JP5118443B2 - ハイブリッド電気自動車の排気浄化装置 - Google Patents
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Description
このようなシリーズ式ハイブリッド電気自動車では、バッテリの充電率が低下した場合にエンジンを運転し、エンジンによって駆動された発電機の発電電力をバッテリに充電する。そして、発電機の発電電力によりバッテリの充電率が所定充電率まで復帰すると、エンジンが停止される。
そこで、このような問題を解消するため、バッテリの充電が完了してエンジンを停止する際に、エンジン停止前の所定期間にわたってアンモニア選択還元型NOx触媒へのアンモニア吸着量を増大させておき、次回エンジンを始動したときには尿素水インジェクタから尿素水の供給が可能となるまでの間、アンモニア選択還元型NOx触媒に吸着させておいたアンモニアを用いて排気中のNOxを選択還元することにより排気を浄化することが考えられる。
このように構成されたハイブリッド電気自動車の排気浄化装置によれば、制御手段はエンジンを始動すると、エンジンの回転数を目標制御量である目標回転数に向けて徐々に上昇させる。これにより、エンジンの排気温度は、エンジンの回転数を直ちに目標回転数まで上昇させた場合のエンジンの排気温度の上昇度合いよりも緩やかな上昇度合いで上昇する。
このように構成されたハイブリッド電気自動車の排気浄化装置によれば、制御手段が吸着量増大運転を行う際には、吸着量増大運転を行う前よりもアンモニア選択還元型NOx触媒に流入する排気の温度を低下させることにより、アンモニア選択還元型NOx触媒へのアンモニアの吸着量を増大させる。
バッテリの充電状態に応じて再びエンジンが始動されると、制御手段はエンジンの制御量を直ちに目標制御量とした場合のエンジンの排気温度の上昇度合いよりも緩やかな排気温度の上昇度合いとなるように、エンジンの制御量を上記目標制御量に徐々に近づけるので、排気温度の上昇に伴うアンモニア選択還元型NOx触媒に吸着可能なアンモニアの最大吸着量の減少が緩やかになる。このため、NOxの選択還元に伴って減少する実際のアンモニア吸着量が、排気温度の上昇と共に減少するアンモニアの最大吸着量を上回らないようにすることが可能となり、エンジン始動時の急激な排気温度の上昇に起因するアンモニアスリップの発生を防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る排気浄化装置が適用されたシリーズ式のハイブリッド電気自動車1の全体構成図である。
ディーゼルエンジンであるエンジン2の出力軸は発電機4の回転軸に連結されており、エンジン2の出力は専ら発電機4の駆動に用いられる。エンジン2によって駆動される発電機4の発電電力は、インバータ6を介してバッテリ8に蓄えられる。インバータ6は、発電機4から供給される電力によってバッテリ8が適正に充電されるよう、発電機4とバッテリ8との間に流れる電流を制御することにより、発電機4の発電電力を調整する。また発電機4は、エンジン2が停止しているときにバッテリ8からインバータ6を介して電力が供給されることによりモータとして作動し、エンジン2をクランキングする機能も有している。
このように構成されたハイブリッド電気自動車1において運転者がアクセルペダル26を踏み込むと、HEV−ECU20はアクセル開度センサ28が検出したアクセルペダル26の操作量と、図示しない走行速度センサが検出した車両走行速度とに基づき、駆動輪18に伝達すべき駆動トルクを求め、この駆動トルクをモータ10が発生するようにインバータ6を制御する。これによりバッテリ8の電力がインバータ6を介してモータ10に供給され、モータ10が発生する駆動トルクが減速機12、差動装置14及び駆動軸16を介して左右の駆動輪18に伝達されて車両が走行する。
エンジンECU22は、HEV−ECU20からの指令に従ってエンジン2の運転制御を行い、バッテリ8の充電率が低下して充電が必要となったときにエンジン2を始動し、エンジン2による発電機4の駆動を行う。このとき、HEV−ECU20は所定回転数において所定の目標電力の発電電力が発電機4によって得られるようにインバータ6を制御し、これに対応してエンジンECU22は上記所定回転数を目標回転数として運転するようにエンジン2を制御する。そして、このときの所定回転数及び所定電力は、これらに対応したエンジン2の回転数及び負荷が、排気中のNOxの濃度を極力低くするような運転領域にあるように予め定められている。
図2に示すようにエンジン2は、気筒内において燃料を燃焼させることにより発電機4を駆動するための駆動力を発生するエンジン本体30と、燃料を燃焼させるための空気をエンジン本体30に供給するための吸気管32と、燃料の燃焼によって発生した排気を排出するための排気管(排気通路)34とを備えている。
一方、下流側ケーシング42内には、アンモニアを吸着し、吸着したアンモニアを還元剤として排気中のNOx(窒素酸化物)を選択還元して排気を浄化するアンモニア選択還元型NOx触媒(以下SCR触媒という)48が収容されると共に、このSCR触媒48の下流側にはSCR触媒48から流出したアンモニアを除去するための後段酸化触媒50が収容されている。この後段酸化触媒50は、フィルタ46の強制再生でパティキュレートが焼却される際に発生するCO(一酸化炭素)を酸化し、CO2(二酸化炭素)として大気中に排出する機能も有している。
エンジンECU22は、HEV−ECU20からの指令に対応してエンジン本体30や尿素水インジェクタ52の制御を行うものであって、CPU、メモリ、タイマカウンタなどから構成され、エンジン本体30の回転数を検出する回転数センサ58など、エンジン本体30に設けられた各種センサからの情報に基づき、エンジン本体30の各気筒への燃料供給量や尿素水インジェクタ52からの尿素水供給量などの様々な制御量の演算を行うと共に、その制御量に基づき各種デバイスの制御を行っている。
このフラグF1は、後述するエンジン2の運転モード及び尿素水インジェクタ52による尿素水の供給モードを切り換えるために用いられるものであって、HEV−ECU20はフラグF1の値をエンジンECU22に送出することによって、エンジン2の運転モード及び尿素水の供給モードをエンジンECU22に指令する。具体的には、フラグF1の値が0であるときには、エンジン2の運転モードが第1運転モードであると共に尿素水の供給モードが第1供給モードであることを示し、フラグF1の値が1であるときには、エンジン2の運転モードが第2運転モードであると共に尿素水の供給モードが第2供給モードであることを示す。なお、本実施形態では、エンジン2を第2運転モードで運転すると共に尿素水インジェクタ52から第2供給モードで尿素水の供給を行う状態が本発明の吸着量増大運転に相当するが、これら第1及び第2運転モード、並びに第1及び第2供給モードの詳細については後述する。
このフラグF2はバッテリ8の充電の要否を示すものである。バッテリ8の充電率が低下して充電が必要となった場合にはエンジン2を運転して発電機4を駆動する必要があることから、HEV−ECU20はフラグF2の値をエンジンECU22に送出することによって、エンジン2の運転又は停止を指令する。具体的には、フラグF2の値が0であるときにはバッテリ8の充電が不要であることを示す一方、フラグF2の値が1であるときにはバッテリ8の充電が必要であることを示す。
下限充電率SLはバッテリ8の充電の要否を判断するための判定値であって、バッテリ8の充電率SOCが下限充電率SLを下回っていない場合、HEV−ECU20は、充電を必要とするほどバッテリ8の充電率SOCが低下していないものと判断し、その制御周期を終了した後、次の制御周期で再びステップS101から処理を開始する。
ステップS105でHEV−ECU20は、バッテリECU24によって検出されたバッテリ8の充電率SOCが所定の第1上限充電率SU1に達したか否かを判定する。そして、バッテリ8の充電率SOCが第1上限充電率SU1に達していない場合、HEV−ECU20はその制御周期を終了し、次の制御周期で再びステップS101から処理を開始する。
更に、バッテリ8の充電が進んで充電率SOCが第2上限充電率SU2に達すると、バッテリ8の充電が完了したものとして、後述のエンジン制御及び尿素水供給制御においてエンジン2が停止されると共に、尿素水インジェクタ52からの尿素水の供給が停止される。
始動スイッチのオン操作によってエンジン運転制御が開始されると、HEV−ECU20はステップS201でフラグF2の値が1であるか否かを判定する。フラグF2は、前述したようにバッテリ8の充電の要否を示すものであり、充電制御においてバッテリ8の充電率SOCが下限充電率SLを下回った場合に、バッテリ8の充電が必要であるとしてその値が1とされるものである。
HEV−ECU20はステップS208の判定により処理をステップS209に進めると、エンジン2をランプモードで運転するようエンジンECU22に指令すると共に、エンジン2のランプモード運転に合わせて発電機4の発電量を変化させるようにインバータ6を制御する。
ステップS213において第1運転モードが選択されると、HEV−ECU20は発電機4の発電電力が、第1目標回転数N1のもとで第1目標電力となるようにインバータ6を制御すると共に、第1運転モードでエンジン2を運転するようエンジンECU22に指令を送る。エンジンECU22はHEV−ECU20からの指令を受け、第1目標回転数N1の回転数でエンジン2が運転するようにエンジン2の運転制御を行う。エンジン2の回転数は、上述したランプモード運転によって既に第1目標回転数N1に達しており、これに対応して発電機4の発電電力も第1目標電力に達しているので、エンジン2はランプモードから第1運転モードにスムーズに移行する。
ステップS214において第2運転モードが選択されると、HEV−ECU20は第2目標回転数N2のもとで第2目標電力を発電するようにインバータ6を制御すると共に、第2運転モードでエンジン2を運転するようエンジンECU22に指令を送る。この第2目標回転数N2は、第1運転モードが選択されているときの第1目標回転数N1よりも低く、第2目標電力は第1運転モードが選択されているときの第1目標電力よりも小さくなっている。エンジンECU22はHEV−ECU20からの指令を受け、第2目標回転数N2のエンジン回転数でエンジン2が運転するようにエンジン2の運転制御を行う。従って、エンジン2は第1運転モードの場合よりも低速低負荷の運転領域で運転されることになる。この結果、エンジン2から排出される排気の温度が第1運転モードの場合より低下すると共に、排気中に含まれるNOxの濃度も低下する。
ステップS202でHEV−ECU20は、エンジンECU22に対してエンジン2を停止するよう指令すると共に、インバータ6を制御して発電機4の発電を停止する。エンジンECU22は、HEV−ECU20からの指令を受け、エンジン2への燃料供給を中止することにより、エンジン2を停止させる。
始動スイッチのオン操作によって尿素水供給制御が開始されると、エンジンECU22はステップS301でフラグF3の値が1であるか否かを判定する。フラグF3は、前述したようにエンジン2が運転状態にあるか否かを示すものであり、エンジン2が運転状態にある場合に、その値が1とされるものである。
前述した充電制御においてバッテリ8の充電が必要であると判断され、エンジン運転制御によってエンジン2が始動すると、フラグF3の値が1となるので、エンジンECU22はステップS301の判定によって処理をステップS303に進める。
従って、バッテリ8の充電が必要となりエンジン2が始動されても、エンジン2の排気温度が上昇して所定温度Taに達するまでの間は、ステップS301からステップS303を経てステップS302の処理が繰り返され、尿素水インジェクタ52からの尿素水の噴射が行われない。
フラグF1は、前述したようにエンジン2の運転モード及び尿素水インジェクタ52からの尿素水の供給モードを定めるものであり、バッテリ8の充電率SOCが上昇して第1上限充電率SU1に達するまでは充電制御において値が0とされ、バッテリ8の充電率SOCが第1上限充電率SU1に達してから第2上限充電率SU2に達するまでの期間においては値が1とされる。
このとき、フラグF1の値が1となっていることからエンジン2は第2運転モードで運転されており、前述したように第2運転モードにおけるエンジン2の負荷及び回転数は第1運転モードの場合より低下し、エンジン2は第1運転モードの場合よりも低速低負荷運転に移行している。そして、この第2供給モードにおいてエンジンECU22は、このようなエンジン2の運転状態に対応し、尿素水から生成されたアンモニアのSCR触媒48への吸着量を増大させるように尿素水インジェクタ52から尿素水の供給を行い、エンジン2の第2モードによる運転と併せ、吸着量増大運転を行う。
前述したように、エンジン2が第1運転モードより低速低負荷運転状態となる第2運転モードに移行することにより、エンジン2の排気温度は第1運転モードの場合より低下しており、ステップS303の判定に用いた所定温度Ta、即ち尿素水インジェクタ52から尿素水を噴射可能とする下限温度よりわずかに高い温度となっている。SCR触媒48における単位触媒容積あたりのアンモニアの最大吸着量は、図6に示すようにSCR触媒48の温度が低下するほど増加する傾向があり、エンジン2を第1運転モードで運転しているときの触媒温度T1におけるアンモニアの最大吸着量Q1に対し、第2運転モードで運転しているときの触媒温度T2におけるアンモニアの最大吸着量Q2の方が多くなる。
即ち、まずエンジン2が第2運転モードで運転されているときの単位時間あたりのNOx排出量から、このNOxの選択還元に必要なアンモニアの単位時間あたりの供給量を演算し、このアンモニア供給量に対応する単位時間あたりの尿素水供給量M2’を求める。
ステップS306では、こうして設定した第2目標供給量M2の尿素水が排気中に供給されるよう、エンジンECU22が尿素水インジェクタ52を制御する。この結果、尿素水インジェクタ52から噴射された尿素水の尿素が加水分解してアンモニアが生成され、その一部がSCR触媒48におけるNOxの選択還元に消費されると共に、残部がSCR触媒48に吸着する。
そして再びバッテリ8の充電率SOCが低下して下限充電率SLを下回ると、エンジン2が始動されてフラグF3の値が1となり、エンジンECU22はステップS301の判定によって処理をステップS303に進める。この場合も、エンジン2を始動してからしばらくの間はエンジン2の排気温度が上昇しておらず、前述したように、エンジンECU22は排気温度センサ54によって検出されたSCR触媒48に流入する排気の温度Tcが所定温度Taに達したと判定するまでの間、ステップS303からステップS302に処理を進め、尿素水インジェクタ52からの尿素水の供給は行われない。
即ち、吸着量増大運転によってSCR触媒48に吸着されているアンモニアは、エンジン2を始動した後の排気中のNOxの選択還元に使用されることによって徐々に減少していく。一方、SCR触媒48に吸着可能なアンモニアの最大吸着量は、図6に示すようにSCR触媒48の触媒温度の上昇に伴って徐々に減少していく。そこで、この選択還元に伴うアンモニアの減少度合いを予め実験によって求め、アンモニアの最大吸着量の減少度合いが、実験によって求められた選択還元に伴うアンモニアの減少度合いを上回らないようなSCR触媒48の温度の上昇度合いを求める。そして、ランプモードにおいては、こうして求められた触媒温度の上昇度合いを実現するような排気温度の上昇度合いを得るための、エンジン2の回転数の上昇度合いと、エンジン2の負荷の増大度合いに対応した発電機4の発電電力の増大度合いとがそれぞれ設定されている。
図7において、バッテリ8の充電率が低下して時刻t1に下限充電率SLを下回り、エンジン2が始動されたとすると、エンジン2はランプモードで運転され、エンジン2の回転数はアイドル回転数から第1運転モードにおける第1目標回転数に向けて徐々に上昇される。また、図中には示されていないが、これに対応して発電機4の発電電力が0から第1運転モードにおける第1目標発電電力に向けて徐々に増大され、エンジン2の負荷が徐々に増大していく。
エンジン2の始動によってエンジン2の排気温度は徐々に上昇するが、エンジン2の始動当初の排気温度は、尿素水インジェクタ52から尿素水を供給可能となる所定温度Taよりは低くなっている。従って、尿素水インジェクタ52からの尿素水の目標供給量は設定されず、尿素水の供給は行われない。このため、前回行ったバッテリ8の充電の際に、上述したようなSCR触媒48へのアンモニアの吸着が行われない場合には、図7中に一点鎖線で示すように、エンジン2の始動当初に排気後処理装置36から排出される排気は浄化されることなく高いNOx濃度を有することになる。しかしながら、本実施形態では前回行ったバッテリ8の充電の際に、上述したように多量のアンモニアがSCR触媒48に吸着しているので、尿素水インジェクタ52から尿素水が供給されなくても、SCR触媒48に吸着したアンモニアを還元剤としてNOxの選択還元が行われ、図7に実線で示すように、エンジン2の始動当初から排気中のNOx濃度を低く抑えることができ、SCR触媒48の浄化効率の低下を防止することができる。なお、エンジン2の始動直後の短期間だけNOx濃度が上昇しているのは、エンジン2の始動時に行われる燃料供給量の増量、及びSCR触媒48の活性化に起因するものである。
以上で本発明の一実施形態に係るハイブリッド電気自動車の排気浄化装置についての説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、SCR触媒48におけるアンモニアの吸着量を推定し、推定したアンモニアの吸着量が、図6に示すアンモニアの最大吸着量を超えることのないように、排気温度センサ54によって検出された排気温度に基づき、エンジン回転数の上昇度合い及び発電電力の増大度合いを調整するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、エンジン2を第2運転モードで運転すると共に尿素水を第2供給モードで供給してSCR触媒48へのアンモニアの吸着量を増大させる吸着量増大運転の期間を、バッテリ8の充電率SOCに基づき設定するようにしたが、吸着量増大運転の期間の設定方法はこれに限定されるものではない。
この場合、吸着量増大運転中は、HEV−ECU20がインバータ6を制御して発電機4による発電を行わないようにするため、エンジン2の動力はバッテリ8の充電に寄与せず、その分だけエンジン2の燃費が低下する。しかしながら、吸着量増大運転の実施期間はタイマにより精度よく設定することが可能となる。
2 エンジン
4 発電機
8 バッテリ
10 モータ
18 駆動輪
20 HEV−ECU(制御手段)
22 エンジンECU(制御手段)
34 排気管(排気通路)
48 SCR触媒(アンモニア選択還元型NOx触媒)
52 尿素水インジェクタ(尿素水供給手段)
54 排気温度センサ(触媒温度検出手段)
Claims (5)
- エンジンを発電機の駆動専用とし、上記発電機で発電した電力をバッテリに蓄えると共に、上記バッテリから供給される電力で作動するモータにより駆動輪を駆動するようにしたハイブリッド電気自動車の排気浄化装置において、
上記エンジンの排気通路に介装され、アンモニアを還元剤として排気中のNOxを選択還元するアンモニア選択還元型NOx触媒と、
上記アンモニア選択還元型NOx触媒の上流側の排気中に尿素水を供給する尿素水供給手段と、
上記バッテリの充電状態に応じて上記エンジンを始動又は停止させ、上記エンジンの運転中には所定の目標制御量で上記エンジンを制御すると共に上記エンジンの運転状態に応じて上記尿素水供給手段を制御し、運転中の上記エンジンを停止させる場合には、エンジン停止前の所定期間にわたり、上記所定期間より前の状態よりも上記アンモニア選択還元型NOx触媒へのアンモニアの吸着量を増大させる吸着量増大運転を行った後に上記エンジンを停止させる制御手段とを備え、
上記制御手段は、上記エンジンを始動した後、上記エンジンの制御量を直ちに上記目標制御量とした場合の上記エンジンの排気温度の上昇度合いよりも緩やかな排気温度の上昇度合いとなるように、上記エンジンの制御量を上記目標制御量に徐々に近づけることを特徴とするハイブリッド電気自動車の排気浄化装置。 - 上記制御手段は、上記エンジンの目標回転数を上記目標制御量とし、上記エンジンを始動した後、上記エンジンの回転数を上記目標回転数まで徐々に上昇させることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド電気自動車の排気浄化装置。
- 上記制御手段は、上記発電機が目標電力を発電するときの上記エンジンの制御量を上記目標制御量とし、上記エンジンを始動した後、上記発電機の発電電力を上記目標電力まで徐々に増大させるように上記エンジンの制御量を上記目標制御量に向けて変化させることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド電気自動車の排気浄化装置。
- 上記アンモニア選択還元型NOx触媒の温度を検出する触媒温度検出手段を更に備え、
上記制御手段は、上記エンジンを始動後、上記触媒温度検出手段によって検出された触媒温度に基づき、そのときの上記アンモニア選択還元型NOx触媒の温度に対応して上記アンモニア選択還元型NOx触媒に吸着可能なアンモニアの最大吸着量が上記アンモニア選択還元型NOx触媒に吸着されているアンモニアの量以上となる温度を維持しながら、上記エンジンの排気温度が上昇するよう、上記エンジンの制御量を徐々に上記目標制御量に近づけることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド電気自動車の排気浄化装置。 - 上記制御手段は、上記エンジンの運転中における上記所定期間よりも前の状態に比して上記アンモニア選択還元型NOx触媒に流入する排気の温度が低下するように上記エンジンを制御して上記吸着量増大運転を行うことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド電気自動車の排気浄化装置。
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JP2009113581A (ja) | 2009-05-28 |
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