JP5115365B2 - 光学装置、およびプロジェクタ - Google Patents
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Description
そして、特許文献1に記載の光学装置では、光変調装置に生じる視野角依存性を改善するために、光変調装置と色合成光学装置との間に視野角補償板を配設するとともに、視野角補償板の姿勢を調整する調整構造が設けられている。
保持部材には、視野角補償板に照射される光束の光軸を中心とする円弧状の案内孔が形成されている。
また、射出側光学要素保持部材には、射出側光学要素保持部材の上方側端縁から光束射出側に突出するとともに、先端部分が射出側光学要素保持部材に対して傾斜した形状を有し、保持部材を射出側光学要素保持部材に対して押圧する把持部が設けられている。また、把持部の前記先端部分には、保持部材の案内孔に挿入されるピンが形成されている。
そして、射出側光学要素保持部材は、把持部の弾性力により保持部材に押し付けられた状態で、ピンが案内孔に沿って案内されながら前記光軸を中心として回動する。すなわち、視野角補償板は、射出側光学要素保持部材とともに回動し、姿勢が調整される。
したがって、光変調装置の光束射出側に配設される視野角補償板等の光学素子を良好に姿勢調整できる技術が要望されている。
ところで、従来の構造では、把持部の先端部分が射出側光学要素保持部材に対して傾斜した形状を有している。そして、把持部の先端部分にピンが設けられているため、ピンも案内孔の開口面に対して傾斜した状態で案内孔に挿入されることとなる。このため、案内孔に対するピンの係合状態が不安定なものとなりやすい。
本発明では、素子保持体は、保持部に平衡する平行面部を有する挿通部を備え、平行面部に案内孔または挿通突起部が設けられている。このことにより、案内孔の開口面に対して直交した状態で挿通突起部が案内孔に挿通されることとなり、案内孔に対する挿通突起部の係合状態を安定なものとすることができる。
本発明によれば、2つの付勢部が調整構造を挟むように配設されているため、固定部材に対して素子保持体を回動させる際、2つの付勢部により、固定部材に対する素子保持体の支持状態を安定なものとするとともに、調整構造における係合状態(案内孔に対する挿通突起部の係合状態)を安定なものとすることができる。
本発明では、2つの調整構造が付勢部を挟むように配設されているため、固定部材に対して素子保持体を回動させる際、最低限必要とされる1つの付勢部により固定部材に対して素子保持体を支持させつつ、2つの調整構造により固定部材に対する素子保持体の係合状態を安定なものとすることができる。
本発明では、素子保持体における付勢部を除く部位、および固定部材に、第2の調整構造が設けられている。このことにより、固定部材に対して素子保持体を組み込んだ際、互いに平行に延びる案内孔の内周縁および摺動面に挿通突起部および摺動突起部がそれぞれ当接することで、素子保持体に保持された光学素子の略中心位置を入射光束の光軸に合致させることができ、光学装置における光学素子の位置決めを容易に実施できる。また、挿通突起部および摺動突起部にて案内孔および摺動面の間の部位が挟まれた状態となるため、固定部材に対する素子保持体の回動時においても、案内孔や摺動面に直交する方向に素子保持体の位置がずれることを防止できる。すなわち、光学素子の略中心位置が入射光束の光軸に合致した状態を良好に維持でき、光学素子の位置ずれを回避できる。
本発明によれば、プロジェクタは、上述した光学装置を備えているので、上述した光学装置と同様の作用および効果を享受できる。
また、プロジェクタは、視野角補償板等の光学素子の姿勢調整を良好に実施できる光学装置を備えるので、良好な投影画像を表示させることができる。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。
〔プロジェクタの構成〕
図1は、第1実施形態におけるプロジェクタ1の概略構成を示す図である。
プロジェクタ1は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調して画像光を形成し、形成した画像光をスクリーン(図示略)上に拡大投射するものである。このプロジェクタ1は、図1に示すように、外装を構成する外装筐体2と、光学ユニット3と、投射光学装置としての投射レンズ4等を備える。
なお、図1において、具体的な図示は省略したが、外装筐体2内において、光学ユニット3、および投射レンズ4以外の空間には、プロジェクタ1内部の各構成部材を冷却する冷却ファン等を備えた冷却ユニット、プロジェクタ1内部の各構成部材に電力を供給する電源ユニット、およびプロジェクタ1内部の各構成部材を制御する制御装置等が配置されるものとする。
光源装置31は、光源ランプ311およびリフレクタ312等を備える。そして、光源装置31は、光源ランプ311から射出された光束がリフレクタ312によって射出方向が揃えられ、照明光学装置32に向けて光束を射出する。
リレー光学装置34は、入射側レンズ341、リレーレンズ343、および反射ミラー342,344を備え、色分離光学装置33で分離された色光、例えば、赤色光を光学装置5の後述する赤色光側の光変調装置51Rまで導く機能を有する。
液晶パネル511は、透過型の液晶パネルであり、前記制御装置からの駆動信号に基づいて、マトリクス状に配列された複数の液晶セル(画素)に封入された液晶分子の配列を変化させ、入射側偏光板52から射出された直線偏光光の偏光方向を変調する。
視野角補償板53は、液晶パネル511で生じる複屈折による常光と異常光との間に生じる位相差を補償し、液晶パネル511の明視特性を改善する。
射出側偏光板54は、液晶パネル511および視野角補償板53を介して射出された光束のうち、入射側偏光板52の透過軸に直交する偏光方向の直線偏光光のみ透過する。
なお、光学装置本体5Aの具体的な構成については、後述する。
図2および図3は、光学装置本体5Aの構成を示す図である。具体的に、図2は、光学装置本体5Aが一体化された状態を示す斜視図である。図3は、光学装置本体5AにおけるG色光側を分解した分解斜視図である。
なお、図3では、光学装置本体5Aにおいて、G色光側のみを分解しているが、他のR色光側、B色光側もG色光側と同様の構成を有しているものである。
光学装置本体5Aは、図2または図3に示すように、上述した各光変調装置51、各視野角補償板53(図3)、各射出側偏光板54(図3)、およびクロスダイクロイックプリズム55の他、3つの固定部材6と、3つの素子保持体7とを備え、これら各部材51,53〜55,6,7が一体化されたものである。
パネル保持枠512は、平面視矩形形状を有し、略中央部分に液晶パネル511の画像形成領域に応じた開口部512Aを有している。
また、パネル保持枠512において、光束射出側には、具体的な図示は省略したが、開口部512Aの周縁部分に、液晶パネル511における外形形状に対応し液晶パネル511を収納保持する収納凹部が形成されている。
さらに、パネル保持枠512において、四隅角部分には、光変調装置51を固定部材6に固定するための固定用孔512Bがそれぞれ形成されている。
第1固定部8は、図3に示すように、金属製の板体に板金加工を施すことにより形成されたものであり、略中央部分に矩形状の開口部811を有する平面視略矩形状の第1板状部81と、第1板状部81の四隅角部分から光束入射側に突出する4つのピン82とを備える。
4つのピン82のうち、上方側に位置する2つのピン82A,82Bは、第1板状部81から図3中、鉛直方向を折り曲げ軸として折り曲げられることで光束入射側に突出するように構成されている。また、下方側に位置する2つのピン82C,82Dは、第1板状部81から図3中、水平方向を折り曲げ軸として折り曲げられることで光束入射側に突出するように構成されている。
そして、第1固定部8は、光束入射側端面55Aに対して、第1板状部81が接着剤等により固定される。
第2固定部9は、金属製の板体に板金加工を施すことにより形成されたものであり、図4または図5に示すように、略中央部分に矩形状の開口部911を有する平面視略矩形状の第2板状部91と、第2板状部91の左右両端縁から光束入射側に向けて起立する一対の起立片92とを備える。
第2板状部91において、上方側には、表裏を貫通し、視野角補償板53に照射される光束の光軸(図1に示す照明光軸Ax)を中心として円弧状に延びる案内孔912が形成されている。
また、第2板状部91において、上方側端縁913は、案内孔912に平行して円弧形状を有するように形成されている。
また、第2板状部91において、開口部911の下方側部位915は、光束射出側に段落ち形成されている。さらに、開口部911における図5中、左側の縁部には、光束射出側に向けて突出する位置規制部916が形成されている。
そして、射出側偏光板54は、外周縁が下方側部位915および位置規制部916に当接して位置決めされた状態で、第2板状部91の光束射出側端面に接着剤等により貼り付けられる(図9参照)。
各突出部921のうち、光軸に沿う方向から見て対角位置にある各突出部921A,921Bには、固定用孔512Bに対応したネジ孔9211が形成されている。そして、2つの固定用孔512Bを介して、2つのネジ93(図2,図3)を各ネジ孔9211に螺合することで、光変調装置51が第2固定部9に固定される。
図9は、素子保持体7を固定部材6に組み込んだ状態を示す図である。具体的に、図9(A)は上記組み込んだ状態を光束入射側から見た平面図であり、図9(B)は図9(A)におけるB−B線の断面図である。
素子保持体7は、金属製の板体に板金加工を施すことにより形成されたものであり、一対の起立片92間に配設され、視野角補償板53を保持する。この素子保持体7は、図6ないし図8に示すように、保持部71と、2つの付勢部72と、挿通部73とを備える。
保持部本体711において、開口部711Aにおける上方側および下方側の縁部には、光束射出側に向けて突出する3つの位置規制部711Bが形成されている。
そして、視野角補償板53は、上下端縁が各位置規制部711Bに当接して位置決めされた状態で、保持部本体711の光束射出側端面に接着剤等により貼り付けられる(図9)。
接続部712において、左右両端縁の下方側には、光束入射側に突出するとともに先端部分が保持部71(接続部712)に平行して左右外側に延出する付勢受け部712Aがそれぞれ形成されている。
これら各付勢部72は、接続部712における左右両端縁の上方側から接続部712に平行して左右外側に延出するとともに、上方側端縁から光束射出側に突出し、さらに突出方向先端部分721が保持部71に対して傾斜した状態で各付勢受け部712Aの下方側端縁近傍まで延出する形状を有している。すなわち、各付勢部72は、その弾性力により、先端部分721が第2板状部91の上方側を各付勢受け部712Aに押圧する。
この挿通部73は、接続部712の上方側端縁から光束射出側に突出し、突出方向先端部分731が保持部71(接続部712)に平行して垂下する形状を有している。すなわち、先端部分731が本発明に係る平行面部に相当する。
この挿通部73において、平行面部731の下方側には、図7ないし図9に示すように、光束入射側に突出し、案内孔912に挿通される一対の挿通突起部731Aが形成されている。これら一対の挿通突起部731Aは、挿通部73の表裏を貫通するバーリング孔で構成されている。
以上説明した案内孔912および挿通突起部731Aが本発明に係る調整構造11(図9、図10、以下、第1の調整構造と記載)に相当する。
そして、各付勢部72は、図8に示すように、視野角補償板53に照射される光束の光軸Axに沿う方向から見た場合に、第1の調整構造11を挟んで互いに対向するように配設されている。
図10は、視野角補償板53の姿勢調整を説明するための図である。なお、図10では、説明の便宜上、視野角補償板53の図示を省略している。
図10に示すように、素子保持体7を固定部材6に組み込んだ状態で、例えば、挿通部73の上方側を手や治具により把持し、左右方向に力を加える。そして、素子保持体7は、一対の付勢部72により各付勢受け部712Aが第2板状部91に当接し、第2板状部91からの面外方向の移動が規制されつつ、案内孔912により一対の挿通突起部731Aが案内され、視野角補償板53に照射される光束の光軸Axを中心として回動する。すなわち、視野角補償板53は、素子保持体7とともに光軸Axを中心として回動し、姿勢が調整される。
また、この際、摺動突起部731Cは、第2板状部91の上方側端縁913上を摺動する。すなわち、上方側端縁913は本発明に係る摺動面に相当し、摺動突起部731Cおよび摺動面913は本発明に係る第2の調整構造12(図9、図10)に相当する。
本実施形態では、素子保持体7は、保持部71、付勢部72、および挿通部73を備え、付勢部72により保持部71が第2固定部9に押し付けられた状態で第2固定部9に支持される。そして、挿通部73および第2固定部9に、第1の調整構造11が設けられている。すなわち、第1の調整構造11が付勢部72を除く部位に設けられているため、素子保持体7に力を加えることで付勢部72に力が加わった場合であっても、案内孔912から挿通突起部731Aが抜けることを防止し、案内孔912に挿通突起部731Aが挿通された状態を良好に維持できる。したがって、第2固定部9に対して素子保持体7を回動させる際、案内孔912の延出方向に沿って挿通突起部731Aが良好に案内されることとなり、視野角補償板53を良好に姿勢調整できる。
また、プロジェクタ1は、上述した光学装置5を備えるので、液晶パネル511の明視特性の改善された良好な投影画像を表示できる。
次に、本発明の第2実施形態を図面に基づいて説明する。
以下の説明では、前記第1実施形態と同様の構造および同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明は省略または簡略化する。
本実施形態では、前記第1実施形態に対して、素子保持体7において、付勢部72と挿通部73の形成位置を逆に設定している。また、素子保持体7の形状の変更に伴い、第2固定部9における案内孔912の形成位置も変更している。
その他の構成は、前記第1実施形態と同様のものである。
付勢部72は、図11または図12に示すように、前記第1実施形態における挿通部73の形成位置に設けられている。
より具体的に、付勢部72は、挿通突起部731A、切り欠き731B、および摺動突起部731Cが省略されている点以外の形状は前記第1実施形態における挿通部73と略同様の形状を有している。また、付勢部72は、前記第1実施形態における平行面部731に相当する先端部分721が接続部712に近接するように傾斜した形状を有している。すなわち、付勢部72は、前記第1実施形態と同様に、その弾性力により、先端部分721が第2板状部91の上方側を各付勢受け部712Aに押圧する。
より具体的に、各挿通部73は、前記第1実施形態における各付勢部72と略同様の形状を有している。また、各挿通部73は、前記第1実施形態における先端部分721に相当する平行面部731が接続部712に平行した形状を有している。
これら挿通部73において、平行面部731の下方側には、前記第1実施形態と同様に、挿通突起部731Aがそれぞれ形成されている。
すなわち、各挿通部73は、前記第1実施形態と同様に、第2板状部91の上方側が挿通され、第2板状部91と係合する。
第2固定部9は、前記第1実施形態に対して、図13に示すように、案内孔912が上述した各挿通突起部731Aに対応して2つ設けられた点が異なるのみである。
以上説明した各挿通突起部731Aおよび各案内孔912が本発明に係る第1の調整構造11(図14参照)に相当する。
そして、各第1の調整構造11は、視野角補償板53に照射される光束の光軸Axに沿う方向から見た場合に、付勢部72(各付勢受け部712A)を挟んで互いに対向するように配設されている(図14参照)。
素子保持体7を固定部材6に組み込んだ状態では、図14に示すように、素子保持体7は、付勢部72により各付勢受け部712Aが第2板状部91に当接し、第2板状部91からの面外方向の移動が規制される。そして、例えば、付勢部72の上方側を手や治具により把持し、左右方向に力を加えることで、各案内孔912により各挿通突起部731Aが案内され、前記第1実施形態と同様に回動する。
本実施形態では、2つの第1の調整構造11が付勢部72(各付勢受け部712A)を挟むように配設されているため、第2固定部9に対して素子保持体7を回動させる際、最低限必要とされる1つの付勢部72により第2固定部9に対して素子保持体7を支持させつつ、2つの第1の調整構造11により第2固定部9に対する素子保持体7の係合状態(各案内孔912に対する各挿通突起部731Aの係合状態)を安定なものとすることができる。
前記各実施形態では、本発明に係る光学素子として、視野角補償板53を採用していたが、これに限らず、液晶パネル511の光束射出側に配設されていれば、いずれの光学素子を採用しても構わない。例えば、射出側偏光板54や、位相差板を、本発明に係る光学素子として採用しても構わない。
同様に、前記第1実施形態において、摺動突起部731Cは、挿通部73に設けられていたが、これに限らず、素子保持体7における付勢部72を除く部位であれば、いずれの位置に摺動突起部731Cを設けても構わない。例えば、保持部71に摺動突起部731Cを設けても構わない。
同様に、前記第1実施形態において、摺動面913は第2固定部9に設けられ、摺動突起部731Cは素子保持体7に設けられていたが、これに限らず、摺動面913を素子保持体7に設け、摺動突起部731Cを第2固定部9に設けても構わない。
前記第2実施形態では、第2の調整構造12が省略されていたが、これに限らず、前記第1実施形態と同様に、第2の調整構造12を設けても構わない。
また、前記各実施形態において、各調整構造11,12は、素子保持体7および第2固定部9の上方側に設けられていたが、これに限らず、下方側、左側、あるいは、右側のいずれの位置に設けても構わない。
例えば、光源装置31は、放電発光型の光源装置で構成していたが、これに限らず、レーザダイオード、LED(Light Emitting Diode)、有機EL(Electro Luminescence)素子、シリコン発光素子等の各種固体発光素子を採用してもよい。
また、光源装置31を1つのみ用い色分離光学装置33にて3つの色光に分離していたが、色分離光学装置33を省略し、3つの色光をそれぞれ射出する3つの前記固体発光素子を光源装置として構成してもよい。
さらに、プロジェクタ1は、液晶パネル511を3つ備える三板式のプロジェクタで構成していたが、これに限らず、液晶パネルを2つ備えるプロジェクタや、液晶パネルを4つ以上備えるプロジェクタとして構成しても構わない。
また、本発明に係る光変調装置として、透過型の液晶パネル511を採用していたが、これに限らず、反射型の液晶パネルを採用してもよい。
さらに、フロント投射型のプロジェクタの例のみを挙げたが、本発明は、スクリーンを備え、該スクリーンの裏面側から投射を行うリアタイプのプロジェクタにも適用可能である。
Claims (6)
- 複数の色光を色光毎に画像情報に応じて変調する複数の光変調装置と、前記各光変調装置に対向する複数の光束入射側端面を有し前記各光変調装置で変調された各色光を合成して画像光を形成する色合成光学装置とを備えた光学装置であって、
前記光変調装置の光束射出側に配設される光学素子と、前記光変調装置および前記光束入射側端面の間に介在され前記光学素子を保持する素子保持体と、前記光変調装置および前記素子保持体を支持し前記光束入射側端面に固定する固定部材とを備え、
前記素子保持体は、
前記光学素子を保持するとともに、前記固定部材に対向して配設される板状の保持部と、
前記保持部の外縁に接続し、前記保持部との間で前記固定部材を挟持して前記固定部材を前記保持部に向けて付勢する付勢部とを備え、
前記素子保持体における前記付勢部を除く部位、および前記固定部材には、
前記光学素子に入射する光束の光軸を中心として円弧状に延びる案内孔、および前記案内孔に挿通される挿通突起部を備え、前記案内孔の延出方向に沿って前記挿通突起部が案内されることで前記固定部材に対して前記素子保持体の姿勢を調整する調整構造が設けられている
ことを特徴とする光学装置。 - 請求項1に記載の光学装置において、
前記素子保持体は、
前記保持部の外縁に接続し、前記保持部に平行する平行面部を有し、前記平行面部と前記保持部との間に前記固定部材が挿通される挿通部を備え、
前記平行面部には、前記案内孔または前記挿通突起部が設けられている
ことを特徴とする光学装置。 - 請求項1または請求項2に記載の光学装置において、
前記付勢部は、前記光軸に沿う方向から見て、前記調整構造を挟んで互いに対向する位置にそれぞれ設けられている
ことを特徴とする光学装置。 - 請求項1または請求項2に記載の光学装置において、
前記調整構造は、前記光軸に沿う方向から見て、前記付勢部を挟んで互いに対向する位置にそれぞれ設けられている
ことを特徴とする光学装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の光学装置において、
前記素子保持体における前記付勢部を除く部位、および前記固定部材には、
前記案内孔に平行して延びる摺動面、および前記摺動面に沿って摺動する摺動突起部を備える第2の調整構造が設けられている
ことを特徴とする光学装置。 - 光源装置と、請求項1から請求項5のいずれかに記載の光学装置と、前記光学装置にて形成された画像光を拡大投射する投射光学装置とを備えることを特徴とするプロジェクタ。
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