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JP5096986B2 - 動画像表示装置、動画像表示方法及び集積回路 - Google Patents

動画像表示装置、動画像表示方法及び集積回路 Download PDF

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Description

本発明は、符号化された動画像データを復号して表示する動画像表示装置に関し、特に、液晶ディスプレイに動画像を表示する場合の光源制御技術に関する。
他発光型の液晶ディスプレイは、外光やバックライトなどの光源を利用するものであり、光源と液晶パネルとの位置関係で、透過型、反射型、投影型がある。
画面の輝度が高ければよいとは限らないものの、基本的には、明るい室内や、遠くから見る場合などでは、画面の輝度が高いほど画面に表示されている文字や画像は見やすいと言える。
しかし、画面の高輝度化、すなわち、光源の明るさを増加させると、実際の画面では光漏れ等による黒浮きが生じたり、光源の発熱が増す等の弊害が生ずる。
そこで、画面に表示する画像の輝度の高低に応じて光源の強度を制御することで、黒浮きを抑制し、且つ、光源の発熱及び消費電力の低減を図った技術がある(特許文献1参照)。
以下、図13のブロック図を用いて、特許文献1に記載された画像表示装置を簡単に説明する。この画像表示装置は、輝度・色差形式であるYUV形式の画像を入力し、RGB画像に変換して表示するものである。
YUV−RGB変換部31は、画像信号として入力されたYUV形式の輝度(Y)・色差(U、V)信号S31をRGB形式の原色信号S34に変換するが、それと並行して、ピーク検出部32aは、入力された輝度・色差信号S31の輝度成分を示す輝度信号Yのピーク値S32を検出する。このピーク値に従って、光源35の光強度と原色信号S34に対するコントラスト補正を行い、画像を表示する。
輝度のピーク値に応じて光源の強度の調整とコントラスト補正とを行うことで、低輝度の画像を表示する場合の黒浮きの抑止や、光源の発熱及び消費電力の低減
を図っている。
特開平6−160811号公報
しかし、表示しようとする画像のY成分のピーク値が求まるのは、その画像信号の入力が終了した時点である。すなわち、1つの表示画面の画像信号の入力が終了した時点で、その表示画面の画像信号のピーク値が求まる。
従って、ピーク値が求まった時には、その表示画面の画像信号はRGBに変換され表示されてしまっていることになる。すなわち、光源の強度を制御等するのに用いられるピーク値は、1つ前の表示画面から求めたピーク値であることとなり、光源の光量制御やコントラスト補正に使用されるピーク値が、表示されている表示画面のものではないこととなる。
つまり、低輝度の表示画面から高輝度の表示画面への切り替わった場合などには、適正な制御が行えず、画面が適正に表示されないこととなる。
この問題は、表示画面1枚を記憶することが出来るメモリをバッファとして持たせることで解決されるが、表示画面1枚分の画像データ量は大きいため、大容量のメモリ追加による回路規模、コストの増大という問題を招くことになる。
そこで、本発明は、1表示画面分のメモリを追加せずとも、画面が表示されるときには、その表示画面の画像信号のピーク値を使用して、光源の光量制御やコントラスト補正を行うことができる動画像表示装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る動画像表示装置は、液晶パネルと、当該液晶パネルを照明する光源とを備え、予測符号化方式に従った符号化により生成されてなる動画像データを表示する動画像表示装置であって、前記動画像データを予測符号化方式に従ってブロック毎に復号し、一表示画面の画素毎に輝度(Y成分)データと色差(U成分、V成分)データとで構成されたYUVピクチャを生成する復号手段と、前記復号手段により生成された前記YUVピクチャを一時格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納されたYUVピクチャを画素毎に原色データ(R成分、G成分、B成分)に変換し、コントラスト補正を施して前記液晶パネルに表示させる表示制御手段と、前記復号手段が、各YUVピクチャを生成する際に、前記記憶手段を介さずにYUVピクチャを、復号を完了したブロック毎に受け取り、前記復号手段による当該YUVピクチャの復号処理と並行して、当該YUVピクチャにおける輝度データの最大値を含むYUV値情報を検出するYUV値検出手段と、検出されたYUV値情報に基づいて前記光源の光量を制御する光源制御手段であって、前記表示制御手段が液晶パネルに表示させているYUVピクチャと同じYUVピクチャから検出したYUV値情報に基づいて、前記光源の光量を制御する光源制御手段とを備えることを特徴とする。
上記構成の動画像表示装置は、動画像データを復号してYUVピクチャを生成する際に、そのYUVピクチャのY成分の最大値を検出することができるので、そのYUVピクチャを原色データに変換して液晶パネルに表示するときには、光源の光量をそのピクチャのY成分の最大値に基づいて制御することが可能となる。また、光源強度の制御により、動画像データを表示する際の、消費電力の低減を実現することも可能となる。
また、前記YUV値検出手段が検出するYUV値情報は、更に、各色差データの最大値と最小値とを含み、前記動画像表示装置は、更に、前記YUV値検出手段で求めたYUVピクチャにおけるYUV値情報から、当該YUVピクチャを画素毎に原色データに変換した場合の全画素の原色データの上界値を求める上界値算出手段を備え、前記光源制御手段は、前記表示制御手段が液晶パネルに表示させているYUVピクチャと同じYUVピクチャから検出したYUV値情報から前記上界値算出手段で求めた上界値に基づいて、前記光源の光量を制御することとしてもよい。
また、前記上界値算出手段は、YUVピクチャにおける輝度データの最大値をYmax、各色差データの最大値をUmaxとVmaxと、最小値をUminとVminとし、原色データに変換する変換式と最大値ノルムにおける三角不等式から導かれた以下の演算により、原色データのR成分、G成分、B成分それぞれについて上界値Ru、Gu、Buを求め、
Ru=Ymax+1.40Vmax
Gu=Ymax+0.34Umin+0.71Vmin
Bu=Ymax+1.77Umax
求めたRu、Gu、Buのうちの最大値を上界値とすることとしてもよい。
これにより、Y成分の最大値に加えて、U成分及びV成分のそれぞれの最大値と最小値をYUV値情報として検出し、これらの値からYUVピクチャを原色データに変換した場合の原色データの上界値を求めることができるので、液晶パネルに表示されるピクチャの原色データの最大値を下回らない値に基づいて光源の光量を制御することが可能となる。
すなわち、如何なる動画像、例えば、低輝度ピクチャから高輝度ピクチャに切り替わるような動画像を表示する場合においても、原色データの最大値以上の値が、常に上界値として得られるため、行き過ぎた光源強度低下に陥ることなく、良好な画像の表示を行うことが可能となる。更には、Y成分である輝度値に対して、高い原色データの値を生ずるような純色に近い画像を表示するような場合も、同様に、良好な画像の表示を行うことが可能となる。
また、前記光源は、Red、Green、Blueそれぞれの色光を照射し、前記上界値算出手段は、YUVピクチャにおける輝度データの最大値をYmax、各色差データの最大値をUmaxとVmaxと、最小値をUminとVminとし、原色データに変換する変換式と最大値ノルムにおける三角不等式から導かれた以下の演算により、各原色データの上界値Ru、Gu、Buを求め、
Ru=Ymax+1.40Vmax
Gu=Ymax+0.34Umin+0.71Vmin
Bu=Ymax+1.77Umax
前記光源制御手段は、前記表示制御手段が液晶パネルに表示させているYUVピクチャと同じYUVピクチャから検出したYUV値情報から前記上界値算出手段で求めた各原色データの上界値に基づいて、前記それぞれの色光を照射する光源の光量を制御することとしてもよい。
これにより、R,G,B三原色の映像をプリズム等で統合して表示をおこなう画像表示装置においても、RGBの三原色をそれぞれ照射する三つの光源について、それぞれの色の上界値を求め、それぞれの光源を制御することができるので、良好な画像の表示を行うことが可能となる。
また、前記YUV値検出手段は、前記復号手段が行う各YUVピクチャの生成と並行して、当該YUVピクチャにおけるYUV値情報を検出することとしてもよい。
これにより、YUVピクチャの復号とYUV値データの検出とが並行して行われるので、YUVピクチャが生成されたときには、そのYUVピクチャのYUVデータも検出されていることとなる。
すなわち、YUV値データは、ピクチャの復号の過程で検出されるため、1ピクチャ分の復号を完了して、原色データへの変換処理が開始される時点では、Y成分の最大値とUV成分の最大値と最小値は確定しているため、このピクチャが表示されるときには、光源の制御とコントラスト補正には、このYUVピクチャを原色データに変換した場合の原色データの上界値を使用することが可能となる。
また、前記復号手段は、各YUVピクチャを生成する際に、前記YUV値検出手段が検出したYUV値情報を、当該YUVピクチャを特定する情報と対応付けて記憶する記憶手段を有し、前記光源制御手段は、前記表示制御手段が液晶パネルに表示させているYUVピクチャを特定する情報と対応付けて前記記憶手段に記憶されているYUV値情報に基づいて、前記光源の光量を制御することとしてもよい。
これにより、YUV値データはYUVピクチャを特定できる情報と対応付けられて記憶されるので、YUVピクチャが生成されてから直ぐに表示されない場合であっても、そのYUVピクチャを原色データに変換して液晶パネルに表示するときには、光源の制御とコントラスト補正には、このYUVピクチャを原色データに変換した場合の原色データの上界値を使用することが可能となる。
<実施形態>
<実施形態1>
<概要>
本実施形態の動画像表示装置は、YUV形式の動画像データを読み込んで、バックライトの制御に用いるためのY成分の最大値を求めるのではなく、YUV形式の動画像データを生成する段階で、Y成分の最大値を求めるものである。
ここで、本実施形態の動画像表示装置が、Y成分の最大値をYUV形式の動画像データを生成する段階で求めることで、YUV形式のピクチャを表示するときには、このピクチャのYUV値をバックライト制御に使用できることをタイミングチャートを用いて説明する。尚、本実施形態では、一つの表示画像である1フレーム、或いは1フィールドを、総称してピクチャというものとする。
まず、図13の従来の画像表示装置では、表示するピクチャのY成分の最大値を求めるタイミングを図4を用いて説明して、本実施形態の動画像表示装置のY成分の最大値を求めるタイミングを図5を用いて説明する。
図4は、図13を用いて説明した従来の画像表示装置のタイミングチャートである。矩形は、該当する処理を行っている時間を表し、矩形の中の、その処理の対象となるピクチャを示している。矩形同士が離れて記載されているが、実際には、矩形は時間的に連続しているものとする。また、実線矢印は、Y成分の最大値の送信を示す。図5も同様である。
1段目のピーク検出処理はピーク検出部32aが行うピークを検出している時間を表し、2段目のバックライト制御処理は、光源強度制御部33が光源を制御している時間を表す。3段目のRGB変換・補正処理は、YUV−RGB変換部31とコントラスト補正部34とが行う処理であり、液晶パネルにピクチャが表示されている時間を表す。
本図で示されるように、ピクチャ1のピーク検出処理100と、ピクチャ1のRGB変換・補正処理101とが並行して行われるので、ピクチャ1のY成分の最大値が求まるのは、RGB変換・補正処理101が終了した時点となる。
従って、従来の画像表示処理では、ピクチャ2のRGB変換・補正処理103が行われて、液晶パネル36に表示されているときに、光源強度制御部33は、ピクチャ1のY成分の最大値を用いた制御信号S35を光源35に出力してバックライト制御処理102を行うことになる。
この従来の表示装置では、特に、低輝度ピクチャから高輝度ピクチャへの急激な変化が生じた場合に問題が生ずる。高輝度ピクチャの表示に際して、バックライト制御とコントラスト補正とに使用されるピーク値は、低輝度ピクチャから検出されたものである。従って、高輝度ピクチャ表示の時、光源強度は低輝度に合わせて低下しており、高輝度画像を表示するには光量が不足する。コントラスト補正においては、低輝度に合わせて高いゲインが適用され、これにより補正後の画像信号の飽和が生じ、適正な画像表示ができなくなる。
ここで、ピーク値に対してローパスフィルタ(図13のLFP32b参照)を施して、上記制御・補正の急激な変動を抑制し、上記の課題を緩和することは可能であるが、上述のピーク値と補正されるピクチャとの同時性が確保されない限り、上記の課題は完全には解決されない。更に、ローパスフィルタの適用は、制御の追従性を損なうことになり、適応的な光源強度制御による光源の消費電力低減、発熱の低減の効果を十分に引き出せないという短所も有する。
図5は、本実施形態の動画像表示装置のタイミングチャートである。
本図の1段目は、ピクチャのY成分の最大値を求めている処理の時間を表し、2段目はバックライト制御処理であり、バックライトを制御している時間を表す。3段目はRGB変換とコントラスト補正の処理であり、液晶パネルにピクチャが表示されている時間を表す。また、4段目は、符号化されている動画像データの復号処理であり、復号している時間を表す。点線矢印は、復号されたYUV形式のピクチャの送信を示す。
本図に示されるように、ピクチャ1がRGB変換・補正処理203が成されているとき、すなわち、ピクチャ1を表示している時に、ピクチャ1のY成分の最大値を使用してバックライト制御処理202が行われる。
本装置では、ピクチャ1の復号処理201と並行して、ピクチャ1のY成分の最大値検出処理200を行う。
従って、YUV形式のピクチャをRGB形式のピクチャに変換しようとするときには、既にY成分の最大値は求められているので、ピクチャが表示されるときにバックライト制御やコントラスト補正に使用されるピーク値は、その表示されているピクチャのものを使用することができるので、上述の従来の表示装置における問題は解決できる。
更に、本実施形態の動画像表示装置では、液晶パネルに与えられる画像データが原色信号であることに鑑み、より適正な画像の表示を可能としている。
本実施形態では、液晶パネルに与えられる画像データが原色信号であるので、理想的には、原色データのR成分、G成分、B成分の全ての成分のうちの最大値で、1つの光源の光量制御とコントラスト補正を行うのが望ましい。
輝度のピーク値と原色信号のピーク値は一致しないため、輝度のピーク値のみを用いた光源制御やコントラスト補正では、光源強度の不足、補正後の画像信号の飽和が生じ、適正な画像表示ができない場合があるからである。
従って、本実施形態の動画像表示装置では、表示されるRGBデータについて、RGBそれぞれの成分を下回らない値を求め、その値で光源制御とコントラスト補正を行う。
以下、本発明の実施形態における動画像表示装置について、図面を用いて説明する。尚、本実施形態では、MPEG−4規格に従って作成された動画像データを表示する場合について説明する。
<構成>
図1は、動画像表示装置10の構成を示すブロック図である。
動画像表示装置10は、復号制御部1000、上界値算出部2000、バックライト制御部3000、YUV-RGB変換部4000、コントラスト補正部5000、バックライト6000及び液晶パネル7000で構成される。
復号制御部1000は、入力される符号化された動画像データを復号して、ピクチャを表示タイミングに合わせて、順次、出力する機能を有する。
この復号制御部1000は、復号部1100、YUV値検出部1200及びフレームメモリ1300を含み、復号部1100は、動画像データを復号して輝度・色差形式のピクチャであるYUVピクチャを生成し、フレームメモリ1300に格納する機能を有する。また、YUV値検出部1200は復号して生成しているピクチャのYUV成分の最大値と最小値とを求める機能を有する。
ここで、動画データは、画像の空間周波数成分に基づいて圧縮されており、画面上の矩形状の複数画素を一つの圧縮単位としている。その圧縮単位をマクロブロックといい、画面は複数のマクロブロックで構成される。このマクロブロックは、例えば、縦16画素×横16画素からなり、復号時にもマクロブロック1個単位で復号処理がなされる。復号制御部1000の詳細は、図2を用いて後で説明する。
次に、バックライト6000は、液晶パネル7000を裏面から照明し、白色光を供給する。
液晶パネル7000は、透過型液晶パネルであり、入力されるRGBデータに基づいて、バックライト6000からの光の透過量を副画素毎に制御し画像の表示を行う液晶パネルである。
上界値算出部2000は、YUV値検出部1200で求めたYUV成分の最大値と最小値から、該当するピクチャのRGB上界値を求める機能を有する。このRGB上界値とは、YUVピクチャを原色データに変換した場合の全ての画素のR成分、G成分、B成分のそれぞれの値を下回らない値である。この上界値の求め方については、後で説明する。
バックライト制御部3000は、バックライト6000の発光強度を制御する機能を有する。RGB上界値に基づいて、制御する。
詳細には、上界値算出部2000からの上界値について正比例の関係で、バックライト6000の発光強度が制御されるように、制御データをバックライト6000に出力する。より実際には、制御データは、更に、ガンマ補正などが施されバックライト6000に渡される。
YUV-RGB変換部4000は、フレームメモリ1300から出力されたYUVピクチャを、RGBデータに変換する機能を有する。
コントラスト補正部5000は、バックライト制御部3000によるバックライト6000の発光強度の制御に対応して、表示結果の整合を取るためRGBデータのコントラスト補正を行う機能を有する。このコントラスト補正は、バックライト6000の強度制御に対応して、液晶パネル7000に与えるRGB信号を、バックライトを制御するための値、ここでは、RGB上界値に反比例するゲインによって行う補正である。この補正を行うことにより、表示結果をバックライトの発光強度を制御しない場合と同一にすることができる。
次に、図2を用いて、復号制御部1000の詳細を説明する。
復号制御部1000は、上述のように、復号部1100、YUV値検出部1200とフレームメモリ1300とを備え、主に次の2つの機能を有する。一つは、入力される符号化された動画像データを復号して、YUV形式のピクチャをフレームメモリ1300に蓄積する機能であり、もう一つは、フレームメモリ1300に蓄積されているYUVピクチャを表示順序どおりに、表示タイミングに合わせて、順次、出力する機能である。
まず、復号部1100は、可変長復号部1110、逆量子化逆直交変換部1120、加算部1130、ループ内フィルタ1140及び動き補償部1150で構成される。
この復号部1100の各機能部は、従来の復号装置と基本的に同じであるが、復号した結果をフレームメモリ1300のみに出力するだけではなく、YUV値検出部1200にも出力する点が異なる。復号は、ピクチャを構成するマクロブロック単位で行い、復号されたマクロブロック毎に、フレームメモリ1300とYUV値検出部1200とに復号された結果を出力する。
まず、可変長復号部1110は、MPEG−4形式により符号化された動画像の符号列である動画像データが外部より入力されると、可変長復号を行い、ピクチャタイプ、マクロブロックタイプ、動き情報、量子化係数等を分離する。量子化係数は逆量子化逆直交変換部2000に出力し、分離したピクチャタイプ等の情報は、復号部1100において行なわれる復号処理で用いる。
逆量子化逆直交変換部1120は、分離されたブロック毎の量子化係数に対して逆量子化及び逆直交変換を行ってブロック毎の画素データを得て、加算部1130に出力する。
加算部1130は、マクロブロックタイプが示す符号化の種類によって、ブロック毎の画素データをそのまま、あるいは動き補償部1150からの予測信号を加えてループ内フィルタ1140に出力する。
ループ内フィルタ1140は、加算部1130からの画像にフィルタ処理、例えば、ブロック境界部の歪を減少させるデブロック・フィルタなどを施して復号画像を生成し、フレームメモリ1300とYUV値検出部1200とに出力する。
動き補償部1150は、可変長復号部1110で分離されたマクロブロックタイプ、動き情報等の情報と、フレームメモリ1300に蓄積されたピクチャとから復号しているブロックの予測信号を求め、その予測信号を加算部1130に出力する。
フレームメモリ1300は、ループ内フィルタ1140からの出力である画像を蓄積する機能を有する。ループ内フィルタ1140からは、マクロブロック単位で画素データを入力し、ピクチャ単位で記憶する。
蓄積しているピクチャは、YUV成分で構成されており、具体的には、画素毎に、Y成分とU成分とV成分の値を記憶する。蓄積してあるピクチャは、必要に応じて、動き補償部1150によって参照される。
また、フレームメモリ1300は、復号制御部1000の指示により、復号制御部1000が指定したピクチャをYUV−RGB変換部4000に出力する機能も有する。
次に、YUV値検出部1200は、YUV値記憶部1210を備え、このYUV値記憶部1210は、ピクチャ毎に、Y成分の最大値と、U成分とV成分それぞれの最大値と最小値とを記憶している。これらの値をまとめて、以下、「YUV値」というものとする。
YUV値検出部1200は、復号中のピクチャのYUV値を求め、YUV値記憶部1210に記憶させる機能を有する。具体的には、ループ内フィルタ1140から入力するマクロブロックから、そのマクロブロックでのYUV値を求め、複数のマクロブロックで構成されているピクチャのYUV値を求める。詳細は、図10を用いて<動作>の項で説明する。
求めたYUV値は、YUV値記憶部1210に、ピクチャと対応付けて記憶させる。
また、YUV値検出部1200は、復号制御部1000の指示により、復号制御部1000が指定したピクチャのYUV値を、上界値算出部2000に出力する機能も有する。
尚、動画像表示装置10は、図示しないCPU、メモリ等を備え、復号制御部1000等の各部による各処理の全部または一部は、CPUが各種プログラムを実行することにより実現されるものである。
<上界値の求め方>
ここで、上界値算出部2000が求める上界値について説明する。
まず、理想的には、バックライト制御部3000によるバックライト制御及びコントラスト補正部5000によるコントラスト補正は、YUVピクチャが変換されたRGBデータのR成分、G成分、B成分のうちの最大値(以下、「RGB最大値」という。)を用いることが望ましい。
しかし、実際に、RGBデータが作成されるのは、YUV‐RGB変換部4000による処理においてであるため、復号中にRGB最大値を求めることは出来ない。
そこで、本実施形態では、復号中に取得可能なYUVピクチャを元に、RGB最大値に代わる値を求めるものである。正確には、RGB最大値を下回らない値である上界値を求める。
YUV−RGB変換に用いられる式と最大値ノルム(スープノルムとも言う。)における三角不等式を適用することで導かれる式により、上界値を求めることが可能となる。
YUV−RGB変換は、YUV−RGB変換部4000で行われる変換と同様である。変換式の一例を以下に示す。
なお、YUVピクチャの各画素をRGBデータに変換したものを、以下、「RGBピクチャ」というものとする。
赤(R)成分については(数1)、緑(G)成分については(数2)、青(B)成分については(数3)である。
[数1]
Ri = Yi + 1.40Vi
[数2]
Gi = Yi - 0.34Ui - 0.71Vi
[数3]
Bi = Yi + 1.77Ui
ここで、Ri、Gi、Biは、それぞれRGBピクチャ上の第i番目の画素における赤成分(R)、緑成分(G)、青成分(B)の値を示し、Yi、Ui、Viは、それぞれYUVピクチャ上の第i番目の画素における輝度成分(Y)、色差成分(U,V)を示している。
上界値を求めるための計算式は、次の過程に従って導かれる。
まず、理想的には、バックライト制御とコントラスト補正は、(数4)で示されるRGBピクチャに関しての最大値Mを用いることが望ましい。
[数4]
M = max{Ri,Gi,Bi} = max{Rmax,Gmax,Bmax} (i=1,2,3,...,N)
ここで、Ri,Gi,Biは、それぞれRGBピクチャ上の、全N画素中の第i番目の画素における赤成分(R)、緑成分(G)、青成分(B)の値を示し、Rmax,Gmax,Bmaxは、それぞれRGBピクチャ上の赤成分の最大値、緑成分の最大値、青成分の最大値を示している。
各原色成分の最大値Rmax,Gmax,Bmaxは、それぞれYUV−RGB変換に関する関係式(数1)、(数2)、(数3)と最大値ノルムにおける三角不等式を適用することで、(数5)、(数6)、(数7)が導かれる。
[数5]
Rmax = max{Yi + 1.40Vi} ≦ max{Yi} + 1.40max{Vi} ≡ R'u
[数6]
Gmax = max{Yi - 0.34Ui - 0.71Vi} ≦ max{Yi} + 0.34min{Ui} + 0.71min{Vi}
≡ G'u
[数7]
Bmax = max{Yi + 1.77Ui} ≦ max{Yi} + 1.77max{Ui} ≡ B'u
ここで、Yi,Ui,Viは、それぞれYUVピクチャ上の第i番目の画素における輝度成分(Y)、色差成分(U,V)を示し、R'u、G'u、B'uは、各不等式の右辺側の値を定義したものである。
(数5)、(数6)、(数7)の不等式の関係から、R'u、G'u、B'uは、それぞれR成分、G成分、B成分についての上界値であることが分かる。すなわち、R成分に関してR'uはピクチャ上の全てのRiに対して下回らない値である。
次に、上記の関係から(数8)の不等式が成り立つ。
[数8]
M ≦max{R'u,G'u,B'u} ≡ M'
ここで、M'は(数8)での不等式の右辺側の値を定義したものである。そして、このM'が、M≦M'であることから、RGBピクチャに対する上界値であることを示している。
よって、RGB上界値の算出は、次の通りである。
(数5)、(数6)、(数7)について、不等式の右辺をYUV成分の最大値・最小値を用いて計算することで、各原色成分の上界値R'u、G'u、B'uが求まり、次に、(数8)の不等式の右辺、即ち、三つの原色成分の上界値R'u、G'u、B'uの最大値を求めた上界値M'が、RGB上界値となる。
このように、YUVデータとRGBデータとの間の変換式と、最大値ノルムに関する三角不等式とから導かれた式(数5乃至数8)により、ピクチャ上の全ての画素のRGB成分の値を下回ることのないRGB上界値が算出されるため、光源の強度不足、補正RGBデータの飽和の問題が発生せず、良好な画像の再現性を実現することができるようになる。
<データ>
以下、本実施形態の動画像表示装置が用いる主なデータについて、図3を用いて説明する。
図3は、YUV値記憶部1210に記憶されているYUV成分情報1220の構成例及び内容例を示す図である。
YUV成分情報1220は、ピクチャ番号1221、Y成分最大値1222、U成分最大値1223、U成分最小値1224、V成分最大値1225及びV成分最小値1226で構成される。
ピクチャ番号1221は、ピクチャを識別する番号である。本図では、<動作>の項での説明の便宜上、「k+3」等と記載しているが、ピクチャを識別できるものであればよい。
Y成分値最大値1222は、対応するピクチャ番号1221で示されるピクチャを構成する全画素におけるY成分の最大値を示す。本実施形態でのY成分は、0(ゼロ)〜255の数値で示されるものとし、他の成分も同様とする。
同様に、U成分最大値1223とU成分最小値1224は、それぞれピクチャのU成分の最大値と最小値とを示し、V成分最大値1225とV成分最小値1226は、それぞれV成分の最大値と最小値とを示す。
例えば、ピクチャ番号1221が「k」で示されるピクチャのY成分の最大値は、「128」である。
このYUV成分情報1220は、復号制御部1000から指示を受けたYUV値検出部1200により参照され、読み出され、読みだされたピクチャの成分情報は削除される。ピクチャを表示するときに参照され、表示した後は不要となるからである。
<動作>
以下、本発明に係る動画像表示装置10の動作について図6〜図11を用いて説明する。
まず、ピクチャを復号する復号順とピクチャの表示順とが同じである動画像データを表示する場合と、復号順と表示順が異なる動画像データを表示する場合の処理のタイミングを説明し、その後、表示処理を説明する。
動画像データは、Iピクチャ、Bピクチャ、Pピクチャという3つのタイプのピクチャで構成され、Iピクチャとは、自画面内の情報のみを用いた符号化により得られる画面であり、Pピクチャとは1画面との1方向予測符号化によって得られる画面であり、Bピクチャとは2画面との2方向予測符号化によって得られる画面をいう。
<復号順と表示順とが同じ場合>
ピクチャを復号する復号順とピクチャの表示順とが同じである動画像データの例を、図6に示す。矩形がピクチャを表し、ピクチャ内に記載されている「I」、「P」、「B」は、それぞれIピクチャ、Pピクチャ、Bピクチャであることを示す。また、矢印は、ピクチャの参照を示している。図8も同様である。
この動画像データは、表示するピクチャが、直前に表示されたピクチャを参照するものであり、IPPPPのタイプ順にピクチャが表示さる。
例えば、表示順序が「k−1」のピクチャは、表示順序が「k−2」であるピクチャを参照300し、表示順序が「k」のピクチャは、表示順序が「k−1」であるピクチャを参照301する。
図6の動画像データを表示する場合の処理のタイミングを、図7を用いて説明する。図7は、図6で示す動画像データを表示する場合のタイミングチャートである。
矩形は、図4等と同様に、処理の時間を示している。また、矩形内の「ピクチャ(k−1)」は、表示順序が「k−1」のピクチャを表すものとする。他も同様である。
1段目のYUV値検出処理は、YUV値検出部1200が行う処理であり、2段目の復号処理は、復号部1100が行う処理である。復号処理を示す矩形の中の六角形は、マクロブロックの復号処理を示し、番号は、マクロブロックの番号を示すものとする。本図では、ピクチャ(k−1)の矩形の中にのみ記載しているが、他のピクチャも同様である。
また、3段目のフレームメモリは、YUVピクチャがフレームメモリ1300に記憶されている時間を示す。点線の矩形は、作成中のピクチャを表し、実線の矩形は、作成済みのピクチャを表す。
4段目のRGB変換・補正処理は、YUV−RGB変換部4000とコントラスト補正部5000が行う処理であり、5段目のバックライト制御処理は、バックライト制御部3000が行う処理である。
また、点線矢印は、復号されたデータの出力を、実線矢印は、YUV値の出力を示す。これらは、図9も同様である。
ここで、ピクチャ(k−1)を表示する場合を説明する。
まず、ピクチャ(k−1)の復号処理401を行う。このとき、マクロブロック毎に、復号されたYUVデータが、YUV検出部1200とフレームメモリ1300に出力される。
YUV検出部1200では、マクロブロックのYUVデータを受信し、受信したマクロブロックのYUV値に対し、それ以前に受信したマクロブロックのYUV値と比較し、YUV値の最大値及び最小値を求めるYUV値検出処理400を行う。
これと並行して、フレームメモリ1300では、マクロブロックのYUVデータを蓄積し、YUVピクチャを完成させる処理402を行い、同時に、ピクチャ(k−2)のYUVデータをYUV−RGB変換部4000に出力する処理403を行う。
ピクチャ(k−2)の表示後、ピクチャ(k−1)の表示を開始するとき、フレームメモリ1300は、ピクチャ(k−1)のYUVデータをYUV−RGB変換部4000に出力する処理404を開始し、バックライト制御部3000は、YUV検出部1200が求めたピクチャ(k−1)のYUV値から算出されたピクチャ(k−1)の上界値に基づいて、バックライト制御処理405を行う。
<復号順と表示順とが異なる場合>
次に、復号順と表示順が異なる動画像データを表示する場合の処理のタイミングを、図8と図9とを用いて説明する。
図8は、ピクチャを復号する復号順とピクチャの表示順とが異なる動画像データの例を示す図である。
例えば、表示順序が「k」のピクチャ500は、Bピクチャであり、表示順序が「k−1」のピクチャ501と表示順序が「k+3」のピクチャの2つのピクチャを参照する。したがって、表示順序が後である表示順序が「k+3」のピクチャを先に復号する。
図8の動画像データを、表示する場合の処理のタイミングを図9を用いて説明する。図9は、図8で示す動画像データを表示する場合のタイミングチャートである。
図9で示される処理のタイミングは、基本的には図7で示したタイミングと同じではあるが、復号処理と表示処理とが連続しないピクチャは、フレームメモリに記憶されている時間が長い点と、YUV値を記憶しておく点とが異なる。
例えば、フレームメモリの記憶時間600は、ピクチャ(k+3)が表示されるまでフレームメモリに記憶されている時間である。このピクチャ(k+3)を表示する場合、YUV値記憶部1210に記憶されているピクチャ(k+3)のYUV値602を使用する。
ピクチャ(k)の表示は、YUV値記憶部1210に記憶されているピクチャ番号1221が「k」のYUV値を用いて行うが、その時、ピクチャ番号1221が「k+3」のYUV値は既に記憶されている(図3参照)。先に復号されているからである。
<動画像データの表示処理>
次に、図10と図11とを用いて、動画像データの表示処理について説明する。図10を用いて、動画像データを復号し、生成したYUVピクチャをフレームメモリに蓄積する処理を、図11を用いて、フレームメモリに蓄積されているピクチャを表示する処理を説明する。
動画像データを入力して表示する場合、これら2つの処理は並行して行われる。
<YUVピクチャをフレームメモリに蓄積する処理>
図10は、動画像データの復号処理とYUV値検出処理とを表すフローチャートである。点線矢印は、データの流れを表す。また、本図では、YUV値検出処理は、Y成分の最大値を求める場合のフローチャートのみ記載する。実際は、U成分とV成分それぞれの最大値と最小値も同様の手順で求める。
動画像データの復号処理は、復号部1100が行い、YUV値検出処理は、YUV値検出部1200が行う処理である。
まず、復号部1100に、動画像データが入力される(ステップS100)。
復号部1100は、入力された動画像データに対して、可変長復号部1110、逆量子化逆直交変換部1120等により復号処理を行い、YUV形式のマクロブロック(以下、「YUVマクロブロック」という。)を生成する(ステップS110)。
復号部1100は、生成したYUVマクロブロックをYUV値検出部1200に出力し(ステップS120)、フレームメモリ1300に格納する(ステップS130)。
このとき、復号部1100は、マクロブロックが属するピクチャが変わった場合、すなわち、新しいピクチャになった場合は、その旨と新しいピクチャの番号とを、YUV値検出部1200とフレームメモリ1300とに通知する。
フレームメモリ1300は、ピクチャ番号毎に、YUVマクロブロックをまとめて記憶し管理する。
一方、YUVマクロブロックを入力したYUV値検出部1200は(ステップS200)、入力したマクロブロックのピクチャが新しくなったかを判断する(ステップS210)。新しいピクチャになったか否かは、復号部1100よりの通知により判断する。
新しいピクチャであると判断した場合は(ステップS210:YES)、初期設定を行う(ステップS220)。ここで行う初期設定とは、YUV値記憶部1210に記憶しているYUV成分情報1220(図3参照)に、新しいピクチャ番号を追加することである。具体的には、通知されたピクチャ番号をピクチャ番号1221に追加し、Y成分最大値1222とU成分最大値1223とV成分最大値1225に「0(ゼロ)」を、U成分最小値1224とV成分最小値1226に「255」を設定する。
次に、受信したYUVマクロブロックの各画素のY成分値のうち、最も大きい値を求める。この値が、YUV成分情報1220の該当するY成分最大値1222の値より大きいかを判断する(ステップS230)。該当するY成分最大値1222とは、受信したYUVマクロブロックが属するピクチャのピクチャ番号1221と対応するY成分最大値1222である。
求めた値が、記憶しているY成分最大値1222の値より大きい場合は(ステップS230:YES)、この値でY成分最大値1222の値を書換え(ステップS240)、小さい場合は(ステップS230:NO)、書き換えない。
尚、U成分の最大値1223の場合は、YUVブロックの画素のU成分で最大値のものを求め、YUV成分情報1220のU成分最大値1223の値より大きい場合は、求めた値で書き換え、小さい場合は、書き換えない。同様に、V成分の最大値1225の場合は、YUVブロックの画素のV成分で最大値のものを求め、YUV成分情報1220のV成分の最大値1225の値より大きい場合は、求めた値で書き換え、小さい場合は、書き換えない。
U成分最小値1224を求める場合は、YUVブロックの画素のU成分で最小値のものを求め、YUV成分情報1220のU成分最小値1224の値より小さい場合は、求めた値で書き換え、大きい場合は、書き換えない。同様に、V成分最小値1226を求める場合は、YUVブロックの画素のV成分で最小値のものを求め、YUV成分情報1220のV成分最小値1226の値より小さい場合は、求めた値で書き換え、大きい場合は、書き換えない。
このステップS100〜ステップS130の処理を動画像データが終了するまで行う(ステップS140)。
<フレームメモリに蓄積されているピクチャを表示する処理>
図11は、YUVピクチャとYUV値との出力の制御を行う処理と、YUV値を出力する処理と、ピクチャを出力する処理とを表すフローチャートである。点線矢印は、データの流れを表す。
YUVピクチャとYUV値との出力制御処理は、復号制御部1000が行う処理であり、YUV値出力処理とピクチャ出力処理とは、それぞれ、YUV値検出部1200とフレームメモリ1300が行う処理である。
まず、復号制御部1000は、フレームメモリ1300に記憶してあるピクチャを参照して、表示するピクチャのピクチャ番号を決定する(ステップS300)。表示するピクチャは、ピクチャのデータに含まれる表示タイミングを示す情報から決定する。
次に、復号制御部1000は、表示するピクチャのピクチャ番号を、そのピクチャを表示すべき時間に、YUV検出部1200とフレームメモリ1300とに通知する(ステップS310)。
復号制御部1000は、ステップS300とステップS310とを、ピクチャの表示処理が終了するまで行う(ステップS320)。
ピクチャ番号を復号制御部1000から入力したYUV値出力部1200は(ステップS400)、YUV値記憶部1210に記憶されているYUV成分情報1220のピクチャ番号1221を検索し(ステップS410)、入力したピクチャ番号のY成分最大値1222〜V成分最小値1226までのYUV値を、上界値算出部2000に出力する(ステップS420)。
その後、YUV値出力部1200は、入力したピクチャ番号のデータを削除する(ステップS430)。該当するピクチャを表示した後は、不要となるからである。
一方、ピクチャ番号を復号制御部1000から入力したフレームメモリ1300は(ステップS500)、入力したピクチャ番号のYUV形式のデータをYUV‐RGB変換部4000に出力する(ステップS510)。
<実施形態2>
実施形態2は、実施形態1の動画像表示装置を用いたデジタル・テレビジョンである。
図12は、実施形態2の、デジタル・テレビジョンの一部を示すブロック図である。動画像表示装置10は、実施形態1で説明した装置と同じものである(図1参照)。ここでは、画像再生系に関する機能ブロックのみを示しており、音声再生系に関わるブロック等は記載していない。
図12において、チューナ21は、受信した放送波の選局、変復調、復調を行い、画像、音声などが多重化された信号を生成する。
画像・音声分離部22は、多重化信号を画像データ、音声データ、図示していないその他のデータに多重分離を行う。画像再生系は、動画像表示装置10で構成され、画像・音声分離部22からの画像データを受けて画像データの復号を行い、復号された画像の表示を行う。
以下、本発明の実施形態2のデジタル・テレビジョンについての動作を説明する。
アンテナより受信された放送波は、チューナ21により選局、復調が行われ、画像、音声などが多重化されたテレビ信号が、画像・音声分離部22に出力され、画像・音声分離部22は、多重化信号から画像ストリーム、音声ストリームを分離し、夫々画像再生系、音声再生系へと適切な出力先へデータの振り分けを行う。
ここで、動画ストリーム、即ち、動画像データは、動画像表示装置10と同様の処理を行い、表示されるピクチャの適したバックライト制御とコントラスト 補正が成され、テレビ信号に動画像の最適な表示が行われる。
また、音声データは図示していない音声再生系に出力され、音声復号処理を施されて音声信号に変換され、スピーカより音声出力され、テレビジョン視聴に供する。
上述の通り、本実施形態によるデジタル・テレビジョンによれば、実施の形態1での説明と同様に、表示画像から得られた値に基づいたバックライト制御とコントラスト補正が成されるため、適応的な光源強度制御による光源の消費電力、発熱の低減の効果を高めることが可能となるため、デジタル・テレビジョンにおける消費電力、及び発熱の低減が可能となる。
また、ピクチャ上の全てのRGBデータを下回ることのないRGB上界値に基づいてバックライト制御とコントラスト補正が成されるため、光源の強度不足、補正RGBデータの飽和の問題が発生せず、上述の消費電力、発熱の低減効果を享受しつつ、良好な色再現を有するデジタル・テレビジョンを実現することがでる。
<補足>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記形態に限らず、以下のようにしてもよい。
(1)実施形態では、YUV値からRGB上界値を求めて、RGB上界値に基づいてバックライト制御を行ったが、Y成分の最大値にのみ基づいてバックライト制御を行ってもよい。
(2)実施形態では、YUV値をピクチャ毎に記憶していたが、上界値を記憶することとしてもよい。
この場合、例えば、上界値算出部2000で行う処理を、YUV値検出部1200で行い、算出した上界値をピクチャ番号と対応付けて記憶する。
(3)実施形態では、上界値算出部2000の出力である上界値を、バックライト制御部3000とコントラスト補正部5000の制御値としていたが、バックライト強度の急峻な変動によるちらつきを抑制するためにフィルタを通した値を制御値としてもよい。
例えば、低輝度ピクチャから高輝度ピクチャへの急激な輝度の上昇に対しては、制御値をそのまま使用して追従する必要があるが、急激な低下に対しては、ローパス特性のフィルタリングを適用するなどが考えられる。
(4)実施形態では、上界値算出部2000から出力される上界値をバックライト制御部3000とコントラスト補正部5000とに与えていたが、それに替えてバックライト制御部3000とコントラスト補正部5000のそれぞれに、個別に上界値より算出した値、又は、上界値に応じて予め作成してあるテーブルから補正値を求め、与えることとしてもよい。
(5)実施形態では、単一の白色光源を用いた透過型の表示装置について説明したが、R,G,B三原色の映像をプリズム等で統合して表示をおこなう画像表示装置でも同様の効果を得ることが可能である。
R,G,B三原色の映像をプリズム等で統合して表示をおこなう画像表示装置の場合は、RGBの三原色を有した三つの光源について、それぞれで透過制御を行うので、本実施形態の構成を各原色の光源毎に設け、上界値M'の代わりに、三原色の各光源をそれぞれR'u、G'u、B'uを用いて制御する。
(6)実施形態では、画素毎に透過する光量の割合を制御して画像の表示を行う画像表示装置の一例として、透過パネルを設けているが、これを画素毎にPWM制御されたミラーにより反射する光量の割合を制御することで画像の表示を行う反射型の画像表示装置でも同様の効果を得ることが可能である。
また、実施形態では、透過型液晶パネルとしているが、画素毎に透過する光量の割合を制御して画像の表示を行う画像表示装置としては、透過型または反射型の液晶パネル、液晶プロジェクター、微小ミラー型のプロジェクターなどがある。
(7)実施形態2では、テレビジョン信号を含むパケットの受信部としてチューナ21を設けたが、これをネットワーク接続部とし、ネットワークよりテレビ信号を受信してもよい。
(8)動画像表示装置は、図1及び図2の各構成要素の全部又は一部を、1チップ又は複数チップの集積回路で実現してもよい。
(9)動画像表示装置は、図1及び図2の各構成要素の全部又は一部を、コンピュータのプログラムで実現してもよいし、その他どのような形態で実施してもよい。
コンピュータプログラムの場合、メモリカード、CD−ROMなどいかなる記録媒体に書き込まれたものをコンピュータに読み込ませて実行させる形にしてもよいし、ネットワークを経由してプログラムをダウンロードして実行させる形にしてもよい。
本発明は、予測符号化方式で符号化されている動画像データを、画素毎に透過する光量の割合を制御して、画像の表示を行う装置に適用することができる。
動画像表示装置10の構成を示すブロック図である。 復号制御部1000の構成を示すブロック図である。 YUV値記憶部1210に記憶されているYUV成分情報1220の構成例及び内容例を示す図である。 従来の画像表示装置のタイミングチャートである。 実施形態1の動画像表示装置のタイミングチャートである。 ピクチャを復号する復号順とピクチャの表示順とが同じである動画像データの例を示す図である。 図6で示す動画像データを表示する場合のタイミングチャートである。 ピクチャを復号する復号順とピクチャの表示順とが異なる動画像データの例を示す図である。 図8で示す動画像データを表示する場合のタイミングチャートである。 動画像データの復号処理とYUV値検出処理とを表すフローチャートである。 ピクチャとYUV値との出力制御処理と、YUV値出力処理及びピクチャ出力処理とを表すフローチャートである。 実施形態2のデジタル・テレビジョンの構成を示すブロック図である。 従来の動画像復号装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
10 動画像表示装置
1000 復号制御部
2000 上界値算出部
3000 バックライト制御部
4000 YUV−RGB変換部
5000 コントラスト補正部
6000 バックライト
7000 液晶パネル
1100 可変長復号部
1120 逆量子化逆直交変換部
1130 加算部
1140 ループ内フィルタ部
1150 動き補償部
1200 YUV値検出部
1210 YUV値記憶部

Claims (8)

  1. 液晶パネルと、当該液晶パネルを照明する光源とを備え、予測符号化方式に従った符号化により生成されてなる動画像データを表示する動画像表示装置であって、
    前記動画像データを予測符号化方式に従ってブロック毎に復号し、一表示画面の画素毎に輝度(Y成分)データと色差(U成分、V成分)データとで構成されたYUVピクチャを生成する復号手段と、
    前記復号手段により生成された前記YUVピクチャを一時格納する記憶手段と、
    前記記憶手段に格納されたYUVピクチャを画素毎に原色データ(R成分、G成分、B成分)に変換し、コントラスト補正を施して前記液晶パネルに表示させる表示制御手段と、
    前記復号手段が、各YUVピクチャを生成する際に、前記記憶手段を介さずにYUVピクチャを、復号を完了したブロック毎に受け取り、前記復号手段による当該YUVピクチャの復号処理と並行して、当該YUVピクチャにおける輝度データの最大値を含むYUV値情報を検出するYUV値検出手段と、
    検出されたYUV値情報に基づいて前記光源の光量を制御する光源制御手段であって、前記表示制御手段が液晶パネルに表示させているYUVピクチャと同じYUVピクチャから検出したYUV値情報に基づいて、前記光源の光量を制御する光源制御手段と
    を備えることを特徴とする動画像表示装置。
  2. 前記YUV値検出手段が検出するYUV値情報は、更に、各色差データの最大値と最小値とを含み、
    前記動画像表示装置は、更に、
    前記YUV値検出手段で求めたYUVピクチャにおけるYUV値情報から、当該YUVピクチャを画素毎に原色データに変換した場合の全画素の原色データの上界値を求める上界値算出手段を備え、
    前記光源制御手段は、前記表示制御手段が液晶パネルに表示させているYUVピクチャと同じYUVピクチャから検出したYUV値情報から前記上界値算出手段で求めた上界値に基づいて、前記光源の光量を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の動画像表示装置。
  3. 前記上界値算出手段は、
    YUVピクチャにおける輝度データの最大値をYmax、各色差データの最大値をUmaxとVmaxと、最小値をUminとVminとし、原色データに変換する変換式と最大値ノルムにおける三角不等式から導かれた以下の演算により、原色データのR成分、G成分、B成分それぞれについて上界値Ru、Gu、Buを求め、
    Ru=Ymax+1.40Vmax
    Gu=Ymax+0.34Umin+0.71Vmin
    Bu=Ymax+1.77Umax
    求めたRu、Gu、Buのうちの最大値を上界値とする
    ことを特徴とする請求項2記載の動画像表示装置。
  4. 前記光源は、Red、Green、Blueそれぞれの色光を照射し、
    前記上界値算出手段は、
    YUVピクチャにおける輝度データの最大値をYmax、各色差データの最大値をUmaxとVmaxと、最小値をUminとVminとし、原色データに変換する変換式と最大値ノルムにおける三角不等式から導かれた以下の演算により、各原色データの上界値Ru、Gu、Buを求め、
    Ru=Ymax+1.40Vmax
    Gu=Ymax+0.34Umin+0.71Vmin
    Bu=Ymax+1.77Umax
    前記光源制御手段は、前記表示制御手段が液晶パネルに表示させているYUVピクチャと同じYUVピクチャから検出したYUV値情報から前記上界値算出手段で求めた各原色データの上界値に基づいて、前記それぞれの色光を照射する光源の光量を制御する
    ことを特徴とする請求項2記載の動画像表示装置。
  5. 前記YUV値検出手段は、前記復号手段が行う各YUVピクチャの生成と並行して、当該YUVピクチャにおけるYUV値情報を検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の動画像表示装置。
  6. 前記復号手段は、各YUVピクチャを生成する際に、前記YUV値検出手段が検出したYUV値情報を、当該YUVピクチャを特定する情報と対応付けて記憶する記憶手段を有し、
    前記光源制御手段は、前記表示制御手段が液晶パネルに表示させているYUVピクチャを特定する情報と対応付けて前記記憶手段に記憶されているYUV値情報に基づいて、前記光源の光量を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の動画像表示装置。
  7. 液晶パネルと、当該液晶パネルを照明する光源と記憶手段とを備え、予測符号化方式に従った符号化により生成されてなる動画像データを表示する動画像表示装置で用いられる動画像表示方法あって、
    前記動画像データを予測符号化方式に従ってブロック毎に復号し、一表示画面の画素毎に輝度(Y成分)データと色差(U成分、V成分)データとで構成されたYUVピクチャを生成する復号ステップと、
    前記復号ステップにより生成された前記YUVピクチャを前記記憶手段に一時格納する記憶ステップと、
    前記記憶手段に格納されたYUVピクチャを画素毎に原色データ(R成分、G成分、B成分)に変換し、コントラスト補正を施して前記液晶パネルに表示させる表示制御ステップと、
    前記復号ステップが、各YUVピクチャを生成する際に、前記記憶手段を介さずにYUVピクチャを、復号を完了したブロック毎に受け取り、前記復号ステップによる当該YUVピクチャの復号処理と並行して、当該YUVピクチャにおける輝度データの最大値を含むYUV値情報を検出するYUV値検出ステップと、
    検出されたYUV値情報に基づいて前記光源の光量を制御する光源制御ステップであって、前記表示制御ステップが液晶パネルに表示させているYUVピクチャと同じYUVピクチャから検出したYUV値情報に基づいて、前記光源の光量を制御する光源制御ステップと
    を備えることを特徴とする動画像表示方法。
  8. 測符号化方式に従った符号化により生成されてなる動画像データを表示する動画像表示装置を構成する集積回路であって、
    前記動画像表示装置は、液晶パネルと、当該液晶パネルを照明する光源とを備え、
    前記集積回路は、
    前記動画像データを予測符号化方式に従ってブロック毎に復号し、一表示画面の画素毎に輝度(Y成分)データと色差(U成分、V成分)データとで構成されたYUVピクチャを生成する復号手段と、
    前記復号手段により生成された前記YUVピクチャを一時格納する記憶手段と、
    前記記憶手段に格納されたYUVピクチャを画素毎に原色データ(R成分、G成分、B成分)に変換し、コントラスト補正を施して前記液晶パネルに表示させる表示制御手段と、
    前記復号手段が、各YUVピクチャを生成する際に、前記記憶手段を介さずにYUVピクチャを、復号を完了したブロック毎に受け取り、前記復号手段による当該YUVピクチャの復号処理と並行して、当該YUVピクチャにおける輝度データの最大値を含むYUV値情報を検出するYUV値検出手段と、
    検出されたYUV値情報に基づいて前記光源の光量を制御する光源制御手段であって、前記表示制御手段が液晶パネルに表示させているYUVピクチャと同じYUVピクチャから検出したYUV値情報に基づいて、前記光源の光量を制御する光源制御手段と
    を備えることを特徴とする集積回路。
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