JP5104920B2 - レーザー加工装置、被加工物の加工方法および被加工物の分割方法 - Google Patents
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Description
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のレーザー加工装置であって、前記少なくとも2つの被照射領域の形成を、前記被加工物の相異なる2つの前記劈開もしくは裂開容易方向において交互に行う、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1または請求項2に記載のレーザー加工装置であって、全ての前記被照射領域を、前記被加工物の劈開もしくは裂開容易方向に沿って形成する、ことを特徴とする。
請求項5の発明は、パルスレーザー光を発する光源と、被加工物が載置される載置部と、を備えるレーザー加工装置であって、前記載置部に載置された前記被加工物に対して3点曲げにて力を加えることにより、前記被加工物の加工対象位置に対して引張応力を作用させる応力印加手段、をさらに備え、前記載置部に載置した前記被加工物に対し、前記応力印加手段によって前記加工対象位置に対して引張応力を作用させた状態で、前記パルスレーザー光の個々の単位パルス光ごとの被照射領域が前記被加工面において前記被加工物の相異なる2つの劈開もしくは裂開容易方向に対して等価な方向に離散的に形成されるように前記載置部を移動させつつ前記パルスレーザー光を前記被加工物に照射することによって、前記被照射領域同士の間で被加工物の劈開もしくは裂開を順次に生じさせることにより、前記被加工物に分割のための起点を形成する、ことを特徴とする。
請求項6の発明は、パルスレーザー光を発する光源と、被加工物が載置される載置部と、を備えるレーザー加工装置であって、前記載置部に載置された前記被加工物に対して3点曲げにて力を加えることにより、前記被加工物の加工対象位置に対して引張応力を作用させる応力印加手段、をさらに備え、前記載置部に載置した前記被加工物に対し、前記応力印加手段によって前記加工対象位置に対して引張応力を作用させた状態で、前記パルスレーザー光の個々の単位パルス光が、前記被加工面における前記被加工物の相異なる2つの劈開もしくは裂開容易方向に対して等価な方向に離散的に照射されるように、前記載置部を移動させつつ前記パルスレーザー光を前記被加工物に照射し、前記個々の単位パルス光が被照射位置に照射される際の衝撃もしくは応力によって直前にもしくは同時に照射された前記単位パルス光の被照射位置との間に劈開もしくは裂開を生じさせることにより、前記被加工物に前記分割のための起点を形成する、ことを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項11または請求項12に記載の加工方法であって、前記照射工程においては、前記少なくとも2つの被照射領域の形成を、前記被加工物の相異なる2つの前記劈開もしくは裂開容易方向において交互に行う、ことを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項11または請求項12に記載の加工方法であって、前記照射工程においては、全ての前記被照射領域を、前記被加工物の劈開もしくは裂開容易方向に沿って形成する、ことを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項11ないし請求項13のいずれかに記載の加工方法であって、前記照射工程においては、前記パルスレーザー光の出射源と前記被加工物とを相対移動させつつ、前記パルスレーザー光の出射方向を当該相対移動方向と垂直な面内にて周期的に変化させることによって、前記被加工物に千鳥状の配置関係をみたす複数の前記被照射領域を形成する、ことを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項11ないし請求項13のいずれかに記載の加工方法であって、前記照射工程においては、前記パルスレーザー光の複数の出射源と前記被加工物とを相対移動させつつ、前記複数の出射源のそれぞれからの前記単位パルス光の照射タイミングを周期的に変化させることによって、前記被加工物に千鳥状の配置関係をみたす複数の前記被照射領域を形成する、ことを特徴とする。
請求項17の発明は、被加工物に分割起点を形成するための加工方法であって、被加工物を載置部に載置する載置工程と、前記載置部に載置された前記被加工物に対して3点曲げにて力を加えることにより、前記被加工物の加工対象位置に対して引張応力を作用させた状態で、前記パルスレーザー光を、個々の単位パルス光ごとの被照射領域が前記載置面と対向する被加工面において離散的に形成されるように前記被加工物に照射することによって、前記被照射領域同士の間で前記被加工物の劈開もしくは裂開を順次に生じさせることで、前記被加工物に分割のための起点を形成する照射工程と、を備え、前記照射工程においては、前記被照射領域を、前記被加工物の相異なる2つの劈開もしくは裂開容易方向に対して等価な方向において形成する、ことを特徴とする。
請求項18の発明は、被加工物に分割起点を形成するための加工方法であって、被加工物を載置部に載置する載置工程と、前記載置部に載置された前記被加工物に対して3点曲げにて力を加えることにより、前記被加工物の加工対象位置に対して引張応力を作用させた状態で、前記パルスレーザー光を、個々の単位パルス光が前記載置面と対向する被加工面に離散的に照射されるように前記被加工物に照射し、前記個々の単位パルス光が被照射位置に照射される際の衝撃もしくは応力によって直前にもしくは同時に照射された前記単位パルス光の被照射位置との間に劈開もしくは裂開を生じさせることにより、前記被加工物に前記分割のための起点を形成する照射工程と、を備え、前記照射工程においては、前記被照射領域を、前記被加工物の相異なる2つの劈開もしくは裂開容易方向に対して等価な方向において形成する、ことを特徴とする。
まず、以下に示す本発明の実施の形態において実現される加工の原理を説明する。本発明において行われる加工は、概略的に言えば、パルスレーザー光(以下、単にレーザー光とも称する)を走査しつつ被加工物の上面(被加工面)に照射することによって、個々のパルスごとの被照射領域の間で被加工物の劈開もしくは裂開を順次に生じさせていき、それぞれにおいて形成された劈開面もしくは裂開面の連続面として分割のための起点(分割起点)を形成するものである。
第1加工パターンは、a1軸方向、a2軸方向、a3軸方向のいずれかと加工予定線とが平行な場合の劈開/裂開加工の態様である。より一般的にいえば、劈開/裂開容易方向と加工予定線の方向とが一致する場合の加工態様である。
第2加工パターンは、a1軸方向、a2軸方向、a3軸方向のいずれかと加工予定線とが垂直な場合の劈開/裂開加工の態様である。なお、第2加工パターンにおいて用いるレーザー光の条件は、第1加工パターンと同様である。より一般的にいえば、相異なる2つの劈開/裂開容易方向に対して等価な方向(2つの劈開/裂開容易方向の対称軸となる方向)が加工予定線の方向となる場合の加工態様である。
第3加工パターンは、超短パルスのレーザー光を用いる点、a1軸方向、a2軸方向、a3軸方向のいずれかと加工予定線とが垂直である(相異なる2つの劈開/裂開容易方向に対して等価な方向が加工予定線の方向となる)点では、第2加工パターンと同様であるが、レーザー光の照射態様が第2加工パターンと異なる。
次に、上述した種々の加工パターンによる加工を実現可能なレーザー加工装置について説明する。
図12および図13は、本実施の形態に係るレーザー加工装置50に備わる載置部7および移動機構7mを、相異なる2つの方向からみた様子を概略的に示す側面図である。なお、図12および図13には便宜上、図12の図面視左右方向をx軸方向とし、紙面に垂直な方向をy軸方向とし、図面視上下方向をz軸方向とするxyz座標を付している。x軸方向が、レーザー光LBの走査方向に相当する。
観察部50Bは、載置部7に載置された被加工物10に対して載置部7の上方から落射照明光源S1からの落射照明光L1の照射と斜光照明光源S2からの斜光透過照明光L2の照射とを重畳的に行いつつ、載置部7の上方側からの表面観察手段6による表面観察と、載置部7の下方側からの裏面観察手段16による裏面観察とを、行えるように構成されている。
レーザー光源SLとしては、波長が500nm〜1600nmのものを用いる。また、上述した加工パターンでの加工を実現するべく、レーザー光LBのパルス幅は1psec〜50psec程度である必要がある。また、繰り返し周波数Rは10kHz〜200kHz程度、レーザー光の照射エネルギー(パルスエネルギー)は0.1μJ〜50μJ程度であるのが好適である。
光学系5は、レーザー光が被加工物10に照射される際の光路を設定する部位である。光学系5によって設定された光路に従って、被加工物の所定の照射位置(被照射領域の形成予定位置)にレーザー光が照射される。
コントローラ1は、上述の各部の動作を制御し、後述する種々の態様での被加工物10の加工処理を実現させる制御部2と、レーザー加工装置50の動作を制御するプログラム3pや加工処理の際に参照される種々のデータを記憶する記憶部3とをさらに備える。
レーザー加工装置50においては、加工処理に先立ち、観察部50Bにおいて、被加工物10の配置位置を微調整するアライメント動作が行えるようになっている。アライメント動作は、被加工物10に定められているXY座標軸を載置部7の座標軸と一致させるために行う処理である。係るアライメント処理は、上述した加工パターンでの加工を行う場合に、被加工物の結晶方位と加工予定線とレーザー光の走査方向とが各加工パターンにおいて求められる所定の関係をみたすようにするうえで重要である。
次に、本実施の形態に係るレーザー加工装置50における加工処理について説明する。レーザー加工装置50においては、レーザー光源SLから発せられ光学系5を経たレーザー光LBの照射と、被加工物10が載置固定された載置部7の移動とを組み合わせることによって、光学系5を経たレーザー光を被加工物10に対して相対的に走査させつつ被加工物10の加工を行えるようになっている。
次に、光路設定手段5cの具体的構成と、その動作の例について、主にマルチモードにおける動作を対象に説明する。
上述の劈開/裂開加工は、単位パルス光の照射によって生じる衝撃や応力を利用して、被加工物に劈開/裂開を生じさせる手法である。それゆえ、個々の単位パルス光の照射に際してより少ないエネルギー消費にて劈開/裂開面が形成されるほど、与えられるエネルギーが同じであっても被加工物のより深いところまで劈開/裂開が生じ、被加工物のより深い部分にまで分割起点の先端部分が到達することとなり、より効率的に劈開/裂開面が形成されることになる。
2 制御部
3 記憶部
5 光学系
5c 光路設定手段
7 載置部
7a 支持部材
7b 昇降機構
7m 移動機構
10 被加工物
10a (被加工物の)被加工面
10e (被加工物の)端縁部
50 レーザー加工装置
51 ビームエキスパンダー
52 対物レンズ系
53 ハーフミラー
5a、54 ミラー
55 光路選択機構
61 拘束板
63 ブレード
63e (ブレードの)先端部
71 x軸移動機構
72 y軸移動機構
73 θ回転機構
C1〜C3、C11a、C11b、C21〜C24 劈開/裂開面
D (載置部の)移動方向
L 加工予定線
LB、LB0、LB1、LB2 レーザー光
RE、RE1〜RE4、RE11〜RE15、RE21〜RE25 被照射領域
SL レーザー光源
SW 光学スイッチ
Claims (23)
- パルスレーザー光を発する光源と、
被加工物が載置される載置部と、
を備えるレーザー加工装置であって、
前記載置部に載置された前記被加工物に対して3点曲げにて力を加えることにより、前記被加工物の加工対象位置に対して引張応力を作用させる応力印加手段、
をさらに備え、
前記載置部に載置した前記被加工物に対し、前記応力印加手段によって前記加工対象位置に対して引張応力を作用させた状態で、前記パルスレーザー光の個々の単位パルス光ごとの被照射領域が前記被加工面において離散的に形成されるように、かつ、異なる前記単位パルス光によって形成される少なくとも2つの被照射領域が、前記被加工物の劈開もしくは裂開容易方向において隣り合うように、前記載置部を移動させつつ前記パルスレーザー光を前記被加工物に照射することによって、前記被照射領域同士の間で被加工物の劈開もしくは裂開を順次に生じさせることにより、前記被加工物に分割のための起点を形成する、
ことを特徴とするレーザー加工装置。 - パルスレーザー光を発する光源と、
被加工物が載置される載置部と、
を備えるレーザー加工装置であって、
前記載置部に載置された前記被加工物に対して3点曲げにて力を加えることにより、前記被加工物の加工対象位置に対して引張応力を作用させる応力印加手段、
をさらに備え、
前記載置部に載置した前記被加工物に対し、前記応力印加手段によって前記加工対象位置に対して引張応力を作用させた状態で、前記パルスレーザー光の個々の単位パルス光が前記被加工面に離散的に照射されるように、かつ、異なる前記単位パルス光によって形成される少なくとも2つの被照射領域が、前記被加工物の劈開もしくは裂開容易方向において隣り合うように、前記載置部を移動させつつ前記パルスレーザー光を前記被加工物に照射し、前記個々の単位パルス光が被照射位置に照射される際の衝撃もしくは応力によって直前にもしくは同時に照射された前記単位パルス光の被照射位置との間に劈開もしくは裂開を生じさせることにより、前記被加工物に前記分割のための起点を形成する、
ことを特徴とするレーザー加工装置。 - 請求項1または請求項2に記載のレーザー加工装置であって、
前記少なくとも2つの被照射領域の形成を、前記被加工物の相異なる2つの前記劈開もしくは裂開容易方向において交互に行う、
ことを特徴とするレーザー加工装置。 - 請求項1または請求項2に記載のレーザー加工装置であって、
全ての前記被照射領域を、前記被加工物の劈開もしくは裂開容易方向に沿って形成する、
ことを特徴とするレーザー加工装置。 - パルスレーザー光を発する光源と、
被加工物が載置される載置部と、
を備えるレーザー加工装置であって、
前記載置部に載置された前記被加工物に対して3点曲げにて力を加えることにより、前記被加工物の加工対象位置に対して引張応力を作用させる応力印加手段、
をさらに備え、
前記載置部に載置した前記被加工物に対し、前記応力印加手段によって前記加工対象位置に対して引張応力を作用させた状態で、前記パルスレーザー光の個々の単位パルス光ごとの被照射領域が前記被加工面において前記被加工物の相異なる2つの劈開もしくは裂開容易方向に対して等価な方向に離散的に形成されるように前記載置部を移動させつつ前記パルスレーザー光を前記被加工物に照射することによって、前記被照射領域同士の間で被加工物の劈開もしくは裂開を順次に生じさせることにより、前記被加工物に分割のための起点を形成する、
ことを特徴とするレーザー加工装置。 - パルスレーザー光を発する光源と、
被加工物が載置される載置部と、
を備えるレーザー加工装置であって、
前記載置部に載置された前記被加工物に対して3点曲げにて力を加えることにより、前記被加工物の加工対象位置に対して引張応力を作用させる応力印加手段、
をさらに備え、
前記載置部に載置した前記被加工物に対し、前記応力印加手段によって前記加工対象位置に対して引張応力を作用させた状態で、前記パルスレーザー光の個々の単位パルス光が、前記被加工面における前記被加工物の相異なる2つの劈開もしくは裂開容易方向に対して等価な方向に離散的に照射されるように、前記載置部を移動させつつ前記パルスレーザー光を前記被加工物に照射し、前記個々の単位パルス光が被照射位置に照射される際の衝撃もしくは応力によって直前にもしくは同時に照射された前記単位パルス光の被照射位置との間に劈開もしくは裂開を生じさせることにより、前記被加工物に前記分割のための起点を形成する、
ことを特徴とするレーザー加工装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のレーザー加工装置であって、
前記パルスレーザー光が、パルス幅がpsecオーダーの超短パルス光である、
ことを特徴とするレーザー加工装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のレーザー加工装置であって、
前記応力印加手段が、
前記加工対象位置の上方にて離間するように設けられた、前記被加工物を前記被加工面の側から拘束する一対の拘束手段と、
前記被加工面とは反対の側から当接して前記被加工物を押圧する押圧手段と、
を備えることを特徴とするレーザー加工装置。 - 請求項8に記載のレーザー加工装置であって、
前記押圧手段が板状をなしており、前記押圧手段の先端部を前記被加工面に対して略垂直に当接させることによって前記被加工物を押圧する、
ことを特徴とするレーザー加工装置。 - 請求項9に記載のレーザー加工装置であって、
前記押圧手段の前記先端部が断面視台形形状をなしていることを特徴とするレーザー加工装置。 - 被加工物に分割起点を形成するための加工方法であって、
被加工物を載置部に載置する載置工程と、
前記載置部に載置された前記被加工物に対して3点曲げにて力を加えることにより、前記被加工物の加工対象位置に対して引張応力を作用させた状態で、前記パルスレーザー光を、個々の単位パルス光ごとの被照射領域が前記載置面と対向する被加工面において離散的に形成されるように前記被加工物に照射することによって、前記被照射領域同士の間で前記被加工物の劈開もしくは裂開を順次に生じさせることで、前記被加工物に分割のための起点を形成する照射工程と、
を備え、
前記照射工程においては、異なる前記単位パルス光によって形成する少なくとも2つの被照射領域を、前記被加工物の劈開もしくは裂開容易方向において隣り合うように形成する、
ことを特徴とする被加工物の加工方法。 - 被加工物に分割起点を形成するための加工方法であって、
被加工物を載置部に載置する載置工程と、
前記載置部に載置された前記被加工物に対して3点曲げにて力を加えることにより、前記被加工物の加工対象位置に対して引張応力を作用させた状態で、前記パルスレーザー光を、個々の単位パルス光が前記載置面と対向する被加工面に離散的に照射されるように前記被加工物に照射し、前記個々の単位パルス光が被照射位置に照射される際の衝撃もしくは応力によって直前にもしくは同時に照射された前記単位パルス光の被照射位置との間に劈開もしくは裂開を生じさせることにより、前記被加工物に前記分割のための起点を形成する照射工程と、
を備え、
前記照射工程においては、異なる前記単位パルス光によって形成する少なくとも2つの被照射領域を、前記被加工物の劈開もしくは裂開容易方向において隣り合うように形成する、
ことを特徴とする被加工物の加工方法。 - 請求項11または請求項12に記載の加工方法であって、
前記照射工程においては、前記少なくとも2つの被照射領域の形成を、前記被加工物の相異なる2つの前記劈開もしくは裂開容易方向において交互に行う、
ことを特徴とする被加工物の加工方法。 - 請求項11または請求項12に記載の加工方法であって、
前記照射工程においては、全ての前記被照射領域を、前記被加工物の劈開もしくは裂開容易方向に沿って形成する、
ことを特徴とする被加工物の加工方法。 - 請求項11ないし請求項13のいずれかに記載の加工方法であって、
前記照射工程においては、前記パルスレーザー光の出射源と前記被加工物とを相対移動させつつ、前記パルスレーザー光の出射方向を当該相対移動方向と垂直な面内にて周期的に変化させることによって、前記被加工物に千鳥状の配置関係をみたす複数の前記被照射領域を形成する、
ことを特徴とする被加工物の加工方法。 - 請求項11ないし請求項13のいずれかに記載の加工方法であって、
前記照射工程においては、前記パルスレーザー光の複数の出射源と前記被加工物とを相対移動させつつ、前記複数の出射源のそれぞれからの前記単位パルス光の照射タイミングを周期的に変化させることによって、前記被加工物に千鳥状の配置関係をみたす複数の前記被照射領域を形成する、
ことを特徴とする被加工物の加工方法。 - 被加工物に分割起点を形成するための加工方法であって、
被加工物を載置部に載置する載置工程と、
前記載置部に載置された前記被加工物に対して3点曲げにて力を加えることにより、前記被加工物の加工対象位置に対して引張応力を作用させた状態で、前記パルスレーザー光を、個々の単位パルス光ごとの被照射領域が前記載置面と対向する被加工面において離散的に形成されるように前記被加工物に照射することによって、前記被照射領域同士の間で前記被加工物の劈開もしくは裂開を順次に生じさせることで、前記被加工物に分割のための起点を形成する照射工程と、
を備え、
前記照射工程においては、前記被照射領域を、前記被加工物の相異なる2つの劈開もしくは裂開容易方向に対して等価な方向において形成する、
ことを特徴とする被加工物の加工方法。 - 被加工物に分割起点を形成するための加工方法であって、
被加工物を載置部に載置する載置工程と、
前記載置部に載置された前記被加工物に対して3点曲げにて力を加えることにより、前記被加工物の加工対象位置に対して引張応力を作用させた状態で、前記パルスレーザー光を、個々の単位パルス光が前記載置面と対向する被加工面に離散的に照射されるように前記被加工物に照射し、前記個々の単位パルス光が被照射位置に照射される際の衝撃もしくは応力によって直前にもしくは同時に照射された前記単位パルス光の被照射位置との間に劈開もしくは裂開を生じさせることにより、前記被加工物に前記分割のための起点を形成する照射工程と、
を備え、
前記照射工程においては、前記被照射領域を、前記被加工物の相異なる2つの劈開もしくは裂開容易方向に対して等価な方向において形成する、
ことを特徴とする被加工物の加工方法。 - 請求項11ないし請求項18のいずれかに記載の加工方法であって、
前記パルスレーザー光が、パルス幅がpsecオーダーの超短パルス光である、
ことを特徴とする被加工物の加工方法。 - 請求項11ないし請求項18のいずれかに記載の加工方法であって、
前記照射工程においては、前記加工対象位置の上方に互いの離間部が位置するように設けた一対の拘束部材にて、前記被加工物を前記被加工面の側から拘束したうえで、前記被加工面とは反対の側から押圧手段を前記被加工面に対して当接させることによって前記加工対象位置に引張応力を作用させる、
ことを特徴とする被加工物の加工方法。 - 請求項20に記載の加工方法であって、
前記押圧手段が板状をなしており、前記照射工程においては、前記押圧手段の先端部を前記被加工面に対して略垂直に当接させることによって前記被加工物を押圧する、
ことを特徴とする被加工物の加工方法。 - 請求項21に記載の加工方法であって、
前記押圧手段の前記先端部が断面視台形形状をなしていることを特徴とする被加工物の加工方法。 - 被加工物を分割する方法であって、
請求項11ないし請求項22のいずれかに記載の方法によって分割起点が形成された被加工物を、前記分割起点に沿って分割する、
ことを特徴とする被加工物の分割方法。
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