JP5109952B2 - ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents
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Description
これにより、ユーザが危険な場所の方向に移動しているときは、上記特定された領域が、より確実に認識されることになるので、ユーザは事前の対策を立てることができる。
これにより、ユーザが危険な場所の方向に移動しているときは、特定波長画像の色の変化及び変形度合いにより、上記特定された領域が、より確実に認識されることになるので、ユーザは事前の対策を立てることができる。
これにより、ユーザが速く移動するほど前記特定波長画像が大きく変形するので、上記特定された領域が、より確実に認識され、ユーザは事前の対策を立てることができる。
これにより、色変化画像に対し、種々の変形処理(例えば、縦方向及び横方向に同じ割合で拡大する拡大処理、縦方向のみの拡大処理、横方向のみの拡大処理、魚眼レンズを用いて見た画像のような変形処理)を適用することができる。
これにより、色変化画像に対する変形度合いを、テーブルを参照することによって決定することができる。
また、ヘッドマウントディスプレイ1は、ユーザの視野領域の一部のみに表示画像を投影するため、ユーザは、その部分以外の視野領域で外界を視認することができる。すなわち、ヘッドマウントディスプレイ1は、外界が視認可能な状態でユーザに装着される。
また、本実施形態では、ヘッドマウントディスプレイ1と加速度センサ2とを別個の構成としているが、加速度センサ2を、ヘッドマウントディスプレイ1の構成要素として実現してもよい。
次に、ヘッドマウントディスプレイ1の電気的構成について説明する。図3は、ヘッドマウントディスプレイ1の電気的構成を示すブロック図である。
CPU101は、ヘッドマウントディスプレイ1全体を制御し、本実施形態を実現するために必要な各種プログラムの実行及び画像処理を行う。
また、赤外線カメラ13で撮像された赤外線画像は、後述する外部接続モジュール151及び外部接続制御回路152を介して、外部に出力することができる。
なお、外部接続モジュール161と外部機器との接続は、有線/無線のいずれでもよい。
次に、出射装置11の電気的及び光学的構成について説明する。図4は、出射装置11の電気的及び光学的構成のブロック図である。
画像光生成部20は、ビデオRAM110からの画像信号に基いて制御信号22a〜22cを出力する信号処理回路21と、各制御信号に基いてR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の各画像光を出力する光源部30と、各画像光を1つの画像光に結合する光結合部40を備えている。
なお、信号74及び信号84を信号処理回路21に出力するように構成し、信号処理回路21が、信号74及び信号84に基いて水平駆動信号23及び垂直駆動信号24を決定するように構成してもよい。すなわち、共振型偏向素子71及び偏向素子81の状態を、信号処理回路21によってフィードバック制御してもよい。
次に、表示制御処理について説明する。表示制御処理は、所定の周期ごとにCPU101によって繰り返し実行される。例えば、赤外線カメラ13のフレームレートで繰り返し実行することができる。表示制御処理が実行されることにより、ヘッドマウントディスプレイ1を装着しているユーザの視野領域の一部に所定の画像(後述の変形画像)が投影される。
まず、S11において、RAM103の第1画像エリアに記憶されている赤外線画像の所定のピクセルを、処理対象のピクセルとして選択する。
S12において、S11で選択したピクセルの画素値が所定値(例えば、70℃)以上の温度を示しているか否かを判断する。
全てのピクセルに対して処理は行っていない(すなわち、処理を行っていないピクセルが残っている)と判断した場合は(S14:NO)、S11に戻る。一方、全てのピクセルに対して処理を行ったと判断した場合は(S14:YES)、色変化画像の作成が終了したので、S15に移行する。なお、色変化画像は、RAM103の第1画像エリアに記憶されている。
S15において、画像変形処理(図6)を実行する。
S21において、加速度情報を取得する。このとき、RAM103の加速度情報エリアが参照される。
S22において、取得した加速度情報に基いて速度を算出する。すなわち、ヘッドマウントディスプレイ1を装着しているユーザの移動速度を取得する。なお、加速度から速度を算出するための方法は公知であるので、説明を省略する。
以下、色変化画像の変形方法について詳細に説明する。本実施形態では、ヘッドマウントディスプレイ1を装着しているユーザの移動速度に応じて、色変化画像を変形する。具体的には、ユーザの移動速度に基いて変形度合いを決定し、決定した変形度合いで色変化画像を変形する。以下、変形された色変化画像を「変形画像」という。また、変形画像は、RAM103の第2画像エリアに記憶される。
なお、ユーザが停止しているときには、画像変形処理のS23で色変化画像301に対し変形処理が施されないため、変形画像302と色変化画像301とは同じ画像になる。
なお、ユーザが停止しているときには、S23で色変化画像301に対し変形処理が施されないため、変形画像305と色変化画像301とは同じ画像になる。
図11は、制御テーブルの内容の一例を示している。図11に示すように、速度レベルごとに、変形度合いが定義されている。図11に示すように、速度レベルが大きくなる(移動速度が増大する)につれて、変形度合いが増大するように定義されている。
M=ap(ただし、aは定数、a>1) ・・・ (式1)
なお、図11では、a=1.6である。
M=(p+1)a(ただし、aは定数、例えば、a=1.01) ・・・ (式2)
すなわち、変形度合いを、速度レベルpに定数「1」を加算した値を底、定数aを指数とする関数で定義してもよい。
S24において、S23で生成した変形画像を、ビデオRAM110に出力する。これにより、変形画像がユーザの網膜に投影される。
また、図12及び図13に示すように、変形画像が表示されていない視野領域では、図7と同じ外界の様子を視認可能である。
これにより、ユーザが危険な場所の方向に移動しているときは、上記特定された領域が、より確実に認識されることになるので、ユーザは事前の対策を立てることができる。
また、上述したヘッドマウントディスプレイに係る方法、該方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、該プログラムを記録した記録媒体等としても本発明は実現可能である。
また、ユーザが変形度合いに関するパラメータを入力できるように構成してもよい。さらに、ユーザが変形画像の表示位置を設定できるように構成してもよい。
また、変形度合いの決定において、上述した制御テーブルではなく、上述した(式1)または(式2)自体を定義しておき、算出した速度レベルを定義された式に代入することにより、変形度合いを決定するように構成してもよい。
2 加速度センサ
11 出射装置
13 赤外線カメラ
101 CPU
102 フラッシュメモリ
103 RAM
110 ビデオRAM
301 色変化画像
302〜307 変形画像
Claims (5)
- 外界が視認可能な状態でユーザの網膜に画像を投影する表示手段を有するヘッドマウントディスプレイにおいて、
前記ヘッドマウントディスプレイを装着したユーザの視野領域の少なくとも一部を特定波長で撮像する特定波長撮像手段と、
前記特定波長撮像手段によって取得された特定波長画像中の危険度が高い領域を特定する領域特定手段と、
前記ヘッドマウントディスプレイを装着したユーザの移動速度を取得する移動速度取得手段と、
前記特定した領域と前記取得した移動速度とに基いて、前記特定波長画像を変形した変形画像を作成する変形画像作成手段と、
を有し、
前記表示手段は、前記変形画像を前記ユーザの網膜に投影する、
ことを特徴とするヘッドマウントディスプレイ。 - 前記変形画像作成手段は、
前記特定波長画像に対し前記特定した領域の色を変化させた色変化画像を作成し、
前記取得した移動速度に基いて、変形度合いを決定し、
前記色変化画像を前記変形度合いで変形することにより前記変形画像を作成する、
ことを特徴とする請求項1のヘッドマウントディスプレイ。 - 前記変形画像作成手段は、前記変形度合いを、前記取得した移動速度が増大するにつれて指数関数的に増大するように決定する、
ことを特徴とする請求項2のヘッドマウントディスプレイ。 - 前記変形画像作成手段は、前記色変化画像を所定の方向に前記変形度合いで変形することにより前記変形画像を作成する、
ことを特徴とする請求項2または請求項3のヘッドマウントディスプレイ。 - 移動速度と変形度合いとの対応関係を定義したテーブル、をさらに有し、
前記変形画像作成手段は、前記テーブルを用いて前記変形度合いを決定する、
ことを特徴とする請求項2ないし請求項4いずれかのヘッドマウントディスプレイ。
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