JP2009268778A - 画像表示装置、画像表示方法、プログラムおよび集積回路 - Google Patents
画像表示装置、画像表示方法、プログラムおよび集積回路 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009268778A JP2009268778A JP2008123087A JP2008123087A JP2009268778A JP 2009268778 A JP2009268778 A JP 2009268778A JP 2008123087 A JP2008123087 A JP 2008123087A JP 2008123087 A JP2008123087 A JP 2008123087A JP 2009268778 A JP2009268778 A JP 2009268778A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- user
- reaction
- information
- inspection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Eye Examination Apparatus (AREA)
Abstract
【課題】ユーザの両眼に対して表示を行うHMD(ヘッドマウントディスプレイ)等の表示装置では、視野の異常などに気付きにくい。
【解決手段】左右の眼のどちらかに対して視野の異常を検査するための検査情報を表示し、検査情報に対するユーザの反応履歴から視野の異常を判定する。
【選択図】図4
【解決手段】左右の眼のどちらかに対して視野の異常を検査するための検査情報を表示し、検査情報に対するユーザの反応履歴から視野の異常を判定する。
【選択図】図4
Description
本発明は、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)等の表示装置に関するものである。
従来、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)等の表示装置において、レーザ光を2次元走査して、眼の網膜に直描する方式(以下、レーザ走査方式、と記す)がある。(例えば、特許文献1参照)。レーザ走査方式の表示装置は、網膜走査ディスプレイ、網膜照射ディスプレイ、網膜直描ディスプレイ、レーザ走査ディスプレイ、直視型表示装置、RSD(Retinal Scanning Display:網膜走査ディスプレイ)、VRD(Virtual Retinal Display:仮想網膜ディスプレイ)、などとも呼ばれている。
図1に眼鏡型のHMDの構造の例を示す。図1では眼鏡フレームにレーザ光を発光する光源101、110、およびレーザ光の波面を制御する波面形状変更手段102、109、レーザ光を二次元方向に走査する走査手段103、108を搭載している。レーザ光は、走査手段によって眼鏡レンズに向かって投影され、眼鏡レンズの表面に備えられた偏向手段104、107によって、反射され、ユーザの眼に入射し、網膜上に画像を形成する。ここで偏向手段104、107にはハーフミラーやホログラム光学素子(HOE:Hologram Optical Element)などが用いられ、ユーザは外の景色と、レーザによって描かれる画像の両方を同時に視聴することが可能になる。また走査手段103、108には、一枚の単板ミラーを一軸、もしくは二軸方向に振動させることでレーザ光を二次元方向に走査するミラーデバイスなどが用いられる。
また従来から存在するマイクロディスプレイ型のHMDでは、レーザ光源ではなく、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどのマイクロディスプレイを光源として用い、マイクロディスプレイからの光を偏向手段によってユーザの眼に導く構成が用いられている。また図1のように左右の眼にそれぞれ表示部分を備えるHMDを本明細書では、以後、両眼HMDと記す。
通常、両眼HMDで左右の眼に映像を表示する場合、人間が左右の眼で捉える映像の間には融像効果が働く。融像効果とは、ユーザが左右の眼のそれぞれでみた映像が、一つに合成されてユーザに認識される現象である。図3に融像効果の例を示す。301はユーザの左眼に対して表示される画像、302はユーザの右眼に対して表示される画像である。左右の眼に対してこのような画像が提示されたとき、人間の脳は左右の画像を一つに合成して認識するため、ユーザは301と302の画像が合成された画像303を、表示されている画像として認識する。
緑内障・加齢黄斑変性症などの病気によって、ユーザの右眼の視野に欠損が生じている場合、本来、ユーザの右眼が捉える画像は302に示すように画面の一部が欠けたものになる。しかしながら前述した両目の融像効果により、右眼で見えていない部分が存在しても、左眼が正常ならば、人間の脳は欠損がない映像303を認識してしまう。このことは視野の異常を補う効果がある反面、視野の異常の早期発見を妨げている原因となる。
従来、このような視野欠損を発見するためには、視野検査装置などが用いられる(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−301055号公報
特開2003−000542号公報
両眼HMDによって左右の眼に同じ映像を表示する場合、片方の眼の視野に異常があるユーザであっても両眼の融像効果によってユーザが自身の視野の欠損部分に気付かず、目の病気が進行する、といった課題が生じる。
また従来の視野検査装置による視野異常の検査は、視野中央に視線を固定した状態で行われるためユーザに眼球の固定を強いることになり、ユーザに対する負担が大きく、また日常的に使用することは困難である。
本発明は前記課題を解決するもので、ユーザが日常的に使用する眼鏡型HMDに目の健康を検査する機能を備えることで、視野検査におけるユーザの負担を軽減し、視野欠損などの病状の自覚を促すことを図ることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の画像表示装置は、ユーザの両眼に画像を表示する装置であって、眼の異常を検査するための検査情報をユーザの左右の眼のいずれかに対して表示する検査情報表示手段と、検査情報に対するユーザの反応を検知する反応検知手段と、前記反応検知手段の検知結果を反応履歴として管理する反応履歴管理手段と、前記反応履歴管理手段が管理する反応履歴から、ユーザに表示する検査情報の表示内容、表示サイズ、表示時間、表示位置の少なくとも一つを決定する検査方法制御手段とを備えることを特徴とする。
本構成によって、両眼の融像効果の影響を受けることなくユーザの視野の欠損を早期に発見することが可能になる。
また、本発明の反応履歴管理手段が保持する反応履歴は、ユーザに表示した検査情報の表示位置、表示内容、表示サイズ、表示時間および表示情報に対するユーザの反応の有無に関する情報を備え、前記検査方法制御手段は、前記反応履歴においてユーザの反応が無かった表示位置に検査情報を表示する際には、前記反応履歴から過去にその表示位置に表示された検査情報の表示サイズおよび表示時間の少なくとも一方を取得し、新たに表示する検査情報の表示サイズおよび表示時間の少なくとも一方を、過去の検査情報の表示サイズおよび表示時間より大きくすることを特徴とする特徴とする。
本構成によって、ユーザの反応が無かった場所に対する情報の表示を段階的に大きくすることができ、ユーザの視野欠損の度合いを測ることが可能になる。
また、本発明の反応履歴管理手段が保持する反応履歴は、ユーザに表示した検査情報の表示位置、表示内容、表示サイズ、表示時間および表示情報に対するユーザの反応の有無に関する情報を備え、前記検査方法制御手段は、前記反応履歴においてユーザの反応が有った表示位置に検査情報を表示する際には、前記反応履歴から過去にその表示位置に表示された検査情報の表示サイズおよび表示時間の少なくとも一方を取得し、新たに表示する検査情報の表示サイズおよび表示時間の少なくとも一方を、過去の検査情報の表示サイズおよび表示時間より小さくすることを特徴とする特徴とする。
本構成によって、ユーザの反応があった場所に対する情報の表示を段階的に小さくすることが可能になり、ユーザの視野の欠損をより詳細に判定することが可能になる。
また本発明の検査方法制御手段は、前記反応履歴管理手段が保持する反応履歴中に、ユーザが反応を示さなかった無反応箇所がある場合、検査情報の表示を新たに行う際には無反応箇所の近傍を表示位置として決定することを特徴とする。
本構成によって、視野欠損の疑いがある箇所の視野を重点的に検査することが可能になる。
また本発明の画像表示装置は、ユーザの視線を検出する視線検出手段を備え、前記検査方法制御手段は、検査情報の表示を新たに行う際には前記視線検出手段で検出されたユーザの視線位置から一定距離はなれた場所を表示位置として決定することを特徴とする。
本構成によって、ユーザに視線の移動を促すことなく周辺視野部分の視野欠損を検査することが可能になる。
また本発明の画像表示装置はユーザの視線を検出する視線検出手段を備え、前記反応検知手段は、前記視線検出手段で検出されたユーザの視線位置の動きから、検査情報に対してユーザが反応を行ったかどうかを判断することを特徴とする。
本構成によって、検査情報に対する反応を自動的に取得することが可能になる。
ユーザが日常的に使用する眼鏡型HMDに目の異常を検査する機能を備えることで、視野欠損などの病状の自覚を促すことを図ることが可能になる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に、本発明の実施の形態1における、メガネ形のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)の構成図(平面図と側面図)を示す。図2は、図1の一部の詳細図である。
図1に、本発明の実施の形態1における、メガネ形のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)の構成図(平面図と側面図)を示す。図2は、図1の一部の詳細図である。
図1、図2の構成図において、各構成要素とその関係を記す。
光源101、110は、ビームを出力する。出力するビームは、図2に示すように、赤色レーザ光源211と青色レーザ光源212と緑色レーザ光源213および赤外線レーザ光源215から出力される各レーザ光を合波したレーザ光とし、各色レーザ光源からの出力を適切に変調することで、任意の色のレーザ光を出力できる。さらに、後述する波面形状変更手段や走査手段と連動させて変調することで、ユーザの眼の網膜上に映像を表示できる。
なお、図2では211は赤色の半導体レーザ光源、212は青色の半導体レーザ光源とし、213は赤外線の半導体レーザ光源と、赤外線を緑色に変換するSHG(Second−Harmonic Generation:第2次高調波発生)素子の組合せとして図示してある。また215は213の緑色レーザの生成に用いる赤外線の半導体レーザを途中で分配して利用している。この構成を利用することで赤外線レーザと緑レーザの生成に同一の半導体レーザ光源を用いることができるため部品数およびコストを削減することが可能になる。なお213は緑色の半導体レーザ光源でもよいし、その場合、215は独自の半導体レーザ光源を保持してもよい。また各光源が固体レーザ、液体レーザ、ガスレーザ、発光ダイオードでもよい。
なお、図2では各レーザ光源でレーザ光の変調を行っているが、レーザ光源から出力された光を変調する手段を、レーザ光源と組み合わせて用いることで、レーザ光を変調してもよい。
光源101、110は、図2の214の光検出手段を含む。光検出手段は、ユーザの眼の網膜からの反射光を検出することで、ユーザの網膜上のビームスポット径を検出する。
なお光検出手段214は、CCDカメラなどの撮像素子であってもよい。この場合、網膜からの反射光によって、網膜像を生成し、そこに写されているビームスポットの大きさからビームスポット径を検出してもよい。
波面形状変更手段102、109は、前記光源101、110からのビームの波面形状をそれぞれ変化させて、後述の偏向手段104、107で偏向されたビームのスポットサイズを所定の範囲内となるようにする。以後、ビームの「スポットサイズ」とは、ユーザの眼の網膜でのスポットサイズとして扱う。
「波面形状」とはビーム波面の3次元形状であり、平面、球面、非球面の形状を含む。
図2では201の焦点距離水平成分変更手段と、202の焦点距離垂直成分変更手段とを光路に直列に配置しており、これによって、波面形状の水平方向の曲率と垂直方向の曲率とを独立して変更できる。焦点距離水平成分変更手段201はシリンドリカルレンズとミラーとの距離を変更することで水平方向の曲率を変更している。焦点距離垂直成分変更手段202は焦点距離水平成分変更手段201のシリンドリカルレンズに対して垂直に配置したシリンドリカルレンズを用いることで、垂直方向の曲率を変更している。また、焦点距離水平成分変更手段201、焦点距離垂直成分変更手段202ともに、曲率の変更に伴い、ビームの直径も変更している。
なお、水平方向の曲率を垂直方向よりも大きく変化させると、水平方向の変化に、より大きく対応できるので、画面の水平視野角を垂直視野角より大きくしたい場合や、側頭部に走査手段(後述)があるHMDのように、走査手段から偏向手段(後述)へのビームの水平入射角が垂直入射角よりも大きい場合に、特に有効となる。
なお図2では、波面形状を表す項目のなかで、水平方向の曲率と垂直方向の曲率とそれぞれの直径という波面形状の一部のみを変更しているが、他の項目として波面内での曲率の分布や、波面端の形状やサイズなどを変更する手段があってもよい。
なお、図2の波面形状変更手段では、シリンドリカルレンズとミラーを用いて波面形状を変更するが、他の手段として、液晶レンズや、液体レンズ等の可変形状レンズや、回折素子や、EO素子(電気−光変換素子)などを用いてもよい。
走査手段103、108は、それぞれ前記波面形状変更手段102、109からのビームを2次元走査する。走査手段は角度を2次元的に変更できる単板小型ミラーで、MEMS(Micro−Electro−Mechanical−System)マイクロミラーである。
なお、走査手段は水平走査用と垂直走査用のように2種以上の走査手段の組合せで実現してもよい。
偏向手段104、107は、前記走査手段103、108で走査されたビームの向きをそれぞれユーザの眼に向かう方向へ変更する。104、107の偏向手段では、メガネのレンズの内側(眼の側)に、例えばフォトポリマー層が形成され、フォトポリマー層にはリップマン体積ホログラムが形成されて、走査手段からのビームがユーザの眼の瞳孔に回折・集光されるように製作されている。フォトポリマー層には赤色、緑色、青色、それぞれの光源からの光を反射する3つのホログラムを多重に形成してもよいし、それぞれの色の光に対応した3層のホログラムを積層してもよい。また、ホログラムの波長選択性を用いることで、光源波長の光のみが回折し、外界からの光のほとんどを占める光源波長以外の波長の光は回折の影響を受けないように製作することで、透過型のディスプレイとできる。またホログラムの波長選択性を利用して可視光線ビームと赤外線ビームで偏向手段の反射性能を異なるようにしてもよい。可視光線はユーザの瞳に入射し網膜上で集光するようにホログラムの作成を行い、赤外線は瞳ではなく上瞼および下瞼に照射されるようにホログラムの作成を行うことで、映像を視聴しながら赤外線によるマイボーム腺の刺激を行うことが可能になる。
なお、偏向手段はホログラムなどの回折素子による偏向に限定されず、凹面鏡などのミラーや、凸レンズなどのレンズでもよい。また偏向手段は、反射型スクリーンや透過型スクリーンのように、スクリーンにビームが当たって発散する結果、スクリーンからの発散光の一部がユーザの眼の方向へ変更される方式も含む。
制御手段105、111は、HMD各部を制御する集積回路を備える。各レーザの出力および、波面形状変更手段、走査手段の動作が制御手段105、111によって行われる。
図5に本実施の形態における制御手段105の機能ブロック図を示す。図5の各機能ブロック501から505については、後述する。
なお、制御手段は、携帯電話等の周辺機器と無線接続して映像音声信号を受信する通信手段を備えてもよい。画像制御手段1804は、ユーザに提示すべき画像を格納したメモリを備えていてもよいし、もしくは無線によって外部機器からユーザに提示すべき画像を取得しても良い。
なお、制御手段105、111はひとつであってもよく、制御手段105もしくは111が左右の眼に対応するレーザ光源、波面形状変更手段、走査手段、ヘッドホンの動作を制御してもよい。
ヘッドホン部106、112は、スピーカーを備え、音声を出力する。
なお、ヘッドホン部には、HMD各部へ電源供給するバッテリーを備えてもよい。
なお、図1における各手段や各部は、1台のHMDに内蔵されていてもよいし、内蔵されていなくてもよい。例えば、図1各部の全てが、1台のHMDに含まれていてもよいし、ヘッドホン部がなくてもよい。また、各部が分散配置していてもよい。例えば、制御手段が走査手段や波面形状手段に一部含まれていてもよい。複数の機器で図1の各部を共有してもよい。例えば、レーザ光源を2つのHMDで共有してもよい。
以下に、図1のビーム走査型表示装置において、検査情報を表示することで、ユーザの視力、視野の異常を検査する処理の例を示す。
図4に本実施の形態における検査情報の表示の例を示す。401は図1のHMDの左眼部分に表示する画像であり、402はHMDの右眼部分に表示する画像である。この例においては検査情報403が右眼に対してのみ表示されている。このような表示がなされた場合、ユーザが検査情報403に対して何の反応も示さなかった場合、検査情報403が表示されている右眼の視野に異常がある可能性がある。本発明の画像表示装置は、検査情報403の表示位置や表示サイズ、表示時間を変えながら、検査情報403に対するユーザの反応履歴を蓄積し、ユーザの左右の眼の視野に検査情報403に反応しない部分がないかどうかを判定する。なお図4の例では右目に検査情報が表示されているが、検査情報は左右の眼のどちらに表示しても良い。
本実施の形態においては検査情報による視野の異常の検査は図6に示すステップ601〜606を実行することよって行われる。
(ステップ601 表示位置の決定)
本ステップでは、検査方法制御手段502が、検査情報を表示する位置を決定する。本実施の形態では検査方法制御手段502は検査情報の表示位置Xを決定する本ステップにおいて、図7に示すステップ701〜704の処理を実行する。
本ステップでは、検査方法制御手段502が、検査情報を表示する位置を決定する。本実施の形態では検査方法制御手段502は検査情報の表示位置Xを決定する本ステップにおいて、図7に示すステップ701〜704の処理を実行する。
(ステップ701 無反応箇所の判定)
まず検査方法制御手段502は、反応履歴管理手段501から過去ユーザが検査情報に対してどのような反応を行ったかを示す反応履歴を取得する。図8に本実施の形態における反応履歴の例を示す。この例では、検査情報が左右の眼のどちらに表示されたかに関する情報、表示された検査情報の内容、表示位置、表示時刻およびその検査情報に対するユーザの反応の有無が反応履歴として記録されている。なお本実施の形態においては、過去に検査情報が表示された際にユーザが反応を示さなかった表示位置を無反応箇所、ユーザが反応を示した表示位置を反応箇所と記す。
まず検査方法制御手段502は、反応履歴管理手段501から過去ユーザが検査情報に対してどのような反応を行ったかを示す反応履歴を取得する。図8に本実施の形態における反応履歴の例を示す。この例では、検査情報が左右の眼のどちらに表示されたかに関する情報、表示された検査情報の内容、表示位置、表示時刻およびその検査情報に対するユーザの反応の有無が反応履歴として記録されている。なお本実施の形態においては、過去に検査情報が表示された際にユーザが反応を示さなかった表示位置を無反応箇所、ユーザが反応を示した表示位置を反応箇所と記す。
検査方法制御手段502は、取得した反応履歴から無反応箇所があるかどうかを検査する。無反応箇所が存在する場合は、検査方法制御手段502はステップ702の処理を実行する。また、無反応箇所が無い場合には検査方法制御手段502はステップ703の処理を実行する。
(ステップ702 前回の無反応箇所への表示からの経過時間の判定)
検査方法制御手段502は、反応履歴管理手段501から取得した反応履歴に存在する無反応箇所の内、もっとも過去に行われた表示の表示時刻Aを取得する。このとき、現在時刻が表示時刻Aから一定時間Bが経過している場合、検査方法制御手段502は、ステップ704の処理を行う。また、現在時刻が表示時刻Aから一定時間Bを経過していない場合、ステップ703の処理を行う。
検査方法制御手段502は、反応履歴管理手段501から取得した反応履歴に存在する無反応箇所の内、もっとも過去に行われた表示の表示時刻Aを取得する。このとき、現在時刻が表示時刻Aから一定時間Bが経過している場合、検査方法制御手段502は、ステップ704の処理を行う。また、現在時刻が表示時刻Aから一定時間Bを経過していない場合、ステップ703の処理を行う。
なお一定時刻Bの値は、検査方法制御手段502内の記録媒体に予め記録されている値を用いても良いし、HMDを利用するユーザが入力インターフェースを用いて入力した値を使用しても良い。
(ステップ703 新規表示位置の決定)
検査方法制御手段502は、反応履歴管理手段501から取得した反応履歴の中から過去に情報が表示された位置に関する情報を取得し、過去に情報が表示されていない位置を検査情報の表示位置Xとして決定する。
検査方法制御手段502は、反応履歴管理手段501から取得した反応履歴の中から過去に情報が表示された位置に関する情報を取得し、過去に情報が表示されていない位置を検査情報の表示位置Xとして決定する。
なお表示位置Xの決定に際しては、まず左右の眼のどちらに表示するかをランダムに決定してから、表示位置の座標をランダムに生成して、過去の表示位置と一致しないものを選択しても良いし、過去に表示された表示位置の中間の位置を表示位置Xとして決定しても良い。また反応履歴中に無反応箇所が存在する場合は、無反応箇所の近傍点を表示位置Xとして決定しても良い。この時、無反応箇所からの距離はランダムに決定しても良いし、検査方法制御手段502内の記録媒体内に記憶されている一定値を用いても良い。
また光検出手段214の出力結果から、ユーザの現在の視線位置を検出し、ユーザの視線の位置から一定値はなれた場所を表示位置Xとして決定しても良い。この時、ユーザの視線位置からの距離はランダムに決定しても良いし、検査方法制御手段502内の記録媒体内に記憶されている一定値を用いても良い。また入力インターフェースを介してユーザが入力した値を用いても良い。
また、全ての表示位置に既に検査情報が表示されている場合には、もっとも古い時刻に表示された表示位置を表示位置Xとして選択しても良いし、表示座標をランダムに決定してその値を表示位置Xとして使用しても良い。また反応履歴の中から最も過去に表示された位置を表示位置Xとして使用しても良い。
(ステップ704 無反応箇所への再表示)
検査方法制御手段502は、反応履歴管理手段501から取得した反応履歴の中から、ユーザが反応を示さなかった無反応箇所の内、もっとも過去に行われた表示の表示位置を表示位置Xとして決定する。
検査方法制御手段502は、反応履歴管理手段501から取得した反応履歴の中から、ユーザが反応を示さなかった無反応箇所の内、もっとも過去に行われた表示の表示位置を表示位置Xとして決定する。
検査方法制御手段502は、上記ステップ701〜704を実行して表示位置Xを決定すると、ステップ602の処理を行う。
(ステップ602 検査情報の決定)
本ステップでは、検査方法制御手段502が、表示する検査情報Yを決定する。検査方法制御手段502は、検査情報管理手段503からユーザに表示可能な検査情報のリストを取得する。図9に本実施の形態において検査情報管理手段503が保持する検査情報リストの例を示す。この例では、各検査情報について、名称、表示に必要な時間、情報のサイズおよび視認性に関する情報が示されている。ここで視認性とはその情報の見易さを示す指標であり、色彩が明るいなどユーザにとって見やすい情報ほど大きい値が与えられる。なお各検査情報の視認性は、情報の作成者がメタデータとして予め作成しておいても良いし、検査情報管理手段503が情報の内容・大きさ・色情報から自動的に計算しても良い。またユーザが入力インターフェースから、各検査情報の自身にとっての視認性を入力しても良い。
本ステップでは、検査方法制御手段502が、表示する検査情報Yを決定する。検査方法制御手段502は、検査情報管理手段503からユーザに表示可能な検査情報のリストを取得する。図9に本実施の形態において検査情報管理手段503が保持する検査情報リストの例を示す。この例では、各検査情報について、名称、表示に必要な時間、情報のサイズおよび視認性に関する情報が示されている。ここで視認性とはその情報の見易さを示す指標であり、色彩が明るいなどユーザにとって見やすい情報ほど大きい値が与えられる。なお各検査情報の視認性は、情報の作成者がメタデータとして予め作成しておいても良いし、検査情報管理手段503が情報の内容・大きさ・色情報から自動的に計算しても良い。またユーザが入力インターフェースから、各検査情報の自身にとっての視認性を入力しても良い。
検査方法制御手段502は、検査情報管理手段503から取得したリストの中からユーザに表示する検査情報Yを選択する。なお検査情報の選択はリストからランダムに選択しても良い。また前記ステップ601において決定した表示位置Xが、過去にユーザが反応しなかった無反応箇所である場合には、最も高い視認性を持つ情報を検査情報Yとして選択する方法を用いても良い。
検査方法制御手段502は、検査情報Yを決定すると、ステップ603を実行する。
(ステップ603 表示方法の決定)
本ステップでは、検査方法制御手段502が、前記ステップ601で決定した表示位置Xに、前ステップ602で選択した検査情報Yを表示する際の表示方法を決定する。本実施の形態においては、検査方法制御手段502は、検査情報Yの表示サイズαおよび表示時間βを決定する。
本ステップでは、検査方法制御手段502が、前記ステップ601で決定した表示位置Xに、前ステップ602で選択した検査情報Yを表示する際の表示方法を決定する。本実施の形態においては、検査方法制御手段502は、検査情報Yの表示サイズαおよび表示時間βを決定する。
無反応箇所に表示する場合。
表示位置Xが無反応箇所である場合、検査方法制御手段502は、反応履歴管理手段501が保持する反応履歴から、過去に表示位置Xに対して検査情報Yが表示されたことがあるかどうかを判定する。反応履歴において表示位置Xに対して検査情報Yが表示された履歴がある場合、検査方法制御手段502は、反応履歴の中から表示位置Xに検査情報Yが表示された際の表示サイズα0および表示時間β0を取得する。反応履歴の中に、表示位置Xに検査情報Yが表示された履歴が複数存在する場合には、最も新しく表示された検査情報の表示サイズα0および表示時間β0の情報を取得する。
検査方法制御手段502は、α0およびβ0の値を取得した後、検査情報Yの表示サイズαをα0のα1倍とし、表示時間βをβ0のβ1倍として決定する。ここでα1およびβ1は1より大きい値であり、ユーザの視野が欠損していないかどうかの判断を行うために、前回ユーザが反応しなかった箇所に、前回よりも大きい情報を長時間表示する。
なおα1、β1の値は、検査方法制御手段502内の記録媒体に予め記録されている値を用いても良いし、HMDを利用するユーザが入力インターフェースを用いて入力した値を使用しても良い。
また過去に表示位置Xに対して検査情報Yが表示されたことが無い場合、検査方法制御手段502は、検査情報管理手段503が保持する検査情報Yの表示サイズおよび表示時間を、表示サイズαおよび表示時間βとして使用する。
反応箇所に表示する場合。
表示位置Xが反応箇所である場合、検査方法制御手段502は、反応履歴管理手段501が保持する反応履歴から、過去に表示位置Xに検査情報Yが表示されたことがあるかどうかを判定する。反応履歴において表示位置Xに検査情報Yが表示された履歴がある場合、検査方法制御手段502は、反応履歴の中から表示位置Xに検査情報Yが表示された際の表示サイズα0および表示時間β0を取得する。反応履歴の中に、表示位置Xに対して検査情報Yが表示された履歴が複数存在する場合には、最も新しく表示された検査情報の表示サイズα0および表示時間β0の情報を取得する。
検査方法制御手段502は、α0およびβ0の値を取得した後、検査情報Yの表示サイズαをα0のα2倍とし、表示時間βをβ0のβ2倍として決定する。ここでα2およびβ2は1より小さい値であり、ユーザの視野が欠損していないかどうかの判断を行うために、前回ユーザが反応した箇所に、前回よりも小さい情報を短時間表示する。
なおα2、β2の値は、検査方法制御手段502内の記録媒体に予め記録されている値を用いても良いし、HMDを利用するユーザが入力インターフェースを用いて入力した値を使用しても良い。
また過去に表示位置Xに対して検査情報Yが表示されたことが無い場合、検査方法制御手段502は、検査情報管理手段503が保持する検査情報Yの表示サイズおよび表示時間を、表示サイズαおよび表示時間βとして使用する。
・表示位置Xに該当する反応履歴が無い場合。
過去、表示位置Xに対して検査情報の表示が行われたことが無い場合、検査方法制御手段502は、検査情報管理手段503が保持する検査情報Yの表示サイズおよび表示時間を、表示サイズαおよび表示時間βとして使用する。
なお検査方法制御手段502は、検査情報管理手段503が保持する検査情報の表示サイズおよび表示時間にかかわらず、一定の表示サイズおよび表示時間で検査情報を表示する方法を用いても良い。この時の表示サイズおよび表示時間は、検査方法制御手段502内の記録媒体に予め記録されている値を用いても良いし、HMDを利用するユーザが入力インターフェースを用いて入力した値を使用しても良い。
検査方法制御手段502は、ステップ601〜603によって表示位置X、検査情報Y、表示サイズα、表示時間βを決定すると、その情報を検査情報表示手段504に通知する。
(ステップ604 検査情報の表示)
本ステップでは、検査情報表示手段504が前記601〜603において検査方法制御手段502が決定した検査情報Yを、表示サイズαで表示位置Xに対して、表示期間βの間表示するように制御を行う。本実施の形態においては、図1のHMDにおける光源101および110、波面形状変更手段102および109、走査手段103および108に対して検査情報表示手段504が制御を行うことでユーザの左右の眼のいずれか一方に対して検査情報の表示を行う。
本ステップでは、検査情報表示手段504が前記601〜603において検査方法制御手段502が決定した検査情報Yを、表示サイズαで表示位置Xに対して、表示期間βの間表示するように制御を行う。本実施の形態においては、図1のHMDにおける光源101および110、波面形状変更手段102および109、走査手段103および108に対して検査情報表示手段504が制御を行うことでユーザの左右の眼のいずれか一方に対して検査情報の表示を行う。
検査情報表示手段504が検査情報の表示を行うと、次に反応検知手段505がステップ605を実行する。
(ステップ605 検査情報に対する反応検知)
本ステップでは、反応検知手段505が、前ステップ604で表示された検査情報Yに対するユーザの反応を検知する。
本ステップでは、反応検知手段505が、前ステップ604で表示された検査情報Yに対するユーザの反応を検知する。
本実施の形態では、反応検知手段505は、光検出手段214の情報からユーザの視線の動きを計測し、検査情報Yにユーザが視線を向けたかどうかを判定する。
なお、反応検知手段505は、検査情報Yに対してユーザがHMDに接続された入力インターフェースを利用して入力を行った場合に、反応があったと判断しても良い。
検査情報Yに対するユーザの反応を検知すると、反応検知手段505はその情報を反応履歴管理手段501に通知する。
(ステップ606 反応履歴更新)
本ステップでは、反応履歴管理手段501が、前ステップ605で反応検知手段505から通知されたユーザの反応結果に従って反応履歴の更新を行う。本実施の形態では、図8に示される反応履歴の表に対して、今回行われた検査情報の表示結果を追加する。
本ステップでは、反応履歴管理手段501が、前ステップ605で反応検知手段505から通知されたユーザの反応結果に従って反応履歴の更新を行う。本実施の形態では、図8に示される反応履歴の表に対して、今回行われた検査情報の表示結果を追加する。
上記ステップ601〜605を繰り返すことで、ユーザの左右の目のどちらかに視野の異常を検査するための情報を表示し、検査情報の表示位置に対するユーザの反応履歴を蓄積することが可能になる。特定の表示位置に対して、ユーザが反応を示さない場合、その部分の視野が欠損している可能性があるため、HMDはユーザに視野の異常を警告するメッセージを表示する。この処理を行うことで、通常では気付きにくい視野の異常を早期に発見することが可能になる。
なお、検査情報表示手段504は、検査情報Yだけを表示しても良いし、ユーザの左右の目に対してTV映像やHMDに接続されている外部機器からの映像を表示し、それらの映像の上に重畳するように検査画像Yを表示してもよい。図4の例では、検査情報Yは、映像の上に重畳表示されている例である。
なお、上記した各実施の形態での制御処理は、記憶装置(ROM、RAM、ハードディスク等)に格納された上述した処理手順を実行可能な所定のプログラムデータが、CPUによって解釈実行されることで実現される。この場合、プログラムデータは、記録媒体を介して記憶装置内に導入されてもよいし、記録媒体上から直接実行されてもよい。なお、記録媒体は、ROM、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクメモリ、CD−ROMやDVDやBD等の光ディスクやSDカード等のメモリカード等の記録媒体をいう。また、記録媒体は、電話回線や搬送路等の通信媒体も含む概念である。
本発明にかかる画像表示装置は、検査方法制御手段などを有し、表示装置、表示システム、表示方法、表示プログラム、などの用途にも応用できる。
101 左眼用光源
102 左眼用波面形状変更手段
103 左眼用走査手段
104 左眼用偏向手段
105 左眼用制御手段
106 左眼用ヘッドホン部
110 右眼用光源
109 右眼用波面形状変更手段
108 右眼用走査手段
107 右眼用偏向手段
111 右眼用制御手段
112 右眼用ヘッドホン部
201 焦点距離水平成分変更手段
202 焦点距離垂直成分変更手段
211 赤色レーザ光源
212 青色レーザ光源
213 緑色レーザ光源
214 光検出手段
401 左眼画像
402 右眼画像
403 検査情報
102 左眼用波面形状変更手段
103 左眼用走査手段
104 左眼用偏向手段
105 左眼用制御手段
106 左眼用ヘッドホン部
110 右眼用光源
109 右眼用波面形状変更手段
108 右眼用走査手段
107 右眼用偏向手段
111 右眼用制御手段
112 右眼用ヘッドホン部
201 焦点距離水平成分変更手段
202 焦点距離垂直成分変更手段
211 赤色レーザ光源
212 青色レーザ光源
213 緑色レーザ光源
214 光検出手段
401 左眼画像
402 右眼画像
403 検査情報
Claims (9)
- ユーザの両眼に画像を表示する装置であって、眼の異常を検査するための検査情報をユーザの左右の眼のいずれかに対して表示する検査情報表示手段と、
検査情報に対するユーザの反応を検知する反応検知手段と、
前記反応検知手段の検知結果を反応履歴として管理する反応履歴管理手段と、
前記反応履歴管理手段が管理する反応履歴から、ユーザに表示する検査情報の表示内容、表示サイズ、表示時間、表示位置の少なくとも一つを決定する検査方法制御手段とを
備えることを特徴とする画像表示装置。 - 前記反応履歴は、ユーザに表示した検査情報の表示位置、表示内容、表示サイズ、表示時間およびユーザの反応の有無に関する情報を備え、
前記検査方法制御手段は、前記反応履歴においてユーザの反応が無かった表示位置に検査情報を表示する際には、前記反応履歴から過去にその表示位置に表示された検査情報の表示サイズおよび表示時間の少なくとも一方を取得し、新たに表示する検査情報の表示サイズおよび表示時間の少なくとも一方を、過去の検査情報の表示サイズおよび表示時間より大きくすることを特徴とする特徴とする請求項1記載の画像表示装置。 - 前記反応履歴は、ユーザに表示した検査情報の表示位置、表示内容、表示サイズ、表示時間および表示情報に対するユーザの反応の有無に関する情報を備え、
前記検査方法制御手段は、前記反応履歴においてユーザの反応が有った表示位置に検査情報を表示する際には、前記反応履歴から過去にその表示位置に表示された検査情報の表示サイズおよび表示時間の少なくとも一方を取得し、新たに表示する検査情報の表示サイズおよび表示時間の少なくとも一方を、過去の検査情報の表示サイズおよび表示時間より小さくすることを特徴とする特徴とする請求項1記載の画像表示装置。 - 前記検査方法制御手段は、前記反応履歴管理手段が保持する反応履歴中に、ユーザが反応を示さなかった無反応箇所がある場合、検査情報の表示を新たに行う際には無反応箇所の近傍を表示位置として決定することを特徴とする請求項1から3いずれかの1項記載の画像表示装置。
- ユーザの視線を検出する視線検出手段を備え、
前記検査方法制御手段は、検査情報の表示を新たに行う際には前記視線検出手段で検出されたユーザの視線位置から一定距離はなれた場所を表示位置として決定することを特徴とする請求項1から3いずれかの1項記載の画像表示装置。 - ユーザの視線を検出する視線検出手段を備え、
前記反応検知手段は、前記視線検出手段で検出されたユーザの視線の動きから、検査情報に対してユーザが反応を行ったかどうかを判断することを特徴とする請求項1から3いずれかの1項記載の画像表示装置。 - ユーザの両眼に画像を表示する装置であって、眼の異常を検査するための検査情報をユーザの左右の眼のいずれかに対して表示する検査情報表示ステップと、
検査情報に対するユーザの反応を検知する反応検知ステップと、
前記反応検知ステップの検知結果を反応履歴として管理する反応履歴管理ステップと、
前記反応履歴管理ステップが管理する反応履歴から、ユーザに表示する検査情報の種類、表示サイズ、表示時間、表示位置の少なくとも一つを決定する検査方法制御ステップとを
備えることを特徴とする画像表示方法。 - ユーザの両眼に画像を表示する装置であって、眼の異常を検査するための検査情報をユーザの左右の眼のいずれかに対して表示する検査情報表示ステップと、
検査情報に対するユーザの反応を検知する反応検知ステップと、
前記反応検知ステップの検知結果を反応履歴として管理する反応履歴管理ステップと、
前記反応履歴管理ステップが管理する反応履歴から、ユーザに表示する検査情報の種類、表示サイズ、表示時間、表示位置の少なくとも一つを決定する検査方法制御ステップとを
備えることを特徴とする画像表示プログラム。 - ユーザの両眼に画像を表示する装置であって、眼の異常を検査するための検査情報をユーザの左右の眼のいずれかに対して表示する検査情報表示ステップと、
検査情報に対するユーザの反応を検知する反応検知ステップと、
前記反応検知ステップの検知結果を反応履歴として管理する反応履歴管理ステップと、
前記反応履歴管理ステップが管理する反応履歴から、ユーザに表示する検査情報の種類、表示サイズ、表示時間、表示位置の少なくとも一つを決定する検査方法制御ステップとを
備えることを特徴とする集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008123087A JP2009268778A (ja) | 2008-05-09 | 2008-05-09 | 画像表示装置、画像表示方法、プログラムおよび集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008123087A JP2009268778A (ja) | 2008-05-09 | 2008-05-09 | 画像表示装置、画像表示方法、プログラムおよび集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009268778A true JP2009268778A (ja) | 2009-11-19 |
Family
ID=41435839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008123087A Pending JP2009268778A (ja) | 2008-05-09 | 2008-05-09 | 画像表示装置、画像表示方法、プログラムおよび集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009268778A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0846695A (ja) * | 1994-08-02 | 1996-02-16 | Nitsuko Corp | ダイヤルイン着信番号毎の保留音選択装置 |
JP2012100760A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Panasonic Corp | 視野検査装置 |
JP2015013011A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 国立大学法人 千葉大学 | 視野制限画像データ作成プログラム及びこれを用いた視野制限装置 |
WO2016009739A1 (ja) * | 2014-07-18 | 2016-01-21 | 株式会社トプコン | 視機能検査装置および視機能検査システム |
WO2017213200A1 (ja) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | 株式会社Qdレーザ | 視野視力検査システム、視野視力検査装置、視野視力検査方法、視野視力検査プログラム及びサーバ装置 |
JP2017221657A (ja) * | 2016-06-09 | 2017-12-21 | 株式会社Qdレーザ | 視野視力検査システム、視野視力検査装置、視野視力検査方法、視野視力検査プログラム及びサーバ装置 |
JP2018023446A (ja) * | 2016-08-08 | 2018-02-15 | 株式会社ニデック | 視機能検査装置および視機能検査用プログラム |
JP2018063436A (ja) * | 2016-06-09 | 2018-04-19 | 株式会社Qdレーザ | 画像投影装置及び画像投影システム |
WO2019065245A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 株式会社Qdレーザ | 画像投影装置 |
US10299674B2 (en) | 2014-09-22 | 2019-05-28 | Carl Zeiss Meditec Ag | Visual field measuring device and system |
JP2019174663A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 株式会社Qdレーザ | 画像投影装置 |
WO2020262206A1 (ja) * | 2019-06-24 | 2020-12-30 | 株式会社Qdレーザ | 視覚検査装置及び視覚検査方法 |
US10888222B2 (en) | 2016-04-22 | 2021-01-12 | Carl Zeiss Meditec, Inc. | System and method for visual field testing |
JP2021130010A (ja) * | 2015-03-16 | 2021-09-09 | マジック リープ,インコーポレイティド | 健康を損う疾病を診断して治療する方法及びシステム |
US11714326B2 (en) | 2017-02-23 | 2023-08-01 | Magic Leap, Inc. | Variable-focus virtual image devices based on polarization conversion |
-
2008
- 2008-05-09 JP JP2008123087A patent/JP2009268778A/ja active Pending
Cited By (39)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0846695A (ja) * | 1994-08-02 | 1996-02-16 | Nitsuko Corp | ダイヤルイン着信番号毎の保留音選択装置 |
JP2012100760A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Panasonic Corp | 視野検査装置 |
JP2015013011A (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-22 | 国立大学法人 千葉大学 | 視野制限画像データ作成プログラム及びこれを用いた視野制限装置 |
WO2016009739A1 (ja) * | 2014-07-18 | 2016-01-21 | 株式会社トプコン | 視機能検査装置および視機能検査システム |
JP2016022150A (ja) * | 2014-07-18 | 2016-02-08 | 株式会社トプコン | 視機能検査装置および視機能検査システム |
US10448826B2 (en) | 2014-07-18 | 2019-10-22 | Kabushiki Kaisha Topcon | Visual function testing device and visual function testing system |
US10299674B2 (en) | 2014-09-22 | 2019-05-28 | Carl Zeiss Meditec Ag | Visual field measuring device and system |
US12345892B2 (en) | 2015-03-16 | 2025-07-01 | Magic Leap, Inc. | Augmented and virtual reality display systems and methods for diagnosing health conditions based on visual fields |
KR102745258B1 (ko) | 2015-03-16 | 2024-12-19 | 매직 립, 인코포레이티드 | 건강 질환 진단과 치료를 위한 방법 및 시스템 |
KR20240017139A (ko) * | 2015-03-16 | 2024-02-06 | 매직 립, 인코포레이티드 | 건강 질환 진단과 치료를 위한 방법 및 시스템 |
US11747627B2 (en) | 2015-03-16 | 2023-09-05 | Magic Leap, Inc. | Augmented and virtual reality display systems and methods for diagnosing health conditions based on visual fields |
JP7179910B2 (ja) | 2015-03-16 | 2022-11-29 | マジック リープ,インコーポレイティド | 健康を損う疾病を診断して治療する方法及びシステム |
US11474359B2 (en) | 2015-03-16 | 2022-10-18 | Magic Leap, Inc. | Augmented and virtual reality display systems and methods for diagnosing health conditions based on visual fields |
JP2021130010A (ja) * | 2015-03-16 | 2021-09-09 | マジック リープ,インコーポレイティド | 健康を損う疾病を診断して治療する方法及びシステム |
US10888222B2 (en) | 2016-04-22 | 2021-01-12 | Carl Zeiss Meditec, Inc. | System and method for visual field testing |
CN109313343A (zh) * | 2016-06-09 | 2019-02-05 | Qd激光公司 | 图像投影系统、图像投影装置、图像投影方法、图像投影程序及服务器装置 |
CN109310315A (zh) * | 2016-06-09 | 2019-02-05 | Qd激光公司 | 视野视力检查系统、视野视力检查装置、视野视力检查方法、视野视力检查程序及服务器装置 |
WO2017213200A1 (ja) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | 株式会社Qdレーザ | 視野視力検査システム、視野視力検査装置、視野視力検査方法、視野視力検査プログラム及びサーバ装置 |
JP2017221657A (ja) * | 2016-06-09 | 2017-12-21 | 株式会社Qdレーザ | 視野視力検査システム、視野視力検査装置、視野視力検査方法、視野視力検査プログラム及びサーバ装置 |
JP2018063436A (ja) * | 2016-06-09 | 2018-04-19 | 株式会社Qdレーザ | 画像投影装置及び画像投影システム |
CN109313343B (zh) * | 2016-06-09 | 2021-02-05 | Qd激光公司 | 图像投影系统、图像投影装置、图像投影方法及服务器装置 |
EP3470909A4 (en) * | 2016-06-09 | 2020-01-22 | QD Laser, Inc. | IMAGE PROJECTION SYSTEM, IMAGE PROJECTION DEVICE, IMAGE PROJECTION METHOD, IMAGE PROJECTION PROGRAM, AND SERVER DEVICE |
US11129527B2 (en) | 2016-06-09 | 2021-09-28 | Qd Laser, Inc. | Visual field/visual acuity examination system, visual field/visual acuity examination device, visual field/visual acuity examination method, visual field/visual acuity examination program, and server device |
CN109310315B (zh) * | 2016-06-09 | 2022-02-22 | Qd激光公司 | 视野视力检查系统、视野视力检查装置、视野视力检查方法、存储介质及服务器装置 |
JP2018023446A (ja) * | 2016-08-08 | 2018-02-15 | 株式会社ニデック | 視機能検査装置および視機能検査用プログラム |
US11714326B2 (en) | 2017-02-23 | 2023-08-01 | Magic Leap, Inc. | Variable-focus virtual image devices based on polarization conversion |
US11982916B2 (en) | 2017-02-23 | 2024-05-14 | Magic Leap, Inc. | Variable-focus virtual image devices based on polarization conversion |
US12271089B2 (en) | 2017-02-23 | 2025-04-08 | Magic Leap, Inc. | Variable-focus virtual image devices based on polarization conversion |
JPWO2019065245A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2019-11-14 | 株式会社Qdレーザ | 画像投影装置 |
US11428926B2 (en) | 2017-09-29 | 2022-08-30 | Qd Laser, Inc. | Image projection device |
WO2019065245A1 (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-04 | 株式会社Qdレーザ | 画像投影装置 |
CN110753876A (zh) * | 2017-09-29 | 2020-02-04 | Qd激光公司 | 图像投影装置 |
JP2019174663A (ja) * | 2018-03-28 | 2019-10-10 | 株式会社Qdレーザ | 画像投影装置 |
JP7050292B2 (ja) | 2018-03-28 | 2022-04-08 | 株式会社Qdレーザ | 画像投影装置 |
JP7213492B2 (ja) | 2019-06-24 | 2023-01-27 | 株式会社Qdレーザ | 視覚検査装置及び視覚検査方法 |
JP2023026672A (ja) * | 2019-06-24 | 2023-02-24 | 株式会社Qdレーザ | 視覚検査装置及び視覚検査方法 |
JP7352905B2 (ja) | 2019-06-24 | 2023-09-29 | 株式会社Qdレーザ | 視覚検査装置及び視覚検査方法 |
JP2021000342A (ja) * | 2019-06-24 | 2021-01-07 | 株式会社Qdレーザ | 視覚検査装置及び視覚検査方法 |
WO2020262206A1 (ja) * | 2019-06-24 | 2020-12-30 | 株式会社Qdレーザ | 視覚検査装置及び視覚検査方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009268778A (ja) | 画像表示装置、画像表示方法、プログラムおよび集積回路 | |
JP6255524B2 (ja) | 画像投影システム、画像投影装置、画像投影方法、画像投影プログラム及びサーバ装置 | |
JP5237268B2 (ja) | 表示装置 | |
JP5237267B2 (ja) | ビーム走査型表示装置、表示方法、及び自動車 | |
JP2009134276A (ja) | 表示装置、表示方法、表示プログラム、集積回路、眼鏡型ヘッドマウントディスプレイ、自動車、単眼鏡、及び据置型ディスプレイ | |
US20180084232A1 (en) | Optical See-Through Head Worn Display | |
US20090231687A1 (en) | Display apparatus, display method, goggle-type head-mounted display, and vehicle | |
KR20150136601A (ko) | 다수의 출사동을 가진 헤드 착용 디스플레이로부터 투영된 이미지를 디스플레이하기 위한 방법 | |
JP2010117542A (ja) | ビーム走査型表示装置 | |
JP7679379B2 (ja) | 複合現実ディスプレイのための増加された被写界深度 | |
JP5233941B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JP2011075956A (ja) | ヘッドマウントディスプレイ | |
JP7275124B2 (ja) | 映像投射システム、映像投射装置、映像表示光回折用光学素子、器具、及び映像投射方法 | |
US20230251487A1 (en) | Spectacle-type terminal device having compact structure and method of providing image thereof | |
JP2010117541A (ja) | ビーム走査型表示装置 | |
US20230087535A1 (en) | Wavefront sensing from retina-reflected light | |
US20170261750A1 (en) | Co-Aligned Retinal Imaging And Display System | |
JP5272813B2 (ja) | ヘッドマウントディスプレイ | |
JP2010113172A (ja) | ビーム走査型表示装置および方法 | |
WO2018016223A1 (ja) | 画像投影装置、画像投影システム、サーバ、画像投影方法及び画像投影プログラム | |
JP2006195665A (ja) | 情報処理装置 | |
US12073016B2 (en) | Electronic device and method of operating the same | |
US20230080420A1 (en) | Display apparatus | |
JP2017055233A (ja) | 表示装置、表示システム、及び、表示装置の制御方法 | |
KR20220120356A (ko) | 전자 장치 및 그 동작 방법 |