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JP5132931B2 - 複合容器 - Google Patents

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Description

本発明は、複合容器に関するものである。
従来、内容物として牛乳、清涼飲料等の液体食品を収容する包装容器において、包装容器本体の上端に、射出成形によって形成され、頂壁を構成する蓋(ふた)体を備えたもの、すなわち、複合容器が提供されている。
この種の複合容器を製造するに当たり、紙基材、樹脂フィルム等の積層体構造を有し、所定の形状にあらかじめ切断することによって形成された複合容器1個分の包材から成る板状のブランクスが、縦方向にシールされて筒状カートンとされ、該筒状カートンが充填(てん)機にセットされるようになっている。前記筒状カートンの一端に、蓋体が射出成形によって一体的に、かつ、液密状に成形され、底部に開口を有するカートン、すなわち、蓋体付きカートンが形成される。そのために、前記筒状カートンの一端を金型装置のキャビティ空間内に臨ませてセットし、溶融させられた樹脂をキャビティ空間に充填するようにしている。
続いて、前記蓋体付きカートンは、無端コンベヤのバケット内に挿入されて、倒立させられた状態で間欠的に搬送され、前記底部の開口を介して液体食品が充填された後、底部が折り目に沿って折り畳まれ、熱によってシールされて複合容器内が密封される(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−278903号公報
しかしながら、前記従来の複合容器においては、蓋体が樹脂を成形することによって形成されるのに対して、蓋体以外の部分、すなわち、カートン部分が包材によって形成されるので、例えば、液体食品を飲用した後、複合容器をそのまま廃棄すると、材料をリサイクルするのが困難になってしまう。
そこで、蓋体とカートン部分とを分離させて廃棄することが考えられるが、蓋体は、カートン部分の上縁に、射出成形によって一体的に成形されるようになっているので、比較的柔らかい蓋部分を鋏(はさみ)等で切断して蓋体とカートン部分とを分離し、廃棄するようにしている。
本発明は、前記従来の複合容器の問題点を解決して、蓋体とカートン部分とを容易に分離させることができる複合容器を提供することを目的とする。
そのために、本発明の複合容器においては、包材によって形成され、四つの側壁を備え、側壁間に稜線が形成された箱状体を構成するカートン部分と、樹脂から成り、前記カートン部分の上縁において一体的に成形された蓋体とを有する。
そして、前記カートン部分の上縁の蓋体の近傍に、破断部が周方向に前記四つの側壁にわたって形成され、所定の稜線を挟む二つの側壁に、前記稜線上の破断部より下方の点と前記破断部上の点とを結ぶ折れ線が、側壁が三角形の形状に折れ曲がるように形成される。
本発明によれば、複合容器においては、包材によって形成され、四つの側壁を備え、側壁間に稜線が形成された箱状体を構成するカートン部分と、樹脂から成り、前記カートン部分の上縁において一体的に成形された蓋体とを有する。
そして、前記カートン部分の上縁の蓋体の近傍に、破断部が周方向に前記四つの側壁にわたって形成され、所定の稜線を挟む二つの側壁に、前記稜線上の破断部より下方の点と前記破断部上の点とを結ぶ折れ線が、側壁が三角形の形状に折れ曲がるように形成される。
この場合、前記カートン部分の上縁の近傍に、破断部が周方向に四つの側壁にわたって形成されるので、蓋体とカートン部分とを容易に分離させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の説明の前提となる技術の形態における複合容器の斜視図である。
図において、15は複合容器、21は包材によって形成されたカートン部分、22は該カートン部分21の上縁に取り付けられ、樹脂から成り、射出成形によってカートン部分21と一体的に成形された蓋体であり、該蓋体22は、カートン部分21を覆って閉鎖し、複合容器15を密封する。前記カートン部分21は、四つの側壁m1〜m4、及び底壁b1から成り、上端が開放された箱状体を構成する。また、蓋体22は、各側壁m1〜m4の上縁から上方に向けて延びるカラー27、及び該カラー27の上端を覆い、閉鎖するキャップ28から成る。そして、カラー27は、前記各側壁m1〜m4の上縁から傾斜して延びる角錐(すい)部45、及び該角錐部45から上方に延びる円筒部46を備える。前記キャップ28は、図示されない薄肉部を介して円筒部46と連結され、使用者が、前記キャップ28に形成された図示されない取手部を引き上げると、前記薄肉部が破断し、図示されない注出口が形成される。このようにして、複合容器15を開封することができる。
前記包材は、紙基材、該紙基材に被覆されて最外層を構成するポリエチレン樹脂等の樹脂から成る第1の樹脂フィルム、及び前記紙基材に被覆されて最内層を構成するポリエチレン樹脂等の樹脂から成る第2の樹脂フィルムを備えた積層体構造を有し、必要に応じて、アルミ箔(はく)、ガスバリヤ性樹脂等から成り、ガスバリヤ性を有するバリヤ層が前記紙基材に隣接させて形成される。
技術の形態において、カートン部分21は、断面が四角形の形状を有する角筒状体で形成されるが、断面を、円筒形、多角形等の任意の形状で形成することができる。また、本技術の形態において、蓋体22は、あらかじめ完全に一体的に成形されるようになっているが、カラーとキャップとを別体に成形することができる。その場合、カラーの円筒部の外周面に雄ねじが、キャップの内周面に雌ねじが形成され、雄ねじと雌ねじとを螺(ら)合させることによってカラーとキャップとを着脱させることができる。
ところで、前記構成の複合容器15において、蓋体22とカートン部分21とを容易に分離させることができるように、カートン部分21における上縁の近傍の、特に、蓋体22を構成する樹脂が被覆されていない部分の上縁に、破断部p1がカートン部分21の周方向にわたって形成される。前記破断部p1は、前記包材を製造する段階で紙基材に、ミシン目、半切れ線、弱め線等の切込みを入れることによって形成される。なお、この場合、前記破断部p1は、ミシン目等のように紙基材を貫通させて形成することができるだけでなく、半切れ線、弱め線等のように紙基材の厚さ方向の一部に切込みを入れることによって形成することができる。
次に、前記複合容器15の製造装置及び製造方法について説明する。
図2は本発明の説明の前提となる技術の形態における複合容器の製造装置を示す斜視図、図3は本発明の説明の前提となる技術の形態における複合容器の製造方法を示す概念図である。
図において、11は製造装置であり、該製造装置11は、独立した2系統の第1、第2の充填ライン12、13を備え、該各第1、第2の充填ライン12、13において、セットされたリールR1、R2に基づいて、例えば、2種類の複合容器15、16を製造する。この場合、各複合容器15、16は縦方向の寸法が異なり、内容物として収容される牛乳、清涼飲料等の液体食品の量が異なるだけであるので、主として、第1の充填ライン12において複合容器15を製造する場合について説明し、必要に応じて、第2の充填ライン13において包装容器16を製造する場合について補足して説明する。
ところで、各第1、第2の充填ライン12、13においては、二つのリールR1、R2を図示されない繰出機にセットすることができるようになっていて、一方のリールから繰り出された包材18がなくなると、他方のリールから包材18が繰り出される。そのために、一方のリールから繰り出された包材18の最後端と他方のリールから繰り出された包材18の最前端とがスプライサ19によって連結される。このようにして、リールR1、R2が交換されることによって、空のリールが新しいリールに置き換えられ、包材18が連続して繰り出される。
該包材18には、所定の間隔ごとに、横方向に延びる破断部p1が形成される。
まず、前記包材18の搬送方向におけるスプライサ19より下流側に、縦シールを行うに当たり、包材18が湿気を吸収するのを防止するために、図示されないストリップテープが、包材18の縁部において、包材18の端面を包み込むように融着される。
続いて、包材18は、容器成形領域AR1に送られて、複合容器15の寸法に対応する長さごとに切断されて、ブランクス23が形成される。該ブランクス23には、切断部分q1の一方の近傍に、切断部分q1と平行に破断部p1が形成される。また、ブランクス23の所定の箇所にあらかじめ折り目が形成され、図示されない成形装置は、ブランクス23を折り目に沿って折り畳み、断面が四角形の形状を有する筒状のカートン、すなわち、筒状カートン24を形成する。このとき、破断部p1が一端側になるように筒状カートン24が形成される。なお、該筒状カートン24は、その後の工程で1対ずつ処理するために、一対ずつ形成される。
次に、前記各筒状カートン24は、射出成形領域AR2に送られ、該射出成形領域AR2において、筒状カートン24の一端に、蓋体22が射出成形によって一体的に、かつ、液密状に形成され、底部に開口を有し、筒状カートン24と蓋体22とが一体になった蓋体付きカートン25が形成される。このとき、破断部p1がカートン部分21側に位置するように蓋体付きカートン25が形成される。
前記射出成形領域AR2には、マンドレルユニット31、射出成形ユニット32、成形材料供給ユニット33等から成る蓋体付きカートン形成装置が配設される。前記マンドレルユニット31は、等ピッチ角度(本技術の形態においては、90〔°〕)で放射状に配設された複数の、本技術の形態においては、4対のマンドレル35を備え、間欠的に回転させられ、各マンドレル35を、筒状カートン24を装填するための装填ステーション、蓋体を形成するための成形ステーション、蓋体付きカートン25を排出するための排出ステーション、及び空きステーションに置く。
また、射出成形ユニット32は、射出装置37、及び前記成形ステーションに配設された金型装置38を備え、射出装置37は、前記成形材料供給ユニット33のホッパ39から供給された樹脂、例えば、ポリエチレン樹脂のペレットを受け、溶融させて、金型装置38のキャビティ空間に充填する。
したがって、キャビティ空間内の樹脂を冷却することによって、前記筒状カートン24の一端に蓋体22が一体的に成形され、蓋体付きカートン25が形成される。
このようにして、蓋体付きカートン25が形成されると、蓋体付きカートン25は、排出ステーションにおいて図示されないピックアップ装置によってマンドレル35から取り出され、液体食品を充填するための充填領域AR3に送られる。
該充填領域AR3は、図示されない無菌充填室内に形成され、該無菌充填室内において、搬送装置としての無端コンベヤ41が走行自在に配設され、前記蓋体付きカートン25は、倒立させられた状態で無端コンベヤ41に搭載され、液体食品が充填される。なお、前記無端コンベヤ41において、同時に1対の蓋体付きカートン25に液体食品を充填することができるようになっている。また、前記無菌充填室内には、無菌媒体として滅菌空気が循環させられ、無菌充填室を無菌状態に維持する。
前記無端コンベヤ41は、走行方向において所定のピッチで形成された複数対のバケット43を備え、該バケット43は、各複合容器15と実質的に等しい高さにされる。なお、前記蓋体付きカートン25には、液体食品が充填された後に、底壁を形成するために、あらかじめボトム折畳み部が形成される。したがって、バケット43内に蓋体付きカートン25を挿入したときに、ボトム折畳み部がバケット43から突出するように、バケット43は蓋体付きカートン25より低くされる。
ところで、前記無端コンベヤ41において、所定の位置、本技術の形態においては、左端の位置に挿入ステーションが設定され、該挿入ステーションにおいて、図示されない挿入装置は、前記蓋体22を先頭にし、バケット43の開口と対向させた状態で蓋体付きカートン25を前進させ、バケット43内に挿入する。
前記挿入ステーションに隣接させて滅菌ステーションが設定され、該滅菌ステーションにおいて、図示されない噴射ノズルが蓋体付きカートン25と対向させて配設される。前記噴射ノズルは、所定のタイミングで滅菌剤としての低濃度の過酸化水素ガスを蓋体付きカートン25の内周面に向けて噴射し、蓋体付きカートン25内を滅菌する。
また、前記滅菌ステーションに隣接させて紫外線照射ステーションが設定され、該紫外線照射ステーションにおいて、図示されない紫外線ライトが蓋体付きカートン25と対向させて配設される。前記紫外線ライトは、所定のタイミングで紫外線を蓋体付きカートン25の内周面に向けて放射し、蓋体付きカートン25内を滅菌する。
そして、前記紫外線照射ステーションに隣接させて乾燥ステーションが設定され、該乾燥ステーションにおいて、図示されない熱風ノズルが蓋体付きカートン25と対向させて配設される。前記熱風ノズルは、所定のタイミングで熱風を蓋体付きカートン25の内周面に向けて噴射し、蓋体付きカートン25内を乾燥させるとともに、過酸化水素ガスを除去する。
さらに、前記乾燥ステーションに隣接させて充填ステーションが設定され、該充填ステーションにおいて、充填ノズル74が蓋体付きカートン25と対向させて配設される。ところで、前記バケット43は、蓋体付きカートン25を倒立させた状態で保持し、前記充填ノズル74は、前記無菌充填室外に配設され、液体食品を収容するタンク75と接続され、所定のタイミングで、タンク75から供給された液体食品を、倒立させられた状態の蓋体付きカートン25内に所定の量だけ充填する。なお、前記充填ノズル74とタンク75との間には、サーボフローメータ76が配設され、該サーボフローメータ76によって液体食品が計量される。そして、前記充填ノズル74、タンク75、サーボフローメータ76等によって充填装置が構成される。
また、前記充填ステーションに隣接させてボリュームフラップ作動ステーションが設定され、該ボリュームフラップ作動ステーションにおいて、図示されない第1の作動装置が配設される。該第1の作動装置は、バケット43内の空間を狭くし、蓋体付きカートン25を周囲から押さえ込み、蓋体付きカートン25の容量を小さくする。
そして、前記ボリュームフラップ作動ステーションに隣接させて第1シールステーションが設定され、該第1シールステーションにおいて、図示されない折畳装置、及び超音波式のシール装置が配設される。前記折畳装置は、バケット43の上端から突出させられた蓋体付きカートン25のボトム折畳み部を折り目に沿って折り畳み、前記シール装置は、ボトム折畳み部を折り畳むことによって形成されたシールフィンを超音波でシールする。
また、第1シールステーションに隣接させて第2シールステーションが設定され、該第2シールステーションにおいて、図示されない弧状の形状を有する折畳みレールが配設され、該折畳みレールは、バケット43が通過する間に、前記ボトム折畳み部を更に折り畳む。また、第2シールステーションにおいて、図示されない加熱装置が配設され、該加熱装置は、前記ボトム折畳み部を折り畳むことによって形成された三角片部のシール部分に向けて熱風を噴射し、シール部分の第1の樹脂フィルムを溶融させる。さらに、第2シールステーションにおいて、図示されない圧接装置が配設され、該圧接装置は、シール部分としての図示されないフラップを備え、該フラップによって三角片部を押さえ付け、シールを行う。このようにして、底壁b1(図1)が形成され、複合容器15が完成される。
そして、無端コンベヤ41の走行方向における第2シールステーションより下流側に、図示されない第2の作動装置が配設される。該第2の作動装置は、バケット43内の空間を広くし、複合容器15内を減圧状態にする。したがって、複合容器15を開封するときに外力が加わっても、複合容器15内から液体食品が押し出されることがなくなる。
また、前記無端コンベヤ41の走行方向における第2の作動装置より下流側に、取出ステーションが設定され、該取出ステーションにおいて、図示されない取出機が配設される。該取出機は、バケット43内から複合容器15を取り出す。このとき、複合容器15は、蓋体22を上に向けて取り出される。空になったバケット43は、搬送され、再び挿入ステーションに送られる。
このようにして、複合容器15が完成される。
ところで、前述されたように、複合容器15において、蓋体22とカートン部分21とを容易に分離させることができるように、破断部p1がカートン部分21の周方向にわたって形成される。
続いて、蓋体22とカートン部分21とを分離する容器分離方法について説明する。
図4は本発明の説明の前提となる技術の形態における容器分離方法を示す第1の図、図5は本発明の説明の前提となる技術の形態における容器分離方法を示す第2の図、図6は本発明の実施の形態における容器分離方法を示す第1の図、図7は本発明の実施の形態における容器分離方法を示す第2の図である。
図において、15は複合容器、21はカートン部分、22は蓋体、27は角錐部45及び円筒部46から成るカラー、28はキャップ、b1は底壁、p1は破断部、m1〜m4は側壁である。
図4及び5に示される容器分離方法においては、蓋体22とカートン部分21とを分離する場合、側壁m1、m2間の稜線をk1とし、側壁m3、m4間の稜線をk2(図示されていない。)とし、各稜線k1、k2と角錐部45との交点をε1、ε2(交点ε2は図示されてない。)としたとき、該交点ε1、ε2の近傍を両側から挟み、図4に示されるように、角錐部45を押し潰すように、互いに押し付ける。このとき、カラー27だけでなく、カートン部分21も変形するが、カートン部分21において、下方部分には力が加わっていないので、元の形状に戻ろうとする。その結果、破断部p1に応力が加わり、破断部p1が破断を開始する。
続いて、蓋体22をカートン部分21から剥(は)がすように破断部p1を更に破断させると、図5に示されるように、蓋体22とカートン部分21とを容易に分離させることができる。
次に、本発明の実施の形態における容器分離方法について説明する。
図6及び7に示される容器分離方法においては、蓋体22とカートン部分21とを分離する場合、稜線k1と破断部p1との交点をε3としたとき、該交点ε3の下側の近傍を複合容器15内に押し付けると、図6に示されるように、交点ε3の近傍において側壁m1、m2が三角形の形状で内側に折れ曲がる。このとき、カラー27は樹脂によって形成されているので、反発して形状を保とうとする。その結果、破断部p1に応力が加わり、破断部p1が破断を開始する。
続いて、蓋体22をカートン部分21から剥がすように破断部p1を更に破断させると、図7に示されるように、蓋体22とカートン部分21とを容易に分離させることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の説明の前提となる技術の形態における複合容器の斜視図である。 本発明の説明の前提となる技術の形態における複合容器の製造装置を示す斜視図である。 本発明の説明の前提となる技術の形態における複合容器の製造方法を示す概念図である。 本発明の説明の前提となる技術の形態における容器分離方法を示す第1の図である。 本発明の説明の前提となる技術の形態における容器分離方法を示す第2の図である。 本発明の実施の形態における容器分離方法を示す第1の図である。 本発明の実施の形態における容器分離方法を示す第2の図である。
符号の説明
15 複合容器
18 包材
21 カートン部分
22 蓋体
24 筒状カートン
25 蓋体付きカートン
b1 底壁
p1 破断部

Claims (2)

  1. (a)包材によって形成され、四つの側壁を備え、側壁間に稜線が形成された箱状体を構成するカートン部分と、
    (b)樹脂から成り、前記カートン部分の上縁において一体的に成形された蓋体とを有するとともに、
    (c)前記カートン部分の上縁の蓋体の近傍に、破断部が周方向に前記四つの側壁にわたって形成され、所定の稜線を挟む二つの側壁に、前記稜線上の破断部より下方の点と前記破断部上の点とを結ぶ折れ線が、側壁が三角形の形状に折れ曲がるように形成されることを特徴とする複合容器。
  2. 前記破断部は、包材を構成する紙基材に切込みを入れることによって形成される請求項1に記載の複合容器。
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