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JP5109466B2 - 回転電機用ステータ、それに使用するバスバーユニット及びそのバスバー用端子とコイル端末との接続構造 - Google Patents

回転電機用ステータ、それに使用するバスバーユニット及びそのバスバー用端子とコイル端末との接続構造 Download PDF

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JP5109466B2
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Description

この発明は、ハイブリッド自動車や燃料電池自動車等に組み込まれる回転電機用ステータ、そのステータのバスバーユニット及びそのステータのコイル端末とバスバーの端子との接続構造に関する。
ハイブリッド自動車や燃料電池自動車は、駆動装置や回生ブレーキとして回転電機を使用する。この回転電機をなすステータの一例を、この発明の一実施形態を示す図1〜図4を参照して説明すると、リング状のヨーク9とそのヨーク9から径方向内方に延出する各ティース5とからなるステータコア1と、そのステータコア1の各ティース5にインシュレータ7を介して巻回されるコイル8と、ステータコア1に同一軸に配置されたリング状のバスバーユニット3とを有するものがある(特許文献1参照)。
特開2006−67740号公報
この回転電機用ステータAにおいて、上記各巻き始め端末8A及び各巻き終わり端末8Bは、ステータコア1と同一心の同一円周cに沿うように引き回され、その各コイル8の巻き始め端末8A又は巻き終わり端末8Bにバスバーユニット3の給電用バスバー16W、16V、16Uから引き出された給電端子19Bが接続され、各コイル8の巻き終わり端末8B又は巻き始め端末8Aにバスバーユニット3の中性点バスバー16Nから引き出された中性点端子19Aが接続される。
このように、各給電端子19B及び各中性点端子19Aと各コイル端末8B、8Aとの各接続を、同一円周c上で行なうことにより、その同一円周c上に接続治具を移動させることができる等から、その接続作業性が優れるものとなる。
また、バスバーユニット3は、各バスバー16W、16V、16U、16Nを絶縁層を介して重ねて一体化したものが一般的であり(特許文献2:符号16、特許文献3:符号20)、ステータコア1の側面に対向して設けたりしている(特許文献2図2、特許文献3図4参照)。
特開平06−233483号公報 特開2004−56873号公報
この従来の回転電機用ステータAにおける給電端子19B及び中性点端子19Aと各コイル8の端末8B、8Aとの接続は、各バスバー16W、16V、16U、16Nから板片状の給電及び中性点端子19B、19Aを引き出し、その各端子19A、19Bの引き出し端部を下向きU字状に屈曲させ、そのU字状接続片22内にコイル8の端末8B、8Aを入れてその接続片22をカシメることによって行っている(特許文献1 図2、図3参照)。
しかし、そのU字状接続片は、平面視、端子の引き出し方向と同一軸上において形成しており(特許文献1 図2参照)、接続片をコイル端末にカシメる際、その接続片をコイル端末に近づけながら行うため、そのカシメ時の力が端子を介してバスバーに加わり、端子とバスバーとの接続不良を生じさせる等の恐れがある。
また、U字状接続片を、平面視、端子の引き出し方向と同一軸上において形成すると、U字状接続片は引き出し軸線から上側にならざるを得ず(特許文献1図3参照)、その接続片が上側になった分、ステータの軸方向が長くなり、その長さの縮小を要求される場合には障害となる。
そのカシメ力のバスバーへの影響、接続片が端子の引き出し方向と同一軸上での問題は、TIG溶接等による接続片とコイル端末との他の接続態様においても同様である(図12参照)。
さらに、特許文献1、3のバスバーユニットは、給電端子と中性点端子に、コイルの巻回部からヨーク側に引き出されたコイルの端末を接続したときに、給電用バスバーと中性点バスバーがステータの軸方向から見てヨークと重なった配置となる。このため、ヨークが形成する磁路の断面積を十分に確保するために、ティースに比べヨークをステータ軸方向に厚くした場合(本願図3参照)、その厚くなったヨークの上にさらにこの
バスバーユニットが載ることとなって、ステータAの軸方向が長くなる。
この発明は、バスバーから引き出した端子とコイル端末との接続時のその接続力のバスバーへの影響を少なくすることを第1の課題、その接続部の構造等によるステータの軸方向の長さを短くすることを第2の課題とする。
上記の第1の課題を解決するために、この発明は、バスバー用端子を、上記ステータコアの径方向に引き出して、さらにそのステータコアの周方向に沿うように屈曲し、その屈曲部にコイル端末に向かう接続片を有するものとし、そのバスバー端子の接続片にコイル端末を接続するようにしたのである。
このようにすれば、その端子と端末のカシメ等による接続時の力は、端子の上記周方向に沿うように屈曲した部分から引き出し部分を介してバスバーに加わることとなり、その屈曲した部分は引き出し部分に対して屈曲して(横向きとなって)いるため、その接続力が加わると、引き出し部分に対して屈曲した部分が撓む。このため、その撓み等により、その接続力は少なからず緩和されて引き出し部分を介してバスバーに伝わるため、従来に比べて、接続力がバスバーに加わり難く、端子とバスバーとの接続不良が生じる恐れは少なくなる。
また、各バスバーからの引き出し端子の上記周方向に沿うように屈曲した部分は、端子の引き出し方向から横方向にずれることとなって、その先端に設ける接続片は、その横方向にずれた屈曲した部分に対して上下方向の任意の位置に容易に設けることができるため(本願図8〜図11参照)、端子の引き出し軸線に対して極力上側になることを抑制できる。このため、従来のその接続片が端子の引き出し軸線に対し上側になった分、ステータの軸方向が長くなることを極力無くすことができる。すなわち、上記第2の課題を達成する。
この第2の課題を達成する他の手段としては、上記各バスバーを上記ステータコアの側面に沿うように並列に配置する構成を採用することができる。
一般的に、リング状ステータコアの径方向は、回転電機(ステータ)の大型化に伴って長くなり、それに伴ってステータコアの側面も広くなるため、その側面に沿うように並列に配置すれば、並列したバスバーによるステータの軸方向の拡大はそのバスバーの厚みのみである。このため、ステータの小型化には有利となる。
このとき、その並列配置のバスバーをステータコアのティース部分に設けるようにすれば、ヨークが厚くなっても、ティース上のその厚くなったスペースにバスバーが設置されることとなるため、ステータの小型化にはさらに有利となる。
上記各課題を達成する具体的な構成としては、回転電機のリング状ステータコアの各コイルの端末と、前記ステータコアに同一軸に設けたリング状バスバーから引き出したバスバー端子との接続構造において、前記バスバー端子は、前記ステータコアの径方向に引き出されて、さらにそのステータコアの周方向に沿うように屈曲し、その屈曲部に前記コイル端末に向かう接続片を有し、そのバスバー端子の接続片に前記コイル端末が接続されている構成を採用することができる。
上記バスバー端子の接続片とコイル端末との接続手段としては、カシメ、接着、溶接等の周知のものを採用できる。カシメによる場合、接続片の形状としては、従来公知の種々のものが考え得るが、例えば、ティース側面に開口が向くU字状のものとすることができる。
また、溶接には、周知のTIG溶接等を採用でき、その場合、接続片は平板片状等とし得る(図11参照)。
この構成において、上記バスバー端子は、上記ステータコアの径方向に引き出された後、そのステータコアに向かってその軸方向に屈曲し、さらにステータコアの周方向に沿うように屈曲している構成とすれば、その先端に設ける接続片は、そのステータコアに向かってその軸方向に屈曲した部分によっても、上記接続力の緩衝が行われる。
また、上記バスバー端子がステータコアの周方向に沿うように屈曲するその周方向を、ステータコアと同一心の同一円周上とし、コイル端末もその同一円周上に引き回すようにすれば、各バスバー端子と各コイル端末との各接続を、同一円周上で行なうことにより、その同一円周上に接続治具を移動させることができる等から、その接続作業性が優れたものとなる。
このコイルの端末とバスバー用端子との接続構造は、各相のバスバー用端子とコイル端末のそれぞれの接続に個別に適用できるが、例えば、U相のバスバーの端子とコイル端末の接続に適用して、他の接続は従来の態様としたり、給電用バスバーの各端子とコイル端末の接続に適用して、中性点バスバーの端子とコイル端末との接続は従来の態様としたりすることができるが、その給電用バスバー及び中性点バスバーの全ての端子とコイル端末との接続に適用することが好ましい。このようにすれば、各接続点が同一円周上とすることができる等の利点が生じる。
このようなステータのコイルとバスバーとの接続構造は、各バスバーがユニット化されていると、そのユニットをリング状ステータコアに設けるだけで、各バスバーがステータコアに取付けたこととなる。例えば、そのユニットは、上記各相のコイル毎に給電するリング状バスバーと、前記各コイルを接続する中性点バスバーとからなって、その各バスバーから給電端子及び中性点端子がステータコアの径方向にそれぞれ引き出され、その各給電端子及び中性点端子は、さらに屈曲してステータコアの周方向に沿うように屈曲し、又はステータコアに向かってその軸方向に屈曲し、さらに屈曲してステータコアの周方向に沿うように屈曲し、その屈曲端に巻き始め端末又は巻き終わり端末に向かう接続片を有した構成とし得る。
このユニットは、ステータコアに同一軸に設けると、ステータコアの周方向に沿うように引き出された各巻き始め端末及び各巻き終わり端末が各給電端子及び各中性点端子の接続片に対向し、その対向した接続片と端末を適宜な手段によって接続する。
その接続片の形状、接続手段は、上述のように、U字状、カシメ、TIG溶接等の周知なものを適宜に採用する。また、上記バスバー端子がステータコアの周方向に沿うように屈曲するその周方向を、ステータコアと同一心の同一円周上とし、コイル端末もその同一円周上に引き回すようにすることもできる。
このバスバーユニットにおいて、各バスバーは、棒材からなって、ホルダー内に相互に電気絶縁されて上記ステータコア側面に沿うように並列に配置されている構成とすることができる。棒状バスバーには、断面真円状、同楕円状、多角形状等の各種の断面形状のものを採用できる。
金属板材からの打ち抜きによる形成は材料無駄が多いが、棒材は、引き抜きなどによって形成されるため、その打ち抜き品に比べれば、はるかに安価である。また、棒材は、保形性があるため、リング状へのフォーミングも容易である。
上記電気絶縁は、上記ホルダーに設けた各バスバー間の隔壁により行なったり、バスバーをなす棒材に絶縁被覆して絶縁被覆電線(ケーブル)とし、その絶縁被覆により行なったりすることができる。後者の場合には、各コイルとバスバーの接続部においては、その接続のために、バスバーの絶縁が剥がされるため、隔壁を設けてその接続部の電気絶縁を図るとよい。但し、その接続部においても、他のバスバーの絶縁被覆でもって、各バスバー間の絶縁が維持されれば、隔壁を設ける必要はない。
また、この構成のバスバーユニットにおいて、各給電端子及び中性点端子は、バスバーとは別物とし、上記各屈曲部を平板状に戻した形状を平板から打ち抜き、その打ち抜き片を各屈曲部において屈曲させて形成されたものとすると良い。平板からの製作は容易であり、カシメ等の接続作用は、棒材に比べると容易である。
このとき、上記の接続片が横方向にずれた屈曲した部分にあると、その接続片を屈曲した部分に対して上下方向の任意の位置に設けても、平板からの打ち抜き・屈曲によって端子を容易に製作できる。平板からの打ち抜き部材から端子形状にする際、屈曲部において、その屈曲部をねじる等の作用が必要ないからである(本願図8、図10〜図11の(c)から(b)参照)。
これらのバスバーユニットは、リング状ステータコアと、そのステータコアのティースに各相毎に巻回されたコイルと、ステータコアに同一軸に設けられたリング状バスバーユニットとから成る回転電機用ステータにおけるそのリング状バスバーユニットに使用することができる。
その際、上記接続片をU字状のものとして、バスバーユニットをリング状ステータコアに設けたとき、そのU字状接続片内に各巻き始め端末又は各巻き終わり端末が入り込むようにすれば、その後の接続作業が容易となる。そのためには、例えば、各コイルの巻き始め端末又は巻き終わり端末は、ステータコアと同一心の同一円周に沿うように引き出し、各給電端子及び各中性点端子もその同一円周に沿うように屈曲する。
この構成において、そのバスバーユニットをステータコアの各ティースの側面上に重ねた態様とすれば、上述のように、ヨークが厚くなっても、ティース上のその厚くなったスペースにバスバーが設置されることとなるため、ステータの小型化には有利となる。
このとき、各巻き始め端末及び各巻き終わり端末は、ステータコアのヨークの側面上のそのステータコアと同一心の同一円周に沿うように引き出され、給電端子及び中性点端子は、ステータコアの径方向に引き出されてそのステータコアのヨークの側面に至った後、そのヨークの側面に向かってその軸方向に屈曲し、さらに前記同一円周に沿うように屈曲している構成を採用することができる。
この発明は、以上のように、各バスバーからの引き出し端子をステータコアの径方向に引き出し、さらにステータコアの周方向に沿うように屈曲し、その屈曲端の接続片に前記コイルの端末を接続するようにした等により、その端子とコイル端末との接続時のその接続力のバスバーへの影響を少なくすることができるとともに、ステータの軸方向長さの短縮化を図ることができる。
図1〜図4に、この発明の一実施形態の回転電機用ステータAを示す。この回転電機用ステータAは、図4に示す分割コア6を円環状に配置したリング状ステータコア1と、そのステータコア1を外周から締め付ける筒状のハウジング2と、ステータコア1と同一軸のリング状のバスバーユニット3とからなる。
その分割コア6は、図3および図4に示すように、バックヨーク4と、そのバックヨーク4からステータ径方向内方に延出するティース5とから成り、ティース5には、インシュレータ7を介してコイル8が巻回されている。分割コア6は、金属磁性粉末の圧粉体の成型品からなり、図2に示すように分割コア6を円環状に配置した状態で、バックヨーク4が連なってリング状のヨーク(ステータコアヨーク)9を構成する。また、バックヨーク4は、ティース5よりもステータ軸方向の厚さが大きくなっており、これにより、ヨーク9が形成する磁路に大きな断面積を確保している。
インシュレータ7は、同図に示すように、ティース5に装着される筒部10と、その筒部10の一端と他端にそれぞれ形成されたフランジ部11、12と、ステータA外周側のフランジ部12から外周側に延出してバックヨーク4の軸方向端面に重なる延出部13からなる。筒部10とフランジ部11、12と延出部13はいずれも絶縁材料の樹脂からなって、一体成形されている。
延出部13には、ステータA(ステータコア1)と同一心の同一円周c(図1参照)上で対向する対の巻き始め端末係止片14A、14Aと、同じくその同一円周c上で対向する対の巻き終わり端末係止片14B、14Bが形成され、この各巻き始め端末係止片14Aと各巻き終わり端末係止片14Bの上部に一端(上端)が開口したスリット15A、15Bがそれぞれ形成されている。この各スリット15A、15Bはステータコア1と同一心の同一円周c上となっている。
コイル8は、ティース5に巻回された巻回部8Cから巻き始め端末8Aと巻き終わり端末8Bがバックヨーク4側に引き出され、巻き始め端末8Aが、ステータAの周方向に延びた状態で巻き始め端末係止片14Aにそのスリット15Aに圧入されて係止され、巻き終わり端末8Bも、ステータA周方向に延びた状態で巻き終わり端末係止片14Bにそのスリット15Bに圧入されて係止されている。
このとき、各スリット15A、15Bがステータコア1と同一心の同一円周c上になっているため、スリット15A、15Bに嵌め込まれた(圧入された)各端末8A、8Bは前記ステータコア1と同一心の同一円周c上に位置する(同一円周cに沿う)。
バスバーユニット3は、図5、図6に示すように、外周側から内周側に向けて順に同心配置された棒材からなるリング状の給電用バスバー16U、16V、16Wと、各給電用バスバー16U、16V、16Wよりも外周側に配置された同じく棒材からなるリング状の中性点バスバー16Nと、各給電用バスバー16U、16V、16Wと中性点バスバー16Nを保持するホルダー17とからなる。給電用バスバー16U、16V、16Wには、3相交流のU、V、W相の電源に接続される一次側端子18U、18V、18Wがそれぞれ設けられている。中性点バスバー16Nを最内側(給電用バスバー16Wの内側)とすることができる。この実施形態では、棒状部材をリング状にフォーミングして各バスバー16U、16V、16W、16Nを形成するとともに、そのリング状とした棒状部材の両端部をステータAの径方向に引き出すことによって、各端子18U、18V、18Wを形成している。
また、バスバーユニット3には、給電用バスバー16Uから外周側に延出する給電端子19Bと、給電用バスバー16Vから外周側に延出する給電端子19Bと、給電用バスバー19Wから外周側に延出する給電端子19Bとが周方向に順に設けられ、隣り合う給電端子19B、19Bの間に、中性点バスバー16Nから外周側に延出する中性点端子19Aが設けられている。これらの端子19A、19Bは、下記各屈曲部21を平板状に戻した形状を平板から打ち抜き、その打ち抜き片19’を各屈曲部21において屈曲させて形成する(図8(c)から(b)参照)。各端子19A、19Bは各バスバー16U、16V、16W、16Nに溶接等によって接続固定される。
各中性点端子19A及び給電端子19Bは、図5、図6、図8(b)に示すように、各バスバー16U、16V、16W、16Nから外周側に延出する(引き出された)延出部20、20と、延出部20、20から、上記同一円周cに沿うように屈曲し、その屈曲部21、21の端に上記巻き始め端末8A又は巻き終わり端末8Bに向かって開口するU字状接続片22、22が形成されており、その接続片22、22をステータAの径方向(図9のa矢印方向)にカシメ、さらに、そのカシメ部に通電して軟化させるとともに、接続片22とコイル端末8A、8Bを抵抗溶接することによって、端末係止片14A、14Bに係止されたコイル8の端末8A、8Bに接続片22が強固に接続される。
ホルダー17は、図6に示すように、給電用バスバー16Uと中性点バスバー16Nの間に、ステータ周方向に延びる隔壁23を有する。隔壁23は、給電用バスバー16Uから延出する給電端子19Bの位置から、その給電端子19Bに対して周方向に隣り合う中性点端子19Aの位置まで延びており、隔壁23のステータ軸方向端面には、周方向に連続する溝24が形成されている。
この隔壁23に溝24が形成されていることにより、給電用バスバー16Uと中性点バスバー16Nの間の沿面距離が大きく、給電用バスバー16Uと中性点バスバー16Nとの間の絶縁の信頼性に優れたものとなる。
この回転電機用ステータAは、例えば、次のようにして組み立てる。まず、分割コア6にインシュレータ7を介してコイル8を巻回し、コイル8の巻き始め端末8Aを対の巻き始め端末係止片14A、14Aのスリット15A、15Aに係止させるとともに、コイル8の巻き終わり端末8Bを対の巻き終わり端末係止片14B、14Bのスリット15B、15Bに係止させる。
このコイル8付き分割コア6を円環状(リング状)に配置し、その外周にハウジング2を焼き嵌めしてリング状ステータコア1を構成する。
つぎに、図7の矢印で示すように、このステータコア1の上にバスバーユニット3を同一軸に配置して、各中性点端子19Aの接続片22内に各コイル8の巻き始め端末8Aを導入するとともに、各給電端子19Bの接続片22内に各コイル8の巻き終わり端末8Bを導入する。
この両端末8A、8Bの接続片22内への導入は、ステータコア1とバスバーユニット3が同一軸のリング状で、各端子19A、19B及び各コイル端末8A、8Bがステータコアと同一心の同一円周cに沿っているため、円滑になされる。
また、その導入時、両端末8A、8Bと接続片22の間に周方向(図9b方向)のズレがあっても、その端末8A、8Bと接続片22の間に上記同一円周cにおいて重なりがあれば、支障がない。このため、その重なり度合が必ず生じるように、端末8A、8Bの同一円周cに沿う長さを適宜に設定する。
その両端末8A、8Bが接続片22内に導入された状態で、図9に示すように、カシメ具Dでもって両端子19A、19Bの接続片22をカシメてコイル端末8A、8Bに接合(接続)する。
このとき、同図a矢印方向にカシメ力が作用するが、このカシメ力は、端子19A、19Bの上記同一円周cに沿うように屈曲した(カシメ方向に対して直角に横方向にズレた)屈曲部21から延出部20を介してバスバー16U、16V、16W、16Nに加わることとなり、その屈曲部21の前記a方向の撓み・変形等により、そのカシメ力は少なからず緩和されて延出部20を介してバスバーに伝わるため、カシメ力がバスバーに加わり難く、端子19A、19Bとバスバー16U、16V、16W、16Nとの接続不良が生じる恐れは少ない。
また、そのカシメ時の周方向(同図b方向)の接続片22又は端末8A、8Bのズレも、接続片22から端末8A、8Bが外れない限り、支障がない。
さらに、各端子19A、19Bの接続片22及び各端末8A、8Bが同一円周c上にあり、かつ、かしめる方向(ステータAの径方向)が同一なので、かしめ治具を、同一円周c上に動かすだけで、中性点端子19Aと巻き始め端末8Aの接続と、給電端子19Bと巻き終わり端末8Bの接続とを同じ動作で行なうことができるため、その接続片22と端末8A、8Bとの接続の作業性がよい。
この各端子19A、19Bとコイル端末8A、8Bの接続状態は、図3に示すように、給電用バスバー16U、16V、16Wと中性点バスバー16N(バスバーユニット3)が各ティース5の上に重なった配置となって、バックヨーク4(ヨーク9)とは重なっていない。そのため、バックヨーク4のステータ軸方向の厚さがティース5のそれに対して大きくても、ステータAの軸方向の厚さが大きくなりにくく、ステータAの設置スペース(ステータAの軸方向長さ)を抑えることができる。
上記実施形態では、分割コア6を金属磁性粉末の圧粉体からなる成型品としたので、バックヨーク4の厚さをティース5よりも大きいものとすることは容易であるが、リング状の電磁鋼板の積層体でステータコア1を形成し、そのステータコア1のバックヨーク4(ヨーク9)の積層数をティース5の積層数よりも多くすることによって、ステータA軸方向のヨーク9の厚さをティース5よりも大きくしたステータコア1とすることができる。分割コア6も同様な電磁鋼板の積層体として、その分割コア6によりステータコア1とすることもできる。
また、上記実施形態では、コイル8の巻き始め端末8Aを中性点端子19Aに接続するとともにコイルの巻き終わり端末8Bを給電端子19Bに接続しているが、コイル8の巻き始め端末8Aを給電端子19Bに接続するとともにコイルの巻き終わり端末8Bを中性点端子19Aに接続するようにすることもできる。
さらに、上記の実施形態では、2本のコイルを並列に巻回してコイル8の占積率を高めているが、1本のコイル8を巻回するようにしてもよく、逆に、3本以上とすることもできる。
また、中性点端子19A及び給電端子19Bは、ステータコア1の径方向に引き出された後、上記同一円周cに沿うように屈曲し、その屈曲端に接続片22を有する態様であれば、上記の端子19A、19Bとバスバー16W、16V、16U、16Nとの接続不良が生じる恐れが生じない限りにおいて、その態様は任意であり、例えば、図10(a)〜(c)等が考えられる。
しかし、図8、図10に示すように、延出部20の先端部が折れてその先端部から屈曲部21が形成されてU字状接続片22の中程に至っている態様(図8(b)で示す屈曲部21と接続片22の一片が同図鎖線で示すT字状の態様)とすれば、その接続片22のカシメ力は、その延出部20の折れ部分21’でも緩衝されるため、上記接続不良の恐れはより生じ難い。この場合、その折れ部分21’は、図10に対して図8のように長い方が緩衝作用が高いため(図10は板厚分折れ曲がっているにすぎないため)、その接続不良の恐れは少ない。
接続片22とコイル端末8A、8Bの接続態様としては、上記カシメ以外の周知のものを採用でき、例えば、図11に示すように、TIG溶接によることもできる。すなわち、接続片22は平板片状とし、同図(b)に示すように、接続片22にコイル端末8A、8Bを沿わせて、TIG溶接機Eにより両者を溶接する。この場合、コイル端末8A、8Bは、ステータコア1の周方向又は上記同一円周cに沿うように引き回した後、図11に示すように立ち上げてもよく、また、引き回さずに立ち上げても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係わる回転電機用ステータの一実施形態の平面図 同実施形態の横断面図 同実施形態の要部切断正面図 同実施形態の要部切断斜視図 同実施形態のバスバーユニットの平面図 同バスバーユニットの要部拡大斜視図 同実施形態の組立て説明図 同実施形態の端子を示し、(a)は左側面図、(b)は要部斜視図、(c)は成形前の平板からの打ち抜き状態平面図 同端子のカシメ作用図 同実施形態の端子の他例を示し、(a)は左側面図、(b)は要部斜視図、(c)は成形前の平板からの打ち抜き状態平面図 他の実施形態のバスバー端子とコイル端子の接続状態を示し、(a)は要部斜視図、(b)は側面図
符号の説明
1 ステータコア
3 バスバーユニット
5 ティース
6 分割コア
7 インシュレータ
8 コイル
8A、8B コイルの端末
16U、16V、16W 給電用バスバー
16N 中性点バスバー
17 ホルダー
19B 給電端子
19A 中性点端子
20 端子の引き出し部(延出部)
21 屈曲部
22 接続片
D カシメ具
E TIG溶接機

Claims (4)

  1. 回転電機のリング状ステータコア(1)の各コイル(8)の巻き始め端末(8A)及び巻き終わり端末(8B)と、前記ステータコア(1)に同一軸に設けた各コイル(8)毎に給電するリング状バスバー(16U、16V、16W)から引き出した給電端子(19B)及び同じく前記ステータコア(1)に同一軸に設けた前記各コイル(8)を接続する中性点バスバー(16N)から引き出した中性点端子(19A)との接続構造であって、
    上記給電端子(19B)及び中性点端子(19A)は、上記ステータコア(1)の径方向に引き出された後、そのステータコア(1)に向かってその軸方向に屈曲し、さらに前記ステータコア(1)の周方向に沿うように屈曲し、その屈曲部(21)に前記巻き始め端末(8A)又は巻き終わり端末(8B)に向かう接続片(22)を有し、
    その各給電端子(19B)又は中性点端子(19A)の接続片(22)に上記巻き始め端末(8A)又は巻き終わり端末(8B)が接続されていることを特徴とする回転電機用ステータのバスバー用端子とコイル端末との接続構造。
  2. 請求項1に記載の回転電機用ステータ(A)の給電端子(19B)及び中性点端子(19A)とコイル(8)の巻き始め端末(8A)及び巻き終わり端末(8B)との接続構造をなすためのバスバーユニット(3)であって、
    上記各コイル(8)毎に給電するリング状バスバー(16U、16V、16W)と、前記各コイル(8)を接続する中性点バスバー(16N)とからなって、その各バスバー(16U、16V、16W、16N)から上記給電端子(19B)及び中性点端子(19A)が上記ステータコア(1)の径方向にそれぞれ引き出され、
    その引き出された各給電端子(19B)及び中性点端子(19A)は、上記ステータコア(1)に向かってその軸方向に屈曲し、さらにそのステータコア(1)の周方向に沿うように屈曲し、その屈曲部(21)に上記巻き始め端末(8A)又は巻き終わり端末(8B)に向かう接続片(22)を有したものであることを特徴とする回転電機のステータ用バスバーユニット。
  3. リング状ステータコア(1)と、そのステータコア(1)の各ティース(5)に各相毎に巻回されたコイル(8)と、前記ステータコア(1)に同一軸に設けられたリング状バスバーユニット(3)とから成る回転電機用ステータであって、
    上記リング状バスバーユニット(3)を請求項に記載のバスバーユニットとし、その各給電端子(19B)又は中性点端子(19A)の接続片(22)に上記コイル(8)の巻き始め端末(8A)又は巻き終わり端末(8B)が接続されていることを特徴とする回転電機用ステータ。
  4. 上記バスバーユニット(3)が上記ステータコア(1)の各ティース(5)の側面上に重ねられていることを特徴とする請求項に記載の回転電機用ステータ。
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