JP5134075B2 - 薄膜太陽電池の製造方法 - Google Patents
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Description
本発明は、薄膜太陽電池の製造方法に関する。
薄膜太陽電池の製造方法を開示した先行文献として特許文献1がある。特許文献1に記載された薄膜太陽電池の製造方法においては、まず、ガラス基板上に透明電極層を形成する。次に、透明電極層をレーザスクライブすることによりパターニングする。パターニングされた透明電極層は複数の領域に分割され、各領域は短冊状の形状を有して互いに電気的に絶縁されている。
その後、透明電極層において隣接する領域間の分離抵抗を測定して、隣接する領域間が絶縁されていることを確認する。その際、分離抵抗を図るための接触端子を透明電極層に直接接触させて測定を行なう。分離抵抗の測定後、透明電極層上に光電変換層などを積層して薄膜太陽電池を製造する。
薄膜太陽電池には、発電に寄与する発電領域と、発電に寄与しない非発電領域とが形成される。従来の薄膜太陽電池においては、接触端子が直接接触した部分の透明電極層は発電領域内に位置していた。
本発明者らは、接触端子が直接接触した部分の透明電極層の近傍では、他の部分に比較してリークが発生する割合が高くなることを発見した。薄膜太陽電池の製造方法においては、逆バイアスを印加してリークが発生している部分における発熱を確認する工程が含まれている。また、確認されたリーク発生箇所を修復または除去する工程も含まれている。しかし、リークの発生する部分が多くなると、修復または除去漏れによりリーク発生箇所が薄膜太陽電池の製品中に残存する可能性が高くなる。リーク発生箇所を含む薄膜太陽電池は特性が低下する。
本発明は上記の問題点に鑑みなされたものであって、リークの発生を低減して安定した特性を有する薄膜太陽電池の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に基づく薄膜太陽電池の製造方法は、基板上に形成された第1電極層に第1分離溝部を形成して、各々電気的に独立した複数の第1電極部を形成する工程と、複数の第1電極部のうちの隣接する第1電極部同士の各々に測定端子を接触させることにより、隣接する第1電極部同士の間の絶縁性を確認する絶縁試験工程とを備える。また、薄膜太陽電池の製造方法は、第1電極層上に光電変換層を形成する工程と、光電変換層にコンタクトライン用溝部を形成する工程とを備える。さらに、薄膜太陽電池の製造方法は、光電変換層上に第2電極層を形成するとともに、コンタクトライン用溝部内に第1電極層と第2電極層とを接続するコンタクトラインを形成する工程と、少なくとも第2電極層に第2分離溝部を形成する工程と、第2電極層から第1電極層まで達して、発電領域と非発電領域とを分離する第3分離溝部を形成する工程とを備える。薄膜太陽電池の製造方法においては、第1電極部において測定端子が接触した領域を非発電領域内に包含させる。
本発明の一形態においては、第3分離溝部をエッチングにより形成する。
好ましくは、光電変換層をp型半導体層、i型半導体層およびn型半導体層を順に積層して形成する。
好ましくは、光電変換層をp型半導体層、i型半導体層およびn型半導体層を順に積層して形成する。
本発明に基づく薄膜太陽電池は、基板と、基板上に形成された第1電極層と、第1電極層上に形成された光電変換層と、光電変換層上に形成された第2電極層と、第1電極層を分離する第1分離溝部とを備える。また、薄膜太陽電池は、第1電極層と第2電極層とを接続するコンタクトラインと、少なくとも第2電極層を分離する第2分離溝部と、第2電極層から第1電極層まで達して、発電領域と非発電領域とを分離する第3分離溝部とを備える。第1電極層は、第1分離溝部により分離されて各々電気的に独立した複数の第1電極部を含む。複数の第1電極部の各々は、互いに隣接する第1電極部同士の間の絶縁性を確認するために当接される測定端子との接触領域を有する。接触領域は、非発電領域内に位置している。
本発明の一形態においては、接触領域には、第3分離溝部の形成領域とは重なっていない部分がある。
好ましくは、光電変換層は、p型半導体層、i型半導体層およびn型半導体層が順に積層された積層構造を有する。
好ましくは、非発電領域は、発電領域の周囲を囲むように位置し、非発電領域の内縁は、基板の縁から、6.4mm以上30mm以下の範囲に位置する。
本発明によれば、リークの発生を低減して薄膜太陽電池の特性を安定させることができる。
以下、本発明の実施形態1に係る薄膜太陽電池の製造方法および薄膜太陽電池について図面を参照して説明する。以下の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1の薄膜太陽電池の製造方法における工程を示すフロー図である。
図1は、本発明の実施形態1の薄膜太陽電池の製造方法における工程を示すフロー図である。
図1に示すように、本実施形態の薄膜太陽電池の製造方法においては、まず、基板上に形成された第1電極層に第1分離溝部を形成する(S101)。第1分離溝部により第1電極層には、各々電気的に独立した複数の第1電極部が形成される。この複数の第1電極部のうちの隣接する第1電極部同士の間の絶縁性を確認する(S102)。第1電極層上に光電変換層を形成する(S103)。光電変換層にコンタクトライン用溝部を形成する(S104)。光電変換層上に第2電極層を形成する(S105)。少なくとも第2電極層に第2分離溝部を形成する(S106)。第2分離溝部により光電変換層を分離することにより、薄膜太陽電池セルを直列接続することが可能になる。発電領域と非発電領域とを分離する第3分離溝部を形成する(S107)。
以下、各工程ごとに詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る基板の外観を示す平面図である。図3は、図2のA−A’線矢印方向から見た図である。図4は、図2のB−B’線矢印方向から見た図である。
図2は、本実施形態に係る基板の外観を示す平面図である。図3は、図2のA−A’線矢印方向から見た図である。図4は、図2のB−B’線矢印方向から見た図である。
図2〜4に示すように、基板1として、厚さ4mm、基板サイズ1000mm×1400mmのガラス基板を用いた。本実施形態においては、基板1としてガラス基板を用いたが、基板1の材質は、透光性および絶縁性を有するものであれば特に限られない。基板1の角部には、長さWMのC面取りが施された面取部1aが形成されている。
図5は、S101工程前の基板の状態を図2に示すA−A’線矢印方向から見た図である。図6は、S101工程前の基板の状態を図2に示すB−B’線矢印方向から見た図である。
図5,6に示すように、基板1上に、熱CVD(Chemical Vapor Deposition)法によりSnO2を主成分とする第1電極層である透明電極層2を形成する。透明電極層2の材質としてはSnO2に限られず、薄膜太陽電池の導電膜として用いられるものであればよい。透明電極層2の基板1上の膜厚は、700nmとした。本実施形態においては、透明電極層2は、面取部1a上および基板1の側面上にも形成されている。
次に、透明電極層2に第1分離溝部を形成する(S101)。本実施形態においては、レーザ照射装置を用いて第1分離溝部を形成した。
図7は、レーザ加工装置において基板を支持した状態を示す断面図である。図8は、図7の基板を矢印VIIIから見た平面図である。なお、図7においては、レーザ加工装置の基板支持部のみを図示している。
図7,8に示すように、本実施形態においては、レーザ加工装置の基板支持部は、透明電極層2が形成された基板1の長手方向の両端部を透明電極層2側から支持する基板受け部9を含む。また、基板支持部は、基板受け部9に支持された基板1が自重でたわまないようにするために、基板1の主表面を互いに間隔を置いて透明電極層2側から支持する複数の基板支持ピン10を含む。
基板受け部9は、基板1の長手方向の両端部11と接している。本実施形態においては、基板1の縁から約5mmまでの部分と基板受け部9とが接している。基板支持ピン10は、基板1のレーザ光が照射される位置とは重ならないように配置されている。
上記のように基板1を支持した状態で、レーザ光12を基板1側から入射させる。本実施形態においては、レーザ光12としてYAGレーザの基本波を用いた。ただし、レーザ光12としては、ファイバーレーザまたはYVO4レーザ光の基本波を用いてもよい。レーザ光12は、上記の基板1の長手方向の両端部11の内側に照射される。
図9は、S101工程後の基板の状態を図2に示すA−A’線矢印方向から見た図である。図10は、S101工程後の基板の状態を図2に示すB−B’線矢印方向から見た図である。
図9,10に示すように、レーザ光12を基板1側から入射させることにより第1分離溝部5,5Aが形成されて、透明電極層2は短冊状に分離される。具体的には、レーザ光12を基板1の長手方向に平行な方向に互いに間隔WP5を置いて複数回走査して照射することにより、複数の第1分離溝部5が形成される。さらに、基板1の長手方向の両端から所定の距離の位置を、基板1の短手方向に平行な方向に通過するようにレーザ光12を走査して照射することにより、2本の第1分離溝部5Aが形成される。
本実施形態においては、第1分離溝部5を91本形成した。第1分離溝部5の幅を0.06mmとし、隣接する第1分離溝部5同士の間隔WP5を10.735mmとした。また、第1分離溝部5Aを基板1の両端からそれぞれ7mmの位置に形成した。第1分離溝部5,5Aが形成されることにより、透明電極層2には、各々電気的に独立した複数の第1電極部2aが形成される。
次に、隣接する第1電極部2a同士の間の絶縁性を確認する(S102)。図11は、本実施形態において、第1分離溝部が形成された基板を絶縁試験機に配置した状態を示す平面図である。図12は、本実施形態に係る絶縁試験機の接触端子の形状を示す断面図である。
図11に示すように、絶縁試験機には、基板1の位置決め用のピン14が3本設けられている。基板1は、3本のピン14と接するように絶縁試験機に配置される。具体的には、1本のピン14と基板1の短手側の端部とが接し、2本のピン14と基板1の長手側の端部とが接するように配置される。このように基板1が配置されることにより、基板1が絶縁試験機上において位置決めされる。ただし、ピン14の本数および配置は、基板1を位置決めできるものであれば特に限定されない。
1本のピン14と接している側の第1分離溝部5Aの基板1の縁からの距離をL1とする。上述したように本実施形態においては、距離L1は7mmである。絶縁試験の際には、第1分離溝部5Aより僅かに基板1の内側の位置に、後述する測定端子を接触させる。具体的には、基板1の縁からの距離L2から距離L3までの接触領域Sに、測定端子を接触させる。本実施形態においては、距離L2を8mmとし、距離L3を11mmとした。
このように、測定端子を接触させる接触領域Sを基板1の位置決め基準となっている1本のピン14の近くに設定することにより、基板1の寸法公差の影響を低減して、測定端子を位置精度良く基板1上の透明電極層2に接触させることができる。
なお、測定端子を基板1の長手方向における両端部に接触させる場合は、第1分離溝部5と第1分離溝部5Aとの交点T1および交点T2をカメラなどを用いて画像認識させることにより、アライメント処理を行なう。そのようにして、基板1上の座標位置を特定し、測定端子の基板1上の透明電極層2への接触位置を調整する。このようにした場合にも、測定端子を位置精度良く基板1上の透明電極層2に接触させることができる。
図12に示すように、本実施形態に係る測定端子15は、透明電極層2との接触性を向上するためにその先端に凹凸形状を有している。具体的には、断面が三角形状を有する凹凸が測定端子15の先端部に形成されている。
本実施形態の測定端子15は、隣接する第1電極部2a同士間において、所定値のバイアス電圧を印加する端子と電流値の測定を行なう端子との2組4本の端子を有する4端子式の測定端子である。
ただし、測定端子の形式は4端子式に限られず、1本の端子で所定値のバイアス電圧を印加するとともに電流値の測定も行なえる1組2本の端子を有する2端子式の測定端子を用いてもよい。また、端子が破損することを想定して、1つの第1電極部2aに接触する端子に予備の端子を含めてもよい。その場合、上記の接触領域S内に測定端子15を接触させることができるように、測定端子15の形状および大きさを選定する必要がある。
図13は、本実施形態において、透明電極層に測定端子を接触させている状態を示す断面図である。図13に示すように、第1分離溝部5を間に挟んで互いに隣接する第1電極部2a同士の各々に測定端子15を接触させる。この状態で、隣接する第1電極部2a同士間において、逆バイアス電圧を印加しつつ電流値を測定する。印加した電圧値と測定された電流値とから隣接する第1電極部2a同士間の抵抗値を算出する。
このように、複数の第1電極部2aのうちの隣接する第1電極部2a同士の各々に測定端子15を接触させることにより絶縁試験を行なって、複数の第1電極部2aの各々が電気的に独立していることを確認する。
絶縁試験において、絶縁が不十分である箇所が見つかった場合には、その部分の修復または除去が行なわれ、絶縁試験の正常品のみが次工程に送られる。次工程では、まず、絶縁試験後の基板1を純水で超音波洗浄する。
図14は、S103工程後の基板の状態を図2に示すA−A’線矢印方向から見た図である。図15は、S103工程後の基板の状態を図2に示すB−B’線矢印方向から見た図である。
図14,15に示すように、透明電極層2上に、たとえば、a−Si:Hp層、a−Si:Hi層、a−Si:Hn層が順に積層された非晶質光電変換層と、μc−Si:Hp層、μc−Si:Hi層、μc−Si:Hn層が順に積層された微結晶光電変換層とが積層された光電変換層3を形成する(S103)。
なお、光電変換層3の変形例としては、たとえば、透明電極層2側から、アモルファスシリコン薄膜からなるp層、i層およびn層をこの順に積層したトップセル(第1光電変換層)と、トップセル上に、アモルファスシリコン薄膜からなるp層、i層およびn層をこの順に積層したミドルセル(第2光電変換層)と、ミドルセル上に、微結晶シリコン薄膜からなるp層、i層およびn層をこの順に積層したボトムセル(第3光電変換層)とを、たとえばプラズマCVD法により積層したものを用いてもよい。なお、光電変換層の数を3つ以上とすることもできる。
2つの光電変換層を設けた場合の第1光電変換層から第2光電変換層の各光電変換層、または、3つの光電変換層を設けた場合の第1光電変換層から第3光電変換層の各光電変換層は、全て同種のシリコン系半導体から構成されていてもよく、もしくは、互いに異なる種類のシリコン系半導体から構成されていてもよい。第1光電変換層から第3光電変換層の各光電変換層は、それぞれ、p型半導体層、i型半導体層およびn型半導体層を含んでおり、各半導体層は、シリコン系半導体から構成されていてもよい。光電変換層に含まれる各半導体層は、全て同種のシリコン系半導体から構成されていてもよく、または、互いに異なる種類のシリコン系半導体から構成されていてもよい。
たとえば、p型半導体層とi型半導体層とを非晶質シリコンで形成し、n型半導体層を微結晶シリコンで形成してもよい。また、たとえば、p型半導体層とn型半導体層とをシリコンカーバイドまたはシリコンゲルマニウムで形成し、i型半導体層をシリコンで形成してもよい。さらに、p型、i型およびn型の各半導体層は、単層構造であっても複層構造であってもよい。複層構造である場合、各層は、互いに異なる種類のシリコン系半導体から構成されていてもよい。なお、本明細書において、「非晶質シリコン」は「水素化非晶質シリコン」を含む概念であり、「微結晶シリコン」は「水素化微結晶シリコン」を含む概念である。
図16は、S104工程後の基板の状態を図2に示すB−B’線矢印方向から見た図である。図16に示すように、YAGレーザの第2高調波を用いて光電変換層3をパターニングする。レーザ光を基板1側から入射させることにより、光電変換層3にコンタクトライン用溝部6を形成する(S104)。本実施形態においては、YAGレーザの第2高調波を用いたが、YVO4レーザの第2高調波を用いてパターニングを行なってもよい。
コンタクトライン用溝部6は、第1分離溝部5と平行になるように形成されている。本実施形態においては、コンタクトライン用溝部6の幅を0.06mmとし、コンタクトライン用溝部6を90本形成した。また、互いに隣接するコンタクトライン用溝部6同士間の中心間距離WP6を10.735mmとした。さらに、図16に示す第1分離溝部5の右端とコンタクトライン用溝部6の左端との間の距離を0.07mmとした。
図17は、S105工程後の基板の状態を図2に示すA−A’線矢印方向から見た図である。図18は、S105工程後の基板の状態を図2に示すB−B’線矢印方向から見た図である。
図17,18に示すように、光電変換層3上に、たとえば、スパッタリング法により、ZnO/Agからなる第2電極層4を形成する(S105)。第2電極層4は、ZnOの膜厚を約50nm、Agの膜厚を約150nmとして形成した。このとき、コンタクトライン用溝部6内に透明電極層2と第2電極層4とを接続するコンタクトラインが形成されている。第2電極層4の形成方法としては、上記以外に、たとえば従来公知の蒸着法またはイオンプレーティング法などを用いてもよい。
本実施形態においては、第2電極層4としてZnO/Agを用いたが、ZnOの代わりにITO(Indium Tin Oxide)またはSnO2などの透光性の高い膜を用いていもよい。また、Agの代わりにAlなどの反射率の高い金属を用いてもよい。第2電極層4においては、ZnOなどの透明導電膜を設けなくてもよいが、透明導電膜を設けることにより薄膜太陽電池の変換効率を向上させることができる。透明導電膜は複数の層からなる積層構造を有していてもよい。この場合、すべての層が同一の材料から形成されていてもよく、少なくとも1層が他の層と異なる材料から形成されていてもよい。
図19は、S106工程後の基板の状態を図2に示すB−B’線矢印方向から見た図である。図19に示すように、YAGレーザの第2高調波を用いて第2電極層4をパターニングする。レーザ光を基板1側から入射させることにより、光電変換層3および第2電極層4に第2分離溝部7を形成する(S106)。
本実施形態においては、光電変換層3にも第2分離溝部7を形成するが、第2電極層4にのみ第2分離溝部7を形成してもよい。この工程においては、透明電極層2へのダメージを抑えつつ、第2電極層4を構成する銀のバリの発生を抑制する加工条件を選択することが好ましい。本実施形態においては、YAGレーザの第2高調波を用いたが、YVO4レーザの第2高調波を用いてパターニングを行なってもよい。
第2分離溝部7は、第1分離溝部5と平行になるように形成されている。本実施形態においては、第2分離溝部7の幅を0.06mmとし、第2分離溝部7を90本形成した。また、互いに隣接する第2分離溝部7同士間の中心間距離WP7を10.735mmとした。さらに、図19に示すコンタクトライン用溝部6の右端と第2分離溝部7の左端との間の距離を0.07mmとした。第2分離溝部7が形成されることにより、複数の薄膜光電変換素子が電気的に直列に接続されたストリングが形成される。
図20は、S107工程後の基板の状態を図2に示すA−A’線矢印方向から見た図である。図21は、S107工程後の基板の状態を図2に示すB−B’線矢印方向から見た図である。
図20,21に示すように、基板1の縁からの距離WP8から所定の幅で、第2電極層4から透明電極層2まで達する第3分離溝部16を形成する(S107)。言い換えると、第3分離溝部16は、基板1の縁に沿うように形成される。第3分離溝部16の形成には、YAGレーザの基本波を用いた。
本実施形態においては、距離WP8を12mmとし、測定端子15を接触させる接触領域Sは、第3分離溝部16の形成領域と重なっている。言い換えると、絶縁試験工程において、透明電極層2上に測定端子15が接触した部分は、第3分離溝部16が形成されることにより除去される。
図22は、本実施形態において、リークの抑制を目的としたレーザ照射後の基板の状態を図2に示すA−A’線矢印方向から見た図である。第3分離溝部16を形成した際に、透明電極層2が飛散して光電変換層3の側面に付着することがある。その場合、第2電極層4と透明電極層2とが短絡してリークが発生する恐れがある。
そこで、図22に示すように、基板1の長手方向における両端部に位置する第3分離溝部16の側面を構成している第2電極層4と光電変換層3とを、第3分離溝部16の側面から長さWTだけ内側まで除去して追加溝部17を形成する。この追加溝部17の形成は、YAGレーザの第2高調波を照射することにより行なった。この際、透明電極層2へのダメージを抑えつつ、第2電極層4にバリが発生することを抑制することが可能な加工条件を選択することが好ましい。本実施形態においては、幅WTを0.2mmとしている。なお、レーザ光としては、YVO4レーザ光の第2高調波を用いてもよい。
本実施形態においては、第3分離溝部16および追加溝部17を形成することにより、発電に寄与する発電領域Xと発電領域Xの周囲に位置して発電に寄与しない非発電領域Yとが分離される。また、図22に示すように、測定端子15との接触領域Sは非発電領域Y内に包含されている。
本実施形態においては、非発電領域Yの内縁は基板1の縁から12.2mmの位置であるが、非発電領域Yの内縁は基板1の縁から6.4mm以上30mm以下の範囲に位置することが好ましい。非発電領域Yの内縁と基板1の縁との距離が6.4mmより小さい場合は、発電領域Xと非発電領域Yとの絶縁距離が確保できない。また、非発電領域Yの内縁と基板1の縁との距離が30mmより大きい場合は、発電領域Xの面積が小さくなりすぎて、薄膜太陽電池の出力が低下する。
なお、本実施形態においては第3分離溝部16をレーザ照射により形成したが、第3分離溝部16をブラスト処理など機械的な加工またはエッチングにより形成してもよい。第3分離溝部16の加工条件としては、基板1にマイクロクラックが形成されない条件を選択することが好ましい。第3分離溝部16をエッチングにより形成した場合には、追加溝部17を形成する必要はない。そのため、エッチングによって第3分離溝部16を形成することにより、発電領域Xの面積を広くすることができる。
その後、逆バイアス処理装置の正負両極端子を、隣接した薄膜太陽電池セルの第2電極層4に各々接触させて逆電圧を印加することにより、各薄膜光電変換素子内のリークを修復する。その際、絶縁試験時の測定端子15との接触によって、リークの発生、および、透明電極層2と光電変換層3との間の剥離が生じていていないことを確認した。
図23は、電極形成後の基板の状態を図2に示すB−B’線矢印方向から見た図である。図23に示すように、薄膜太陽電池セルの直列接続方向の上流側と下流側の第2電極層4上にそれぞれ、銀ペーストなどの導電性ペーストを介して電流取り出し用の電極8を形成する。
電極8を形成した後の第2電極層4の表面上に、透明なエチレンビニルアルコールを主原料とする接着部材を挟んで封止部材を配置した状態で、真空ラミネート装置を用いて薄膜太陽電池を封止した。封止部材としては、PET(ポリエチレンテレフタラート)/Al/PETからなる積層フィルムを用いた。その後、得られた薄膜太陽電池の裏面封止材に端子ボックスを接着し、端子ボックス内をシリコーン樹脂で充填し、アルミニウムフレームを取り付けることによって、薄膜太陽電池を完成させた。
上記のように、リークが発生しやすい位置である測定端子15が直接接触した部分の透明電極層2を除去することにより、リークの発生を低減して安定した特性を有する薄膜太陽電池を製造することができる。
なお、比較例として、基板1の縁からの距離L2を8mm、距離L3を13mmまでとした接触領域Sを有する薄膜太陽電池を製造した。製造方法は、実施形態1の薄膜太陽電池と同様である。この場合、接触領域Sの一部が発電領域内に含まれる。
比較例の薄膜太陽電池においては、逆バイアス処理時にサーモビューアを用いてリーク箇所の観察をした結果、測定端子15が接触した部分の一部で、リークが発生し、また、剥離が生じていた。
このことからも、本実施形態に係る薄膜太陽電池の製造方法および薄膜太陽電池においては、リークの発生を低減して薄膜太陽電池の特性を安定させることができるが確認された。
以下、本発明の実施形態2に係る薄膜太陽電池の製造方法および薄膜太陽電池について説明する。
(実施形態2)
本実施形態の薄膜太陽電池は、主に追加溝部17の形成位置が実施形態1の薄膜太陽電池と異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
本実施形態の薄膜太陽電池は、主に追加溝部17の形成位置が実施形態1の薄膜太陽電池と異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
本発明の実施形態2に係る薄膜太陽電池においては、基板1の縁からの距離L2を8mm、距離L3を12mmとした接触領域Sを設定した。
図24は、実施形態2において、リークの抑制を目的としたレーザ照射後の基板の状態を図2に示すA−A’線矢印方向から見た図である。
図24に示すように、本実施形態においては、基板1の縁からの距離WP9から所定の幅で、第2電極層4から基板1まで達する追加溝部17を形成する。本実施形態においては、距離WP9を13mmとした。
具体的には、基板1側からYAGレーザの基本波を用いて透明電極層2、光電変換層3および第2電極層4に溝部を形成する。その後、リークの原因となる可能性のある透明電極層2上の光電変換層3および第2電極層4にYAGレーザの第2高調波を用いて溝部を形成することにより、追加溝部17を形成した。なお、YAGレーザの基本波の代わりに
ファイバレーザやYVO4レーザ光の基本波を用いてもよく、YAGレーザの第2高調波の代わりにYVO4レーザ光の第2高調波を用いてもよい。
ファイバレーザやYVO4レーザ光の基本波を用いてもよく、YAGレーザの第2高調波の代わりにYVO4レーザ光の第2高調波を用いてもよい。
本実施形態においては、第3分離溝部16および追加溝部17を形成することにより、発電に寄与する発電領域Xと発電領域Xの周囲に位置して発電に寄与しない非発電領域Yとが分離される。また、図24に示すように、測定端子15との接触領域Sは非発電領域Y内に包含されている。
接触領域Sには、第3分離溝部16と重なっていない非重複部分18がある。ただし、追加溝部17により非重複部分18は発電領域Xから分離されている。そのため、非重複部分18が薄膜太陽電池の発電特性に影響を与えることを防止できる。
本実施形態においては、リークが発生しやすい位置である測定端子15が直接接触した部分の透明電極層2を発電領域から分離することにより、リークの発生を低減して安定した特性を有する薄膜太陽電池を製造することができる。
以下、本発明の実施形態3に係る薄膜太陽電池の製造方法および薄膜太陽電池について説明する。
(実施形態3)
本実施形態の薄膜太陽電池は、主に透明電極層2の形成範囲が実施形態1,2の薄膜太陽電池と異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
本実施形態の薄膜太陽電池は、主に透明電極層2の形成範囲が実施形態1,2の薄膜太陽電池と異なるため、他の構成については説明を繰り返さない。
図25は、本発明の実施形態3において、S101工程後の基板の状態を図2に示すA−A’線矢印方向から見た図である。図26は、本実施形態において、S101工程後の基板の状態を図2に示すB−B’線矢印方向から見た図である。
本実施形態においては、基板1上に透明電極層2としてSnO2を700nmの膜厚で形成した後に、1000mm×1400mmの大きさに基板1を切断した。この際、基板1の周囲に面取りを施した。図25,26に示すように、面取部1a上および基板1の側面上には透明電極層2が形成されていない。
そのため、第1分離溝部を形成する工程においては、第1分離溝部5のみを形成し、第1分離溝部5Aは形成しない。なぜなら、第1分離溝部5Aを形成しなくても、第1分離溝部5により形成される複数の第1電極部2aが各々電気的に独立させることができるからである。
図27は、本実施形態においてレーザ加工装置において基板を支持した状態を示す断面図である。図28は、図27の基板を矢印XXVIIIから見た平面図である。なお、図27においては、レーザ加工装置の基板支持部のみを図示している。
図27,28に示すように、本実施形態においては、複数の基板支持ピン10のみで基板1を支持している。そのため、実施形態1のように基板受け部9と基板1とが接触する部分が存在しないため、第1分離溝部5Aを形成する必要がない。
本実施形態においては、図11に示す第1分離溝部5と第1分離溝部5Aとの交点T1,T2が存在しないため、アライメントマークを非発電領域に別途形成しておいてもよい。
本実施形態においては、基板1の縁からの距離L2を5mm、距離L3を10mmとした接触領域Sを設定した。実施形態1と同様に、基板1の縁からの距離WP8から所定の幅で、第2電極層4から透明電極層2まで達する第3分離溝部16を形成することにより、接触領域Sを非発電領域に包含させた。
本実施形態においても、リークが発生しやすい位置である測定端子15が直接接触した部分の透明電極層2を除去することにより、リークの発生を低減して安定した特性を有する薄膜太陽電池を製造することができる。
なお、今回開示した上記実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 基板、1a 面取部、2 透明電極層、2a 第1電極部、3 光電変換層、4 第2電極層、5,5A 第1分離溝部、6 コンタクトライン用溝部、7 第2分離溝部、8 電極、9 基板受け部、10 基板支持ピン、11 両端部、12 レーザ光、14 ピン、15 測定端子、16 第3分離溝部、17 追加溝部、18 非重複部分。
Claims (5)
- 基板上に形成された第1電極層に第1分離溝部を形成して、各々電気的に独立した複数の第1電極部を形成する工程と、
前記複数の第1電極部のうちの隣接する第1電極部同士の各々に測定端子を接触させることにより、前記隣接する第1電極部同士の間の絶縁性を確認する絶縁試験工程と、
前記第1電極層上に光電変換層を形成する工程と、
前記光電変換層にコンタクトライン用溝部を形成する工程と、
前記光電変換層上に第2電極層を形成するとともに、前記コンタクトライン用溝部内に前記第1電極層と前記第2電極層とを接続するコンタクトラインを形成する工程と、
少なくとも前記第2電極層に第2分離溝部を形成する工程と、
発電領域と非発電領域とを分離する工程と
を備え、
前記発電領域と前記非発電領域とを分離する前記工程において、前記第1電極部において前記測定端子が接触した領域を前記非発電領域内に包含させるように、前記発電領域と前記非発電領域とを分離する、薄膜太陽電池の製造方法。 - 前記発電領域と前記非発電領域とを分離する前記工程において、前記第2電極層から前記第1電極層まで達する第3分離溝部を形成する、請求項1に記載の薄膜太陽電池の製造方法。
- 前記第3分離溝部をエッチングにより形成する、請求項2に記載の薄膜太陽電池の製造方法。
- 前記発電領域と前記非発電領域とを分離する前記工程において、前記第3分離溝部の前記発電領域側の側面に沿って、前記第2電極層と前記光電変換層とを除去して追加溝部を形成する、請求項2または3に記載の薄膜太陽電池の製造方法。
- 前記光電変換層をp型半導体層、i型半導体層およびn型半導体層を順に積層して形成する、請求項1から4のいずれかに記載の薄膜太陽電池の製造方法。
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