JP5125168B2 - 常温で固体の生理活性物質のマイクロカプセル組成物の製造方法 - Google Patents
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Description
界面重合法を用いた場合には、通常、固体物質を特定の溶剤に溶解させる必要があり、また、溶剤の選定等、固体物質の性質にあわせた処方設計も必要となり、
スプレードライ法を用いた場合には、カプセル膜自体の緻密性が低いため、良好な溶出制御を達成することが難しく、また、製造時に凝集物となる場合もあり、粒子設計が容易ではないという欠点があり、
液中硬化被覆法を用いた場合には、製造方法に制限があり、粒径の小さなマイクロカプセルを調製することが容易ではなく、水に懸濁して使用する場合には、懸濁安定性を保つことが困難となる場合があり、
溶融分散冷却法を用いた場合には、使用できる被膜原料の融点に制限があり、得られるマイクロカプセルの特性も限定されるといった課題があった。
「発明1」
以下の(1)〜(3)の工程を含むことを特徴とするマイクロカプセル組成物の製造方法。
(1)分散安定剤を均一に溶解させた水相に、常温で固体の生理活性物質を分散させた液(i)と、
分散安定剤とイオン性界面活性剤を均一に溶解させた水相中に、重合開始剤を溶解させたラジカル重合性モノマーを加え、この混合液を高圧ホモジナイザーでせん断力をかけることによって、ラジカル重合性モノマーを体積中位径で2μm以下に微細化した液(ii)
とを混合した混合液を調製する工程、
次いで、
(2)(1)の工程で得られた混合液中の微細化されたラジカル重合性モノマーが、常温で固体の生理活性物質の周囲に吸着するまで攪拌する工程、
次いで、
(3)(2)の工程で得られた混合液の温度を昇温しながら攪拌し、常温で固体の生理活性物質の周囲に吸着している微細化されたラジカル重合性モノマーの重合反応を行って、常温で固体の生理活性物質の周囲に被膜を形成させる工程。
「発明2」
分散安定剤が、保護コロイド形成能を有する物質である「発明1」に記載される製造方法。
「発明3」
イオン性界面活性剤が、アニオン性界面活性剤である「発明1」または「発明2」に記載される製造方法。
「発明4」
イオン性界面活性剤の濃度が、臨界ミセル濃度以下である「発明1」〜「発明3」のいずれか1つに記載される製造方法。
「発明5」
常温で固体の生理活性物質が、農薬活性化合物である「発明1」〜「発明4」のいずれか1つに記載される製造方法。
「発明6」
以下の(1)〜(3)の工程を含むことを特徴とする製造方法によって得られるマイクロカプセル組成物。
(1)分散安定剤を均一に溶解させた水相に、常温で固体の生理活性物質を分散させた液(i)と、
分散安定剤とイオン性界面活性剤を均一に溶解させた水相中に、重合開始剤を溶解させたラジカル重合性モノマーを加え、この混合液を高圧ホモジナイザーでせん断力をかけることによって、ラジカル重合性モノマーを体積中位径で2μm以下に微細化した液(ii)
とを混合した混合液を調製する工程、
次いで、
(2)(1)の工程で得られた混合液中の微細化されたラジカル重合性モノマーが、常温で固体の生理活性物質の周囲に吸着するまで攪拌する工程、
次いで、
(3)(2)の工程で得られた混合液の温度を昇温しながら攪拌し、常温で固体の生理活性物質の周囲に吸着している微細化されたラジカル重合性モノマーの重合反応を行って、常温で固体の生理活性物質の周囲に被膜を形成させる工程。
「発明7」
常温で固体の生理活性物質が、農薬活性化合物である「発明6」に記載されるマイクロカプセル組成物。
「発明8」
常温で固体の生理活性物質の体積中位径が、0.1〜100μmである「発明8」に記載されるマイクロカプセル。
「発明9」
「発明6」〜「発明8」のいずれか1つに記載されるマイクロカプセルが、水相に懸濁している水性懸濁状マイクロカプセル組成物。
「発明10」
「発明6」〜「発明8」のいずれか1つに記載されるマイクロカプセルが、粒剤中に分散している粒状マイクロカプセル組成物。
硫酸エステル塩型アニオン性界面活性剤としては、具体的には、例えば、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンベンジル化フェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンスチリル化フェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンベンジル化フェニルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンスチリル化フェニルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン硫酸エステル塩等が挙げられる。
スルホン酸塩型アニオン性界面活性剤としては、具体的には、例えば、パラフィンスルホン酸塩、スルホこはく酸ジアルキルエステル塩、スルホこはく酸アルキルエステル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルアリールスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸塩のホルマリン縮合物、アリールスルホン酸塩のホルマリン縮合物、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルスルホン酸塩、アルケニルスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルスルホこはく酸ハーフエステル塩等が挙げられる。
カルボン酸型アニオン性界面活性剤としては、具体的には、例えば、高級脂肪酸塩、N−メチル−脂肪酸サルトシネーチ塩、メタアクリル酸重合物塩、アクリル酸とメタアクリル酸との共重合物塩、アクリル酸とメタアクリル酸ポリオキシエチレンエステルとの共重合物塩、アクリル酸とアクリル酸メチルエステルとの共重合物塩、アクリル酸と酢酸ビニルとの共重合物塩、アクリル酸とマレイン酸の共重合物塩、マレイン酸とイソブチレンの共重合物塩、およびスチレンとマレイン酸の共重合物塩等が挙げられる。
リン酸エステル塩型アニオン性界面活性剤としては、具体的には、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンモノアルキルフェニルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンジアルキルフェニルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンベンジル化フェニルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンベンジル化フェニルフェニルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンスチリル化フェニルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンスチリル化フェニルフェニルエーテルリン酸塩、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンリン酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩等が挙げられ、上記の塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩、カルシウム塩、マグネシウム塩等が挙げられる。
臨界ミセル濃度とは、界面活性剤の分子が集合して水溶液中でミセルと呼ばれるコロイド大の会合体を形成し始める濃度であり、界面活性剤に固有な値である。
熱重合開始剤としては、例えば、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、1,1’−アゾビス(シクロヘキサン−1−カルボニトリル)、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチル−4−メトキシバレロニトリル)、ジメチル−2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)、2,2’−アゾビス(2−ヒドロキシメチルプロピオニトリル)などのアゾ系化合物;ラウリルパーオキサイド、tert−ブチルハイドロパーオキサイド、過酸化ベンゾイル、tert−ブチルパーオキシベンゾエート、クメンヒドロパーオキシド、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ−n−プロピルパーオキシジカーボネート、tert−ブチルパーオキシネオデカノエート、tert−ブチルパーオキシピバレート、(3,5,5−トリメチルヘキサノイル)パーオキシドなどの有機過酸化物、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素等の無機過酸化物等が挙げられる。また、熱重合開始剤と還元剤を併用したレドックス系開始剤等も重合開始剤として使用し得る。
装置によって測定された粒子粒度分布は、測定された粒子を球形と仮定した時の体積基準の粒子サイズ分布のことであり、従って、本発明おける体積中位粒子径(Volume Median Diameter=VMD)とは、この値より小さい粒子の体積合計と、この値より大きい粒子の体積合計が、全体の体積合計の各々50%づつである値を示すものである。
イオン性界面活性剤と分散安定剤を均一に溶解させた水相中に、重合開始剤を溶解させたラジカル重合性モノマーを加え、この混合物に高圧ホモジナイザーを用いて攪拌することによって、ラジカル重合性モノマーを体積中位径で2μm以下に微細化した液(ii)
とを混合する(微細化および混合工程)。
次いで、
この混合液を緩やかに攪拌することによって、微細化されたラジカル重合性モノマー滴が常温で固体の生理活性物質の周囲に吸着し、ラジカル重合性モノマーで覆われた常温で固体の生理活性物質が得られる(吸着工程)。
次いで、
この混合液の温度をラジカル重合性モノマーの重合反応の反応温度に昇温して、緩やかに攪拌することによって、常温で固体の生理活性物質の周囲に吸着している微細化されたラジカル重合性モノマーの重合反応を行い、常温で固体の生理活性物質の周囲に被膜を形成させる(被膜形成工程)
ことによって製造することができる。
また、高圧ホモジナイザーの圧力条件は2〜1000MPa、特に5〜500MPaであることが望ましい。
防腐剤を使用する場合、その含有量は、本水性懸濁組成物中、通常0.01〜5重量%、好ましくは、0.05〜3重量%、さらに好ましくは、0.1〜1重量%程度である。
アクリル系高分子としては、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリメタクリル酸ナトリウム等が挙げられ、
ビニル系高分子としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、酢酸ビニル共重合体等が挙げられ、
ポリオキシアルキレンとしては、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン等が挙げられ、
セルロース誘導体としては、カルボキシメチルセルロースナトリウム、デキストリン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、メチルエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられ、
加工澱粉としては、変性澱粉、カルボキシメチルデンプン、可溶性澱粉等が挙げられ、
リグニン誘導体としては、リグニンスルホン酸ナトリウム等が挙げられ、
天然高分子としては、アラビアガム、ザンサンガム、トラガントガム、グアーガム、カラギーナン、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム等の多糖類、カゼイン、カゼイン石灰、ゼラチン、コラーゲン等の蛋白質類等が挙げられる。
バインダーの量は、粒状組成物の各々の含有粒状物に対し、通常0.1〜10重量%、好ましくは、0.5〜5重量%である。
ポリビニルアルコール(分散安定剤、商品名:Gohsenol GH-17R、日本合成化学株式会社製)0.66gをイオン交換水22.13gに溶解した水相に、常温で固体の農薬活性化合物であるN−(7−フルオロ−3,4−ジヒドロ−3−オキソ−4−プロプ−2−イニル−2H−1,4−ベンゾズオキサジン−6−イル)シクロヘキサ−1−エン−1,2−ジカルボキサミド(体積中位径:2.7μm)2.5gを分散させた分散液を調製する。
一方、ポリビニルアルコール(分散安定剤、商品名:Gohsenol GH-17R、日本合成化学株式会社製)0.64gとラウリル硫酸ナトリウム(イオン性界面活性剤、商品名:エマール10パウダー、花王株式会社製)0.13gとを50.8gのイオン交換水に均一に溶解した水相中に、2,2’−アゾビス(2,4−ジメチル−4−メトキシバレロニトリル)(重合開始剤、商品名:V−70、和光純薬株式会社製)0.33gを溶解させたメタクリル酸エチル(ラジカル重合性モノマー、和光純薬株式会社製)16.26gを加え、この混合液をマイクロフルイダイザーに通し、140MPaで処理して体積中位径が0.8μmの乳化液を調製した後、この乳化液と、上記で調製した分散液とを混合した混合液を調製する。
次いで、この混合液を5℃に冷却しながら30分間、緩やかにスターラーを用いて攪拌する。
次いで、この混合液を30℃に昇温し、緩やかに24時間攪拌して、マイクロカプセル懸濁液を得る。
得られた懸濁液に、ザンタンガム(増粘剤:ケルザンS、三晶製)0.26g、アルミニウムマグネシウムシリケート(増粘剤:ビーガムGR、三晶製)0.53gおよびプロキセルGXL(S)(防腐剤:主成分 1,2−ベンズイソチアゾリンー3―オン、アビシア製)0.26gを含む水溶液31.1g、シリコン系消泡剤(FSアンチフォームC、ダウコーニング社製)0.26gおよびプロピレングリコール6.6gを加えて、マイクロカプセル組成物を得る。
Claims (10)
- 以下の(1)〜(3)の工程を含むことを特徴とするマイクロカプセル組成物の製造方法。
(1)分散安定剤を均一に溶解させた水相に、常温で固体の生理活性物質を分散させた液(i)と、
分散安定剤とイオン性界面活性剤を均一に溶解させた水相中に、重合開始剤を溶解させたラジカル重合性モノマーを加え、この混合液を高圧ホモジナイザーでせん断力をかけることによって、ラジカル重合性モノマーを体積中位径で2μm以下に微細化した液(ii)とを混合した混合液を調製する工程、
次いで、
(2)(1)の工程で得られた混合液中の微細化されたラジカル重合性モノマーが、常温で固体の生理活性物質の周囲に吸着するまで攪拌する工程、
次いで、
(3)(2)の工程で得られた混合液の温度を昇温しながら攪拌し、常温で固体の生理活性物質の周囲に吸着している微細化されたラジカル重合性モノマーの重合反応を行って、常温で固体の生理活性物質の周囲に被膜を形成させる工程。 - 分散安定剤が、保護コロイド形成能を有する物質である請求項1に記載される製造方法。
- イオン性界面活性剤が、アニオン性界面活性剤である請求項1または2に記載される製造方法。
- イオン性界面活性剤の濃度が、臨界ミセル濃度以下である請求項1〜3のいずれか1項に記載される製造方法。
- 常温で固体の生理活性物質が、農薬活性化合物である請求項1〜4のいずれか1項に記載される製造方法。
- 以下の(1)〜(3)の工程を含むことを特徴とする製造方法によって得られるマイクロカプセル組成物。
(1)分散安定剤を均一に溶解させた水相に、常温で固体の生理活性物質を分散させた液(i)と、
分散安定剤とイオン性界面活性剤を均一に溶解させた水相中に、重合開始剤を溶解させたラジカル重合性モノマーを加え、この混合液を高圧ホモジナイザーでせん断力をかけることによって、ラジカル重合性モノマーを体積中位径で2μm以下に微細化した液(ii)とを混合した混合液を調製する工程、
次いで、
(2)(1)の工程で得られた混合液中の微細化されたラジカル重合性モノマーが、常温で固体の生理活性物質の周囲に吸着するまで攪拌する工程、
次いで、
(3)(2)の工程で得られた混合液の温度を昇温しながら攪拌し、常温で固体の生理活性物質の周囲に吸着している微細化されたラジカル重合性モノマーの重合反応を行って、常温で固体の生理活性物質の周囲に被膜を形成させる工程。 - 常温で固体の生理活性物質が、農薬活性化合物である請求項6に記載されるマイクロカプセル組成物。
- 常温で固体の生理活性物質の体積中位径が、0.1〜100μmである請求項6または7に記載されるマイクロカプセル組成物。
- 請求項6〜8のいずれか1項に記載されるマイクロカプセルが、水相に懸濁している水性懸濁状マイクロカプセル組成物。
- 請求項6〜8のいずれか1項に記載されるマイクロカプセルが、粒剤中に分散している粒状マイクロカプセル組成物。
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