縁層とn層とに跨がって形成されるならば、nコンタクト電極の、n層上に設けられた大面積部とそこから延伸されて設けられた線状部との間に段差が生じないので、断線の可能性を抑制することができる。
III族窒化物系化合物半導体発光素子においては、製造後或いは製造工程中での、導電材料が付着することによるp層とn層の望まない電気接続を回避するため、エピタキシャル成長層の外周側面(断面)を絶縁膜で保護することが一般である。よって、当該保護膜を形成する際に、上記の、nコンタクト電極の大面積部とn層とのオーミック接触を阻止する領域にも当該保護膜を一体的に形成すると、製造工程が簡略化できる。
外周線路部のみでは広い発光領域に供給される電流の均一化が困難であれば、当該外周線路部に囲まれた領域のn層の表面を分割するように内側線路部を形成して、外周線路部に囲まれた領域の内部にnコンタクト電極を延伸すると良い。内側線路部は、例えば外周線路部が囲む矩形形状をより小さい矩形形状に分割するような、外周線路部の1辺に平行な直線、或いは格子状に設けると良い。格子状にすると、内側線路部の一部に断線等が生じても、当該断線点の両側迄の電流供給路が何重にも確保され、少なくとも当該断線点の両側迄は電流供給が確実に行われる。
nコンタクト電極の線状部の各部分は、平行に配置された線状部の他の部分との間隔をL、n層の膜厚をtとおいたとき、10≦L/t≦80をみたす位置に配置すると良い。L/tが10を下回ると、例えば数μm乃至数十μmの幅を有する内側線路部を、狭い間隔で多数平行に配置することとなり、nコンタクト電極全体の光取り出し遮蔽効果が大きくなりすぎてしまう。L/tが80を上回ると、nコンタクト電極の隣り合う線状部からそれらの中央部のn層への電流供給が不十分となり、良好に発光させるべき発光層に、発光不良な領域を生じてしまう。20≦L/t≦60とすると尚好ましい。
外周線路部よりも当該大面積部のn層とオーミック接触している部分の幅が狭いと、外周線路部との断線の恐れが生ずる。一方、外周線路部の幅の2倍以上とすると、ボンディングパッド部からn層を通じて近傍の発光領域に集中して電流が流れるようになり、好ましくない。
本発明はレーザリフトオフにより製造される発光素子に特に有効である。
nコンタクト電極のうち、線状部の幅は、5μm以上40μm以下とすると良い。5μm未満の幅の線状のnコンタクト電極を形成することは技術的に困難が伴うほか、製造後、使用中等における断線の可能性が高くなる。40μmを超える幅にすると、光取り出し遮蔽効果が大きくなりすぎ、好ましくない。
当該線状部において、ボンディングパッド部として機能する大面積部と直接接続される枠状の外周線路部の幅は、内側線路部の幅よりも大きくとることが望ましい。例えば外周線路部の幅を内側線路部の幅の20%〜80%増しとする。例えば外周線路部の幅は8μm以上40μm以下とすることが好ましく、10μm以上30μm以下とすることがより好ましい。また、内側線路部の幅は5μm以上30μm以下とすることが好ましく、7μm以上25μm以下とすることがより好ましい。
外周線路部の平面形状を方形の枠状とし、内側線路部をその枠内を矩形状又は格子状に分割する複数個の線分として形成する等、nコンタクト電極の線状部を1群又は2群の平行線路群で形成する際、それぞれ平行な隣接する2つの線状部の間隔Lは、50μm以上とすると良い。50μm未満であると線状部を多数設ける結果、当該線状部の光取り出し遮蔽効果が大きくなり過ぎる。隣接する2つの線状部の間隔Lは、70μm以上500μm以下とすることが好ましく、100μm以上300μm以下とすることがより好ましい。
図1及び図2の発光ダイオード1000は、p型シリコン基板である導電性の支持基板200の表面に、支持基板200に近い方から、複数の金属の積層から成る導電層222、はんだ層(ソルダ層)50、複数の金属の積層から成る導電層122、pコンタクト電極121、主としてp型のIII族窒化物系化合物半導体層の単層又は複層であるp型層12、発光層15、主としてn型のIII族窒化物系化合物半導体層の単層又は複層であるn型層11、nコンタクト電極である外周線路部130f、内側線路部130g及び大面積部130pの積層構造を有する。
発光層15は例えばMQW構造から成るが、図1及び図2では単に太破線で示した。
nコンタクト電極である外周線路部130f、内側線路部130g及び大面積部130pは図示しない位置で連通して一体化したnコンタクト電極を形成しており、大面積部130pにワイヤボンディングすることにより、外周線路部130f、内側線路部130g及び大面積部130pは略同一の電位となる。図1においては外周線路部130fと内側線路部130gを示し、図2においては大面積部130pのみを示した。
また、pコンタクト電極121又は導電層122と接触するp型層12の面は、高抵抗面12sr、低抵抗面12s−sq及び12s−L、及びオーミック接触しない外周面12sfに区分される。外周面12sfにおいてはpコンタクト電極121が存在せず、p型層12は直接導電層122と接触している。これらのうち高抵抗面12srを図1乃至図4では太線で示すこととする。
p型層12の高抵抗面12srは、p型層12を形成したのち、当該領域のみにイオン打ち込み又はプラズマ処理を実施することで形成された。レーザリフトオフを用いて発光ダイオード1000を形成する場合、エピタキシャル成長基板にIII族窒化物系化合物半導体層をエピタキシャル成長させてp型層12を最上層とできる。この露出面であるp型層12の表面に部分的にイオン打ち込み又はプラズマ処理を実施する。このようにして最終的に図1及び図2に示すように、p型層12とpコンタクト電極121との接触面側に、高抵抗面12srを形成することが可能である。
尚、p型層12、発光層15及びn型層11の外周側面は、絶縁性保護膜40で覆われている。また、p型層12、発光層15及びn型層11(以下、合わせてエピタキシャル層10と言うことがある)の支持基板200の表面に平行な水平断面積は、下側であるp型層12の支持基板側200側から、上側であるn型層11のnコンタクト電極130側に向って徐々に減少する。このため、絶縁性保護膜40で覆われたエピタキシャル層10の外周側面は、nコンタクト電極130が形成された上側から、支持基板側200側である下側に向って広がるような、傾き(順テーパ)を形成している。
尚、n型層11には、光取り出し効率を向上させるために、微細な凹凸を有する表面11sが形成されている。
また、支持基板200の逆の面(裏面)には、複数の金属の積層から成る導電層232、はんだ層(ソルダ層)235が形成されている。
複数の金属の積層から成る導電層222は、支持基板200側から、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、金(Au)の順に積層されたものである。複数の金属の積層から成る導電層232は、支持基板200側から、白金(Pt)、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、金(Au)の順に積層されたものである。尚、ニッケル(Ni)層は、はんだ層(ソルダ層)50に含有されているスズ(Sn)の拡散を防ぐものである。
はんだ層(ソルダ層)50と235は、いずれも金とスズとの合金(Au−Sn)から成るはんだで形成されている。尚、はんだ層(ソルダ層)235表面には、スズの酸化を防止するための薄膜の金(Au)層が形成されている。
pコンタクト電極121は、銀(Ag)合金で形成されている。
複数の金属の積層から成る導電層122は、p型層12及びpコンタクト電極121に近い側から、チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、金(Au)の順に積層されたものである。
nコンタクト電極130は、n型層11側から、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、金(Au)の順に積層された積層構造から成る。
絶縁性保護膜40は窒化ケイ素(Si3N4)から成る。
絶縁性保護膜40が、請求項に言う絶縁膜と保護膜の両方に該当する。
線状の外周線路部130f又は内側線路部130gはその長手方向が図3の紙面に垂直方向に形成されているものとする。線状の外周線路部130f又は内側線路部130gの図3内で左右方向の幅(線幅)をwf又はwgとする。これらと相対する位置のpコンタクト電極121は、p型層12の表面に形成された高抵抗面12srのために、p型層12とはオーミック接触されないか、極めて接触抵抗が高くなる。高抵抗面12srは、線状の外周線路部130f又は内側線路部130gの長手方向に合わせて長手方向を有する、幅wf+2d又はwg+2dの矩形状領域である。
p型層12は比較的抵抗が高いため、高抵抗面12srにより電流が阻止されると、高抵抗面12srに対応して上方の発光層15の幅wf+2d又はwg+2dの領域には電流が流れず当該領域は非発光領域15nLEとなる。高抵抗面12srにより電流が阻止されない発光層15の領域は、実際に発光する発光領域15LEとなる。
n型層11の膜厚をtが、2μm乃至10μm、好ましくは3μm乃至6μmであり、線状の外周線路部130fの水平方向の幅wfが8μm以上40μm以下、内側線路部130gの水平方向の幅wgが5μm以上30μm以下とすべきことを考慮すると、dはt/2以上5t以下が良いと考えられる。10μm以下の膜厚のn型層11は、電流経路が長いほど抵抗が大きい。また、当該薄膜のn型層11内部の電流経路のうち横方向の距離(最低d)が大きすぎないようにすべきで、この点でdの最適範囲は膜厚tとの比例関係で示しうる。
dの最小値は、発光領域15LEの端点EP−LELからの光のうち、線状の外周線路部130f又は内側線路部130gにより遮られる角度範囲が大き過ぎないように設定されるべきである。d=t/2ではtanθ=d/t=1/2でθは約26.6度、即ち、発光領域15LEの端点EP−LELからの発光のうち、基板面に垂直上向きを角度0とすると、約26.6度を超える角度の光がnコンタクト電極である線状の外周線路部130f又は内側線路部130gにより遮られる。これよりも遮蔽される角度範囲が大きいと光取り出し効率が小さくなる。また、nコンタクト電極(130f、130g)の形成は、pコンタクト電極121の配置に位置合わせする必要がある。この際、pコンタクト電極121は、エピタキシャル層10を通して認識する必要があり、精度の良い位置合わせができないと、合わせ位置がずれてしまう。発光領域15LE上にnコンタクト電極(130f、130g)が形成されないようにするためには、エピタキシャル層10の厚みに応じた適切なdの最小値が存在する。エピタキシャル層10の膜厚の変化はほとんどがn型層11の膜厚tの変化によるものであり、種々の膜厚での位置合わせを実施したところ、d≧t/2とすれば確実に発光領域15LE上にnコンタクト電極(130f、130g)が形成されないことが分かった。
一方、dを余り大きくすると、n型層11中で横伝搬する電流成分が多くなってしまい、n型層11のシート抵抗成分による電圧降下によって、駆動電圧が上昇してしまう。dの最大値を5tとすることにより、この電圧上昇を0.1V未満に抑えることができる。また、dが大き過ぎると、発光領域15LEの面積が小さくなるため、好ましくない。
nコンタクト電極の一部である大面積部130pは例えば平面形状が矩形形状に形成されており、向かい合う1組の2辺が図4の面内の左右方向に平行で、他の1組の2辺が図4の紙面に垂直方向に形成されているものとする。図4の大面積部130pは図3の線状の外周線路部130fと図示しない位置で連通され、更に図3の線状の外周線路部130fは図3の線状の内側線路部130gと図示しない位置で連通されている。即ち、図4の大面積部130pは図3の線状の外周線路部130f及び内側線路部130gと一体となってn型層11に対するnコンタクト電極を形成している。これはのちに図6で示す。
大面積部130pのn型層11の表面11sに接触している部分であるコンタクト領域130p−cは、図3に示した、n型層11の表面11sに接触している線状の外周線路部130fと図示しない位置で接続されている。これはのちに図6で示す。ここで、当該接続部分の断線を防ぐため、大面積部130pのコンタクト領域130p−cの幅wpは、線状の外周線路部130fの幅wf以上の幅とする必要がある。一方、大面積部130pのコンタクト領域130p−cの幅wpは、発光領域15LEからの発光の遮蔽領域である。
そこで、p型層12の高抵抗面12srを、図4のように、p型層12とpコンタクト電極121との界面においてpコンタクト電極121の右端点EP−Rから、点EP−L迄形成する。高抵抗面12srは、p型層12とpコンタクト電極121との界面において、大面積部130pの直下の領域から幅dpだけ外側に広がって形成されている。pコンタクト電極121からの電流経路はp型層12の高抵抗面12srにおいて遮られるので、電流は低抵抗面12s−Lから直上方向のみに向う。こうして、発光層15のうち、絶縁性保護膜40の直下に当たる部分15nLE40、nコンタクト電極の大面積部130pのn型層11の表面11sに接触している部分の幅wpに対向する部分15nLE130に加えて、更に幅dp(15nLE12sr)だけ外側に拡張して非発光領域15nLEを形成する。
図4におけるp型層12の高抵抗面12srのうち、図4で示す幅dpは、図3で説明した線状の外周線路部130f又は内側線路部130gに対向するp型層12の高抵抗面12srの幅wf+2dまたはwg+2dと同様の理由から、最大値は5tとすべきである。ここでtはn型層11の平均膜厚である。最小値はdとすれば良い。こうすることによりnコンタクト電極の一部である大面積部130pのn型層11の表面11sに接触している部分を、線状の外周線路部130f又は内側線路部130gと同等に機能させることが可能となる。
また、図4におけるp型層12の高抵抗面12srのうち、大面積部130pのn型層11の表面11sに接触している部分であるコンタクト領域130p−cの幅wpの最大値は、接続される線状の外周線路部130fの幅wfの2倍とすると良い。これはボンディングパッド部の電流がn層に流れ、n層を横伝搬して近傍の発光領域に集中してしまうことを避けるべきだからである。
図5の1辺が800μmの正方形EFGHは、発光ダイオード1000のp型層12の外周を示すものである。
図5の1辺が680μmの正方形PQRSは、pコンタクト電極121の外周を示すものであである。
図5において、6点A、E、P、R、G、Cは一直線上に配置し、6点B、F、Q、S、H、Dは一直線上に配置している。
このことは図6及び図7においても同様である。また、図5乃至図7において、示されている平面図は、直線ACについて線対称であり、且つ直線BDについて線対称である。また、図5乃至図7において示されている平面図は、直線ACと直線BDの交点に対して、点対称である。
まず、正方形PQRSの内部領域で示されるpコンタクト電極121と接触しない領域である外周面12sfが存在する。これは正方形EFGHの内部で正方形PQRSの外部であり、幅60μmの枠状の領域である。
次に、pコンタクト電極121と接触するp型層12の領域のうち、2箇所の低抵抗面12s−Lの形状は次の通りである。この形状は、長辺560μm、短辺70μmの矩形2個を、各々の端部である一辺70μmの正方形部分で重ねたL字状領域であり、正方形PQRSの内部の2箇所、頂点Qに屈曲部の外部頂点を置いた領域と、頂点Sに屈曲部の外部頂点を置いた領域とに配置されている。
pコンタクト電極121と接触する領域のうち、9箇所の低抵抗面12s−sqの形状は次の通りである。これは9箇所に配置された1辺が130μmの正方形の領域であって、それら9個を隣と間隙35μm離して配置される。9個の低抵抗面12s−sqは、全て130×3+35×2=460μmを一辺とする正方形領域の内部に配置される。上述した通り、9個の低抵抗面12s−sqは、図5内部で、直線ACについて線対称であり、且つ直線BDについて線対称であるように配置される。
こうして正方形PQRSの内部領域の残りの領域が、高抵抗面12srである。高抵抗面12srは、頂点P及び頂点Rに頂点を有する略正方形の領域と、幅40μmと幅35μmの8本の帯状領域とが重なって形成されている。
こうして、図5で、右上から左下へのハッチングで示した、低抵抗面12s−Lと低抵抗面12s−sqを介して、pコンタクト電極121からp型層12に電流が流れる。p型層12は比較的高抵抗であり、500nm以下の膜厚であるので、p型層12から発光層15迄は、電流経路は基板面に垂直方向、即ち図1乃至図4の面内上下方向のみであると考えて良い。すると、発光層15のうち、実際に発光する発光領域15LEの形状は、図5で右上から左下へのハッチングで示した、低抵抗面12s−Lと低抵抗面12s−sqの領域と一致すると考えて良い。
実際、エピタキシャル層の総膜厚が2〜10μmであって、90度を垂直としてテーパの傾きが75度である場合の、n型層11の最上面の外周とp型層12の最下面の外周を考えてみる。p型層12の最下面が1辺が800μmの正方形EFGHであるとしてn型層11の最上面の正方形を正確に記載するなら、当該1辺が800μmの正方形EFGHの内側に間隙0.53〜2.8μmで4辺を記載することとなる。
nコンタクト電極を形成する大面積部130pは2箇所形成され、1辺が100μmの正方形領域であって、一辺が680μmの正方形PQRSの内部領域に、頂点P及びRを各々共有するように配置される。nコンタクト電極を形成する2箇所の大面積部130pのうち、下層に絶縁性保護膜40が形成される、2箇所の非コンタクト領域130p−iは、1辺が70μmの正方形領域であって、頂点P及びRを各々共有するように配置される。大面積部130pの非コンタクト領域130p−iを除いた、幅wpが30μmのL字状領域は、n型層11の表面11sとオーミック接触するコンタクト領域130p−cである。
nコンタクト電極を形成する外周線路部130fは、幅wfが20μmの正方形の枠状であって、その外周の正方形の一辺は520μm、内周の正方形の一辺は480μmである。当該正方形の枠の2箇所の頂点である一辺が20μmの正方形部分は、nコンタクト電極を形成する大面積部130pと重なっている。
内側線路部130gは幅wgが15μmの4本の帯状であって、正方形の枠状の外周線路部130fに囲まれたの内部領域を9つの領域に分割している。外周線路部130fと内側線路部130gに囲まれた9つの領域は、いずれも1辺が150μmの正方形である。
図6でハッチングを施されていない部分は、n型層11の露出した表面11sである。
また、本実施例では図6のように、pコンタクト電極121の形成範囲を示す正方形PQRSの外部には、nコンタクト電極のn型層11とのオーミック接触領域が無い設計としたが、これは本願発明を限定するものではない。nコンタクト電極のn型層11とのオーミック接触領域の範囲は、下方に形成されるpコンタクト電極121の平面図における形成範囲を超えても良い。
外周線路部130f及び内側線路部130gと、低抵抗面12s−L及び低抵抗面12s−sqの領域とは、平面図においてd=10μm幅の帯状又は方形の枠状の間隙を有している。また、大面積部130pのコンタクト領域130p−cと低抵抗面12s−Lとは、平面図においてdp=20μm幅の帯状の間隙を有している。
図7でI−Iと示した位置での断面図が図1であり、図7でII−IIと示した位置での断面図が図2である。
内側線路部130gの15μmの幅wgは外周線路部130fの20μmの幅wfよりも小さい。
外周線路部130f及び内側線路部130gの、互いに平行な隣り合う部分の間隔Lは150μmである。n型層11の厚さtが2μmであればL/t=75であり、厚さtが10μmであれはL/t=15である。
大面積部130pのコンタクト領域130p−cはL字状領域であって幅wpは30μmである。これは外周線路部130fの20μmの幅wf以上であって2wf以下である。
図8は、実施例2に係る発光ダイオード2000のp型層12のpコンタクト電極121と接触する側における、高抵抗面12sr’、低抵抗面12s−sq’及び12s−L、及びpコンタクト電極121とオーミック接触しない外周面12sfの区分を示す平面図である。
図8の図5との違いは、低抵抗面12s−sq’が一辺が460μmの1個の正方形領域であること、これに応じて高抵抗面12sr’に格子状の領域が無いことである。その他は図5と全く同様であり、平面図が直線AC及びBDについて各々線対称であることも同様である。例えば低抵抗面12s−sq’と低抵抗面12s−Lとは高抵抗面12sr’の幅40μmの帯状の領域で隔てられている。
図9に示す通り、実施例2に係る発光ダイオード2000は、内側線路部130gの下方向に、p型層12の高抵抗面12sr’は存在しない。この部分は1つの連続した低抵抗面12s−sq’となっている。
図10は実質的に図2と同様である。
実施例2に係る発光ダイオードは、内側線路部130gの幅wgが20μm以下の時に有効である。好ましくは内側線路部130gの幅wgを10μm以下とすると良い。
11:n型層
12:p型層
12sr,12sr’:p型層12の高抵抗面
12s−sq,12s−sq’,12s−L:p型層12の低抵抗面
12sf:p型層12のpコンタクト電極121と接触しない面
15:発光層
15LE:発光層15のうち、実際に発光する領域(発光領域)
15nLE:発光層15のうち、実際には発光しない領域(非発光領域)
121:pコンタクト電極
122、222、232:導電層
50:はんだ層(ソルダ層)
130p:nコンタクト電極の大面積部
130p−c:大面積部130pのうち、n型層11とオーミック接触する部分
130p−i:大面積部130pのうち、n型層11とオーミック接触しない部分
130f:nコンタクト電極の外周線路部
130g:nコンタクト電極の内側線路部
200:シリコン基板(支持基板)
40:SiNから成る絶縁性保護膜
Claims (10)
- 導電性の支持基板に、導電性の材料から成る層を介してエピタキシャル層がp層側から接合され、光取り出し側をn層側とするIII族窒化物系化合物半導体発光素子であって、 前記p層とp層の外周面を残して接合するpコンタクト電極と、
前記pコンタクト電極の全体を覆い、前記外周面において前記p層とオーミック接触することなく接合する導電層と、
を有し、
前記光取り出し側から見た前記n層の平面形状は矩形状であり、
前記n層に設けたnコンタクト電極が、前記矩形状の2つの対角付近に設けられたボンディングパッドとして機能する2つの大面積部と、前記2つの大面積部から延伸されて設けられた線状部とからなり、
前記2つの大面積部は、前記n層と対向する少なくともその一部分が、前記n層とはオーミック接触しておらず、
前記2つの大面積部の前記n層とオーミック接触していない部分は、前記n層と前記2つの大面積部との間に絶縁膜が形成された領域であり、
前記絶縁膜は、前記n層及び前記p層の外周側面を覆う保護膜と一体化されており、
前記nコンタクト電極の前記線状部は、矩形枠状の外周線路部を有し、当該外周線路部の矩形の2頂点で前記2つの大面積部と接続されており、
前記nコンタクト電極の前記線状部は、前記外周線路部に囲まれた前記n層の表面を分割するように形成された内側線路部を有し、
前記p層の前記pコンタクト層と接触する側の面上であって、前記大面積部及び前記外周線路部の下方に位置する領域に高抵抗面が形成され、他の領域は低抵抗面となる
ことを特徴とするIII族窒化物系化合物半導体発光素子。 - 前記高抵抗面は、前記p層の表面から前記高抵抗面を形成する領域にイオン打ち込みするか、又は、当該領域をプラズマ処理することにより形成されることを特徴とする請求項1に記載のIII族窒化物系化合物半導体発光素子。
- 前記nコンタクト電極の前記線状部は、前記内側線路部の幅が前記外周線路部の幅よりも小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のIII族窒化物系化合物半導体発光素子。
- 前記nコンタクト電極の前記線状部の各部分は、平行に配置された線状部の他の部分との間隔をL、前記n層の膜厚をtとおいたとき、10≦L/t≦80をみたす位置に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のIII族窒化物系化合物半導体発光素子。
- 前記大面積部の前記n層とオーミック接触している部分は、幅を有する帯状又は屈曲した帯状であって、当該幅は、前記nコンタクト電極の前記外周線路部の幅と同じかそれ以上2倍以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のIII族窒化物系化合物半導体発光素子。
- 前記外周線路部の矩形形状は、平行四辺形、菱形、長方形、又は正方形であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のIII族窒化物系化合物半導体発光素子。
- 前記nコンタクト電極の平面形状は、前記n層の平面形状の重心に対して点対称である、或いは、矩形形状の前記n層の、前記2つの大面積部が設けられていない2つの頂点を結ぶ線分に対して線対称であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のIII族窒化物系化合物半導体発光素子。
- 前記導電性の支持基板と前記p層との間に形成された導電性の材料のうち、少なくとも1層ははんだ層であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のIII族窒化物系化合物半導体発光素子。
- 異種基板から成るエピタキシャル成長基板に、少なくとも前記n層を形成した後に前記p層を形成し、少なくとも前記はんだ層を介して前記導電性の支持基板と接合した後、前記エピタキシャル成長基板をレーザリフトオフにより除去して製造されたことを特徴とする請求項8に記載のIII族窒化物系化合物半導体発光素子。
- 前記n層及び前記p層の外周側面は、光取り出し側である前記n層側から前記p層側に対して広がる順テーパの傾斜面であることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載のIII族窒化物系化合物半導体発光素子。
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