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JP5128365B2 - 情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び、記録媒体 - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び、記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、ウェブアプリケーション(業務アプリケーション)が動作するウェブアプリケーションサーバと、ワークフローサーバとがネットワークを介して疎結合に構成される情報処理システムに関し、特に障害発生時の制御に関する。
疎結合システム(例えば、ウェブアプリケーションとワークフローアプリケーション等で構成されるシステム)において、障害時のデータの整合性を保つことは非常に困難である。
一般的には、密結合したアプリケーション同士であれば、全てのアプリケーションが2フェーズコミットに対応するなどして、データの原子性(トランザクションが終了した時点で、全ての処理が完了(コミット)しているか、全く行われていないか(ロールバック)のいずれかの状態であること。)を高い確率で保つようにすることが出来る。
ただし、この場合でも、通信障害が発生するなどの現象により、データの整合性を完全に保証することは出来ない。
特許文献1には、ワークフロー状態とアプリケーションの状態との整合を維持できるようにすることが示されているが、前述のような、通信障害によりデータの不整合が発生する可能性はあり、また不整合状態からのリカバリ手順は示されていない。
特開2000−29956号公報
しかしながら、互いに独立性の強い疎結合のアプリケーション同士だと、全体のトランザクションをモニタするような役割を担うシステムが無いため、障害時にデータの整合性を保つことがより困難となる。
障害が発生した場合、取り消し処理を行えば、整合性を復旧できるが、取り消すデータの範囲の特定が困難であり、作業も煩雑なものとなる。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、疎結合なシステムにおいて、障害発生により完全なデータの整合性が実現できない場合、障害発生時のデータ不整合を前提とし、それ以上、データ不整合を拡大させないようにすることを目的とする。
また、別の目的として、管理者の操作によって、簡便且つ速やかにデータ不整合を復旧することができる仕組を提供することを目的とする。
本発明は、ウェブアプリケーションサーバと、ワークフローサーバとがネットワークを介して疎結合に構成される情報処理システムであって、前記ウェブアプリケーションサーバは、トランザクション開始時における前記ワークフローサーバのワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を保持しておく保持手段と、前記ウェブアプリケーションサーバが管理するウェブアプリケーションデータベースを更新するウェブアプリケーションデータベース更新手段と、前記ウェブアプリケーションデータベース更新手段による更新の後、前記ワークフローサーバに対し、該ワークフローサーバのワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を更新させるための更新指示を行うワークフローデータベース更新指示手段と、前記ワークフローサーバからワークフロー状態が正常に更新された旨の更新結果を受信した場合、前記ウェブアプリケーションデータベース更新手段により更新されたウェブアプリケーションデータベースに対しコミット処理するコミット処理手段と、前記コミット処理手段によりコミット処理が正常に完了した場合、前記ワークフローサーバに対し、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態の一時停止状態の解除を指示し、一方、前記コミット処理がエラーとなった場合、前記一時停止状態の解除を指示しない一時停止解除指示制御手段と、前記コミット処理手段によりコミット処理がエラーとなった場合、該ウェブアプリケーションデータベースをロールバックするロールバック手段と、前記ロールバック手段によりロールバックされた場合、前記保持手段に保持された前記トランザクション開始時の前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態をログに出力するワークフロー状態ログ出力手段と、前記ワークフロー状態ログ出力手段により出力された前記トランザクション開始時のワークフロー状態を示すログの入力を、トランザクションリカバリ画面のワークフロー情報入力欄を介して受け付けるログ入力受付手段と、前記ログ入力受付手段により受け付けた前記トランザクション開始時のワークフロー状態を示すログに従って、ウェブアプリケーションデータベースを回復する操作を行うためのアプリケーション画面を表示する制御を行う表示制御手段と、前記表示制御手段により表示されたアプリケーション画面からの操作に応じて、前記ウェブアプリケーションデータベースを回復する回復手段とを有し、前記コミット処理手段は、前記回復手段により回復されたウェブアプリケーションデータベースに対してコミット処理を行い、一時停止解除指示制御手段は、ウェブアプリケーションデータベースとワークフローデータベースの不整合が解消された後になされるユーザの指示に応じて、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態の一時停止状態の解除を指示するものであり、前記ワークフローサーバは、前記ワークフローデータベース更新指示手段による更新指示に応じて、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を更新するワークフローデータベース更新手段と、前記ワークフローデータベース更新手段により更新されたワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を一時停止状態にする一時停止手段と、前記一時停止手段によりワークフロー状態が一時停止状態にされたワークフローデータベースに対しコミット処理した後、前記ウェブアプリケーションサーバへ更新結果を通知する更新結果通知手段と、前記一時停止解除指示制御手段による一時停止解除指示に応じて、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態の一時停止状態を解除する一時停止解除手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、疎結合なシステムにおいて、障害により、データ不整合が発生した場合、それ以上、データ不整合を拡大させないようにするという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施形態を示す情報処理システムの一例を示すシステム構成図である。本例では、基幹業務におけるワークフローアプリケーションの構成を示す。
図1において、001,002はアプリケーションサーバ(ウェブアプリケーションサーバ)である。アプリケーションサーバ1(001),アプリケーションサーバ2(002)は、業務処理(例えば、受注システム,出荷システム等)の業務アプリケーション(ウェブアプリケーション)を実行する。そして、アプリケーションサーバ1(001)、アプリケーションサーバ2(002)は、アプリケーションDB005(ウェブアプリケーションデータベース)に、上記業務データ(受注情報、在庫情報、出荷情報)を格納する。
ワークフローサーバ003は、ワークフロー経路情報に従って、ワークフロー操作(承認、否認、差戻し等)処理を行い、ワークフローDB004(ワークフローデータベース)に、その情報を保管する。
クライアントブラウザ006は、クライアント端末でウェブクライアントとして動作するウェブブラウザを示す。クライアントブラウザ006は、ユーザの指示に従って、ネットワーク007を介してアプリケーションサーバ1(001)、アプリケーションサーバ2(002)、ワークフローサーバ003に通信し、アプリケーション処理を行う。
本情報処理システムは、独立性の高い業務アプリケーションとワークフローアプリケーションより構成されている疎結合システムである。なお、一般に、疎結合とは、細分化された個々のコンポーネント同士の結びつきが比較的緩やかで、独立性が強い状態のことをいう。
なお、図中、001〜006は、それぞれ異なる情報処理装置に実装されてもよいし、いずれか又は全てが同一の情報処理装置に実装される構成であってもよい。
図2は、図1に示した情報処理システムを構成する各装置に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2において、101はCPUであり、ROM103或いは外部記憶装置(ハードディスク(HD)等)104に記憶されている制御プログラムに基づいて、システムバスに接続されている各種デバイスとのアクセスを総括的に制御する。
102はRAMで、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。ROM103或いはHD104には、CPU101の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステム(OS)プログラム、後述するフローチャートに示す処理をCPUに実行させるために必要な各種プログラム等が記憶されている。そして、CPU101は、必要なプログラム等をRAM102にロードして実行することにより、各種機能を実現するものである。
また、105は、キーボードやマウス等の入力装置である。106は、LCDやCRT等の表示装置である。107はネットワークインタフェースカード(NIC)であり、LAN,WAN等のネットワーク007を介して、他の装置と通信可能に構成されている。
以下、図3のシーケンスチャートを参照して、業務処理を業務アプリケーションで行い、ワークフローサーバでワークフロー処理をする場合の処理手順を示す。本処理は、クライアントから入力される要求に従って開始される。ここでは、受注システムの受注承認、在庫引当処理を行う場合を例にあげる。
図3,図4は、業務処理を業務アプリケーションで行いワークフローサーバでワークフロー処理をする場合の処理手順の一例を示すシーケンスチャートである。なお、図3はエラー発生しても各DB間に不整合が発生しない場合に対応する。一方、図4はエラー発生により各DB間に不整合が発生する場合に対応する。また、図3,図4において同一の処理には同一の番号を付してある。
さらに、図3,図4のシーケンスチャートで、アプリケーションサーバの処理は、アプリケーションサーバ(例えば、アプリケーションサーバ1(001))を実装する情報処理装置のCPU101が、外部記憶装置104に記憶されるプログラムをRAM102にロードして実行することにより実現されるものであり、以下、アプリケーションサーバが実行すると記載する。また、ワークフローサーバ003の処理は、ワークフローサーバを実装する情報処理装置のCPU101が、外部記憶装置104に記憶されるプログラムをRAM102にロードして実行することにより実現されるものであり、以下、ワークフローサーバ003が実行すると記載する。
まず、図3を用いて説明する。
まず、図3において、S2001では、アプリケーションサーバ(例えば、アプリケーションサーバ1(001))は、アプリケーションDB005にトランザクションの開始を指示する。
S2002において、アプリケーションサーバは、アプリケーションDB005にデータを書き込む。例えば、受注情報の保管、在庫引当による商品在庫数の減少などデータ更新をする。
次に、S2003において、アプリケーションサーバは、承認処理をワークフローサーバ003に案件番号とともに要求する。ここで伝票番号は、予め、ワークフローサーバ003の処理待ち一覧画面からアプリケーションサーバに受け渡されているものとする。
次に、S2004において、ワークフローサーバ003は、アプリケーションサーバからの承認処理要求(S2003)を受け、ワークフロー情報を格納しているワークフローDB004にトランザクションの開始を指示する。
S2005において、ワークフローサーバ003は、承認処理のためワークフローDB004のアプリケーションサーバから渡された案件番号に関連するデータ(案件)を更新する。
さらに、S2006において、ワークフローサーバ003は、ワークフローDB004が管理する案件の状態をsuspend状態に変更する。
S2007において、ワークフローサーバ003は、ワークフローDB004にコミットを指示する。コミットとは、トランザクション処理が成功したときに、その結果を確定させることをいう。ここでは、更新されたワークフローDB004の結果を確定する指示を行っている。
なお、S2005〜S2007において、ワークフローサーバ003、又は、ワークフローDB004においてエラーが発生した場合、ワークフローサーバ003は、ワークフローDB004にロールバック処理をして、アプリケーションサーバにエラー発生を通知するものとする。この通知を受けて、アプリケーションサーバは、アプリケーションDB005をロールバック処理することができる。なお、上記エラーは、例えば、ワークフローDB004に障害が発生した場合に発生する。
S2005〜S2007の処理が正常終了した場合、S2008において、ワークフローサーバ003は、承認処理が完了したことをアプリケーションサーバへ通知する。
この通知を受信することにより正常終了を確認したアプリケーションサーバは、S2009において、アプリケーションDB005にコミットを指示する。
そして、S2009で指示したアプリケーションDB005のコミットが完了した場合、S2010において、アプリケーションサーバは、ワークフローサーバ003に、案件の状態をsuspend状態からresume状態に変更することを、案件番号とともに要求する。
そして、S2011において、ワークフローサーバ003は、ワークフローDB004が管理する案件の状態をsuspend状態からresume状態に変更する。
ここで、上記案件の状態を示すresume状態、suspend状態について説明する。
ワークフローサーバ003で管理する案件は、常にresume状態あるいは、suspend状態の何れかとなるように、該案件の状態がワークフローDB004に保持されている。ワークフローサーバ003は、案件について操作する場合(承認、否決、差戻し、引戻しなど)、この案件の状態が、resume状態でなければ操作できずエラーとなる。即ち、resume状態とは、案件を操作可能な状態(完了)を示す。一方、suspend状態とは、案件を操作できない状態(一時停止)を示す。
なお、図3に示したシーケンスで、ネットワークや機器不具合によるエラーが発生した場合、アプリケーションDB005とワークフローDB004のデータで不整合が発生する場合がある。
S2001〜S2007でエラーが発生した場合、上述したようにアプリケーションDB005、ワークフローDB004ともにロールバック処理をするため、それぞれのDB内容の不整合は発生しない。
即ち、アプリケーションDB005がロールバックされるだけではなく、ワークフローDB004においても承認がなされず、ワークフロー処理が進まないため不整合が生じない。従って、このようなケースにおいては、本願発明の解決すべき課題は発生しない。
次に、図4を用いて、エラー発生により、アプリケーションDB005、ワークフローDB004の内容に不整合が発生してしまう場合について説明する。
図4のS2110に示すように、S2009においてアプリケーションサーバが実行したコミット処理でエラーが発生した場合、S2111に示すように、アプリケーションDB005はロールバックされる。一方、ワークフローDB004は、S2005において承認済みとなっており、アプリケーションDB005とワークフローDB004との間での不整合が生じてしまう。
しかし、案件の状態はsuspend状態(S2006)のままであるため、ワークフローサーバ003は、当該案件に対して、他の操作は行うことはできないため、さらに承認処理を継続して先に進めることは不可能になる。
以下、図5のフローチャートを参照して、図3に示したエラー発生しても各DB間に不整合が発生しない場合のアプリケーションサーバの処理について説明する。
図5は、アプリケーションサーバ(例えば、アプリケーションサーバ1(001))の動作の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの各ステップ(S2201〜S2217)は、アプリケーションサーバ(例えば、アプリケーションサーバ1(001))を実装する情報処理装置のCPU101が、外部記憶装置104に記憶されるプログラムをRAM102にロードして実行することにより実現されるものであり、以下、アプリケーションサーバが実行すると記載する。
S2201において、アプリケーションサーバは、セッション内のリカバリモードがtrueであるかチェックする。図3,図4のように通常の処理の場合、S2201の判断は偽(N)となる。アプリケーションサーバは、S2201において、リカバリモードでないと判断し、S2202に処理を進める。
S2202において、アプリケーションサーバは、アプリケーションサーバ側のメモリで保持管理するワークフロー状態(案件番号、処理情報等を含む)を初期化する。アプリケーションサーバは、案件番号を、ワークフローサーバ003から予め受け取った現在処理対象の案件の案件番号で初期化する。また、アプリケーションサーバは、現在処理対象の案件の処理状態を示す処理状態を、「未処理」(ここでは処理前なので「未処理」)で初期化する。
次に、S2203において、アプリケーションサーバは、S2202で初期化したワークフロー状態のコピーを別途、アプリケーションサーバ側のメモリに保存しておく。
次に、S2204では、アプリケーションサーバは、図3のS2001の通り、アプリケーションDB005にトランザクションの開始を指示する。
次に、S2205において、アプリケーションサーバは、図3のS2002の通り、アプリケーションDB005の更新処理をする。また、アプリケーションサーバ上のログにDB更新データログを出力する(図6)。
図6は、図5のS2205で出力されるログの出力例(DB更新データログ)を示す図である。
次に、S2206において、アプリケーションサーバは、S2205の処理でエラーが発生したか判断し、エラーが発生したと判断した場合には、S2207において、アプリケーションDB005をロールバックし、処理を終了する。
一方、S2206において、S2205の処理でエラーが発生していないと判断した場合には、アプリケーションサーバは、S2208に処理を進める。
S2208では、アプリケーションサーバは、セッション内のリカバリモードがtrueであるかチェックし、図3,図4の場合、リカバリモードがtrueでないので(通常モードであるので)、ワークフロー処理を行うため次のS2209に処理を進める。
S2209では、アプリケーションサーバは、ワークフロー処理(承認処理)をワークフローサーバ003に指示し(図3のS2003)、S2210に処理を進める。
S2210では、アプリケーションサーバは、ワークフロー処理が完了したため、ワークフロー処理状態を「処理済み」に変更する。ワークフロー処理状態は、後述する、クライアントに表示するボタンの状態(有効、無効)の判断などに使用するためにある。このワークフロー処理状態を使用して、例えば、一度、承認処理を行った後の、処理後の画面では、承認ボタンを無効化すること等ができる。
次に、S2211において、アプリケーションサーバは、ワークフロー処理の完了を確認したら(図3のS2008)、アプリケーションDB005にコミットを指示する(図3のS2009)。
次に、S2212において、アプリケーションサーバは、S2211のコミット処理エラーが発生したか判断する。図3に示した場合では、発生しないため、アプリケーションサーバは、S2212を偽(N)と判断し、S2214に処理を進める。
S2214では、アプリケーションサーバは、動作モードがリカバリモードかどうか判断する。図3のように通常の処理の場合、S2214の判断は偽(N)となる。アプリケーションサーバは、S2214において、リカバリモードでないと判断した場合には、S2215において、ワークフローサーバ003に、案件の状態をsuspend状態からresume状態に変更する(一時停止状態を解除する)ことを、案件番号とともに要求する。そして、本フローチャートの処理を終了する。
以上、図3のS2001〜S2011に示したエラー発生しても各DB間に不整合が発生しない場合のアプリケーションサーバの処理を説明した。
以下、図5のフローチャートを参照して、図4に示したエラー発生により各DB間に不整合が発生してしまう場合のアプリケーションサーバの処理について説明する。
S2201〜S2211は、前述の図3の場合と同一であるので、説明は省略する。
次に、S2212において、アプリケーションサーバは、S2211のコミット処理エラーが発生したか判断する。図4はコミット処理エラーが発生した場合であるため、アプリケーションサーバは、S2212を真(Y)と判断し、S2213に処理を進める。
S2213では、アプリケーションサーバは、アプリケーションDB005のロールバック処理を行う。
次に、S2216において、アプリケーションサーバは、アプリケーションサーバ上のログに、S2203で別途、メモリに保存しておいたワークフロー状態を出力する(図7)。
図7は、図5のS2216で出力されるログの出力例(ワークフロー状態ログ)を示す図である。
図7において、601はワークフロー状態ログであり、図5のS2216で出力される保存しておいたワークフロー状態を示すログに対応する。
なお、図5には示していないが、エラーが発生した場合、アプリケーションサーバは、操作者のクライアントブラウザにエラー画面を表示し、システム管理者へ連絡するようにユーザに指示をする。そして、図5のフローチャートの処理を終了する。
即ち、図4に示した場合では、(S2215を実行しないため、)案件の状態はsuspend状態(S2006)のままである。このため、ワークフローサーバ003は、当該案件に対して、他の操作は行うことはできず、データ不整合を拡大させることがない。
以上、図4のS2001〜S2009,2110,2111に示したエラー発生により各DB間に不整合が発生する場合のアプリケーションサーバの処理を説明した。
次に、図8を参照して、図4で発生したエラーのリカバリ手順について(図11)に示す。
図8は、図4で発生したエラーのリカバリ手順を示すシーケンスチャートである。
なお、図8のシーケンスチャートで、アプリケーションサーバの処理は、アプリケーションサーバ(例えば、アプリケーションサーバ1(001))を実装する情報処理装置のCPU101が、外部記憶装置104に記憶されるプログラムをRAM102にロードして実行することにより実現されるものであり、以下、アプリケーションサーバが実行すると記載する。また、ワークフローサーバ003の処理は、ワークフローサーバを実装する情報処理装置のCPU101が、外部記憶装置104に記憶されるプログラムをRAM102にロードして実行することにより実現されるものであり、以下、ワークフローサーバ003が実行すると記載する。さらに、クライアントブラウザ006の処理は、クライアントブラウザ006を実装する情報処理装置のCPU101が、外部記憶装置104に記憶されるプログラムをRAM102にロードして実行することにより実現されるものであり、以下、クライアントブラウザ006が実行すると記載する。
システム管理者は、ユーザから連絡を受け、アプリケーションサーバ上に出力されているログファイルから、DB更新データログ(図6)とワークフロー状態ログ(図7の601)を抽出する。そして、システム管理者は、DBエラーの原因(例えば、アプリケーションDB005において発生した障害など)を除去したあと次の手順をする。
システム管理者の操作に応じて、クライアントブラウザ006は、S2301において、アプリケーションサーバに、アプリケーションサーバのリカバリ画面(図9)の要求を送信する。
S2302では、アプリケーションサーバは、クライアントブラウザ006からの要求に応じて、リカバリ画面(図9)をクライアントブラウザ006に送信し、クライアントブラウザ006にリカバリ画面(図9)を表示させる。
図9は、アプリケーションサーバのリカバリ画面の一例を示す図である。
図9に示すように、クライアントブラウザ006にリカバリ画面が表示されると、システム管理者は、ログファイルから取得したワークフロー状態ログ(図7の601)をリカバリ画面のワークフロー情報項目801に入力する(例えば、コピー&ペーストにより入力する)。さらに、システム管理者によって、リカバリ画面のリカバリモードで遷移ボタン802が押下されると、S2303において、クライアントブラウザ006は、アプリケーションサーバに、ワークフロー情報項目801に入力されたワークフロー状態ログを送信してリカバリモード遷移を要求する。アプリケーションサーバは、クライアントブラウザ006からの要求に基づいて、アプリケーションサーバ上のセッション内のリカバリモードをtrueにセットする。
次に、S2304において、アプリケーションサーバは、クライアントブラウザ006から受け取ったワークフロー状態ログから、エラー発生時のアプリケーション画面を生成する。
そして、S2305において、アプリケーションサーバは、S2304で生成したアプリケーション画面をクライアントブラウザ006に送信し、クライアントブラウザ006にエラーが発生時のアプリケーション画面(図10)を表示させる。
図10は、アプリケーションサーバのリカバリモードでクライアントブラウザ006に表示されるエラー発生時のアプリケーション画面の一例を示す図である。
システム管理者は、このとき、エラー発生時の処理で、エンドユーザが入力したデータは、エラーによりロールバックされているためシステム管理者が、再度入力する必要がある。なお、再入力する内容は、DB更新データログ(図6)から抽出することができる。
システム管理者は、例えば、エラー発生時のアプリケーション画面(図10)の備考901に、DB更新データログ(図6)から取得した更新内容を再入力する。即ち、システム管理者は、前記DB更新データログから取得した更新内容に基づいてエラー発生時と同様の操作を行うことになる。
S2306において、システム管理者が、エラー発生時のアプリケーション画面(図10)の承認ボタン902を押下すると、この操作を検知したクライアントブラウザ006は、アプリケーションサーバに承認処理の実行を要求する。
この要求に応じて、アプリケーションサーバは、S2307において、リカバリモード時の処理を実行する。
以下、図5のフローチャートを参照して、リカバリモード時のアプリケーションサーバの処理について説明する。
S2201において、アプリケーションサーバは、セッション内のリカバリモードがtrueであるかチェックする。図8の場合、S2201の判断は真(Y)となる。アプリケーションサーバは、S2201において、リカバリモードであると判断し、S2217に処理を進める。
次に、S2217において、アプリケーションサーバは、S2301でシステム管理者がリカバリ画面(図9)から入力したワークフロー状態ログ(図6の601)を読み取り、メモリ上にワークフロー状態オブジェクトを復元する。そして、アプリケーションサーバは、S2204に処理を進める。
S2204〜S2207は、前述の図3,図4の場合と同一であるので、説明は省略する。
S2208では、アプリケーションサーバは、セッション内のリカバリモードがtrueであるかチェックし、図8の場合、リカバリモードがtrueであるので、ワークフロー処理は行わないため、そのままS2210に処理を進める。
S2210では、アプリケーションサーバは、図3,図4の場合に示した通り、ワークフロー処理状態を「処理済み」に変更する。この処理は、リカバリモードであっても、ワークフロー処理状態に基づいて承認ボタンの有効/無効の判断に使用できるように更新する必要がある。
次に、S2211において、アプリケーションサーバは、アプリケーションDB005にコミットを指示する(図3のS2009)。
次に、S2212において、アプリケーションサーバは、S2211のコミット処理エラーが発生したか判断し、エラーが発生しない場合には、S2214に処理を進める。
S2214では、アプリケーションサーバは、動作モードがリカバリモードかどうか判断する。図8の場合、リカバリモードであるので、案件はresumeせず、そのまま処理を終了する。
以上、2201〜2214の手順により、ワークフローサーバ003の状態(ワークフローDB004)とアプリケーションDB005のデータ不整合が解消された状態になる。
この後、システム管理者は、クライアントブラウザ006からワークフローの管理画面(図11)にアクセスし、該ワークフローの管理画面(図11)により、702に示すように、該当の案件を選択し、案件再開ボタン701を押下指示する。この操作に応じて、ワークフローサーバ003は、該当の案件の状態(702)を、一時停止状態、即ちsuspend状態からresume状態(完了)に変更する。これにより、以後、当該案件を操作することが可能となる。
図11は、ワークフローの管理画面の一例を示す図である。
以上、説明したように、本実施形態によれば、疎結合なシステムにおいて、図4に示したように、障害発生により完全なデータの整合性が実現できない場合、本実施形態の情報処理システムでは、障害発生時のデータ不整合を前提とし、それ以上、データ不整合を拡大させないようにしておく(suspend状態にしておく)。そして、図8〜図11に示したように、管理者の操作によって、簡便且つ速やかにデータ不整合を復旧することができる。
また、リカバリ画面は、通常処理時の画面と同じであり、わざわざリカバリ用の画面を用意していない。そのため、リカバリ用の画面を作成する開発者の負担も減り、また管理者も同じ画面から回復することが可能となるため容易に回復操作をすることができる。
なお、本実施形態の情報処理システムが、アプリケーションサーバ(001,002)、アプリケーションDB005、ワークフローサーバ003とワークフローDB004を備える場合について説明した。しかし、ワークフローサーバ003とワークフローDB004の代わりに、他のアプリケーションサーバ、他のアプリケーションDBを備える構成であってもよい。この構成の場合、上述したような構成により、アプリケーションDB005と他のアプリケーションDBとの整合性がとれるようにする。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以下、図12に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理システムを構成する各情報処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図12は、本発明に係る情報処理システムを構成する各情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図3,図4,図5,図8に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明の一実施形態を示す情報処理システムの一例を示すシステム構成図である。 図1に示した情報処理システムを構成する各装置に適用可能な情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 業務処理を業務アプリケーションで行いワークフローサーバでワークフロー処理をする場合の処理手順の一例を示すシーケンスチャートである。
シーケンスチャートである。
業務処理を業務アプリケーションで行いワークフローサーバでワークフロー処理をする場合の処理手順の一例を示すシーケンスチャートである。 アプリケーションサーバの動作の一例を示すフローチャートである。 図5のS2205で出力されるログの出力例(DB更新データログ)を示す図である。 図5のS2216で出力されるログの出力例(ワークフロー状態ログ)を示す図である。 図4で発生したエラーのリカバリ手順を示すシーケンスチャートである。 アプリケーションサーバのリカバリ画面の一例を示す図である。 アプリケーションサーバのリカバリモードでクライアントブラウザ006に表示されるエラーが発生時のアプリケーション画面の一例を示す図である。 ワークフローの管理画面の一例を示す図である。 本発明に係る情報処理システムを構成する各情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
001 アプリケーションサーバ1
002 アプリケーションサーバ2
003 ワークフローサーバ
004 ワークフローDB
005 アプリケーションDB
006 クライアントブラウザ
007 ネットワーク

Claims (8)

  1. ウェブアプリケーションサーバと、ワークフローサーバとがネットワークを介して疎結合に構成される情報処理システムであって、
    前記ウェブアプリケーションサーバは、
    トランザクション開始時における前記ワークフローサーバのワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を保持しておく保持手段と、
    前記ウェブアプリケーションサーバが管理するウェブアプリケーションデータベースを更新するウェブアプリケーションデータベース更新手段と、
    前記ウェブアプリケーションデータベース更新手段による更新の後、前記ワークフローサーバに対し、該ワークフローサーバのワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を更新させるための更新指示を行うワークフローデータベース更新指示手段と、
    前記ワークフローサーバからワークフロー状態が正常に更新された旨の更新結果を受信した場合、前記ウェブアプリケーションデータベース更新手段により更新されたウェブアプリケーションデータベースに対しコミット処理するコミット処理手段と、
    前記コミット処理手段によりコミット処理が正常に完了した場合、前記ワークフローサーバに対し、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態の一時停止状態の解除を指示し、一方、前記コミット処理がエラーとなった場合、前記一時停止状態の解除を指示しない一時停止解除指示制御手段と、
    前記コミット処理手段によりコミット処理がエラーとなった場合、該ウェブアプリケーションデータベースをロールバックするロールバック手段と、
    前記ロールバック手段によりロールバックされた場合、前記保持手段に保持された前記トランザクション開始時の前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態をログに出力するワークフロー状態ログ出力手段と、
    前記ワークフロー状態ログ出力手段により出力された前記トランザクション開始時のワークフロー状態を示すログの入力を、トランザクションリカバリ画面のワークフロー情報入力欄を介して受け付けるログ入力受付手段と、
    前記ログ入力受付手段により受け付けた前記トランザクション開始時のワークフロー状態を示すログに従って、ウェブアプリケーションデータベースを回復する操作を行うためのアプリケーション画面を表示する制御を行う表示制御手段と、
    前記表示制御手段により表示されたアプリケーション画面からの操作に応じて、前記ウェブアプリケーションデータベースを回復する回復手段とを有し、
    前記コミット処理手段は、前記回復手段により回復されたウェブアプリケーションデータベースに対してコミット処理を行い、一時停止解除指示制御手段は、ウェブアプリケーションデータベースとワークフローデータベースの不整合が解消された後になされるユーザの指示に応じて、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態の一時停止状態の解除を指示するものであり、
    前記ワークフローサーバは、
    前記ワークフローデータベース更新指示手段による更新指示に応じて、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を更新するワークフローデータベース更新手段と、
    前記ワークフローデータベース更新手段により更新されたワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を一時停止状態にする一時停止手段と、
    前記一時停止手段によりワークフロー状態が一時停止状態にされたワークフローデータベースに対しコミット処理した後、前記ウェブアプリケーションサーバへ更新結果を通知する更新結果通知手段と、
    前記一時停止解除指示制御手段による一時停止解除指示に応じて、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態の一時停止状態を解除する一時停止解除手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記ウェブアプリケーションサーバは、前記ウェブアプリケーションデータベース更新手段により前記ウェブアプリケーションデータベースが更新された際に、該更新内容をログに出力する更新内容ログ出力手段を更に有し、
    前記回復手段は、前記更新内容ログ出力手段により出力されたログに記載された更新内容に対応する、前記アプリケーション画面からの操作に応じて、前記ウェブアプリケーションデータベースを回復することを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  3. 前記表示制御手段は、前記トランザクション開始時のワークフロー状態を示すログに従って、前記アプリケーション画面として前記エラー発生時のウェブアプリケーション画面を表示する制御を行い、
    前記回復手段は、前記更新内容ログ出力手段により出力されたログに記載された更新内容に対応する、前記エラー発生時のウェブアプリケーション画面からの前記エラー発生時の操作に応じて、前記ウェブアプリケーションデータベースを回復することを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  4. 前記ウェブアプリケーションサーバは、前記ログ入力受付手段により前記ログの入力を受け付けた場合、当該ウェブアプリケーションサーバの動作モードとして回復モードを設定する設定手段とを更に有し、
    前記ウェブアプリケーションデータベース更新手段は、前記回復モードが設定されている場合、前記回復手段として動作することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. ウェブアプリケーションサーバと、ワークフローサーバとがネットワークを介して疎結合に構成される情報処理システムにおいて実行可能なプログラムであって、
    前記ウェブアプリケーションサーバを、
    トランザクション開始時における前記ワークフローサーバのワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を保持しておく保持手段と、
    前記ウェブアプリケーションサーバが管理するウェブアプリケーションデータベースを更新するウェブアプリケーションデータベース更新手段と、
    前記ウェブアプリケーションデータベース更新手段による更新の後、前記ワークフローサーバに対し、該ワークフローサーバのワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を更新させるための更新指示を行うワークフローデータベース更新指示手段と、
    前記ワークフローサーバからワークフロー状態が正常に更新された旨の更新結果を受信した場合、前記ウェブアプリケーションデータベース更新手段により更新されたウェブアプリケーションデータベースに対しコミット処理するコミット処理手段と、
    前記コミット処理手段によりコミット処理が正常に完了した場合、前記ワークフローサーバに対し、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態の一時停止状態の解除を指示し、一方、前記コミット処理がエラーとなった場合、前記一時停止状態の解除を指示しない一時停止解除指示制御手段と、
    前記コミット処理手段によりコミット処理がエラーとなった場合、該ウェブアプリケーションデータベースをロールバックするロールバック手段と、
    前記ロールバック手段によりロールバックされた場合、前記保持手段に保持された前記トランザクション開始時の前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態をログに出力するワークフロー状態ログ出力手段と、
    前記ワークフロー状態ログ出力手段により出力された前記トランザクション開始時のワークフロー状態を示すログの入力を、トランザクションリカバリ画面のワークフロー情報入力欄を介して受け付けるログ入力受付手段と、
    前記ログ入力受付手段により受け付けた前記トランザクション開始時のワークフロー状態を示すログに従って、ウェブアプリケーションデータベースを回復する操作を行うためのアプリケーション画面を表示する制御を行う表示制御手段と、
    前記表示制御手段により表示されたアプリケーション画面からの操作に応じて、前記ウェブアプリケーションデータベースを回復する回復手段として機能させ、
    前記コミット処理手段は、前記回復手段により回復されたウェブアプリケーションデータベースに対してコミット処理を行い、一時停止解除指示制御手段は、ウェブアプリケーションデータベースとワークフローデータベースの不整合が解消された後になされるユーザの指示に応じて、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態の一時停止状態の解除を指示するものであり、
    前記ワークフローサーバを、
    前記ワークフローデータベース更新指示手段による更新指示に応じて、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を更新するワークフローデータベース更新手段と、
    前記ワークフローデータベース更新手段により更新されたワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を一時停止状態にする一時停止手段と、
    前記一時停止手段によりワークフロー状態が一時停止状態にされたワークフローデータベースに対しコミット処理した後、前記ウェブアプリケーションサーバへ更新結果を通知する更新結果通知手段と、
    前記一時停止解除指示制御手段による一時停止解除指示に応じて、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態の一時停止状態を解除する一時停止解除手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  6. 請求項に記載のプログラムをコンピュータ読み取り可能に記した記録媒体。
  7. ウェブアプリケーションサーバと、ワークフローサーバとがネットワークを介して疎結合に構成される情報処理システムにおけるウェブアプリケーションサーバであって、
    トランザクション開始時における前記ワークフローサーバのワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を保持しておく保持手段と、
    前記ウェブアプリケーションサーバが管理するウェブアプリケーションデータベースを更新するウェブアプリケーションデータベース更新手段と、
    前記ウェブアプリケーションデータベース更新手段による更新の後、前記ワークフローサーバに対し、該ワークフローサーバのワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を更新させるための更新指示を行うワークフローデータベース更新指示手段と、
    前記ワークフローサーバからワークフロー状態が正常に更新された旨の更新結果を受信した場合、前記ウェブアプリケーションデータベース更新手段により更新されたウェブアプリケーションデータベースに対しコミット処理するコミット処理手段と、
    前記コミット処理手段によりコミット処理が正常に完了した場合、前記ワークフローサーバに対し、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態の一時停止状態の解除を指示し、一方、前記コミット処理がエラーとなった場合、前記一時停止状態の解除を指示しない一時停止解除指示制御手段と、
    前記コミット処理手段によりコミット処理がエラーとなった場合、該ウェブアプリケーションデータベースをロールバックするロールバック手段と、
    前記ロールバック手段によりロールバックされた場合、前記保持手段に保持された前記トランザクション開始時の前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態をログに出力するワークフロー状態ログ出力手段と、
    前記ワークフロー状態ログ出力手段により出力された前記トランザクション開始時のワークフロー状態を示すログの入力を、トランザクションリカバリ画面のワークフロー情報入力欄を介して受け付けるログ入力受付手段と、
    前記ログ入力受付手段により受け付けた前記トランザクション開始時のワークフロー状態を示すログに従って、ウェブアプリケーションデータベースを回復する操作を行うためのアプリケーション画面を表示する制御を行う表示制御手段と、
    前記表示制御手段により表示されたアプリケーション画面からの操作に応じて、前記ウェブアプリケーションデータベースを回復する回復手段とを有し、
    前記コミット処理手段は、前記回復手段により回復されたウェブアプリケーションデータベースに対してコミット処理を行い、一時停止解除指示制御手段は、ウェブアプリケーションデータベースとワークフローデータベースの不整合が解消された後になされるユーザの指示に応じて、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態の一時停止状態の解除を指示することを特徴とするウェブアプリケーションサーバ。
  8. ウェブアプリケーションサーバと、ワークフローサーバとがネットワークを介して疎結合に構成される情報処理システムにおけるウェブアプリケーションサーバを、
    トランザクション開始時における前記ワークフローサーバのワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を保持しておく保持手段と、
    前記ウェブアプリケーションサーバが管理するウェブアプリケーションデータベースを更新するウェブアプリケーションデータベース更新手段と、
    前記ウェブアプリケーションデータベース更新手段による更新の後、前記ワークフローサーバに対し、該ワークフローサーバのワークフローデータベースが管理するワークフロー状態を更新させるための更新指示を行うワークフローデータベース更新指示手段と、
    前記ワークフローサーバからワークフロー状態が正常に更新された旨の更新結果を受信した場合、前記ウェブアプリケーションデータベース更新手段により更新されたウェブアプリケーションデータベースに対しコミット処理するコミット処理手段と、
    前記コミット処理手段によりコミット処理が正常に完了した場合、前記ワークフローサーバに対し、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態の一時停止状態の解除を指示し、一方、前記コミット処理がエラーとなった場合、前記一時停止状態の解除を指示しない一時停止解除指示制御手段と、
    前記コミット処理手段によりコミット処理がエラーとなった場合、該ウェブアプリケーションデータベースをロールバックするロールバック手段と、
    前記ロールバック手段によりロールバックされた場合、前記保持手段に保持された前記トランザクション開始時の前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態をログに出力するワークフロー状態ログ出力手段と、
    前記ワークフロー状態ログ出力手段により出力された前記トランザクション開始時のワークフロー状態を示すログの入力を、トランザクションリカバリ画面のワークフロー情報入力欄を介して受け付けるログ入力受付手段と、
    前記ログ入力受付手段により受け付けた前記トランザクション開始時のワークフロー状態を示すログに従って、ウェブアプリケーションデータベースを回復する操作を行うためのアプリケーション画面を表示する制御を行う表示制御手段と、
    前記表示制御手段により表示されたアプリケーション画面からの操作に応じて、前記ウェブアプリケーションデータベースを回復する回復手段として機能させ、
    前記コミット処理手段は、前記回復手段により回復されたウェブアプリケーションデータベースに対してコミット処理を行い、一時停止解除指示制御手段は、ウェブアプリケーションデータベースとワークフローデータベースの不整合が解消された後になされるユーザの指示に応じて、前記ワークフローデータベースが管理するワークフロー状態の一時停止状態の解除を指示することを特徴とするプログラム。
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